JP3095669U - 発光型装飾品 - Google Patents

発光型装飾品

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JP3095669U JP2003000478U JP2003000478U JP3095669U JP 3095669 U JP3095669 U JP 3095669U JP 2003000478 U JP2003000478 U JP 2003000478U JP 2003000478 U JP2003000478 U JP 2003000478U JP 3095669 U JP3095669 U JP 3095669U
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光吉 大蔵
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有限会社ハル・コーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単な構成で、所要の文字や絵柄等の発光を
自ら長時間続けることが可能であり、自ら発光する置型
タイプや壁掛けタイプの他、ペンダント、ブローチ、指
輪等の身飾品としても利用できる発光型装飾品を提供す
る。 【解決手段】 電源蓋19の装着で電源3を収容保持す
る電源収容部4を有するハウジング10と、電源3から
の電力で発光するようハウジング10に内蔵した光源5
と、光源5の発光・消光を操作するスイッチ6と、光源
5の発光を導いて輝くようハウジング10に内蔵した導
光板7と、導光板7を覗かせる所要のデザイン形状にし
てハウジング10の前面に形成した放光窓8とを備えて
構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、内部の光源の発光を導く導光板を介して文字や絵柄等の光を放射す る発光型装飾品に係わり、例えば置型タイプや壁掛けタイプ等の装飾品の他、ネ ックレス部材を備えたペンダント、刺ピン部材を備えたブローチ(バッチ)、あ るいはリング部材を備えた指輪等として利用するのにも好適な発光型装飾品に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、装飾品としては、彫刻等による形のデザインや、色による模様のデ ザイン等を施したものが一般的であり、身飾品であるペンダント、ブローチ、指 輪等においても同様であった。光の発光を用いた装飾品としては、照明器具等の 用途のものが大半であり、身飾品に応用したものは殆ど皆無であるが、蓄光材を 所要の立体形状に模ったペンダント、ブローチ等が僅かに知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来においては、特に身飾品等では、形や色のデザインによるものが一般的で あるが、素材自体が高価なものでない限り、あまり多くの人々には受け入れられ ていないのが実情であり、新しく興味を引く構成の製品が登場することが待望さ れている。また、光の発光を用いた装飾品としても、照明器具等のものが大半で あり、何れも構成的に大掛かりであるため、人の身に付けて利用することはでき ず、かつこの光の発光を人の身に付ける身飾品という点に着目した製品も市場に は存在せず、一般に流通していないのが現状である。但し、身飾品として、蓄光 材を所要の立体形状に成形したものがあるが、それ自体光源を備えておらず、外 部の光源(室内蛍光灯等)からの光に依存するものであり、従って暗い環境で放 光を終えた後は、装飾品としての価値が低下する欠点があった。
