JP3095552U - Dvd再生装置およびディスク再生装置 - Google Patents

Dvd再生装置およびディスク再生装置

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JP3095552U JP2003000364U JP2003000364U JP3095552U JP 3095552 U JP3095552 U JP 3095552U JP 2003000364 U JP2003000364 U JP 2003000364U JP 2003000364 U JP2003000364 U JP 2003000364U JP 3095552 U JP3095552 U JP 3095552U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力した操作の禁止理由をユーザが理解しよう
とするときの手助けを行う。 【解決手段】ユーザ操作制御情報により禁止された操作
または装置本体の仕様として禁止された操作である禁止
操作がユーザにより入力された(S1〜S4)ときに
は、装置本体の取り扱い方法を示す取扱説明書の頁番号
であって入力された操作が禁止となっている理由が記載
された頁を示す番号である禁止理由記載頁番号と禁止マ
ークと禁止メッセージとを映像に重畳表示している(S
5)。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ユーザ操作の可否を制御するユーザ操作制御情報が記録されたディ スクを再生対象とし、禁止操作がユーザにより入力されたときには、操作の禁止 を示す禁止マークと禁止であることを示す禁止メッセージとを映像に重畳表示す るDVD再生装置およびディスク再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
DVDにおいては、各ディスク毎に、特定の操作を禁止することができるよう になっている。すなわち、図7のユーザ操作禁止情報に示したように、ユーザが 指示することが可能な種々の機能のそれぞれについて、ユーザ操作制御(VOB U)が『YES』となっている場合では、その操作について、各ディスク毎に、 任意に、制御の可否を設定することができるようになっている。従って、例えば 、前方スキャンや後方スキャンを例にとると、ディスクの制作側において、再生 中に、前方スキャンや後方スキャンを禁止させるように設定することができるし 、禁止させないように設定することもできる。
【0003】 また、禁止される操作については、上記したユーザ操作制御情報によって禁止 に設定された操作ばかりではなく、異なる理由によって禁止された操作もある。 すなわち、ピックアップにより再生された信号を処理する信号処理用ICの機能 には制限があるので、動作状態のそれぞれにおいて、受け付けすることのできな い機能が生じる。従って、これらの受け付けできない機能については、装置本体 の仕様として、入力が禁止されることになる。
【0004】 このため、リモートコントローラを用いて動作の指示を与える場合、ときとし て、禁止されている操作を入力する事態が生じる。このときでは、入力した操作 が禁止されていることを示す禁止マークを画面に表示することでもって、ユーザ に、入力した操作が禁止されていることを示すようになっている。さらに、禁止 の理由が、ユーザ操作禁止情報に基づく場合と、装置本体の仕様に基づく場合と では、表示される禁止マークの形状を異ならせている。また、禁止されているこ とを示すメッセージを音声でもって示す構成や、操作できない旨を示すメッセー ジを表示パネルに表示する構成も、併せて開示されている(例えば、特許文献1 参照)。
【0005】
【特許文献1】 特開平11−41563号公報(第121図、第125図〜第128図)
