JP2008191955A - 支払請求事務代行システム - Google Patents
支払請求事務代行システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008191955A JP2008191955A JP2007026180A JP2007026180A JP2008191955A JP 2008191955 A JP2008191955 A JP 2008191955A JP 2007026180 A JP2007026180 A JP 2007026180A JP 2007026180 A JP2007026180 A JP 2007026180A JP 2008191955 A JP2008191955 A JP 2008191955A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- patient
- medical
- content
- information
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Abstract
【解決手段】 医療機関が管理する医療機関システムとレセプト審査支払機関が管理する審査システムとの間に介在し、診療報酬請求事務を代行するシステム10であり請求事務代行主体が管理する。患者確認部11により患者から入力された患者ID情報を基に患者を特定・確認する。診療データ収集部12により患者に施した診療内容を記述した診療データを医療機関システム20から受信する。内容確認処理部13により診療内容を患者に直接提示し、患者の患者ID情報の入力とともに診療内容の確認入力を受け付ける。レセプトデータ作成・送信部14は内容確認処理部13において診療内容が正しいと確認された場合のみレセプトデータを作成し、審査システム30に送信する。
【選択図】 図1
Description
ここで、レセプトとは、診療報酬や介護報酬や療養費の支払いを請求するためレセプト審査支払機関(国民健康保険団体連合会(国保連)、社会保険診療報酬支払基金(支払基金))に対して提出する支払請求申請書のことである。
接骨院、鍼灸院、按摩マッサージ院など長期に療養が継続されるものは療養内容ごとに療養費が決められており、これら療養行為を施した療養型期間は療養費請求のルールに則り、作成したレセプトを使って患者が所属する保険者に療養費の支払いを求める。
また同様に、介護保険制度の下、要介護者に対する介護の内容ごとに介護報酬も定められており、これら介護行為を施した介護機関は介護報酬のルールに則り、作成したレセプトを使って介護保険者に介護報酬の支払いを求める。
例えば、患者Aは初診時に医療機関(病院、診療所、薬局、歯科)Bに対して保険証を提示し、問診表などを書き込んだ後、治療を受ける。その後窓口で診療費の自己負担分(例えば1割や3割)を支払う。
一方、医療機関Bは医療行為に対するレセプトを作成し、各都道府県のレセプト審査支払機関(国保連、支払基金)Cに送致し、レセプト審査支払機関Cは審査担当者(指定医師など)によりレセプトの正当性を審査し、それが正当であれば保険者(市町村国民保健組合、共済組合、健保組合)Dに通知する。保険者Dはレセプト審査支払機関Cに支払い承認をし、レセプト審査支払機関Cは医療機関Bに診療報酬の支払いをする。
患者Aは初診時に接骨院・柔整院Bに対して保険証を提示し、問診表などを書き込んだ後、治療を受ける。その後窓口で療養費の自己負担分(例えば1割や3割)を支払う。
なお、長期の療養が必要な接骨院などでは療養費支払請求の際には療養費支給申請書が必要である。この療養費支給申請書には患者のサインが必要であるところ、支払請求のためのレセプト作成処理およびレセプト送付処理のタイミングと患者の来院のタイミングが合わないので、レセプト作成・送付時に患者のサインをもらうことが事実上難しく、現状は、初診時に患者に対してサインをもらい、白紙委任を取り付けているのが実情となっている。
接骨院・柔整院Bは施術行為に対するレセプトを作成し、直接保険者(市町村国民保健組合、共済組合、健保組合)Dに通知する。保険者Dはレセプトの正当性を審査し、それが正当であれば医療機関Bに診療報酬の支払いをする。
レセプト支払審査機関は、大量のレセプト審査を行っており、上記のような不正請求に対して十分なチェックを行うことが難しい現状がある。
不適切な支払請求を防止する従来技術としては、例えば特開2000−20608号公報に記載の『医療事務処理システム及びそのプログラム記録媒体』がある。これは医療機関において、各種医療事務を管理するレセプトシステムと各受付窓口で料金授受(一時負担金の精算)を管理するレジスタシステムとは互いに連動していなかったので、これを連動させ、レセプト事務と窓口会計とを一本化するものである。これは主に過失による診療報酬の過誤請求を防止する技術と言える。
医療機関による故意の不正請求を防止する手立てとしては、まず第1はレセプトの作成を各医療機関自らが作成するのではなく第三者機関が行うことが有効である。さらに、第三者機関がレセプト作成にあたり各医療機関からの申告のみではなく、各医療機関ではない他者による申告や確認を取ることが有効である。
また、本発明の第2の目的は、医療機関、介護機関、療養型機関に義務付けられている厚生省や都道府県等の行政機関に対する許認可申請や内容変更の届出等の事務手続きを代行することにより、煩雑な事務手続のための人手と作業時間をなくすことができる支払請求事務代行システムを提供することにある。
前記医療機関に来院した患者から入力されたID情報を基に前記患者を特定・確認し、患者管理番号を前記医療機関システムに通知する患者確認部と、
前記医療機関で前記患者に施した診療内容を記述した診療データを前記患者管理番号とともに前記医療機関システムから受信する診療データ収集部と、
前記診療内容を前記患者に直接提示し、前記患者のID情報の入力とともに前記診療内容の確認入力を受け付ける内容確認処理部と、
前記内容確認処理部において前記診療内容が正しいと確認入力されたことを条件としてレセプトデータを作成し、前記審査システムに送信するレセプトデータ作成・送信部とを備えたものである。
いわゆる来院型医療にかかる支払請求事務代行システムにおいて、内容確認処理部を用いた患者自身による診療内容の確認処理とレセプトデータ作成・送信部によるレセプト作成処理を確実に連動させており、診療内容が患者自身によって確実に確認されたもののみレセプトデータとして作成され、不正請求や間違った請求が低減される。
前記介護機関に来院した要介護者から入力されたID情報を基に前記要介護者を特定・確認し、要介護者管理番号を前記介護機関システムに通知する要介護者確認部と、
前記介護機関で前記要介護者に施した介護内容を記述した介護データを前記要介護者管理番号とともに前記介護機関システムから受信する介護データ収集部と、
前記介護内容を前記要介護者に直接提示し、前記要介護者のID情報の入力とともに前記介護内容の確認入力を受け付ける内容確認処理部と、
前記内容確認処理部において前記介護内容が正しいと確認入力されたことを条件としてレセプトデータを作成し、前記審査システムに送信するレセプトデータ作成・送信部とを備えたものである。
いわゆる来院型介護にかかる支払請求事務代行システムにおいて、内容確認処理部を用いた要介護者自身による介護内容の確認処理とレセプトデータ作成・送信部によるレセプト作成処理を確実に連動させており、介護内容が要介護者自身によって確実に確認されたもののみレセプトデータとして作成され、不正請求や間違った請求が低減される。
次に、上記目的を達成するため、患者が接骨院、鍼灸院、按摩マッサージ院などの療養型機関に来院するいわゆる来院型療養にかかる本発明の請求事務代行システムは、療養型機関が管理する療養機関システムとレセプト審査支払機関が管理する審査システムとの間に介在し、療養費の支払請求事務を代行する支払請求事務代行主体が管理する支払請求事務代行システムであって、
前記療養型機関に来院した患者から入力されたID情報を基に前記患者を特定・確認し、患者管理番号を前記療養機関システムに通知する患者確認部と、
前記療養機関で前記患者に施した療養内容を記述した療養データを前記患者管理番号とともに前記医療機関システムから受信する療養データ収集部と、
前記療養内容を前記患者に直接提示し、前記患者のID情報の入力とともに前記療養内容の確認入力を受け付ける内容確認処理部と、
前記内容確認処理部において前記療養内容が正しいと確認入力されたことを条件としてレセプトデータを作成し、前記審査システムに送信するレセプトデータ作成・送信部とを備えたものである。
いわゆる来院型療養にかかる支払請求事務代行システムにおいて、内容確認処理部を用いた患者自身による療養内容の確認処理とレセプトデータ作成・送信部によるレセプト作成処理を確実に連動させており、療養内容が患者自身によって確実に確認されたもののみレセプトデータとして作成され、不正請求や間違った請求が低減される。
