JP2005505809A - 医療監視器サービスへのアクセスを管理する方法 - Google Patents

Abstract

識別データ要素のセットを医療監視器システムに入力し、次いで医療監視器システムが中央ユニットと通信接続を確立し、中央ユニットに識別データ要素のセットを通信することにより、医療監視器サービスへのアクセスが管理される。そして、識別データ要素のセットが基本構成要件のセットを満たすかどうかを評価することにより、および第三者情報源から財務認証またはその他の認証を取得することにより、医療監視器サービスを提供するために医療監視器を起動してもよいか否かを医療監視器システムと中央ユニットとが協働して判定する。識別データ要素が基本構成要件のセットを満たし、認証が取得された場合に、中央ユニットが通信接続を介して医療監視器システムへ起動信号を送信する。

Description

【技術分野】
【０００１】
本発明は医療監視器サービスの提供に関し、より詳細には、かかるサービスへのアクセスがサービス開始前に確実に認証される方法に関する。
【背景技術】
【０００２】
センサ技術、電子工学、および通信の進歩により、患者が通院患者であって、病院の監視システムと連続的かつ直接的に接触していなくとも、患者の生理的特性を監視することが可能になってきている。例えば、米国特許第５，９５９，５２９号は、関連する生理的センサを持つ遠隔監視ユニットを患者が携行する監視システムを記載している。この遠隔監視ユニットは、患者の医療上の問題に応じて心拍および心拍波形等、患者の一つまたは複数の生理的特性を連続的に監視する。
【０００３】
かかる医療監視器の使用に関連するビジネス上の問題の一つは、患者の健康関連給付金支払者が監視器およびサービスの使用を認証したか否かを明確にすることである。適切な認証がない場合は、患者は医療監視器を使用するかもしれないが、医療監視器のレンタル対価、電話料金、中央監視システムの料金、および医療関係者の報酬として高額な料金を課され、これら商品とサービスの提供者は支払いを得られないかもしれない。回収不能債権は、一般に医療分野の変わらぬ懸案事項である。物的管理が医療監視器を自ら所有せず不適切な課金にも責任がない処方医師等の第三者の手にある、携帯型医療監視器およびそのサービスの場合は、回収不能債権が更に大きな問題となる。
【０００４】
かかる医療監視器およびそのサービスへのアクセスを管理して、適切に認証された患者だけがサービスを享受することを確実にする方法に対するニーズがある。本発明はこの必要性を満たし、更に、関連する利点を提供する。
【発明の開示】
【０００５】
本発明は、医療監視器およびそのサービスへのアクセスを管理するための方法を提供する。本方法は、サービスを享受するために適切に認証された人だけにサービスが開始されて、これが継続されることを確実にする。本方法は、適切な識別データを提出するとともにサービスに対して財務上およびそれ以外の点で適切に認証された人だけのために、医療監視器を起動するとともにそのサービスを発動する。不適格な人が監視される可能性も減る。起動プロセスは迅速であり、サービスを求める人にとっては、適切な識別データを入力するという要件以外は概ね平易である。
【０００６】
本発明によれば、医療監視器サービスへのアクセスを管理するための方法は、中央ユニットへの通信アクセス権を有する医療監視器システムを提供するステップと、識別データ要素のセットを医療監視器システムへ入力するステップと、医療監視器システムが中央ユニットとの間で通信接続を確立し、識別データ要素のセットを中央ユニットへ通信するステップと、医療監視器システムおよび中央ユニットが、医療監視器サービスを提供するために医療監視器を起動してもよいか否かを協働して判定するステップとを含む。判定するステップは、識別データ要素のセットが基本構成要件のセットを満たすか否かを評価するステップと、第三者情報源から認証を取得するステップとを含み、評価するステップおよび取得するステップは自動的に実行されることが好ましい。これらの評価するステップおよび取得するステップは普通、中央ユニットにより実行されるが、それらを分散させてもよい。識別データ要素が基本構成要件のセットを満たして認証が取得された場合に、通信接続を介して医療監視器システムへ起動信号が送信される。第三者認証情報源には、例えば、保険会社、社会保障当局、信用供与会社、医師、および医療監視器の適正稼動に責任を持つ会社が含まれる。
【０００７】
