JP3094165B2 - 抗凝固剤濃度測定方法 - Google Patents

抗凝固剤濃度測定方法

Info

Publication number
JP3094165B2
JP3094165B2 JP04501268A JP50126892A JP3094165B2 JP 3094165 B2 JP3094165 B2 JP 3094165B2 JP 04501268 A JP04501268 A JP 04501268A JP 50126892 A JP50126892 A JP 50126892A JP 3094165 B2 JP3094165 B2 JP 3094165B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
factor
sample
thrombin
reagent
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP04501268A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05503223A (ja
Inventor
コーエンラード ヘムケル,ヘンドリック
ヨハン ワーゲンフォルド,ロベルト
コルデ,ハンスユルゲン
Original Assignee
バクスター、ダイアグノスチックス、インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by バクスター、ダイアグノスチックス、インコーポレイテッド filed Critical バクスター、ダイアグノスチックス、インコーポレイテッド
Publication of JPH05503223A publication Critical patent/JPH05503223A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3094165B2 publication Critical patent/JP3094165B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/56Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving blood clotting factors, e.g. involving thrombin, thromboplastin, fibrinogen
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2333/00Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature
    • G01N2333/81Protease inhibitors
    • G01N2333/815Protease inhibitors from leeches, e.g. hirudin, eglin
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2333/00Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature
    • G01N2333/90Enzymes; Proenzymes
    • G01N2333/914Hydrolases (3)
    • G01N2333/948Hydrolases (3) acting on peptide bonds (3.4)
    • G01N2333/974Thrombin
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2400/00Assays, e.g. immunoassays or enzyme assays, involving carbohydrates
    • G01N2400/10Polysaccharides, i.e. having more than five saccharide radicals attached to each other by glycosidic linkages; Derivatives thereof, e.g. ethers, esters
    • G01N2400/38Heteroglycans, i.e. polysaccharides having more than one sugar residue in the main chain in either alternating or less regular sequence, e.g. gluco- or galactomannans, Konjac gum, Locust bean gum or Guar gum
    • G01N2400/40Glycosaminoglycans, i.e. GAG or mucopolysaccharides, e.g. chondroitin sulfate, dermatan sulfate, hyaluronic acid, heparin, heparan sulfate, and related sulfated polysaccharides

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の分野 本発明は、サンプル中の抗凝固剤濃度を測定する方法
に関する。
本発明の背景 臨床において、抗凝固剤は、患者を血栓症,すなわち
血管中の血塊の生成または存在から保護するために使用
される。最も頻繁に使用される抗凝固剤アセチルサリチ
ル酸(アスピリン),クマリン誘導体およびヘパリンが
ある。
トロンビンはフィブリノーゲンからフィブリンの形成
を触媒し、このためトロンビン濃度は血液もしくは血漿
の凝固に責任がある。しかしながら、ヘパリンの抗トロ
ンビンIIIへの結合により、それはトロンビンのタンパ
ク分解活性に対する非常に強力な阻害剤となる。それ
故、ヘパリンは血栓症の危険がある患者へしばしば投与
される。ヘパリン濃度の精密な調節が極めて重要であ
る。もしヘパリンの投与量が低すぎれば、血栓症または
塞栓の危険が存在し、他方投与量が多すぎれば出血を招
来し得る。この理由のため、患者血漿中の抗凝固性物質
濃度はある抗凝固性物質の投与を決定する。
血漿中の抗凝固性物質の濃度を測定するための多数の
方法が開発されている。一方法は血液または血漿の凝固
活性を測定することを含む。特に、活性化された部分的
トロンボプラスチン時間およびトロンビン時間が測定さ
れる。しかしながらこれら方法は凝固因子の活性に依存
し、そしてフィブリン分解産物の存在によって付加的に
影響される。フィブリン分解産物は二つの理由で抗凝固
作用を有する。第1に、フラグメントEは抗トロンビン
作用を有し、このためトロンビン時間を延長せしめる。
第2に、フィブリノーゲンのいくつかのフラグメントは
重合することができ、そのためフィブリン凝塊形成を遅
延または防止することができる。加えて、活性化された
部分的トロンボプラスチン時間測定は、ヘパリンと組合
せて投与されるグリセロールトリナイトレートによって
影響される。Pizzuli et al.,Hemmung der Heparin
wirkung durch Glyceroltrinitrat,Dtsch.Med.Wschr.