【0004】 本考案は、上記実情に鑑み創出されたものであり、簡単な構成でむらがなく所 要の文字や絵柄等の発光を自ら続けることが可能で、置型タイプや壁掛けタイプ の装飾品の他、発光性のある身飾品として、ペンダント、ブローチ、指輪等とし ても利用することができる発光型装飾品を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本考案にあっては、電源蓋19の装着で電源3 を収容保持する電源収容部4を有するハウジング10と、電源3からの電力で発 光するようハウジング10に内蔵した光源5もしくは紫外線光源(64)と、光 源5もしくは紫外線光源(64)の発光・消光を操作するスイッチ6と、光源5 もしくは紫外線光源(64)の発光を導いて輝くようハウジング10に内蔵した 導光板7と、導光板7を覗かせる所要のデザイン形状にしてハウジング10の前 面に形成した放光窓8とを備えたことを特徴とする。 ハウジング10は、導光板7を放光窓8に密接させ得る状態に保持する導光板 保持部(36,37)を有することを特徴とする。 導光板保持部(36,37)は、導光板7と放光窓8との間に光源5もしくは 紫外線光源(64)の発光で文字や絵柄を輝かせる模様板(67,68)、また は無色もしくは乳白色や白色の光透過性のある光透過板を介装したことを特徴と する。 また、本発明にあっては、電源蓋77の装着で電源3を収容保持する電源収容 部62を有するハウジング71と、電源3からの電力で発光するようハウジング 71に内蔵した光源63及び紫外線光源64と、光源63及び紫外線光源64の 発光・消光を操作するスイッチ65と、光源63、紫外線光源64の発光を導い て輝くようハウジング71に内蔵した導光板66と、紫外線光源64の発光に反 応して文字や絵柄が輝くようハウジング71に内蔵した模様板67と、導光板6 6の発光に伴う当該文字や絵柄の発光を覗かせる所要のデザイン形状にしてハウ ジング71の前面に形成した放光窓69とを備えたことを特徴とする。 ハウジング71は、導光板66を、模様板67を介在させつつ放光窓69に向 けて押圧させ得る状態に保持する導光板保持部(導光板保持部(36,37)と 同様の構成)を有することを特徴とする。 模様板67は、光透過性のある有色性を有することを特徴とする。 導光板7,66は、蓄光材を含むか、蓄光材自体で構成するかしてあることを 特徴とする。 導光板7,66は、裏面及び周囲側面に反射層あるいは反射板もしくは反射フ ィルムが設けられていることを特徴とする。 導光板7,66は、光源5(63)、紫外線光源(64)を囲い得る光源収納 凹部41(87,88)を有することを特徴とする。 光源5(63)はLEDであり、紫外線光源64はUVLEDであることを特 徴とする。
【0006】 以上のように構成された本考案にあって、スイッチ6をON操作すると、電源 3からの電力が光源5に供給されるため、光源5が発光するとともに、導光板7 が光源5の発光を導いて発光し、この導光板7の発光がハウジング10の放光窓 8から放光され、光の装飾性を発揮する。 また、本考案にあって、スイッチ65を操作すると、電源3からの電力が光源 63に供給されて光源63が発光し、かつ導光板66が光源63の発光を導いて 発光するため、導光板66の発光が光の装飾性を発揮する。また、スイッチ65 の他の操作をすると、電源3からの電力が紫外線光源64にも供給されて紫外線 光源64も発光するため、模様板67に施した文字や絵柄も紫外線に反応して発 光し、放光窓69から二重の光の装飾性を発揮する。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図1乃至図4を参照して本考案の第一の実施の形態を説明する。図1に おいて符号1は発光型装飾品であり、図2及び図3にも示すように、半割状の後 部ハウジング2と、後部ハウジング2に成形された電源3を収容し保持する電源 収容部4と、電源3からの電力で発光する光源(例えばLEDもしくはUVLE D等)5と、光源5の発光・消光を操作するスイッチ6と、光源5の発光を導い て全体的に輝く導光板7と、導光板7を覗かせる所要のデザイン形状の放光窓8 を有する半割状の前部ハウジング9とを備えている。尚、後部ハウジング2と前 部ハウジング9とを一体化することで一つのハウジング10を構成する。