次に、上記目的を達成するため、医療スタッフが患者のもとへ訪問して施術するいわゆる訪問型医療の本発明の支払請求事務代行システムは、訪問する医療スタッフが携帯する携帯端末とレセプト審査支払機関が管理する審査システムとの間に介在し、診療報酬の支払請求事務を代行する支払請求事務代行主体が管理する支払請求事務代行システムであって、
前記携帯端末を介して患者から入力され送信されたID情報を基に前記患者を特定・確認する患者確認部と、
訪問した前記医療スタッフが前記患者に施した診療内容を記述した診療データを前記携帯端末から受信する診療データ収集部と、
前記携帯端末の画面を介して前記診療内容を前記患者に直接提示し、前記患者のID情報の入力とともに前記診療内容の確認入力を受け付ける内容確認処理部と、
前記内容確認処理部において前記診療内容が正しいと確認入力されたことを条件としてレセプトデータを作成し、前記審査システムに送信するレセプトデータ作成・送信部とを備えたものである。
いわゆる訪問型医療にかかる支払請求事務代行システムにおいても、内容確認処理部を用いた患者自身による診療内容の確認処理とレセプトデータ作成・送信部によるレセプト作成処理を確実に連動させており、診療内容が患者自身によって確実に確認されたもののみレセプトデータとして作成され、不正請求や間違った請求が低減される。
次に、上記目的を達成するため、介護スタッフが要介護者のもとへ訪問して介護するいわゆる訪問型介護にかかる本発明の支払請求事務代行システムは、訪問する介護スタッフが携帯する携帯端末とレセプト審査支払機関が管理する審査システムとの間に介在し、介護報酬の支払請求事務を代行する支払請求事務代行主体が管理する支払請求事務代行システムであって、
前記携帯端末を介して要介護者から入力され送信されたID情報を基に前記要介護者を特定・確認する要介護者確認部と、
訪問した前記介護スタッフが前記要介護者に施した介護内容を記述した介護データを前記携帯端末から受信する介護データ収集部と、
前記携帯端末の画面を介して前記介護内容を前記要介護者に直接提示し、前記要介護者のID情報の入力とともに前記介護内容の確認入力を受け付ける内容確認処理部と、
前記内容確認処理部において前記介護内容が正しいと確認入力されたことを条件としてレセプトデータを作成し、前記審査システムに送信するレセプトデータ作成・送信部とを備えた支払請求事務代行システム。
いわゆる訪問型介護にかかる支払請求事務代行システムにおいても、内容確認処理部を用いた要介護者自身による介護内容の確認処理とレセプトデータ作成・送信部によるレセプト作成処理を確実に連動させており、介護内容が要介護者自身によって確実に確認されたもののみレセプトデータとして作成され、不正請求や間違った請求が低減される。
次に、上記目的を達成するため、療養スタッフが患者のもとへ訪問して療養するいわゆる訪問型療養にかかる本発明の支払請求事務代行システムは、訪問する療養スタッフが携帯する携帯端末とレセプト審査支払機関が管理する審査システムとの間に介在し、療養費の支払請求事務を代行する支払請求事務代行主体が管理する支払請求事務代行システムであって、
前記携帯端末を介して患者から入力され送信されたID情報を基に前記患者を特定・確認する患者確認部と、
訪問した前記療養スタッフが前記患者に施した療養内容を記述した療養データを前記携帯端末から受信する療養データ収集部と、
前記携帯端末の画面を介して前記療養内容を前記患者に直接提示し、前記患者のID情報の入力とともに前記療養内容の確認入力を受け付ける内容確認処理部と、
前記内容確認処理部において前記療養内容が正しいと確認入力されたことを条件としてレセプトデータを作成し、前記審査システムに送信するレセプトデータ作成・送信部とを備えたものである。
いわゆる訪問型療養にかかる支払請求事務代行システムにおいても、内容確認処理部を用いた患者自身による療養内容の確認処理とレセプトデータ作成・送信部によるレセプト作成処理を確実に連動させており、療養内容が患者自身によって確実に確認されたもののみレセプトデータとして作成され、不正請求や間違った請求が低減される。
患者のバイオメトリックス情報を用いれば偽造は極めて困難であり、より一層、不正請求などが低減される。
さらに、前記患者確認部において入力を求める前記患者のバイオメトリックス情報と、前記内容確認処理部において入力を求める前記患者のバイオメトリックス情報とを異なる部位のバイオメトリックス情報とすることも好ましい。
複数のバイオメトリックス情報を組み合わせることによりより一層偽造が困難となり、不正請求などが低減される。
上記構成により、毎回バイオメトリックス情報を入力する部位が動的に選択されるので、より一層偽造が困難となり、不正請求などが低減される。
また、上記した患者確認部において確認入力時にバイオメトリックス認証を用いる構成では、患者が確実に本人であり、いわゆる「なりすまし」による不正受診を防止することができる。
また、上記した内容確認部による確認入力処理とレセプトデータ作成送信部によるレセプトデータ作成処理と債権売買契約締結部による債権の買い取り処理を連動せしめた構成では、患者や要介護者から直接内容が正しいと確認されたもののみに対してレセプトの作成処理と医療機関側に診療報酬の債権の買い取り処理を進めることができ、不正診療報酬請求が介在する余地がなくなる。
なお、上記債権買い取り処理は、レセプトに基づく診療報酬請求権を債権と見て債権買い取り処理を行なう仕組みである。ここで、本発明の診療報酬請求事務代行システムでは診療報酬請求の内容に不正が介在する余地がないため保険者から必ず診療報酬が支払われるので、診療報酬の受け取りは債権回収ではなく取立て委任方式による立替金の受け取りと位置づけることもできる。つまり、診療報酬請求の受け取りは上記の債権買い取り処理と位置づけず立替金の取立て委任処理と位置づけることもできる。
以下の説明において医療機関は特に限定されず、総合病院、医院、接骨院、歯科医院、調剤薬局など、社会保険制度の利用が可能で診療報酬請求事務が生じる機関であれば本発明のシステムを導入する対象機関となる。なお、介護報酬請求事務代行システムの場合は、介護機関も特に限定されず、介護施設、介護付き老人ホーム、介護付きマンションなど介護保険制度の利用が可能で介護報酬請求事務が生じる機関であれば良い。
ここで、診療報酬請求事務代行システム10は、医療機関システム20と審査システム30との間に介在し、両者間におけるレセプトデータの作成処理の代行実行と、診療報酬請求事務処理の代行実行するものである。なお、診療報酬請求事務代行システム10を設置・管理する主体は、請求事務代行主体であり、医療機関の一組織ではなく、医療機関組織から独立した存在であることが好ましい。
患者確認部11は、医療機関に来院した患者50から入力された患者ID情報を基に患者50を特定・確認し、患者管理番号を医療機関システムに通知する部分である。
この構成例では、医療機関の窓口に設置されるいわゆる窓口端末21の一部に患者ID情報入力部111が組み込まれている。患者ID情報入力部111の設置・管理は、請求事務代行主体が行っても良く、医療機関が行っても良い。前者の場合は、請求事務代行主体が診療報酬請求事務代行システム10の一部として医療機関に供給または貸与して医療機関システム20に組み込むこととなり、後者の場合は、医療機関側が医療機関システム20の一部として購入・設置して組み込むこととなる。
患者確認部11は、患者ID情報入力部111を介して取得された患者ID情報を基に患者50を特定する患者特定機能と、特定した患者50に割り当てられている患者管理番号を医療機関システム20に通知する患者管理番号通知機能を備えている。
なお、患者情報データベース112は患者ごとの諸情報を格納したデータベースであり、患者の名前、性別、年齢、保険種類などの患者属性を示す各種情報のほか患者ID情報も格納されている。患者ID情報がバイオメトリックス情報の場合、照合が予定されているバイオメトリックス情報、たとえば、指の静脈パターン情報、指紋情報、手のひらの静脈パターン情報、虹彩パターン情報などが格納されている。
患者確認部11により患者管理番号が医療機関システム20に通知されると医療機関側は当該患者が受診のために来院したことを把握することができ、医療機関システム20側において通常の窓口受付業務を行うことが可能となる。
医療機関では来院した患者に対して適切な診療行為を施すが、各診療行為には保険点数がつけられており、医療機関システム20は施術された診療行為の入力を受け、患者に施した診療内容を記述した診療データを作成し、本発明の診療報酬請求事務代行システム10に送信する。診療データ収集部12は医療機関システム20から診療内容を記述した診療データを受信する。