113,1837(1988)さらに、これらの方法は、、特にヘパ
リンの低もしくは高濃度の状況において非常に精密でな
いことが観察されている。Thromb.Res.,413(197
6). 血漿サンプル中のヘパリン濃度を測定するための他の
方法は、トロンビンおよびX a因子よりなる群から選ば
れたタンパク分解酵素を加え、該酵素に対する色素原物
質を加え、そして色素原物質から放出された色素を測定
することを含む。トロンビンおよび因子X aはヘパリン
の存在下抗トロンビンIIIによって一層急速に不活性化
されるから、これら酵素の残存色素原活性は存在するヘ
パリン量の関数である。Bartl et al.,米国特許No.4,
234,682および4,409,327;J.Clin.Chem.Clin.Biochem.1
5,239(1977).しかしながらこれら方法は、ヘパリン
の低濃度に対する感度を同様に欠いている。Pieters e
t al.,The Limited Importance of Factor X a
Inhibition to the Anticoagulant Property of
Heparin in Thromboplastin−Activated Plasma,Blo
od 72,2048(1988).Buchanan et al.,The Relativ
e Importance of Thrombin Inhibition and Fact
or X a Inhibition to the Antithrombotic Effe
cts of Heparin,Blood 86,198(1985). なお他の方法は、過剰の因子X aを血漿と共にインキ
ュベートすることによってヘパリンの活性を測定するこ
とを含む。規定のインキュベーション時間後、リン脂
質、カルシウムイオンおよび種々の血漿タンパクが加え
られ、凝固時間が測定される。Yin E.,Method and C
ompositions for Heparin Assays,EPA0,217,768.し
かしながら技術文献において、抗因子X a活性の測定が
ヘパリンの臨床的力価に実際に相関するかどうかについ
て争いがある。Hember H.C.,Thrombosis and Haemos
tasis:Eds.Verstraete M.et al.,Leuven University
Press 1987,pp.17−36. 標準的ヘパリン、それに低分子量ヘパリン、グリコサ
ミノグリカン、硫酸デルマタン、および抗凝固活性を有
する他の阻害剤の比較的小濃度をモニターするために
は、活性な抗凝固物質のごく微量でさえも確実性をもっ
て検出できる方法が必要である。本発明の課題は、先行
技術方法を上廻る、感度および特異性に関する利点を提
供する、これら化合物のための試験システムを開発する
ことであった。
本発明の概要 本発明によれば、上で論じた目的は、過剰量の(すな
わち患者サンプル中の濃度より上の)内因性システムの
精製した凝固因子と、凝固因子を安定化するのに充分な
量のカルシウムイオンと、反応を触媒するのに充分な量
のリン脂質と、そして弱いトロンビン阻害剤、例えば抗
トロンビンIIIの組合せを使用することによって達成さ
れる。これら反応剤は希釈した血漿サンプルと共にイン
キュベートされる。次に因子IX aおよびCaCl2を含む、
凝固カスケード賦活剤が混合物へ添加される。カスケー
ド賦活剤の作用より、痕跡量のトロンビンがゆっくり生
成される。助因子Vおよび因子VIIIは非活性形で存在す
るので、トロンビン生成は最初非常に遅く、そして非効
果的プロセスである。しかしながら、もし血漿サンプル
が抗凝固物質を含んでいるならば、その時反応混合物中
の弱いトロンビン阻害剤、すなわち抗トロンビンIII
は、活性抗凝固性物質によって強化され、それと共にト
ロンビン依存性反応が抑制される。これは一定時間内に
より少ないトロンビンが生成する結果へ導く。トロンビ
ン生成阻害とサンプル中の抗凝固活性物質の間の比例関
係は、サンプル中の抗凝固活性物質濃度の測定を許容す
る。ヒルジンまたは合成阻害剤のような多数の抗凝固剤
も、上に述べた試薬混合物中の抗トロンビンIIIをパス
することによってトロンビンを直接阻害する。それ故も
しこれら物質がアッセイされるならば、抗トロンビンII
Iを省略することができる。
本発明は、サンプルを希釈するのに充分な量の緩衝液
を加えること、前記サンプル中にトロンビンを生成させ
るのに充分な量の凝固因子試薬を前記サンプルと合併す
ること、トロンビンを検出する緩衝化試薬の充分な量を
加えること、そして前記サンプル中のトロンビン濃度を
ある抗凝固剤の既知濃度と相関させることにより前記サ
ンプル中の前記抗凝固剤の濃度を決定することを含む、
サンプル中のある抗凝固剤の濃度を前記サンプル中のト
ロンビン生成阻害の関数として決定する方法に関する。
前記方法中の前記凝固因子試薬は、サンプル中に存在
する凝固因子濃度より大きい凝固因子の与えられた量
と、前記因子を安定化するの充分な量のカルシウムイオ
ンと、反応を触媒するのに充分な量のリン脂質と、サン
プル中の血小板因子4を中和するのに充分な量の硫酸デ
キストランと、そして前記サンプル中のトロンビン生成
を抑制するのに充分な量の弱いトロンビン阻害剤とより
なる。前記方法において、抗凝固剤は、ヘパリン、α−
NAPAPおよび硫酸デルマタンよりなる群から選ばれる。
加えて前記方法において、弱いトロンビン阻害剤は、抗
トロンビンIII,ヘパリン助因子II、および抗凝固剤によ
って増強される、トロンビンの合成生理学的阻害剤より
なる群から選ばれる。
加えて、本発明は、前記凝固因子試薬が、サンプル中
に存在する凝固因子濃度より大きい与えられた量の凝固
因子と、前記因子を安定化するのに充分な量のカルシウ
ムイオンと、反応を触媒するのに充分な量のリン脂質
と、サンプル中の血小板因子4を中和するのに充分な量
の硫酸デキストランよりなる方法に関する。上記方法に
おいて、抗凝固剤はヒルジンと、トロンビン生理学的阻
害剤とよりなる群から選ばれる。
なお加えて、本発明は、前記方法を実施するためのテ
ストキットに関する。
図面の簡単な説明 第1図は、ヘパリン標準曲線を示す。
第2図は、低分子量ヘパリンのための標準曲線を示
す。
第3図は、ヒルジン標準曲線を示す。
第4図は、固定吸光度アッセイのためのヘパリン標準
曲線を示す。
第5図は、凝固アッセイのためのヘパリン標準曲線を
示す。
第6図は、全血中の凝固アッセイのためのヘパリン標
準曲線を示す。
第7図は、α−NAPAT標準曲線を示す。
第8図は、硫酸デルマタンのための標準曲線を示す。
