JP3094028B2 - 移動電話システムにおける基地局に備えられる無線装置 - Google Patents

移動電話システムにおける基地局に備えられる無線装置

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JP3094028B2
JP3094028B2 JP01268849A JP26884989A JP3094028B2 JP 3094028 B2 JP3094028 B2 JP 3094028B2 JP 01268849 A JP01268849 A JP 01268849A JP 26884989 A JP26884989 A JP 26884989A JP 3094028 B2 JP3094028 B2 JP 3094028B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、特許請求の範囲の請求項1の前文による方
法に関し、特にオフイス・ビル又は住居地域内、かつ固
定無線装置と携帯送受話器との間が短距離の領域(約50
〜100m)において、携帯送受話器を有するコードレス移
動電話装置に用いることを意図したものである。更に、
本発明は前記方法を実施した無線装置に関する。
[従来の技術] 時分割多重アクセス(TDMA)を用いた携帯・コードレ
ス電話機セツトを有する設備は、例えばスウエーデン特
許第85.02319−0号に既に説明されている。この公知の
設備には、ワイヤ接続により無線交換機に接続された複
数の固定無線装置がある。1以上の電話送受話器は各固
定無線装置と無線通信状態にあり、また無線装置間では
携帯送受話器が無線装置から短距離内のときに有効であ
る。
TDMAによる設備又は装置においては、基地局は、前述
の特許明細書に説明されているように、1フレーム内の
1無線周波数上でいくつかのタイム・スロツトを用いる
ことにより、同時に進行するいくつかの呼出をすること
ができる。コードレス・オフイス電話の応用では、1フ
レームに総計32区分のタイム・スロツトを備え、第1図
に示すように、無線送受話器の送信方向に16スロツトを
割り付け、かつ送受話器無線装置の受信方向に16スロツ
トを割り付けるものが異なる複数の製造者から提案され
ていた。唯一つの無線周波数を用いれば、いわゆるコン
バイナ、即ちいくつかの無線周波数を用いて各無線周波
数に関連したタイム・スロツトを多重化する装置が不要
となる。
しかし、一つの基地局に割り付けている全ての呼出チ
ヤネルに一つのTDMAフレームを割り付けることは何時も
可能というわけではない。即ち、ビツト速度及び最高電
力がタイム・スロツトの数に比例している。つまり、1
フレームに割り付けるスロツト数が多くなれば、それだ
け基地局及び移動送受話器における送信機により選択し
なければならない最高電力が高くなる。多数のチヤネ
ル、従つて多数のタイム・スロツトを有する装置では、
いくつかの搬送周波数を有するTDMAが通常用いられる。
添付する第2図はつの搬送周波数f1〜f4の配列を示す。
各周波数が与えられた帯域幅B1〜B4に割り付けられ、そ
れぞれにNタイム・スロツトを有する1TDMAフレームが
割り付けられる。それでもこの割り付けは、無線周波数
の総数(従つて送信機/受信機)が搬送周波数チヤネル
FDMAを用いる伝統的な装置より1/Nとなるので、コスト
低減となる。しかし、コンバイナがまた必要となる。
現在用いられている移動電話装置は、固定チヤネル割
り付けを採用している。即ち、各基地局は必要ならば全
て同時に用いることが可能な特定の周波数局のアレーに
アクセスすることができる。同一アレーのチヤネルは十
分に離れた地理的な位置にある複数の基地局にのみ割り
付けられているので、割り付けられた周波数を干渉(雑
音)の恐れなしに用いることができる。
更に最近用いられているチヤネル割り付けは、例えば
前述の特許に説明されているいわゆるダイナミツク・チ
ヤネル割り付けである。この特許によれば、当該移動電
話装置の全基地局は全てのチヤネルにアクセスすること
ができる。この場合に各チヤネルは一つの、即ち与えら
れた1無線周波数および与えられた1タイム・スロツト
が割り付けられる。呼出を接続するときは、その時点で
占有されていず、かつ雑音に最も影響されていないチヤ
ネルが選択される。これは、固定チヤネル割り付けによ
る場合よりもMHz帯域幅に割り付けられている更に大き
なトラヒツクが得られる結果となる。従つて、この移動
電話装置は、ローカル・トラヒツクの最高負荷の変動及
び可能シヤドウ効果の変動に対応する。固定チヤネル割
