JP3094742B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

Info

Publication number
JP3094742B2
JP3094742B2 JP05219603A JP21960393A JP3094742B2 JP 3094742 B2 JP3094742 B2 JP 3094742B2 JP 05219603 A JP05219603 A JP 05219603A JP 21960393 A JP21960393 A JP 21960393A JP 3094742 B2 JP3094742 B2 JP 3094742B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reception
aperture
transducers
received signal
diagnostic apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP05219603A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0767879A (ja
Inventor
森雄 西垣
博 福喜多
尚 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP05219603A priority Critical patent/JP3094742B2/ja
Priority to US08/294,013 priority patent/US5419330A/en
Priority to DE69429311T priority patent/DE69429311T2/de
Priority to EP94306313A priority patent/EP0642036B1/en
Priority to CN94115671A priority patent/CN1129401C/zh
Publication of JPH0767879A publication Critical patent/JPH0767879A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3094742B2 publication Critical patent/JP3094742B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/88Sonar systems specially adapted for specific applications
    • G01S15/89Sonar systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
    • G01S15/8906Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques
    • G01S15/8997Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques using synthetic aperture techniques
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/52Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00
    • G01S7/52017Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00 particularly adapted to short-range imaging
    • G01S7/52046Techniques for image enhancement involving transmitter or receiver
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K11/00Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/18Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound
    • G10K11/26Sound-focusing or directing, e.g. scanning
    • G10K11/34Sound-focusing or directing, e.g. scanning using electrical steering of transducer arrays, e.g. beam steering
    • G10K11/341Circuits therefor
    • G10K11/348Circuits therefor using amplitude variation
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/88Sonar systems specially adapted for specific applications
    • G01S15/89Sonar systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
    • G01S15/8906Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques
    • G01S15/8909Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques using a static transducer configuration
    • G01S15/8915Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques using a static transducer configuration using a transducer array

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成開口受信部、或は受
信信号の折り返し加算部を有する超音波診断装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、合成開口走査を行う超音波映像装
置が知られている。この超音波映像装置はP.D.Co
rl,et al,〃Adigital synthe
ticimaging system forNDE
〃,Proc IEEE Ultrasonics S
ymp.,Sept.1978で知られており、以下、