本発明の詳細な説明 このアッセイは以下の原理に基づく。サンプル中に存
在する凝固因子濃度より大きい与えられた量の凝固因子
と、前記因子を安定するのに充分な量のカルシウムイオ
ンと、反応を触媒するのに充分な量のリン脂質と、サン
プル中の血小板因子4を中和するのに充分な量の硫酸デ
キストランと、そして前記サンプル中のトロンビン生成
を抑制するのに充分な量の弱いトロンビン阻害剤とで混
合物がつくられる。ヒルジンや合成トロンビン阻害剤の
ような抗凝固性物質については、凝固因子試薬中の弱い
阻害剤は省略できることに注意すべきである。この凝固
因子試薬混合物へ、混合物中の弱いトロンビン阻害剤を
増強するトロンビン阻害剤または抗凝固性化合物が添加
される。次に、それ以上のトロンビン生成を防止するた
めのカルシウムキレート剤の存在下、活性化された凝固
因子およびカルシウムイオンが添加され、当初は遅いト
ロンビン生成を招来する凝固カスケードを開始させる。
トロンビンの最初の痕跡量が因子VおよびVIIIを活性化
する。活性化された因子VおよびVIIIは活性化反応の巨
大な加速を生ぜしめ、そのためトロンビン生成速度は急
速に増加し、そして凝血すなわちフィブリノーゲンのフ
ィブリンへの転化が発生する。フィブリノーゲンを転化
するため、トロンビンの高濃度が必要であり、そしてこ
の反応は因子VおよびVIIIを活性化できるトロンビンの
最初の少痕跡量によっては開始されない。活性化された
因子VおよびVIIIは高濃度においてトロンビンの急速な
生成を誘発し、フィブリン/凝塊形成を招来し得る。
これらのトロンビンの最初の痕跡量は混合物中の弱い
トロンビン阻害剤によって僅かに阻害されるだけである
が、サンプル中の急速に作用するトロンビン阻害剤によ
り、または混合物中の弱いトロンビン阻害剤を増強する
ことによってもっと大きく阻害される。当初の遅いトロ
ンビン生成の阻害は、因子VおよびVIII活性化の遅延ま
たは阻止を発生させ、そのため多量のトロンビン生成は
延期されるかまたは防止される。
反応混合物中に抗トロンビンIIIが存在する時、それ
は弱いトロンビン阻害剤であるため、トロンビン生成に
は小さい効果しか認められない。しかしながら混合物へ
抗トロンビンIIIが添加される時、系はヘパリン類に対
して感受性になるであろう。けだしこれら化合物はトロ
ンビン阻害剤として抗トロンビンIIIの力価に影響する
からである。ヘパリンが多く存在すればする程、抗トロ
ンビンIIIはより強力にトロンビンを阻害し、そのため
そのような場合、トロンビンの大量生成は遅延されるか
または防止される。
やはり弱いトロンビン阻害剤であるヘパリン助因子II
が混合物中に存在する時、系は硫酸デルマタンに対し感
受性になるであろう。けだし、この化合物はヘパリン助
因子をトロンビンに対するより良い阻害剤にするからで
ある。
過剰量の凝固因子、および標準化された量の抗トロン
ビンIII,リン脂質およびカルシウムイオンの使用と、同
時にサンプルの高希釈により、ヘパリンまたはヘパリン
様抗凝固剤に対する高い特異性および感度が達成され
る。凝固因子の高過剰はKMより数倍上の濃度を意味す
る。KMはいわゆるミハエリス定数(濃度であり)、そこ
では酵素反応速度はその最高に可能速度の50%である。
もしそのような過剰濃度が使用されるならば、反応速度
はその最高に近く、そして凝固因子濃度に存在しない。
患者の血漿サンプルの凝固因子および阻害剤を使用する
前に述べた方法とは対照的に、この方法はすべての必要
とする凝固因子を高度に過剰にしてコンスタントな濃度
で使用することを提案する。この理由のため、この測定
系においては個々の凝固因子の活性の事故的な動遙およ
びサンプル中のフィブリン分解産物および同様な因子の
存在は、もはや何の役割も果たさない。
凝固因子は文献に記載されている既知方法に従ってウ
シ血液から単離される。(因子X:Biochemistry 11,488
2(1972);因子VIII:Biochemistry 19,401(1980);
プロトロンビン:J.Biol.Chem.249,594(1974);因子V:
J.Biol.Chem.254,508(1979);因子IX:Biochemistry
12,4938(1973);抗トロンビンIII:Br.J.Haematol.233
(1975))因子IX aは因子IXの活性化によって調製され
た。(Biochemistry 13,4508(1974))ウシ血液のみ
ならず、他の種の血液、特にヒト血液も凝固因子源とし
て適当であり、また組換え凝固因子も適当であることに
注目すべきである。凝固因子については広いそして好ま
しい範囲は以下の通りである。因子X,広い範囲10〜1000
nm,好ましい範囲30ないし300nm;因子VIII,広い範囲0.35
ないし2.5nm,好ましい範囲0.7ないし1.4nm;因子V,広い
範囲0.5〜20nm,好ましい範囲1〜2.5nm;プロトロンビン
(抗トロンビンIII),広い範囲,20〜1000nm,好ましい
範囲60〜400nm。ヘパリン助因子IIはそれぞれ以下の範
囲において使用し得る。ヘパリン助因子II,広い範囲20
〜350nm,好ましい範囲,140nm。
加えて、凝固因子試薬は凝固因子を安定化させるのに
充分な量のCaCl2を含む。CaCl2の広い範囲50〜100μM,
好ましい範囲100μMが見出された。
リン脂質ミセルの生成のため、フォスファチジルセリ
ン、フォスファチジルコリンおよびコレステロールがク
ロロホルム溶液中種々の混合比で使用された。個のリン
脂質の所望の重量比で混合され、そして溶媒は窒素気流
によって蒸発された。脂質の濃度は2ないし6μM,好ま
しくは9μMである。超音波により、リン脂質の安定な
懸濁液が確立され、そしてこれはリン脂質小粒源として
使用された。超音波処理時間は2時間であった。上述の
リン脂質間のモル比として、フォスファチジルセリン23
%,フォスファチジルコリン69%およびコレステロール
8%が使用された。リン脂質については、反応を触媒す
るのに有用な広い範囲は9〜250μMであるが、好まし
い範囲は20〜50μMである。
加えて、アルブミンのような不活性のタンパクが、凝
固因子が反応容器へ付着するのを防止するために凝固因
子試薬へ添加される。不活性タンパク2〜20mg/mlの広
い範囲、しかし好ましくは10〜20mg/mlが使用されるこ
とが判明した。アルブミンは溶液中にタンパクの全量に
とどめるために必要である。凝固因子試薬中因子Vおよ
びVIIIの濃度は非常に低い。担体タンパクが添加されな
ければ、因子VおよびVIIIは容器壁へ付着し、そのため
