JP3094669B2 - 微小部品の自動製造システム - Google Patents
微小部品の自動製造システムInfo
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- JP3094669B2 JP3094669B2 JP04183444A JP18344492A JP3094669B2 JP 3094669 B2 JP3094669 B2 JP 3094669B2 JP 04183444 A JP04183444 A JP 04183444A JP 18344492 A JP18344492 A JP 18344492A JP 3094669 B2 JP3094669 B2 JP 3094669B2
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- Japan
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- automatic
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- microminiature
- small
- indoor unit
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P80/00—Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
- Y02P80/10—Efficient use of energy, e.g. using compressed air or pressurized fluid as energy carrier
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
Landscapes
- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般部品の自動組立装
置、自動接合装置等の自動加工装置、自動検査装置等の
群から成る自動製造システムに係り、特に対象ワークが
磁気ディスクヘッドのような微小薄形部品の組立、接
合、検査等に好適な微小部品対応の自動製造システムに
関する。
置、自動接合装置等の自動加工装置、自動検査装置等の
群から成る自動製造システムに係り、特に対象ワークが
磁気ディスクヘッドのような微小薄形部品の組立、接
合、検査等に好適な微小部品対応の自動製造システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、特にOA・AV製品を中心に
製品の軽薄短小化・高密度化が進む傾向にあり、対象と
なる組立部品もまた微小薄形化・高機能化しつつある。
こうした傾向の中で微小薄形部品の組立のニーズも今後
益々増大することが予想されている。微小薄形部品の組
立は、形状自体が微小あるいは薄形構造である為ハンド
リングが難しい事、高機能化に伴ないマイクロメ−タオ
ーダの高い組立精度が要求されている事等があって、人
手作業が非常に困難となっていた。この為、微小薄形部
品の組立工程の自動化は必要不可欠となっていた。
製品の軽薄短小化・高密度化が進む傾向にあり、対象と
なる組立部品もまた微小薄形化・高機能化しつつある。
こうした傾向の中で微小薄形部品の組立のニーズも今後
益々増大することが予想されている。微小薄形部品の組
立は、形状自体が微小あるいは薄形構造である為ハンド
リングが難しい事、高機能化に伴ないマイクロメ−タオ
ーダの高い組立精度が要求されている事等があって、人
手作業が非常に困難となっていた。この為、微小薄形部
品の組立工程の自動化は必要不可欠となっていた。
【0003】ただし消費者ニーズの多様化に伴う製品競
争の激化から製品寿命の短縮化も進みつつあり、多種中
少量生産対応の生産システムの要求も高く、単に自動化
を図るだけでなくよりフレキシブル化汎用化を目指した
生産性の高い自動組立、接合、検査等の自動製造システ
ムの構築が望まれていた。こうした背景にあって、従来
では対象部品が微小薄形部品であるなしにかかわらず、
自動化・汎用化を目的に精密動作を可能とする汎用性の
高い組立ロボットを主体とした組立システムが数多く開
発されてきた。これにより、熟練を要する人手作業の自
動化に加え、組立ロボットの持つ大きな動作領域と作業
環境への高い適用性を備えることで、高い汎用性の確保
が可能となった。例えば、精密工学会誌VoL.57−2P240
〜P243「汎用自動組立システムの開発」記載の組立シス
テム、あるいは、精密工学会「自動組立技術」講演会テ
キスト(1987)30「ロボットのシステム化と腕時計にお
ける応用事例」記載の組立システム、等はその代表的な
ものである。
争の激化から製品寿命の短縮化も進みつつあり、多種中
少量生産対応の生産システムの要求も高く、単に自動化
を図るだけでなくよりフレキシブル化汎用化を目指した
生産性の高い自動組立、接合、検査等の自動製造システ
ムの構築が望まれていた。こうした背景にあって、従来
では対象部品が微小薄形部品であるなしにかかわらず、
自動化・汎用化を目的に精密動作を可能とする汎用性の
高い組立ロボットを主体とした組立システムが数多く開
発されてきた。これにより、熟練を要する人手作業の自
動化に加え、組立ロボットの持つ大きな動作領域と作業
環境への高い適用性を備えることで、高い汎用性の確保
が可能となった。例えば、精密工学会誌VoL.57−2P240
〜P243「汎用自動組立システムの開発」記載の組立シス
テム、あるいは、精密工学会「自動組立技術」講演会テ
キスト(1987)30「ロボットのシステム化と腕時計にお
ける応用事例」記載の組立システム、等はその代表的な
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動組立装置で
は、数mm3 以下の体積あるいは1mm以下の薄さとい
った大きさの微小薄形部品を対象としたものについて考
慮されていなかった。
は、数mm3 以下の体積あるいは1mm以下の薄さとい
った大きさの微小薄形部品を対象としたものについて考
慮されていなかった。
【0005】本発明の目的は、上記課題を解決すべく、
多種少量生産に対応できるようにフレキシブルを持た
せ、且つ微小部品(微小薄形部品)にも充分対応できる
ようにした微小部品対応の自動製造方法及びその装置を
提供することにある。
多種少量生産に対応できるようにフレキシブルを持た
せ、且つ微小部品(微小薄形部品)にも充分対応できる
ようにした微小部品対応の自動製造方法及びその装置を
提供することにある。
【0006】また、本発明の目的は、各作業手段を小形
化、入替えできるようにして空間効率を高めると共にフ
レキシブル性を有してクリーン化も実現できるようにし
た微小部品対応の自動製造装置を提供することにある。
化、入替えできるようにして空間効率を高めると共にフ
レキシブル性を有してクリーン化も実現できるようにし
た微小部品対応の自動製造装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、搬送手段によって搬送される被組立物を
クリーン化された室内ユニットに導入し、該室内ユニッ
トを少なくとも1つ設け、該室内ユニットの1つに供給
される微小部品と被組立物の相対的位置ずれを計測手段
で計測し、微小部品の組立作業、締結結合作業、調整作
業、検査作業を行う室内ユニットを有し、該室内ユニッ
トは着脱可能であり、各ユニットを統括する統括制御手
段を有し、該統括制御手段は、光情報によって該作業手
段の位置及び作業内容を認識し、各室内ユニットを制御
し、該微小部品を前記室内ユニットから搬出することを
特徴とする微小部品の自動製造システムである。
に、本発明は、搬送手段によって搬送される被組立物を
クリーン化された室内ユニットに導入し、該室内ユニッ
トを少なくとも1つ設け、該室内ユニットの1つに供給
される微小部品と被組立物の相対的位置ずれを計測手段
で計測し、微小部品の組立作業、締結結合作業、調整作
業、検査作業を行う室内ユニットを有し、該室内ユニッ
トは着脱可能であり、各ユニットを統括する統括制御手
段を有し、該統括制御手段は、光情報によって該作業手
段の位置及び作業内容を認識し、各室内ユニットを制御
し、該微小部品を前記室内ユニットから搬出することを
特徴とする微小部品の自動製造システムである。
【0008】また本発明は、レーザを光情報媒体と作業
用光とに分けて用い、光学伝達読み取り手段にミラー、
ハーフミラー、干渉計、ディテクタ等の光学部品を用
い、光伝達が妨げられない各室内ユニットの所定位置に
該光学部品を配置し、前記統括制御手段により出力され
る種々の制御情報を各室内ユニットに導入導出し、また
前記作業用光として、加工用、溶接用又はUV接合用紫
外線光を導入する方式に用いることを特徴とする。
用光とに分けて用い、光学伝達読み取り手段にミラー、
ハーフミラー、干渉計、ディテクタ等の光学部品を用
い、光伝達が妨げられない各室内ユニットの所定位置に
該光学部品を配置し、前記統括制御手段により出力され
る種々の制御情報を各室内ユニットに導入導出し、また
前記作業用光として、加工用、溶接用又はUV接合用紫
外線光を導入する方式に用いることを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】組立、接合等の加工、検査等の各種ロボットを
用いた製造システムは、VTRメカニズム、オーディオ
カセットプレーヤ、レーザビームヘッド、磁気ディスク
等の高度メカトロ部品の組立やプリント基板実装、時計
・カメラ等の精密機械の加工、組立まで様々な分野に普
及してきている。
用いた製造システムは、VTRメカニズム、オーディオ
カセットプレーヤ、レーザビームヘッド、磁気ディスク
等の高度メカトロ部品の組立やプリント基板実装、時計
