JP3094993U - Dvdプレイヤ、および音声信号処理装置 - Google Patents
Dvdプレイヤ、および音声信号処理装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】不要な音声信号を出力するための回路を無く
し、本体コストを安価にしたDVDプレイヤを提供す
る。 【解決手段】DVD装置1は、ドルビーディジタル5.
1chが選択されている場合、ステレオ2chの音声信
号の出力を停止し、反対にステレオ2chが選択されて
いる場合、ドルビーディジタル5.1chの音声信号の
出力を停止するので、ドルビーディジタル5.1chの
音声信号を出力するときに、音声出力端子FR、FL、
RR、RL、C、SWに接続した6つのDACの中から
2つのDACを利用して、ダウンミキシング部22の出
力であるステレオ2chのディジタル音声信号をアナロ
グの音声信号に変換し、音声出力端子R、Lに出力でき
る。したがって、ダウンミキシング部22から出力され
たディジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する専
用のDACを不要にでき、本体のコストダウンが図れ
る。
し、本体コストを安価にしたDVDプレイヤを提供す
る。 【解決手段】DVD装置1は、ドルビーディジタル5.
1chが選択されている場合、ステレオ2chの音声信
号の出力を停止し、反対にステレオ2chが選択されて
いる場合、ドルビーディジタル5.1chの音声信号の
出力を停止するので、ドルビーディジタル5.1chの
音声信号を出力するときに、音声出力端子FR、FL、
RR、RL、C、SWに接続した6つのDACの中から
2つのDACを利用して、ダウンミキシング部22の出
力であるステレオ2chのディジタル音声信号をアナロ
グの音声信号に変換し、音声出力端子R、Lに出力でき
る。したがって、ダウンミキシング部22から出力され
たディジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する専
用のDACを不要にでき、本体のコストダウンが図れ
る。
Description
【0001】
この考案は、記録媒体にディジタルで記録されている音声信号をデコードし、
出力する音声信号処理装置に関し、特にDVD(Digital Versat
ile Disk)にディジタルで記録されている音声信号をデコードした、ド
ルビーディジタル5.1chの音声信号、およびステレオ2chの音声信号を出
力するDVDプレイヤに関する。
【0002】
従来、DVD(Digital Versatile Disk)にディジタ
ルで記録されている映像信号、および音声信号をデコードし、出力するDVDプ
レイヤには、ドルビーディジタル5.1ch(5.1chのディジタルサラウン
ド)に対応したものがあった。ドルビーディジタル5.1chは、視聴者に対し
て前方の左右両側、後方の左右両側、正面(センタ)、およびサブウーファーの
6つのスピーカで構成されたサラウンドスピーカシステムにおいて、各スピーカ
から出力される音声により、臨場感あふれるAV環境を視聴者に提供するもので
あり、多くのDVDはドルビーディジタル5.1ch方式で音声信号を記録して
いる。
【0003】
ドルビーディジタル5.1chに対応したDVDプレイヤとしては、例えば通
常時音声出力を5.1chのサラウンドサウンドとし、外部機器から緊急の音声
入力が合った場合に、音声出力を2chのステレオサウンドに切り替えるととも
に、センタスピーカに外部機器から入力された音声を出力する機能を備えたもの
(特許文献1)や、任意のchに対してミュートをかけ、該chにおける音声出
力を停止させる構成を備えたもの(特許文献2)や、特許文献3に示されている
ようにサラウンド音声が邪魔をしてセリフが聞き取りにくいときに選択するセリ
フオンリーモードを設け、このセリフオンリーモードが選択されているときに、
セリフ以外の音声にミュートをかける構成のもの(特許文献3)や、2chの音
声入力時に左右のスピーカ成分の音声信号を基に合成した合成音声信号をセンタ
、およびサブウファーから出力させる構成を備えたもの(特許文献4)がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−209699号公報