活性が小さくなるであろう。担体タンパクとして役立つ
ため、任意の不活性タンパクが適当であり、その例は血
清アルブミンおよび卵アルブミンである。
加えて、サンプル中の血小板因子4の影響を阻害する
ため、凝固因子試薬へ硫酸デキストランが添加される。
硫酸デキストランの有用な広い範囲は0.33〜1.9μg/ml
であるが、好ましい量は約0.4〜1mg/mlであることが判
明した。硫酸デキストランは、血小板からそれらが活性
化される時に放出される血小板因子4を中和するために
必要である。血小板因子4はヘパリンを中和し、そして
血小板が活性化された場合、存在するヘパリンの一部ま
たは全量が中和されるであろう。硫酸デキストランは、
血小板因子4のこのヘパリン中和効果を防止する。硫酸
デキストランは1.6μg/ml以下では凝固反応を妨害しな
い。血小板因子4によるヘパリン中和を防止する任意の
他の化合物も使用することができる。
賦活剤試薬は凝固カスケードを開始せしめ、遅いトロ
ンビン生成を招来する。好ましい賦活剤は因子IX a,CaC
l2および不活性タンパクである。因子IX aは0.025〜40n
Mの範囲で添加することができるが、しかし約1−5nMが
好ましい。凝固カスケードは因子XI aまたは因子XII a
の添加によって引金することができることに留意すべき
である。この場合には、凝固因子試薬は、約50nMの濃度
範囲で因子IXまたは因子XI複合体を含まなければならな
い。有用であると判明したCaCl2の広い範囲は5〜10mM
であるが、約8〜33mMの間が好ましい。試薬中の不活性
タンパクの広い範囲は0.4ないし20mg/mlであるが、0.1
〜1mg/mlの間が好ましい。
検出試薬は色素原性、発色原性、螢光原性または電磁
性化合物を含んでいる。もし検出試薬が色素原性であれ
ば、基質試薬はS2238(カビ)である。この基質試薬の
量は0.5ないし1mmの範囲であるが、0.5mmが好ましい。
基質試薬はそれ以上のトロンビン発生を防止するため、
EDTAのようなカルシウムキレート剤を含んでいる。カル
シウムキレート剤の広い範囲はCaCl2の過剰であるが、
好ましくは10mM以上である。基質試薬は、凝固因子が反
応容器へ付着するのを防止するのに充分な量の不活性タ
ンパクを含んでいる。この試薬中の不活性タンパクは広
くは0.4ないし20mg/mlの範囲であるが、約0.5〜5mg/ml
が好ましい。
抗凝固剤の色素原性基質測定のための典型的試薬が以
下のように調製された。(すべての溶液は175mM NaCl,
50mMトリス−HCl,pH7.9中に調製された。) 凝固因子試薬: 因子X30nM,因子VIII0.7M,因子V1.4nM,プロトロンビン
70nM,抗トロンビンIII70nM,リン脂質9μm,CaCl20.1mM,
アルブミン20mg/ml,硫酸デキストラン0.4μg/ml 賦活剤試薬: 因子IX a1.6nM,CaCl215mM,アルブミン0.5mg/ml 基質試薬: アルブミン0.5mg/ml,EDTA36mM,基質S2238(Kabi Vit
rum Co.)0.875mM トロンビンに対する他の原素色物質も使用できること
に留意すべきである。必要な濃度は物質の動力学的定数
に依存する。
このプロセスは凝固テストのように実施することがで
きるが、しかしながらフィブリノーゲンが添加される。
フィブリノーゲンはヒトまたはウシでよく、そして4〜
10mg/mlの範囲、しかし好ましくは約5mg/mlで添加され
る。この変法は全血に本発明方法を適用する時に特に有
利である。さらに、トロンビン生成速度をエンドポイン
トとして使用することができる。
同じプロセスは、ヒルジンまたは合成プロテアーゼ阻
害剤のような、トロンビンに対する、またはトロンビン
生成を招来するプロセスに向けた他の抗凝固活性物質を
測定するためにも使用できる。
実施例1−色素原物質法による未分画ヘパリンの測定 上に記載した凝固因子試薬混合物200μと、あらか
じめ生理食塩水100部中1部に希釈した血漿100μとを
混合した。上に記載した賦活剤試薬200μの添加によ
って反応を開始させ、混合物を37℃で5分間インキュベ
ートした。次に上に記載した検出試薬200μの溶液を
加えた。生成したトロンビンを分光光度計で405nmにお
いて測定した。その前にヘパリン(Liquemin,ホフマン
−ラロシュ,バーゼル)の既知量を血漿を加え、第1図
の投与量依存曲線を得た。
トロンビンの量の測定である加水分解速度は、希釈し
ない血漿サンプル中ヘパリン1U/mlが存在するとき50%
阻害された。このテストの有効性を検証するため、ヘパ
リン投与を受けている患者の血漿を2方法でテストし
た。第1に、それは古典的なAPTTテストによって測定さ
れ、凝固時間55.1秒が得られた。この散はヘパリン0.91
U/mlに相当する。第2に、患者の血漿を100倍希釈し、
色素原アッセイで測定した。0.662A/分の加水分解速度
が得られ、これはヘパリン0.89U/mlに相当した。第1図
を見よ。
実施例2−低分子量ヘパリンの測定 血漿中の低分子量ヘパリン(Fragmin,Kabi,ミュンヘ
ン)の量を測定するため、実施例1に示した色素原基質
法を使用した。食塩水で100倍に希釈した血漿を、Fragm
in,(Kabi)の指示量と混合した。これらサンプルは実
施例1に記載したのと同じ方法でテストされた。
血漿サンプルmlあたり低分子量ヘパリン6抗F X a単
位(U/ml)存在する時、トロンビン生成は50%阻害され
たことが判明した。第2図を見よ。
実施例3−ヒルジンの測定 ヒルジンの測定のため、ヒルジン(シグマ、バイオケ
ミカルズ、セントルイス)の増加量を持った血漿サンプ
ルが調製された。血漿サンプルは生理食塩水で100倍希
釈され、実施例1記載のようにテストされた。
血漿中ヒルジン50U/mlが存在する時、トロンビン生成
は50%阻害される。第3図を見よ。
実施例4−固定吸光度技術によるヘパリンの測定 測定を簡単化するため(ピペッティング工程を省
略)、色素原物質(Chromozym TH,ベーリンガーマンハ
イム)を70μMの濃度に修飾凝固因子試薬へ加えた。こ
の試薬400μを既知量のヘパリンを含む10倍希釈血漿
サンプル100μと混合した。修飾した賦活試薬200μ
の添加によって反応を開始させた。
凝固因子試薬: 因子X50nM,因子VIII1.25μM,プロトロンビン125nM,因
子V2.5nM,抗トロンビンIII125nM,リン脂質15μM,CaCl
20.1mM,アルブミン20mg/ml,Chromozym TH(ベーリンガ