・カメラ等の精密機械の加工、組立まで様々な分野に普
及してきている。
【0019】しかし、このような製造システムは、実際
の作業において、必要とする作業領域が使用するロボッ
トの動作領域に比べはるかに小さいことが多く、製品変
動にも対応し得るシステム全体の汎用性を優先するがゆ
えに、不必要に大きな動作領域のものを使用するといっ
た犠牲をともなっていた。
の作業において、必要とする作業領域が使用するロボッ
トの動作領域に比べはるかに小さいことが多く、製品変
動にも対応し得るシステム全体の汎用性を優先するがゆ
えに、不必要に大きな動作領域のものを使用するといっ
た犠牲をともなっていた。
【0020】又、ロボットの設計思想の中に、大きな動
作領域を短時間で位置決めして作業ができる様にするた
めに、高速化を図るとか、高い作業性を求めるがゆえに
ロボットの先に必要以上の機能を盛り込んだ重量の大き
い汎用治具を搭載することを考えて可搬重量を大きくと
るとか、必要以上の高剛性設計思想がなされており、消
費電力も非常に損失が多く不経済なものとなっていた。
作領域を短時間で位置決めして作業ができる様にするた
めに、高速化を図るとか、高い作業性を求めるがゆえに
ロボットの先に必要以上の機能を盛り込んだ重量の大き
い汎用治具を搭載することを考えて可搬重量を大きくと
るとか、必要以上の高剛性設計思想がなされており、消
費電力も非常に損失が多く不経済なものとなっていた。
【0021】更に、近年では多種中少量生産から多種少
量生産へと生産形態が移向しつつあり、汎用性を考慮し
てロボットを含む製造システムを工場内に施設しても、
そのめまぐるしい機種変動に追いつけず、システムの切
り替え変更を待つことなく次から次へと新しいシステム
の構築が要求されてきている。このため、少量生産のま
ま生産を続ける必要があるシステムが増え、中にはしば
らくの間遊休化するシステムも現れかねない状況となっ
てきた。
量生産へと生産形態が移向しつつあり、汎用性を考慮し
てロボットを含む製造システムを工場内に施設しても、
そのめまぐるしい機種変動に追いつけず、システムの切
り替え変更を待つことなく次から次へと新しいシステム
の構築が要求されてきている。このため、少量生産のま
ま生産を続ける必要があるシステムが増え、中にはしば
らくの間遊休化するシステムも現れかねない状況となっ
てきた。
【0022】一方、作業対象となる部品は益々体積にし
て数mm3程度、薄さにして1mmあるいはそれ以下へ
と微小化薄形化に移向しつつある。即ち作業対象とし
て、微小部品を取り扱う必要がある。特にOA・AV製
品のヘッド部(例えば磁気ディスク装置磁気ヘッド)の
ようなものの組立作業、締結等の加工作業、調整作業に
おいては、小さな体積あたりに収納される機能が益々高
く高密度化が進むこともあって、製造・組立工程に至る
まで塵埃を嫌う傾向にあり、これらの各種作業はクリー
ンルーム・真空チャンバ等の特殊環境下で行う必要があ
る。また半導体チップ等の薄膜・厚膜プロセスに混在す
る微小部品の組立等の各種作業もまた同様である。この
ように、本発明においては、微小薄形部品を取り扱う関
係で、クリーン化雰囲気で各種作業を施す必要がある。
そのためには、クリーンルームの施設が必要となる。し
かしクリーンルームの施設には、組立に必要な空間面積
やクリーン度に相乗した施工費に加え維持費が必要とな
り、この金額は製造コストの大きなウエイトを占めつつ
あるのが現状である。更に、クリーンルームが消費する
電力も膨大であって、地球温暖化といった地球規模の環
境保護問題がクロ−ズアップしている現在にあって、炭
酸ガスの大量発生要因の一つである火力発電の電力消費
削減に関する政府より企業への協力要請も強くなってお
り、なかなかクリーンルームの増設も難しくなってい
る。この為、クリーンルームの様な空間コストの膨大な
限定された空間の有効活用化は微小薄形部品組立の重要
な課題の一つとなってきている。真空チャンバ等の特殊
環境の施設もまた同様であって、まず大容積のものは作
りにくい事、万一作れたにしてもやはり施工費が膨大に
なる事、維持が大変な事、容積に応じ特殊環境にする時
間が大きくタクトが長くなりがちな為生産効率が低下す
る等の課題も有していた。
て数mm3程度、薄さにして1mmあるいはそれ以下へ
と微小化薄形化に移向しつつある。即ち作業対象とし
て、微小部品を取り扱う必要がある。特にOA・AV製
品のヘッド部(例えば磁気ディスク装置磁気ヘッド)の
ようなものの組立作業、締結等の加工作業、調整作業に
おいては、小さな体積あたりに収納される機能が益々高
く高密度化が進むこともあって、製造・組立工程に至る
まで塵埃を嫌う傾向にあり、これらの各種作業はクリー
ンルーム・真空チャンバ等の特殊環境下で行う必要があ
る。また半導体チップ等の薄膜・厚膜プロセスに混在す
る微小部品の組立等の各種作業もまた同様である。この
ように、本発明においては、微小薄形部品を取り扱う関
係で、クリーン化雰囲気で各種作業を施す必要がある。
そのためには、クリーンルームの施設が必要となる。し
かしクリーンルームの施設には、組立に必要な空間面積
やクリーン度に相乗した施工費に加え維持費が必要とな
り、この金額は製造コストの大きなウエイトを占めつつ
あるのが現状である。更に、クリーンルームが消費する
電力も膨大であって、地球温暖化といった地球規模の環
境保護問題がクロ−ズアップしている現在にあって、炭
酸ガスの大量発生要因の一つである火力発電の電力消費
削減に関する政府より企業への協力要請も強くなってお
り、なかなかクリーンルームの増設も難しくなってい
る。この為、クリーンルームの様な空間コストの膨大な
限定された空間の有効活用化は微小薄形部品組立の重要
な課題の一つとなってきている。真空チャンバ等の特殊
環境の施設もまた同様であって、まず大容積のものは作
りにくい事、万一作れたにしてもやはり施工費が膨大に
なる事、維持が大変な事、容積に応じ特殊環境にする時
間が大きくタクトが長くなりがちな為生産効率が低下す
る等の課題も有していた。
【0023】本発明は、このような課題を解決できるよ
うに、微小部品に対応できるように高精度の位置決め、
およびクリーン化を達成して、しかも製造システム全体
に自由に選択できるようにフレキシブル化を達成して早
期稼働を実現できるようにしたことに特徴を有するもの
である。
うに、微小部品に対応できるように高精度の位置決め、
およびクリーン化を達成して、しかも製造システム全体
に自由に選択できるようにフレキシブル化を達成して早
期稼働を実現できるようにしたことに特徴を有するもの
である。
【0024】特に本発明においては、情報の伝達を光伝
達手段で一元化したことにある。また、本発明において
は、各作業手段の架台はシェル構造にして、剛性を保ち
ながら軽量化して、運搬中および着脱する際、変形しな
いようにしたことにある。
達手段で一元化したことにある。また、本発明において
は、各作業手段の架台はシェル構造にして、剛性を保ち
ながら軽量化して、運搬中および着脱する際、変形しな
いようにしたことにある。
【0025】また、本発明においては、各作業手段を構
成する位置決め機構に一層薄形構造のXY位置決め機構
を用いることによって、各作業手段はもとより、自動製
造システム全体の軽量化コンパクト化を図ったものであ
る。
成する位置決め機構に一層薄形構造のXY位置決め機構
を用いることによって、各作業手段はもとより、自動製
造システム全体の軽量化コンパクト化を図ったものであ
る。
【0026】以上説明したように、本発明によれば、微
小部品(微小薄形部品)対応の自動製造システムとし
て、汎用性フレキシブル性を有すると共に、高い空間効
率と経済性を持ち、小形軽量化に伴う運搬・収納が容易
となると共に、システムの変更に要する時間・労働力の
削減を実現することができる。
小部品(微小薄形部品)対応の自動製造システムとし
て、汎用性フレキシブル性を有すると共に、高い空間効
率と経済性を持ち、小形軽量化に伴う運搬・収納が容易
となると共に、システムの変更に要する時間・労働力の
削減を実現することができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の微小部品(微小薄形部品)対
応の自動製造装置の実施例について説明する。即ち微小
部品(微小薄形部品)対応の各超小形自動作業装置(各
作業手段)1を、パレット自動搬送ユニット(搬送手
段)180より被組付け部品3をパレット60上に位置
決めされて搬送される搬送経路に沿って多数並設して微
小部品対応の自動製造システム100を構成している。
該微小部品対応の自動製造システム100について、図
1〜図5に従って説明する。
応の自動製造装置の実施例について説明する。即ち微小
部品(微小薄形部品)対応の各超小形自動作業装置(各
作業手段)1を、パレット自動搬送ユニット(搬送手
段)180より被組付け部品3をパレット60上に位置
決めされて搬送される搬送経路に沿って多数並設して微
小部品対応の自動製造システム100を構成している。
該微小部品対応の自動製造システム100について、図
1〜図5に従って説明する。
【0028】まず、微小部品対応の自動製造システム1
00を構成する微小部品対応の各超小形自動作業装置
(各作業手段)1の一実施例を図1に基づいて説明す
る。
00を構成する微小部品対応の各超小形自動作業装置
(各作業手段)1の一実施例を図1に基づいて説明す
る。
【0029】微小部品対応の各超小形自動作業装置1
は、大別すると、パレット自動搬送ユニット(搬送手
段)180よりパレット60上に位置決めされて搬送さ
れてパレット供給口31より挿入される被組付け部品3
に対して組立作業、締結作業、調整作業または検査作業
等を行う薄形クリーンロボット10、統括制御用コント
ローラ200からの指令に基づいて前記薄形クリーンロ
ボット10が定められた作業をするために手先に所定の
ツール(あついはハンド)を選択して把持できるように
