JP3093936B2 - 電気炊飯器 - Google Patents

電気炊飯器

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JP3093936B2
JP3093936B2 JP06262190A JP26219094A JP3093936B2 JP 3093936 B2 JP3093936 B2 JP 3093936B2 JP 06262190 A JP06262190 A JP 06262190A JP 26219094 A JP26219094 A JP 26219094A JP 3093936 B2 JP3093936 B2 JP 3093936B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハロゲンランプ,キセノ
ンランプ等の可視光線が遠赤外線までの波長領域にある
熱線を発生する炊飯ヒータを熱源として用いている電気
炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電気炊飯器は、むらのな
い炊飯や米の澱粉のアルファ化率を向上させることがで
きるという利点があり、本願出願人も特願平5−185
950号として出願している。
【0003】上記特願平5−185950号に記載の電
気炊飯器は図3に示すように熱源の炊飯ヒータ1にハロ
ゲンランプを使用し、さらに該炊飯ヒータ1内に異物が
入らないように、該炊飯ヒータ1と内釜2との間に可視
光源から遠赤外線の電磁波を透過することができるガラ
スを材料とする透過板3を設けてなるものである。
【0004】尚、図3において、4は外釜、5は本体、
6は内蓋、7は上蓋、8は保温ヒータである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成して
なる電気炊飯器であれば、炊飯ヒータとしてのハロゲン
ランプ周辺の加熱された空気が、透過板と外釜の内側底
部との間で熱としてこもり、そのために炊飯ヒータとし
てのハロゲンランプが異常な高温となることがあり、又
外釜底部及び本体外部への放熱量も大きくなり、内釜底
部への熱の伝わりも遅く炊飯時の熱効率が悪くなると共
にハロゲンランプが高温になり寿命を短くするという欠
点があった。
【0006】本発明は熱源から内釜内にある炊飯水への
熱伝達を良くすることにより、むらの無い炊飯米を炊飯
し、かつ炊飯時間のスピードアップができ、熱効率の改
善を行うと共に炊飯ヒータとしてのハロゲンランプの寿
命向上を図った電気炊飯器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電気炊飯器は上
記のような欠点を除去したもので、炊飯ヒータにハロゲ
ンランプ,キセノンランプ等の電磁波を発生する熱源を
用い、内釜と熱源の間に可視光線から遠赤外線の電磁波
を透過することが出来るガラスを材料とする透過板を設
けた電気炊飯器において、前記炊飯ヒータ周辺の加熱さ
れた空気を通す通気孔を透過板の中央部に設け、外釜の
側壁面に透過板より上部の位置に吸入孔と炊飯ヒータよ
り下部の位置するところの外釜側壁面及び底面に吐出孔
を設けるとともに、通気ダクトを外釜の外側壁面に設け
て、加熱された空気の循環通路を形成したものである。
【0008】
【作用】本発明の電気炊飯器は上記構成にて、内釜の底
中央部より全周に加熱された空気は内釜外底から外側壁
に沿って内釜を加熱され、外釜側壁の吸入孔から通気ダ
クトを通り下方外釜の吐出孔を通過したハロゲンランプ
の方向へ自然循環又は強制循環させ、ハロゲンランプの
発生する電磁波の熱源と加熱された空気とで内釜の底中
央部より全周に効率よく加熱する。そして炊きむらのな
いおいしい炊飯米を炊飯し、かつ炊飯時間のスピードア
ップができ、かつ炊飯ヒータとしてのハロゲンランプの
寿命向上を図る。
【0009】
【実施例】以下本発明の電気炊飯器の一実施例を図1及
び図2と共に説明する。図1において、11は可視光線
から遠赤外線領域の波長を含む電磁波(以下単に電磁波
と称す)を発生するハロゲンランプやキセノンランプ等
よりなる炊飯ヒータ、12は該炊飯ヒータ11から電磁
波を透過するガラスを主な材料とするガラス製の透過板
で、該炊飯ヒータ11の破損するような大きな異物落下
による破損を防止するとともに、該炊飯ヒータ11によ
り加熱された周辺の空気を通気させる通気孔121を中
央部に設け、内釜13の外底から外壁に沿った方向へ導
くものである。
【0010】上記構成にて加熱した空気は内釜13に吸
収され、加熱後の温度の下がった空気は外釜15の吸入
孔151に入り通気ダクト18を通り吐出孔(吸出孔)1
52から炊飯ヒータ11の方へ自然循環する。又吸出孔
152は炊飯ヒータ11より下部の位置するところの外
釜15側壁面及び底面に配設することで自然循環作用を
容易にする。
【0011】そして、炊飯ヒータ11としてのハロゲン
ランプの発生する電磁波の熱源も加わって内釜13の全
周を加熱することにより、炊きむらの無いおいしい炊飯
米を炊飯し、かつ炊飯時間のスピードアップができ、ハ
ロゲンランプの寿命向上を図ることができるものであ
る。そして又、透過板12の中央部の通気孔121は炊
飯ヒータ11の管の上部位置を避け、該通気孔121を
通過(落下)した異物があっても、炊飯ヒータ11の管
に触れることを防止することも兼ね備えたものである。
【0012】図2は本発明の電気炊飯器の他の実施例を
示し、透過板12を円錐形又は凸面球状にして中央部に
設けた通気孔121に加熱された空気が循環作用をより
容易にさせる構成としたものである。
【0013】又、透過板12の中央部に設けられた通気
孔121の真下に強制的にして空気を循環させるファン
14を設け、炊飯ヒータ11としてのハロゲンランプの
発生する電磁波の熱源も加わって内釜13の全周を加熱
する構成としたものである。さらに外釜15の内面は鏡
面仕上げにして電磁波の反射効率の向上を図り、炊きむ
らの無いおいしい炊飯米を炊飯し、かつ炊飯時間のスピ
ードアップができ、炊飯ヒータ11としてのハロゲンラ
ンプの高温化を防ぎ寿命向上を図ることができる構成と
したものである。
【0014】尚、図1及び図2において、20は上蓋、
21は内蓋、22は保温ヒータ、23は本体である。
【0015】
【発明の効果】本発明の電気炊飯器は上記のような構成
であるから、請求項1記載の発明は炊飯ヒータの破損す
るような大きな異物落下による破損を防止するととも
に、炊飯ヒータにより加熱された周辺の空気が透過板の
通気孔を通り抜け、内釜外底部側壁に沿って加熱すると
ともに吸入孔に入り空気循環作用させ内釜への熱吸収と
ハロゲンランプの発生する電磁波の熱源とともに内釜の
全周を加熱するので、ハロゲンランプを異常な高温にさ
せることなく、寿命向上を図りかつ炊飯時間のスピード
アップができ、炊きむらの無いおいしい炊飯米ができ
る。
【0016】又、請求項2記載の発明は加熱された空気
の循環作用をより安定に作用させる。特に出来揚がった
炊飯米の保温時においてハロゲンランプによる低温加熱
の時に均一に保温を行うことができる。そして、請求項
3記載の発明はファンによる強制的に加熱空気を循環さ
せることにより、熱交換作用を高め炊飯時間のスピード
アップができる。そして又、請求項4記載の発明は外釜
内面を鏡面仕上げにしたことにより、本体の高温化を防
ぐことができ、従って本体内側に断熱材や遮蔽板等を設
ける必要がなく簡単な構造で安価に出来上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気炊飯器の一実施例を示す概略要部
断面図である。
【図2】本発明の電気炊飯器の他の実施例を示す概略要
部断面図である。
【図3】従来の電気炊飯器の実施例を示す概略要部断面
図である。
【符号の説明】
11 炊飯ヒータ 12 透過板 13 内釜 14 ファン 15 外釜 18 通気ダクト 121 通気孔 151 吸入孔 152 吐出孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00 103