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来技術を用いる場合でも、以下に示す問題を生じて いた。すなわち、入力した操作が禁止されていることを、表示パネルにメッセー ジとして表示したり、あるいは、音声として出力したりする場合では、メッセー ジが長くなると煩わしい。このため、メッセージについては、短いものとする必 要がある。その結果、ユーザにとっては、入力した操作が禁止されている理由を 納得できないような事態が生じる。このようなときでは、禁止されている理由が 詳細に記載された取扱説明書を見ることになるが、必要な事項の記載された頁を 見つけるのに手間を要することが多く、煩わしいものとなる。また、必要な事項 が記載された頁を見つけるのが面倒なため、ユーザが、取扱説明書を見ることも なく、サービスセンタに問い合わせを行うという事態が生じ、サービスセンタの 混雑を招くことにもなる。
【0007】 本考案は上記課題を解決するため創案されたものであって、その目的は、入力 した操作がどうして禁止されているのかをユーザが理解しようとするときの手助 けを行うことのでき、且つ、禁止操作が入力されたときの表示を、ユーザの好み に応じたものにすることのでき、且つ、同一の禁止された操作の2回目以後の入 力時に、画面の表示が煩わしいものとなることを回避することのでき、且つ、禁 止された操作の入力が繰り返されることを抑制することのでき、且つ、取扱説明 書の頁番号を、頁番号を画面に表示しないときでも、ユーザに知らせることので きるDVD再生装置を提供することにある。
【0008】 また本考案の目的は、禁止操作が入力されたときには、入力された操作が禁止 となっている理由が記載された取扱説明書の頁番号を表示することにより、入力 した操作がどうして禁止されているのかをユーザが理解しようとするときの手助 けを行うことのできるディスク再生装置を提供することにある。
【0009】 また上記目的に加え、禁止操作が入力されたときに禁止メッセージと禁止理由 記載頁番号とを重畳表示する表示モードと、禁止操作が入力されたときにも禁止 メッセージと禁止理由記載頁番号とを重畳表示しない非表示モードとを切り換え 可能とすることにより、禁止操作が入力されたときの表示を、ユーザの好みに応 じたものにすることのできるディスク再生装置を提供することにある。
【0010】 また上記目的に加え、同じ禁止操作が2回以上入力されたときには、2回目以 後の禁止操作の入力時における禁止理由記載頁番号と禁止メッセージとの重畳表 示を停止することにより、2回目以後の禁止操作の入力時に、画面の表示が煩わ しいものとなることを回避することのできるディスク再生装置を提供することに ある。
【0011】 また上記目的に加え、同じ禁止操作が2回以上入力されたときには、2回目以 後の禁止操作の入力時に禁止理由記載頁番号と禁止メッセージとを重畳表示する ことにより、禁止された操作の入力が繰り返されることを抑制することのできる ディスク再生装置を提供することにある。
【0012】 また上記目的に加え、装置本体の前面パネルに設けられ、再生しているチャプ タの番号等が表示される数字表示器に、禁止理由記載頁番号を表示することによ り、禁止の理由が記載された頁番号の確認を、より容易なものにすることができ るディスク再生装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案に係るDVD再生装置は、装置本体の前面パネ ルに設けられ、再生しているチャプタの番号等が表示される表示器を備え、ユー ザ操作の可否を制御するユーザ操作制御情報が記録されたディスクを再生対象と し、ユーザ操作制御情報により禁止された操作または装置本体の仕様として禁止 された操作である禁止操作がユーザにより入力されたときには、操作の禁止を示 す禁止マークと禁止であることを示す禁止メッセージとを映像に重畳表示するD VD再生装置に適用している。そして、表示モードと非表示モードとが切り換え 可能であり、表示モードにおいて禁止操作が入力されたときには、装置本体の取 り扱い方法を示す取扱説明書の頁番号であって入力された操作が禁止となってい る理由が記載された頁を示す番号である禁止理由記載頁番号と前記禁止マークと 前記禁止メッセージとを映像に重畳表示し、非表示モードにおいて禁止操作が入 力されたときには、禁止マークを重畳表示するが、禁止メッセージと禁止理由記 載頁番号との重畳表示を行わず、且つ、表示モードとなっているときに、同じ動 作が継続している期間において同じ禁止操作が2回以上入力されたときには、2 回目以後の禁止操作の入力時における禁止理由記載頁番号と禁止メッセージとの 重畳表示を停止し、非表示モードとなっているときに、同じ動作が継続している 期間において同じ禁止操作が2回以上入力されたときには、2回目以後の禁止操 作の入力時に禁止理由記載頁番号と禁止メッセージとを重畳表示し、禁止操作が 入力されたにもかかわらず、禁止理由記載頁番号を重畳表示しないときには、前 記表示器を用いて禁止理由記載頁番号を表示している。