その動作原理について図8に示す概略ブロック図を参照
しながら説明する。
【0003】図8において、1は超音波プローブであ
り、振動子T1〜T8で構成されている。100はマル
チプレクサ(以後、MUXと呼ぶ)、101は送信回
路、102は増幅器、103はA/Dコンバータ(以後
A/Dと呼ぶ)、104はメモリ、105は加算器、1
06は信号処理器、107は表示部である。図8におい
て、MUX100は振動子T1〜T8のうちの一つ、T
nを選択する。次に、送信回路101は駆動パルスを発
生し、選択された振動子Tnを駆動する。
【0004】振動子Tnは超音波パルスを発生し、被検
体中で反射された超音波パルスはエコー超音波として振
動子Tnで受信される。振動子Tnで受信された受信信
号は、MUX100を通過し増幅器102で増幅された
後、A/D103でディジタルデータに変換されメモリ
104に書き込まれる。振動子Tnから受信信号のメモ
リ104へ書き込みが終了すると、次にMUX100は
振動子Tnとは異なる振動子Tn’を選択し、振動子T
nの場合と同様に受信信号をメモリ104に書き込む。
以上のようにして振動子T1〜T8により得られた受信
信号をメモリ104に書き込む。次に加算器105にお
いて、メモリ104に記憶された振動子T1からT8に
より得られた各受信信号に所定の時間差を与えて加算す
る。
【0005】振動子T1〜T8による受信期間中に被検
体が静止していると仮定すれば、超音波プローブ1に対
して被検体中で収束、偏向等の受信指向性を与えること
ができる。以上のように加算器105で加算された受信
信号は信号処理器106で検波等信号処理され表示部1
07に表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の合成開口部を有する超音波診断装置では、振動子T
1〜T8による受信期間中に被検体が運動した場合には
正確な合成開口部が行えないという問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり被検体が運動を行った場合でも、正確な合
成開口を行うことが出来る超音波診断装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するため、複数回の送信に対して、配列振動
子の開口の中心部分と、開口の周辺部分とにより得られ
た受信信号を重み付けしてからビーム合成器にて合成す
ものである。
【0009】請求項2の発明は、上記目的を達成するた
め、複数回の送信に対して、配列振動子の開口の中央部
による受信と、前記配列振動子の開口の周辺部による受
信を行い、前記した各受信により得られた各受信信号を
合成する手段を備えその際、動的重み付けが行われるも
のである。
【0010】請求項3の発明は、上記目的を達成するた
め、複数回の送信に対して、配列振動子の開口の中央部
による受信と、前記配列振動子の開口の周辺部による受
信を行い、前記した各受信により得られた各受信信号を
合成する手段を備え、その際、受信が同時多方向に行わ
れるものである。
【0011】請求項4の発明は、上記目的を達成するた
め、複数回の送信に対して、配列振動子の開口の中央部
による受信と、前記配列振動子の開口の周辺部による受
信を行い、前記した各受信により得られた各受信信号を
合成する手段を備え、その際、受信が同時多方向に行わ
れ、かつ受信信号の合成に際し受信データ整列機能を有
するものである。
【0012】請求項5の発明は、上記目的を達成するた
め、複数回の送信に対して、配列振動子の開口の中央部
による受信と、前記配列振動子の開口の周辺部による受
信を行い、前記した各受信により得られた各受信信号を
合成する手段を備え、かつ開口移動走査機能を有するも
のである。
【0013】
【作用】したがって、請求項1の発明によれば、配列振
動子の開口の中央部による受信が周辺部による受信に比
べ感度が高いので最悪条件下における受信信号の合成時
においてメインローブを消失する恐れはないので、精度
が高い合成開口を実現することが出来る。
【0014】請求項2の発明によれば、配列振動子の開
口の中央部による受信が、周辺部による受信に比べ近距
離ほど感度を高く出来るので、最悪条件下における受信
信号の合成時においてもメインローブを消失する恐れは
なく、精度が高い合成開口を実現することが出来る。
【0015】請求項3の発明によれば、配列振動子の開
口の中央部による受信が周辺部による受信に比べ感度が
高いので、最悪条件下における受信信号の合成時におい
てもメインローブを消失する恐れはないので、精度が高
い合成開口を実現することが出来、しかも同時多方向受
信を行い合成開口による断層像のフレームレート低下を
回避出来る。
【0016】請求項4の発明によれば、配列振動子の開
口の中央部による受信が周辺部による受信に比べ感度が
高いので、最悪条件下における受信信号の合成時におい
てもメインローブを消失する恐れはないので、精度が高
い合成開口を実現することが出来、しかも同時多方向受
信を行い合成開口による断層像のフレームレート低下を
回避出来る。
【0017】請求項5の発明によれば、配列振動子の開
口の中央部による受信が周辺部による受信に比べ感度が
高いので、最悪条件下における受信信号の合成時におい
てもメインローブを消失する恐れはないので、精度が高
い合成開口を実現することが出来、しかも開口移動走査
機能も同時に実現出来る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図面を
参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例に
おける超音波診断装置を示す概略ブロック図である。
【0019】図中、1は超音波プローブであり、この例
では8ケの振動子T1からT8により構成される。2は
送信回路、3〜6はスイッチ(以後SWと呼ぶ)、7〜
10は増幅器、11〜14はA/Dコンバータ(以後A
/Dと呼ぶ)、15はビーム合成器、16はメモリ、1
7は加算器であ、メモリ16と加算器17で開口加算部
18を構成する。19は信号処理器、20は表示部であ
る。
【0020】以上の構成について、以下、その動作とと
もに、更に詳細に説明する。図1において、送信回路2
は駆動パルスを発生し振動子T1〜T8を駆動する。振
動子T1〜T8に加えられた各駆動パルスの間には位相
差が与えられ、超音波プローブ1から送波される超音波
ビームは指向性が制御され収束、偏向される。送波され
た超音波ビームは被検体中で反射され超音波プローブ1
で受信される。第1回目の送波に対してSW3〜SW6
はプローブ1の配列振動子の開口の中央部の振動子T3
〜T6の受信信号を選択する。SW3〜SW6を通過し
た信号は増幅器7〜10で増幅される。この例では増幅
器7〜10において重み付けが行われている。
【0021】図2は上記重み付けの分布を示す図であ
