JPH04131369U - 飲食物用容器 - Google Patents

飲食物用容器

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JPH04131369U
JPH04131369U JP3636491U JP3636491U JPH04131369U JP H04131369 U JPH04131369 U JP H04131369U JP 3636491 U JP3636491 U JP 3636491U JP 3636491 U JP3636491 U JP 3636491U JP H04131369 U JPH04131369 U JP H04131369U
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JP
Japan
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food
container
refrigerant
drink
space
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Application number
JP3636491U
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English (en)
Inventor
一浩 福本
Original Assignee
積水化学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長時間にわたり、飲食物を冷やした状態に保
持することが可能な飲食物用食器類を提供することを目
的とする。 【構成】 内部に空間を有し、該空間に冷媒が充填され
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は飲食物用容器に係る。
【0002】
【従来の技術】
飲食物の中には、冷やして食べると美味しさが増加するものがある。例えば、 果実は、十分に冷やしてから食べると美味しさが増加する。これは、果実を冷や すとα型果糖が減って、α型果糖よりも3倍近い甘味をもつβ型果糖に変化する からである。また、魚のあらいも氷で冷やしたまま食べると弾力と歯切れのよさ を味わうことができる。これは、冷やすことにより、死後硬直を起こして収縮し た新鮮な魚の筋肉を維持することができるからである。
【0003】 ところで、飲食物を冷やした状態で食べるために、従来は、容器を冷蔵庫で冷 やし、冷やした容器に飲食物を盛りつけしていた。
【0004】 しかし、この方法では、冷蔵庫から取り出した場合、せっかく冷却した容器あ るいは飲食物は直ちに室温に上昇し、口にしようとするときには、美味しさを発 揮する温度を越えてしまってしまう。すなわち、冷たい状態を保持できる時間は わずかである。実公平3−11143号公報に示されているように保冷用箱や、 冷蔵庫はあっても、飲食物用食器はなかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、長時間にわたり、飲食物を冷やした状態に保持することが可能な飲 食物用食器類を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本考案の要旨は、内部に空間を有し、該空間に冷媒 が充填されていることを特徴とする飲食物用容器に存在する。
【0007】 ここで、飲食物用容器としては、例えば、各種皿、こばち、飲物用コップ、ビ ールジョッキ等があげられる。
【0008】 冷媒としては、融解熱が大きい物質ほど好ましい。入手の容易さからは水が好 ましい。また、水に適宜の物質を混ぜることにより融解温度を下げてもよい。
【0009】 冷媒は、容器内部の空間を満たすように充填するが、水のように、液体状態か ら固体状態に変化したときに体積が増加する冷媒を用いる場合には、体積の増加 分の逃げスペースを確保して充填する。
【0010】 容器は、透明としてもよく、それに対応して、着色した冷媒を用いれば、見た 目の美しさをも楽しむことができる。
【0011】 なお、製造段階において、冷媒を容器内部の空間に充填し、充填後、冷媒の導 入口は閉じてしまってもよい。ただ、冷媒の導入口は残しておいてもよく、その 場合、家庭において冷媒の交換が可能となる。
【0012】
【実施例】
(実施例1) 図1に本考案の実施例に係る飲食物用容器の一例を示す。
【0013】 この容器1は、内部に空間2を有し、空間2に冷媒4が充填されている。以下 、本例をより詳細に説明する。
【0014】 本例の容器1では、冷媒の導入口3が容器1の内側の上方に設けてあり、この 導入口3から冷媒として水4を内部の空間2に充填した。その際、空間2には、 体積膨張を考慮して逃げスペース5が残るように充填した。
【0015】 水3を充填後、容器1を冷蔵庫の製氷室に保存し、容器1の内部二重点された 水4を凍らせた。
【0016】 この容器に別途冷蔵庫内で冷やした果実6を盛りつけ、食事開始前から食前に 供した。食後デザートとしてこの果実を食べたところ甘味を十分有していた。
【0017】 (実施例2) 本例では、容器1を透明とし、冷媒として着色した水を用いた。他は実施例1 と同様とした。
【0018】 本例では、果物の色と容器の色(実際は水の色)とがカラフルに調和し、見た 目の美しさももたらすことができた。
【0019】 (実施例3) 本例では、容器の外表面に液晶フィルムを貼り付けておいた。これにより、容 器の温度を知ることができ、最も美味しさが発揮できる温度において食べること ができた。
【0020】
【考案の効果】
本考案によれば、容器内の飲食物を長時間冷たい状態に保持することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は冷媒充填前の容器の断面図、(b)
は冷媒充填後の容器の断面図である。
【符号の説明】
1 容器、 2 空間、 3 冷媒導入口、 4 冷媒(水)、 5 逃げスペース、 6 飲食物(果実)。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に空間を有し、該空間に冷媒が充填
    されていることを特徴とする飲食物用容器。
  2. 【請求項2】 容器を透明とし、冷媒として着色冷媒を
    用いたことを特徴とする請求項1記載の飲食物用容器。
  3. 【請求項3】 容器表面に液晶フィルムを貼り付けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の飲食物用容器。
JP3636491U 1991-05-22 1991-05-22 飲食物用容器 Pending JPH04131369U (ja)

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