【0014】 すなわち、禁止された操作を入力したときでは、入力された操作が禁止となっ ている理由が記載された取扱説明書の頁番号が表示されるので、理由が記載され た頁を簡単に開くことができ、禁止されている理由を容易に知ることができる。 また、ユーザの好みに応じて、禁止メッセージや禁止理由記載頁番号を表示させ たり、表示を停止させたりすることができる。また、表示モードにおいては、同 一の禁止された操作を2回より多く入力したときでは、煩わしく感じられること の多い禁止メッセージや禁止理由記載頁番号は表示されず、煩わしく感じられる ことの少ない禁止マークのみが表示される。また、非表示モードにおいては、2 回目からは、禁止メッセージや禁止理由記載頁番号が、禁止マークとともに表示 されるので、禁止されている理由の把握が容易となる。また、禁止理由記載頁番 号については、画面に重畳表示されない場合では、表示器において表示される。 従って、禁止された操作を入力した場合には、常に、禁止理由記載頁番号を知る ことができる。
【0015】 また本考案に係るディスク再生装置は、ユーザ操作の可否を制御するユーザ操 作制御情報が記録されたディスクを再生対象とし、ユーザ操作制御情報により禁 止された操作または装置本体の仕様として禁止された操作である禁止操作がユー ザにより入力されたときには、操作の禁止を示す禁止マークと禁止であることを 示す禁止メッセージとを映像に重畳表示するディスク再生装置に適用している。 そして、禁止操作が入力されたときには、装置本体の取り扱い方法を示す取扱説 明書の頁番号であって入力された操作が禁止となっている理由が記載された頁を 示す番号である禁止理由記載頁番号と前記禁止マークと前記禁止メッセージとを 映像に重畳表示している。すなわち、禁止された操作を入力したときでは、入力 された操作が禁止となっている理由が記載された取扱説明書の頁番号が表示され るので、理由が記載された頁を簡単に開くことができ、禁止されている理由を容 易に知ることができる。
【0016】 また上記構成に加え、禁止操作が入力されたときに禁止メッセージと禁止理由 記載頁番号とを重畳表示する表示モードと、禁止操作が入力されたときにも禁止 メッセージと禁止理由記載頁番号とを重畳表示しない非表示モードとを切り換え 可能にしている。すなわち、ユーザの望みに応じて、禁止メッセージや禁止理由 記載頁番号を表示させたり、表示を停止させたりすることができる。
【0017】 また上記構成に加え、表示モードとなっているときに、同じ動作が継続してい る期間において同じ禁止操作が2回以上入力されたときには、2回目以後の禁止 操作の入力時における禁止理由記載頁番号と禁止メッセージとの重畳表示を停止 している。すなわち、同一の禁止された操作を2回より多く入力したときでは、 2回目からは、煩わしく感じられることの多い禁止メッセージや禁止理由記載頁 番号は表示されず、煩わしく感じられることの少ない禁止マークのみが表示され る。
【0018】 また上記構成に加え、非表示モードとなっているときに、同じ動作が継続して いる期間において同じ禁止操作が2回以上入力されたときには、2回目以後の禁 止操作の入力時に禁止理由記載頁番号と禁止メッセージとを重畳表示している。 すなわち、同一の禁止された操作を2回より多く入力したときでは、2回目から は、禁止メッセージや禁止理由記載頁番号が、禁止マークとともに表示されるの で、禁止されている理由の把握が容易となる。
【0019】 また上記構成に加え、装置本体の前面パネルに設けられ、再生しているチャプ タの番号等が表示される数字表示器に、禁止理由記載頁番号を表示している。す なわち、禁止理由記載頁番号については、表示器を見ることによっても、確認す ることができる。
【0020】
【考案の実施の形態】
以下に本考案の実施例の形態を、図面を参照しつつ説明する。 図2は、本考案に係るディスク再生装置の一実施形態の電気的構成を示すブロ ック線図であり、具体的には、DVD再生装置を示している。また、図3は、装 置本体の前面パネルに設けられた表示器を示す説明図である(同図(A)は装置 本体の前面パネルの様子を示し、(B)および(C)は、表示器の表示の様子を 示している)。