る。図2Aに示すように、選択された振動子番号T3〜
T6に利得が与えられる。増幅器7〜10の出力はA/
D11〜14でディジタル信号に変換され、ビーム合成
器15で加算される。ビーム合成器15において、各A
/D11〜14の出力には遅延時間が与えられ、超音波
プローブ1に受信の指向性が与えられる。ビーム合成器
15からの出力はメモリ16に記憶される。以上のよう
にして第1回目の送波に対する受信エコーがメモリ16
に記憶される。
【0022】次に、送信回路2は第二回目の送波を行
う。第二回目の送信ビームは第一回目の送信ビームと同
一である。第二回目の送波に対して、SW3〜SW6は
超音波プローブ1の配列振動子の開口の周辺部の振動子
T1、T2、T7、T8より受信信号を選択する。SW
3〜SW6を通過した信号は、増幅器7〜10で図2
(B)に示すように振動子T1、T2、T7、T8に利
得が与えられる。図2(A)、(B)に示す様に配列振
動子の中央部の振動子からの受信信号には高い利得が与
えられ、周辺部の振動子からの受信信号には低い利得が
与えられる。増幅器7〜10の出力は、A/D11〜1
4でディジタル信号に変換されビーム合成器15で加算
される。ビーム合成器15において、各A/D11〜1
4の出力には遅延時間が与えられ、超音波プローブ1に
受信の指向性が与えられる。ビーム合成器15からの出
力は、加算器18においてメモリ16に記憶された振動
子T3〜T6よりの受信信号と合成される。以上のよう
にして二回の同一方向の送波に対し一つの方向の受信ビ
ームが合成される。送波、および受信の指向性を変える
ことにより被検体全体を走査できる。以上のようにして
得られた合成された受信信号処理器19で検波され表示
部20に表示される。
【0023】このように上記実施例によれば、開口加算
部18で合成される前の受信信号が、超音波プローブ1
の開口の中央部の振動子からの受信信号と、周辺部の振
動子からの受信信号からなり、かつ中央部の振動子から
の受信信号に対して高い利得が与えられ、周辺部の振動
子からの受信信号に対して低い利得が与えられ重み付け
される。このため二回の送波の間で被検体が動いた場合
でも、中央部の振動子よりの受信信号は一度の受信で得
られるため乱れることが少なく、しかも周辺部の振動子
からの信号により大きいので、高精度の合成開口を実現
できるという利点を有する。
【0024】なお、上記説明では重み付けは増幅器によ
り行われたが、A/D変換のディジタルデータに対する
ディジタル乗算で行ってもよい。また振動子の受信感度
を制御するような技術を用いてもよい。
【0025】また、上記の説明では重み付けの利得は深
さによらず一定としたが、深さによって重み付けの利得
を変える、すなわち重み付けが動的に行われることも可
能である。この場合には、近距離における受信では開口
が狭くなり、実質的に超音波プローブの開口の周辺部の
振動子からの受信信号の寄与がなくなり、すなわち超音
波プローブの中央部の振動子による受信ビームのみで合
成された出力が得られるので、被検体の運動により合成
開口の精度が低下することがない。
【0026】以下、本発明の第2の実施例について図面
を参照しながら説明する。図3は本発明の第2の実施例
における超音波診断装置の概略ブロック図である。
【0027】図中、21は多方向ビーム合成器、22、
23はメモリ、24、25は加算器であり、メモリ22
と加算器24、メモリ23と加算器25によりそれぞれ
開口加算部26、27を構成する。28はメモリ、29
は選択器である。その他の構成については上記第1の実
施例と同様である。
【0028】以上の構成について、以下、その動作とと
もに、更に詳細に説明する。図3において、送信回路2
は駆動パルスを発生し振動子T1〜T8を駆動する。振
動子T1〜T8に加えられる各駆動パルスの間には位相
差が与えられ、超音波プローブ1から送波される超音波
ビームは指向性が制御され収束、偏向される。送波され
た超音波ビーム被検体中で反射され超音波プローブ1で
受信される。第一回目の送波に対してSW3〜SW6は
プローブ1の開口の中央部の振動子T3〜T6の受信信
号を選択する。SW3〜SW6を通過した信号は増幅器
7〜10で増幅される。この例では増幅器7〜10にお
いて重み付けが行われている。増幅器7〜10の出力は
A/D11〜14でディジタル信号に変換され多方向ビ
ーム合成器21で加算される。多方向ビーム合成器21
において、各A/D11〜14の出力には二通りの遅延
時間が与えられ、超音波プローブ1に二方向の受信の指
向性が与えられる。多方向ビーム合成器21から二系統
の出力は、上記二方向の受信指向性に対応する開口加算
部26、27のメモリ22、23に記憶される。以上の
ようにして第一回目の送波に対する受信エコーがメモリ
22、23に記憶される。
【0029】次に、送信回路2は第二回目の送波を行
う。第二回目の送信ビームは第一回目の送信ビームと同
一である。第二回目の送波に対して、SW3〜SW6は
プローブ1の開口の周辺部の振動子T1、T2、T7、
T8からのの受信信号を選択する。SW3〜SW6を通
過した信号は増幅器7〜10で重み付けされた利得が与
えられる。図2(A)、(B)に示す様に、開口の中央
部の振動子からの受信信号には高い利得が与えられ、開
口の周辺部の振動子からの受信信号には低い利得が与え
られる。増幅器7〜10の出力はA/D11〜14でデ
ィジタル信号に変換され、多方向ビーム合成器21で加
算される。多方向ビーム合成器21において、各A/D
11〜14の出力には二通りの遅延時間が与えられ、超
音波プローブ1に二方向の受信の指向性が与えられる。
多方向ビーム合成器25からの出力は加算器24、25
において、メモリ22、23に記憶された振動子T3〜
T6からの受信信号とそれぞれ合成される。以上のよう
にして二回目の同一方向の送波に対し、二つの方向の受
信ビームが合成される。開口加算部26からの出力はさ
らにメモリ28に書き込まれ、送信一回分の遅延が与え
られる。開口加算部27において合成されたビーム出力
が得られる送波のタイミングに対しては、選択器29は
開口加算部27の出力を選択し、開口加算部27におい
てビームの合成が行われていない場合にはメモリ28の
出力を選択する。以上のようにして受信データ整列機能
を実現することにより、送波のタイミング毎に合成され
た受信ビームが得られる。送波、および受信の指向性を
変えることにより被検体全体を走査できる。以上のよう
にして合成された受信信号は、信号処理器19で検波さ
れ表示部20に表示される。
【0030】このように上記実地例によれば、開口加算
部26、27で合成される前の受信信号が、超音波プロ
ーブ1の開口の中央部の振動子からの受信信号と、開口
の周辺部からの受信信号からなり、かつ開口の中央部の
振動子からの受信信号に対して高い利得が与えられ、開