【0008】 後部ハウジング2は、正面から見て円形状の構成を成す所定高さの円周状の側 壁11を有して成り、側壁11の一部を内方に円弧状に窪ませた蓋側面収容部1 2を有するとともに底面13の一部を内方に扇状に窪ませた蓋底面収容部14を 一体に有する形状を成す蓋収容部15と、蓋収容部15の略中央に形成された電 源収容開口16と、蓋底面収容部14の上面における電源収容開口16の周囲の 二箇所の位置に成形された筒状の雌ネジが形成された基板受け突起17と、側壁 11の一部に形成されたスイッチ受け用のスイッチ開口18とを備えている。
【0009】 また、蓋収容部15の背面には、蓋収容部15の背面形状に一致する形状(即 ち側壁11の一部を成すとともに蓋底面収容部14の形状に一致する形状)の電 源蓋19が、電源収容開口16への例えば扁平型電池等の電源3の収容を固定し 保護するように例えば突起との嵌合等による所要の装着技術で着脱可能に装着さ れている。スイッチ開口18には、側壁11の内方に操作可能に装着されたスイ ッチ(例えばスライド式、回転式、あるいはプッシュ式等のスイッチ)6が操作 可能に収容されている。
【0010】 蓋収容部15の上面に形成された基板受け突起17には、電源3からの給電を 可能にする端子(図示せず)等が装着された基板21が載置されるとともにネジ 22が螺入されることで基板21の装着が成されている。基板21の背面には、 電源3の側面の一部を包囲する電源包囲部23が形成されている。
【0011】 前部ハウジング9は、正面から見て後部ハウジング2と同様に円形状の構成を 成す所定高さの円周状の側壁31を有して成り、側壁31から上方に円周状の土 手状を成す包囲部分32と、包囲部分32の内周に平面状に形成された上面部3 3と、上面部33の中央に形成された所要のデザイン形状として例えば星形を成 す放光窓(透明の合成樹脂材もしくはガラス材等を装着しても良い)8と、上面 部33の背面に構成された例えば四方を囲む四角枠状を成す導光板収容部34と 、上面部33の背面で導光板収容部34の周囲に形成された導光板7を固定し保 持するための導光板保持部の一部を成すよう中心に雌ネジが形成された導光板固 定突起36と、導光板7を放光窓8に密接させ得る状態に保持する導光板保持部 の他の一部を成すよう平板状もしくはフレーム状に形成された導光板保持体37 とを備えている。
【0012】 導光板保持体37には、挿通孔があり、取付けネジ38を導光板固定突起36 に螺入することで、導光板保持体37が導光板収容部34に収容された導光板7 を上面部33の背面(上面部33の背面において放光窓8の周囲の部分)に密接 させた状態に保持する。
【0013】 導光板7は、蓄光材を所要の割合で含むか、蓄光材自体(蓄光材には、例えば 硫化物として、例えば硫化亜鉛を銅で賦活して得られたZnS,Cu等を用いる )で構成されるかして成り、導光板収容部34に収まるべく正面から見て例えば 平面四角形状を成すとともに所定の肉厚を有して構成されている。また、導光板 7の周囲側面の一部には、光源5を収容もしくは装着(嵌合装着等)させるため の光源収容凹部41が形成されており、導光板7の背面及び周囲側面には、詳し く図示しないが、反射層、反射板、あるいは反射フィルムが貼付されている。
【0014】 導光板7への光源5の装着は、例えば光源5が光源基板(図示せず)に実装さ れた状態で導光板7の光源収容凹部41に収容されるか、もしくは直接的に導光 板7の光源収容凹部41に嵌合装着されるかするものである。前者の場合には、 導光板7に光源基板を密着させた状態で、導光板7及び光源基板が導光板収容部 34に収容されることになる。後者の場合には、光源収容凹部41の例えば大き さ及び形状が光源5の大きさ及び形状に等しく形成されることで光源5が脱落す ることなく保持されるものである。また、導光板7は、光源5が発光した場合、 その発光を導いて発光するものである。
【0015】 一方、光源5は、光源基板を用いた場合には、基板21からの配線(図示せず )を光源基板に接続することで、基板21、光源基板を介し電源3からの電力が 供給されて発光するのであり、光源基板を用いない場合には、基板21からの配 線を直接的に接続することで、電源3からの電力が供給されて発光するものであ る。