【0021】 DVD1は、映像信号等が記録されるとともに、ユーザ操作の可否を制御する ユーザ操作制御情報が記録されたディスクとなっている。映像再生部2は、ピッ クアップや信号処理回路、および、デコード回路(これらは図示が省略されてい る)等を備えており、DVD1を再生する。また、再生して得られた映像信号を 、信号線7を介して外部に出力する。また、制御部3からの指示に従って、禁止 された操作であることを示す禁止マークや、操作が禁止されていることを示すメ ッセージ等を、再生した映像に重畳表示する。また、DVD1に記録されたユー ザ操作制御情報を読み出して制御部3に送出する。
【0022】 入力部5は、装置本体11の前面パネル111に設けられた複数のキースイッ チ13や、リモートコントローラ6から送信される赤外線を受光する受光部(図 示を省略)等を備えたブロックとなっており、ユーザからの指示が入力される。 表示器4は、装置本体11の前面パネル111において、トレイ12の下方に設 けられており、再生中のチャプタ等を表示するための数字表示器等を備えている 。制御部3は、マイクロコンピュータによって構成されており、DVD再生装置 としての主要動作を制御する。このため、映像再生部2の動作を制御する。また 、そのときに必要となる種々の情報(例えば、15に示したような、再生中のチ ャプタを示す番号等)を表示器4に表示する。
【0023】 且つ、制御部5は、映像再生部2によってDVD1から読み出され、ユーザ操 作の可否を制御するユーザ操作制御情報(図7参照)を内部に記憶する。そして 、ユーザにより入力された操作が、ユーザ操作制御情報において禁止された操作 であるかどうか、または、装置本体11の仕様として禁止された操作であるかど うかを調べる。そして、禁止された操作であるときには、操作の禁止を示す禁止 マーク(図えば、図5(A)の21を参照)と、禁止であることを示す禁止メッ セージ(例えば、(A)の24を参照)とを、映像に重畳表示するための制御を 行う。また、装置本体11の取り扱い方法を示す取扱説明書において、入力され た操作が禁止となっている理由が記載された頁を示す番号である禁止理由記載頁 番号を示すメッセージ(例えば、(A)の25を参照)も、併せて、映像に重畳 表示するための制御を行う。
【0024】 なお、本実施形態では、禁止メッセージや禁止理由記載頁番号の表示に関する モードとして、禁止操作が入力されたときに、禁止マークと禁止メッセージと禁 止理由記載頁番号とを重畳表示する表示モードと、禁止操作が入力されたときに は、禁止マークのみを重畳表示し、禁止メッセージと禁止理由記載頁番号とを重 畳表示しない非表示モードとが設けられている。また、この2種のモードは、初 期設定において、切り換えが可能となっている。
【0025】 そして、表示モードとなっているときに、同じ動作が継続している期間(例え ば、再生が継続している期間)において、同じ禁止操作が2回以上入力された場 合、2回目以後の禁止操作の入力時には、禁止理由記載頁番号と禁止メッセージ との重畳表示を停止する。また、非表示モードとなっているときに、同じ動作が 継続している期間において同じ禁止操作が2回以上入力された場合、2回目以後 の禁止操作の入力時には、禁止理由記載頁番号と禁止メッセージとを重畳表示す る。また、禁止理由記載頁番号と禁止メッセージとを重畳表示することなく、禁 止マークのみを重畳表示するときでは、表示器4に、禁止理由記載頁番号を表示 する。
【0026】 図1は、実施形態の主要動作を示すフローチャートである。必要に応じて同図 を参照しつつ、実施形態の動作を説明する。
【0027】 上記した表示モードと非表示モードとの切り換えは、図4に示す初期設定の画 面を呼び出すことによって、行うことができるようになっている(20は、映像 信号7が導かれた表示装置のCRTを示している)。このため、ユーザは、リモ ートコントローラ6に所定のキー操作を入力することによって、初期設定の画面 を呼び出した後、禁止理由説明の項目を『オン』または『オフ』に切り換える。 『オン』を選択すると表示モードに設定され、『オフ』を選択すると非表示モー ドに設定される。