口の周辺部からの受信信号に対して低い利得が与えられ
る。このため二回の送波の間で被検体が動いた場合でも
開口の中央部の振動子からの受信信号は大きく乱される
ことがなく、しかも開口の周辺部の振動子からの信号よ
り大きいので、高精度の合成開口を実現できるという利
点を有する。さらに多方向ビーム合成機能と、合成され
たビームを記憶する受信データ整列機能とを組み合わせ
ることにより、合成開口出力を送波毎に得られるという
利点を有する。
【0031】以下、本発明の第3の実施例について図面
を参照しながら説明する。図4は本発明の第3の実施例
における超音波診断装置の概略ブロック図である。
【0032】図中、40は走査回路、41は折り返し加
算回路である。その他の構成については上記第1の実施
例と同様である。図5は上記走査回路40、折り返し加
算回路41を示す概略ブロック図である。図5に示すよ
うに、走査回路40にMUX50、51、52、53
が、折り返し加算回路41にはMUX54、55、5
6、57が備えられている。
【0033】以上の構成について、以下、その動作とと
もに、更に詳細に説明する。図5において、走査回路4
0のMUX50、51、52、53はプローブ1の振動
子T1、T2、T3、T4を選択する。送信回路2は第
一回目の駆動パルスを発生し振動子T1〜T4を駆動す
る。振動子T1〜T4に加えられる各駆動パルスの間に
は位相差が与えられ、超音波プローブ1から送波される
超音波ビームは指向性が制御され収束される。送波され
た超音波ビームは被検体中で反射され超音波プローブ1
で受信される。超音波プローブ1の振動子T1、T2、
T3、T4で受信された信号は、MUX50、51、5
2、53を通過し折り返し加算回路41のMUX54、
55、56、57に入力される。MUX54、55、5
6、57においては、超音波プローブの開口の中心に対
して対称の位置にある振動子からの信号が加算されるよ
うにスイッチが選ばれる。この場合、振動子T1とT
4、T2とT3が加算される。この様な折り返し加算回
路41の状態を折り返し加算状態、対応する走査モード
を折り返し走査モードと呼ぶ。
【0034】折り返し加算回路41の出力は増幅器7、
8で増幅され、A/D11、12でディジタルデータに
変換された後、ビーム合成器15で遅延加算される。ビ
ーム合成器15の出力は開口加算部18のメモリ16、
加算器17をバイパスして信号処理器19で検波され
る。第一回目の受信が終了すると走査回路のMUX5
0、51、52、53は振動子T5、T2、T3、T4
を選択する。これに対し折り返し加算回路41では、T
5とT2、T3とT4が加算されるようにスイッチが選
ばれる。以上のようにして超音波プローブ1上を開口が
走査しながら送波と受信が繰り返され、開口走査移動機
能が実現され受信エコーが表示部20に表示される。
【0035】次に合成開口走査モードについて説明す
る。図5において、走査回路40のMUX50、51、
52、53はプローブ1の振動子T1、T2、T3、T
4を選択する。送信回路2は第一回目の駆動パルスを発
生し振動子T1〜T4を駆動する。振動子T1〜T4に
加えられる各駆動パルスの間には位相差が与えられ、超
音波プローブ1から送波される超音波ビームは指向性が
制御され収束、偏向される。送波された超音波ビームは
被検体中で反射され超音波プローブ1で受信される。超
音波プローブ1の振動子T1、T2、T3、T4で受信
された信号はMUX50、51、52、53を通過し、
折り返し加算回路41のMUX54、55、56、57
に入力される。MUX54、55、56、57において
は、超音波プローブの開口の中心部の位置にある振動子
からの信号が通過されるようにスイッチが制御される。
この場合、振動子T2とT3からの信号がMUX55、
56を通過し、それぞれ増幅器7、8に入力される。振
動子T1とT4からの信号はMUX54、57をオフと
することにより、増幅器7、8には入力されない折り返
し加算回路41の出力は増幅器7、8で増幅され、A/
D11、12でディジタルデータに変換された後、ビー
ム合成器15で遅延加算される。ビーム合成器15の出
力は開口加算部18のメモリ16に記憶される。
【0036】第一回目の受信が終了すると、走査回路の
MUX50、51、52、53は、第一回目の送信時と
同様に振動子T1、T2、T3、T4を選択する。送信
回路2は第二回目の駆動パルスを発生し振動子T1〜T
4を駆動する。第二回目の送信ビームは第一回目の送信
ビームと同一である。送波された超音波ビームは被検体
中で反射され超音波のプローブ1で受信される。超音波
プローブ1の振動子T1、T2、T3、T4で受信され
た信号はMUX50、51、52、53を通過し、折り
返し加算回路41のMUX54、55、56、57に入
力される。MUX54、55、56、57においては、
超音波プローブの開口の周辺部の位置にある振動子から
の信号が通過されるようにスイッチが制御される。この
場合、振動子T1とT4からの信号がMUX54、57
を通過し、それぞれ増幅器7、8に入力される。振動子
T2とT3からの信号は、MUX55、56をオフとす
ることにより増幅器7、8には入力されない。
【0037】折り返し加算回路41の出力は増幅器7、
8で増幅され、A/D11、12でディジタルデータに
変換された後、ビーム合成器15で遅延加算される。ビ
ーム合成器15の出力は、加算器17において開口加算
部18のメモリ16に記憶された第一回目の受信データ
と加算される。以上のようにして二回の同一方向の送波
に対し一つの方向の受信ビームが合成される。以上にお
いて、開口の中央部の振動子よりの受信信号には高い利
得が与えられ、周辺部よりの受信信号には低い利得が与
えられ重み付けされる。
【0038】この様な折り返し加算回路41の状態を合
成開口加算状態、対応する走査モードを合成開口走査モ
ードと呼ぶ。開口加算部18の出力は信号処理器19で
検波される。第二回目の受信が終了すると、走査回路の
MUX50、51、52、53は振動子T5、T2、T
3、T4を選択し、第三回目と第四回目の送受信を行い
開口加算部18の出力を得る。以上のようにして超音波
プローブ1上を開口が走査しながら送波と受信が繰り返
され、受信エコーが表示部20に表示される。
【0039】このように上記実施例によれば、開口加算
部18で合成される前の受信信号が、超音波プローブ1
の開口の中央部の振動子からの受信信号と、開口の周辺
部からの受信信号からなり、かつ開口の中央部の振動子
からの受信信号に高い利得が与えられ、開口の周辺部か
らの受信信号に対して低い利得が与えられる。このため
二回の送波の間で被検体が動いた場合でも、中央部の振
動子からの受信信号は大きく乱されることなく、しかも
周辺部の振動子からの信号により振幅が大きいので、高
精度の合成開口を実現できるという利点を有する。さら
