JP3095047U - 掃除器用粘着ロール - Google Patents

掃除器用粘着ロール

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JP3095047U
JP3095047U JP2002008360U JP2002008360U JP3095047U JP 3095047 U JP3095047 U JP 3095047U JP 2002008360 U JP2002008360 U JP 2002008360U JP 2002008360 U JP2002008360 U JP 2002008360U JP 3095047 U JP3095047 U JP 3095047U
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JP
Japan
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adhesive roll
perforation
perforations
paper
cut
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JP2002008360U
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English (en)
Inventor
功 山部
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功 山部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 掃除器用粘着ロールの粘着紙を切断する際
に、縦方向に裂けないようにする。 【解決手段】 表面に粘着剤を塗布し裏面に剥離剤を塗
布した紙を巻き取って形成された掃除器用粘着ロールに
おいて、粘着ロールの幅方向に切離部が交互に位置する
2本の平行なミシン目を形成し、前記ミシン目の一方の
端部には切離部を配置しないようにし、前記ミシン目の
他方の端部に切離部を配置するとともにその切離部の内
側端部の形状を他の列のミシン目側に湾曲させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、表面に粘着剤を塗布し裏面に剥離剤を塗布した紙を巻き取り粘着ロ ールとし、それを汚れ面に押しつけながら転がすことで汚れを紙面に吸着する掃 除器用粘着ロールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、粘着ロールを用いた掃除器では、粘着ロールの表面にゴミ等の汚れがつ いてくるに従い粘着力が低下してくる。そこで、粘着力がある程度まで低下した ら表面の紙を1周分剥がして取り除き、表面の粘着面を新しくしていた。通常、 粘着ロールの表面には、図5に示すように、粘着ロール1の軸と平行にミシン目 2が入れられており、このミシン目2に沿って、紙を切断していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
近年、掃除器用粘着ロールは、紙の巻き取り全長を増すため、紙厚を薄くする 傾向にある。以前のように紙が充分に厚い場合は、紙にコシがあり、紙切断の際 、ミシン目に沿って安定して切断することができた。しかし、紙厚が薄くなると 、紙にコシがなくなり、紙の切断の際に、ミシン目に沿って切れにくくなり、ミ シン目からそれて縦方向に裂けることが頻発するようになってきた。また、ミシ ン目に髪の毛が付着している場合は、紙にコシがないと、その髪の毛に沿って切 れ目がずれてしまう不具合があった。 そこで本考案は、紙を切断する際に、紙厚が薄くても、紙が縦方向に裂けたり 、髪の毛に沿って切れ目がずれたりすることを防止し、確実にミシン目に沿って 切れるようにした掃除器用粘着ロールを提供することを目的とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで上記課題を解決するために、本考案は、表面に粘着剤を塗布し裏面に剥 離剤を塗布した紙を巻き取って形成される掃除器用粘着ロールにおいて、粘着ロ ールの幅方向に切離部が交互に位置する2本の平行なミシン目を形成したことを 特徴とする。なお、前記ミシン目の一方の端部には共に切離部を配置しないよう にし、前記ミシン目の他方の端部の片方に切離部を配置するとともに、その切離 部の内側端部の形状を他の列のミシン目側に湾曲させることも可能である。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、図に基づいて本考案にかかる掃除器用粘着ロールの実施形態を説明する 。図1は掃除器用粘着ロールのミシン目を示す外観図であり、図2は図1の右端 部の拡大図である。図示されるように、粘着ロール1の表面の幅方向に、2本の ミシン目2,3が近接してかつミシン目2,3を構成する切離部4,5が交互に 形成されている。図2に示される切離部4と切離部5を結ぶ細い破線は、ミシン 目に沿って紙を引き剥がしたときの裂け目となる部分を示している。すなわち、 切離部4と切離部5が交互に裂け目により連続して切り離されていくことを示し 、従来の1本のミシン目の場合に比べ、切断が安定し、ミシン目以外の部分に裂 けていくことが防止される。また、これら切離部4,5の位置に髪の毛が付着し た場合も、髪の毛に惑わされることなく正規の方向に切断されていく。
【0006】 粘着ロール1の左端は、切離部4,5が配置されないようにしている。これは 、左端に切離部4または切離部5が配置されると、その角の部分がめくれ上がる のでそれを防止するためである。粘着ロール1の右端は、図2に示すように、切 離部5aの内側が、他の列のミシン目2の切離部4側に湾曲している。これは、 粘着ロール1の右端で、最右端の切離部4の右端と切離部5aの内側とが連続し て裂けやすくなるように案内するものである。この切離部5aを設けたことで、 粘着ロール1の右端部での切り離しが容易かつ確実になる。
【0007】 この図示例では、ミシン目2とミシン目3の間隔を約1.5mmとし、切離部 4,5の長さを2〜2.5mmとした。図3は、ミシン目の他の実施形態示し、 図2の切離部4に当たる部分を小円6とし、下方の列のミシン目を切離部5より も長い切離部7としたものである。作用および効果は図1および図2に示した例 とほぼ同じである。図4も、ミシン目の他の実施形態を示し、上の列の切離部8 を短く、下の列の切離部9を長くしたものである。作用および効果は図1および 図2に示した例とほぼ同じである。 本考案は上述したように、ミシン目を2本にするとともに、それらの切離部を 交互に位置するようにしたことで、粘着紙の切断軌跡がジグザグとなり安定し、 切断が容易かつ確実となる。
【0008】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、粘着ロールの幅方向に切離部が交互に位置 する2本の平行なミシン目を形成したことで、紙をミシン目に沿って分離する際 に、一方のミシン目の切離部から他方のミシン目の切離部へ、さらに他方のミシ ン目の切離部から一方のミシン目の切離部へと交互に裂け目が縦方向に移動して 分断されるため、紙の切断が安定するようになり、ミシン目以外の方向に裂けた り、付着している髪の毛に沿って裂けたりすることが解消される。 また、ミシン目の一方の端部に、共に切離部を配置しないようにしたことで、 切離部があるために端部が切離部からめくれ上がることが解消される。 さらに、ミシン目の他方の端部の片側に切離部を配置するとともに、その切離 部の内側端部の形状を他の列のミシン目側に湾曲させたことで、他の列のミシン 目の最後の切離部から湾曲した切離部への裂け目の移動が円滑になり、紙を切断 するときの最後の操作が安定するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る掃除器用粘着ロールのミシン目を
示す外観図である。
【図2】図1の右端部の拡大図である。
【図3】ミシン目の他の例を示す拡大図である。
【図4】ミシン目の他の例を示す拡大図である。
【図5】従来例を示す外観図である。
【符号の説明】
1 粘着ロール 2,3 ミシン目 4,5,5a 切離部 6 小円 7〜9 切離部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に粘着剤を塗布し裏面に剥離剤を塗
    布した紙を巻き取って形成される掃除器用粘着ロールに
    おいて、 粘着ロールの幅方向に切離部が交互に位置する2本の平
    行なミシン目を形成したことを特徴とする掃除器用粘着
    ロール。
  2. 【請求項2】 前記ミシン目の一方の端部には共に切離
    部を配置しないようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載の掃除器用粘着ロール。
  3. 【請求項3】 前記ミシン目の他方の端部の片方に切離
    部を配置するとともに、その切離部の内側端部の形状を
    他の列のミシン目側に湾曲させたことを特徴とする請求
    項2に記載の掃除器用粘着ロール。
JP2002008360U 2002-12-27 2002-12-27 掃除器用粘着ロール Expired - Lifetime JP3095047U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007282997A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Lp Giken Kogyo Kk 清掃用粘着テープロール

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