JP3094814B2 - 双方向リピータ装置 - Google Patents

双方向リピータ装置

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JP3094814B2
JP3094814B2 JP06280270A JP28027094A JP3094814B2 JP 3094814 B2 JP3094814 B2 JP 3094814B2 JP 06280270 A JP06280270 A JP 06280270A JP 28027094 A JP28027094 A JP 28027094A JP 3094814 B2 JP3094814 B2 JP 3094814B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送ラインに設けられ
る双方向リピータ装置に関し、特に、信号の回り込み防
止対策に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、データ通信システムにおいて
は、データ符号として複極性のAMIコードを使用し、
AMI信号を用いて各種の通信を行うようにしているも
のがある。そして、通信路に接続される制御機器を増加
させるために、該通信路に双方向リピータ装置を接続し
ており、該双方向リピータ装置は、通信路の伝送中に減
衰したAMI信号の振幅を復元させ、AMI信号が所定
の振幅を保持するように波形を整形している。
【0003】上記双方向リピータ装置には、従来、特開
平1−93229号公報に開示されているように、受信
回路と送信回路とを有する2つのリピート回路を備える
一方、該各リピート回路は、コンパレータとゲート回路
とを備え、一方の制御機器から受信したAMI信号を他
方の制御機器に送信するように構成されているものがあ
る。更に、上記リピータ装置は、アンド回路及びオア回
路の他に、単安定回路を備え、AMI信号を先に受信し
たリピート回路のみをアクティブにし、他方のリピート
回路の動作を禁止し、一方のリピート回路が送信したA
MI信号が他方のリピート回路に入力するという回り込
みを防止し、リピート動作が正常に行われるようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した双方向リピー
タ装置において、AMI信号にノイズが重畳されたり、
チャタリングが生じない正常なAMI信号の場合には、
回り込みを防止して正確に動作することになるが、ノイ
ズの重畳等が生じると、送信回路等が正常に動作せず、
AMI信号を正常に送信することができないという問題
があった。
【0005】そこで、この種の双方向リピータ装置に
は、特願平5−181819号に示されている先願があ
る。この先願の双方向リピータ装置は、図8に示すよう
に、通信路(11)に接続された第1リピート回路(21)
と第2リピート回路(22)とを備えると共に、2つの出
力許可回路(X1,X2)を備えている。上記第1リピート
回路(21)及び第2リピート回路(22)は、正側コンパ
レータ(31)、負側コンパレータ(32)及びオア回路
(33)を有する受信回路(30)と、Dフリップフロップ
(FF-1,FF-2)と、送信回路(40)とより構成されてい
る。
【0006】上記受信回路(30)は、複極性のAMI信
号を単極性のデータ信号に変換して出力するように構成
され、上記Dフリップフロップ(FF-1,FF-2)は、受信
回路(30)が出力するデータ信号と一方の出力許可回路
(X1,X2)が出力する許可信号とを受けてイネーブル信
号を出力すると共に、リセット回路(Y1)によってリセ
ットされるように構成されている。また、上記送信回路
(40)は、受信回路(30)が出力するデータ信号とDフ
リップフロップ(FF-1,FF-2)が出力するイネーブル信
号とを受けてデータ信号を波形処理し、AMI信号を再
生して出力するように構成されている。そして、上記各
出力許可回路(X1,X2)は、一方のリピート回路(21又
は22)におけるオア回路(33)の出力信号であるデータ
信号をインバータ(INV1,INV2)で反転して許可信号を
生成し、この許可信号を他方のリピート回路(22又は2
1)におけるDフリップフロップ(FF-1,FF-2)に入力
している。
【0007】しかし、上述した双方向リピータ装置にお
いても、AMI信号のパルスにノイズが重畳されると、
送信回路(40)が出力するAMI信号のパルスが途中で
遮断され、正常なAMI信号を出力することができない
という問題があった。
【0008】そこで、上記従来の双方向リピータ装置の
信号処理動作及び課題について、図9に示す波形図に基
づき具体的に説明する。尚、この図9は、第1リピート
回路(21)にAMI信号が入力された場合を示し、且つ
AMI信号の正パルスの処理動作についてのみ拡大して
示している。
【0009】先ず、t1点において、AMI信号の正パル
スが第1リピート回路(21)の受信回路(30)に入力し
(図8及び図9のa参照)、この正パルスは正側コンパ