内容確認処理部13とレセプトデータ作成・送信部14の連動処理により、レセプトデータ作成・送信部14によりレセプトデータが作成される場合は常に患者により診療内容が確認されており、診療内容の水増し請求や診療内容の架空請求を確実に防止することができることとなる。
診療報酬は最終的には保険者に請求されるのであるが、その前にレセプトがレセプト審査機関において審査に付される。診療報酬請求事務代行システム10では内容確認処理部13により確認済みのレセプトデータがレセプトデータ作成・送信部14により作成され送信される。
患者50は初診時、医療機関の窓口で初診来院手続きを行う。保険証を提示する(図2ステップS1)。
医療機関は保険番号の確認を含め必要な窓口手続きを行う。医療機関は患者管理番号を付す(図2ステップS2)。
次に、患者50は、医療機関に設置された窓口端末21の一部として組み込まれている患者確認部11の患者ID情報入力部111を介して患者のID情報を入力する(図2ステップS3)。ここでは、バイオメトリックス情報を入力し、指の静脈パターンを入力するものとする。患者50は患者ID情報入力部111に指を添えて静脈パターンを入力する。図3の流れ図の例は医療機関の窓口端末21に付属されている患者ID情報入力部111に患者50が指を添えて静脈パターンを入力する様子を模式的に示した図である。
次に、患者50は疾病の状態を問診表に記入するなどし、診察に臨む。医療機関は患者に対して適切な診療行為を施す(図2ステップS5)。
医療機関は患者に対して施した診療内容を記述した診療データを患者管理番号とともに診療データ収集部12に対して送信する(図2ステップS6)。
内容確認処理部13は診療データに記述された診療内容を患者に対して直接提示する(図2ステップS8)。たとえば、窓口端末21のモニタ上に診療内容を表示する。
患者50が受けた診療内容が正しい場合は(図2ステップS9:Y)、患者50は確認入力を行う。この例では患者50は患者ID情報入力部111に指を添えて静脈パターンも併せて入力する。
なお、この実施例では患者の自己負担分の明細データと請求金額データもレセプトデータ作成・送信部14が作成する例とする。レセプトデータ作成・送信部14は患者の自己負担分の明細データと請求金額データを作成するものとする。この実施例では、レセプトデータ作成・送信部14は、医療機関システム20に対して患者の自己負担分の明細データと請求金額データを送信する。
なお、患者50からの確認入力が行われない場合または誤りであると確認された場合(図2ステップS9:N)、所定の誤り請求時の処理を行う。ここでは詳述しないが、決められた運営に従って処理する。例えば、カルテに実際に記載されている診療内容と医療機関システム20から診療報酬請求事務代行システム10に送信された診療データとの突き合わせによる再確認処理、患者50の単なる誤解ではないかの確認処理などを行う。
患者50は再来院時、医療機関の窓口で再診手続きを行う。
まず、患者50は、患者ID情報入力部111を介して患者50のID情報を入力する(図5ステップS21)。ここでは指の静脈パターンを入力する。患者50は患者ID情報入力部111に指を添えて静脈パターンを入力する。
再来院時には既に患者情報データベース112には患者50の諸情報が格納されており、患者50の名前などの患者属性を示す各種情報のほか患者のバイオメトリックス情報が患者ID情報として格納されている。指の静脈パターンにより患者50が特定・識別される。このバイオメトリックス情報を用いた患者50の特定・識別により患者50本人の再来院が確実に立証され、他人による「なりすまし」を利用した架空請求が不可能となる。
その後、医療機関では患者管理番号をキーとして患者50の前回の来院時の治療内容や疾病の経過情報など必要な医療事務管理を行い、医療スタッフは今回の診療・施術を行う(図5ステップS23)。
医療機関は患者に対して施した診療内容を記述した診療データを患者管理番号とともに診療データ収集部12に対して送信する(図5ステップS24)。
内容確認処理部13は、患者50から診療内容が正しいか誤りかの確認入力を受け付ける(図5ステップS26)。
患者50が受けた診療内容が正しい場合(図5ステップS26:Y)は、患者50は確認入力を行う。この例では内容確認処理部13を介した診療内容の確認入力に併せて、患者50は患者ID情報入力部111に指を添えて静脈パターンを入力する。
この実施例では、レセプトデータ作成・送信部14は、医療機関システム20に対して患者の自己負担分の明細データと請求金額データを送信する(図5ステップS28)。医療機関システム20はレセプトデータ作成・送信部14より渡された患者の自己負担分の明細データと請求金額データを基に患者に対する窓口支払い業務を行い、料金の支払いを受ける(図5ステップS29)。
その後、審査システム30においてレセプトの審査が行われ、審査に合格すれば各保険者にレセプトデータが送付され、診療報酬請求が行われる。
以下の説明において訪問治療・介護の内容は特に限定されず、医師・歯科医師による往診、柔整師によるマッサージ、介護士による介護など社会保険制度の利用が可能で診療報酬請求事務や介護報酬請求事務が生じる内容であれば本発明のシステムを導入する対象となる。
実施例1では来院型システムであったので医療機関窓口に設置される窓口端末21が存在したが、実施例2は訪問型システムであるので、訪問する医療スタッフが携帯する携帯端末22が用いられる。携帯端末22は携帯電話、携帯型ハンドヘルドコンピュータなど携帯が可能でかつ通信機能を備えた端末が想定される。
患者確認部11は、医療スタッフが携帯する携帯端末22に組み込まれた患者ID情報入力部111を介して取得された患者ID情報を基に患者50を特定する患者特定機能と、特定した患者50に割り当てられている患者管理番号を医療機関システム20に通知する患者管理番号通知機能を備えている。この構成例では患者確認部11は端末システム10bに設けられているが、携帯端末22の一部として組み込まれている構成も可能である。
患者管理番号通知機能は特定した患者50に割り当てられている患者管理番号を医療機関システム20に通知する機能である。
医療スタッフは在宅の患者に対して適切な診療行為を施すが、各診療行為には保険点数がつけられており、医療機関システム20は施術予定の診療内容を記述した診療データを作成し、本発明の診療報酬請求事務代行システム10に送信する。診療データ収集部12は医療機関システム20から診療内容を記述した診療データを受信する。
本実施例2では、内容確認処理部13は訪問する医療スタッフの携帯端末22の一部として組み込まれている。表示機能はこの携帯端末22のモニタ上に診療内容を提示することにより実現しても良い。確認機能はこの携帯端末22のモニタ上に構築したタッチパネル方式の確認ボタンの押下により患者から直接診療内容が正しいか否かの意思表示を受け付けても良い。
レセプトデータ作成・送信部14は、診療データ収集部12から診療データを受け取り、内容確認処理部13での認否確認において患者50より診療内容が正しいと確認入力された場合にのみ、当該診療データに基づいてレセプトデータを作成する機能と、作成したレセプトデータを審査システム30に送信する機能を備えている。
審査システム30、保険者システム40の働きは実施例1と同様で良い。
実施例2の診療報酬請求事務代行システム10においても内容確認処理部13により確認済みのレセプトデータがレセプトデータ作成・送信部14により作成され送信される。
実施例2では、患者のバイオメトリックス情報の登録、療養費支給申告書のサインなどは既に終わっているものとし、繰り返しの訪問施術の処理を説明する。訪問施術の流れは図9のフローチャート、図10の流れ図、図11の流れ図にまとめられている。各段階で適宜に他図を参照しつつ説明する。
ここでは既に患者情報データベース112には患者50の諸情報が格納されており、患者50の名前などの患者属性を示す各種情報のほか患者のバイオメトリックス情報が患者ID情報として格納されている。指の静脈パターンにより患者50が特定・識別される。このバイオメトリックス情報を用いた患者50の特定・識別により患者50本人の再来院が確実に立証され、他人による「なりすまし」を利用した架空請求が不可能となる。
入力された患者ID情報は携帯端末22の通信機能を介して患者ID情報が送信される。
その後、医療機関では患者管理番号をキーとして患者50の前回までの訪問施術の治療内容や疾病の経過情報など必要な医療事務管理を行ない、医療スタッフは今回の診療・施術を行う(図9ステップS33)。なお、診療・施術内容は、医療スタッフに対して訪問前にあらかじめ計画したものを医療スタッフに持たせておくか、携帯端末22のもつ通信機能を用いて医療スタッフに通知しておく。