ツールマガジンに置かれた複数種類の超小形作業ツール
(あるいはハンド)20、前記薄形クリーンロボット10
を取り付けてクリーンな空気を供給する供給手段(図示
せず)を接続してクリンー化室を形成するようにした高
剛性ボディ30および高剛性天井40、前記被組付け部
品3に対して組付ける微小部品2を前記クリーン化室内
にマガジン投入口51より供給する汎用マガジン50、
光通信システム70、および薄形クリーンロボット10
を駆動制御する超小形制御ユニット80とから構成され
る。
は、大別すると、パレット自動搬送ユニット(搬送手
段)180よりパレット60上に位置決めされて搬送さ
れてパレット供給口31より挿入される被組付け部品3
に対して組立作業、締結作業、調整作業または検査作業
等を行う薄形クリーンロボット10、統括制御用コント
ローラ200からの指令に基づいて前記薄形クリーンロ
ボット10が定められた作業をするために手先に所定の
ツール(あついはハンド)を選択して把持できるように
ツールマガジンに置かれた複数種類の超小形作業ツール
(あるいはハンド)20、前記薄形クリーンロボット10
を取り付けてクリーンな空気を供給する供給手段(図示
せず)を接続してクリンー化室を形成するようにした高
剛性ボディ30および高剛性天井40、前記被組付け部
品3に対して組付ける微小部品2を前記クリーン化室内
にマガジン投入口51より供給する汎用マガジン50、
光通信システム70、および薄形クリーンロボット10
を駆動制御する超小形制御ユニット80とから構成され
る。
【0030】これらにより、微小部品対応の各超小形自
動作業装置1は、微小薄形部品対応の超小形自動作業装
置として、装置自身を一人で持ち運びが可能なまでに超
小形化軽量化するとともに、持ち運びを容易にするため
に把持手段である取手を付加し、さらに自動製造システ
ム100から容易に着脱して交換あるいは運搬しやすく
するためにをするために超小形自動作業装置1は着脱機
構を内蔵することで、汎用化・クリーン化に加え、高い
空間効率及び経済性を図るとともに、システム全体のフ
レキシブル化を図ることを可能にした。
動作業装置1は、微小薄形部品対応の超小形自動作業装
置として、装置自身を一人で持ち運びが可能なまでに超
小形化軽量化するとともに、持ち運びを容易にするため
に把持手段である取手を付加し、さらに自動製造システ
ム100から容易に着脱して交換あるいは運搬しやすく
するためにをするために超小形自動作業装置1は着脱機
構を内蔵することで、汎用化・クリーン化に加え、高い
空間効率及び経済性を図るとともに、システム全体のフ
レキシブル化を図ることを可能にした。
【0031】薄形クリーンロボット10は、微小薄形部
品対応の超小形自動作業装置としての機能を達成するた
めに、図2に示すごとく、薄形化汎用化クリーン化を図
った片持ち支持形の一層構造のXY軸直交形駆動機構1
3と、Z・θ軸の各駆動機構とを備えたXYZθ4軸ロ
ボットで構成した。なお、薄形クリーンロボット10と
して、XYZθ4軸駆動のもので構成しているが、該駆
動軸数は作業内容に応じて増設することは可能である。
即ち、図2に示すように本薄形クリーンロボット10
は、ブロック11a上にX軸方向に摺動自在に支持され
たブロック12aに固定されたボールネジナット11c
に噛合うボールネジ軸11と、ボール前記ブロック12
aに回転自在に支持されたボールスプラインナット15
bに噛合うボールスプライン軸12とを並設し、モータ
11bを回転駆動することによってボールネジ軸11を
回転させて、ブロック11a上にX軸方向に摺動自在に
支持されたブロック12aについて1軸リニア駆動(X
軸)を達成させ、モータ11bを回転駆動することによ
ってボールスプライン軸12を回転させてブロック12
a上に回転自在に支持されたボールスプラインナット1
5bを回転させて該ボールスプラインナット15bに連
結されてブロック12a上をY軸方向に摺動自在に支持
されたブロック18aについて1軸リニア駆動(Y軸)を
達成させ、ボイスコイルモータ(図示せず)の直線運動
によりブロック14aについて1軸リニア駆動(Z軸)を
達成させ、小形サーボモータ14bによりZ軸回りの1
軸回転駆動(θ軸)〔図示せず〕を達成させ、合わせて4
軸駆動を行わせるように構成している。なお、ブロック
11a上に回転自在に設けられた回転プーリ15aには
スチールベルト16が懸架され、ブロック12aのX軸
方向の移動と共に移動して密閉する構造を形成してい
る。またブロック12a上に回転自在に設けられた回転
プーリ15bにはスチールベルト16が懸架され、ブロ
ック18bのY軸方向の移動と共に移動して密閉する構
造を形成している。この薄形クリーンロボット10の各
軸方向の変位量(ブロックのX,Y,Z軸方向の変位
量)がレーザー測長システム76で計測され、超小形制
御ユニット80はレーザー測長システム76で計測され
た各軸方向の変位量に基づいて統括制御用コントローラ
200を介して各駆動モータ12b,11b,14b等
をフィードバック駆動制御して手先の高精度な位置決め
を実現するように構成している。
品対応の超小形自動作業装置としての機能を達成するた
めに、図2に示すごとく、薄形化汎用化クリーン化を図
った片持ち支持形の一層構造のXY軸直交形駆動機構1
3と、Z・θ軸の各駆動機構とを備えたXYZθ4軸ロ
ボットで構成した。なお、薄形クリーンロボット10と
して、XYZθ4軸駆動のもので構成しているが、該駆
動軸数は作業内容に応じて増設することは可能である。
即ち、図2に示すように本薄形クリーンロボット10
は、ブロック11a上にX軸方向に摺動自在に支持され
たブロック12aに固定されたボールネジナット11c
に噛合うボールネジ軸11と、ボール前記ブロック12
aに回転自在に支持されたボールスプラインナット15
bに噛合うボールスプライン軸12とを並設し、モータ
11bを回転駆動することによってボールネジ軸11を
回転させて、ブロック11a上にX軸方向に摺動自在に
支持されたブロック12aについて1軸リニア駆動(X
軸)を達成させ、モータ11bを回転駆動することによ
ってボールスプライン軸12を回転させてブロック12
a上に回転自在に支持されたボールスプラインナット1
5bを回転させて該ボールスプラインナット15bに連
結されてブロック12a上をY軸方向に摺動自在に支持
されたブロック18aについて1軸リニア駆動(Y軸)を
達成させ、ボイスコイルモータ(図示せず)の直線運動
によりブロック14aについて1軸リニア駆動(Z軸)を
達成させ、小形サーボモータ14bによりZ軸回りの1
軸回転駆動(θ軸)〔図示せず〕を達成させ、合わせて4
軸駆動を行わせるように構成している。なお、ブロック
11a上に回転自在に設けられた回転プーリ15aには
スチールベルト16が懸架され、ブロック12aのX軸
方向の移動と共に移動して密閉する構造を形成してい
る。またブロック12a上に回転自在に設けられた回転
プーリ15bにはスチールベルト16が懸架され、ブロ
ック18bのY軸方向の移動と共に移動して密閉する構
造を形成している。この薄形クリーンロボット10の各
軸方向の変位量(ブロックのX,Y,Z軸方向の変位
量)がレーザー測長システム76で計測され、超小形制
御ユニット80はレーザー測長システム76で計測され
た各軸方向の変位量に基づいて統括制御用コントローラ
200を介して各駆動モータ12b,11b,14b等
をフィードバック駆動制御して手先の高精度な位置決め
を実現するように構成している。
【0032】そして各軸駆動部それぞれが連結し合った
完全箱形密封構造とし、各軸駆動部に密封シール17を
配して駆動時内部で発生した塵埃が外部に漏れることの
ないようにしている。そして、真空吸引パイプ18を通
して駆動機構内部にたまった塵埃を真空吸引する方式を
とるとともに、内蔵した電磁石18aを作動すること
で、電磁石18aの磁気吸引力を利用してガイドにかか
る自重を軽減し摩擦力を減らすことで発塵を低減する方
式をとることにより、クリーン化と汎用化を達成しなが
ら被組付け部品3に対する微小薄形部品2の位置決め組
付け作業、または被組付け部品3に対する微小薄形部品
2の溶接若しくは接着等の接合作業、または被組付け部
品3若しくは微小薄形部品2を局部的な曲げ等の加工作
業、または被組付け部品3若しくは微小薄形部品2の調
整作業、または被組付け部品3に対する微小薄形部品2
の位置決め組付けが完了しているか否かの検査作業等を
行うことができるように構成した。
完全箱形密封構造とし、各軸駆動部に密封シール17を
配して駆動時内部で発生した塵埃が外部に漏れることの
ないようにしている。そして、真空吸引パイプ18を通
して駆動機構内部にたまった塵埃を真空吸引する方式を
とるとともに、内蔵した電磁石18aを作動すること
で、電磁石18aの磁気吸引力を利用してガイドにかか
る自重を軽減し摩擦力を減らすことで発塵を低減する方
式をとることにより、クリーン化と汎用化を達成しなが
ら被組付け部品3に対する微小薄形部品2の位置決め組
付け作業、または被組付け部品3に対する微小薄形部品
2の溶接若しくは接着等の接合作業、または被組付け部
品3若しくは微小薄形部品2を局部的な曲げ等の加工作
業、または被組付け部品3若しくは微小薄形部品2の調
整作業、または被組付け部品3に対する微小薄形部品2
の位置決め組付けが完了しているか否かの検査作業等を
行うことができるように構成した。
【0033】薄形クリーンロボット10における位置決
めは、微小薄形部品2等に対応できるように高精度化が
必要である。そこで、薄形クリーンロボット10は、図
3に示すように計測精度の高いレーザー測長システム7
6を採用し、3軸(X,Y,Z)の駆動部(駆動ブロッ
ク12a,18a等)に光学部品71及び光学経路72
を配し、レーザー測長システム76は各X,Y,Z軸の
移動量を高精度に計測すると共に統括制御用コントロー