に上記実施例によれば、合成開口走査モードと折り返し
走査モードを実現できるという利点も有する。
【0040】以下、本発明の第4の実施例について図面
を参照しながら説明する。図6は本発明の第4の実施例
における超音波診断装置を示す概略ブロック図である。
【0041】図中、60は超音波プローブであり振動子
T1〜T8で構成される。61は超音波プローブであり
振動子T11〜T14で構成される。62は走査回路、
63は折り返し加算回路である。その他の構成について
は上記第1の実施例と同様である。
【0042】図7は上記走査回路62、折り返し加算回
路63の示す概略ブロック図である。図7に示すよう
に、走査回路62にはMUX70、71、72、73
が、折り返し加算回路63にはMUX74、76とSW
75、77が備えられている。
【0043】以上の構成について、以下、その動作とと
もに、更に詳細に説明する。図7において、走査回路6
2のMUX70、71、72、73はプローブ1の振動
子T1、T2、T3、T4を選択する。送信回路2は第
一回目の駆動パルスを発生し振動子T1〜T4を駆動す
る。振動子T1〜T4に加えられる駆動パルスの間には
位相差が与えられ、超音波プローブ1から送波される超
音波ビームは指向性が制御され収束される。送波された
超音波ビームは被検体中で反射され超音波ブローブ1で
受信される。超音波ブローブ1の振動子T1〜T3で受
信された信号はMUX70、72を通過し、折り返し加
算回路63のMUX74、76に入力される。振動子T
2、T4で受信された信号はMUX71、73を通過
し、折り返し加算回路63のSW75、77に入力され
る。MUX74、76においては、超音波プローブの開
口の中心に対して対称の位置にある振動子からの信号が
加算されるように、MUX74、76のチャンネルが選
ばれる。この場合、振動子T1とT4、T2とT3が加
算される。この様な折り返し加算回路63の状態を折り
返し加算状態、対応する走査モードを折り返し走査モー
ドと呼ぶ。折り返し加算回路63の出力はA/D11、
12でディジタルデータに変換された後、ビーム合成器
15で遅延加算される。ビーム合成器15の出力は開口
加算部18のメモリ16、加算器17をバイパスして信
号処理器19で検波される。第一回目の受信が終了する
と、走査回路のMUX50、51、52、53は超音波
プローブ60の振動子T5、T2、T3、T4を選択す
る。これに対し折り返し加算回路63では、T5とT
2、T3とT4が加算されるようにMUX74、76の
チャンネルが選ばれる。以上のようにして超音波プロー
ブ1上を開口が走査しながら送波と受信が繰り返され受
信エコーが表示部20に表示される。
【0044】次に合成開口走査モードについて説明す
る。図7において、走査回路62のMUX70、71、
72、73は超音波プローブ62の振動子T11、T1
2、T13、T14を選択する。送信回路2は第一回目
の駆動パルスを発生し振動子T11〜T14を駆動す
る。振動子T1〜T4に加えられる各駆動パルスの間に
は位相差が与えられ、超音波プローブ61から送波され
る超音波ビームは指向性が制御され収束、偏向される。
送波された超音波ビームは被検体中で反射され超音波ブ
ローブ61で受信される。振動子T11、T12、T1
3、T14で受信された信号はMUX70、71、7
2、73を通過し、折り返し加算回路63のMUX7
4、76、SW75、77に入力される。MUX74、
76、SW75、77においては、超音波プローブ61
の開口中心部の位置にある振動子からの信号が通過す
る。この場合、振動子T12とT13からの信号がSW
55、57を通過し、それぞれA/D11、12に入力
される。振動子T11とT14からの信号は、MUX5
4、57をオフとすることによりA/D11、12には
入力されない。折り返し加算回路41の出力は、A/D
11、12でディジタルデータに変換された後、ビーム
合成器15で遅延加算される。ビーム合成器15の出力
は開口加算部18のメモリ16に記憶される。
【0045】第一回目の受信が終了すると、走査回路6
2のMUX70、71、72、73は第一回目の送信時
と同様に振動子T11、T12、T13、T14を選択
する。送信回路2は第二回目の駆動パルスを発生し振動
子T11〜T14を駆動する。第二回目の送信ビームは
第一回目の送信ビームと同一である。送波された超音波
ビームは被検体中で反射され超音波のプローブ1で受信
される。超音波プローブ1の振動子T11、T12、T
13、T14で受信された信号は、MUX70、71、
72、73を通過し、折り返し加算回路63のMUX7
4、76、SW56、57に入力される。MUX54、
55、56、57においては、超音波プローブの開口の
周辺部の位置にある振動子からの信号が通過されるよう
に、MUX74、76、SW75、77のチャンネルが
制御される。この場合、振動子T11とT14からの信
号がMUX54、57を通過し、それぞれに入力され
る。振動子T2とT3からの信号はSW55、56をオ
フとすることにより、A/D11、12には入力されな
い。
【0046】折り返し加算回路41の出力は増幅器、A
/D11、12でディジタルデータに変換された後、ビ
ーム合成器15で遅延加算される。ビーム合成器15の
出力は、加算器17において開口加算部18のメモリ1
6に記憶された第一回目の受信データと加算される。以
上のようにして二回の同一方向の送波に対し一つの方向
の受信ビームが合成される。以上において、開口の中央
部の振動子よりの受信信号には高い利得が与えられ、周
辺部よりの受信信号には低い利得が与えられ重み付けさ
れる。
【0047】この様な折り返し加算回路63の状態を合
成開口加算状態、対応する走査モードを合成開口走査モ
ードと呼ぶ。第二回目の受信が終了すると、ビーム合成
器15からの出力は加算器18においてメモリ16に記
憶された振動子T12〜T13からの受信信号と合成さ
れる。以上のようにして、二回目の同一方向の送波に対
し一つの方向の受信ビームが合成される。送波、および
受信の指向性を変えることにより被検体全体を走査でき
る。以上のようにして得られた合成された受信信号は、
信号処理器19で検波された表示部20に表示される。
【0048】このように上記実施例によれば、開口加算
部18で合成される前の受信信号が、超音波プローブ1
の開口の中央部の振動子からの受信信号と、開口の周辺
部からの受信信号からなり、かつ開口の中央部の振動子
からの受信信号に対して高い利得が与えられ、開口の周
辺部からの受信信号に対して低い利得が与えられる。こ
のため二回の送波の間で被検体が動いた場合でも、中央
部の振動子からの受信信号は大きく乱されることなく、
しかも開口の周辺部の振動子からの信号より大きいの
で、高精度の合成開口を実現できるという利点を有す
る。さらに上記実施例によれば、合成開口走査モードと