特定対象に適用する場合、医療監視器システムには患者携帯ユニットがある。医療監視器システムは、患者携帯ユニットとの間で通信を行うともに中央ユニットとの間でも通信を行う基地局を含んでもよい。基地局は識別データ要素入力を受信し、適宜地上線または無線通信接続により、その情報を患者携帯ユニットおよび中央ユニットとの間で必要に応じて通信する。医療監視器システムは、識別データ要素のセットが書式要件のセットを満たしているか否かの予備評価を局所的に実行するステップと、予備評価を実行するステップで識別データ要素のセットが書式要件のセットを満たしていないと判定した場合に入力診断メッセージを提供するステップとでもって、サービスへのアクセス権の獲得を求める人を支援してもよい。かかる識別データ要素には、例えば、患者名、患者の住所、患者の社会保障番号、患者の性別、第三者財務情報源の識別、支払コードおよび患者の医師名が含まれてもよい。
【０００８】
起動信号は、医療監視器およびそのサービスを起動するためだけに機能してもよいし、あるいは、それ以降の医療監視器と中央ユニットとの間で続いて起こる全ての通信に含まれる識別子として機能してもよい。
【０００９】
本方法によれば、医療監視器サービスは、適切に識別されかつ認証された人に確実に提供される。同様に、医療監視器およびそのサービスに責任を持つ全ての人々および関係機関が、特定患者へのサービス提供の承認に関して一致し、そして実際に、サービスの提供および提供するサービスの種類に関して「サインオフ（認定）」を終えているようにする。したがって、潜在的な法的および財務上の負担が軽減される。本発明の他の特長および利点は、実施例として本発明の原理を説明する添付図面と連携した、以下の好適な実施の形態のより詳細な説明から明らかとなろう。しかしながら、本発明の範囲はこの好適な実施の形態に制限されるものではない。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１０】
図１は、医療監視器サービスへのアクセスを管理する本発明の方法を実施するための好ましいやり方を示す。医療監視器およびその関連システムが提供される（符号２０）。医療監視器および医療監視システムは、米国特許第５，９５９，５２９号に開示されているような実施可能ないずれの種類であってもよく、その開示を全体的に本明細書に組み込むが、ここでの検討に合わせて修正する。
【００１１】
図２は、本発明に関連する医療監視器システム５０の好ましい形式の一部を示す。医療監視システム５０は、医療監視器システム５２を含み、それは更に、医療監視器５４および基地局５６を備える。医療監視器５４は、‘５９２特許に概説されている種類の携帯式すなわち遠隔式の監視ユニットであるのが好ましい。基地局５６は、無線携帯電話送受信機接続６０および／または電話地上線６２等の通信接続を介する、中央ユニット５８への通信アクセス権を持っている。本実施の形態では、基地局５６は基地局クレードル６４を有し、同クレードル６４は、内部に医療監視器５４を受容して、医療監視器５４と、典型的には、マイクロプロセッサ、通信コントローラおよび通信ハードウエアを含んで接続６０および／または６２を確立する入力／出力器６５との間の通信を確立する。入力／出力器６５は、情報を入力するためのキーパッド６６と、入力／出力器６５に送信される情報だけでなく、入力情報およびその他の表示されるべき情報を見るためのディスプレイ６８とを有する。
【００１２】
中央ユニット５８は、典型的には電話地上線７０により、各種のデータベース７１および第三者情報源７２への通信アクセス権を持っている。データベース７１は、患者の以前の記録および一般的な記録等を含んでもよい。第三者情報源７２は、例えば、財務情報源７４、医療情報源７６、および他情報源７８を含んでもよい。財務情報源は、例えば、保険会社、社会保障当局、または信用供与会社であってもよい。医療情報源は、例えば、患者の監視を開始する前にその認証を要請される専門医師であってもよい。その他第三者情報源は、例えば、医療監視器５４を保守管理し、起動対象の特定医療監視器がサービスでの使用に承認されていることの確認を請けている会社であってもよい。
【００１３】
基地局５６は、通常、患者の生理的パラメータを監視する目的で医療監視器５４を患者に提供している関係機関のオフィスに設置される。かかる関係機関は、例えば、患者の医師または病院であってもよい。関係機関が医療監視器５４の患者への提供を引き受けると、医療監視器５４は基地局５６とドッキングされ、その後、図１の後続部分に関連して説明される手順が実行される。
【００１４】