ラ200を介して超小形制御ユニット80にフィードバ
ックして、超小形制御ユニット80は駆動源である各軸
のモータの駆動分解能を高めように統括制御用コントロ
ーラ200を介してフィ−ドバック駆動制御を行う方式
とする。即ち、位置決め用の計測信号の授受は光学経路
を利用した光通信システムにて行われる。
めは、微小薄形部品2等に対応できるように高精度化が
必要である。そこで、薄形クリーンロボット10は、図
3に示すように計測精度の高いレーザー測長システム7
6を採用し、3軸(X,Y,Z)の駆動部(駆動ブロッ
ク12a,18a等)に光学部品71及び光学経路72
を配し、レーザー測長システム76は各X,Y,Z軸の
移動量を高精度に計測すると共に統括制御用コントロー
ラ200を介して超小形制御ユニット80にフィードバ
ックして、超小形制御ユニット80は駆動源である各軸
のモータの駆動分解能を高めように統括制御用コントロ
ーラ200を介してフィ−ドバック駆動制御を行う方式
とする。即ち、位置決め用の計測信号の授受は光学経路
を利用した光通信システムにて行われる。
【0034】薄形クリーンロボット10は、図1に示す
ように手先にツール自動交換手段19である片側端部1
9aを備え、該片側端部19aともう一方の側の端部1
9bを備えた超小形作業ツール(あるいはハンド)20
と組み合わせることでツール自動交換手段19を構成し
ている。即ち、薄形クリーンロボット10は、ツール自
動交換手段19である片側端部19aをもう一方の側の
端部19bに係合させることによって動力なしで超小形
作業ツール(あるいはハンド)20を装着することがで
き、その結果薄形クリーンロボット10は、装着された
超小形組立ツール(あるいはハンド)20により微小薄
形部品2等をハンドリングして位置決めし、パレット自
動搬送ユニット(搬送手段)180よりパレット60上
に位置決めされて搬送されてパレット供給口31より挿
入されて位置決めされた被組付け部品3に対して組付け
を行うことができる。
ように手先にツール自動交換手段19である片側端部1
9aを備え、該片側端部19aともう一方の側の端部1
9bを備えた超小形作業ツール(あるいはハンド)20
と組み合わせることでツール自動交換手段19を構成し
ている。即ち、薄形クリーンロボット10は、ツール自
動交換手段19である片側端部19aをもう一方の側の
端部19bに係合させることによって動力なしで超小形
作業ツール(あるいはハンド)20を装着することがで
き、その結果薄形クリーンロボット10は、装着された
超小形組立ツール(あるいはハンド)20により微小薄
形部品2等をハンドリングして位置決めし、パレット自
動搬送ユニット(搬送手段)180よりパレット60上
に位置決めされて搬送されてパレット供給口31より挿
入されて位置決めされた被組付け部品3に対して組付け
を行うことができる。
【0035】超小形作業ツール(あるいはハンド)20
は、ツール受け21に常時複数組ストックされている。
薄形クリーンロボット10は、作業に応じた超小形ツー
ル(あるいはハンド)20をツール受け21から出し入
れすることで接続あるいは開放を行う。
は、ツール受け21に常時複数組ストックされている。
薄形クリーンロボット10は、作業に応じた超小形ツー
ル(あるいはハンド)20をツール受け21から出し入
れすることで接続あるいは開放を行う。
【0036】そしてパレット自動搬送ユニット(搬送手
段)180よりパレット60上に位置決めされて搬送し
て流す被組付け部品3の種類(製品の種類)、並びに各
超小形自動作業装置1のパレット供給口31より挿入さ
れる被組付け部品3の状態または種類は予め定められて
おり、統括制御用コントローラ200は、このデータを
入力して記憶してある。従って、統括制御用コントロー
ラ200は、各超小形自動作業装置1がどのような作業
をすればよいか記憶している。そこで、統括制御用コン
トローラ200は、各超小形自動作業装置1の超小形制
御ユニット80に指令を出すことによって、薄形クリー
ンロボット10は、指令された作業に応じた超小形ツー
ル(あるいはハンド)20をツール受け21から選択し
て装着し、被組付け部品3に対して指令された作業内容
を行う。しかし、各超小形自動作業装置1は、パレット
自動搬送ユニット(搬送手段)180よりパレット60
上に位置決めされて搬送して流す被組付け部品3の種類
(製品の種類)、並びに各超小形自動作業装置1のパレ
ット供給口31より挿入される被組付け部品3の状態の
全てに対応できるように汎用性はなく、前記の如く、特
定の作業しか行うことができないように構成されてい
る。従って、パレット自動搬送ユニット(搬送手段)1
80よりパレット60上に位置決めされて搬送して流す
被組付け部品3の種類(製品の種類)に応じて、該搬送
経路に沿って並設する複数の超小形自動作業装置1の配
列順序、または特定の作業を行う超小形自動作業装置1
を特定の位置に設置してすることが必要となる。このよ
うに、多品種少量生産において、フレキシブル化が必要
となり、超小形自動作業装置1を架台に対して着脱自在
に構成して、搬送経路に沿って並設する複数の超小形自
動作業装置1の配列順序を変えたり、特定の作業を行う
超小形自動作業装置1を特定の位置に設置して編成変え
ができるようにした。
段)180よりパレット60上に位置決めされて搬送し
て流す被組付け部品3の種類(製品の種類)、並びに各
超小形自動作業装置1のパレット供給口31より挿入さ
れる被組付け部品3の状態または種類は予め定められて
おり、統括制御用コントローラ200は、このデータを
入力して記憶してある。従って、統括制御用コントロー
ラ200は、各超小形自動作業装置1がどのような作業
をすればよいか記憶している。そこで、統括制御用コン
トローラ200は、各超小形自動作業装置1の超小形制
御ユニット80に指令を出すことによって、薄形クリー
ンロボット10は、指令された作業に応じた超小形ツー
ル(あるいはハンド)20をツール受け21から選択し
て装着し、被組付け部品3に対して指令された作業内容
を行う。しかし、各超小形自動作業装置1は、パレット
自動搬送ユニット(搬送手段)180よりパレット60
上に位置決めされて搬送して流す被組付け部品3の種類
(製品の種類)、並びに各超小形自動作業装置1のパレ
ット供給口31より挿入される被組付け部品3の状態の
全てに対応できるように汎用性はなく、前記の如く、特
定の作業しか行うことができないように構成されてい
る。従って、パレット自動搬送ユニット(搬送手段)1
80よりパレット60上に位置決めされて搬送して流す
被組付け部品3の種類(製品の種類)に応じて、該搬送
経路に沿って並設する複数の超小形自動作業装置1の配
列順序、または特定の作業を行う超小形自動作業装置1
を特定の位置に設置してすることが必要となる。このよ
うに、多品種少量生産において、フレキシブル化が必要
となり、超小形自動作業装置1を架台に対して着脱自在
に構成して、搬送経路に沿って並設する複数の超小形自
動作業装置1の配列順序を変えたり、特定の作業を行う
超小形自動作業装置1を特定の位置に設置して編成変え
ができるようにした。
【0037】ところで、各超小形自動作業装置1に設け
られた超小形ツール(あるいはハンド)20は、超小形
化軽量化を図るため内部には作業に必要な最小限の駆動
源を持つのみとし、接続あるいは開放用の駆動源は持た
ない構造とした。このため、搭載あるいは開放にさいし
ては薄形クリーンロボット10の押しつけ動作を利用
し、ツール自動交換手段19a及び19bの端部の接続
あるいは開放を行う方式とした。さらに作業に必要最小
限の駆動源としてエア駆動タイプのもの1組と電力駆動
タイプのもの3組を想定し配管配線を行っている。
られた超小形ツール(あるいはハンド)20は、超小形
化軽量化を図るため内部には作業に必要な最小限の駆動
源を持つのみとし、接続あるいは開放用の駆動源は持た
ない構造とした。このため、搭載あるいは開放にさいし
ては薄形クリーンロボット10の押しつけ動作を利用
し、ツール自動交換手段19a及び19bの端部の接続
あるいは開放を行う方式とした。さらに作業に必要最小
限の駆動源としてエア駆動タイプのもの1組と電力駆動
タイプのもの3組を想定し配管配線を行っている。
【0038】また、各超小形自動作業装置1内に設けら
れた薄形クリーンロボット10は、図1のように高剛性
ボディ30に組付いており、高剛性ボディ30上で駆動
する。これにより、汎用マガジン50から超小形ツール
(あるいはハンド)20にてハンドリングした微小薄形
組立部品2を、パレット60上に位置決めされた被組付
け部品3に位置決めした後組立を行う等の所定の作業を
行うものである。尚、各超小形自動作業装置1において
は、被組付け部品3を位置決めして搭載したパレット6
0が、高剛性ボディ30側面に設けられたパレット供給
口31よりパレット自動搬送ユニット180にて供給さ
れる。
れた薄形クリーンロボット10は、図1のように高剛性
ボディ30に組付いており、高剛性ボディ30上で駆動
する。これにより、汎用マガジン50から超小形ツール
(あるいはハンド)20にてハンドリングした微小薄形
組立部品2を、パレット60上に位置決めされた被組付
け部品3に位置決めした後組立を行う等の所定の作業を
行うものである。尚、各超小形自動作業装置1において
は、被組付け部品3を位置決めして搭載したパレット6
0が、高剛性ボディ30側面に設けられたパレット供給
口31よりパレット自動搬送ユニット180にて供給さ
れる。
【0039】所定の組付けを行う超小形自動作業装置1
においては、高剛性ボディ30前面にマガジン投入口5
1が設けられていて、汎用マガジン50を外部から投入
し組立部品の供給を行える構造となっている。マガジン
投入口51にはマガジン自動交換機能を有するマガジン
収納機構52が設けられていて、組付けるべき微小薄形