レータ(31)によって単極性のデータ信号に変換され、
t1点よりやゝ遅れてt2点でデータ信号のハイレベルのパ
ルスが出力される(図8及び図9のb参照)。この時点
において、負側コンパレータ(32)が出力するデータ信
号はローレベルとなっている(図8及び図9のc参
照)。そして、上記正側コンパレータ(31)のデータ信
号を受けてオア回路(33)がデータ信号のパルスを第1
リピート回路(21)のDフリップフロップである第1D
フリップフロップ(FF-1)に出力する(図8及び図9の
d参照)。
【0010】この第1Dフリップフロップ(FF-1)は、
データ信号がクロックパルスとしてクロック端子(CP)
に入力し、その際、入力端子(D)には、第1出力許可
回路(X1)より許可信号が入力信号として入力されてい
る。つまり、現在、AMI信号が第1リピート回路(2
1)に入力しており、第2リピート回路(22)にはAM
I信号が入力されていないので、第2リピート回路(2
2)のオア回路(33)の出力はローレベルとなっている
(図8及び図9のk参照)。従って、上記第1出力許可
回路(X1)は、オア回路(33)の出力をインバータ(IN
V1)で反転したハイレベルの許可信号を第1Dフリップ
フロップ(FF-1)に入力させている。
【0011】この結果、上記第1Dフリップフロップ
(FF-1)は、t2点において、ハイレベルの許可信号が入
力されている状態で、上記オア回路(33)のデータ信号
を受信し、このデータ信号のパルスの立上りによってイ
ネーブル信号を出力端子(Q)より出力する(図8及び
図9のf参照)。このイネーブル信号を送信回路(40)
が受けると共に、該送信回路(40)は、正側コンパレー
タ(31)のデータ信号を受け、t2点より遅延したt3点で
AMI信号を復元して出力する(図8及び図9のg参
照)。
【0012】このAMI信号は、通信路(11)に出力さ
れると共に、第2リピート回路(22)にも出力されるこ
とになるので、第2リピート回路(22)の受信回路(3
0)の正側コンパレータ(31)は、第1リピート回路(2
1)が出力したAMI信号に基づいてデータ信号のパル
スをt3点よりやゝ遅れてt4点で出力する(図8及び図9
のi参照)。この時点において、負側コンパレータ(3
2)は出力をローレベルを維持している(図8及び図9
のj参照)。
【0013】そして、上記正側コンパレータ(31)のデ
ータ信号を受けてオア回路(33)がデータ信号のパルス
を第2リピート回路(22)のDフリップフロップである
第2Dフリップフロップ(FF-2)に出力する(図8及び
図9のk参照)。
【0014】この第2Dフリップフロップ(FF-2)は、
データ信号がクロックパルスとして入力するが、その
際、入力端子(D)には、第2出力許可回路(X2)より
許可信号が入力されていない。つまり、現在、AMI信
号が第1リピート回路(21)に入力しており、該第1リ
ピート回路(21)のオア回路(33)がデータ信号のパル
スを出力しているので(図8及び図9のd参照)、第2
出力許可回路(X2)は、オア回路(33)の出力をインバ
ータで反転して許可信号をローレベルに保持し、第2D
フリップフロップ(FF-2)には許可信号が入力されてい
ない。
【0015】この結果、上記第2Dフリップフロップ
(FF-2)は、t4点において、イネーブル信号をローレベ
ルに保持し(図8及び図9のp参照)、第2リピート回
路(22)の送信回路(40)はAMI信号を出力すること
がない。これによって、第1リピート回路(21)から第
2リピート回路(22)へのAMI信号の回り込みが防止
されている。
【0016】しかしながら、t5点において、上述した第
1リピート回路(21)に入力するAMI信号の正パルス
にノイズNが重畳され、該ハイパルスが一旦落ちた後に
再度復帰すると(図9のa参照)、このノイズNは、上
記正側コンパレータ(31)及びオア回路(33)が出力す
るデータ信号にも現れることになる(図9のb,d参
照)。
【0017】また、リセット回路(Y1)は、オア回路
(33)が出力するデータ信号のパルスの立下りでリセッ
ト信号を第1Dフリップフロップ(FF-1)に出力するの
で、上記ノイズNと、t6点における本来のパルスの立下
りとでリセット信号が第1Dフリップフロップ(FF-1)
に入力されることになる(図9のe参照)。
【0018】上記ノイズNに基づくリセット信号によっ
て第1Dフリップフロップ(FF-1)のイネーブル信号は
遮断される(図9のf参照)。その後、上記オア回路
(33)が出力するデータ信号は復帰するものゝ、上記イ
ネーブル信号の遮断時において、上述したように第1リ
ピート回路(21)が送信したAMI信号を第2リピート
回路(22)が受信しており、第2リピート回路(22)の
オア回路(33)がデータ信号のパルスを出力している
(図9のk参照)。
【0019】そして、このオア回路(33)のパルスを第
1出力許可回路(X1)が反転して出力しているので、該
第1出力許可回路(X1)は、許可信号をローレベルに