図１に戻り、識別データ要素のセットは、図２におけるシステム５０内の基地局５６の入力／出力器６５のキーパッド６６を介して、医療監視器システム５２へ入力される（符号２２）。識別データ要素には、例えば、患者名、患者の住所、患者の社会保障番号、患者の性別、および第三者財務情報源の識別が含まれてもよい。シリアル番号等の医療監視器５４の識別子は、ステップ２２で手動入力してもよいが、識別子は、医療監視器５４により基地局５６に対して自動的に利用可能とされる方が一般的である。
【００１５】
基地局５６はソフトウエアユーティリティプログラムを用いて、識別データ要素のセットが書式要件のセットを満たしているか否かの予備評価を実行してもよい。かかる基本書式要件は各識別データ要素毎に規定される。例えば、患者名は英数字のみとすべきである。キーボードに打ち込んだ時に患者名がその他の文字（例えば、パーセント記号％）を含む場合、基地局はエラーを認識し、ディスプレイ６８を介して入力診断メッセージを提供して正しい情報の入力を促す。別の例では、社会保障番号は１０桁の数字でなければならず、文字や他の記号を含んではならない。
【００１６】
予備書式評価から正しいと見られる識別データ要素のセットが医療監視器システム５２へ入力された後、医療監視器システム５２は中央ユニット５８への通信接続を確立する（符号２４）。地上線６２を経由する通信接続が好ましいが、地上線が利用できない場合には携帯電話通信接続６０を経由してもよい。
【００１７】
医療監視器システム５２および中央ユニット５８は、医療監視器サービスを提供するために医療監視器５４を起動してもよいか否かを協働して判定する（符合２６）。医療監視器システム５２がデータ処理を支援したり、患者名が他の記録の社会保障番号と一致しないと判明した場合等に医療監視器システム５２に追加の入力を要求したりしてもよいが、普通は、中央ユニット５８が最終的に決定する。
【００１８】
判定ステップ２６は、識別データ要素のセットが基本構成要件のセットを満たすか否かを評価するステップ（符号２８）、および一つまたは複数の第三者情報源７２から第三者による認証を取得するステップ（符号３０）を含む。評価ステップ２８および取得ステップ３０は自動的に実行されるのが好ましい。本明細書中で「自動的に」は、矛盾が発生した場合を除いて、人の動作や介入なくステップが実行されることを意味する。本システムは、評価ステップおよび取得ステップを完全にコンピュータの手順により実行し、コストを最小化するとともに、様々な場所で収集データを利用できるよう体系化される。このやり方は、手動の（つまり、人が実行する）ステップ２８および３０を用いて実行してもよいが、自動の場合ほど望ましくはない。
【００１９】
満たさねばならない基本構成要件のセットは、基地局５６が評価する書式要件を含んでもよいが、その他の構成要件を含んでもよい。例えば、中央ユニットはデータベース７１をチェックして、以前の医療上の関わりからデータベース７１に既にある社会保障番号と入力された患者名とを照合するよう試みてもよい。ステップ２２で入力された患者名と社会保障番号とが一致しない場合は、医療監視器システム５２に更なる問い合わせを返信してもよい。名前と社会保障番号との不一致は、単純な入力エラーから発生することもあり、この場合は入力し直すことで訂正できるが、不正に医療監視サービスを享受しようとする試みから発生することもあり、その場合はステップ２８の各手順により検出される。
【００２０】
ステップ３０における第三者による認証の取得は、適切な第三者情報源７２に接触することを含む。財務情報源７４へは、患者監視サービスに関する料金を認証するかどうかを判定するために接触してもよい。この認証は、サービス提供者のビジネス上の利益のため、すなわち請求の未払いを避けるために特に重要である。医療サービスに対する請求の未払いは、多くの医療サービス会社にとって多大な損失である。医療情報源７６に接触して、それが患者の監視を認証するか否かを判定してもらってもよい。例えば、監視対象となり得る患者が現在、複数の医師にかかっている場合には、患者監視サービスを開始する前に、患者を担当している各医師から認証を取得することが重要であるかもしれない。この場合の「認証」は、監視情報を利用可能になることが認証関係者により公式に確認されたことを表す。その他の情報源７８に接触して、それが患者の監視を認証するか否か判定してもらってもよい。例えば、起動対象の特定医療監視器５４の保守管理に責任を持つ会社がその使用を認証することが望ましいかもしれない。以前のユーザが問題を報告し、修理のためサービスを停止した特定の医療監視器５４が、誤って修理されないまま再び起動されることとなった場合でも、保守管理責任を負う会社がこの段階でその起動を阻止できるであろう。