【特許文献2】
特開平11−282338号公報
【特許文献3】
特開2001−145063号公報
【特許文献4】
特開2001−309500号公報
【0005】
しかしながら、従来のDVDプレイヤは、前方の左右両側、後方の左右両側、
正面(センタ)、およびサブウーファーの6つのスピーカで構成された5.1c
hサラウンドスピーカシステムに接続されて使用されるのか、2chのステレオ
スピーカシステムに接続されて使用されるのか、については視聴者であるユーザ
が所有するAV環境で決まることから、ドルビーディジタル5.1ch方式で音
声信号が記録されたDVDを再生する場合、各チャンネルの音声信号(6種類の
音声信号)をデコードして出力するだけでなく、これらの信号をダウンミキシン
グした2chのステレオ音声信号も出力するように構成したものがある。このD
VDプレイヤは、ドルビーディジタル5.1chの音声信号を出力する音声出力
端子、および2chのステレオ音声信号を出力する音声出力端子を別々に有して
いる。このため、従来のDVDプレイヤには、8つのスピーカに対して、個別に
音声信号を出力するための回路が必要であった。
【0006】
一方、DVDプレイヤを、5.1chサラウンドスピーカシステムに接続して
使用するユーザにとって、ダウンミキシングされた2chのステレオ音声信号は
不要であり、反対に2chのステレオスピーカシステムに接続して使用するユー
ザにとって、5.1chの音声信号は不要である。したがって、ユーザにとって
、不要な音声信号を出力するための回路が本体に設けられており、本体コストが
高いという問題があった。
【0007】
この考案の目的は、不要な音声信号を出力するための回路を無くし、本体コス
トを安価にした音声信号処理装置、およびこの音声信号処理装置を適用したDV
Dプレイヤを提供することにある。
【0008】
この考案の音声信号処理装置は、上記課題を解決するために以下の構成を備え
ている。
【0009】
(1)記録媒体に記録されているnチャンネルのディジタル音声信号を処理し
、第1の音声出力端子にnチャンネルの音声信号を出力する第1の音声信号出力
手段と、
上記nチャンネルのディジタル音声信号をダウンミキシングし、第2の音声出
力端子にmチャンネルの音声信号を出力する第2の音声信号出力手段と、を備え
た音声信号処理装置において、
上記第1の音声信号出力手段、または上記第2の音声信号出力手段のどちらか
一方を選択する選択手段と、
上記第1の音声信号出力手段が、上記選択手段により選択されているとき、上
記第2の音声信号出力手段によるmチャンネルの音声信号の出力を停止する停止
手段と、を備えている。
【0010】
この構成では、本体から出力する音声信号について、選択手段においてnチャ
ンネルの音声信号、またはmチャンネルの音声信号のいずれか一方が選択される
。nチャンネルは、例えばドルビーディジタル5.1chであり、mチャンネル
は例えばステレオ2chである。
【0011】
なお、mチャンネルの音声信号はnチャンネルの音声信号をダウンミキシング
した音声信号であることから、チャンネル数はn>mである。
【0012】
選択手段により第1の音声信号出力手段が選択されていると、停止手段が第2
の音声信号出力手段を停止する。第2の音声信号出力手段を停止するとは、mチ
ャンネルの音声出力にミュートをかけ、第2の音声出力端子におけるmチャンネ
ルの音声信号の出力を停止することである。このため、nチャンネルの音声信号
をダウンミキシングしたmチャンネルの音声信号を出力するための回路が不要に
なり、本体のコストダウンが図れる。
【0013】
なお、第1の音声信号出力手段を選択したユーザにとって、mチャンネルの音
声信号の出力が停止されても、元々利用しない音声信号であることから、何ら問
題が生じることはない。
【0014】
また、上記第2の音声信号出力手段が、上記選択手段により選択されていると
き、停止手段が上記第1の音声信号出力手段を停止するように構成することで、
本体にnチャンネルの音声信号を出力するための音声出力回路が設けられている
ので、第2の音声信号出力手段が選択されているとき、nチャンネルの音声信号