し、第1Dフリップフロップ(FF-1)の入力端子(D)
にはハイレベルの許可信号が入力されないことになる。
【0020】この結果、上記図9のf及びgに示すよう
に、第1リピート回路(21)が出力するAMI信号のパ
ルスが遮断され、正常なAMI信号が送信されないとい
う問題があった。
【0021】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、データ信号にノイズが重畳された場合においても正
常なデータ信号を送信できるようにすることを目的とす
るものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、イネーブル信号(Q)を
反転した反転信号を出力許可信号(Q ̄)(尚、 ̄は反
転信号を示している。)に用いるようにしたものであ
る。
【0023】具体的に、図1に示すように、請求項1に
係る発明が講じた手段は、先ず、複数台の制御機器(1
2,12,…)が通信路(11)に接続されてなる第1ネッ
トワーク(1A)と、複数台の制御機器(12,12,…)が
通信路(11)に接続されてなる第2ネットワーク(1B)
との間でデータ信号を双方向に伝送する双方向リピータ
装置を対象としている。そして、上記第1ネットワーク
(1A)のデータ信号を第2ネットワーク(1B)に送信す
る第1リピート回路(21)と、上記第2ネットワーク
(1B)のデータ信号を第1ネットワーク(1A)に送信す
る第2リピート回路(22)とが設けられている。更に、
上記各リピート回路(21,22)は、一方のネットワーク
(1A又は1B)から送信されたデータ信号を受信する受信
回路(30)と、該受信回路(30)からのデータ信号を受
け、該データ信号を波形処理して他方のネットワーク
(1B又は1A)に出力する送信回路(40)とが設けられて
いる。加えて、上記各リピート回路(21,22)は、他方
のリピート回路(21又は22)から出力される出力許可信
号(Q ̄)を入力信号(D)として受信している状態で
上記受信回路(30)からのデータ信号(CP)を受ける
と、該データ信号(CP)の前縁によって上記送信回路
(40)を動作可能にするためのイネーブル信号(Q)を
出力すると同時に、イネーブル信号(Q)を反転した出
力許可信号(Q ̄)を上記他方のリピート回路(21又は
22)に出力し、且つ上記データ信号(CP)に基づいてリ
セットする出力調整回路(FF-1,FF-2)が設けられてい
る。
【0024】また、上記請求項2に係る発明が講じた手
段は、上記請求項1の発明において、出力調整回路(FF
-1,FF-2)は、データ信号(CP)がクロックパルスとし
て入力するクロック端子と、出力許可信号(Q ̄)が入
力信号(D)として入力する入力端子と、イネーブル信
号(Q)を出力する第1の出力端子と、出力許可信号
(Q ̄)を出力する第2の出力端子とを備えたDフリッ
プフロップ(FF-1,FF-2)で構成されたものであるあ
る。
【0025】また、上記請求項3に係る発明が講じた手
段は、上記請求項1又は2の発明において、通信路(1
1)を伝送するデータ信号は、AMI信号である構成と
している。
【0026】また、上記請求項4に係る発明が講じた手
段は、上記請求項3の発明において、AMI信号は、空
気調和装置の制御信号である構成としている。
【0027】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
例えば、第1ネットワーク(1A)から第2ネットワーク
(1B)へデータ信号が送信されると、具体的に、請求項
3及び請求項4に係る発明では、空気調和装置の制御信
号であるAMI信号が送信されると、該AMI信号のパ
ルスが第1リピート回路(21)の受信回路(30)に入力
し、該受信回路(30)はAMI信号を単極性のデータ信
号に変換して出力する。このデータ信号は、送信回路
(40)に出力されると共に、出力調整回路(FF-1)に出
力される。具体的に、請求項2に係る発明では、第1D
フリップフロップ(FF-1)に出力される。
【0028】この第1Dフリップフロップ(FF-1)は、
データ信号(CP)がクロックパルスとして入力し、その
際、入力端子には、第2Dフリップフロップ(FF-2)か
ら出力許可信号(Q ̄)が入力信号(D)として入力し
ている。つまり、現在、第2リピート回路(22)にはA
MI信号が入力されていないので、第2Dフリップフロ
ップ(FF-2)のイネーブル信号(Q)はローレベルで、
ハイレベルの出力許可信号(Q ̄)が出力されており、
この出力許可信号(Q ̄)を第1Dフリップフロップ
(FF-1)が受けている。この結果、上記第1Dフリップ
フロップ(FF-1)は、出力許可信号(Q ̄)が入力され
ている状態で、データ信号(CP)を受信し、イネーブル
信号(Q)を出力する。このイネーブル信号(Q)を送
信回路(40)が受けると共に、該送信回路(40)は、デ
ータ信号よりAMI信号を復元し、やゝ遅延して出力す
る。
【0029】このAMI信号は、第2ネットワーク(1