【００２１】
こうして、ステップ２６の各手順は、幾つかのチェックおよび第三者による「サインオフ（認定）」として機能し、医療監視器が誤って患者に送られて起動される可能性を最小化する。サインオフが完了していない場合、完了していない理由が調査されるまで医療監視器は起動されない。ほとんどの場合、ステップ２６の起動判定は問題なく完了しかつ迅速であるので、チェックは患者および医療監視器の送り手にとって平易であることが期待される。
【００２２】
起動決定がなされる（符号３２）。最終的な決定は、普通、中央ユニット５８により行われる。決定が中央ユニット５８でなされる理由は、中央ユニット５８がステップ２６において必要な情報へのアクセス権を持つからであり、また基地局５６よりも不正のおそれが少ないからである。
【００２３】
識別データ要素が基本構成要件のセットを満たし、第三者による認証が取得された場合、中央ユニット５８は、通信接続６０または６２を介して医療監視器システム５２に起動信号を送信する（符号３４）。医療監視器５４は起動され、サービスを開始する（符号３６）。
【００２４】
「起動信号」は任意の動作可能な種類でよい。起動信号は、医療監視器５４のマイクロプロセッサ内のデータ処理を可能にするソフトウエア「ＯＮ」スイッチ、または医療監視器５４に組み込まれた通信接続等の特定のハードウエア機能を動作させるハードウエア「ＯＮ」スイッチのように、簡単なものでよい。起動信号はもっと複雑なものでもよく、患者とその患者に関連付けられた特定の医療監視器５４との間の識別を含んでもよい。この起動信号は更に、それ以降の医療監視器５４と中央ユニット５８との間の各通信毎に識別目的で送信されてもよい。適切な起動信号が各通信とともに送信されない場合には、その通信は無視される。認証が取り消されるか、またはその他の理由で後に起動が取り消されることもある（符号３８）。取消し３８が発生すると、医療監視器５４は送信信号に応答しなくなり、患者および／または発行機関はその旨通知され、医療監視器５４を返却するよう要求される。取消し３８の代替として、ステップ３４での起動信号に、起動が認証されるための最大制限時間を含め、認証使用期間の延長に更なる認証を必要とするようにしてもよい。
【００２５】
本発明の特定の実施の形態を説明するために詳細に記載したが、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、種々の改変および補強がなされてもよい。従って、本発明は、添付請求項によってのみ制限を受ける。
【図面の簡単な説明】
【００２６】
【図１】本発明を実施するための好ましい方法のブロックフロー図である。
【図２】図１の好ましい方法を実施するためのシステムの略図である。

Claims (19)

1. 医療監視器サービスへのアクセスを管理するための方法であって、
   中央ユニットへの通信アクセス権を持つ医療監視器システムを提供するステップと、
   識別データ要素のセットを前記医療監視器システムへ入力するステップと、
   前記医療監視器システムが、前記中央ユニットとの間の通信接続を確立し、前記識別データ要素のセットを前記中央ユニットへ通信するステップと、
   前記医療監視器システムおよび前記中央ユニットが、前記医療監視器サービスを提供するために前記医療監視器を起動してもよいか否かを協働して判定するステップであって、前記識別データ要素のセットが基本構成要件のセットを満たすか否かを評価するステップ、および第三者情報源から認証を取得するステップを含むステップと、
   前記識別データ要素が前記基本構成要件のセットを満たし、認証が取得された場合に、前記通信接続を介して前記医療監視器システムに起動信号を送信するステップとを含む方法。
2. 前記医療監視器システムは、患者携帯ユニットを備える請求項１の方法。
3. 前記起動信号を送信するステップの後に、
   前記患者携帯ユニットが、それ以降に前記中央ユニットとの間で通信を行うステップと、
   前記患者携帯ユニットの前記中央ユニットとの間のそれ以降の通信が前記起動信号を含むステップとからなる追加ステップを含む請求項１の方法。
4. 前記医療監視器システムは、患者携帯ユニットおよび前記患者携帯ユニットとの間で通信を行う基地局を備える請求項１の方法。
5. 前記通信接続は、地上線である請求項１の方法。