【0028】 いま、表示モードに設定されているとする。また、動作状態が、DVD1を前 方に早送りしている状態にあるとする。この状態において、音声のモードを、例 えば、日本語のモードから英語のモードに切り換えるため、音声切り換えのため のキースイッチを操作したとする(ステップS1)。音声切り換えが入力される と、制御部3は、前方に早送り中にあるときの音声切り換えが、装置本体11の 仕様において禁止されているかどうかを調べる(ステップS2)。
【0029】 このときでは、禁止となっているので、制御部3は、次に、表示モードになっ ているのか非表示モードになっているのかを調べる。このときでは、表示モード となっているので、動作をステップS4に移行する。そして、前方に早送りとな った状態における音声切り換えの操作が、1回目なのか、あるいは、2回以上行 われたのかが調べられる。このときでは、1回目であるので、動作が、ステップ S4からステップS5に移行する。このため、図5(A)に示したように、映像 信号7が導かれた表示装置のCRT20には、禁止マーク21と禁止メッセージ 24とが重畳表示されるとともに、取扱説明書の記載頁を示す禁止理由記載頁番 号を示すメッセージ25も、併せて重畳表示される。
【0030】 従って、ユーザは、図5(B)に示した取扱説明書30の第35頁を参照する ことにより、前方に早送り中に音声切り換えを入力したとしても、禁止されてい るので、操作が無視されることが納得される。そして後、所定時間(例えば10 秒等)が経過したときには、禁止マーク21と禁止メッセージ24と禁止理由記 載頁番号25との重畳表示は停止される。
【0031】 また、前方への早送りが続いている状態で、再度、音声切り換えのための操作 をリモートコントローラ6に入力した場合、ステップS4に続く動作はステップ S6,S7の動作となる。すなわち、前方に早送り中の音声切り換えは禁止され ていることを示す禁止メッセージや禁止理由記載頁番号を示すメッセージを再度 表示することは、煩わしいことであるとして、禁止マーク21のみをCRT20 に重畳表示する。また、禁止理由記載頁番号については、表示器4を用いて、そ の値35を表示する(図3(C)の16により示す)。そして後、所定時間(例 えば10秒)が経過すると、CRT20における禁止マーク21の表示や表示器 4における禁止理由記載頁番号の表示16が停止される。そして、以後では、前 方に早送りが継続している場合に、音声切り換えを入力すると、2回目の入力時 と同じ動作が繰り返される。
【0032】 なお、ステップS1において入力された操作が、例えば、再生への移行を指示 する操作であり、禁止された操作とはなっていない場合、動作は、ステップS2 からステップS10に移行する。従って、入力した操作に対応する動作が実行さ れることになる。
【0033】 以上で、モードが表示モードとなっている場合の動作説明を終了し、以下に、 モードが非表示モードとなっている場合の動作について説明する。
【0034】 モードが非表示モードであり、前方への早送りを行っているときに、音声切り 換えを入力したとする。このときでは、動作はステップS1〜S3からステップ S8に移行する。そして、前方に早送りとなった状態における音声切り換えの操 作が、1回目なのか、あるいは、2回以上行われたのかが調べられる。このとき では1回目であるので、動作がステップS8からステップS6に移行する。この ため、CRT20には、図5(A)における禁止マーク21のみが重畳表示され 、禁止メッセージ24と禁止理由記載頁番号を示すメッセージ25とは重畳表示 されない。また、禁止理由記載頁番号については、表示器4に表示される(ステ ップS7)。そして後、所定時間(例えば10秒等)が経過したときには、禁止 マーク21の重畳表示は停止される。また、表示器4における禁止理由記載頁番 号の表示も停止される。