B)に出力されると共に、第2リピート回路(22)にも
出力されることになるので、第2リピート回路(22)の
受信回路(30)は、第1リピート回路(21)が出力した
AMI信号に基づいてデータ信号のパルスを出力する。
【0030】そして、上記受信回路(30)はデータ信号
(CP)のパルスを第2Dフリップフロップ(FF-2)に出
力するが、現在、第1Dフリップフロップ(FF-1)の出
力許可信号(Q ̄)はローレベルであり、第2Dフリッ
プフロップ(FF-2)に出力許可信号(Q ̄)が入力信号
(D)として入力されていない。この結果、上記第2D
フリップフロップ(FF-2)は、イネーブル信号(Q)を
ローレベルに保持し、第2リピート回路(22)の送信回
路(40)はAMI信号を出力することがない。これによ
って、第1リピート回路(21)から第2リピート回路
(22)へのAMI信号の回り込みが防止されている。
【0031】そこで、上記AMI信号にノイズが重畳さ
れた場合、例えば、上述した第1リピート回路(21)に
入力するAMI信号のパルスにノイズNが重畳される
と、該パルスが一旦落ちて再度復帰する。このノイズN
は、受信回路(30)が出力するデータ信号にも現れるこ
とになる。
【0032】また、リセット信号(RS)は、受信回路
(30)が出力するデータ信号(CP)のパルスに基づいて
リセット信号(RS)を第1Dフリップフロップ(FF-1)
に出力し、例えば、上記データ信号(CP)の立下りでリ
セット信号(RS)を第1Dフリップフロップ(FF-1)に
出力するので、上記ノイズNによるパルスの立下りによ
ってリセット信号(RS)が第1Dフリップフロップ(FF
-1)に入力されることになる。上記ノイズNに基づくリ
セット信号(RS)によって第1Dフリップフロップ(FF
-1)のイネーブル信号(Q)が遮断され、その後、上記
受信回路(30)が出力するデータ信号(CP)は復帰す
る。その際、上述したように第1リピート回路(21)が
送信したAMI信号を第2リピート回路(22)が受信し
ており、第2リピート回路(22)のオア回路(33)が既
にデータ信号(CP)のパルスを出力している。
【0033】従って、第2Dフリップフロップ(FF-2)
にはトリガとなるデータ信号(CP)のパルスの前縁がノ
イズNの重畳時に入力されないので、該第2Dフリップ
フロップ(FF-2)は出力許可信号(Q ̄)を出力し続
け、上記第1Dフリップフロップ(FF-1)は、入力信号
(D)がハイレベルになっており、受信回路(30)が出
力するデータ信号(CP)のパルスの復帰によってトリガ
され、再びイネーブル信号(Q)を出力することにな
る。
【0034】この結果、第1リピート回路(21)がAM
I信号を正常に送信することになり、第2リピート回路
(22)も第1リピート回路(21)と同様に動作すること
になる。
【0035】
【発明の効果】従って、請求項1〜3に係る発明によれ
ば、出力調整回路である一方のDフリップフロップ(FF
-1又はFF-2)が出力するイネーブル信号(Q)を反転し
た出力許可信号(Q ̄)が他方のDフリップフロップ
(FF-2又はFF-1)の入力信号(D)として入力するよう
にしたゝめに、AMI信号であるデータ信号にノイズが
重畳された場合においてもデータ信号を受けているDフ
リップフロップ(FF-1又はFF-2)が動作可能に保持され
るので、AMI信号が遮断されることなく出力すること
ができる。この結果、ノイズによるAMI信号の遮断を
防止することができることから、通信の信頼性を向上さ
せることができる。
【0036】また、請求項4に係る発明によれば、空調
制御用のAMI信号を正確に通信することができるの
で、空調制御を正確に実行することができる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。尚、符号は、図8に示す従来のものと同様
な部分は同一符号を用いている。
【0038】図2に示すように、(10)は、空気調和装
置における通信系統であって、第1ネットワーク(1A)
と第2ネットワーク(1B)とが双方向リピータ装置(2
0)を介して接続されて構成されている。該第1ネット
ワーク(1A)と第2ネットワーク(1B)とは、室外ユニ
ット及び室内ユニットなどの複数台(図2においては4
台宛)の空調用制御機器(12,12,…)が通信路(11)
に接続されて構成されている。そして、上記第1ネット
ワーク(1A)の制御機器(12,12,…)と第2ネットワ
ーク(1B)の制御機器(12,12,…)との間において、
データ信号である空調制御信号を双方向に通信して空調
運転を制御しており、この空調制御信号のデータ信号に
はAMI信号が用いられている。
【0039】上記双方向リピータ装置(20)は、第1ネ
ットワーク(1A)と第2ネットワーク(1B)との間で送
受信されるAMI信号のパルス振幅を所定振幅に波形処
理しており、つまり、上記制御機器(12,12,…)の接
続台数が増加して通信路(11)が長距離になると、AM