6. 前記通信接続は、無線接続である請求項１の方法。
7. 前記識別データ要素のセットは、患者名、患者の住所、患者の社会保障番号、患者の性別、および第三者財務情報源の識別の中から選択される請求項１の方法。
8. 前記評価するステップおよび前記取得するステップは、前記中央ユニットにより実行される請求項１の方法。
9. 前記評価するステップおよび前記取得するステップは、自動的に実行される請求項１の方法。
10. 前記入力するステップは、
    前記医療監視器システムが、前記識別データ要素のセットが書式要件のセットを満たすか否かの予備評価を局所的に実行するステップと、
    前記識別データ要素のセットが前記書式要件のセットを満たさないことを前記予備評価を実行するステップが判定した場合に、前記医療監視器システムが入力診断メッセージを提供するステップとを含む請求項１の方法。
11. 前記第三者情報源は、保険会社、社会保障当局、および信用供与会社の中から選択される請求項１の方法。
12. 患者に対する医療監視器サービスへのアクセスを管理するための方法であって、
    中央ユニットへの通信アクセス権を持つ医療監視器システムを提供するステップであって、前記医療監視器システムは、患者携帯ユニットと、前記患者携帯ユニットとの間で通信を行う基地局とを備え、
    識別データ要素のセットを前記医療監視器システムへ入力するステップと、
    前記医療監視器システムが、前記中央ユニットとの間の通信接続を確立し、前記識別データ要素のセットを前記中央ユニットへ通信するステップと、
    前記中央ユニットが、前記医療監視器サービスを提供するために前記医療監視器を起動してもよいか否かを判定するステップであって、前記識別データ要素のセットが基本構成要件のセットを満たすか否かを自動的に評価するステップ、および第三者財務情報源から財務認証を自動的に取得するステップを含むステップと、
    前記識別データ要素が前記基本構成要件のセットを満たし、財務認証が取得された場合に、前記中央ユニットが、前記通信接続を介して前記医療監視器システムに起動信号を送信するステップと、
    前記患者携帯ユニットが、前記起動信号に応答して起動するステップと、
    前記患者携帯ユニットが、前記医療監視器サービスを前記患者に提供するステップとを含む方法。
13. 前記中央ユニットが起動信号を送信するステップの後に、
    前記患者携帯ユニットが、それ以降に前記中央ユニットとの間で通信を行うステップと、
    前記患者携帯ユニットの前記中央ユニットとの間のそれ以降の通信が、前記起動信号を含むステップとからなる追加ステップを含む請求項１２の方法。
14. 前記通信接続は、地上線である請求項１２の方法。
15. 前記通信接続は、無線接続である請求項１２の方法。
16. 前記識別データ要素のセットは、患者名、患者の住所、患者の社会保障番号、患者の性別、および第三者財務情報源の識別の中から選択される請求項１２の方法。
17. 前記入力するステップは、
    前記医療監視器システムが、前記識別データ要素のセットが書式要件のセットを満たすか否かの予備評価を局所的に実行するステップと、
    前記識別データ要素のセットが前記書式要件のセットを満たさないことを前記予備評価を実行するステップが判定した場合に、前記医療監視器システムが入力診断メッセージを提供するステップとを含む請求項１２の方法。
18. 前記第三者情報源は、保険会社、社会保障当局、および信用供与会社の中から選択される請求項１２の方法。
19. 医療監視器サービスへのアクセスを管理するための方法であって、
    中央ユニットへの通信アクセス権を持つ医療監視器システムを提供するステップと、
    前記医療監視器システムが、前記中央ユニットとの間で通信接続を確立し、前記識別データ要素のセットを前記中央ユニットへ通信するステップと、
    前記医療監視器システムおよび前記中央ユニットが、前記医療監視器サービスを提供するために前記医療監視器を起動してもよいか否かを協働して判定するステップであって、前記識別データ要素のセットが基本構成要件のセットを満たすか否かを自動的に評価するステップ、および第三者情報源から第三者による認証を自動的に取得するステップを含むステップと、
    前記識別データ要素が前記基本構成要件のセットを満たし、第三者による認証が取得された場合に、前記通信接続を介して前記医療監視器システムへ起動信号を送信するステップとを含む方法。

Images