JP3094438U - 食品用冷却受け台 - Google Patents
食品用冷却受け台Info
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- JP3094438U JP3094438U JP2001006032U JP2001006032U JP3094438U JP 3094438 U JP3094438 U JP 3094438U JP 2001006032 U JP2001006032 U JP 2001006032U JP 2001006032 U JP2001006032 U JP 2001006032U JP 3094438 U JP3094438 U JP 3094438U
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- cooling
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- receiving portion
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 刺身等の食品の鮮度を保持し、かつ食品本来
の味を長時間賞味することを可能にする、食品用冷却受
け台を提供する。 【解決手段】 内部に受容部を有し、相対向する両側部
に取っ手が設けられたケースと、別途の冷却手段で低温
に冷却され、上面に盛られた食品を冷却する冷却受け台
であって、前記受容部に分離可能に挿入される冷却受け
台とを備えてなるものとする。
の味を長時間賞味することを可能にする、食品用冷却受
け台を提供する。 【解決手段】 内部に受容部を有し、相対向する両側部
に取っ手が設けられたケースと、別途の冷却手段で低温
に冷却され、上面に盛られた食品を冷却する冷却受け台
であって、前記受容部に分離可能に挿入される冷却受け
台とを備えてなるものとする。
Description
【0001】
本考案は、食品用冷却受け台に関するものであり、より詳しくは刺身のような
食品を低温で長時間保持し、これによって食品の鮮度を保つと共に食品本来の味
を長時間賞味できるようにした食品用冷却受け台に関するものであ。
【0002】
刺身のような食品は、通常、生物を処理し、加熱せずに適当な大きさに切るこ
とにより調理されて提供されるが、食品を比較的低温で保持した場合のみ、食品
の鮮度は保たれ、本来の味が賞味できる。
【0003】
通常、飲食店や料理屋で刺身のような食品を盛りつけする場合は、図1に示す
ように、適当な大きさに切られた刺身12を木製の受け台の上面に盛りつけてい
る。
【0004】
しかしながら、上記のような木製の受け台は、刺身をこの木製受け台に盛りつ
けた時に、周囲の温度により刺身を冷却する機能はもたない。そのため、時間の
経過と共に刺身の鮮度は落ち、刺身本来の味も失われる。
【0005】
従って、従来技術においては、大根を千切りにしたものを合成樹脂、磁器、陶
器等の皿に盛りつけてから、適当な大きさに切った刺身をこれらの皿に盛りつけ
ている。しかしながら、これも刺身の鮮度と本来の味が、時間の経過と共に周囲
の温度によって損なわれるという問題がある。
【0006】
本考案は、上記問題を解決して、刺身のような食品を長時間低温で保存して、
それによって食品の鮮度を保持し、かつ食品本来の味を長時間賞味できるように
する、食品用冷却受け台を提供することを目的とする。
【0007】
上記目的は、以下の構成からなる本考案の食品用冷却受け台によって達成され
る。すなわち、本考案の食品用冷却受け台は、内部に受容部を有し、相対向する
両側部に取っ手が設けられたケースと、別途の冷却手段で低温に冷却され、上面
に盛られた食品を冷却する冷却受け台であって、前記受容部に分離可能に挿入さ
れる冷却受け台とを備えてなるものとする。
【0008】
以下、図面に基づいて、本考案の好ましい実施態様を詳細に説明する。
【0009】
図2は、本考案の一実施形態に係る食品用冷却受け台を示す斜視図であり、図
3は、図2のI−I線における断面図であり、符号20はケースを示す。
【0010】
ケース20は、好ましくは合成樹脂からなり、このケース20の内部には受容
部22が形成され、傾斜した側面24が受容部22の上部に形成されている。
【0011】
そして、この傾斜側面24には、水平方向に延長する端部26が形成され、こ
の端部26には、運搬が容易なように、相対向する取っ手28が形成されている
。
【0012】
また、ケース20の内部底面には複数の突起22aが突出形成され、これらの
突起22aにより、冷却受け台30が空気に触れたときに発生する水分を貯蔵す
る空間が形成されている。
【0013】
一方、ケース20の受容部22には冷却受け台30が受容され、この冷却受け
台30の上面には、刺身40等が置かれる、緩やかな傾斜を有する1又は2以上
の凹溝部32が形成されている。
【0014】
考案の本実施形態では、冷却受け台30の上面に複数の凹溝部32が形成され
ているが、これに限定されない。例えば、図4に示すように、冷却受け台30の
上面に一つを形成してもよい。
【0015】
冷却受け台30は、食品を長時間低温で保持できるように、大理石や花崗岩の
ような石材で形成するのが好ましい。また、金属や陶磁器類で形成することも可
能である。
【0016】
冷却受け台30は、別個の冷蔵手段により、低温で十分な時間冷却した後、使
用する。
【0017】
冷却受け台30の形状は、ほとんど限定されず、ケース20の形状に合わせて
長方形や正方形等に形成すればよく、図5に示すような楕円形にしてもよい。ま
た、円形やハート型等にも形成可能である。
【0018】
冷却受け台30は、ケース20の受容部22との間に適当な間隔、例えば3m
m程度の間隔が開くように挿入されることが好ましく、これにより冷却受け台3
0からの分離を容易にすることができる。
【0019】