I信号のパルス振幅が減衰するので、このパルス振幅が
所定振幅になるように復元している。上記双方向リピー
タ装置(20)は、図3に示すように、第1リピート回路
(21)と第2リピート回路(22)とを備えた双方向タイ
プに構成されている。該第1リピート回路(21)は、第
1ネットワーク(1A)から送信されるAMI信号を第2
ネットワーク(1B)に送信するように構成され、上記第
2リピート回路(22)は、第2ネットワーク(1B)から
送信されるAMI信号を第1ネットワーク(1A)に送信
するように構成されている。そして、上記第1リピート
回路(21)と第2リピート回路(22)とは同一に構成さ
れており、受信手段(30)とDフリップフロップ(FF-
1,FF-2)と送信手段(40)とを備えている。
【0040】上記受信手段(30)は、制御機器(12)か
ら送信されたAMI信号を受信するものであって、正パ
ルスを受信する正側コンパレータ(31)と、負パルスを
受信する負側コンパレータ(32)と、該正側コンパレー
タ(31)及び負側コンパレータ(32)の出力信号を受け
るオア回路(33)とを備え、複極性のAMI信号を単極
性のデータ信号に変換し、正側コンパレータ(31)及び
負側コンパレータ(32)が送信回路(40)にデータ信号
を、オア回路(33)がDフリップフロップ(FF-1,FF-
2)にデータ信号(CP)を出力するように構成されてい
る。
【0041】上記送信手段(40)は、Dフリップフロッ
プ(FF-1,FF-2)が出力するイネーブル信号(Q)をE
端子で受けて動作可能となり、正側コンパレータ(31)
及び負側コンパレータ(32)が出力するデータ信号をP
端子及びM端子で受けてAMI信号を制御機器(12)に
送信するように構成されている。つまり、上記送信回路
(40)は、Dフリップフロップ(FF-1,FF-2)よりイネ
ーブル信号(Q)を受信している状態において、上記正
側コンパレータ(31)及び負側コンパレータ(32)のデ
ータ信号を受信すると、パルス振幅が所定振幅に復元す
るように波形処理し、AMI信号を再生して出力するよ
うに構成されている。
【0042】上記Dフリップフロップ(FF-1,FF-2)
は、本発明の特徴とするもので、回り込みを防止する出
力調整回路を構成している。つまり、第1リピート回路
(21)のDフリップフロップである第1Dフリップフロ
ップ(FF-1)は、第1リピート回路(21)が出力したA
MI信号を第2リピート回路(22)が受信して該第2リ
ピート回路(22)がAMI信号を出力しないようにする
一方、第2リピート回路(22)のDフリップフロップで
ある第2Dフリップフロップ(FF-2)は、第2リピート
回路(22)が出力したAMI信号を第1リピート回路
(21)が受信して該第1リピート回路(21)がAMI信
号を出力しないようにしている。
【0043】具体的に、上記Dフリップフロップ(FF-
1,FF-2)は、オア回路(33)が出力するデータ信号(C
P)がクロックパルスとしてクロック端子に入力するよ
うに構成され、第1の出力端子はイネーブル信号(Q)
を出力し、第2の出力端子はイネーブル信号(Q)の反
転信号である出力許可信号(Q ̄)(尚、 ̄は反転信号
を示している。)を出力するように構成されている。
【0044】更に、上記Dフリップフロップ(FF-1,FF
-2)の入力端子は、他方のリピート回路(21又は22)の
出力許可信号(Q ̄)が入力信号(D)として入力する
ように構成され、AMI信号のパルスに重畳されるノイ
ズNによるイネーブル信号(Q)の遮断を防止するよう
に構成されている。つまり、第1Dフリップフロップ
(FF-1)には、第2Dフリップフロップ(FF-2)の出力
許可信号(Q ̄)が入力信号(D)として入力し、逆
に、第2Dフリップフロップ(FF-2)には、第1Dフリ
ップフロップ(FF-1)の出力許可信号(Q ̄)が入力信
号(D)として入力するように構成されている。
【0045】また、上記Dフリップフロップ(FF-1,FF
-2)には、リセット回路(50)よりリセット信号(RS)
が入力されるように構成されている。該リセット回路
(50)は、図4に示すように、オア回路で構成されてい
る。つまり、上記AMI信号のパルスに重畳されるノイ
ズNは、通信路(11)の反射又は回路上に存在する共振
回路による減衰振動波になり、この減衰振動波によって
リセット回路(50)のリセット動作が行われないことを
防止するように構成されている。
【0046】具体的に、上記リセット回路(50)は、オ
ア回路(33)が出力するデータ信号(CP)とDフリップ
フロップ(FF-1,FF-2)の出力許可信号(Q ̄)(イネ
ーブル信号(Q)の反転信号(Q ̄)である。)との論
理和によりリセット信号(RS)をDフリップフロップ
(FF-1,FF-2)に出力する。例えば、上記リセット回路
(50)は、Dフリップフロップ(FF-1,FF-2)がイネー
ブル信号(Q)を出力した状態において(出力許可信号
(Q ̄)がローレベル状態)、データ信号(CP)のパル