【0016】 また、後部ハウジング2と前部ハウジング9とは、所要の装着技術により互い に装着されて一体化することで一つのハウジング10となることは既述した通り であり、この発光型装飾品1は、置物タイプや壁掛けタイプのものとして利用で きる他、必ずしも適用させる必要はないが、例えば図4に示すように、例えば後 部ハウジング2の側壁11の一部にネックレス部材51を装着すれば発光するペ ンダント等として利用することができ(図4(A)参照)、後部ハウジング2の 背面に刺ピン部材52を装着すれば発光するブローチやバッチとして利用するこ とができ(図4(B)参照)、後部ハウジング2の背面にリング部材53を装着 すれば発光する指輪としても利用することが可能である(図4(C)参照)。
【0017】 次に、本実施の形態の発光型装飾品1の組立の一例について説明する。先ず後 部ハウジング2の蓋収容部15の電源収容開口16に電源3を収容させるととも に、蓋収容部15の背面に電源蓋19を装着する。側壁11の一部に形成された スイッチ開口18にスイッチ6を装着する。光源基板(図示せず)に光源5を実 装するとともに、蓋収容部15、スイッチ6、及び光源基板の間に各配線(図示 せず)を電気的に接続する。導光板7の光源収容凹部41に光源5を収容(もし くは嵌合)させるべく、導光板7に光源基板を密接させ、しかる状態の導光板7 及び光源基板を導光板収容部34に収容させる。
【0018】 導光板7の背面に導光板保持体37を当接させるとともに、導光板保持体37 を通して導光板固定突起36に取付ネジ38を螺入させ、もって導光板7を放光 窓8に密接させた状態に保持する。この後、後部ハウジング2と前部ハウジング 9とを所要の装着技術により互いに一体化すると、発光型装飾品1の組立が完成 する。
【0019】 この発光型装飾品1を使用する場合は、スイッチ6を操作して、電源3からの 電力を蓋収容部15の端子(図示せず)からスイッチ6の端子(図示せず)を介 して光源5に供給させ、光源5を発光させるとともに、導光板7を光源5の発光 を導びかせて発光させる。この結果、導光板7の発光が前部ハウジング9の放光 窓8から放光され、光の装飾性を現す。
【0020】 尚、導光板7と放光窓8との間、即ち導光板7と前部ハウジング9の上面部3 3との間に光源5もしくは紫外線光源(図示せず)の発光に反応する所要の文字 や絵柄が施された例えばフィルム状の模様板(図示せず)を介在させると、導光 板7の発光とともに当該文字や絵柄の発光をも現すことができる。また、模様板 の代わりに無色もしくは乳白色や白色等の光透過性のある光透過板を介在させて も良い。
【0021】 次に、図5、図6を参照して本考案の第二の実施の形態を説明する。図5にお いて符号60は発光型装飾品であり、図6にも示すように、半割状の後部ハウジ ング61と、後部ハウジング61に成形された電源(第一の実施の形態の場合と 同様に例えば扁平型電池等)3を収容し保持する電源収容部62と、電源3から の電力で発光する例えばLED等の光源63と、例えばUVLED等の紫外線光 源64と、光源63、紫外線光源64の発光・消光を操作するスイッチ65と、 光源63、紫外線光源64の発光を導いて輝く導光板66と、導光板66の前面 に配設されて紫外線光源64の発光に反応して光る所要の文字や絵柄が施された 例えばフィルム状等の模様板67と、模様板67の前面に配設されて光源63の 発光に反応して光る所要の文字や絵柄が施された例えばフィルム状等の模様板6 8と、模様板68を覗かせる所要のデザイン形状として例えば四角形状を成す放 光窓(透明の合成樹脂材もしくはガラス材等を装着しても良い)69を有する半 割状の前部ハウジング70とを備えている。尚、後部ハウジング61と前部ハウ ジング70とを一体化することで一つのハウジング71を構成する。
【0022】 後部ハウジング61は、正面から見て四角形状の構成を成す所定高さの側壁7 2を有して成り、側壁72の一部を内方に直線的に窪ませた略コ字状の蓋側面収 容部73を有するとともに底面74の一部を内方に四角形状に窪ませた蓋底面収 容部75を有する形状を成す蓋収容部76と、蓋収容部76の略中央に筒状に形 成された電源収容部62とを備えている。