折り返し走査モードを実現できるという利点も有する。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように請求項第1の発明に
よれば、同一方向に複数回の送信により、振動子の開口
の中心部分と周辺部分とを選択手段により選択し、調整
手段により中心部分には高い利得とし、周辺部分には低
い利得とするように重み付けをおこない、それぞれを合
成するものである。このため二回の送波の間で被検体が
動いた場合でも、中央部の振動子よりの受信信号は一度
の受信で得られるため乱されることが少なく、しかも周
部分の振動子からの信号より大きいので高精度の合成
開口を実現できるという利点を有する。
【0050】請求項2の発明によれば、合成される前の
受信信号が超音波プローブの開口の中央部の振動子から
の受信信号と、周辺部の振動子からの受信信号からな
り、かつ中央部の振動子からの受信信号に対して高い利
得が与えれ、周辺部の振動子からの受信信号に対して低
い利得が与えられる。しかも一般に被検体の相対的な動
きが大きい距離ほど周辺部の利得が低くなるように動的
に重み付けされる。このため二回の送波の間で被検体が
動いた場合でも、中央部の振動子より受信信号は一度の
受信で得られるため乱されることが少なく、しかも周辺
部の振動子からの信号より大きいので高精度の合成開口
を実現できるという利点を有する。
【0051】請求項3の発明によれば、合成される前の
受信信号が超音波プローブの開口の中央部の振動子から
の受信信号と、周辺部からの受信信号からなり、かつ中
央部の振動子からの受信信号に対して高い利得が与え
れ、周辺部からの受信信号に対して低い利得が与えられ
る。このため二回の送波の間で被検体が動いた場合で
も、中央部の振動子からの受信信号は大きく乱されるこ
とがなく、しかも周辺部の振動子からの信号より大きい
ので、高精度の合成開口を実現できるという利点を有す
る。さらに多方向ビーム合成機能を用いることにより、
複数の合成開口出力を同時に求めることができ、フレー
ムレートが低下しないという利点を有する。
【0052】請求項4の発明によれば、合成される前の
受信信号が超音波プローブの開口の中央部の振動子から
の受信信号と周辺部からの受信信号からなり、かつ中央
部の振動子からの受信信号に対して高い利得が与えれ、
周辺部からの受信信号に対して低い利得が与えられる。
このため二回の送波の間で被検体が動いた場合でも、中
央部の振動子からの受信信号は大きく乱されることがな
く、しかも周辺部の振動子からの信号より大きいので、
高精度の合成開口を実現できるという利点を有する。さ
らに多方向ビーム合成機能と合成されたビームを記憶す
る受信データ整列機能を組み合わせることにより合成開
口出力を送波毎に得られるという利点を有する。
【0053】請求項5の発明によれば、合成される前の
受信信号が超音波プローブの開口の中央部の振動子から
の受信信号と、周辺部からの受信信号からなり、かつ中
央部の振動子からの受信信号に対して高い利得が与え
れ、周辺部からの受信信号に対して低い利得が与えられ
る。このため二回の送波の間で被検体が動いた場合で
も、中央部の振動子からの受信信号は大きく乱されるこ
とがなく、しかも周辺部の振動子からの信号より大きい
ので、高精度の合成開口を実現できるという利点を有す
る。さらに合成開口走査モードと折り返し走査モードを
実現できるという利点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における超音波診断装置
を示す概略ブロック図
【図2】同装置の受信信号に対する利得を示す図
【図3】本発明の第2の実施例における超音波診断装置
を示す概略ブロック図
【図4】本発明の第3の実施例における超音波診断装置
を示す概略ブロック図
【図5】同装置の走査回路、折り返し加算回路を示す概
略ブロック図
【図6】本発明の第4の実施例における超音波診断装置
を示す概略ブロック図
【図7】同装置の走査回路、折り返し加算回路を示す概
略ブロック図
【図8】従来の超音波診断装置の概略ブロック図
【符号の説明】
1、60、61 超音波プローブ T1〜T8、T11〜T14 振動子 2、101 送信回路 3〜6 SW 7〜10、102 増幅器 11〜14、103 A/D 15 ビーム合成器 16、22、23、104、メモリ 17、24、25、105 加算器 18、26、27 開口加算部 19、106 信号処理器 20、107 表示部 21 多方向ビーム合成器 29 選択器 40、62 走査回路 41、63 折り返し加算回路 50〜57、70〜74、76、100 MUX 75、77 SW
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−193270(JP,A) 特開 平1−204652(JP,A) 特開 昭54−38693(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 8/00 - 8/15

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の振動子と、これらの振動子を駆動
    するパルスを送出する送信手段と、これらの振動子を2
    つ以上に区分し選択する選択手段と、前記選択手段によ
    って選択された振動子の出力信号を予め定められた利得
    になるように調整する調整手段と、前記調整手段の出力
    を遅延加算してビームを形成するビーム合成器と、前記
    ビーム合成器の出力を記憶する記憶手段と、前記記憶手
    段の出力と前記ビーム合成器の出力を加算する加算手段
    とを備え、同一方向に複数回の送信により、これらの振
    動子の開口の中心部分と周辺部分とを前記選択手段によ
    り選択し、前記調整手段により前記中心部分には高い利
    得とし、前記周辺部分には低い利得とするように重み付
    けをおこなうことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 各受信時に、重み付けが動的に行われる
    ことを特徴とす請求項1記載の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 受信が同時多方向に行われることを特徴
    とする請求項1記載または2記載の超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 受信信号の合成に際し受信データ整列機
    能を有する請求項3記載の超音波診断装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の振動子を選択的に駆動する開
    口移動操作機能を有する請求項1または請求項2または
    請求項3または請求項4記載の超音波診断装置。