【0035】 また、前方への早送りが続いている状態で、再度、音声切り換えのための操作 をリモートコントローラ6に入力した場合では、ステップS8に続く動作はステ ップS9の動作となる。すなわち、前方に早送り中に音声切り換えが入力された とき、禁止マーク21を重畳表示することによって、禁止された操作であること を表示したにもかかわらず、再度同じ操作が入力されたため、理由を表示する必 要があるとして、図5(A)に示したように、映像信号7が導かれた表示装置の CRT20には、禁止マーク21と禁止メッセージ24とが重畳表示されるとと もに、取扱説明書の記載頁を示す禁止理由記載頁番号を示すメッセージ25も、 併せて重畳表示される。そして、以後では、前方に早送りが継続している場合に 、音声切り換えを入力すると、2回目の入力時と同じ動作が繰り返される(なお 、入力した操作が禁止されている操作であっても、音声切り換えとは異なる操作 の場合、この操作の入力は1回目の入力であると見なされる)。
【0036】 なお、上記した前方に早送りの状態において音声切り換えの指示が入力された 後、前方への早送りが中断されて停止となった後、再び前方に早送りが開始され たときに音声切り換えを入力すると、この操作は、禁止された操作の1回目の入 力であると判定される。
【0037】 以上で、装置本体11の仕様として禁止された操作が入力された場合の説明を 終了し、続いて、ユーザ操作制御情報によって禁止された操作を入力した場合の 動作を説明する。なお、ユーザ操作制御情報によって禁止された操作を入力した 場合の動作と、装置本体11の仕様として禁止された操作が入力された場合の動 作との差異は、禁止メッセージの内容と禁止理由記載頁番号の値のみとであるの で、これらに関連するステップS5〜S7,S9についてのみ説明を行い、その 他の動作については、説明を省略する。
【0038】 いま、DVD1に記録されたユーザ操作制御情報においては、再生中の前方へ のサーチや後方のサーチが禁止されているとする。このようなDVD1を再生し ている状態において、その他のDVDを再生しているときのように、例えば、前 方へのサーチを入力したとする。このとき、表示モードになっているとすると、 禁止された操作の入力が1回目であるので、CRT20には、図6(A)に示し たように、禁止マーク21、禁止メッセージ27、および、禁止理由記載頁番号 を示すメッセージ28が表示される(ステップS5)。
【0039】 なお、このときのメッセージ28により示される取扱説明書30の禁止理由記 載頁番号は、禁止の理由が、ディスク毎のユーザ操作制御情報によるものである ことが記載された第45頁を示すものとなっている。そして、再生が継続してい る期間内に、再び、前方へのサーチが入力された場合、CRT20には禁止マー ク21のみが重畳表示され(ステップS6)、禁止理由記載頁番号である数値の 45は、表示器4において表示される(ステップS7)。
【0040】 また、非表示モードとなっているときでは、再生中に前方へのサーチを入力す ると、CRT20には禁止マーク21のみが重畳表示され(ステップS6)、禁 止理由記載頁番号である数値の45は、表示器4において表示される(ステップ S7)。そして、再生が継続している期間内に、再び、前方へのサーチが入力さ れた場合、CRT20には、図6(A)に示したように、禁止マーク21、禁止 メッセージ27、および、禁止理由記載頁番号を示すメッセージ28が表示され る(ステップS9)。
【0041】 なお、上記した再生動作において前方へのサーチが入力された後、再生が中断 されて停止となり、再び再生が開始されたときに、前方へのサーチを入力すると 、この操作は、禁止された操作の1回目の入力であると判定される。
【0042】 なお、本考案は上記実施形態に限定されず、表示器4における表示については 、禁止された操作が入力される毎に、CRT20に禁止理由記載頁番号が表示さ れるときにも、並行して、禁止理由記載頁番号を表示する構成とすることができ る。
【0043】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案では、禁止された操作を入力した場合、取扱説明 書における、入力された操作が禁止となっている理由が記載された頁番号が表示 されるので、禁止の理由が記載された頁を簡単に開くことができる。また、ユー ザの望みに応じて、禁止メッセージや禁止理由記載頁番号を表示させたり、表示 を停止させたりすることができる。また、また、表示モードにおいては、同一の 禁止された操作を2回より多く入力したときでは、煩わしく感じられることの多 い禁止メッセージや禁止理由記載頁番号は表示されず、煩わしく感じられること の少ない禁止マークのみが表示される。