【0023】 また、蓋収容部76の背面には、蓋収容部76の背面形状に一致する形状(即 ち側壁72の一部を成すとともに蓋底面収容部74の形状に一致して収容される 形状)の電源蓋77が、電源収容部62への電源3の収容を固定し保護するよう に例えば突起との嵌合等による所要の装着技術で着脱可能に装着されている。
【0024】 前部ハウジング70は、後部ハウジング61と同様に正面から見て四角形状の 構成を成す所定高さの側壁81を有して成り、側壁81から内方に平板状に延び て中央に四角状の開放口82を有する上面部83と、開放口82から背面の方向 に延びた四角状の包囲壁84で構成される放光窓69とを備えている。
【0025】 また、前部ハウジング70は、詳しくは図示しないが第一の実施の形態の場合 と同様に、上面部83の背面において包囲壁84の周囲に構成された例えば四角 枠状の突起壁状を成す導光板収容部と、上面部83の背面で導光板収容部の周囲 に形成された導光板66を固定し保持するための導光板保持部の一部を成すよう 例えば中心に雌ネジが形成された導光板固定突起と、導光板66を模様板67、 模様板68とともに放光窓69の方向に押圧させ、模様板68を放光窓69を構 成する包囲壁84に密接させ得る状態に保持する導光板保持部の他の一部を成す よう平板状もしくはフレーム状に形成された導光板保持体とを備えている。
【0026】 本例の場合も、図示しない導光板保持体には、挿通孔があり、取付ネジを導光 板固定突起に螺入することで、導光板保持体が、導光板収容部に収容された導光 板66、模様板67、及び模様板68を放光窓69を構成する包囲壁84に押圧 させた状態に保持する。また、前部ハウジング70の側壁81には、側壁81の 内方に操作可能に装着された例えばスライド式、回転式、あるいはプッシュ式等 のスイッチ65を操作可能に収容するスイッチ開口86が形成されている。
【0027】 スイッチ65には、例えば一つの操作で光源63を発光させ、他の一つの操作 で光源63及び紫外線光源64を同時に発光させるという構成を含むものである が、更に他の操作で紫外線光源64のみを発光させる構成を含めても良い。
【0028】 導光板66も、蓄光材を所要の割合で含むか、蓄光材自体(蓄光材には、例え ば硫化物として、例えば硫化亜鉛を銅で賦活して得られたZnS,Cu等を用い る)で構成されるかして成り、導光板収容部に収まるべく上面から見て例えば平 面四角形状を成すとともに所定の肉厚を有して構成されている。また、導光板6 6の一側面には、光源63と紫外線光源64を収容もしくは装着(嵌合装着等) させるための二つの光源収容凹部87,88が形成されており、導光板66の背 面及び周囲側面にも、詳しく図示しないが、反射層、反射板、あるいは反射フィ ルムが貼付されている。
【0029】 一方、内側に配設された模様板67には、紫外線光源64の発光に反応して光 る顔料や塗料で所要の文字や絵柄が施されているものであるが、この文字や絵柄 は、模様板68に施された光源63の発光で光る所要の文字や絵柄の一部分を成 すものであるか、もしくは互いに関連して模様の造形を増すようなものにするか という態様がある。また、内側に配設された模様板67に施されても差支えない が、外側に配設された模様板68には光透過性のある乳白色もしくは白色等の有 色性が与えられても良い。
【0030】 本例の場合、導光板66への光源63、紫外線光源64の装着は、光源63、 紫外線光源64が光源基板89に実装された状態で、この光源基板89を導光板 66の側面に当接させることで、光源63、紫外線光源64を各光源収容凹部8 7,88に収容させている。光源63、紫外線光源64は、電源収容部62から の配線(図示せず)を光源基板89に接続することで、光源基板89を介し電源 3からの電力が供給されて発光するものである。