JP05219603A 1993-09-03 1993-09-03 超音波診断装置 Expired - Lifetime JP3094742B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05219603A JP3094742B2 (ja) 1993-09-03 1993-09-03 超音波診断装置
US08/294,013 US5419330A (en) 1993-09-03 1994-08-23 Ultrasonic diagnostic equipment
DE69429311T DE69429311T2 (de) 1993-09-03 1994-08-26 Ultraschall-Diagnosegerät
EP94306313A EP0642036B1 (en) 1993-09-03 1994-08-26 Ultrasonic diagnostic equipment
CN94115671A CN1129401C (zh) 1993-09-03 1994-09-02 超声诊断设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05219603A JP3094742B2 (ja) 1993-09-03 1993-09-03 超音波診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0767879A JPH0767879A (ja) 1995-03-14
JP3094742B2 true JP3094742B2 (ja) 2000-10-03

Family

ID=16738124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05219603A Expired - Lifetime JP3094742B2 (ja) 1993-09-03 1993-09-03 超音波診断装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5419330A (ja)
EP (1) EP0642036B1 (ja)
JP (1) JP3094742B2 (ja)
CN (1) CN1129401C (ja)
DE (1) DE69429311T2 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5544655A (en) * 1994-09-16 1996-08-13 Atlantis Diagnostics International, Llc Ultrasonic multiline beamforming with interleaved sampling
US8241217B2 (en) * 1995-06-29 2012-08-14 Teratech Corporation Portable ultrasound imaging data
US7500952B1 (en) * 1995-06-29 2009-03-10 Teratech Corporation Portable ultrasound imaging system
US5590658A (en) * 1995-06-29 1997-01-07 Teratech Corporation Portable ultrasound imaging system
US7819807B2 (en) 1996-06-28 2010-10-26 Sonosite, Inc. Balance body ultrasound system
JP3763924B2 (ja) * 1997-03-17 2006-04-05 フクダ電子株式会社 超音波診断装置
JP3306403B2 (ja) * 2000-01-19 2002-07-24 松下電器産業株式会社 超音波診断装置
US6551246B1 (en) * 2000-03-06 2003-04-22 Acuson Corporation Method and apparatus for forming medical ultrasound images
JP4712980B2 (ja) * 2001-01-18 2011-06-29 株式会社日立メディコ 超音波装置
JP3849976B2 (ja) 2001-01-25 2006-11-22 松下電器産業株式会社 複合圧電体と超音波診断装置用超音波探触子と超音波診断装置および複合圧電体の製造方法
JP2003319938A (ja) * 2002-04-30 2003-11-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超音波診断装置
JP3808419B2 (ja) * 2002-10-08 2006-08-09 松下電器産業株式会社 超音波診断装置
JP2004261229A (ja) * 2003-02-18 2004-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超音波診断装置
US20090048517A1 (en) * 2004-05-25 2009-02-19 Hiroshi Fukukita Ultrasonic diagnostic apparatus
CN100450443C (zh) * 2004-12-15 2009-01-14 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 基于双波束及合成孔径的接收方法
US8001841B2 (en) * 2005-10-14 2011-08-23 Olympus Ndt Ultrasonic fault detection system using a high dynamic range analog to digital conversion system
US8137272B2 (en) * 2006-05-12 2012-03-20 Koninklijke Philips Electronics N.V. Ultrasonic synthetic transmit focusing with a multiline beamformer
WO2008124841A2 (en) * 2007-04-10 2008-10-16 C. R. Bard, Inc. Low power ultrasound system
JP2010029374A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Fujifilm Corp 超音波診断装置
US20120035480A1 (en) * 2009-08-18 2012-02-09 Panasonic Corporation Ultrasonic diagnostic device