医療機関システム20は患者に対して施す診療内容を記述した診療データを患者管理番号とともに診療データ収集部12に対して送信する(図9ステップS34)。この例では医療機関システム20が送信する構成例であるが、訪問で治療・施術した医療スタッフが携帯端末22から実際に行った治療・施術の診療内容を記述した診療データを送信する構成としても良い。
内容確認処理部13は、患者50から診療内容が正しいか誤りかの確認入力を受け付ける(図9ステップS36)。
患者50が受けた診療内容が正しい場合(図9ステップS36:Y)は、患者50は確認入力を行う。この例では内容確認処理部13を介した診療内容の確認入力に併せて、患者50は患者ID情報入力部111に指を添えて静脈パターンを入力する。
患者50からの確認入力が行われた場合(図9ステップS36:Y)、レセプトデータ作成・送信部14は確認された診療内容に基づいて保険情報データベース15にアクセスし保険点数を計算し、レセプトデータを作成し、保険情報データベース15にレセプトデータを蓄積する(図9ステップS37)。
レセプトデータは月末など所定の時期になるとレセプトデータ作成・送信部14を介して審査システム30に対して送信される(図9ステップS40)。
その後、審査システム30においてレセプトの審査が行われ、審査に合格すれば各保険者にレセプトデータが送付され、診療報酬請求が行われる。
特に、患者の複数の部位のバイオメトリックス情報を登録しておき、患者確認部11において入力を求める患者のバイオメトリックス情報と、内容確認処理部13において入力を求める患者のバイオメトリックス情報とを動的に選択して入力させる構成例を示すものである。
例えば、患者確認部11において入力を求める患者のバイオメトリックス情報を手のひらの静脈パターンとし、内容確認処理部13において入力を求める患者のバイオメトリックス情報を指の静脈パターンとする組み合わせを用いることができる。
また、患者確認部11において入力を求める患者のバイオメトリックス情報と内容確認処理部13において入力を求める患者のバイオメトリックス情報をあらかじめ静的に決めておかず、その都度動的に選択するものでも良い。動的に決められた生体部位の生体情報を入力してもらうように案内して入力させる。
図13は本発明の実施例4にかかる診療報酬請求事務代行システム10aの構成例を示した図である。実施例1または実施例2に示した診療報酬請求事務代行システム10の構成に加えて、実施例4の構成例では、債権売買契約締結部17を備えている。
ここで、内容確認処理部13による確認入力処理と、債権売買契約締結部17による債権売買契約締結処理がスムーズにつながるように、両者を連動させるよう工夫する。つまり、医療機関での毎回の診療ごとに、内容確認部13による確認入力処理と、債権売買契約締結部17による債権の買取申し込み情報の表示処理を連動せしめる。
図14において、ステップS51からステップS55までは実施例1の図5のステップS21からステップS25までの処理と同様で良く、ここでは説明を省略する。
図15に示すように、実施例4にかかる診療報酬請求事務代行システム10aは、内容確認部13による確認入力処理と、債権売買契約締結部17による債権の買取申し込み情報の表示処理を連動せしめている。つまり、患者や要介護者により直接、内容確認がなされない限り、債権売買契約締結部17による債権の買取申し込み情報の表示処理が行われず、医療機関に対して債権買取処理が実行されることもない。
権限を有する医療スタッフが債権買取の承諾を行い、承諾ボタンの押下により(ステップS57:Y)、債権買取承諾の旨が債権売買契約締結部17に伝えられる。拒否ボタンの押下により債権買取拒否の旨が債権売買契約締結部17に伝えられる。
診療報酬債権買取契約の締結により、診療報酬債権の買取額の支払い処理を行う(ステップS59)。診療報酬額100%に対して診療報酬債権の買取額は例えば80%の金額や75%の金額とし、若干の割引を行った額とする。
レセプトデータ作成・送信部14は患者により確認された診療内容に基づいて保険情報データベース15にアクセスし保険点数を計算し、レセプトデータを作成する。本実施例4の図14のステップS60からステップS64は実施例1の図5のステップS28からステップS31と同様で良い。
当該レセプトデータは報酬請求名義が医療機関である旨のデータとともに保険情報データベース15に格納蓄積される。
その後、審査システム30においてレセプトの審査が行われ、審査に合格すれば各保険者にレセプトデータが送付され、診療報酬請求が行われる。
本発明の実施例4にかかる診療報酬請求事務代行システムによれば、債権買取自動処理に不正診療報酬請求などが介在する余地がなくなる。
実施例5にかかる診療報酬請求事務代行システムの構成例は実施例4の図13の構成例と同様で良く、債権売買契約締結部17を備えている。
図16において、ステップS71からステップS75までは実施例1の図5のステップS21からステップS25までの処理と同様で良く、ここでは説明を省略する。
図17に示すように、実施例5にかかる診療報酬請求事務代行システム10aは内容確認部13による確認入力処理と、レセプトデータ作成・送信部14によるレセプトデータの作成処理と、債権売買契約締結部17による債権の買取申し込み情報の表示処理を連動せしめている。
権限を有する医療スタッフが債権買取の承諾を行い、承諾ボタンの押下により(ステップS78:Y)、債権買取承諾の旨が債権売買契約締結部17に伝えられる。拒否ボタンの押下により債権買取拒否の旨が債権売買契約締結部17に伝えられる。
診療報酬債権買取契約の締結により、診療報酬債権の買取額の支払い処理を行う(ステップS80)。診療報酬額100%に対して診療報酬債権の買取額は例えば80%の金額や75%の金額とし、若干の割引を行った額とする。
審査機関での審査に合格すれば各保険者にレセプトデータが送付され、診療報酬請求が行われる。ここで送信したレセプトデータを保険情報データベース15にバックアップ格納することは好ましい。
11 患者確認部
111 患者ID情報入力部
112 患者情報データベース
12 診療データ収集部
13 内容確認処理部
131 確認インターフェイス
14 レセプト作成部
15 保険情報データベース
17 債権売買契約締結部
20 医療機関システム
21 窓口端末
22 携帯端末
30 審査システム
40 保険者システム
50 患者
Claims (10)
- 医療機関が管理する医療機関システムとレセプト審査支払機関が管理する審査システムとの間に介在し、診療報酬の支払請求事務を代行する支払請求事務代行主体が管理する支払請求事務代行システムであって、
前記医療機関に来院した患者から入力されたID情報を基に前記患者を特定・確認し、患者管理番号を前記医療機関システムに通知する患者確認部と、
前記医療機関で前記患者に施した診療内容を記述した診療データを前記患者管理番号とともに前記医療機関システムから受信する診療データ収集部と、
前記診療内容を前記患者に直接提示し、前記患者のID情報の入力とともに前記診療内容の確認入力を受け付ける内容確認処理部と、
前記内容確認処理部において前記診療内容が正しいと確認入力されたことを条件としてレセプトデータを作成し、前記審査システムに送信するレセプトデータ作成・送信部とを備えた支払請求事務代行システム。 - 介護機関が管理する介護機関システムとレセプト審査支払機関が管理する審査システムとの間に介在し、介護報酬の支払請求事務を代行する支払請求事務代行主体が管理する支払請求事務代行システムであって、
前記介護機関に来院した要介護者から入力されたID情報を基に前記要介護者を特定・確認し、要介護者管理番号を前記介護機関システムに通知する要介護者確認部と、
前記介護機関で前記要介護者に施した介護内容を記述した介護データを前記要介護者管理番号とともに前記介護機関システムから受信する介護データ収集部と、
前記介護内容を前記要介護者に直接提示し、前記要介護者のID情報の入力とともに前記介護内容の確認入力を受け付ける内容確認処理部と、
前記内容確認処理部において前記介護内容が正しいと確認入力されたことを条件としてレセプトデータを作成し、前記審査システムに送信するレセプトデータ作成・送信部とを備えた支払請求事務代行システム。 - 接骨院、鍼灸院、按摩マッサージ院などの療養型機関が管理する療養機関システムとレセプト審査支払機関が管理する審査システムとの間に介在し、療養費の支払請求事務を代行する支払請求事務代行主体が管理する支払請求事務代行システムであって、
前記療養型機関に来院した患者から入力されたID情報を基に前記患者を特定・確認し、患者管理番号を前記療養機関システムに通知する患者確認部と、
前記療養機関で前記患者に施した療養内容を記述した療養データを前記患者管理番号とともに前記医療機関システムから受信する療養データ収集部と、