ーマンハイム)70μM 賦活剤試薬: 因子IX a2.5nM,CaCl215mM,アルブミン0.5mg/ml 色素原基質からのパラニトロアニリンの遊離を分光光
度計で追跡し、吸光増加0.1(吸光単位)に達する時間
を決定した。
第4図は、吸光増加0.1へ達する時間は血漿中に存在
するヘパリンの量に依存することを示している。
実施例5−凝固アッセイによるヘパリンの測定 実施例1に記載した凝固因子および凝固カスケード
は、凝固テストを使用するヘパリンの測定にも同様に使
用することができる。この実施例においては、5mg/ml濃
度のフィブリノーゲン(カビ)溶液が使用される。増加
量のヘパリンを含有する血漿サンプルが調製され、生理
食塩水で10倍希釈された。サンプル100μを凝固因子
試薬100μと混合した。反応は賦活試薬100μの添加
により開始され、37℃における5分間インキュベーショ
ン後、フィブリノーゲン100μが溶液へ添加され、凝
固時間が測定された。血漿サンプル中にヘパリンが多く
存在すればするほど凝固時間が増加することを示す投与
量応答曲線が得られる。第5図を見よ。
実施例6−全血中のヘパリンの測定 次第に増加する量のヘパリン(Liquemin,ホフマンラ
ロシュ)を含んだクエン酸添加全血のサンプルが調製さ
れた。これらサンプルは生理食塩水中10倍希釈され、実
施例5に記載と同じにテストされた。凝固時間の測定は
Kollerによるマニュアルフック技術(Hiaekeltechnik)
によって実施された。ここでも投与量応答曲線が見られ
た。第6図を見よ。
実施例7−α−NAPAPの測定 α−NAPAP(N−(α−ナフタレンスルホニルグリシ
ル)−4−アミジノ−DL−フェニルアラミンピペリジ
ン、シグマバイオケミカルズ、セントルイス)の測定の
ため、増加量のα−NAPANを含む血漿サンプルが調製さ
れ、実施例1と同じ方法でテストが実施された。以下の
応答曲線が得られた。第7図を見よ。
実施例8−硫酸デルマタンの測定 硫酸デルマタン(シグマバイオケミカルズ、セントル
イス)の測定のため、実施例1に記載した凝固因子試薬
を修飾した。抗トロンビンIIIはヘパリン助因子II(140
nM)(ダイアグノスチカ、スタゴ、フランス)で置きか
えた。硫酸デルマタンの増加量を有する血漿サンプルが
調製され、実施例1と同じ方法でテストが実施された。
ここでも投与量応答曲線が得られた。第8図を見よ。
本明細書および実施例は例証であり、本発明の限定で
はないこと、および本発明の精神および範囲内の他の具
体例はそれ自体当業者に示唆されることを理解すべきで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コルデ,ハンスユルゲン ドイツ連邦共和国デー8012、オットブル ン、ガーデンシュトラーセ4 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12Q 1/00 - 1/56 G01N 33/53

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンプル中の抗凝固剤の濃度を前記サンプ
    ル中のトロンビン生成阻害の関数として測定する方法で
    あって、 a.前記サンプルを希釈するのに充分な量の緩衝液を添加
    すること、 b.前記サンプルを、前記サンプル中にトロンビンを生成
    させるのに充分な量の凝固因子試薬を混合すること、 c.凝固カスケードを開始させるのに充分な量の賦活剤試
    薬を添加すること、 d.トロンビンを検出するための充分な量の緩衝化された
    検出試薬を添加すること、 e.前記サンプル中のトロンビンの濃度を測定すること、 f.前記サンプル中のトロンビン濃度を抗凝固剤の既知量
    と相関させ、前記サンプル中の抗凝固剤の濃度を決定す
    ること、 よりなる前記方法。
  2. 【請求項2】前記凝固因子試薬は、サンプル中に存在す
    る前記凝固因子の濃度より大きい与えられた量の凝固因
    子と、前記因子を安定化するのに充分な量のカルシウム
    イオンと、反応を触媒するのに充分な量のリン脂質と、
    前記サンプル中の血小板因子4を中和するのに充分な量
    の硫酸デキストランと、前記サンプル中のトロンビン生
    成を抑制するのに充分な量の弱いトロンビン阻害剤とよ
    りなる請求項1の方法。
  3. 【請求項3】前記抗凝固剤は、ヘパリン、α−NAPAPお
    よび硫酸デルマタンよりなる群から選ばれる請求項2の
    方法。
  4. 【請求項4】前記弱いトロンビン阻害剤は、抗トロンビ
    ンIII,ヘパリン助因子II、または抗凝固剤によって増強
    される合成もしくは生理トロンビン阻害剤からなる群か
    ら選ばれる請求項3の方法。
  5. 【請求項5】前記凝固因子試薬は、サンプル中に存在す
    る前記凝固因子の濃度より大きい与えられた量の凝固因
    子と、前記因子を安定化するのに充分な量のカルシウム
    イオンと、反応を触媒するのに充分な量のリン脂質と、
    前記サンプル中の血小板因子4を中和するのに充分な量
    の硫酸デキストランとよりなる請求項1の方法。
  6. 【請求項6】前記抗凝固剤は、ヒルジンおよび合成もし
    くは生理的トロンビン阻害剤よりなる群から選ばれる請
    求項5の方法。
  7. 【請求項7】前記凝固因子は、因子X,因子VIII,因子V,
    因子II,因子IXまたは因子IX−因子XI複合体よりなる群
    から選ばれる請求項1の方法。
  8. 【請求項8】前記賦活剤試薬は、凝固カスケードを活性
    化するのに充分な量の因子IX a,CaCl2および不活性タン
    パクを含んでいる請求項1の方法。
  9. 【請求項9】前記緩衝化検出試薬は、色素原性、発光原
    性、螢光原性または電磁性である請求項1の方法。
  10. 【請求項10】前記緩衝検出試薬はフィブリノーゲンで
    ある請求項1の方法。
  11. 【請求項11】a.前記凝固因子試薬を含んでいる第1の
    容器と、 b.前記賦活剤試薬を含んでいる第2の容器と、 c.前記緩衝化検出試薬を含んでいる第3の容器 からなる請求項1の方法を実施するためのキット。
  12. 【請求項12】a.前記凝固因子試薬および緩衝化検出試
    薬を含んでいる第1の容器と、 b.賦活剤試薬を含んでいる第2の容器 からなる請求項1の方法を実施するためのキット。
JP04501268A 1990-11-05 1991-10-30 抗凝固剤濃度測定方法 Expired - Lifetime JP3094165B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US60934090A 1990-11-05 1990-11-05