を出力するための回路を利用することにより、nチャンネルの音声信号をダウン
ミキシングしたmチャンネルの音声信号の出力が行える。
【0015】
なお、第2の音声信号出力手段を選択したユーザにとって、nチャンネルの音
声信号の出力が停止されても、元々利用しない音声信号であることから、何ら問
題が生じることはない。
【0016】
以下、この考案の実施形態であるDVDプレイヤについて説明する。
【0017】
図1は、この考案の実施形態であるDVDプレイヤの構成を示すブロック図で
ある。この実施形態のDVDプレイヤ1は、本体の動作を制御する制御部2、読
取部3、映像信号処理部4、音声信号処理部5、入力部6、スピンドルモータ7
を備えている。スピンドルモータ7は、本体にセットされたDVD10を回転さ
せるモータである。図示していないモータコントローラが、スピンドルモータ7
の回転を制御し、本体にセットされたDVD10を回転させる。読取部3は、ス
ピンドルモータ7により回転されているDVD10に記録されているディジタル
の映像信号、および音声信号を読み取る。読取部3には、公知のピックアップヘ
ッド(不図示)が設けられている。映像信号処理部4は、読取部3がDVD10
から読み取ったディジタルの映像信号、例えばMPEG2で圧縮された映像信号
、をデコードし、映像出力端子11から出力する。映像出力端子11には、テレ
ビ受像機、プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイ等の表示装置が接続される
。音声信号処理部5は読取部3がDVD10から読み取ったディジタルの音声信
号を処理し、ドルビーディジタル5.1chの音声信号、または2chのステレ
オ音声信号を出力する。
【0018】
また、図1において、FR、FL、RR、RL、C、SWが、ドルビーディジ
タル5.1chの音声信号を出力する音声出力端子であり、FR、FLは視聴者
の前方左右に配置されたスピーカ用の音声信号を出力し、RR,RLは視聴者の
後方左右に配置されたスピーカ用の音声信号を出力し、Cは視聴者の前方正面に
配置されたスピーカ用の音声信号を出力し、SWはサブウファー用の音声信号を
出力する。また、R,Lはステレオ2chの音声信号を出力する音声出力端子で
ある。前方の左右両側、後方の左右両側、正面(センタ)、およびサブウーファ
ーの6つのスピーカで構成される。5.1chサラウンドスピーカシステムに接
続する場合、FR、FL、RR、RL、C、SWの6つの音声出力端子を使用し
、2chのステレオ方式で使用する場合、R、Lの2つの音声出力端子を使用す
る。
【0019】
入力部6には、本体に対して入力操作を行う複数のキーが設けられているとと
もに、図示していないリモコン装置から送信されてきた本体に対する制御コマン
ドを受信する受信部が設けられている。入力部6において、所定の操作を行うこ
とにより、ドルビーディジタル5.1ch、またはステレオ2chの一方の選択
が行える。入力部6がこの発明で言う選択手段を有する構成である。ルビーディ
ジタル5.1ch、またはステレオ2chの一方を選択する操作は、図示してい
ないリモコン装置でも行える。
【0020】
図2は、この実施形態のDVDプレイヤにおける音声信号処理部の機能構成を
示す図である。この音声信号処理部5には、読取部3がDVD10から読み取っ
たドルビーディジタル5.1chの音声信号が入力される。音声信号抽出部21
は、入力されたドルビーディジタル5.1chの音声信号について、チャンネル
別に音声信号を抽出し、各チャンネルのデコードした音声信号を出力する。ダウ
ンミキシング部22は、音声信号抽出部21においてチャンネル別に抽出された
音声信号を、ステレオ2chの音声信号にダウンミキシングする。DACは、音
声信号抽出部21においてチャンネル別に抽出された各チャンネルのディジタル
音声信号をアナログ音声信号に変換し、出力する。DACは、ドルビーディジタ
ル5.1chのチャンネル毎に設けられており(6つ設けられており)、その出
力はそれぞれ音声出力端子FR、FL、RR、RL、C、SWに接続されている
。
【0021】
切換部23−1は、音声信号抽出部21で抽出された各チャンネルの音声信号
をそれぞれDACに直接入力するか、ダウンミキシング22に入力するかを切り