前記療養内容を前記患者に直接提示し、前記患者のID情報の入力とともに前記療養内容の確認入力を受け付ける内容確認処理部と、
前記内容確認処理部において前記療養内容が正しいと確認入力されたことを条件としてレセプトデータを作成し、前記審査システムに送信するレセプトデータ作成・送信部とを備えた支払請求事務代行システム。 - 訪問する医療スタッフが携帯する携帯端末とレセプト審査支払機関が管理する審査システムとの間に介在し、診療報酬の支払請求事務を代行する支払請求事務代行主体が管理する支払請求事務代行システムであって、
前記携帯端末を介して患者から入力され送信されたID情報を基に前記患者を特定・確認する患者確認部と、
訪問した前記医療スタッフが前記患者に施した診療内容を記述した診療データを前記携帯端末から受信する診療データ収集部と、
前記携帯端末の画面を介して前記診療内容を前記患者に直接提示し、前記患者のID情報の入力とともに前記診療内容の確認入力を受け付ける内容確認処理部と、
前記内容確認処理部において前記診療内容が正しいと確認入力されたことを条件としてレセプトデータを作成し、前記審査システムに送信するレセプトデータ作成・送信部とを備えた支払請求事務代行システム。 - 訪問する介護スタッフが携帯する携帯端末とレセプト審査支払機関が管理する審査システムとの間に介在し、介護報酬の支払請求事務を代行する支払請求事務代行主体が管理する支払請求事務代行システムであって、
前記携帯端末を介して要介護者から入力され送信されたID情報を基に前記要介護者を特定・確認する要介護者確認部と、
訪問した前記介護スタッフが前記要介護者に施した介護内容を記述した介護データを前記携帯端末から受信する介護データ収集部と、
前記携帯端末の画面を介して前記介護内容を前記要介護者に直接提示し、前記要介護者のID情報の入力とともに前記介護内容の確認入力を受け付ける内容確認処理部と、
前記内容確認処理部において前記介護内容が正しいと確認入力されたことを条件としてレセプトデータを作成し、前記審査システムに送信するレセプトデータ作成・送信部とを備えた支払請求事務代行システム。 - 訪問する療養スタッフが携帯する携帯端末とレセプト審査支払機関が管理する審査システムとの間に介在し、療養費の支払請求事務を代行する支払請求事務代行主体が管理する支払請求事務代行システムであって、
前記携帯端末を介して患者から入力され送信されたID情報を基に前記患者を特定・確認する患者確認部と、
訪問した前記療養スタッフが前記患者に施した療養内容を記述した療養データを前記携帯端末から受信する療養データ収集部と、
前記携帯端末の画面を介して前記療養内容を前記患者に直接提示し、前記患者のID情報の入力とともに前記療養内容の確認入力を受け付ける内容確認処理部と、
前記内容確認処理部において前記療養内容が正しいと確認入力されたことを条件としてレセプトデータを作成し、前記審査システムに送信するレセプトデータ作成・送信部とを備えた支払請求事務代行システム。 - 前記ID情報がバイオメトリックス情報を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の支払請求事務代行システム。
- 複数の部位のバイオメトリックス情報を登録しておき、前記ID情報として入力を求める部位のバイオメトリックス情報を動的に変更・指定して入力させることを特徴とする請求項7に記載の支払請求事務代行システム。
- レセプトに基づく支払請求権を債権として買い取る旨の債権買取申込情報を表示する機能と、前記債権の買い取りを認める旨の債権買取承諾情報の入力を受け付ける機能と、両者間の債権売買契約が成立した場合に債権売買契約データを作成する機能を備えた債権売買契約締結部を備え、
前記内容確認部による確認入力処理と、前記債権売買契約締結部による前記債権買取申込情報の表示処理とを連動せしめたことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の支払請求事務代行システム。 - レセプトに基づく支払請求権を債権として買い取る旨の債権買取申込情報を表示する機能と、前記債権の買い取りを認める旨の債権買取承諾情報の入力を受け付ける機能と、両者間の債権売買契約が成立した場合に債権売買契約データを作成する機能を備えた債権売買契約締結部を備え、
前記内容確認部による確認入力処理と、前記レセプトデータ作成・送信部による前記レセプトデータの作成処理と、前記債権売買契約締結部による前記債権買取申込情報の表示処理とを連動せしめたことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の支払請求事務代行システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007026180A JP2008191955A (ja) | 2007-02-05 | 2007-02-05 | 支払請求事務代行システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007026180A JP2008191955A (ja) | 2007-02-05 | 2007-02-05 | 支払請求事務代行システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008191955A true JP2008191955A (ja) | 2008-08-21 |
Family
ID=39751996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007026180A Pending JP2008191955A (ja) | 2007-02-05 | 2007-02-05 | 支払請求事務代行システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008191955A (ja) |
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9060708B2 (en) | 2008-03-05 | 2015-06-23 | Proteus Digital Health, Inc. | Multi-mode communication ingestible event markers and systems, and methods of using the same |
US9083589B2 (en) | 2006-11-20 | 2015-07-14 | Proteus Digital Health, Inc. | Active signal processing personal health signal receivers |
US9198608B2 (en) | 2005-04-28 | 2015-12-01 | Proteus Digital Health, Inc. | Communication system incorporated in a container |
US9433371B2 (en) | 2007-09-25 | 2016-09-06 | Proteus Digital Health, Inc. | In-body device with virtual dipole signal amplification |
US9603550B2 (en) | 2008-07-08 | 2017-03-28 | Proteus Digital Health, Inc. | State characterization based on multi-variate data fusion techniques |
US9756874B2 (en) | 2011-07-11 | 2017-09-12 | Proteus Digital Health, Inc. | Masticable ingestible product and communication system therefor |
US9883819B2 (en) | 2009-01-06 | 2018-02-06 | Proteus Digital Health, Inc. | Ingestion-related biofeedback and personalized medical therapy method and system |
US9941931B2 (en) | 2009-11-04 | 2018-04-10 | Proteus Digital Health, Inc. | System for supply chain management |
US10084880B2 (en) | 2013-11-04 | 2018-09-25 | Proteus Digital Health, Inc. | Social media networking based on physiologic information |