【0031】 次に、本実施の形態の発光型装飾品60の組立の一例について説明する。本例 の場合も、先ず後部ハウジング61の電源収容部62に電源3を収容させるとと もに、蓋収容部76の背面に電源蓋77を装着する。前部ハウジング70の側壁 81の一部に形成されたスイッチ開口86にスイッチ65を装着する。光源基板 89に光源63、紫外線光源64を実装するとともに、電源収容部62、スイッ チ65、及び光源基板89の間に各配線(図示せず)を電気的に接続する。導光 板66の各光源収容凹部87,88に光源63、紫外線光源64を収容(もしく は嵌合)させるべく、導光板66に光源基板89を密接させ、しかる状態の導光 板66及び光源基板89を、光の放光方向に模様板67、模様板68を重ね合わ せるとともに前部ハウジング70の図示しない導光板収容部に収容させる。
【0032】 続いて、導光板66の背面に図示しない導光板保持体を当接させるとともに、 導光板保持体を通して図示しない導光板固定突起に取付ネジを螺入させ、もって 導光板66を放光窓69を構成する包囲壁84の方向に押圧させ、かつ最前方の 模様板68を包囲壁84に密接させた状態に保持する。この後、後部ハウジング 61と前部ハウジング70とを所要の装着技術により互いに一体化すると、本例 の発光型装飾品60の組立が完了する。
【0033】 この発光型装飾品60を使用する場合は、先ずスイッチ65の一つの操作を行 って、電源3からの電力を光源基板89に供給し、光源63を発光させるととも に、導光板66を光源63の発光を導びかせて発光させる。この結果、導光板6 6の発光が模様板68に施された文字や絵柄を発光させ、放光窓69から文字や 絵柄の光の装飾性を発揮させる。また、スイッチ65の他の操作を行うと、紫外 線光源64も発光するため、模様板67に施した文字や絵柄も紫外線に反応して 発光し、放光窓69から文字や絵柄による二重の光の装飾性を発揮させる。
【0034】 尚、第一の実施の形態にあっては、光源5もしくは紫外線光源(図示せず)の 発光に反応する絵柄等が施された模様板(図示せず)を介装させたり、無色もし くは乳白色や白色等の光透過性のある光透過板を介装させたりしても良い旨記載 されており、また、第二の実施の形態にあっては、紫外線光源64の発光に反応 する絵柄等が施された模様板67、及び光源63の発光に反応する絵柄等が施さ れた模様板68を介装する旨記載されているが、これらに限定されるものではな く、例えば一つの模様板に光源5(63)の発光に反応する絵柄等を施すととも に紫外線光源(64)の発光に反応する絵柄等をも関連性をもたせて、もしくは 関連性なく施して対処しても良く、そして、この模様板に光透過性のある乳白色 や白色等の有色性をもたせることも好ましい態様であり、即ち模様板は、一つの 模様板で種々対処しても、あるいは二つの模様板で種々対処しても良いのであり 、製作者の工夫をもって種々対処することが可能なものである。
【0035】 尚一方、上記実施の形態にあっては、正面から見て円形の形状を成すハウジン グ10、同じく四角形の形状を成すハウジング71を例に説明しているが、この 点に関しても、この構成に限定されるものではなく、多くの人々の好みを勘案し たり、時代的背景や製作者の独創性に任せる等したりすることで、より多彩なも しくはより価値的なデザイン性を帯びた形状に構成しても良いことは勿論であり 、このことは放光窓8,69の形状についても同様であって略無限のデザイン性 を考慮することができる。
【0036】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されているために、簡単な構成でむらがなく、かつ 低電力で所要の文字や絵柄等の発光を自ら長時間続けることが可能であり、置形 タイプや壁掛けタイプの発光性のある装飾品や、身飾品として、自ら光輝くペン ダント、ブローチ、指輪等として利用することができる。
【0037】 即ち、これは本考案において、電源蓋19の装着で電源3を収容保持する電源 収容部4を有するハウジング10と、電源3からの電力で発光するようハウジン グ10に内蔵した光源5もしくは紫外線光源(64)と、光源5もしくは紫外線 光源(64)の発光・消光を操作するスイッチ6と、光源5もしくは紫外線光源 (64)の発光を導いて輝くようハウジング10に内蔵した導光板7と、導光板 7を覗かせる所要のデザイン形状にしてハウジング10の前面に形成した放光窓 8とを備えたからであり、これによって、室内や、使用者の衣服、手等を美しい 発光で飾ることができ、昼夜を問わず使用者や周囲の人々に適度に明るい光の装 飾性を提供し、人々の心を明るく潤すことができるのであり、かつ新たな市場を 戦略的に開拓して新たな産業分野をも興すことが可能となるのである。