換える。制御部2が、切換部23−1の状態を制御する。図2は、音声信号抽出
部21で抽出された各チャンネルの音声信号をそれぞれDACに直接入力する状
態を示している。また、切換部23−2は音声出力端子FR、FLをDACに接
続するか、音声出力端子R、LをDACに接続するかを切り換える。制御部2が
、切換部23−1の状態を制御する。音声信号抽出部21で抽出された各チャン
ネルの音声信号をそれぞれDACに直接入力する図2に示す状態であるとき、切
換部23−2は音声出力端子FR、FLをDACに接続する状態に制御される。
反対に、音声信号抽出部21で抽出された各チャンネルの音声信号をダウンミキ
シング部23に入力する状態であるとき、切換部23−2は音声出力端子R、L
をDACに接続する状態に制御される。切換部23−1、23−2がこの発明で
言う停止手段に相当する。
【0022】
次に、この発明の実施形態であるDVDプレイヤ1の動作について説明する。
まず最初に、ドルビーディジタル5.1chが選択されている場合の動作につい
て説明する。制御部2は、切換部23−1、23−2を図2に示す状態に制御し
ている。読取部3は、本体にセットされたDVD10に記録されている映像信号
、および音声信号を読み取り、映像信号処理部4、および音声信号処理部5に入
力する。映像信号処理部4は、入力された映像信号を処理し、アナログの映像信
号に変換して映像出力端子11に出力する。
【0023】
また、音声信号処理部5の音声信号抽出部21は、読取部3から入力されたド
ルビーディジタル5.1chの音声信号について、チャンネル別に音声信号を抽
出し、出力する。音声信号抽出部21から出力される各チャンネルの音声信号は
、デコードされたディジタルの音声信号である。ドルビーディジタル5.1ch
が選択されている場合、図2に示すように、音声信号抽出部21から出力された
各チャンネルの音声信号は、それぞれDACに入力され、アナログの音声信号に
変換され、FR、FL、RR、RL、C、SWの6つの音声出力端子に出力され
る。
【0024】
なお、切換部23−2は、制御部2により図2に示す状態に制御されているの
で、音声信号抽出部21において抽出され、DACでアナログに変換された音声
信号が音声出力端子FR、FLに出力される。一方、音声出力端子R、Lは、図
2に示すようにDACに接続されていないので、音声信号が出力されていないミ
ュート状態である。音声出力端子R、Lに接続されるスピーカがなく、利用され
ない音声信号であるので、音声出力端子R、Lに2chのステレオ音声信号を出
力しないことによる問題はない。
【0025】
したがって、ユーザは、音声出力端子FR、FL、RR、RL、C、SWに、
それぞれスピーカを接続した、5.1chサラウンドスピーカシステムで臨場感
あふれる音声サラウンドを楽しむことができる。
【0026】
また、DVDプレイヤ1は、ドルビーディジタル5.1chが選択されている
とき、ダウンミキシング部22を動作させないので、本体の消費電力を抑えられ
る。
【0027】
次に、ドルビーディジタル5.1chではなく、ステレオ2chが選択されて
いるときの動作について説明する。制御部2は、ステレオ2chが選択されてい
る場合、切換部23−1、23−2を図3に示す状態に制御する。
【0028】
DVDプレイヤ1は、上記ドルビーディジタル5.1chが選択されている場
合と、同様に読取部3がDVD10から読み取った音声信号を音声信号処理部5
に入力する。また、映像信号は、上記ドルビーディジタル5.1chが選択され
ている場合と同様に、映像信号処理部4で処理され、映像出力端子11に出力さ
れる。
【0029】
音声信号抽出部21は、読取部3から入力されたドルビーディジタル5.1c
hの音声信号について、チャンネル別に音声信号を抽出し、出力する。音声信号
抽出部21から出力される各チャンネルの音声信号は、デコードされたディジタ
ルの音声信号である。DVDプレイヤ1は、切換部23−1が図3に示す状態に
制御されているので、音声信号抽出部21から出力された各チャンネルの音声信
号がダウンミキシング部22に入力される。ダウンミキシング部22は、音声信
号抽出部21から入力された5.1chの音声信号を、ステレオ2chの音声信