WO2018193624A1 (ja) * | 2017-04-21 | 2018-10-25 | 株式会社Leis | アプリケーションおよびそれを利用する業務システム並びに保険対象サービス支援システム |
US10187121B2 (en) | 2016-07-22 | 2019-01-22 | Proteus Digital Health, Inc. | Electromagnetic sensing and detection of ingestible event markers |
JP2019029040A (ja) * | 2018-10-23 | 2019-02-21 | 株式会社Leis | 保険対象サービス提供支援アプリケーションおよび保険対象サービス提供支援システム |
US10223905B2 (en) | 2011-07-21 | 2019-03-05 | Proteus Digital Health, Inc. | Mobile device and system for detection and communication of information received from an ingestible device |
US10238604B2 (en) | 2006-10-25 | 2019-03-26 | Proteus Digital Health, Inc. | Controlled activation ingestible identifier |
WO2019155568A1 (ja) * | 2018-02-08 | 2019-08-15 | 株式会社Leis | 個人データアプリケーションおよび個人データアプリケーション制御方法 |
US10398161B2 (en) | 2014-01-21 | 2019-09-03 | Proteus Digital Heal Th, Inc. | Masticable ingestible product and communication system therefor |
US10441194B2 (en) | 2007-02-01 | 2019-10-15 | Proteus Digital Heal Th, Inc. | Ingestible event marker systems |
US10517506B2 (en) | 2007-05-24 | 2019-12-31 | Proteus Digital Health, Inc. | Low profile antenna for in body device |
US10529044B2 (en) | 2010-05-19 | 2020-01-07 | Proteus Digital Health, Inc. | Tracking and delivery confirmation of pharmaceutical products |
US11464423B2 (en) | 2007-02-14 | 2022-10-11 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | In-body power source having high surface area electrode |
US11744481B2 (en) | 2013-03-15 | 2023-09-05 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | System, apparatus and methods for data collection and assessing outcomes |
US11928614B2 (en) | 2006-05-02 | 2024-03-12 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Patient customized therapeutic regimens |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002092151A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-29 | Charleston Medicare:Kk | 複数医療機関のレセプトデータ処理方法及びレセプトコンピュータネットワークシステム |
JP2002251462A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-09-06 | Dainippon Printing Co Ltd | カルテ情報管理システム |
JP2002288336A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-04 | Hitachi Koukiyou Syst Eng Kk | 診療報酬請求事務代行・情報サービス業の処理方法 |
JP2003178136A (ja) * | 2001-12-10 | 2003-06-27 | Resekaru:Kk | 架空請求と減点返還に係る保険者機能強化システム |
JP2003224562A (ja) * | 2002-01-28 | 2003-08-08 | Toshiba Corp | 個人認証システム及びプログラム |
JP2003271741A (ja) * | 2002-03-15 | 2003-09-26 | Toshiba Corp | 医療システムと医療システムに用いられる医療方法 |
JP2004157683A (ja) * | 2002-11-05 | 2004-06-03 | Nec System Technologies Ltd | 保険証情報参照システム |
JP2004272727A (ja) * | 2003-03-11 | 2004-09-30 | Chuo Joho Kaihatsu Kk | あんま・マッサージ・指圧・はり・きゅう等の施術管理システム |
JP2005276066A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Oki Consulting Solutions Co Ltd | 電子認証システムおよび方法 |
JP2006221302A (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-24 | Hitachi Ltd | 診療支援装置、診療支援方法および診療支援プログラム |
-
2007
- 2007-02-05 JP JP2007026180A patent/JP2008191955A/ja active Pending
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002092151A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-29 | Charleston Medicare:Kk | 複数医療機関のレセプトデータ処理方法及びレセプトコンピュータネットワークシステム |
JP2002251462A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-09-06 | Dainippon Printing Co Ltd | カルテ情報管理システム |
JP2002288336A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-04 | Hitachi Koukiyou Syst Eng Kk | 診療報酬請求事務代行・情報サービス業の処理方法 |
JP2003178136A (ja) * | 2001-12-10 | 2003-06-27 | Resekaru:Kk | 架空請求と減点返還に係る保険者機能強化システム |
JP2003224562A (ja) * | 2002-01-28 | 2003-08-08 | Toshiba Corp | 個人認証システム及びプログラム |
JP2003271741A (ja) * | 2002-03-15 | 2003-09-26 | Toshiba Corp | 医療システムと医療システムに用いられる医療方法 |
JP2004157683A (ja) * | 2002-11-05 | 2004-06-03 | Nec System Technologies Ltd | 保険証情報参照システム |
JP2004272727A (ja) * | 2003-03-11 | 2004-09-30 | Chuo Joho Kaihatsu Kk | あんま・マッサージ・指圧・はり・きゅう等の施術管理システム |
