JP3094492B2 - 船外機用四サイクルエンジンのオイルポンプ装置 - Google Patents
船外機用四サイクルエンジンのオイルポンプ装置Info
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- JP3094492B2 JP3094492B2 JP03084344A JP8434491A JP3094492B2 JP 3094492 B2 JP3094492 B2 JP 3094492B2 JP 03084344 A JP03084344 A JP 03084344A JP 8434491 A JP8434491 A JP 8434491A JP 3094492 B2 JP3094492 B2 JP 3094492B2
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- Japan
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- pump
- oil
- crankshaft
- pump case
- oil pump
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- 239000003921 oil Substances 0.000 description 23
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 6
- 229910001234 light alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、船外機用四サイクル
エンジンのオイルポンプ装置に関する。
エンジンのオイルポンプ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】四サイクルエンジンを船外機に用いる場
合は、クランクシャフトを縦置きにして船外機の上部に
取付け、クランクシャフトの下端に下側に延すドライブ
シャフトを連結して下端のプロペラを駆動するようにし
ている。このため、エンジンの各部に潤滑オイルを圧送
するオイルポンプは、シリンダーヘッドに設けたカムシ
ャフトの下端に連結して、カムシャフトで駆動するよう
にしている。例えば、実開平２−８５８０７号公報参
照。
合は、クランクシャフトを縦置きにして船外機の上部に
取付け、クランクシャフトの下端に下側に延すドライブ
シャフトを連結して下端のプロペラを駆動するようにし
ている。このため、エンジンの各部に潤滑オイルを圧送
するオイルポンプは、シリンダーヘッドに設けたカムシ
ャフトの下端に連結して、カムシャフトで駆動するよう
にしている。例えば、実開平２−８５８０７号公報参
照。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】カムシャフトは、クラ
ンクシャフトによって１／２に減速して駆動される。こ
のため、所定の吐出量を得るためには、オイルポンプが
大きくなる。又、オイルポンプを駆動するカムシャフト
も頑丈に強化する必要があり、コンパクト化がむずかし
い。
ンクシャフトによって１／２に減速して駆動される。こ
のため、所定の吐出量を得るためには、オイルポンプが
大きくなる。又、オイルポンプを駆動するカムシャフト
も頑丈に強化する必要があり、コンパクト化がむずかし
い。
【０００４】かかる点に鑑み、この発明は、クランクケ
ースの下端にオイルポンプのポンプケースを締着し、縦
置きにしたクランクシャフトの下端でオイルポンプを駆
動するようにし、オイルポンプを小型にできる船外機用
四サイクルエンジンのオイルポンプ装置を得ることを目
的とする。
ースの下端にオイルポンプのポンプケースを締着し、縦
置きにしたクランクシャフトの下端でオイルポンプを駆
動するようにし、オイルポンプを小型にできる船外機用
四サイクルエンジンのオイルポンプ装置を得ることを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、トロコイドポンプのインナーギヤとアウタ
ーギヤを回転自在に挿入したポンプケースの上面にポン
ププレートを締着して密閉し、クランクケースの下端に
ポンプケースを締着して、縦置きにしたクランクシャフ
トの下端に設けられたスプライン金具とポンプケースと
の間をオイルシールでシールし、インナーギヤをクラン
クシャフト下端に回転一体に連結したものであって、前
記ポンプケースのドライブシャフト側にシールハウジン
グを取り付けると共に、該シールハウジングとドライブ
シャフトとの間にオイルシールを配置したことを特徴と
する船外機用四サイクルエンジンのオイルポンプ装置で
ある。
成するため、トロコイドポンプのインナーギヤとアウタ
ーギヤを回転自在に挿入したポンプケースの上面にポン
ププレートを締着して密閉し、クランクケースの下端に
ポンプケースを締着して、縦置きにしたクランクシャフ
トの下端に設けられたスプライン金具とポンプケースと
の間をオイルシールでシールし、インナーギヤをクラン
クシャフト下端に回転一体に連結したものであって、前
記ポンプケースのドライブシャフト側にシールハウジン
グを取り付けると共に、該シールハウジングとドライブ
シャフトとの間にオイルシールを配置したことを特徴と
する船外機用四サイクルエンジンのオイルポンプ装置で
ある。
【０００６】
【作用】クランクシャフトで、トロコイドポンプのイン