【0038】 ハウジング10は、導光板7を放光窓8に密接させ得る状態に保持する導光板 保持部(36,37)を有するため、組立を容易にするとともに、振動や衝撃等 に強い構成を維持することができる。
【0039】 導光板保持部(36,37)は、導光板7と放光窓8との間に光源5もしくは 紫外線光源(64)の発光で文字や絵柄を輝かせる模様板、または無色もしくは 乳白色や白色の光透過性のある光透過板を介装したため、発光による装飾性に種 々の変化をもたせることができ、落ち着きがあって飽きのこない装飾品を提供す ることができる。
【0040】 また、本考案にあっては、電源蓋77の装着で電源3を収容保持する電源収容 部62を有するハウジング71と、電源3からの電力で発光するようハウジング 71に内蔵した光源63及び紫外線光源64と、光源63及び紫外線光源64の 発光・消光を操作するスイッチ65と、光源63、紫外線光源64の発光を導い て輝くようハウジング71に内蔵した導光板66と、紫外線光源64の発光に反 応して文字や絵柄が輝くようハウジング71に内蔵した模様板67と、導光板6 6の発光に伴う当該文字や絵柄の発光を覗かせる所要のデザイン形状にしてハウ ジング71の前面に形成した放光窓69とを備えたため、これによって、昼夜を 問わず室内や、使用者の衣服、手等を美しい発光で飾り、人々の心を明るく潤す ことができるとともに、新たな市場を戦略的に開拓することができる他、光の装 飾性に更に変化に富んだ美しさや、面白さを提供することができ、従って創作者 の創作意欲をも略無限に駆り立てることができるのであり、時代の変化とともに 常に人の気を引く装飾品を提供し続けることが可能となる。
【0041】 ハウジング70は、導光板66を、模様板67を介在させつつ放光窓69に向 けて押圧させ得る状態に保持する導光板保持部(導光板保持部36,37と同様 の構成)を有するため、より変化に富んだ装飾品として上述と同様に組立を容易 にするとともに、振動や衝撃に強く、愛着のある装飾品として長く大切にするこ とができる。
【0042】 模様板67は、光透過性のある乳白色もしくは白色の有色性を有するため、よ り落ち着いた雰囲気のある装飾品として提供することができる。
【0043】 導光板7,66は、蓄光材を含むか、蓄光材自体で構成するかしてあるため、 光の発光に際して発光のむらをなくすことができ、製品としての完成度を高める ことができる。
【0044】 導光板7,66は、裏面及び周囲側面に反射層あるいは反射板もしくは反射フ ィルムが設けられるため、光の装飾性としての輝度を高めることができる他、製 作段階で消費電力を適切に低めに設定することが可能で、これにより更に電源3 の長寿命化を図ることができる。
【0045】 導光板7,66は、光源5(63)、紫外線光源(64)を囲い得る光源収容 凹部41(87,88)を有するため、発光量の有効利用を図ることができると ともに、導光板7,66全体をむらなく発光させることができる。
【0046】 光源5(63)はLEDであり、紫外線光源64はUVLEDであるため、少 ない電力で長く使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第一の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図2】同じく断面図である。
【図3】同じく分解斜視図である。
【図4】同じく使用の一例を含む背面図である。
【図5】第二の実施の形態を示す斜視図である。
【図6】同じく分解斜視図である。
【符号の説明】
1…発光型装飾品 2…後部ハウ
ジング 3…電源 4…電源収容
部 5…光源 6…スイッチ 7…導光板 8…放光窓 9…前部ハウジング 10…ハウジ
ング 11…側壁 12…蓋側面
収容部 13…底面 14…蓋底面
収容部 15…蓋収容部 16…電源収
容開口 17…基板受け突起 18…スイッ