組立部品2の納められた汎用マガジン50を所定位置に
ローディング(又はアンローディング)する。
においては、高剛性ボディ30前面にマガジン投入口5
1が設けられていて、汎用マガジン50を外部から投入
し組立部品の供給を行える構造となっている。マガジン
投入口51にはマガジン自動交換機能を有するマガジン
収納機構52が設けられていて、組付けるべき微小薄形
組立部品2の納められた汎用マガジン50を所定位置に
ローディング(又はアンローディング)する。
【0040】各高剛性ボディ30は、各超小形自動作業
装置1のフレームをなすもので、各超小形自動作業装置
1の構成部品全てを支持する働きをもつ。各高剛性ボデ
ィ30には梁41部(図示せず)を有する高剛性天井4
0が組付いていて、各高剛性ボディ30と各高剛性天井
40とで各超小形自動作業装置1の剛性を確保してい
る。
装置1のフレームをなすもので、各超小形自動作業装置
1の構成部品全てを支持する働きをもつ。各高剛性ボデ
ィ30には梁41部(図示せず)を有する高剛性天井4
0が組付いていて、各高剛性ボディ30と各高剛性天井
40とで各超小形自動作業装置1の剛性を確保してい
る。
【0041】各高剛性天井40には梁41を介して取っ
手42が付いていて、取っ手42を把持したまま本体を
持ち上げ移動することで各超小形自動作業装置1を運搬
することができる。このため、高剛性天井40は運搬に
も耐えうる剛性とダウンフローを意識した通気性を有す
るハニカム構造をとっている。そして各超小形自動作業
装置1は高剛性ボディ30と高剛性天井40とで室を形
成するようにして、該室をクリーン化できるように、排
気手段またはクリーンな空気を供給する供給手段を接続
してもよい。なお、該室に供給手段によりクリーンな空
気を供給するようにすれば、各超小形自動作業装置1の
外側に存在する塵埃等が室内に入り込むことが無くな
り、クリーン化状態で、微小部品に対して所定の作業を
施すことができる。また、必要に応じて、室温を一定に
保持するために、温度制御装置を接続してもよいことは
明かである。
手42が付いていて、取っ手42を把持したまま本体を
持ち上げ移動することで各超小形自動作業装置1を運搬
することができる。このため、高剛性天井40は運搬に
も耐えうる剛性とダウンフローを意識した通気性を有す
るハニカム構造をとっている。そして各超小形自動作業
装置1は高剛性ボディ30と高剛性天井40とで室を形
成するようにして、該室をクリーン化できるように、排
気手段またはクリーンな空気を供給する供給手段を接続
してもよい。なお、該室に供給手段によりクリーンな空
気を供給するようにすれば、各超小形自動作業装置1の
外側に存在する塵埃等が室内に入り込むことが無くな
り、クリーン化状態で、微小部品に対して所定の作業を
施すことができる。また、必要に応じて、室温を一定に
保持するために、温度制御装置を接続してもよいことは
明かである。
【0042】各高剛性ボディ30には、運搬が容易に行
えるように、ボディ運搬用ローラ33が設けられてい
て、ボディ運搬用ローラ33のころがりを利用して各超
小形自動作業装置1の運搬を行うことができるようにな
っている。ボディ運搬用ローラ33にはサスペンション
34(図示せず)が組み込まれており、運搬の際発生す
る振動を吸収軽減させ、各超小形自動作業装置1自体の
損傷を防ぐ構造となっている。
えるように、ボディ運搬用ローラ33が設けられてい
て、ボディ運搬用ローラ33のころがりを利用して各超
小形自動作業装置1の運搬を行うことができるようにな
っている。ボディ運搬用ローラ33にはサスペンション
34(図示せず)が組み込まれており、運搬の際発生す
る振動を吸収軽減させ、各超小形自動作業装置1自体の
損傷を防ぐ構造となっている。
【0043】又、運搬後の超小形自動作業装置1の所定
位置への位置決めを容易にするために底面あるいは背面
にボディ位置決め手段35を3ヶ所に設けている。これ
により超小形自動作業装置1をシステム100として構
築する際も、超小形自動作業装置収納ベース110上へ
の設置が容易となる。
位置への位置決めを容易にするために底面あるいは背面
にボディ位置決め手段35を3ヶ所に設けている。これ
により超小形自動作業装置1をシステム100として構
築する際も、超小形自動作業装置収納ベース110上へ
の設置が容易となる。
【0044】各ボディ位置決め手段35(図示せず)と
して、高剛性ボディ30側に設けた3ヶ所のテーパ穴部
に、収納ベース110側に設けた先端が半球面の位置決
めピンをそれぞれ押しつけることで位置出し固定する方
式をとることができる。位置決めピンには圧電素子が組
み込まれており、それ自体が高分解能の伸縮をおこなえ
る構造となっている。これにより高い位置決め性を確保
すると共に、分解能の高い圧電素子の伸縮による各超小
形自動作業装置1の高さ及び傾斜のレベル調整出しを自
動的に行うことができる。ボディ位置決め手段35には
ダンパがもうけられていて、押しつけの際にボディ位置
決め手段35に損傷のないように工夫している。
して、高剛性ボディ30側に設けた3ヶ所のテーパ穴部
に、収納ベース110側に設けた先端が半球面の位置決
めピンをそれぞれ押しつけることで位置出し固定する方
式をとることができる。位置決めピンには圧電素子が組
み込まれており、それ自体が高分解能の伸縮をおこなえ
る構造となっている。これにより高い位置決め性を確保
すると共に、分解能の高い圧電素子の伸縮による各超小
形自動作業装置1の高さ及び傾斜のレベル調整出しを自
動的に行うことができる。ボディ位置決め手段35には
ダンパがもうけられていて、押しつけの際にボディ位置
決め手段35に損傷のないように工夫している。
【0045】各収納ベース110には、各超小形自動作
業装置1を容易に収納できるように超小形自動作業装置
のローディング機構111(図示せず)が内蔵されてい
て、このローディング機構111の動作により各超小形
自動作業装置1を所定位置まで移動して設置することが
できる。
業装置1を容易に収納できるように超小形自動作業装置
のローディング機構111(図示せず)が内蔵されてい
て、このローディング機構111の動作により各超小形
自動作業装置1を所定位置まで移動して設置することが
できる。
【0046】本発明に係る各超小形自動作業装置1は、
図1および図3に示す光通信システム70を備えてお
り、随所にミラー・ハーフミラー・干渉計等の光学部品
71を配し、装置の情報・ツール情報・ワーク情報等の
膨大な量の情報を空間内で処理する方式としている。こ
れにより情報処理系のワイヤレス化を図り、装置内の配
線作業を少なくして装置の調整をし易くしている。ま
た、光通信経路が空間上を伝搬する方式であることか
ら、各超小形自動作業装置1の着脱を容易にしている。
さらに、光通信システム70は超小形ツール(あるいは
ハンド)20先端にまで続いており、光通信システム7
0に使用している光学経路72を利用して、先述した薄
形クリーンロボット10内部の各軸位置決め用レーザー
光の他に、加工用・溶接用レーザー光やUV接合用紫外
線光を導入する方式をとり、光学経路72の共有化を図
っている。これにより、光学経路の無駄を省くことが出
来、小形軽量化に寄与することが出来る。即ち、加工若
しくは溶接等の接合を行う超小形自動作業装置1におい
ては、光学経路72を利用して加工用・溶接用レーザー
光を導入して加工若しくは溶接等の接合作業を行うこと
ができる。
図1および図3に示す光通信システム70を備えてお
り、随所にミラー・ハーフミラー・干渉計等の光学部品
71を配し、装置の情報・ツール情報・ワーク情報等の
膨大な量の情報を空間内で処理する方式としている。こ
れにより情報処理系のワイヤレス化を図り、装置内の配
線作業を少なくして装置の調整をし易くしている。ま
た、光通信経路が空間上を伝搬する方式であることか
ら、各超小形自動作業装置1の着脱を容易にしている。
さらに、光通信システム70は超小形ツール(あるいは
ハンド)20先端にまで続いており、光通信システム7
0に使用している光学経路72を利用して、先述した薄
形クリーンロボット10内部の各軸位置決め用レーザー
光の他に、加工用・溶接用レーザー光やUV接合用紫外
線光を導入する方式をとり、光学経路72の共有化を図
っている。これにより、光学経路の無駄を省くことが出
来、小形軽量化に寄与することが出来る。即ち、加工若
しくは溶接等の接合を行う超小形自動作業装置1におい
ては、光学経路72を利用して加工用・溶接用レーザー
光を導入して加工若しくは溶接等の接合作業を行うこと
ができる。
【0047】図3は、本発明に係る微小部品対応の超小
形自動作業装置1及びシステム100に用いた光通信シ
ステム70を示す図である。即ち、各超小形自動作業装
置1(N=1…n)内の随所にミラー・ハーフミラー・
干渉計等の光学部品71を配し、位置決め計測情報・装
置の情報・ツール情報・ワーク情報等の膨大な量の情報
を空間内で処理している。なかでも光学経路72は先に
述べたレーザー測長システム76から入射される薄型ク
リーンロボット10内の位置決め計測用の光学経路であ
る。この光学経路72は前述したように超小形ツール
(あるいはハンド)20先端にまで続いているため、加
工用・溶接用・接合用等の光路としても共用できる。
又、装置の情報・ツール情報・ワーク情報等の膨大な量
の情報は、レーザー発振器74より出力されるレーザー
光に変調器75で変調をかけてディジタル信号に変換し
た状態で光学経路73を通り各超小形自動作業装置1内
に送られる。複数(N=1…n)の超小形自動作業装置
1や各システム要素群を用意してシステムのハード10
1を構築する場合、偏向器77・レンズ78により光路
偏向を行い、複数個の光路に分配してシステムのハード
101全てにデータが行き渡るようにしている。この場
合、統括制御用コントローラ200による制御信号の授
受を行いながら相互の超小形自動作業装置群との連携を
図っている。統括制御用コントローラ200は各超小形
自動作業装置1の超小形制御ユニット80および薄型ク
リーンロボット10との間で制御情報を光情報伝達手段
で送受し、多数の超小形自動作業装置1を統括制御して
いる。なお、複数(N=1…n)の超小形自動作業装置
1内の超小形制御装置80やセンサ81から送られる情
報データは光学経路74を通り統括制御用コントローラ
200に送られる。ここで、光学経路73・光学経路7
4は一部光学経路72と共有することとし、光学経路の
無駄を省いている。
形自動作業装置1及びシステム100に用いた光通信シ
ステム70を示す図である。即ち、各超小形自動作業装
置1(N=1…n)内の随所にミラー・ハーフミラー・
干渉計等の光学部品71を配し、位置決め計測情報・装
置の情報・ツール情報・ワーク情報等の膨大な量の情報
を空間内で処理している。なかでも光学経路72は先に
述べたレーザー測長システム76から入射される薄型ク
リーンロボット10内の位置決め計測用の光学経路であ
る。この光学経路72は前述したように超小形ツール
(あるいはハンド)20先端にまで続いているため、加
工用・溶接用・接合用等の光路としても共用できる。
又、装置の情報・ツール情報・ワーク情報等の膨大な量
の情報は、レーザー発振器74より出力されるレーザー
光に変調器75で変調をかけてディジタル信号に変換し
た状態で光学経路73を通り各超小形自動作業装置1内
に送られる。複数(N=1…n)の超小形自動作業装置
1や各システム要素群を用意してシステムのハード10
1を構築する場合、偏向器77・レンズ78により光路
偏向を行い、複数個の光路に分配してシステムのハード
101全てにデータが行き渡るようにしている。この場
合、統括制御用コントローラ200による制御信号の授
受を行いながら相互の超小形自動作業装置群との連携を
図っている。統括制御用コントローラ200は各超小形
自動作業装置1の超小形制御ユニット80および薄型ク
リーンロボット10との間で制御情報を光情報伝達手段
で送受し、多数の超小形自動作業装置1を統括制御して
いる。なお、複数(N=1…n)の超小形自動作業装置
1内の超小形制御装置80やセンサ81から送られる情
報データは光学経路74を通り統括制御用コントローラ
200に送られる。ここで、光学経路73・光学経路7
4は一部光学経路72と共有することとし、光学経路の
無駄を省いている。
【0048】また各高剛性ボディ30の底面あるいは背
面に設けられた超小形自動作業装置1内のエア配管系3
3・電力供給系34(図示せず)等の端部であるエア及
び電力等の供給端子35aは(図示せず)、高剛性ボデ
ィ30の収納ベース110ヘの設置の際、自動的に収納
ベース110側の供給端子35bと接合出来るようにな
っている。
面に設けられた超小形自動作業装置1内のエア配管系3
3・電力供給系34(図示せず)等の端部であるエア及
び電力等の供給端子35aは(図示せず)、高剛性ボデ
ィ30の収納ベース110ヘの設置の際、自動的に収納
ベース110側の供給端子35bと接合出来るようにな
っている。
【0049】各超小形制御ユニット80は超小形自動作
業装置1後部と収納ベース110後部とに図1のように
設置されていて、超小形自動作業装置1全般の制御を行
うものである。信号の授受は光通信で行っている。単独
で制御を行うばかりでなく、システム100として活用
可能なように統括制御用コントローラ200との制御信
号の授受を行いながら相互の超小形自動作業装置群との
連携を図るとともに、超小形自動作業装置1自体の作業
の為のプログラムの授受も行っている。
業装置1後部と収納ベース110後部とに図1のように
設置されていて、超小形自動作業装置1全般の制御を行
うものである。信号の授受は光通信で行っている。単独
で制御を行うばかりでなく、システム100として活用
可能なように統括制御用コントローラ200との制御信
号の授受を行いながら相互の超小形自動作業装置群との
連携を図るとともに、超小形自動作業装置1自体の作業
の為のプログラムの授受も行っている。
【0050】本発明の微小部品対応の自動製造システム
100を図4を用い説明する。即ち、微小部品対応の自
動製造システム100は、図4のように超小形自動作業
装置1を複数台用意して幾つかの組立作業、締結作業
(結合作業)、調整作業、検査作業等の作業が搬送経路
に沿って可能になるようにライン化して、システムとし
てまとめたものである。微小部品対応の超小形自動作業
装置1自体を超小形化軽量化したことで、運搬が楽にな
り容易にラインの切り替えが出来るとともに、卓上に自
動製造システムを構築することが出来るようになった。
このように自動製造システムを同一卓上防振台にて構築
することにより、各作業装置間のレベル調整作業も容易
になった。また、自動製造システム100は、超小形自
動作業装置収納ベース110が高剛性で所定位置上で積
層可能な構造をとったことで、従来構築しえなかった超
小形自動作業装置群の上方空間上への高層構築を可能と
した。即ち、超小形自動作業装置収納ベース110a群
上に超小形自動作業装置収納ベース110b群を設置し
て、微小部品対応の自動製造システム100a上に微小
部品対応の自動製造システム100bを構築できるよう
にした。
100を図4を用い説明する。即ち、微小部品対応の自
動製造システム100は、図4のように超小形自動作業
装置1を複数台用意して幾つかの組立作業、締結作業
(結合作業)、調整作業、検査作業等の作業が搬送経路
に沿って可能になるようにライン化して、システムとし
てまとめたものである。微小部品対応の超小形自動作業
装置1自体を超小形化軽量化したことで、運搬が楽にな
り容易にラインの切り替えが出来るとともに、卓上に自
動製造システムを構築することが出来るようになった。
このように自動製造システムを同一卓上防振台にて構築
することにより、各作業装置間のレベル調整作業も容易
になった。また、自動製造システム100は、超小形自
動作業装置収納ベース110が高剛性で所定位置上で積
層可能な構造をとったことで、従来構築しえなかった超
小形自動作業装置群の上方空間上への高層構築を可能と
した。即ち、超小形自動作業装置収納ベース110a群
上に超小形自動作業装置収納ベース110b群を設置し
て、微小部品対応の自動製造システム100a上に微小
部品対応の自動製造システム100bを構築できるよう
にした。
【0051】図5は、微小部品対応の自動製造システム
100を積み重ねて高層構築化したシステム構築図を示
したものである。これにより微小部品対応の自動製造シ
ステム100内での作業スペースの効率はより高いもの
とすることができ、高精度組立作業、高精度締結作業
(結合作業)、高精度調整作業等を行う超小形自動作業
装置に必要不可欠な防振台の数量を削減することができ
るようになった。
100を積み重ねて高層構築化したシステム構築図を示
したものである。これにより微小部品対応の自動製造シ
ステム100内での作業スペースの効率はより高いもの
とすることができ、高精度組立作業、高精度締結作業
(結合作業)、高精度調整作業等を行う超小形自動作業
装置に必要不可欠な防振台の数量を削減することができ
るようになった。
【0052】ワーク投入ユニット170はワーク(非組
立部品)2をパレット60ごとパレット自動搬送ユニッ
ト180に投入する。この時ワーク(非組立部品)2は
パレット60上に複数個位置決めされた状態で納められ
ている。
立部品)2をパレット60ごとパレット自動搬送ユニッ
ト180に投入する。この時ワーク(非組立部品)2は
パレット60上に複数個位置決めされた状態で納められ
ている。
【0053】パレット自動搬送ユニット180は、ワー
ク(非組立部品)2をパレット60ごと自動製造システ
ム100全域に渡って搬送する。この間に超小形自動作
業装置群を通りながら組立、締結、調整等の作業が行わ
れるため、自動製造システム100全域を搬送した時は
微小薄形部品の作業が終了し、微小の完成品が出来上が
る。ワーク排出ユニット190は微小薄形部品の作業が
終了した後パレット自動搬送ユニット180から微小の
完成品をパレット60ごと排出する。
ク(非組立部品)2をパレット60ごと自動製造システ
ム100全域に渡って搬送する。この間に超小形自動作
業装置群を通りながら組立、締結、調整等の作業が行わ
れるため、自動製造システム100全域を搬送した時は
微小薄形部品の作業が終了し、微小の完成品が出来上が
る。ワーク排出ユニット190は微小薄形部品の作業が
終了した後パレット自動搬送ユニット180から微小の
完成品をパレット60ごと排出する。
【0054】以上、製造システム要素はモジュール化さ
れ、統括制御用コントローラ200は、これら全ての製
造システム要素(各種作業要素)から成る微小部品対応
の製造システム100を統括制御する。
れ、統括制御用コントローラ200は、これら全ての製
造システム要素(各種作業要素)から成る微小部品対応
の製造システム100を統括制御する。
【0055】図6は微小部品対応の超小形自動作業装置
1の自動切替を考慮した自動製造システム例の外観図で
ある。超小形自動作業装置1自体を把持しながら製造シ
ステムを構築するシステム構築用ロボット300を付加
することで、自動製造システムをよりフレキシブル化を
することが可能となる。さらに、汎用マガジン50を投
入する機構をもシステム構築用ロボット300と兼用さ
せることで自動製造システム自体を簡易化している。更
に図6にあるように超小形自動作業装置自身を収納する
超小形自動作業装置収納手段400を設けることとし
た。これにより、超小形自動作業装置収納手段400に
常時複数の超小形自動作業装置1群あるいは製造システ
ム要素(各種作業要素)をストックしておくこととし、
自動製造システムの変更を必要とする場合逐一システム
構築用ロボット300により超小形自動作業装置収納手
段400から自動着脱することで、自動製造システムの