り付けに対し、ダイナミツク・チヤネル割り付けは、各
基地局が割り付けられた全チヤネルを同時に用いる(又
は用いようと)することは全くないという結果となる。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、基地局において全てのチヤネルを同時に用
いることはないということに注目してなされたものであ
る。即ち、与えられた無線周波数を占有する1以上のタ
イム・スロツトが常に存在する。ある場合には、与えら
れた周波数についての全てのタイム・スロツト、又は与
えられたタイム・スロツトを全ての周波数の呼出に用い
ることができる。
本発明の目的は、前述の事実を用いることにより、無
線周波数を発生する基地局において多数の無線装置を減
少させ、基地局を複雑にしかつ高価にしているいわゆる
コンバイナを不要にすることにある。
この目的のために、本発明の方法は、特許請求の範囲
の記載により特徴付けられるものである。
本発明を以下付図を参照して更に詳細に説明しよう。
[実施例] 第1図は総計32タイム・スロツトを有するフレームを
示す。その16(CH1〜CH16)を固定局FSから携帯局PSの
方向(送信方向)に用い、16タイム・スロツトCH1〜CH1
6を携帯局PSから固定局FSの方向(受信方向)に用い
る。全てのタイム・スロツトは与えられた搬送周波数に
より送信される。
第2図は当該移動電話装置が用いる4つの異なる搬送
周波数f1〜f4による周波数線図である。隣接する2周波
数の間、例えばf1とf2との間の距離は約2MHzであればよ
く、従つて各搬送周波数f1〜f4位置での帯域幅B1〜B4は
2MHzとなる。しかし、第2図から明らかなように、帯域
幅B1は周波数f2の帯域幅B2の内側に部分的に入り込む。
即ち、隣接する帯域は相互に干渉する。第1図に従つて
TDMAを用いる場合は、一般的に隣接する搬送周波数を同
一のタイム・スロツトに用いることができないことを意
味する。例えば、基地局が当該タイム・スロツトCH1に
ついて2つの携帯送受話器へ同時に(ただし、異なる搬
送周波数f1,f2により)サービスするときは、搬送周波
数f1を用いているタイム・スロツトCH1を搬送周波数f2
に用いることはできない。携帯送受話器が基地局に非常
に接近しているときは、当該基地局に関連する他の送受
話器は同一のタイム・スロツトを絶対に用いることがで
きない。従つて、与えられた搬送周波数f1について予約
したタイム・スロツトCH1を当該移動電話装置の残りの
搬送周波数により用いることができないときに、トラヒ
ツク容量の制約が顕著になるということもない。
第3図は4つの無線装置R1〜R4を有する公知の無線基
地局の簡単なブロツク図である。各無線装置R1〜R4は与
えられた搬送周波数f1、f2、f3又はf4により送受信を
し、基本的に全てのタイム・スロツトCH1〜CH16を携帯
局PSへの送信に、及び携帯局PSからの受信に用いること
ができる。各無線装置は局部発振器LOを有し、特定の装
置に関連された搬送周波数を発生させている。
第4図はチヤネル割り付けの図であり、与えられたチ
ヤネルが与えられた搬送周波数及び与えられたタイム・
スロツト(図に○印により表わす。)からなる。○印内
の×印は占有されたチヤネルをより表わす。例えば、第
4図では、固定局FSから携帯局PSへの送信方向にチヤネ
ル(f1,CH1)、(f2,CH2)、(f3,CH16)が占有された
状態を示すと共に、対応するチヤネルが携帯局PSから固
定局FSへの受信方向に占有されている状態を示してい
る。(第1図では)送信方向のタイム・スロツトCH1〜C
H16が対応する受信方向のタイム・スロツトCH1〜CH16か
ら時間的に1/2フレーム距離により離されていることに
注意すべきである。当該移動電話装置のチヤネル選択は
適応形式である。即ち、各無線装置FSはその全チヤネル
から1以上のチヤネルを自由に用いることができる。
本発明の方法によれば、唯一つの搬送周波数を与えら
れたタイム・スロツトに割り付け、一方残りの周波数は
使用しないものとする。例えば、第5図に示すもので
は、搬送周波数f1及びタイム・スロツトCH1により形成
されたチヤネルを占有する。第4図のチヤネル割り付け
図では、1フレーム期間が1/2送信フレーム及び1/2受信
フレーム(FSからPS方向の送信、及びPSからFS方向の受
信)からなる2つの1/2期間に分割される。タイム・ス
ロツトCH1における残りの搬送周波数f2、f3及びf4は送
信に用いられず、また1/2受信フレームにおける受信に
用いられない。これを第5図に−印により示してある。
