JP3094840U - 保険診療支援システム - Google Patents

保険診療支援システム

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JP3094840U JP2002008142U JP2002008142U JP3094840U JP 3094840 U JP3094840 U JP 3094840U JP 2002008142 U JP2002008142 U JP 2002008142U JP 2002008142 U JP2002008142 U JP 2002008142U JP 3094840 U JP3094840 U JP 3094840U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者が不適性な健康保険証を持参または健康
保険証を持参できなかった場合にも適正な保険診療およ
び投薬を可能にする。 【解決手段】 診察受付けで(S1)、保険証提示を受
け(S2)、提示が有れば保険証番号を読み取り(S
3)、保険証の認証を行う(S4)。提示が無い場合、
前回までの保険証の提示をチェックし(S5)、提示が
あればデータベースから保険証番号を読出し(S6)、
保険証認証(S4)に移行する。患者が急病等で保険証
提示ができない場合、クレジットカードの有効性を確認
し(S7)、有効であれば、カードを担保とした保険診
療扱いとし(S8)、無効であれば、非保険診療扱いと
する(S9)。これら情報は、診療に際して電子カルテ
表示画面での常時表示画像として表示させることで保険
診療の是非を容易に認識させる(S10)。診療(S1
1)や会計・投薬(S12)にも利用する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、病院や医院などにおける医療を支援するための医療支援コンピュー タシステムに係り、特に電子カルテを採用したシステムにおける患者の保険診療 を適時認証するための保険診療支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、病院における医療支援コンピュータシステムの例を示す。医院に比べ て比較的規模の大きい病院では、診療部門と医療事務や検査等の部門分けがされ ており、医療支援コンピュータシステムではこれら業務を統括した効率的な支援 を可能とする。
【0003】 同図では、複数の診察室別に設けられる診療支援システム1と、集中化した診 察受付や会計処理部門に設けられる医療事務システム2と、血液検査や放射線撮 影等の検査部門3と、薬局部門4と、医療情報の集約管理のためのカルテ等の情 報管理を行うデータベースを含むサーバ5等がLAN(ローカルエリアネットワ ーク)で通信接続される。さらに、広域ネットワークを介した連携医療施設6、 医療支援コンピュータシステムのサポートセンタ7、血液検査法人等の外注検査 施設8等に通信接続可能にされる。
【0004】 このような医療支援コンピュータシステムによる医療支援は、診療対象者(外 来患者または入院患者)が診察券を持参したときの医療事務システム2での自動 受付処理、この自動受付によるカルテの診療支援システム1側への自動搬送処理 、診療医師による診療に際しての検査部門3側への検査内容の自動通知処理、適 切な薬情報の自動提示処理や検査結果の自動提示処理、薬局部門4側への投薬情 報の自動通知処理などの情報処理を支援する。さらに、連携医療施設6等による 医療情報の交換処理や外注検査施設8への検査内容指示処理を支援する。 なお、医院に対応した医療支援コンピュータシステムでは、診療支援システム 1に検査部門3とサーバ5を統合し、医療事務システム2に薬局部門4を統合し た簡易形システムに構成される。
【0005】 さらに、カルテとしては、従前のペーパ方式に代えて、図5中に電子カルテ9 として示す電子カルテ方式が普及してきている。この電子カルテ方式は、ペーパ 方式カルテで採用される患者特定情報、診察・治療情報、投薬履歴情報等からな るカルテ情報をLAN伝送し、診療医師は診療支援システム1のディスプレイ装 置上で画面表示、およびこれに対する電子ペンやキーボードからの診断・治療・ 投薬情報等の入力操作を可能とし、さらに電子情報として医療事務システム2等 への必要事項データの自動転送やサーバ5のデータベースによる保存管理を可能 にする。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の病院における受診手順は、病院の外来患者は初診でない限り受付で診察 券を自動受付機に投入し、受診予約確認で診察受付伝票を受け取って該当する診 療科目の受付に提出し、診療を受けて処方箋を受け取り、処方箋と健康保険証を 医療事務システム2に提示して診療報酬を支払い、投薬された場合には薬局部門 4や外部処方箋受付薬局で薬代を払って薬を受け取る。