JP2005276066A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Oki Consulting Solutions Co Ltd | 電子認証システムおよび方法 |
JP2006221302A (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-24 | Hitachi Ltd | 診療支援装置、診療支援方法および診療支援プログラム |
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
CSNC200901730011; 桜井 隆: '医療記録の開示-法制化の流れに向けて' 月刊新医療 7月号 第25巻 第7号, 19980701, p.33-35, 株式会社エム・イー振興協会 * |
JPN6012049056; 桜井 隆: '医療記録の開示-法制化の流れに向けて' 月刊新医療 7月号 第25巻 第7号, 19980701, p.33-35, 株式会社エム・イー振興協会 * |
Cited By (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9198608B2 (en) | 2005-04-28 | 2015-12-01 | Proteus Digital Health, Inc. | Communication system incorporated in a container |
US11928614B2 (en) | 2006-05-02 | 2024-03-12 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Patient customized therapeutic regimens |
US11357730B2 (en) | 2006-10-25 | 2022-06-14 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Controlled activation ingestible identifier |
US10238604B2 (en) | 2006-10-25 | 2019-03-26 | Proteus Digital Health, Inc. | Controlled activation ingestible identifier |
US9083589B2 (en) | 2006-11-20 | 2015-07-14 | Proteus Digital Health, Inc. | Active signal processing personal health signal receivers |
US9444503B2 (en) | 2006-11-20 | 2016-09-13 | Proteus Digital Health, Inc. | Active signal processing personal health signal receivers |
US10441194B2 (en) | 2007-02-01 | 2019-10-15 | Proteus Digital Heal Th, Inc. | Ingestible event marker systems |
US11464423B2 (en) | 2007-02-14 | 2022-10-11 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | In-body power source having high surface area electrode |
US10517506B2 (en) | 2007-05-24 | 2019-12-31 | Proteus Digital Health, Inc. | Low profile antenna for in body device |
US9433371B2 (en) | 2007-09-25 | 2016-09-06 | Proteus Digital Health, Inc. | In-body device with virtual dipole signal amplification |
US9258035B2 (en) | 2008-03-05 | 2016-02-09 | Proteus Digital Health, Inc. | Multi-mode communication ingestible event markers and systems, and methods of using the same |
US9060708B2 (en) | 2008-03-05 | 2015-06-23 | Proteus Digital Health, Inc. | Multi-mode communication ingestible event markers and systems, and methods of using the same |
US11217342B2 (en) | 2008-07-08 | 2022-01-04 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Ingestible event marker data framework |
US10682071B2 (en) | 2008-07-08 | 2020-06-16 | Proteus Digital Health, Inc. | State characterization based on multi-variate data fusion techniques |
US9603550B2 (en) | 2008-07-08 | 2017-03-28 | Proteus Digital Health, Inc. | State characterization based on multi-variate data fusion techniques |
US9883819B2 (en) | 2009-01-06 | 2018-02-06 | Proteus Digital Health, Inc. | Ingestion-related biofeedback and personalized medical therapy method and system |
US10305544B2 (en) | 2009-11-04 | 2019-05-28 | Proteus Digital Health, Inc. | System for supply chain management |
US9941931B2 (en) | 2009-11-04 | 2018-04-10 | Proteus Digital Health, Inc. | System for supply chain management |
US10529044B2 (en) | 2010-05-19 | 2020-01-07 | Proteus Digital Health, Inc. | Tracking and delivery confirmation of pharmaceutical products |
US9756874B2 (en) | 2011-07-11 | 2017-09-12 | Proteus Digital Health, Inc. | Masticable ingestible product and communication system therefor |
US10223905B2 (en) | 2011-07-21 | 2019-03-05 | Proteus Digital Health, Inc. | Mobile device and system for detection and communication of information received from an ingestible device |
US11744481B2 (en) | 2013-03-15 | 2023-09-05 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | System, apparatus and methods for data collection and assessing outcomes |
US10084880B2 (en) | 2013-11-04 | 2018-09-25 | Proteus Digital Health, Inc. | Social media networking based on physiologic information |