同様にして、1/2送信フレームでは搬送周波数f3のチヤ
ネル及びタイム・スロツトCH16が占有されているとみな
されているので、タイム・スロツトCH16において搬送周
波数f1、f2及びf4が禁止される。同一のことが1/2受信
フレームでも成立する。第5図に示すブロツク図では、
簡単にするために、残りのタイム・スロツトは与えられ
た搬送周波数について占有されない。送信及び1/2受信
フレームの全タイム・スロツトCH1〜CH16が利用可能な
同一アレーの搬送周波数を有すべきである。しかし、2
つのタイム・スロツトは同一の搬送周波数を用いること
ができる。例えば、CH1及びCH10は共にf1を用いること
ができる。
当該移動電話装置の各基地局は64区分のチヤネルにア
クセス可能であるが、各基地局は同時にはそのうちの16
チヤネルを用いるに過ぎない。
第4図による公知の移動電話装置のチヤネル割り付け
の場合、及び第5図によるチヤネル割り付けの場合に全
64チヤネルを用いることができる。しかし、第3図によ
る公知のチヤネル割り付けの場合では、各基地局がこれ
らの64チヤネル間で自由に選択することができる。本発
明による方法では、第5図に関連して説明したように新
しいチヤネルの選択をいくらか制限している。しかし、
前述の特性を有する実際的な移動電話装置の模擬では、
禁止及び中断される呼の数は、本発明の方法を用いたと
きはわずかなものに過ぎないことが明らかとなつた。
前述した搬送周波数及びタイム・スロツトの割り付け
方法は、1基地局当り同時に使用可能なチヤネル数は、
N(=各送信方向及び受信方向におけるタイム・スロツ
ト数)に制限される結果となる。その効果は、基地局に
おいていくつかの無線装置(第3図におけるR1〜R4)を
なくすことである。本発明によると、基地局は第6図に
よる1無線装置RAを有する。この基地局が第3図の各無
線装置R1〜R4と異なる唯一つの点は、局部発振器LOを備
えていることにある。第3図による公知の基地局では、
局部発振器LOが与えられた搬送周波数f1〜f4にそれぞれ
セツトされる。無線装置RAにおいて、局部発振器LOは異
なる搬送周波数f1〜f4間でジヤンプすることができるよ
うに構成されている。第7図のブロツク図は第6図に示
した無線装置RAの構成を示す。これは、前述のスウエー
デン特許に示されている無線装置を変形したものからな
る。
第7図による無線装置は、送信機1、受信機2及びア
ンテナ4用のアンテナ整合装置3を有する。送信機1の
第1入力は当該無線装置の入力端子tに接続され、受信
機2の出力端子はこの入力端子tに接続されている。入
力端子tは無線交換機に接続されている。これが可能な
のは、送信機1及び受信機2が交互に付勢されるので、
即ち送信機1が一方の1/2フレーム期間において送信さ
れる情報を受信し、また受信機2が他方の1/2フレーム
期間において受信した無線信号を無線交換機へ送出する
ためである(第1図を参照されたい。)。送信機1及び
受信機2は公知のものであり、無線交換機からの情報信
号を変調して無線信号を送出する変調器と、アンテナ4
から受信する無線信号を復調する復調器とを含む。
同期装置6は、無線装置の入力端子tと送信機1及び
受信機2との間に通常に接続されて送信機1及び受信機
2の接続時間(前記参照すること)を制御すると共に、
内蔵している前記変調器及び復調器を同期させる。更
に、送信及び受信のときに占有されていないチヤネルを
選択するチヤネル・セレクタ5が入力端子tを介して無
線交換機に接続されている。
既に説明したように、各タイム・スロツトCH1では、
唯一つの搬送周波数(例えば、第5図のf1)を用いるこ
とができる。従つて、第7図による無線装置は、それぞ
れ搬送周波数f1〜f4を発生する複数の局部発振器8〜11
を有する。各局部発振器8〜11の出力は、チヤネル・セ
レクタ5により制御可能なスイツチ7に接続されてい
る。スイツチ7の出力は送信機1及び受信機2の各局部
発振器入力に接続されている。この場合に、スイツチ7
は、チヤネル・セレクタ5からの制御信号に応答して、
各局部発振器8〜11を送信機1及び受信機2に切り換え
る個別的な4位置を有する。送信機1および受信機2は
フレーム期間の1/2送信期間及び1/2受信期間において交
互に動作するので、両者の局部発振器入力がスイツチ7
の出力に接続可能になつている。
(固定局FSから携帯局PS方向の送信) チヤネル・セレクタ5には送信機1用のメモリ手段が
あり、フレーム期間の1/2送信期間において異なるタイ
ム・スロツトCH1〜CH16用の搬送周波数f1〜f4の値を記