US609,340 1990-11-05
PCT/US1991/008117 WO1992007954A1 (en) 1990-11-05 1991-10-30 A method to determine the concentration of anticoagulants

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05503223A JPH05503223A (ja) 1993-06-03
JP3094165B2 true JP3094165B2 (ja) 2000-10-03

Family

ID=24440379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04501268A Expired - Lifetime JP3094165B2 (ja) 1990-11-05 1991-10-30 抗凝固剤濃度測定方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5702912A (ja)
EP (1) EP0509086B1 (ja)
JP (1) JP3094165B2 (ja)
AT (1) ATE121139T1 (ja)
AU (1) AU650941B2 (ja)
CA (1) CA2070813C (ja)
DE (1) DE69108896T2 (ja)
DK (1) DK0509086T3 (ja)
ES (1) ES2073908T3 (ja)
WO (1) WO1992007954A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015054171A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 薫 梅野 ハンドバイブレーターおよびハンドバイブレーター用連結具

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4203980A1 (de) * 1992-02-11 1993-08-12 Max Planck Gesellschaft Verfahren zur bestimmung von hirudin und synthetischen thrombininhibitoren
AT397391B (de) * 1992-05-15 1994-03-25 Immuno Ag Verwendung von prothrombinfragmenten
US5308755A (en) * 1992-06-08 1994-05-03 Research Corporation Technologies, Inc. Method for measuring heparin
WO1995009188A1 (fr) * 1993-09-30 1995-04-06 Seikagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Antithrombotique
EP0871755A1 (en) * 1995-03-23 1998-10-21 Cantab Pharmaceuticals Research Limited Vectors for gene delivery
US6010911A (en) * 1997-04-30 2000-01-04 Medtronic, Inc. Apparatus for performing a heparin-independent high sensitivity platelet function evaluation technique
US5985582A (en) * 1997-12-09 1999-11-16 Sigma-Aldrich Co. Thrombin-based assay for antithrombin III
AU1983699A (en) * 1998-01-30 1999-08-16 Yoshitomi Pharmaceutical Industries, Ltd. Method for measuring heparin cofactor ii activity and reagent kit
US6194394B1 (en) * 1998-07-01 2001-02-27 Sigma-Aldrich Co. Coagulation controls for prothrombin time (PT) and activated partial thromboplastin time (APTT) assays
DE19904674A1 (de) * 1999-02-04 2000-08-31 Haemosys Gmbh Verfahren zur Bestimmung der Konzentration von Thrombininhibitoren
EP1045250A1 (en) * 1999-04-12 2000-10-18 INSTRUMENTATION LABORATORY S.p.A. A global test for evaluating the functionality of the thrombin/antithrombin system
AUPP971299A0 (en) 1999-04-12 1999-05-06 South Eastern Sydney Area Health Service Procoagulant assay
NZ521534A (en) * 2000-02-23 2004-10-29 Besst Test Aps Method for correlating blood coagulation activity with markers in urine
US6680177B2 (en) * 2001-12-07 2004-01-20 Cardiovascular Diagnostics, Inc. Low molecular weight heparin assay, system and reagent therefor
DE10330900B4 (de) * 2003-07-01 2006-09-14 Leibniz-Institut Für Polymerforschung Dresden E.V. Biomaterial mit einem modularen Beschichtungssystem zur Anwendung in Medizinprodukten mit direktem Blutkontakt