切替を自動化することとした。
1の自動切替を考慮した自動製造システム例の外観図で
ある。超小形自動作業装置1自体を把持しながら製造シ
ステムを構築するシステム構築用ロボット300を付加
することで、自動製造システムをよりフレキシブル化を
することが可能となる。さらに、汎用マガジン50を投
入する機構をもシステム構築用ロボット300と兼用さ
せることで自動製造システム自体を簡易化している。更
に図6にあるように超小形自動作業装置自身を収納する
超小形自動作業装置収納手段400を設けることとし
た。これにより、超小形自動作業装置収納手段400に
常時複数の超小形自動作業装置1群あるいは製造システ
ム要素(各種作業要素)をストックしておくこととし、
自動製造システムの変更を必要とする場合逐一システム
構築用ロボット300により超小形自動作業装置収納手
段400から自動着脱することで、自動製造システムの
切替を自動化することとした。
【0056】尚、本発明における自動製造システム10
0は、システム情報伝達手段である光通信システム70
を介して常時システム制御装置にてモニタリングする方
式として、自己診断をする機能も備えており、自己診断
の途中で故障を認識した場合にも超小形自動作業装置収
納手段400より正常な超小形自動作業装置1群あるい
は作業システム要素(各種作業要素)との交換を行う自
己修復機能をも付加している。
0は、システム情報伝達手段である光通信システム70
を介して常時システム制御装置にてモニタリングする方
式として、自己診断をする機能も備えており、自己診断
の途中で故障を認識した場合にも超小形自動作業装置収
納手段400より正常な超小形自動作業装置1群あるい
は作業システム要素(各種作業要素)との交換を行う自
己修復機能をも付加している。
【0057】特に、所定の超小形自動作業装置において
被組付け部品3に対して微小部品2を組付ける組立作業
を行い、その後組立が行われた被組付け部品3を次の超
小形自動作業装置に送る際、微小部品を前提としている
ことから、動いてしまうとその後の作業を行うことがで
きなることが予想されるので、搬送しても組立の状態が
維持されるように組立作業として嵌合組付けや接着組付
け等のように機械的にある程度の締結または結合状態に
することが必要となる。
被組付け部品3に対して微小部品2を組付ける組立作業
を行い、その後組立が行われた被組付け部品3を次の超
小形自動作業装置に送る際、微小部品を前提としている
ことから、動いてしまうとその後の作業を行うことがで
きなることが予想されるので、搬送しても組立の状態が
維持されるように組立作業として嵌合組付けや接着組付
け等のように機械的にある程度の締結または結合状態に
することが必要となる。
【0058】以上説明したように、上記実施例によれ
ば、微小部品対応の自動作業装置として、汎用性の高い
薄形クリーンロボットを内蔵し、特に微小部品に有効な
作業領域と作業機能を確保した状態で、一人で運搬可能
なように、作業装置全体を、超小形軽量化及び高剛性化
してやることで、必要な汎用性を備え、微小部品に必要
なクリーンルームや真空チャンバ等の空間コストの高い
環境においても、無駄の少ない経済性の高いシステムを
構築することが可能となる。
ば、微小部品対応の自動作業装置として、汎用性の高い
薄形クリーンロボットを内蔵し、特に微小部品に有効な
作業領域と作業機能を確保した状態で、一人で運搬可能
なように、作業装置全体を、超小形軽量化及び高剛性化
してやることで、必要な汎用性を備え、微小部品に必要
なクリーンルームや真空チャンバ等の空間コストの高い
環境においても、無駄の少ない経済性の高いシステムを
構築することが可能となる。
【0059】また、各自動作業装置全体が一人で運搬可
能な大きさと重量でありワンタッチで着脱容易な構造と
しているため、ラインとしてシステム化した時の構築が
容易となり、製品変更において装置が遊休化した場合に
も容易に装置自体を収納することが可能となる。
能な大きさと重量でありワンタッチで着脱容易な構造と
しているため、ラインとしてシステム化した時の構築が
容易となり、製品変更において装置が遊休化した場合に
も容易に装置自体を収納することが可能となる。
【0060】また、微小部品対応において、製品変更に
おける製造システムのレイアウト変更が容易となる為、
システムの切替えに要する時間及び労働力の削減が可能
であり早期稼動に寄与できる。更に自動作業装置自身を
把持しながら製造システムを構築するシステム構築用ロ
ボットと組合せることで、微小部品に対応する製造シス
テムを、よりフレキシブル化をすることが可能となる。
おける製造システムのレイアウト変更が容易となる為、
システムの切替えに要する時間及び労働力の削減が可能
であり早期稼動に寄与できる。更に自動作業装置自身を
把持しながら製造システムを構築するシステム構築用ロ
ボットと組合せることで、微小部品に対応する製造シス
テムを、よりフレキシブル化をすることが可能となる。
【0061】また、各微小部品対応の自動作業装置は、
積層を可能とする構造であるため、従来なかった空間上
への超小形自動作業装置群の上方への高層構築が可能と
なり、製造システム内での作業スペースの効率はより高
いものとすることができる。なお、各階層間は、被組付
け部品3をパレット60に搭載した状態で持ち上げるか
持ち下げるかのリフタ手段を設ける必要がある。
積層を可能とする構造であるため、従来なかった空間上
への超小形自動作業装置群の上方への高層構築が可能と
なり、製造システム内での作業スペースの効率はより高
いものとすることができる。なお、各階層間は、被組付
け部品3をパレット60に搭載した状態で持ち上げるか
持ち下げるかのリフタ手段を設ける必要がある。
【0062】また、高精度作業を要する作業装置に必要
不可欠な防振台を削減できると共に、自動製造システム
全体を同一防振台上にて構築することが可能なため、相
互の自動作業装置間での振動による悪影響を防げると共
に、各作業装置間のレベル調整作業も容易に行うことが
できる。
不可欠な防振台を削減できると共に、自動製造システム
全体を同一防振台上にて構築することが可能なため、相
互の自動作業装置間での振動による悪影響を防げると共
に、各作業装置間のレベル調整作業も容易に行うことが
できる。
【0063】また、自動作業装置を超小形化したことに
より、これを単独あるいは複数箇所全体において容易に
密封することが可能となり、自動製造システムの一部あ
るいは全体を密封してより高いクリーン環境あるいは真
空環境等の特殊環境を作り出すことが可能であり、小ス
ペース間内での複雑な製造システムを低コストで構築す
ることが可能となる。
より、これを単独あるいは複数箇所全体において容易に
密封することが可能となり、自動製造システムの一部あ
るいは全体を密封してより高いクリーン環境あるいは真
空環境等の特殊環境を作り出すことが可能であり、小ス
ペース間内での複雑な製造システムを低コストで構築す
ることが可能となる。
【0064】また、自動作業装置内の信号伝達系に極力
光通信を用いワイヤレス化多重化を図ったことで、超小
形化した作業装置の調整作業を軽減できると共に、光通
信で用いた光導入経路を光(あるいはレーザ−光)を用
いた計測・加工・接合(レーザ−溶接,UV接合)等の
光導入経路と重複させたことにより、光学経路における
経費削減に加え装置の簡略化が図れる。
光通信を用いワイヤレス化多重化を図ったことで、超小
形化した作業装置の調整作業を軽減できると共に、光通
信で用いた光導入経路を光(あるいはレーザ−光)を用
いた計測・加工・接合(レーザ−溶接,UV接合)等の
光導入経路と重複させたことにより、光学経路における
経費削減に加え装置の簡略化が図れる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、微小部品(微小薄形部
品等)対応の自動製造装置として、作業ロボットを内蔵
した各自動作業装置を超小形軽量化及び高剛性化すると
共に着脱可能に構成したので、微小部品に必要なクリー
ンルームや真空チャンバ等の空間コストの高い環境にお
いても、無駄の少ない経済性の高いシステムを構築する
と共に微小部品対応の多品種少量生産に対応させてフレ
キシブル化をはかることが可能となる効果を奏する。
品等)対応の自動製造装置として、作業ロボットを内蔵
した各自動作業装置を超小形軽量化及び高剛性化すると
共に着脱可能に構成したので、微小部品に必要なクリー
ンルームや真空チャンバ等の空間コストの高い環境にお
いても、無駄の少ない経済性の高いシステムを構築する
と共に微小部品対応の多品種少量生産に対応させてフレ
キシブル化をはかることが可能となる効果を奏する。
【0066】また、本発明によれば、システム構築用ロ
ボットと組合せることで、微小部品対応の製造システム
の構築をはかることができ、多品種少量生産に対応させ
てフレキシブル化をはかることが可能となる効果を奏す
る。
ボットと組合せることで、微小部品対応の製造システム
の構築をはかることができ、多品種少量生産に対応させ
てフレキシブル化をはかることが可能となる効果を奏す
る。
【0067】また、本発明によれば、微小部品対応の自
動作業装置の積層化を可能とし、作業スペース効率をよ
り高いものとすることができる効果を奏する。
動作業装置の積層化を可能とし、作業スペース効率をよ
り高いものとすることができる効果を奏する。
【0068】また、本発明によれば、高精度作業を要す
る作業装置に必要不可欠な防振台を削減できると共に、
自動製造システム全体を同一防振台上にて構築すること
が可能なため、相互の自動作業装置間での振動による悪
影響を防げると共に、各自動作業装置間のレベル調整作
業も容易に行うことができる効果を奏する。
る作業装置に必要不可欠な防振台を削減できると共に、
自動製造システム全体を同一防振台上にて構築すること