憶する。送信の開始(無線交換機により開始される。)
において、ある搬送周波数f1を選択し、f1が占有されて
いないときは、タイム・スロツトCH1のときにこれを用
いることになる。f1が占有されているときは、次のタイ
ム・スロツトCH2を待機し、以下同様となる。同時に、
フレーム期間の1/2受信期間において搬送周波数f1がタ
イム・スロツトCH1に予約される。残りの搬送周波数f1
〜f4はタイム・スロツトCH1のときに禁止される。スイ
ツチ7に制御信号が送出されると、スイツチ7は局部発
振器8を選択し、これによつて搬送周波数f1が送信時間
(1/2送信フレーム期間(1))において送信機1に送
出され、また受信時間(1/2受信フレーム期間(2))
において受信機2に送出される。次のタイム・スロツト
CH2の先頭で、送信が他の携帯局PSに渡すときに同一の
処理が実行される。
(携帯局PSから固定局FS方向の受信) 受信機2の場合は、チヤネル・セレクタ5内にメモリ
手段及び呼が進行中であるかないかに関連して、各搬送
周波数f1〜f4について個々のタイム・スロツトCH1〜CH1
6を捜査するロジツクが備えられている。タイム・スロ
ツトCH1〜CH16の走査回数は搬送周波数の設定数に等し
い。この場合は、フレーム期間の反復時間に対応する時
間でそれぞれ4回の走査が実行される。チヤネル・セレ
クタ5内のメモリ手段は、占有されているチヤネルを記
憶し、従つて受信機2により占有されたタイム・スロツ
トの内容の検出が実行される。第5図に示す呼によつて
3チヤネルが占有されているとすると、各フレームの受
信期間で次の走査が実行される。
走査1(搬送周波数f1、タイム・スロツトCH1〜CH1
6):タイム・スロツトCH16で搬送周波数f3へジヤンプ
する。スイツチ7には制御信号を送出してタイム・スロ
ツトCH,CH10で局部発振器8(f1)を接続し、またタイ
ム・スロツトCH16で局部発振器10(f3)を接続する。
走査2(搬送周波数f2):CH1で搬送周波数f2にジヤン
プする。CH2〜CH9を走査し、CH10で搬送周波数f1へジヤ
ンプする。タイム・スロツトCH10〜CH16を走査し、CH16
で搬送周波数f3へジヤンプする。スイツチ7には制御信
号を送信してタイム・スロツトCH1,CH10で局部発振器8
を接続し、またタイム・スロツトCH16で局部発振器10
(f3)を接続する。
走査3、4:同様にして、CH1で搬送周波数f3,f4へジヤ
ンプし、CH10で搬送周波数f1へジヤンプする。走査4は
CH16で搬送周波数f3にジヤンプする。対応する局部発振
器は局部発振器8,10である。
以上のことはFSとPSとの間において進行中の呼に適用
される。携帯局PSでは、方向固定局FSのような対応する
装置、即ちチヤネル・セレクタ及び同期装置が存在す
る。勿論、本発明の方法は、全設備に共通の与えられた
呼出チヤネルを予約したときは、呼出に用いることがで
きる。
第7図の実施例では、スイツチ7に接続されている独
立した4つの局部発振器8〜11が搬送周波数f1〜f4を発
生している。勿論、所望の搬送周波数を送出するように
制御可能な一つの発振手段を備えること、又は送信機及
び受信機用に異なる複数の発振器を備えることもでき
る。更に、送信機を入力端子tに接続されている局部発
振手段により直接変調させることも可能である。チヤネ
ル・セレクタ5からの出力信号(制御信号)は正しい搬
送周波数に粗設定させ、次いで入力端子tからの情報信
号による変調を実行する。局部発振手段は通常の周波数
合成により制御して所望の局部発振周波数を発生するこ
とが可能な電圧制御発振器(VCO)であつてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は移動電話装置におけるタイム・スロツトに関連
されたフレームの図、 第2図は周波数線図、 第3図はいくつかの送信機/受信機を有する公知の基地
局のブロツク図、 第4図は搬送周波数及びタイム・スロツトによる与えら
れたチヤネル割り付けの図、 第5図は本発明及びその関連の方法を用いた基地局のブ
ロツク図、 第6図は搬送周波数及びタイム・スロツトによる与えら
れたチヤネル割り付けのブロツク図、 第7図は第5図に示す無線装置の詳細なブロツク図であ