号にダウンミキシングし、このステレオ2chの音声信号を出力する。
【0030】
ここで、音声出力端子RR、RL、C、SWに接続されているDACには、図
3示すように音声信号抽出部21で抽出された音声信号が入力されていない。し
たがって、音声出力端子RR、RL、C、SWは、音声信号を出力していないミ
ュート状態である。
【0031】
ダウンミキシング部22から出力されたステレオ2chの音声信号は、図3に
示すように、上記ドルビーディジタル5.1chが選択されていた場合、音声出
力端子FR、FLに接続されていたDACに入力されている。切換部23−2は
、図3に示すように、制御部2によりDACの出力を音声出力端子R、Lに接続
する状態に制御されている。ダウンミキシング部22から出力されたステレオ2
chの音声信号は、DACでアナログ音声信号に変換され、音声出力端子R、L
から出力される。このとき、切換部23−2は、制御部2により図3に示す状態
に制御されているので、音声出力端子FR、FLは音声信号を出力していないミ
ュート状態である。
【0032】
このように、ドルビーディジタル5.1chの音声信号を出力する音声出力端
子FR、FL、RR、RL、C、SWがミュート状態であっても、音声出力端子
FR、FL、RR、RL、C、SWに接続されるスピーカがなく、利用されない
音声信号であるので、問題はない。
【0033】
したがって、音声出力端子FR、FL、RR、RL、C、SWに、それぞれス
ピーカを接続した、5.1chサラウンドスピーカシステムを持っていないユー
ザであっても、音声出力端子R、Lから出力される音声信号により、ステレオ音
声による視聴が行える。
【0034】
このように、ドルビーディジタル5.1chが選択されている場合、音声出力
端子R、Lにおけるステレオ2chの音声信号の出力を停止する(ミュート状態
にする。)ようにしたので、ダウンミキシング部22を動作させる必要がなく本
体の消費電力を抑えることができる。反対に、ステレオ2chが選択されている
場合、音声出力端子FR、FL、RR、RL、C、SWにおけるドルビーディジ
タル5.1chの音声信号の出力を停止するので、ドルビーディジタル5.1c
hの音声信号を出力するときに、音声出力端子FR、FL、RR、RL、C、S
Wに接続した6つのDACの中から2つのDACを利用して、ダウンミキシング
部22の出力であるステレオ2chのディジタル音声信号をアナログの音声信号
に変換し、音声出力端子R、Lに出力できる。したがって、ダウンミキシング部
22から出力されたディジタル音声信号をアナログ音声信号に変換するための専
用のDACを不要にでき、本体のコストダウンが図れる。
【0035】
また、図4に示すように、切換部23−2を不要にしてもよい。この場合、ド
ルビーディジタル5.1chが選択されているとき、音声出力端子R、Lに音声
出力端子FR、FLと同じ音声信号が出力されるが、音声出力端子R、Lに出力
されている音声信号については利用されない音声信号であるので、特に問題はな
い。反対に、ステレオ2chが選択されているとき、音声出力端子FR、FLに
音声出力端子R、Lと同じ音声信号が出力されるが、音声出力端子FR、FLに
出力されている音声信号については利用されない音声信号であるので、特に問題
はない。
【0036】
したがって、上記実施形態に比べて切換部23−2を不要にすることができ、
一層本体のコストダウンが図れる。
【0037】
以上のように、この考案によれば、nチャンネル(ドルビーディジタル5.1
ch)の音声出力が選択されている場合、mチャンネル(ステレオ2ch)の音
声出力を停止し、反対にmチャンネルの音声出力が選択されている場合、nチャ
ンネルの音声出力を停止するようにしたので、mチャンネルの音声信号を出力す
るための回路を、nチャンネルの音声信号を出力するための回路とは別に独立し
て設ける必要がなく、本体のコストダウンが図れる。
【図1】この考案の実施形態であるDVDプレイヤの構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】この実施形態のDVDプレイヤにおける音声信
号処理部の機能構成を示す図である。
号処理部の機能構成を示す図である。
