JP3095489U - 包装体シールフィルム切断カッター - Google Patents
包装体シールフィルム切断カッターInfo
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- JP3095489U JP3095489U JP2003000345U JP2003000345U JP3095489U JP 3095489 U JP3095489 U JP 3095489U JP 2003000345 U JP2003000345 U JP 2003000345U JP 2003000345 U JP2003000345 U JP 2003000345U JP 3095489 U JP3095489 U JP 3095489U
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- JP
- Japan
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- substrate
- cutter
- cutting cutter
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- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本考案は、VTRテープ、CD、カップ麺、
食品等の包装に使用されているラップその他のプラスチ
ックフィルムを従来の方法よりも安全で低価格、効率的
に切断開封出来るカッターを提供する。 【解決手段】 カッター基板の片面に摩擦体を、基板の
一部にかぎ爪、へらを併せ持たせることにより、現在使
用されている多種多様の包装体のラップその他のプラス
チックフィルム包装薄膜に適合した切断開封が出来る様
にした。
食品等の包装に使用されているラップその他のプラスチ
ックフィルムを従来の方法よりも安全で低価格、効率的
に切断開封出来るカッターを提供する。 【解決手段】 カッター基板の片面に摩擦体を、基板の
一部にかぎ爪、へらを併せ持たせることにより、現在使
用されている多種多様の包装体のラップその他のプラス
チックフィルム包装薄膜に適合した切断開封が出来る様
にした。
Description
【0001】
本考案はシールされた包装体のラップその他プラスチックフィルムを切断開封
するカッターに関する。
【0002】
従来、シールされた包装体のラップその他のプラスチックフィルムを切断開封
する方法として、電熱の利用や鋭利な刃物を使用したものが知られている(例え
ば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−120861号公報
【0004】
しかしながら、鋭利な刃物を使用したり、電熱を使用したりすると切り傷、火
傷等安全面に問題がある。また、非常に効率が悪く、切断開封に手間がかかる。
さらにカッターの価格も高くなるという欠点があった。
【0005】
本考案は、包装体のシールフィルム切断を従来の電熱及び鋭利な刃物を使用す
るのではなく、摩擦体による擦り切断、かぎ爪による引っ掛け切り切断、へらに
よる突き切り切断の三つの切断機能を併せ持たすことにより、多用途で安全、低
価格でより効率的な切断開封を実現し、上記課題を解決するものである。
【0006】
図1に示すように、アクリル系プラスチック、金属等の基板の片面に加工、接
着等により摩擦体2を形成する。この摩擦体面を、図4の様に切断開封する包装
体の稜部に対してほぼ直角にあわせ負荷を加えながら平行に移動させ擦り切断す
るのが本考案に係る第一の切断方法である。
【0007】
図2に示すように、基板の一部分を切り欠き加工し、かぎ爪を付設する。この
場合5の部分に安全性を持たせるために小さな丸みをつけるのがよい。そして、
例えば稜線のない包装体のシールフィルムを引っ掛け切断するのが本考案に係る
第二の切断方法である。
【0008】
図3に示すように、基板の一コーナー部先端にむけて厚さを薄くしたへら部を
付設する。この場合へら先部6は安全性を持たせるために丸みをつけるのがよい
。そして、このへら先は包装体シールフィルムを突き切りする必要がある場合に
使用する。これが本考案に係る第三の切断方法である。
【0009】
摩擦体はアルミナ、シリカ等の酸化物砥粒や炭化ケイ素等の炭化物砥粒等を接
着剤を用いて分散接着させれば簡単に形成できる。また既存のペーパー状の摩擦
体である紙やすり等を接着したものであってもよい。さらにステンレス鋼の様な
金属に例えばレーザーを利用して多数の微細な凹凸を加工し摩擦体としたもので
もよい。このような金属を使用する場合は基板と摩擦体が一体もので出来ていて
もよい。
【0010】
摩擦体を形成する硬質物質は多種存在するが廃品利用としてダイヤモンドやC
BNの様な超砥粒を使用するのも本考案の一つである。特にこれら超砥粒の電着
砥石は有効活用できる。
【0011】
上記の手法により製造した本考案の包装体シールフィルム切断カッターは摩擦
体、かぎ爪、へらによる多用途の切断開封が可能となる。現在市販の使用されて
いる包装体のラップその他プラスチックフィルムについて、その全てを効率的に
切断開封することが出来る。
【0012】
【考案の効果】
本考案に係る包装体シールフィルム切断カッターは、現在使用されている開封
に手間取るCD、VTRテープ、カップ麺、各種惣菜、お肉、お弁当等を包装し
たラップその他プラスチックフィルム薄膜を従来の方法である電熱及び鋭利な刃
による切断、開封よりも、より安全でしかも簡単な操作で切断開封を行なうこと
が可能である。また低価格で製造が可能であり実用性に優れたものである。
【図1】 本考案の包装体シールフィルム切断カッター
の全体図である。
の全体図である。
【図2】 本考案に係るかぎ爪部の拡大図である。
【図3】 本考案に係るへら部の拡大図である。
【図4】 本考案に係る包装体シールフィルム切断カッ
ターの使用状態を示す図である。
ターの使用状態を示す図である。
1 カッター基板
2 摩擦体
3 かぎ爪
4 へら
5 かぎ爪エッジ部
6 へら先部
Claims (5)
- 【請求項1】 アクリル系プラスチック、金属等の基板
の片面に摩擦体を加工又は接着により形成させ、この部
分で、ラップその他プラスチックフィルムでシールされ
た包装体の稜部を擦り、包装体のシールフィルムを切断
開封することを特徴とした包装体シールフィルム切断カ
ッター。 - 【請求項2】 基板の一部分にかぎ爪を付設し、ナイロ
ン製袋等摩擦のみでは切断開封しにくいものに対し引っ
掛けて開封する機能を付与した請求項1に記載する包装
体シールフィルム切断カッター。 - 【請求項3】 基板の一コーナーに先端に向かって厚さ
を薄くしたへらの部分を付設し突き刺しにより穴を開
け、剥ぎ取り開封する機能を付与した請求項1及び請求
項2に記載する包装体シールフィルム切断カッター。 - 【請求項4】 摩擦体が酸化物、炭化物等の砥粒を接着
剤で固定することにより構成されている請求項1、請求
項2及び請求項3に記載する包装体シールフィルム切断
カッター。 - 【請求項5】 摩擦体が金属板に多数の微細な凹凸加工
を施し摩擦抵抗を大きくした材料からなる請求項1、請
求項2及び請求項3に記載する包装体シールフィルム切
断カッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003000345U JP3095489U (ja) | 2003-01-27 | 2003-01-27 | 包装体シールフィルム切断カッター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003000345U JP3095489U (ja) | 2003-01-27 | 2003-01-27 | 包装体シールフィルム切断カッター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3095489U true JP3095489U (ja) | 2003-07-31 |
Family
ID=43249412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003000345U Expired - Fee Related JP3095489U (ja) | 2003-01-27 | 2003-01-27 | 包装体シールフィルム切断カッター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3095489U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017138792A1 (ko) * | 2016-02-12 | 2017-08-17 | 강제임스 | 마이크로 크기의 요철 형상의 인선을 구비한 절삭 기구용 날과, 이 날을 구비한 절삭 기구 |
-
2003
- 2003-01-27 JP JP2003000345U patent/JP3095489U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017138792A1 (ko) * | 2016-02-12 | 2017-08-17 | 강제임스 | 마이크로 크기의 요철 형상의 인선을 구비한 절삭 기구용 날과, 이 날을 구비한 절삭 기구 |
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