ナーギヤを駆動して、潤滑オイルを吐出し、エンジンの
各部を潤滑する。クランクシャフトはカムシャフトの回
転の二倍の回転であるので、オイルポンプを小型化する
ことができて、コンパクト化を図ることができる。
ナーギヤを駆動して、潤滑オイルを吐出し、エンジンの
各部を潤滑する。クランクシャフトはカムシャフトの回
転の二倍の回転であるので、オイルポンプを小型化する
ことができて、コンパクト化を図ることができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１乃至図６によっ
て説明する。オイルポンプは、トロコイド型ポンプで、
アウターギヤ１の内側にインナーギヤ２を嵌合せ、ポン
プケース３内に回転自在に挿入する。そして、ポンプケ
ース３の上面にポンププレート４を複数のビスで締着し
て密閉する。ポンプケース３は、ポンププレート４の上
面にＯリングを挿入してシールし、クランクケース５の
下端に合せて締着する。クランクシャフト６は、縦置き
にしてあって、下端をクランクケース５の下側に突出さ
せてある。クランクケース５は、二つ割りで、片側には
シリンダーブロックが一体に形成してある。クランクシ
ャフト６の下端には、外周にスプラインを設けると共
に、芯孔８にスプライン金具９を圧入固着してある。ク
ランクシャフト６の下端は、ポンプケース３内に挿入す
る。そして、クランクシャフト６の下端外周をインナー
ギヤ２に回転一体に連結する。インナーギヤ２とアウタ
ーギヤ１は回転によって、吸入口１０を通して下側のオ
イルパン内の潤滑オイルを吸入溝１１に吸入し、吐出溝
１２から吐出口１３に潤滑オイルを吐出する。吐出口１
３は、クランクケース５などに設けた通油孔を通して、
クランクシャフト６やカムシャフト１４などの摺動部に
潤滑オイルが送られる。クランクシャフト６の下端の芯
孔８に設けられたスプライン金具９とポンプケース３と
の間にオイルシール１５を設けて、クランクシャフト６
とポンプケース３との間をシールする。クランクシャフ
ト６の下端のスプライン金具９には、ドライブシャフト
１６の上端を回転一体に挿入する。ポンプケース３の下
側のドライブシャフト１６側には、シールハウジング１
７が取付けてあって、該シールハウジング１７とドライ
ブシャフト１６との間にオイルシール１８を取付けてあ
り、オイルシール１８でドライブシャフト１６との間を
シールする。
て説明する。オイルポンプは、トロコイド型ポンプで、
アウターギヤ１の内側にインナーギヤ２を嵌合せ、ポン
プケース３内に回転自在に挿入する。そして、ポンプケ
ース３の上面にポンププレート４を複数のビスで締着し
て密閉する。ポンプケース３は、ポンププレート４の上
面にＯリングを挿入してシールし、クランクケース５の
下端に合せて締着する。クランクシャフト６は、縦置き
にしてあって、下端をクランクケース５の下側に突出さ
せてある。クランクケース５は、二つ割りで、片側には
シリンダーブロックが一体に形成してある。クランクシ
ャフト６の下端には、外周にスプラインを設けると共
に、芯孔８にスプライン金具９を圧入固着してある。ク
ランクシャフト６の下端は、ポンプケース３内に挿入す
る。そして、クランクシャフト６の下端外周をインナー
ギヤ２に回転一体に連結する。インナーギヤ２とアウタ
ーギヤ１は回転によって、吸入口１０を通して下側のオ
イルパン内の潤滑オイルを吸入溝１１に吸入し、吐出溝
１２から吐出口１３に潤滑オイルを吐出する。吐出口１
３は、クランクケース５などに設けた通油孔を通して、
クランクシャフト６やカムシャフト１４などの摺動部に
潤滑オイルが送られる。クランクシャフト６の下端の芯
孔８に設けられたスプライン金具９とポンプケース３と
の間にオイルシール１５を設けて、クランクシャフト６
とポンプケース３との間をシールする。クランクシャフ
ト６の下端のスプライン金具９には、ドライブシャフト
１６の上端を回転一体に挿入する。ポンプケース３の下
側のドライブシャフト１６側には、シールハウジング１
７が取付けてあって、該シールハウジング１７とドライ
ブシャフト１６との間にオイルシール１８を取付けてあ
り、オイルシール１８でドライブシャフト１６との間を
シールする。
【０００８】クランクシャフト６は、回転によってイン
ナーギヤ２を回転し、インナーギヤ２にアウターギヤ１
を従動させ、吸入口１０から潤滑オイルを吸入して吐出
口１３に吐出する。クランクシャフト６の下端の芯孔８
のスプライン金具９には、エンジンブロックを組立てる
とき、ドライブシャフト１６の上端を回転一体に嵌合せ
ることができるので、エンジン出力の取出しができる。
そして、ポンプケース３の下側に取付けるシールハウジ
ング１７の内孔がテーパー孔１９にしてあり、ドライブ
シャフト１６の挿入時のガイドになって、オイルシール
１８や、ポンプケース３を保護できる。
ナーギヤ２を回転し、インナーギヤ２にアウターギヤ１
を従動させ、吸入口１０から潤滑オイルを吸入して吐出
口１３に吐出する。クランクシャフト６の下端の芯孔８
のスプライン金具９には、エンジンブロックを組立てる
とき、ドライブシャフト１６の上端を回転一体に嵌合せ
ることができるので、エンジン出力の取出しができる。
そして、ポンプケース３の下側に取付けるシールハウジ
ング１７の内孔がテーパー孔１９にしてあり、ドライブ
シャフト１６の挿入時のガイドになって、オイルシール
１８や、ポンプケース３を保護できる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、上述