WO2005111231A2 (en) * 2004-05-11 2005-11-24 Heptest Laboratories, Inc. Compositions, kit and one-step method for monitoring compounds having anti-factor xa and/or anti factor iia activities
AU2005248772B2 (en) 2004-05-17 2010-11-25 Medtronic, Inc. Point of care heparin determination system
ES2482105T3 (es) * 2004-05-27 2014-08-01 Baxter International Inc. Procedimientos de tratamiento de trastornos hemorrágicos utilizando polisacáridos sulfatados
DE102005038418A1 (de) * 2005-08-12 2007-02-15 Dade Behring Marburg Gmbh Faktor Xa-basierter Heparinassay unter Verwendung einer Heparin-modifizierenden Komponente
DE102006035580A1 (de) * 2006-07-27 2008-02-14 Csl Behring Gmbh Bestimmung der biologischen Aktivität von Heparin in AT III-haltigen Präparationen
EP1918718A1 (de) 2006-10-31 2008-05-07 Roche Diagnostics GmbH Verfahren und Vorrichtungen zur elektrochemischen Bestimmung von Faktor Xa-Inhibitoren in Blutproben
WO2009023538A1 (en) * 2007-08-10 2009-02-19 Mayo Foundation For Medical Education And Research Methods and devices for detecting thrombin generation
EP2471945A1 (de) * 2010-12-30 2012-07-04 Siemens Healthcare Diagnostics Products GmbH Verfahren zur Bestimmung von Inhibitoren der Gerinnung
US11650196B2 (en) * 2017-01-06 2023-05-16 Sony Corporation Blood coagulation system analysis apparatus, blood coagulation system analysis system, blood coagulation system analysis method, blood coagulation system analysis program, blood loss prediction apparatus, blood loss prediction system, blood loss prediction method, and blood loss prediction program
CN110514851A (zh) * 2019-08-28 2019-11-29 深圳麦科田生物医疗技术有限公司 血小板抑制率的检测方法和检测试剂盒

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2812943C3 (de) * 1978-03-23 1981-05-14 Boehringer Mannheim Gmbh, 6800 Mannheim Verfahren und Reagens zur Bestimmung der biologischen Aktivität von Heparin im Plasma
DE3005540A1 (de) * 1980-02-14 1981-08-20 Boehringer Mannheim Gmbh, 6800 Mannheim Verfahren und reagens zur bestimmung der biologischen aktivitaet von heparin im plasma
DE3163764D1 (en) * 1980-10-09 1984-06-28 Boehringer Mannheim Gmbh Method and reagent for the determination of antithrombin-bm
US4473639A (en) * 1982-09-15 1984-09-25 Miles Laboratories, Inc. Reagent strip test for antithrombin-III
US4851336A (en) * 1985-09-05 1989-07-25 Yin E Thye Composition, kit, and method for assaying heparinano a method for making the composition
DE3536903A1 (de) * 1985-10-16 1987-04-16 Boehringer Mannheim Gmbh Verfahren zur photometrischen bestimmung von protein c
IT1230744B (it) * 1989-07-07 1991-10-29 Instrumentation Lab Spa Metodo per la determinazione della attivita' funzionale della proteina s nel plasma umano.
NL8902406A (nl) * 1989-09-27 1991-04-16 Hendrik Coenraad Hemker Prof D Werkwijze voor het bepalen van de endogene trombinepotentiaal van plasma, en bloed alsmede een bij deze werkwijze te gebruiken kit.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015054171A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 薫 梅野 ハンドバイブレーターおよびハンドバイブレーター用連結具