【図3】この実施形態のDVDプレイヤにおける音声信
号処理部の機能構成を示す図である。
号処理部の機能構成を示す図である。
【図4】別の実施形態のDVDプレイヤにおける音声信
号処理部の機能構成を示す図である。
号処理部の機能構成を示す図である。
1−DVDプレイヤ
2−制御部
3−読取部
4−映像信号処理部
5−音声信号処理部
6−入力部
10−DVD
21−音声信号抽出部
22−ダウンミキシング部
23−1、23−2−切換部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年2月10日(2003.2.1
0)
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (4)
- 【請求項1】 記録媒体に記録されている5.1チャン
ネルのディジタル音声信号を処理し、第1の音声出力端
子にドルビーディジタル5.1chの音声信号を出力す
る第1の音声信号出力手段と、 上記ドルビーディジタル5.1chの音声信号をダウン
ミキシングし、第2の音声出力端子に2chのステレオ
音声信号を出力する第2の音声信号出力手段と、を備え
たDVDプレイヤにおいて、 上記第1の音声信号出力手段、または上記第2の音声信
号出力手段のどちらか一方を選択する選択手段と、 上記第1の音声信号出力手段が上記選択手段により選択
されているとき、上記第2の音声信号出力手段による2
chのステレオ音声信号の出力を停止し、反対に上記第
2の音声信号出力手段が上記選択手段により選択されて
いるとき、上記第1の音声信号出力手段によるドルビー
ディジタル5.1chのステレオ音声信号の出力を停止
する停止手段と、を備えたDVDプレイヤ。 - 【請求項2】 記録媒体に記録されているnチャンネル
のディジタル音声信号を処理し、第1の音声出力端子に
nチャンネルの音声信号を出力する第1の音声信号出力
手段と、 上記nチャンネルのディジタル音声信号をダウンミキシ
ングし、第2の音声出力端子にmチャンネルの音声信号
を出力する第2の音声信号出力手段と、を備えた音声信
号処理装置において、 上記第1の音声信号出力手段、または上記第2の音声信
号出力手段のどちらか一方を選択する選択手段と、 上記第1の音声信号出力手段が、上記選択手段により選
択されているとき、上記第2の音声信号出力手段による
mチャンネルの音声信号の出力を停止する停止手段と、
を備えた音声信号処理装置。 - 【請求項3】 上記停止手段は、上記第2の音声信号出
力手段が、上記選択手段により選択されているとき、上
記第1の音声信号出力手段によるnチャンネルの音声信
号の出力を停止する請求項1に記載の音声信号処理装
置。 - 【請求項4】 上記nチャンネルは、ドルビーディジタ
ル5.1chであり、上記mチャンネルはステレオ2c
hである請求項1または2に記載の音声信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002008290U JP3094993U (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | Dvdプレイヤ、および音声信号処理装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JP3094993U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005293729A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Toshiba Corp | 音声再生装置及び集積回路装置 |
-
2002
- 2002-12-27 JP JP2002008290U patent/JP3094993U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2005293729A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Toshiba Corp | 音声再生装置及び集積回路装置 |
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