上記のように構成される、本考案の食品用冷却受け台は、別途の冷却手段、例
えば冷蔵庫の冷凍室内に冷却受け台30を入れて十分な時間低温で保持してから
ケース20の受容部22に挿入し、この冷却受け台30の上面に適当な大きさに
切った刺身を盛りつける。
【0020】
この時、冷却受け台30の凹溝部32内に置かれた刺身40は、冷却受け台3
0から伝わる冷気により低温を維持する。従って、刺身40を長時間低温で保持
することが可能となり、それにより刺身40の本来の味と鮮度を維持し、刺身が
腐ったり、変質したりするのが防止される。
【0021】
低温の冷却受け台30が空気と接触することにより発生する水分は、突起22
aと冷却受け台30の底面との間に形成される空間に貯蔵される。
【0022】
そして、使用後にはこのケース20の受容部22から冷却受け台30を取り出
して洗うことができるので、使用が非常に便利である。
【0023】
上記から明らかなように、本考案によれば、石材で形成され、別途の冷却手段
により低温に冷却された冷却受け台上を刺身を盛りつけるのに用いることで、刺
身の低温を長時間保持する。従って、刺身の鮮度と共に刺身本来の味が長時間維
持されるという顕著な効果を奏する。
【0024】
刺身等の食品の鮮度と本来の味が長時間維持される。
【図1】従来の食品用受け台を示す斜視図である。
【図2】本考案の実施形態に係る食品用冷却受け台を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】図2のI−I線における断面図である。
【図4】本考案の別の実施形態に係る食品用冷却受け台
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図5】本考案のさらに別の実施形態に係る食品用冷却
受け台を示す斜視図である。
受け台を示す斜視図である。
20……ケース
22……受容部
28……取っ手
30……冷却受け台
32……凹溝部
Claims (5)
- 【請求項1】内部に受容部を有し、相対向する両側部に
取っ手が設けられたケースと、 別途の冷却手段で低温に冷却され、上面に盛られた食品
を冷却する冷却受け台であって、前記受容部に分離可能
に挿入される冷却受け台とを備えてなる食品用冷却受け
台。 - 【請求項2】内部に受容部を有し、相対向する両側部に
取っ手が設けられたケースと、 別途の冷却手段で低温に冷却され、上面に盛られた食品
を冷却する冷却受け台であって、前記受容部に分離可能
に挿入される冷却受け台とを備えてなり、 前記冷却受け台の上面に、食品が置かれる凹溝部が形成
された食品用冷却受け台。 - 【請求項3】内部に受容部を有し、相対向する両側部に
取っ手が設けられたケースと、 別途の冷却手段で低温に冷却され、上面に盛られた食品
を冷却する冷却受け台であって、前記受容部に分離可能
に挿入される冷却受け台とを備えてなり、 前記冷却受け台が、四角形及び円形のうちの少なくとも
いずれかの形状に形成された食品用冷却受け台。 - 【請求項4】刺身などの食品が盛り付けられ、その食品
を低温で保持する食品用冷却受け台であって、 別途の冷却手段により冷却された後、上面に食品が盛り
付けられる冷却受け台と、 前記冷却受け台が分離可能に挿入される受容部を有し、
この受容部の底面に複数の突起が突出形成され、前記冷
却受け台を受容部に挿入した際に、これらの突起によっ
て冷却受け台の底面の下に空間が形成されるようになさ
れた、取っ手付のケースとからなり、 前記別途の冷却手段により冷却された冷却受け台が空気
と接触することにより発生する水分が、前記ケース内に
形成された空間に貯蔵されるようなされたことを特徴と
する食品用冷却受け台。 - 【請求項5】刺身などの食品が盛り付けられ、その食品
を低温で保持する食品用冷却受け台であって、 石材により形成され、別途の冷却手段により冷却された
後、上面に食品が盛り付けられる冷却受け台と、 前記冷却受け台が分離可能に挿入される受容部を有し、
この受容部の底面に複数の突起が突出形成され、前記冷
却受け台を受容部に挿入した際に、これらの突起によっ
て冷却受け台の底面の下に空間が形成されるようになさ
れた、取っ手付のケースとからなり、 前記別途の冷却手段により冷却された冷却受け台が空気
と接触することにより発生する水分が、前記ケース内に
形成された空間に貯蔵されるようなされたことを特徴と
する食品用冷却受け台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001006032U JP3094438U (ja) | 2001-09-12 | 2001-09-12 | 食品用冷却受け台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001006032U JP3094438U (ja) | 2001-09-12 | 2001-09-12 | 食品用冷却受け台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3094438U true JP3094438U (ja) | 2003-06-20 |
Family
ID=43248413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001006032U Expired - Fee Related JP3094438U (ja) | 2001-09-12 | 2001-09-12 | 食品用冷却受け台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3094438U (ja) |
-
2001
- 2001-09-12 JP JP2001006032U patent/JP3094438U/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |