JP3023665U - 鮮度を保つ皿 - Google Patents
鮮度を保つ皿Info
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- JP3023665U JP3023665U JP1995010756U JP1075695U JP3023665U JP 3023665 U JP3023665 U JP 3023665U JP 1995010756 U JP1995010756 U JP 1995010756U JP 1075695 U JP1075695 U JP 1075695U JP 3023665 U JP3023665 U JP 3023665U
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- JP
- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 食品の鮮度を保つ皿を提供する。
【解決手段】 皿本体の中央には凹部11が形成されて
いる。凹部11の上部内周に設けられた突起12に嵌合
溝24を嵌合することにより、内部に保冷剤24が注入
された保冷容器20が凹部11を覆うように取付けられ
る。保冷容器20には外周から底部に延びる水抜溝21
が設けられ、この水抜溝21により皿本体10の表面か
ら凹部11まで延びる水抜通路が形成される。鮮度を保
つ皿上の水分は、皿本体10の表面から前記水抜通路を
経由して凹部11へと流れ、凹部11内に蓄えられる。
前記鮮度を保つ皿上の食品と凹部11内の水とは接触し
ないので前記食品の鮮度が保たれる。また、冷凍剤24
を用いて前記食品を冷却することにより、前記食品の鮮
度をさらに保つ効果が得られる。
いる。凹部11の上部内周に設けられた突起12に嵌合
溝24を嵌合することにより、内部に保冷剤24が注入
された保冷容器20が凹部11を覆うように取付けられ
る。保冷容器20には外周から底部に延びる水抜溝21
が設けられ、この水抜溝21により皿本体10の表面か
ら凹部11まで延びる水抜通路が形成される。鮮度を保
つ皿上の水分は、皿本体10の表面から前記水抜通路を
経由して凹部11へと流れ、凹部11内に蓄えられる。
前記鮮度を保つ皿上の食品と凹部11内の水とは接触し
ないので前記食品の鮮度が保たれる。また、冷凍剤24
を用いて前記食品を冷却することにより、前記食品の鮮
度をさらに保つ効果が得られる。
Description
【0001】
本考案は、食品の鮮度を保つ皿に関する。
【0002】
一般に、野菜や果物などを食卓に出す際には、これらを洗った後に皿の上に盛 る。このとき、野菜や果物の表面に付着した洗浄時の水分が皿底に溜まるので、 野菜や果物の下部は水に浸った状態となる。
【0003】
このように、従来の皿に野菜や果物を盛ると皿底に水が溜まるため、経時によ り野菜や果物がこの水分を吸って、その味が低下するほか野菜や果物が軟化した りするという問題が生じる。 また、刺身などのなまものや冷却された食品を皿に盛ると空気中の水分が凝結 する。このため、野菜や果物の場合と同様に味を損ねたり食品が傷みやすくなっ たりする恐れがある。
【0004】 本考案の目的は、皿上の食品の鮮度を保つ皿を提供することにある。
【0005】
(解決手段) 上記の課題を解決するために、本考案の請求項1記載の鮮度を保つ皿は、中央 に凹部が形成された皿本体と、 内部に冷凍剤が注入され、外周から底部に延びる複数本の水抜溝を有し、前記 皿本体に取付けられて前記水抜溝と前記皿本体との間に前記皿本体の表面から前 記凹部まで延びる水抜通路を形成する保冷容器とからなる鮮度を保つ皿であって 、 前記皿本体の表面から前記水抜通路を経由して前記凹部へと水分を流して前記 凹部に前記水分を蓄えるとともに、前記冷凍剤を用いて前記鮮度を保つ皿上の食 品を保冷可能であることを特徴とする。
【0006】 また、本考案の請求項2記載の鮮度を保つ皿は、請求項1記載の鮮度を保つ皿 であって、前記凹部の上部内周には複数の突起が設けられ、前記保冷容器の底部 に形成された環状凸部には前記突起を嵌合可能な逆L字形の嵌合溝が設けられて おり、前記突起を前記嵌合溝に嵌合することにより前記皿本体に前記保冷容器が 着脱自在に取付けられることを特徴とする。
【0007】 また、本考案の請求項3記載の鮮度を保つ皿は、請求項1または2記載の鮮度 を保つ皿であって、前記保冷容器の外周には前記保冷容器を持ちやすくするため の握り部が形成されていることを特徴とする。 (作用および考案の効果) 本考案の鮮度を保つ皿によると、なまもの、冷却された食物および野菜や果物 などに付着した水滴をこれらの食品から離して凹部内に蓄えることができるので 、これらの食品が水に浸ることを防止して鮮度を保つ効果がある。また、保冷容 器内の冷凍剤を用いて皿上の食品を保冷することにより、さらに鮮度を保つ効果 が得られる。
【0008】
以下、図面を用いて本考案の実施例を説明する。 本考案の一実施例による鮮度を保つ皿を図1〜図3に示す。この鮮度を保つ皿 は、皿本体10とこの皿本体10に着脱自在に取付けられる保冷容器20とから なる。