スが立下ると、リセット信号(RS)を発生し、このリセ
ット信号(RS)でDフリップフロップ(FF-1,FF-2)が
リセットして出力許可信号(Q ̄)がハイレベルにな
り、出力許可信号(Q ̄)のパルスの立上りによってリ
セット信号(RS)を終了し、Dフリップフロップ(FF-
1,FF-2)のリセットが解除されるように構成されてい
る。
【0047】−波形整形動作− 次に、上記リピータ装置(20)におけるデータ信号の波
形整形動作について説明する。
【0048】先ず、第1ネットワーク(1A)の制御機器
(12)からAMI信号の空調制御信号が送信されると、
双方向リピータ装置(20)は第1リピート回路(21)が
作動し、該第1リピート回路(21)の受信回路(30)が
上記AMI信号を受けることになり、正側コンパレータ
(31)と負側コンパレータ(32)とがデータ信号を出力
すると共に、上記正側コンパレータ(31)と負側コンパ
レータ(32)との出力信号の論理和をとってオア回路
(33)がデータ信号(CP)を出力し、該受信回路(30)
は、複極性のAMI信号を単極性のデータ信号に変換し
て出力する。
【0049】上記オア回路(33)のデータ信号(CP)
は、第1Dフリップフロップ(FF-1)に入力し、そし
て、該第1Dフリップフロップ(FF-1)がイネーブル信
号(Q)を出力すると、送信回路(40)は、このイネー
ブル信号(Q)と、上記正側コンパレータ(31)及び負
側コンパレータ(32)のデータ信号に基づき波形処理
し、所定のパルス振幅を有するようにAMI信号を復元
し、再びAMI信号として第2ネットワーク(1B)の制
御機器(12)に送信することになる。
【0050】一方、上記第2ネットワーク(1B)からA
MI信号が送信された場合は、第2リピート回路(22)
が上述した第1リピート回路(21)の動作と同様に作動
し、第1ネットワーク(1A)にAMI信号を送信するこ
とになる。そして、上述した動作によって第1ネットワ
ーク(1A)と第2ネットワーク(1B)との間の各制御機
器(12,12,…)で空調制御信号を双方向に通信し、各
制御機器(12,12,…)が空調運転を制御することにな
る。
【0051】そこで、具体的なAMI信号の波形処理に
ついて説明すると、図5は、第1ネットワーク(1A)か
ら第2ネットワーク(1B)へ正常なAMI信号が送信さ
れる場合を示している。
【0052】この図5において、先ず、t1点において、
AMI信号の正パルスが第1リピート回路(21)の受信
回路(30)に入力し(図3及び図5のa参照)、この正
パルスは正側コンパレータ(31)によって単極性のデー
タ信号に変換され、t1点よりやゝ遅れてt2点でデータ信
号のハイレベルのパルスが正側コンパレータ(31)より
出力される(図3及び図5のb参照)。一方、負側コン
パレータ(32)は、その後、AMI信号の負パルスを受
けて単極性のデータ信号に変換し、データ信号のハイレ
ベルのパルスを出力する(図3及び図5のc参照)。そ
して、上記正側コンパレータ(31)及び負側コンパレー
タ(32)のデータ信号を受けてオア回路(33)がデータ
信号(CP)のハイレベルのパルスを第1Dフリップフロ
ップ(FF-1)に出力する(図3及び図5のd参照)。
【0053】この第1Dフリップフロップ(FF-1)は、
データ信号(CP)がクロックパルスとして入力し、その
際、入力端子には、第2Dフリップフロップ(FF-2)か
ら出力許可信号(Q ̄)が入力信号(D)として入力し
ている。つまり、現在、AMI信号が第1リピート回路
(21)に入力しており、第2リピート回路(22)にはA
MI信号が入力されていないので、該第2リピート回路
(22)のオア回路(33)の出力はローレベルになってい
る(図3及び図5のk参照)。従って、該第2Dフリッ
プフロップ(FF-2)のイネーブル信号(Q)はローレベ
ルで(図3及び図5のp参照)、このイネーブル信号
(Q)の反転信号であるハイレベルの出力許可信号(Q
 ̄)が出力されており、この出力許可信号(Q ̄)を第
1Dフリップフロップ(FF-1)が受けている(図3及び
図5のh参照)。
【0054】この結果、上記第1Dフリップフロップ
(FF-1)は、t2点において、出力許可信号(Q ̄)が入
力されている状態で、オア回路(33)のデータ信号(C
P)を受信し、このデータ信号(CP)のパルスの前縁で
ある立上りでイネーブル信号(Q)を出力する(図3及
び図5のf参照)。このイネーブル信号(Q)を送信回
路(40)が受けると共に、該送信回路(40)は、正側コ
ンパレータ(31)のデータ信号を受け、t2点より遅延し
たt3点でAMI信号を復元して出力し、負パルスも同様
に出力する(図3及び図5のg参照)。
【0055】このAMI信号は、第2ネットワーク(1
B)の通信路(11)に出力されると共に、第2リピート
回路(22)にも出力されることになるので、第2リピー
ト回路(22)の受信回路(30)の正側コンパレータ(3
1)は、第1リピート回路(21)が出力したAMI信号
に基づいてデータ信号のパルスをt3点よりやゝ遅れてt4
点で出力する(図3及び図5のi参照)。尚、負側コン
パレータ(32)も同様にAMI信号の負パルスに基づき
データ信号のパルスを出力する(図3及び図5のj参
照)。
【0056】そして、上記正側コンパレータ(31)のデ
ータ信号を受けてオア回路(33)がデータ信号(CP)の
パルスを第2Dフリップフロップ(FF-2)に出力する
(図3及び図5のk参照)。
【0057】この第2Dフリップフロップ(FF-2)は、
データ信号(CP)をクロックパルスとして入力するが、
その際、入力端子には、第1Dフリップフロップ(FF-
1)が出力許可信号(Q ̄)を出力していないので、第
2Dフリップフロップ(FF-2)は、該出力許可信号(Q
 ̄)が入力信号(D)として入力されていない。つま
り、現在、第1Dフリップフロップ(FF-1)がイネーブ
ル信号(Q)を出力しているので(図3及び図5のf参
照)、このイネーブル信号(Q)の反転信号である出力
許可信号(Q ̄)はローレベルであり、第2Dフリップ
フロップ(FF-2)に出力許可信号(Q ̄)が入力信号
(D)として入力されていない。
【0058】この結果、上記第2Dフリップフロップ
(FF-2)は、t4点において、イネーブル信号(Q)をロ
ーレベルに保持し(図3及び図5のp参照)、第2リピ
ート回路(22)の送信回路(40)はAMI信号を出力す
ることがない。これによって、第1リピート回路(21)
から第2リピート回路(22)へのAMI信号の回り込み
が防止されている。
【0059】また、リセット回路(50)は、Dフリップ
フロップ(FF-1,FF-2)がイネーブル信号(Q)を出力
している状態で(出力許可信号(Q ̄)がローレベル
で)且つオア回路(33)が出力するデータ信号(CP)が
ローレベルであると、リセット信号(RS)を出力する。
例えば、リセット回路(50)は、図7に示すように、オ
ア回路(33)が出力するデータ信号(CP)のパルスの立
下りによって、t7点でリセット信号(RS)を出力し、図
5のeに示すように、第1Dフリップフロップ(FF-1)
をリセットする。その後、この第1Dフリップフロップ
ップ(FF-1)は、リセットによってイネーブル信号
(Q)をローレベルに、出力許可信号(Q ̄)をハイレ
ベルにするので(図7のt8参照)、上記リセット回路
(50)は、出力許可信号(Q ̄)のパルスの立上りによ
ってリセット信号(RS)を終了することになる(図7の
t9参照)。この結果、上記第1Dフリップフロップ(FF
-1)のリセットが解除されることになる。
【0060】次に、上記AMI信号にノイズが重畳され
た場合について説明する。図6は、AMI信号の正パル
スの処理動作についてのみ拡大しており、上述した第1
リピート回路(21)に入力するAMI信号の正パルスに
ノイズNが、t5点において重畳されると、該正パルスが
一旦落ちて再度復帰する(図6のa参照)。このノイズ
Nは、正側コンパレータ(31)及びオア回路(33)が出
力するデータ信号にも現れることになる(図6のb,d
参照)。
【0061】また、リセット回路(50)は、オア回路
(33)が出力するデータ信号(CP)のパルスの立下りで
リセット信号(RS)を第1Dフリップフロップ(FF-1)
に出力するので、上記ノイズNによるパルスの立下りに
よってリセット信号(RS)が第1Dフリップフロップ
(FF-1)に入力されることになる(図6のe参照)。
【0062】上記ノイズNに基づくリセット信号(RS)
によって第1Dフリップフロップ(FF-1)のイネーブル
信号(Q)が遮断され(図6のf参照)、その後、上記
オア回路(33)が出力するデータ信号(CP)は復帰す
る。その際、上述したように第1リピート回路(21)が
送信したAMI信号を第2リピート回路(22)が受信し
ており、第2リピート回路(22)のオア回路(33)が既
にデータ信号(CP)のパルスを出力している(図6のk
参照)。
【0063】従って、第2Dフリップフロップ(FF-2)
にはトリガとなるデータ信号(CP)のパルスの立上りが
ノイズNの重畳時に入力されないので、該第2Dフリッ
プフロップ(FF-2)はイネーブル信号(Q)を出力しな
い(図6のn参照)。逆に、上記第2Dフリップフロッ
プ(FF-2)は出力許可信号(Q ̄)を出力し続けている
ので、上記第1Dフリップフロップ(FF-1)は、入力信
号(D)がハイレベルになっており(図6のh参照)、
オア回路(33)が出力するデータ信号(CP)のパルスの
復帰によってトリガされ、再びイネーブル信号(Q)を
出力することになる(図6のf参照)。
【0064】この結果、上記図6のfに示すように、第
1リピート回路(21)がAMI信号を正常に送信するこ
とになる。
【0065】−本実施例による波形処理の効果− 以上のように、本実施例によれば、一方のDフリップフ
ロップ(FF-1又はFF-2)が出力するイネーブル信号
(Q)を反転した出力許可信号(Q ̄)が他方のDフリ
ップフロップ(FF-2又はFF-1)の入力信号(D)として
入力するようにしたゝめに、AMI信号にノイズが重畳
された場合においてもデータ信号を受けているDフリッ
プフロップ(FF-1又はFF-2)が動作可能に保持されるの
で、AMI信号が遮断されることなく出力することがで
きる。この結果、ノイズによるAMI信号の遮断を防止
することができることから、通信の信頼性を向上させる
ことができる。
【0066】また、空調制御用のAMI信号を正確に通
信することができるので、空調制御を正確に実行するこ
とができる。
【0067】−他の変形例− 尚、本実施例においては、空気調和装置の通信系統につ
いて説明したが、本発明は、各種の通信に適用すること
ができることは勿論である。
【0068】また、請求項1〜3に係る発明では、AM
I信号の他に、NRZ信号等の各種の単極性信号に適用
してもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】空気調和装置の通信系統のシステム図である。
【図3】双方向リピータ装置の回路ブロック図である。
【図4】リセット回路を示す回路ブロック図である。
【図5】波形処理動作を示す信号波形図である。
【図6】ノイズの重畳時を示す波形処理動作の信号波形
図である。
【図7】リセット動作を示す信号波形図である。
【図8】従来の双方向リピータ装置の回路ブロック図で
ある。
【図9】従来のノイズの重畳時を示す波形処理動作の信
号波形図である。
【符号の説明】
1A,1B ネットワーク 11 通信路 12 制御機器 20 双方向リピータ装置 21,22 リピート回路 30 受信回路 31 正側コンパレータ 32 負側コンパレータ 33 オア回路 40 送信回路 50 リセット回路 FF-1,FF-2 Dフリップフロップ(出力調整回路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 25/00 H04L 5/00 H04B 14/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の制御機器(12,12,…)が通信
    路(11)に接続されてなる第1ネットワーク(1A)と、
    複数台の制御機器(12,12,…)が通信路(11)に接続
    されてなる第2ネットワーク(1B)との間でデータ信号
    を双方向に伝送する双方向リピータ装置であって、 上記第1ネットワーク(1A)のデータ信号を第2ネット
    ワーク(1B)に送信する第1リピート回路(21)と、 上記第2ネットワーク(1B)のデータ信号を第1ネット
    ワーク(1A)に送信する第2リピート回路(22)と、を
    備える一方、 上記各リピート回路(21,22)は、 一方のネットワーク(1A又は1B)から送信されたデータ
    信号を受信する受信回路(30)と、 該受信回路(30)からのデータ信号を受け、該データ信
    号を波形処理して他方のネットワーク(1B又は1A)に出
    力する送信回路(40)と、 他方のリピート回路(21又は22)から出力される出力許
    可信号(Q ̄)を入力信号(D)として受信している状
    態で上記受信回路(30)からのデータ信号(CP)を受け
    ると、該データ信号(CP)の前縁によって上記送信回路
    (40)を動作可能にするためのイネーブル信号(Q)を
    出力すると同時に、イネーブル信号(Q)を反転した出
    力許可信号(Q ̄)を上記他方のリピート回路(21又は
    22)に出力し、且つ上記データ信号(CP)に基づいてリ
    セットする出力調整回路(FF-1,FF-2)とを備えている
    ことを特徴とする双方向リピータ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の双方向リピータ装置にお
    いて、 出力調整回路(FF-1,FF-2)は、データ信号(CP)がク
    ロックパルスとして入力するクロック端子と、出力許可
    信号(Q ̄)が入力信号(D)として入力する入力端子
    と、イネーブル信号(Q)を出力する第1の出力端子
    と、出力許可信号(Q ̄)を出力する第2の出力端子と
    を備えたDフリップフロップ(FF-1,FF-2)で構成され
    ていることを特徴とする双方向リピータ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の双方向リピータ装
    置において、 通信路(11)を伝送するデータ信号は、AMI信号であ
    ることを特徴とする双方向リピータ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の双方向リピータ装置にお
    いて、 AMI信号は、空気調和装置の制御信号であることを特
    徴とする双方向リピータ装置。
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