JP3038679U - 二重底の保温・保冷皿 - Google Patents

二重底の保温・保冷皿

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JP3038679U
JP3038679U JP1996013826U JP1382696U JP3038679U JP 3038679 U JP3038679 U JP 3038679U JP 1996013826 U JP1996013826 U JP 1996013826U JP 1382696 U JP1382696 U JP 1382696U JP 3038679 U JP3038679 U JP 3038679U
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plate
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JP1996013826U
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Inventor
徹 保田
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徹 保田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皿本来の機能も便利さも失わず、皿に盛られ
た食物を保温又は保冷し、その食物の持つ適温をより長
い時間保持する。 【解決手段】 本考案の二重底の皿は、通常の皿と外観
も便利さも製造方法も、変わらない。しかし、その底部
の二重底に空間を、その側部に液体注入口を、持つが
故、その空間に熱湯又は冷水等を注入しておく事によっ
て皿上の食物を、暫時、保温又は保冷する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、食卓に出される皿上の食物の温度を、一時保持するためのもので、 その時に使用する食器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からある通常の皿は、適温を必要とする料理を盛った場合、時間の経過と ともに、その適温が失われ行くのを防ぐ能力を自ら持たない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
料亭や居酒屋等の飲食形態はさまざまで、顧客は、必ずしも、出された料理が 持つ最も適した温度を、その料理が維持している時間内に食するとは限らない。 多人数での宴会や会食などで、ゆっくり時間をかけて飲食する場合、時間の経過 と共に、調理済料理がその適温を失い、味の低下がおきる。この状態は料理を提 供する店にとって好ましくない。皿上に盛られた料理の適温の維持は店や料理人 にとって大切な課題である。
【0004】
【問題を解決するための手段】
任意形状の皿の底部を、間隙を持たせて二重にし、その内底(1)と外底(2 )とで、適量の液体を蓄え得る空間(3)を形成すると共に、該空間(3)へ保 温・保冷のための液体が、出し入れ出来る任意形状の注入口(4)を皿の側面に 設けてなる二重底の保・保冷皿。
【0005】 上記の本考案の皿は、その二重底で得た空間(3)に、容易く熱湯又は冷水等 を注入、密封する事が出来、それに依って、暫時、皿上の食物の適温を保持し、 料理の味を維持する。
【0006】
【考案の実施の形態】 本考案の皿は、専ら陶器、磁器、ガラス、を素材とし、従来の皿と同じ様に、 即ち、ろくろや型で製造する。製造に際し、内底(1)の肉厚を出来るだけ薄く 外底(2)の肉厚を厚くして、二つの底の間隙にある液体の温度が、皿外に逃げ にくく皿上に向かいやすい様にする。
【0007】 液体を注入した状態での持ち運びの時、注入口より液体がこぼれ出る危険があ る平べったい浅い皿の場合は、注入口(4)を側面より高く作る事によって、そ れを防ぐ。
【0008】 注入口を高く作れない形状の浅い皿の場合は、使用時に注入口(4)にコルク 等の栓をする事によって注入口より液体がこぼれ出るのを防ぐ。
【0009】
【実施例】
温度22℃の部屋で、本考案の皿の二重底の空間(3)に90℃の熱湯を注入 し、初期温度75℃の肉とキャベツの炒め料理を盛る。その場合、10分経過後 の料理温度は71℃、20分経過で65℃、30分経過で57℃である。同条件 で同じ料理を初期温度75℃で従来の皿に盛った場合、10分経過後は65℃、 20分経過で54℃、30分経過で44℃である。
【0010】 温度22℃の部屋で、本考案の皿の二重底の空間(3)に氷片を混ぜた2℃の 冷水を注入し、冷蔵庫から出した温度10℃の刺身を盛る。その場合、10分経 過後の刺身の温度は7℃、20分経過で11℃、30分経過で16℃である。同 条件で10℃の刺身を従来の皿に盛った場合、10分経過後で14℃、20分経 過で18℃、30分経過で、22℃である。
【0011】
【考案の効果】
多人数での会食のおりなど、配膳や挨拶等で、時間が経ち、料理の適温が失わ れ味が落ちる。その場合、本考案の皿が持つ二重底の空間(3)に熱湯又は冷水 等を注入して、その皿を使用する事によって暫時、皿上の料理を保温又は保冷し 、会食者たちに、料理本来の味を提供できる。
【0012】 料亭や居酒屋で、酒を飲みながら時間をかけて料理を食する時、それが、保温 ・保冷の能力を持つ本考案の皿に盛られておれば、より長い時間その料理の適温 を保持し、味の低下を防ぎ得る。
【0013】 悪臭を放つ食品が食卓にある時、本考案の皿が持つ二重底の空間(3)に香料 等を注入する事によって食卓に芳香を漂わす事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる保温・保冷皿の断面図。
【符号の説明】
1 内底 2 外底 3 液体を蓄える空間 4 液体を出し入れする注入口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意形状の皿の底部を、間隙を持たせて
    二重にし、その内底(1)と外底(2)とで、適量の液
    体を蓄え得る空間(3)を形成すると共に、該空間へ、
    保温・保冷のための液体が、出し入れ出来る任意形状の
    注入口(4)を皿の側面等に設けてなる二重底の保温・
    保冷皿。
JP1996013826U 1996-12-11 1996-12-11 二重底の保温・保冷皿 Expired - Lifetime JP3038679U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7936565B2 (en) 2009-03-06 2011-05-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus and flexible printed wiring board

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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