【0009】 皿本体10の内壁面は円弧状であり、その中央には所定の深さの凹部11が設 けられている。凹部11の上部内周には180°間隔で二つの突起12が形成さ れている。この凹部11の上に、凹部11を覆うように保冷容器20が取付けら れる。 保冷容器20は略円板状であり、その底部には環状凸部が形成されている。保 冷容器20の底面には、外周から前記環状凸部まで延びる四本の水抜溝が90° 間隔で設けられている。凹部11上に保冷容器20を取付けたとき、この水抜溝 により皿本体10の表面から凹部11まで延びる水抜き通路が形成される。前記 環状凸部には逆L字形の二つの嵌合溝22が180°間隔で設けられている。嵌 合溝22の幅は突起12よりも大きい。また、保冷容器20の外周には、保冷容 器20を持ち易くするために二つの握り部23が180°間隔で設けられている 。そして、保冷容器20の内部には冷凍剤24が注入されている。
【0010】 凹部11に保冷容器20を取付けるときには、保冷容器20の握り部23を持 って嵌合溝22を突起12に嵌合し、次いで保冷容器20を周方向に回して位置 決めする。 この鮮度を保つ皿上に、なまもの、冷却された食物および野菜や果物などを置 くと、皿本体10の表面に落ちた水滴は前記水抜き通路を通って凹部11へと導 かれるので、これらの食品を水切りすることができる。凹部11に溜まった水は 皿上の食品と接触しないので、食品の味および鮮度の低下を抑えることができる 。また、保冷容器20内の冷凍剤24を用いて皿上の食品を保冷することも可能 である。
【0011】 本考案の一実施例の鮮度を保つ皿によると、なまもの、冷却された食物および 野菜や果物などに付着した水滴をこれらの食品から離すことができるので、これ らの食品が水に浸ることを防止して鮮度を保つ効果がある。また、保冷容器20 内の冷凍剤24を用いて皿上の食品を保冷することにより鮮度を保つ効果がある 。皿本体10と保冷容器20とは着脱自在であるので、鮮度を保つ皿の非使用時 には皿本体10から保冷容器20を取外すことにより皿本体10を重ねて収納す ることができる。したがって、皿本体10の収納スペースが小さくなる。保冷容 器20を冷蔵庫に保存することにより、鮮度を保つ皿の使用時に皿本体10に取 付けて即座に使用することができる。さらに、電源を用いることなく皿上の食品 の冷却および水切りを行うことができるという利点がある。
【図1】本考案の一実施例による鮮度を保つ皿を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】本考案の一実施例による鮮度を保つ皿を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図3】図1の3−3線断面図である。
10 皿本体 11 凹部 12 突起 20 保冷容器 21 水抜溝 22 嵌合溝 23 握り部
Claims (3)
- 【請求項1】 中央に凹部が形成された皿本体と、 内部に冷凍剤が注入され、外周から底部に延びる複数本
の水抜溝を有し、前記皿本体に取付けられて前記水抜溝
と前記皿本体との間に前記皿本体の表面から前記凹部ま
で延びる水抜通路を形成する保冷容器とからなる鮮度を
保つ皿であって、 前記皿本体の表面から前記水抜通路を経由して前記凹部
へと水分を流して前記凹部に前記水分を蓄えるととも
に、前記冷凍剤を用いて前記鮮度を保つ皿上の食品を保
冷可能であることを特徴とする鮮度を保つ皿。 - 【請求項2】 前記凹部の上部内周には複数の突起が設
けられ、前記保冷容器の底部に形成された環状凸部には
前記突起を嵌合可能な逆L字形の嵌合溝が設けられてお
り、前記突起を前記嵌合溝に嵌合することにより前記皿
本体に前記保冷容器が着脱自在に取付けられることを特
徴とする請求項1記載の鮮度を保つ皿。 - 【請求項3】 前記保冷容器の外周には前記保冷容器を
持ちやすくするための握り部が形成されていることを特
徴とする請求項1または2記載の鮮度を保つ皿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995010756U JP3023665U (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 鮮度を保つ皿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995010756U JP3023665U (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 鮮度を保つ皿 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3023665U true JP3023665U (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=43158927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995010756U Expired - Lifetime JP3023665U (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 鮮度を保つ皿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3023665U (ja) |
-
1995
- 1995-10-11 JP JP1995010756U patent/JP3023665U/ja not_active Expired - Lifetime
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