【0007】 これら受診手順は、医院における受診では簡略化されるも同様の手順になる。 また、前記の電子カルテ方式を採る医療支援コンピュータシステムを設備する医 療施設における受診では、カルテの自動搬送システムや医療事務・検査・投薬等 の指示伝票システムが省略されるが、ほぼ同等の手順になる。 ここで、診療報酬や薬代は、患者が持参する健康保険証の記載内容を基に、患 者が加入する保険種別(健康保険組合、国民健康保険組合など)と、患者本人と その家族の違い、高齢者と一般人との違いなどから自動的に算定される。そして 、診療報酬や薬代は健康保険証の記載内容を基にして、患者本人からその自己負 担分を徴収し、差額を患者が所属する保険組合から徴収している。
【0008】 このように、現状の診療報酬料・薬代の徴収は、健康保険証の記載内容を基に 算定されるため、患者が健康保険証の持参を忘れたためにそのまま保険診療をし た場合や保険料未払い等で健康保険証が失効していた場合には、医療施設や薬局 は健康保険組合への支払請求時に健康保険組合より有効・無効の判断を診療行為 を施した医療施設や薬局に下され、無効の場合の対処はその医療施設や薬局は支 払いを拒否されてしまう。
【0009】 一方、患者が出先における急病等で、健康保険証を所持していない場合には保 険診療を受けられないと言う不都合があった。
【0010】 本考案の目的は、電子カルテによる医療支援コンピュータシステムにおいて、 患者が不適性な健康保険証を持参した/または患者が健康保険証を持参できなか った場合にも適正な保険診療および投薬を可能にした保険診療支援システムおよ び保険診療支援方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記の課題を解決するため、患者の健康保険証の有効/無効および 健康保険内容を診療医師が診療時に意識することなく判り易い方法で提示可能と するものである。
【0012】 すなわち、電子カルテ方式を採る医療支援コンピュータシステムにおいて、患 者の診療前に(例えば、受付待ち行列から電子カルテの処理対象に移行した時点 )、患者の健康保険証の有効/無効および健康保険内容の認証を得ておき、診療 時点で電子カルテ表示画面上に、健康保険証の有効/無効および健康保険内容が 、電子カルテの操作に拘わらず(操作画面の切替等による画面の切り替わり)、 診療医師が常に画面上で視認できるようにする。
【0013】 この電子カルテ表示に付加する健康保険証の有効性と保険内容の表示機能によ り、医師は、診療に取り掛かる前に、事前に患者の治療費の支払方法を知ること ができ、患者の負担を考慮した治療方法を選択可能となる。また、診療により発 行される処方箋を基にした薬局側での投薬に際しては、健康保険証の有効/無効 と保険内容が確認されており、薬代の負担に間違いを起こすことをなくす。
【0014】 また、本考案は、患者が出先に於ける急病等で、健康保険証を所持していない 場合、患者がクレジットカード(銀行のテビットカードも含む)を提示すること で、このカードの認証を得ることで健康保険証および保険内容の仮の認証として 、保険診療が受けられるようにする。
【0015】 すなわち、診療を受ける前に、患者が健康保険証の代わりにクレジットカード を提示したとき、そのクレジットカードの有効性が確認できた場合、カードを担 保として保険診療(通常は、非保険扱いで、後日返金)を受けられるようにする 。後日、健康保険証の記号・番号等を患者は当該医療施設に通知することで完了 する。万一、期日までに、当該患者からの通知が無かった場合は、提示されたク レジットカードに対して不足分を請求可能となる。
【0016】 以上の健康保険証の認証およびこれの仮の認証とするクレジットカードの認証 は、インターネット等の広域データ通信網や電話・FAX等の音声・画像通信網 と、それらに接続され、当該医療施設内に設備される医療支援コンピュータシス テムの付加機能として実現する。
【0017】 以上のことから、本考案は、以下の保険診療支援システムおよび保険診療支援 方法を特徴とする。 (1)医療施設における診療、医療事務、投薬等の医療業務を支援し、電子カ ルテ方式で患者の診療情報の画面表示と入力操作および管理を可能にした医療支 援コンピュータシステムにおける保険診療支援システムであって、 患者の診療前に、患者の健康保険証の有効/無効および健康保険内容の認証を 得ておく手段と、 電子カルテを画面表示した診療時に、該電子カルテの操作に拘わらず、前記健 康保険証の有効/無効および健康保険内容を、該電子カルテ表示画面上に常時表 示する手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】 (2)前記健康保険証の有効/無効および健康保険内容の認証は、健康保険組 合側に検証機構を用意し、医療施設側の医療支援コンピュータシステムに健康保 険証承認機構を用意し、両機構が広域ネットワークを介した通信によって得る機 構を備えたことを特徴とする。
【0019】 (3)前記健康保険証に代えて、患者からクレジットカードまたはデビットカ ードの提示を受けたとき、該カードの認証を得ることで前記健康保険証の有効/ 無効および健康保険内容の仮の認証とする手段を備えたことを特徴とする。
【0020】 (4)前記クレジットカードの認証は、クレジットカード発行機関側に検証機 構を用意し、医療施設側の医療支援コンピュータシステムにクレジットカード承 認機構を用意し、両機構が広域ネットワークを介した通信によって得る機構を備 えたことを特徴とする。
【0021】 (5)前記医療支援コンピュータシステムは、診療後の処方箋の発行に際して 、前記健康保険証および健康保険内容の認証結果に応じて、または前記クレジッ トカードの認証結果に応じて、患者の会計および投薬に際して付加情報として通 知し、患者負担率を基にした請求額を自動的に算定する手段を備えたことを特徴 とする。
【0022】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案の実施形態を示す保険診療の認証処理手順図であり、図5に示 す医療支援コンピュータシステムのうち、医院向けの簡易式システムで、その付 加機能として電子カルテを採用するシステムに適用した場合である。
【0023】 医療施設が患者から診察券受付けまたは初診受付けしたとき(S1)、この受 付で保険証提示の有無をチェックする(S2)。このチェックで、保険証の提示 が有った場合、保険証番号を自動または受付員によるキー入力で読み取り(S3 )、保険証の認証を行う(S4)。この保険証認証は、後に詳細に説明するよう に、医療支援コンピュータシステムから広域ネットワークを通して外部の認証機 構による認証を受け、認証を得られた場合には保険種別等に応じた保険診療扱い と決定し、得られない場合には非保険診療扱いと決定する。
【0024】 次に、処理S2において、健康保険証の提示が無い場合、前回までの受診時に 健康保険証の提示が有ったか否かをチェックし(S5)、提示された場合には医 療支援コンピュータシステムがもつデータベースから健康保険証番号を読出し( S6)、S4の健康保険証認証(S4)に移行する。これらチェック処理S5お よび読出し処理S6は、データベースへのアクセスで自動化することもできる。 これら処理S2〜S6により、患者の診療前に、患者の健康保険証の有効/無効 および健康保険内容の認証を得ておくことができる。
【0025】 次に、処理S5において、健康保険証の提示が初診で持参を忘れた場合や前回 受診までも無かった場合、もしくは患者が出先で急病になって健康保険証提示が できなかった場合、患者がクレジットカード(またはデビットカード)を保有し ていればクレジットカードの有効性を確認する(S7)。このクレジットカード の有効性の確認は、上記の保険証認証と同様に、外部の認証機構により認証を受 ける。処理S7に確認でクレジットカードが有効であれば、クレジットカードを 担保とした保険診療扱いと決定する(S8)。また、クレジットカードが無効で あれば、非保険診療扱いと決定する(S9)。これら処理S7〜S9により、患 者の診療前に、患者のクレジットカードの認証から、患者の健康保険証の有効/ 無効および健康保険内容の仮の認証を得ておくことができる。
【0026】 以上までの処理S4,S8,S9によって決定された保険診療扱いと非保険診 療扱いの情報は、実際の診療に際して電子カルテ表示画面での常時表示画像とし て表示させる(S10)。この表示形態は、図2に表示画面例を示すように、電 子カルテの内容と診療医師の名前と各種検査結果(レントゲン写真、超音波、C T、血液、尿など)の写真やデータの表示(一括表示またはウインドウ切換え表 示)に際して、患者に対する保険診療扱い/非保険診療扱いの区別及び保険診療 扱いの場合にはその健康保険内容を常時表示させる。この表示には、診療医師が 意識することなく判り易い方法とし、例えば、画面を構成するウインドウの枠や 、ウインドウ自体の配色を変え、また、ウインドウの固定位置一枠や右上隅等々 に行うのが好ましい。
【0027】 この保険診療扱いと非保険診療扱いおよび保険内容の常時表示により、診療診 療医師は電子カルテ等の視認に際して、患者の健康保険証の有効/無効および保 険内容を意識することなく確実に認識することが可能となり、診療診療医師は診 療(S11)に取り掛かる前に、事前に患者の治療費の支払方法を知って、患者 の負担を考慮した治療方法を選択することもできる。診療を終了した後は、従来 と同様に、処方箋の発行による会計や投薬などに移行する(S12)。これら健 康保険証の有効/無効および保険内容は、会計および投薬に際して付加情報とし て通知され、患者負担率を基にした請求額が自動的に算定される。
【0028】 なお、図1の手順において、健康保険証の提示(S2)は、比較的規模の大き い病院などでは、初診者は最初に健康保険証の提示を受けるが、再診患者に対し ては診察券提示によって診療を終えた後に医療事務システム2側でなされる場合 が多い。この医療システムに本実施形態を適用するには、受付けた診察券を基に データベースから患者の健康保険証番号を読出し(S6)、健康保険証の認証( S4)を行うことで済む。