また、非表示モードにおいては、2回目 からは、禁止メッセージや禁止理由記載頁番号が、禁止マークとともに表示され るので、禁止されている理由の把握が容易となる。また、禁止理由記載頁番号に ついては、画面に重畳表示されない場合、表示器において表示される。従って、 禁止された操作を入力した場合には、常に、禁止理由記載頁番号を知ることがで きる。このため、入力した操作がどうして禁止されているのかをユーザが理解し ようとするときの手助けを行うことができ、且つ、禁止操作が入力されたときの 表示を、ユーザの好みに応じたものとすることができ、且つ、同一の禁止された 操作の2回目以後の入力時に、画面の表示が煩わしいものとなることを回避する ことができ、且つ、禁止された操作の入力が繰り返されることを抑制することが でき、且つ、取扱説明書の禁止の理由が記載された頁番号を、画面に表示しない ときでも、ユーザに知らせることができる。
【0044】 また本考案では、禁止操作が入力されたときには、装置本体の取り扱い方法を 示す取扱説明書の頁番号であって入力された操作が禁止となっている理由が記載 された頁を示す番号である禁止理由記載頁番号を重畳表示している。従って、禁 止された操作を入力したときでは、入力された操作が禁止となっている理由が記 載された取扱説明書の頁を簡単に開くことができるので、入力した操作がどうし て禁止されているのかをユーザが理解しようとするときの手助けを行うことがで きる。且つ、禁止された操作に関して、取扱説明書に記載されている事項を見落 としているユーザからの問い合わせの件数を減らすことができるという効果も併 せて得ることができる。
【0045】 またさらに、禁止操作が入力されたときに禁止メッセージと禁止理由記載頁番 号とを重畳表示する表示モードと、禁止操作が入力されたときにも禁止メッセー ジと禁止理由記載頁番号とを重畳表示しない非表示モードとを切り換え可能にし ている。従って、禁止操作が入力されたときの表示を、ユーザの好みに応じたも のにすることができる。
【0046】 またさらに、表示モードとなっているときに、同じ動作が継続している期間に おいて同じ禁止操作が2回以上入力されたときには、2回目以後の禁止操作の入 力時における禁止理由記載頁番号と禁止メッセージとの重畳表示を停止している 。従って、2回目以後の禁止操作の入力時に、画面の表示が煩わしいものとなる ことを回避することができる。
【0047】 またさらに、非表示モードとなっているときに、同じ動作が継続している期間 において同じ禁止操作が2回以上入力されたときには、2回目以後の禁止操作の 入力時に禁止理由記載頁番号と禁止メッセージとを重畳表示している。従って、 同一の禁止された操作を2回より多く入力したときでは、禁止されている理由の 把握が容易となるので、禁止された操作の入力が繰り返されることを抑制するこ とができる。
【0048】 またさらに、装置本体の前面パネルに設けられ、再生しているチャプタの番号 等が表示される表示器に、禁止理由記載頁番号を表示している。従って、禁止理 由記載頁番号については、表示器を見ることによっても、確認することができる ので、禁止理由記載頁番号の確認を、より容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るディスク再生装置の一実施形態の
主要動作を示すフローチャートである。
【図2】実施形態の電気的構成を示すブロック線図であ
る。
【図3】装置本体の前面パネルに設けられた表示器を示
す説明図である。
【図4】初期設定の画面を示す説明図である。
【図5】装置の仕様として禁止された操作を入力したと
きの画面、および、装置の仕様として禁止された操作に
関する事項が記載された取扱説明書の頁を示す説明図で
ある。
【図6】ユーザ操作制御情報により禁止された操作を入
力したときの画面、および、ユーザ操作制御情報により
禁止された操作に関する事項が記載された取扱説明書の
頁を示す説明図である。
【図7】ユーザ操作制御情報を示す説明図である。
【符号の説明】
1 DVD(ディスク) 4 表示器 7 映像信号の経路 11 装置本体 15 表示器に表示されたチャプタの番号 16 表示器に表示された禁止理由記載頁番号 20 CRTの画面 21 禁止マーク 24,27 禁止メッセージ 25,28 禁止理由記載頁番号を示すメッセージ 30 取扱説明書 111 前面パネル