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯ヒータにハロゲンランプ,キセノン
    ランプ等の電磁波を発生する熱源を用い、内釜と熱源の
    間に可視光線から遠赤外線の電磁波を透過することが出
    来るガラスを材料とする透過板を設けた電気炊飯器にお
    いて、前記炊飯ヒータ周辺の加熱された空気を通す通気
    孔を透過板の中央部に設け、外釜の側壁面に透過板より
    上部の位置に吸入孔と炊飯ヒータより下部の位置すると
    ころの外釜側壁面及び底面に吐出孔を設けるとともに通
    気ダクトを外釜の外側壁面に設けて、加熱された空気の
    循環通路を形成したことを特徴とする電気炊飯器。
  2. 【請求項2】 上記透過板を円錐形又は凸面球状にして
    中央部に加熱された空気を通気させる通気孔を設け加熱
    された空気の循環作用を容易にしたことを特徴とする請
    求項1記載の電気炊飯器。
  3. 【請求項3】 上記透過板の中央部に設けられた通気孔
    の真下に強制的に加熱空気を循環させるファンを設けた
    ことを特徴とする請求項1若しくは請求項2記載の電気
    炊飯器。
  4. 【請求項4】 上記外釜の内面を鏡面仕上げにしたこと
    を特徴とする請求項1若しくは請求項2又は請求項3記
    載の電気炊飯器。
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ES2565642T3 (es) * 2008-09-23 2016-04-06 Koninklijke Philips N.V. Aparato para la preparación de alimentos y elemento de guía de aire para el mismo

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