Also Published As

Publication number Publication date
CA2070813A1 (en) 1992-05-06
EP0509086B1 (en) 1995-04-12
AU1015492A (en) 1992-06-25
DK0509086T3 (da) 1995-07-03
JPH05503223A (ja) 1993-06-03
ATE121139T1 (de) 1995-04-15
AU650941B2 (en) 1994-07-07
WO1992007954A1 (en) 1992-05-14
EP0509086A1 (en) 1992-10-21
DE69108896D1 (de) 1995-05-18
DE69108896T2 (de) 1995-08-24
CA2070813C (en) 1996-10-29
ES2073908T3 (es) 1995-08-16
US5702912A (en) 1997-12-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3094165B2 (ja) 抗凝固剤濃度測定方法
Pötzsch et al. Monitoring of r-hirudin anticoagulation during cardiopulmonary bypass–assessment of the whole blood ecarin clotting time
US6994984B2 (en) Hematological assay
AU751525B2 (en) Method for determining the anticoagulatory potential of a sample
CA2333890A1 (en) Corn trysin inhibitor stabilizes blood-derived plasma and improves sensitivity of plasma clotting assays
Glas-Greenwalt et al. Fibrinolysis in health and disease: severe abnormalities in systemic lupus erythematosus
JP2892828B2 (ja) 血漿プロテインの検定方法
WO1991002812A1 (en) METHOD AND ASSAY USING INACTIVATION OF FACTORS Va AND VIIIa BY PROTEIN C
Bendetowicz et al. Pharmacokinetics and pharmacodynamics of a low molecular weight heparin (enoxaparin) after subcutaneous injection, comparison with unfractionated heparin–a three way cross over study in human volunteers
JPH07501217A (ja) 血液凝固疾患の診断方法
Rodgers et al. Congenital thrombotic disorders
Mirshahi et al. Glycosylation of human fibrinogen and fibrin in vitro its consequences on the properties of fibrin (ogen)
Fougnot et al. Catalysis of the generation of thrombin-antithrombin complex by insoluble anticoagulant polystyrene derivatives
Henderson et al. The Mechanism of Enhanced Streptokinase‐Induced Clot Lysis following In‐vitro Factor‐XIII Inactivation
Scott et al. Factors influencing the acceleration of human factor XIa inactivation by antithrombin III
AU1515701A (en) Use of russell's viper venom-induced plasma factor xa activity to monitor the activity of factor xa inhibitors
CA2421957C (en) Method for measuring antithrombin activity
Pieters et al. Heparin-stimulated inhibition of factor IXa generation and factor IXa neutralization in plasma
US5627038A (en) Factor IX chromogenic assay
JP3127263B2 (ja) 第▲VIII▼:Ca因子色素原アッセイ
JPH08501682A (ja) 定量トロンビン時間についての試験
US5476771A (en) Test for quantitative thrombin time
Elgue et al. The use of a commercial ELISA for assay of thrombin-antithrombin complexes in purified systems
US5529905A (en) Method of assaying plasma proteins with prothrombin fragments
JPH09168398A (ja) 活性化凝固因子VII(FVIIa)の定量法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080804

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804

Year of fee payment: 12