が可能なため、相互の自動作業装置間での振動による悪
影響を防げると共に、各自動作業装置間のレベル調整作
業も容易に行うことができる効果を奏する。
【0069】また、本発明によれば、自動作業装置を超
小形化したことにより、これを単独あるいは複数箇所全
体において容易に密封することが可能となり、自動製造
システムの一部あるいは全体を密封してより高いクリー
ン環境あるいは真空環境等の特殊環境を作り出すことが
可能であり、小スペース間内での複雑な製造システムを
低コストで構築することが可能となる効果を奏する。
小形化したことにより、これを単独あるいは複数箇所全
体において容易に密封することが可能となり、自動製造
システムの一部あるいは全体を密封してより高いクリー
ン環境あるいは真空環境等の特殊環境を作り出すことが
可能であり、小スペース間内での複雑な製造システムを
低コストで構築することが可能となる効果を奏する。
【0070】また、本発明によれば、自動作業装置内の
信号伝達系に極力光通信を用いワイヤレス化多重化を図
ったことで、超小形化した自動作業装置の調整作業を軽
減できると共に、光通信で用いた光導入経路を光(ある
いはレーザ−光)を用いた計測・加工・接合(レーザ−
溶接,UV接合)等の光導入経路と重複させたことによ
り、光学経路における経費削減に加え装置の簡略化が図
れる等の効果を奏する。
信号伝達系に極力光通信を用いワイヤレス化多重化を図
ったことで、超小形化した自動作業装置の調整作業を軽
減できると共に、光通信で用いた光導入経路を光(ある
いはレーザ−光)を用いた計測・加工・接合(レーザ−
溶接,UV接合)等の光導入経路と重複させたことによ
り、光学経路における経費削減に加え装置の簡略化が図
れる等の効果を奏する。
【図1】本発明に係る各超小形自動作業装置の一実施例
を示す概略構成外観図である。
を示す概略構成外観図である。
【図2】本発明に係る各超小形自動作業装置内に設置さ
れた薄形クリ−ンロボットの一実施例を示す概略構成外
観図である。
れた薄形クリ−ンロボットの一実施例を示す概略構成外
観図である。
【図3】本発明に係る各超小形自動作業装置に用いられ
る光通信システムの一実施例を示す説明図である。
る光通信システムの一実施例を示す説明図である。
【図4】本発明の微小部品対応の自動製造システムの全
体構成を示す構成図である。
体構成を示す構成図である。
【図5】本発明に係る超小形自動作業装置を積み重ねて
高層構築化した微小部品対応の自動製造システムの構築
図である。
高層構築化した微小部品対応の自動製造システムの構築
図である。
【図6】本発明に係る各超小形自動作業装置を自動的に
切替可能にした微小部品対応の自動製造システムの概略
構成を示す外観図である。
切替可能にした微小部品対応の自動製造システムの概略
構成を示す外観図である。
1…超小形自動作業装置(1a … 1n) 2…微小薄形組立
部品 3…被組付け部品 10…薄形クリーンロボット 20…超小形ツ−
ル(あるいはハンド) 30…高剛性ボディ 40…高剛性天井 50…汎用マガジン 60パレット 70…光通信システム 80…超小形制御
ユニット 100…自動製造システム 110…超小形自
動作業装置収納ベ−ス 170…ワーク投入ユニット 180…パレット
自動搬送ユニット 190…ワーク排出ユニット 200…統括制御
用コントロ−ラ 300…超小形自動作業装置切替用ロボット(システム
構築用ロボット) 400…超小形自動作業装置収納手段
部品 3…被組付け部品 10…薄形クリーンロボット 20…超小形ツ−
ル(あるいはハンド) 30…高剛性ボディ 40…高剛性天井 50…汎用マガジン 60パレット 70…光通信システム 80…超小形制御
ユニット 100…自動製造システム 110…超小形自
動作業装置収納ベ−ス 170…ワーク投入ユニット 180…パレット
自動搬送ユニット 190…ワーク排出ユニット 200…統括制御
用コントロ−ラ 300…超小形自動作業装置切替用ロボット(システム
構築用ロボット) 400…超小形自動作業装置収納手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−245108(JP,A) 特開 平4−41138(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 19/00 303 B23P 21/00 305 B23Q 41/00 B25H 1/20 G11B 5/127
Claims (2)
- 【請求項1】搬送手段によって搬送される被組立物をク
リーン化された室内ユニットに導入し、 該室内ユニットを少なくとも1つ設け、該室内ユニット
の1つに供給される微小部品と被組立物の相対的位置ず
れを計測手段で計測し、 微小部品の組立作業、締結結合作業、調整作業、検査作
業を行う室内ユニットを有し、該室内ユニットは着脱可
能であり、 各ユニットを統括する統括制御手段を有し、該統括制御
手段は、光情報によって該作業手段の位置及び作業内容
を認識し、各室内ユニットを制御し、 該微小部品を前記室内ユニットから搬出することを特徴
とする微小部品の自動製造システム。 - 【請求項2】請求項1記載の微小部品の自動製造システ
ムにおいて、 レーザを光情報媒体と作業用光とに分けて用い、 光学伝達読み取り手段にミラー、ハーフミラー、干渉
計、ディテクタ等の光学部品を用い、光伝達が妨げられ
ない各室内ユニットの所定位置に該光学部品を配置し、
前記統括制御手段により出力される種々の制御情報を各
室内ユニットに導入導出し、 また前記作業用光として、加工用、溶接用又はUV接合
用紫外線光を導入する方式に用いることを特徴とする微
小部品の自動製造システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04183444A JP3094669B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 微小部品の自動製造システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04183444A JP3094669B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 微小部品の自動製造システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631550A JPH0631550A (ja) | 1994-02-08 |
JP3094669B2 true JP3094669B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=16135880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04183444A Expired - Fee Related JP3094669B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 微小部品の自動製造システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3094669B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009131908A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-18 | Olympus Corp | 自動生産装置 |
JP2009262310A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Olympus Corp | 生産装置及び生産システム |
CN104043968A (zh) * | 2013-03-14 | 2014-09-17 | 株式会社安川电机 | 生产系统、机器人单元装置及产品生产方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW200821247A (en) * | 2006-09-22 | 2008-05-16 | Olympus Corp | Substrate inspecting apparatus |
JP2009151753A (ja) * | 2007-11-27 | 2009-07-09 | Asmo Co Ltd | モータ製品の生産システム及び生産方法 |
CN105364450B (zh) * | 2015-12-21 | 2018-03-06 | 东莞市天富励德实业有限公司 | 一种零件全自动分拣输送系统 |
CN113835403B (zh) * | 2021-08-23 | 2024-04-19 | 帕萨思汽车零部件(苏州)有限公司 | 一种产品全自动智能生产系统及生产方法 |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP04183444A patent/JP3094669B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2009262310A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Olympus Corp | 生産装置及び生産システム |
CN104043968A (zh) * | 2013-03-14 | 2014-09-17 | 株式会社安川电机 | 生产系统、机器人单元装置及产品生产方法 |
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---|---|
JPH0631550A (ja) | 1994-02-08 |
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