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の前面パネルに設けられ、再生
    しているチャプタの番号等が表示される表示器を備え、
    ユーザ操作の可否を制御するユーザ操作制御情報が記録
    されたディスクを再生対象とし、ユーザ操作制御情報に
    より禁止された操作または装置本体の仕様として禁止さ
    れた操作である禁止操作がユーザにより入力されたとき
    には、操作の禁止を示す禁止マークと禁止であることを
    示す禁止メッセージとを映像に重畳表示するDVD再生
    装置において、 表示モードと非表示モードとが切り換え可能であり、表
    示モードにおいて禁止操作が入力されたときには、装置
    本体の取り扱い方法を示す取扱説明書の頁番号であって
    入力された操作が禁止となっている理由が記載された頁
    を示す番号である禁止理由記載頁番号と前記禁止マーク
    と前記禁止メッセージとを映像に重畳表示し、非表示モ
    ードにおいて禁止操作が入力されたときには禁止マーク
    を重畳表示するが禁止メッセージと禁止理由記載頁番号
    との重畳表示を行わず、 且つ、表示モードとなっているときに、同じ動作が継続
    している期間において同じ禁止操作が2回以上入力され
    たときには、2回目以後の禁止操作の入力時における禁
    止理由記載頁番号と禁止メッセージとの重畳表示を停止
    し、非表示モードとなっているときに、同じ動作が継続
    している期間において同じ禁止操作が2回以上入力され
    たときには、2回目以後の禁止操作の入力時に禁止理由
    記載頁番号と禁止メッセージとを重畳表示し、 禁止操作が入力されたにもかかわらず、禁止理由記載頁
    番号を重畳表示しないときには、前記表示器を用いて禁
    止理由記載頁番号を表示することを特徴とするDVD再
    生装置。
  2. 【請求項2】 ユーザ操作の可否を制御するユーザ操作
    制御情報が記録されたディスクを再生対象とし、ユーザ
    操作制御情報により禁止された操作または装置本体の仕
    様として禁止された操作である禁止操作がユーザにより
    入力されたときには、操作の禁止を示す禁止マークと禁
    止であることを示す禁止メッセージとを映像に重畳表示
    するディスク再生装置において、 禁止操作が入力されたときには、装置本体の取り扱い方
    法を示す取扱説明書の頁番号であって入力された操作が
    禁止となっている理由が記載された頁を示す番号である
    禁止理由記載頁番号と前記禁止マークと前記禁止メッセ
    ージとを映像に重畳表示することを特徴とするディスク
    再生装置。
  3. 【請求項3】 禁止操作が入力されたときに禁止メッセ
    ージと禁止理由記載頁番号とを重畳表示する表示モード
    と、禁止操作が入力されたときにも禁止メッセージと禁
    止理由記載頁番号とを重畳表示しない非表示モードとを
    切り換え可能にしたことを特徴とするディスク再生装
    置。
  4. 【請求項4】 表示モードとなっているときに、同じ動
    作が継続している期間において同じ禁止操作が2回以上
    入力されたときには、2回目以後の禁止操作の入力時に
    おける禁止理由記載頁番号と禁止メッセージとの重畳表
    示を停止することを特徴とする請求項3記載のディスク
    再生装置。
  5. 【請求項5】 非表示モードとなっているときに、同じ
    動作が継続している期間において同じ禁止操作が2回以
    上入力されたときには、2回目以後の禁止操作の入力時
    に禁止理由記載頁番号と禁止メッセージとを重畳表示す
    ることを特徴とする請求項3または請求項4記載のディ
    スク再生装置。
  6. 【請求項6】 装置本体の前面パネルに設けられ、再生
    しているチャプタの番号等が表示される数字表示器に、
    禁止理由記載頁番号を表示することを特徴とする請求項
    2から請求項5までのいずれかに記載のディスク再生装
    置。
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