る。 1……送信機、 2……受信機、 5……チヤネル・セレクタ、 7……スイツチ、 8〜11……局部発振器、 FS……固定局、 PS……携帯局。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−120235(JP,A) 特開 昭55−158750(JP,A) 特開 昭59−190739(JP,A) 特開 昭63−269639(JP,A) 特開 昭64−17525(JP,A) 特開 平1−238329(JP,A) 特開 平1−256830(JP,A) 特表 昭59−501240(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動電話システムにおける基地局(FS)に
    備えられる無線装置であって、前記システムは時分割多
    重アクセス(TDMA)形式により動作して、システム全体
    に共通な複数の搬送周波数(f1〜f4)により基地局から
    短距離にある少なくとも1つの移動電話(PS)と基地局
    (FS)との間で1フレーム期間の第1の1/2フレーム期
    間内と第2の1/2フレーム期間内それぞれで無線呼出を
    送信及び受信する前記システム内の前記無線装置で次の
    構成要件(a)乃至(d)を含む: (a)1フレーム期間内の送信時間である与えられたタ
    イム・スロット(CH1)及び与えられた搬送周波数
    (f1)によって前記移動電話に呼出情報を送信する送信
    装置(1)、 (b)前記フレーム期間の受信時間である対応するタイ
    ム・スロット内で且つ与えられた搬送周波数(f1)を介
    して移動電話(PS)から呼出情報を受信する受信装置
    (2)、 (c)アンテナ装置(3,4)、 (d)1フレーム期間の前記送信時間及び受信時間中に
    得られる各タイム・スロット(CH1〜CH16)の内で占有
    されていないチャネルを選択するチャネル・セレクタ
    (5)及び同期装置(6)であって、前記送信時間中で
    且つ与えられたタイム・スロット(CH1)及び搬送周波
    数(f1)について残りの搬送周波数(f2〜f4)が当該タ
    イム・スロット(CH1)における呼出について禁止され
    るようにされ、前記受信期間では占有したタイム・スロ
    ット(CH1,CH10,CH16)に関して各搬送周波数(f1,f2,f
    3)について占有状態を走査し、対応するタイム・スロ
    ットが占有されている搬送周波数(f1,f2,f3)を記憶
    し、送信期間中に選択したタイム・スロットについて選
    択した搬送周波数を指定し、かつ受信期間中に占有した
    タイム・スロットの1又は複数の搬送周波数を指定する
    制御信号を発生するように成った前記チャネル・セレク
    タ(5):さらに (e)前記チャネル・セレクタ(5)からの前記制御信
    号に応答して前記複数の搬送周波数(f1〜f4)のうちの
    一つを発生して前記送信期間のときは関連するタイム・
    スロットで前記発信装置(1)へ該発生搬送周波数を送
    信し、前記受信期間のときは前記受信装置(2)へ該発
    生搬送周波数を送信する制御可能な局部発振手段(7,8
    〜11)を備えており、前記送信装置(1)及び前記受信
    装置(2)は前記アンテナ装置(3,4)へ直接接続され
    て夫れ夫れ選択した周波数によって前記呼出情報を送信
    及び受信することを特徴とする無線装置。
  2. 【請求項2】送信装置(1)及び受信装置(2)へ直接
    接続されたアンテナ適応手段(3)を前記アンテナ装置
    が含む、請求項1記載の無線装置。
JP01268849A 1988-10-17 1989-10-16 移動電話システムにおける基地局に備えられる無線装置 Expired - Lifetime JP3094028B2 (ja)

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SE8803696A SE466279B (sv) 1988-10-17 1988-10-17 Radioenhet foer oeverfoering av samtalsinformation i ett mobiltelefonsystem med kort raeckvidd

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JPH02154537A JPH02154537A (ja) 1990-06-13
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CA (1) CA1324411C (ja)
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