【0029】 次に、図1における健康保険証の認証(S4)とクレジットカードの有効性認 証(S7)は、本願出願人は会員認証システムを既に提案しており(特願200 2−222695)、このシステムの変形例として実現できる。このシステムを 以下に詳細に説明する。
【0030】 図3は、クレジットカード認証システムの構成図である。本システムは、クレ ジットカード発行機関11側に検証機構11Aを、クレジットカードの提示によ り医療サービス提供者(医療施設)側12の医療支援コンピュータシステムにク レジットカード承認機構12Aを用意し、広域ネットワーク13を介してそれら を通信接続可能にする。さらに、ネットワーク13を介して相手先の提供と両者 で行われる通信の暗号・相手保証を提供する保証機構14を用意する。
【0031】 以下、各機構がコンピュータ処理手段および情報通信手段として搭載する各種 機能を説明する。
【0032】 (1)検証機構11A 検証機能:クレジットカード承認機構12Aより送信されたクレジットカード 情報(カード番号や住所など)と、クレジットカードを提示した本人の氏名と、 それに記載されていない本人自身の情報(クレジットカード発行機関単位に提示 :以降、本人確認情報)を用いて会員マスタ11Bを検索し、有効の場合はその 旨を、無効の場合はその旨をクレジットカード承認機構12Aに返信する。 変更通知機能:クレジットカード会員に関する登録内容に変更が発生した場合 、変更が発生したクレジットカード会員に対し以前認証を求めた医療サービス提 供者12に対し、登録内容の変更が発生した旨の通知を送信する。 更新有無検証機能:医療サービス提供者12より送信されてくるクレジットカ ード番号に対し、登録内容の更新の有無を送信されて来たクレジットカード番号 に従って返信する。 検証依頼履歴管理機能:医療サービス提供者12からの有効性認証依頼の履歴 をクレジットカード単位に『認証依頼日時』、『認証依頼者(医療サービス提供 者)』、『認証に用いた情報』、『認証結果』等を一定期間(クレジットカード の有効期間等)保存し、クレジットカードの変更通知機能や認証に係わる事故・ 事件等への対応に用いる。
【0033】 (2)クレジットカード承認機構12A クレジットカード承認機能:提示されたクレジットカードの発行機関名や会員 番号及びクレジットカードに記載されている付随情報と、クレジットカード提示 者の氏名と、クレジットカード発行機関11で予め提示する本人確認情報を入力 し、自身の保持する承認マスタ12Bを検索し、有資格者の場合はその旨を提示 する。また、資格情報が不明の場合は、発行機関名により確定する発行機関の検 証機構11Aを用いて検証し、その結果を提示すると共に、有資格者であった場 合は、承認マスタ12Bに追加保存する。 承認マスタ自動更新機能(その1):クレジットカード発行機関1より更新通 知を受けた場合、承認マスタ12B上の更新通知を発信した発行機関の会員証情 報より会員証番号を総て発行機関に送信し、会員証毎に更新の有無を受け取ると 共に、更新の発生した承認マスタ上の更新前の会員証情報を無効に設定(又は削 除)する。 承認マスタ自動更新機能(その2):会員証に記載されている有効期限に達し た会員証情報を自動的に無効に設定(又は削除)する。
【0034】 (3)保証機構4 クレジットカード発行機関1と医療サービス提供者2が明なる関係の下に無い 為、両者に関係が発生した場合に両者に対し真正性を含め相手の通信先を提供す ると共に、通信の安全性を確保する。 図4は、図3のクレジットカード認証システムを健康保険証検証システムに応 用した例を示し、本人情報として氏名、続柄、事業所電話番号等を承認する検証 機能処理の流れは、以下のようになる。
【0035】 (S21)医療サービス提供者22は、提示された保険証の情報より記号、保 険証番号、被保険者の住所、氏名、生年月目、被保険者事業者名、被保険者事業 者住所を会員証承認機構22Aに入力し、さらに本人(患者)の情報から氏名、 被保険者との続柄、事業所電話番号を会員証承認機構22Aに入力する。 (S22)健康保険証承認機構22Aは、入力された内容で自身の持つ承認マ スタ22Bで照合し、照合できた場合は、有効を提示する。 (S23)上記の(S22)で照合出来なかった場合、入力された記号+保険 証番号を保証機構24の公開鍵で暗号化し保証機構24に送信する。 (S24)保証機構24は、上記の(S23)の処理で受信した記号+保険証 番号に該当する健康保険組合21のアドレスと公開鍵を医療施設の公開鍵で暗号 化して医療施設の健康保険証承認機構22Aに返信する。 (S25)健康保険証承認機構22Aは、上記の(S24)の処理で健康保険 組合のアドレスと公開鍵を受信した(S21で入力された)内容と自身の識別名 を健康保険組合の公開鍵で暗号化し、健康保険組合の検証機構21Aに送信する 。 (S26)健康保険組合の検証機構21Aは、上記の(S25)の処理で受信 した被保険者情報(S21で入力した内容)で会員マスタ21Bの情報と照合し 、照合結果を以降の手順で医療施設の健康保険証承認機構22Aに返信する。 (S27)健康保険組合の検証機構21Aは、上記の(S26)の処理で得た 医療施設の識別名を保証機構24にその公開鍵で暗号化して送信する。 (S28)保証機構24は、上記の(S27)の処理で受信した識別名に該当 する医療施設のアドレスとその公開鍵を健康保険組合21の公開鍵で暗号化して 返信する。 (S29)健康保険組合21の検証機構21Aは、上記の(S28)の処理で 受信した照合結果を医療施設22の公開鍵で暗号化し、医療施設の健康保険証承 認機構22Aに返信する。 (S30)医療施設の健康保険証承認機構22Aは、上記の(S29)の処理 で受信した検証結果を提示すると共に、自身の承認マスタ22Bに(S21)で 入力された内容を登録する。
【0036】 以上のような保険診療支援システムおよび保険診療支援方法により、医療施設 側は、患者のクレジットカードおよび健康保険証の認証の基に適正な保険診療が 可能となる。
【0037】
【考案の効果】 以上のとおり、本考案によれば、患者の健康保険証の有効/無効および健康保 険内容を診療医師が診療時に意識することなく判り易い方法で提示可能としたた め、患者が不適性な健康保険証を持参した/または患者が健康保険証を持参でき なかった場合にも適正な保険診療および投薬が可能となる。
【0038】 また、患者がクレジットカード等を提示することで、このカードの認証を得る ことで健康保険証および保険内容の仮の認証として、保険診療が受けられるよう にするため、患者が出先に於ける急病等で、健康保険証を所持していない場合に も適正な保険診療および投薬が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態を示す保険診療の認証処理手
順図。
【図2】実施形態における診療時の表示画面例。
【図3】実施形態におけるクレジットカード認証システ
ムの構成図。
【図4】実施形態における健康保険証認証システムの構
成図。
【図5】医療支援コンピュータシステムの構成図。
【符号の説明】
1…診療支援システム 2…医療事務システム 3…検査部門 4…薬局部門 5…サーバ 6…連携医療施設 7…サポートセンタ 8…外注検査施設

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療施設における診療、医療事務、投薬
    等の医療業務を支援し、電子カルテ方式で患者の診療情
    報の画面表示と入力操作および管理を可能にした医療支
    援コンピュータシステムにおける保険診療支援システム
    であって、 患者の診療前に、患者の健康保険証の有効/無効および
    健康保険内容の認証を得ておく手段と、 電子カルテを画面表示した診療時に、該電子カルテの操
    作に拘わらず、前記健康保険証の有効/無効および健康
    保険内容を、該電子カルテ表示画面上に常時表示する手
    段とを備えたことを特徴とする保険診療支援システム。
  2. 【請求項2】 前記健康保険証の有効/無効および健康
    保険内容の認証は、健康保険組合側に検証機構を用意
    し、医療施設側の医療支援コンピュータシステムに健康
    保険証承認機構を用意し、両機構が広域ネットワークを
    介した通信によって得る機構を備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の保険診療支援システム。
  3. 【請求項3】 前記健康保険証に代えて、患者からクレ
    ジットカードまたはデビットカードの提示を受けたと
    き、該カードの認証を得ることで前記健康保険証の有効
    /無効および健康保険内容の仮の認証とする手段を備え
    たことを特徴とする請求項1に記載の保険診療支援シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記クレジットカードの認証は、クレジ
    ットカード発行機関側に検証機構を用意し、医療施設側
    の医療支援コンピュータシステムにクレジットカード承
    認機構を用意し、両機構が広域ネットワークを介した通
    信によって得る機構を備えたことを特徴とする請求項3
    に記載の保険診療支援システム。
  5. 【請求項5】 前記医療支援コンピュータシステムは、
    診療後の処方箋の発行に際して、前記健康保険証および
    健康保険内容の認証結果に応じて、または前記クレジッ
    トカードの認証結果に応じて、患者の会計および投薬に
    際して付加情報として通知し、患者負担率を基にした請
    求額を自動的に算定する手段を備えたことを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の保険診療支援シス
    テム。
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