US11950615B2 (en) | 2014-01-21 | 2024-04-09 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Masticable ingestible product and communication system therefor |
US10398161B2 (en) | 2014-01-21 | 2019-09-03 | Proteus Digital Heal Th, Inc. | Masticable ingestible product and communication system therefor |
US10187121B2 (en) | 2016-07-22 | 2019-01-22 | Proteus Digital Health, Inc. | Electromagnetic sensing and detection of ingestible event markers |
US10797758B2 (en) | 2016-07-22 | 2020-10-06 | Proteus Digital Health, Inc. | Electromagnetic sensing and detection of ingestible event markers |
WO2018193624A1 (ja) * | 2017-04-21 | 2018-10-25 | 株式会社Leis | アプリケーションおよびそれを利用する業務システム並びに保険対象サービス支援システム |
JP6476533B1 (ja) * | 2017-04-21 | 2019-03-06 | 力 松永 | アプリケーションおよびそれを利用する業務システム並びに保険対象サービス支援システム |
KR102324120B1 (ko) * | 2017-04-21 | 2021-11-08 | 치카라 마츠나가 | 애플리케이션 및 그것을 이용하는 업무 시스템과, 보험 대상 서비스 지원 시스템 |
KR20190139273A (ko) * | 2017-04-21 | 2019-12-17 | 치카라 마츠나가 | 애플리케이션 및 그것을 이용하는 업무 시스템과, 보험 대상 서비스 지원 시스템 |
US11763389B2 (en) | 2017-04-21 | 2023-09-19 | Chikara MATSUNAGA | Application, a service processing system and an insurance service processing system using the same |
JP6569143B1 (ja) * | 2018-02-08 | 2019-09-04 | 力 松永 | 個人データアプリケーションおよび個人データアプリケーション制御方法 |
WO2019155568A1 (ja) * | 2018-02-08 | 2019-08-15 | 株式会社Leis | 個人データアプリケーションおよび個人データアプリケーション制御方法 |
JP2019029040A (ja) * | 2018-10-23 | 2019-02-21 | 株式会社Leis | 保険対象サービス提供支援アプリケーションおよび保険対象サービス提供支援システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008191955A (ja) | 支払請求事務代行システム | |
US8504386B2 (en) | Patient-interactive healthcare management | |
US6820058B2 (en) | Method for accelerated provision of funds for medical insurance using a smart card | |
US8781859B2 (en) | Patient-interactive healthcare management | |
CA2668289C (en) | Patient-interactive healthcare management | |
US20060064320A1 (en) | System and method for centralized management and monitoring of healthcare services | |
US20220406474A1 (en) | Stable healthcare blockchain tokens and methods of using same | |
JP6830719B1 (ja) | 高信頼データ取引システム、および高信頼データ取引方法 | |
US8533006B2 (en) | Patient-interactive healthcare management | |
US20030135397A1 (en) | Medical billing system to prevent fraud | |
US20050251416A1 (en) | Methods for improving the clinical outcome of patient care and for reducing overall health care costs | |
US20040236602A1 (en) | Methods for improving the clinical outcome of patient care and for reducing overall health care costs | |
Phillips | 25th annual legislative update: Evidence-based practice reforms improve access to APRN care | |
Phillips | 34th annual APRN legislative update: Trends in APRN practice authority during the COVID-19 global pandemic | |
JP6476533B1 (ja) | アプリケーションおよびそれを利用する業務システム並びに保険対象サービス支援システム | |
JP5196948B2 (ja) | 保険支払請求−療養費支払仲介システム | |
JP6712196B2 (ja) | 不正請求防止機能を向上した支払請求事務処理システム | |
US20040103061A1 (en) | Smart card for accelerated payment of medical insurance | |
JP5283887B2 (ja) | 保険支払請求システム | |
JP2011186541A (ja) | 療養費支給申請疑義通知システム | |
Sherer et al. | Physician Law Evolving Trends and Hot Topics: Telehealth | |
Faget | Telemedicine Compliance: The Practice Requirements. | |
KR20020088699A (ko) | 전자건강보험 카드를 이용한 의료보험 인증 시스템 및 그방법 | |
JP5331954B2 (ja) | 支払請求事務代行システム | |
Zorko Kodelja et al. | Slovenian civil registration and unique identification number system for universal health coverage: a case study |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100201 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120124 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120319 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120918 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121115 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130521 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20130520 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130530 |