チ開口 19…電源蓋 21…基板 22…ネジ 23…電源包囲部 31…側壁 32…包囲部
分 33…上面部 34…導光板
収容部 36…導光板固定突起 37…導光板
保持体 38…取付ネジ 41…光源収容凹部 51…ネックレス部材 52…刺ピン
部材 53…リング部材 60…発光型装飾品 61…後部ハ
ウジング 62…電源収容部 63…光源 64…紫外線光源 65…スイッ
チ 66…導光板 67…模様板 68…模様板 69…放光窓 70…前部ハウジング 71…ハウジ
ング 72…側壁 73…蓋側面
収容部 74…底面 75…蓋底面
収容部 76…蓋収容部 77…電源蓋 81…側壁 82…開放口 83…上面部 84…包囲壁 86…スイッチ開口 87,88…
光源収容凹部 89…光源基板

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源蓋の装着で電源を収容保持する電源
    収容部を有するハウジングと、電源からの電力で発光す
    るようハウジングに内蔵した光源もしくは紫外線光源
    と、光源もしくは紫外線光源の発光・消光を操作するス
    イッチと、光源もしくは紫外線光源の発光を導いて輝く
    ようハウジングに内蔵した導光板と、導光板を覗かせる
    所要のデザイン形状にしてハウジングの前面に形成した
    放光窓とを備えたことを特徴とする発光型装飾品。
  2. 【請求項2】 ハウジングは、導光板を放光窓に密接さ
    せ得る状態に保持する導光板保持部を有することを特徴
    とする請求項1記載の発光型装飾品。
  3. 【請求項3】 導光板保持部は、導光板と放光窓との間
    に光源もしくは紫外線光源の発光で文字や絵柄を輝かせ
    る模様板、または無色もしくは乳白色や白色の光透過性
    のある光透過板を介装したことを特徴とする請求項2記
    載の発光型装飾品。
  4. 【請求項4】 電源蓋の装着で電源を収容保持する電源
    収容部を有するハウジングと、電源からの電力で発光す
    るようハウジングに内蔵した光源及び紫外線光源と、光
    源及び紫外線光源の発光・消光を操作するスイッチと、
    光源、紫外線光源の発光を導いて輝くようハウジングに
    内蔵した導光板と、紫外線光源の発光に反応して文字や
    絵柄が輝くようハウジングに内蔵した模様板と、導光板
    の発光に伴う当該文字や絵柄の発光を覗かせる所要のデ
    ザイン形状にしてハウジングの前面に形成した放光窓と
    を備えたことを特徴とする発光型装飾品。
  5. 【請求項5】 ハウジングは、導光板を、模様板を介在
    させつつ放光窓に向けて押圧させ得る状態に保持する導
    光板保持部を有することを特徴とする請求項4記載の発
    光型装飾品。
  6. 【請求項6】 模様板は、光透過性のある有色性を有す
    ることを特徴とする請求項4または5記載の発光型装飾
    品。
  7. 【請求項7】 導光板は、蓄光材を含むか、蓄光材自体
    で構成するかしてあることを特徴とする請求項1乃至6
    の何れか記載の発光型装飾品。
  8. 【請求項8】 導光板は、裏面及び周囲側面に反射層あ
    るいは反射板もしくは反射フィルムが設けられているこ
    とを特徴とする請求項1乃至7の何れか記載の発光型装
    飾品。
  9. 【請求項9】 導光板は、光源、紫外線光源を囲い得る
    光源収納凹部を有することを特徴とする請求項1乃至8
    の何れか記載の発行型装飾品。
  10. 【請求項10】 光源はLEDであり、紫外線光源はU
    VLEDであることを特徴とする請求項1乃至9の何れ
    か記載の発光型装飾品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015225695A (ja) * 2014-05-26 2015-12-14 株式会社ルイファン・ジャパン 発光体

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