JP5780240B2 (ja) * 2010-11-09 2015-09-16 コニカミノルタ株式会社 ビームフォーミング方法、超音波診断装置、プログラム、集積回路
KR101760346B1 (ko) 2011-02-21 2017-07-21 삼성전자주식회사 초음파 빔포밍 방법 및 장치
KR101792590B1 (ko) 2011-04-26 2017-11-01 삼성전자주식회사 빔포밍 방법, 이를 수행하는 장치 및 의료영상시스템
JP6218400B2 (ja) * 2012-03-15 2017-10-25 東芝メディカルシステムズ株式会社 超音波診断装置及び超音波診断装置の制御プログラム
DE102013200974A1 (de) * 2013-01-22 2014-07-24 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und System zur handgeführten Ultraschallprüfung eines Prüfobjekts
KR102164456B1 (ko) * 2014-02-13 2020-10-12 삼성전자주식회사 초음파 측정 장치 및 초음파 측정 방법
JP6896489B2 (ja) 2017-04-03 2021-06-30 株式会社東芝 超音波探傷装置、超音波探傷方法および製品の製造方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438693A (en) * 1977-09-02 1979-03-23 Hitachi Medical Corp Ultrasonic wave diagnosing device
JPS58132677A (ja) * 1982-02-03 1983-08-08 Hitachi Medical Corp 超音波撮像装置
JPS59164956A (ja) * 1983-03-10 1984-09-18 Fujitsu Ltd 超音波媒体の等価非線形パラメ−タ分布測定装置
JPH01204652A (ja) * 1988-02-09 1989-08-17 Hitachi Medical Corp 超音波診断装置
US5140558A (en) * 1988-08-29 1992-08-18 Acoustic Imaging Technologies Corporation Focused ultrasound imaging system and method
JPH04193270A (ja) * 1990-11-27 1992-07-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超音波診断装置
US5186177A (en) * 1991-12-05 1993-02-16 General Electric Company Method and apparatus for applying synthetic aperture focusing techniques to a catheter based system for high frequency ultrasound imaging of small vessels

Also Published As

Publication number Publication date
CN1103774A (zh) 1995-06-21
JPH0767879A (ja) 1995-03-14
EP0642036B1 (en) 2001-12-05
EP0642036A3 (en) 1999-03-17
DE69429311T2 (de) 2002-08-08
EP0642036A2 (en) 1995-03-08
US5419330A (en) 1995-05-30
CN1129401C (zh) 2003-12-03
DE69429311D1 (de) 2002-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3094742B2 (ja) 超音波診断装置
JP2777197B2 (ja) 超音波診断装置
US5655536A (en) Diagnostic ultrasound imaging using two-dimensional transducer array probe
US5421333A (en) Ultrasonic diagnostic apparatus
EP0605722B1 (en) Received wave beam former of ultrasonic diagnosis device
US4553437A (en) Hybrid non-invasive ultrasonic imaging system
JPH0155429B2 (ja)
JP2001245884A (ja) 超音波撮影装置
US4484477A (en) Variable delay memory system
US6514205B1 (en) Medical digital ultrasonic imaging apparatus capable of storing and reusing radio-frequency (RF) ultrasound pulse echoes
WO2004073520A1 (ja) 超音波診断装置
US5090412A (en) Ultrasonic diagnosis apparatus
JPH078492A (ja) 超音波診断装置
US5050611A (en) Ultrasonic imaging apparatus
JPH06114056A (ja) 超音波診断装置
JP3691629B2 (ja) 超音波診断装置
JP2008167876A (ja) 超音波診断装置
JP3444546B2 (ja) 超音波診断装置
JPH08266540A (ja) 超音波診断装置
JP3851704B2 (ja) 超音波診断装置
JPH10127635A (ja) 超音波診断装置
JPH0824258A (ja) 分散圧縮法を用いた超音波送受信方法及び送受信装置
JPH0582213B2 (ja)
JP2763140B2 (ja) 超音波診断装置
JP3838922B2 (ja) 超音波診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070804

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080804

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080804

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130804

Year of fee payment: 13