のように構成したので、オイルポンプを回転が速いクラ
ンクシャフトで駆動するので小型にできて、コンパクト
化を図ることができる。そして、クランクシャフト下端
のスプライン金具にドライブシャフトを連結するので、
出力取出しも支障なくできる。又、オイルポンプ下端に
は、シールハウジングを取付けてあり、軽合金材のポン
プケースに対し、シールハウジングを硬いステンレス材
などにすることによって、ドライブシャフト挿入時の破
損を防止できる。そして、クランクシャフトとドライブ
シャフトは、ポンプケースとの間をオイルシールでシー
ルしてあるので、水飛沫などが入る心配もない。
のように構成したので、オイルポンプを回転が速いクラ
ンクシャフトで駆動するので小型にできて、コンパクト
化を図ることができる。そして、クランクシャフト下端
のスプライン金具にドライブシャフトを連結するので、
出力取出しも支障なくできる。又、オイルポンプ下端に
は、シールハウジングを取付けてあり、軽合金材のポン
プケースに対し、シールハウジングを硬いステンレス材
などにすることによって、ドライブシャフト挿入時の破
損を防止できる。そして、クランクシャフトとドライブ
シャフトは、ポンプケースとの間をオイルシールでシー
ルしてあるので、水飛沫などが入る心配もない。
【図１】本発明の実施例を示す要部縦断側面図である。
【図２】本発明の実施例を示すポンプケースの平面図で
ある。
ある。
【図３】本発明の実施例を示すポンププレートの平面図
である。
である。
【図４】本発明の実施例を示すポンプケースの底面図で
ある。
ある。
【図５】本発明の実施例を示すエンジンを縦断した側面
図である。
図である。
【図６】本発明の実施例を示すエンジンの横断平面図で
ある。
ある。
【符号の説明】 １ アウターギヤ ２ インナーギヤ ３ ポンプケース ４ ポンププレート ５ クランクケース ６ クランクシャフト
Claims (1)
- 【請求項１】 トロコイドポンプのインナーギヤとアウ
ターギヤを回転自在に挿入したポンプケースの上面にポ
ンププレートを締着して密閉し、クランクケースの下端
にポンプケースを締着して、縦置きにしたクランクシャ
フトの下端に設けられたスプライン金具とポンプケース
との間をオイルシールでシールし、インナーギヤをクラ
ンクシャフト下端に回転一体に連結したものであって、 前記ポンプケースのドライブシャフト側にシールハウジ
ングを取り付けると共に、該シールハウジングとドライ
ブシャフトとの間にオイルシールを配置した ことを特徴
とする船外機用四サイクルエンジンのオイルポンプ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03084344A JP3094492B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 船外機用四サイクルエンジンのオイルポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03084344A JP3094492B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 船外機用四サイクルエンジンのオイルポンプ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04295114A JPH04295114A (ja) | 1992-10-20 |
| JP3094492B2 true JP3094492B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13827893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03084344A Expired - Fee Related JP3094492B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 船外機用四サイクルエンジンのオイルポンプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3094492B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001082124A (ja) | 1999-09-16 | 2001-03-27 | Sanshin Ind Co Ltd | 船外機 |
| JP2001328594A (ja) | 2000-05-18 | 2001-11-27 | Sanshin Ind Co Ltd | 船外機 |
| JP2002227625A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-14 | Sanshin Ind Co Ltd | 船外機における潤滑油ポンプ装置 |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP03084344A patent/JP3094492B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04295114A (ja) | 1992-10-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |