JP3093302U - 花 器 - Google Patents

花 器

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JP3093302U
JP3093302U JP2002006379U JP2002006379U JP3093302U JP 3093302 U JP3093302 U JP 3093302U JP 2002006379 U JP2002006379 U JP 2002006379U JP 2002006379 U JP2002006379 U JP 2002006379U JP 3093302 U JP3093302 U JP 3093302U
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重章 立花
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重章 立花
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】くぬぎその他の木材を焼成により炭化した
炭化焼成品を花器とする。その本体1の上面に孔2を形
成する。炭化焼成品からなる前記花器本体1の周囲に、
胴締体3を巻き付ける。 【効果】従来の竹素材からなるものとは全く趣の異なる
花器となり、その孔2を利用して、観葉植物Aや花類、
生け花類を飾ることができる。花器本体1が炭化焼成品
でありそれ自体が吸着性を有しているから、たばこの臭
いや臭気を吸着できるのみならず、空気の浄化にも役立
つ。逆に、花器本体1が炭化焼成品からなっているから
比較的壊れやすいが、胴の周囲には胴締体3が巻き付け
られていて胴締めされているので、炭化焼成品からなる
花器本体1が壊れにくい。胴締体3を飾りとして利用す
ることもできる。1本の竹を巻き締めしたもので胴締体
3を形成すると、胴締体3それ自体が極めて趣のあるも
のとなるのみならず、花器全体としてさらに趣のあるも
のとなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、くぬぎその他の木材を焼成により炭化して作られた花器に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
天然竹をそのまま整形し、加工後炭化した花器が提案されている(例えば、実 開平7−36833号公報参照)。なお、この花器には、貴金属等の象がん蒔絵 が施され、さらに、樹脂により補強されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この花器は竹素材からなるので、竹としての趣はあるが、それ以上の趣を見出 すことはできない。 本考案は、この竹素材からなる花器とは異なる趣を求めて開発されたものであ る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案では、くぬぎその他の木材を焼成により炭 化したものである。すなわち、所定の太さをした所定の高さの木材を焼成して炭 に加工したものであり、炭化焼成品からなるこの花器本体1の上面に孔2を形成 するとともに、炭化焼成品からなる前記花器本体1の周囲に胴締体3を巻き付け てある。
【0005】 観葉植物Aや花類、生け花類の根に苔を巻いてから、その部分を花器本体1の 上面の孔2内に入れるとよい。また、孔2内に吸水スポンジ(従来、オアシスと 呼ばれているもの)あるいは花受けを入れて、それに観葉植物Aや花類、生け花 類を差してもよい。 このようにすれば、くぬぎその他の木材を焼成により炭化した炭化焼成品を花 器として利用することができ、従来の竹素材からなるものとは全く趣の異なるも のとなる。
【0006】 また、本考案によれば、花器本体1が炭化焼成品でありそれ自体が吸着性を有 しているから、たばこの臭いや臭気を吸着することができるのみならず、空気の 浄化にも役立つ。逆に、花器本体1が炭化焼成品からなっていて比較的壊れやす いが、胴の周囲には胴締体3が巻き付けられていて胴締めされているので、炭化 焼成品からなる花器本体1が壊れにくい。また、胴締体3を飾りとして利用する こともできる。
【0007】 1本の竹を巻き締めしたもので胴締体3を形成することが望ましい。このよう にすると、胴締体3それ自体が極めて趣のあるものとなるのみならず、花器全体 としてさらに趣のあるものとなる。巻き締めされた1本の竹をバーナーなどで焼 いてその表面を焦がしておけば、さらに趣のあるものとなる。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案の好ましい実施の形態を、図面に基いて詳細に説明する。 まず、所定の太さをしたくぬぎの木を所定の高さに切断し、それを焼成して炭 化させる。このようにすることにより、所定の太さをした所定の高さの炭に加工 される。炭に加工されているこの炭化焼成品を花器に利用すると、それには適度 の硬さがある。花器としての大きさ(直径)と高さは自由に設定することができ るが、それらを考慮して焼成前の素材の太さと高さを選定するとよい。
【0009】 そして、例えばドリルを用いて、図1に示すように、炭化焼成品からなる花器 本体1の上面に孔2を形成する。この孔2は、観葉植物Aや花類、生け花類の根 に苔を巻いてから、それらを入れるのに用いることができる。また、この孔2は 、吸水スポンジ(従来、オアシスと呼ばれているもの)を入れるのに、あるいは 、花受けを入れるのに用いることもできる。
【0010】 この孔2を利用することにより、図2に示すように、観葉植物Aや花類、生け 花類を飾ることができる。炭化焼成された花器として、従来の竹素材からなるも のとは全く趣の異なるものとなる。花器本体1は炭化焼成品でありそれ自体が吸 着性を有しているから、たばこの臭いや臭気を吸着することができるのみならず 、空気の浄化にも役立つ。
【0011】 孔2は、図1、図2に示すように、凹窩としてもよいし、下面まで貫通する孔 であってもよい。要するに、観葉植物Aや花類、生け花類を飾ることができるも のであればよい。孔2の深さ、大きさは自由に設定することができる。 なお、図2には、観葉植物Aの根に苔4を巻いてから、その部分を花器本体1の 孔2内に入れた場合を例示する。
【0012】 炭化焼成品からなる花器本体1の胴の周囲には、胴締体3が巻き付けられてい る。胴の周囲に巻き付けられている胴締体3で、比較的壊れやすい炭化焼成品が 胴締めされているので、炭化焼成品からなる花器本体1が壊れにくい。また、胴 締体3を飾りとして利用することもできる。胴締体3の本数は1つの花器本体1 の高さに対応させて適宜増減できる。2〜3本位が適量であろう。
【0013】 胴締体3としては、合成樹脂製の帯、紐、針金、竹製の帯などを挙げることが できるが、それらのみに限定されるものではなく、要するに、炭化焼成品からな る花器本体1の胴の周囲に巻き付けることができ、比較的壊れやすい炭化焼成品 を少なくとも胴締めして補強できるものであればよい。
【0014】 1本の竹を巻き締めしたもので胴締体3を形成するのが最適である。例えば、 一定幅の1本の竹を所定寸法に切断し、それをループ状にしつつ順次巻き締めし て行き、炭化焼成品からなる花器本体1の胴径よりも多少大き目の時にこの輪の 中に花器本体1を差し込み、しかる後、巻き締め後の竹を締め付けると、炭化焼 成品からなる花器本体1を胴締めすることができる。
【0015】 胴締体3を巻き締めされた竹からなるものとすると、それ自体が極めて趣のあ るものとなるのみならず、花器全体としてさらに趣のあるものとなる。巻き締め された1本の竹をバーナーなどで焼いてその表面をこんがり焦がしておけば、さ らに趣のあるものとなる。 炭化焼成品からなる花器本体1と巻き締めされた竹からなる胴締体3との組み 合わせにより、極めて趣のある花器となる。
【0016】
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、従来の竹素材からなるものとは全く趣の異なる 花器とすることができる。また、花器本体1が炭化焼成品でありそれ自体が吸着 性を有しているから、たばこの臭いや臭気を吸着することができるのみならず、 空気の浄化にも役立つ。逆に、花器本体1が炭化焼成品からなっているから比較 的壊れやすいが、胴の周囲には胴締体3が巻き付けられていて胴締めされている ので、炭化焼成品からなる花器本体1が壊れにくい。また、胴締体3を飾りとし て利用することもできる。
【0017】 請求項2記載の考案によれば、胴締体3それ自体が極めて趣のあるものとなる のみならず、花器全体としてさらに趣のあるものとなる。巻き締めされた1本の 竹をバーナーなどで焼いてその表面を焦がしておけば、さらに趣のあるものとな る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による花器の一例を示す斜視図である。
【図2】本考案による花器の使用状態の一例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1…花器本体、2…孔、3…胴締体、4…苔、A…観葉
植物。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】くぬぎその他の木材を焼成により炭化した
    炭化焼成品からなる花器本体1の上面に孔2を形成する
    とともに、炭化焼成品からなる前記花器本体1の周囲に
    胴締体3を巻き付けたことを特徴とする花器。
  2. 【請求項2】胴締体3が1本の竹を巻き締めしたもので
    ある請求項1記載の花器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102398704A (zh) * 2010-07-05 2012-04-04 国际烟草机械波兰有限公司 用于破坏性地打开香烟包装物的方法和设备

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