JP3092477U - テープホルダーのテープ切断装置 - Google Patents

テープホルダーのテープ切断装置

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JP3092477U
JP3092477U JP2002005511U JP2002005511U JP3092477U JP 3092477 U JP3092477 U JP 3092477U JP 2002005511 U JP2002005511 U JP 2002005511U JP 2002005511 U JP2002005511 U JP 2002005511U JP 3092477 U JP3092477 U JP 3092477U
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knife
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holder
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秀滿 游陳
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秀滿 游陳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープの切断を自動的にできるテープホルダ
ーのテープ切断装置を提供する。 【解決手段】 ナイフ40の上にナイフ40を前後に一
緒に移動させる滑り台50を設け、ナイフ40および滑
り台50をナイフ枠20の上に前後に所定距離移動でき
る様に組み付け、更に滑り台50を押して前に移動させ
る様におし板60を設置し、又滑り台50が前に押され
てナイフ40が一緒に前に移動しテープが切られたとき
に、おし板60を押す力をゆるめると滑り台50を元の
位置に押し戻すスプリング54を設置する。このテープ
切断装置はテープホルダーのホルダー本体上に設置す
る。おし板60を押せば滑り台50が前に押され、ナイ
フ40も一緒に移動し、対象物の上にはられたテープを
自動的に正確に切りとる。又おし板60を押す力をゆる
めれば、滑り台50はスプリング54の弾力の回復によ
り自動的に元の位置に戻され、ナイフ40も一緒に元の
位置に戻る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、テープホルダーのテープ切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のテープホルダーは図1に示す様に、握り1の上にテープ台2およびテー プ切断装置を持っている。テープ台2はテープをその上に置くのに使用され、テ ープ切断装置はナイフ台3、ナイフ4およびおし板5を組み合せて構成される。 使用する時はテープ台2のテープをローラー6を経由しておし板5の上に引いて おく。それからおし板をテープをはる物品の上に平らに押付けてから、ナイフ台 3のナイフ4でテープを切りはなす。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述の従来のテープホルダーのナイフ4はナイフ台3の上に固定されており、 テープを切る時には必ず手の力を利用して、ナイフ4を直接引っぱってテープを 切らなければならない。すなわちナイフ4が自動的にテープを切ることができな い。 したがって、本考案の目的は、このテープの切断を自動的に果たすことができ るテープホルダーのテープ切断装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するための本考案のテープホルダーのテープ切断装置には、 テープを切るナイフの上に直接、ナイフを前後に一緒に移動させる一滑り台を設 け、このナイフおよび滑り台をナイフ枠の固定具の上に、前後にある一定の距離 移動できる様に組み付け、更に滑り台の後端を押して前に移動させる様におし板 を設置し、又滑り台が前に押されてナイフが一緒に前に移動しテープが切られた ときに、おし板を押す力をゆるめると滑り台を後の元の位置に押し戻すスプリン グを設置する。このテープ切断装置はテープホルダーのホルダー本体上に設置す る。
【0005】 本考案によると、おし板を押せば滑り台が前に押され、ナイフも一緒に前に移 動し、対象物の上にはられたテープを自動的に正確に切りとる。又おし板を押す 力をゆるめれば、滑り台はスプリングの弾力の回復により自動的に後の元の位置 に戻され、ナイフも一緒に元の位置に戻る。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 本考案の一実施例によるテープホルダーのテープ切断装置は図2と図3とが示 す様に、ホルダー本体10と、このホルダー本体10の下に設けられる握り11 と、ホルダー本体10の側面に固設されるテープ台12と、ナイフ枠20と、右 側面板30と、ナイフ40と、滑り台50と、おし板とで組み合わされて構成さ れる。
【0007】 ナイフ枠20は水平の固定具21を持ち、この固定具21はホルダー10の側 面にはめ付ける(図示していない)。更にナイフ枠20の上面にはねじを持つ二 本の固定柱22が直立して設けられ、上面の中央部に横向きに切りこんだ受け溝 24と、この受け溝24の左右に同方向に各々形成された滑り溝25とを持って いる。 右側面板30はナイフ枠20の固定具21の右側に垂直状に連結され、その上 内側面に水平状の固定具21の上に伸びた円柱形の支え桿31が設置され、この 支え桿31はカーブ面311を持つ。更にピボット部32が、一端が右側面板3 0の下内側面に固定されて固定具21の下に水平状に伸びて設置され、このピボ ット部32にはその上にローラー33がはめられる。
【0008】 ナイフ40はナイフ枠20の上に設置され、ナイフ枠20の二つの固定柱22 と相応する位置にスロット状の二つの滑り孔41が形成され、固定柱22がそれ らの滑り孔41の中にはまって滑り孔41は滑り動く。更に、ナイフ枠20の固 定具21の二つの滑り溝25と相応する位置に二つの定位孔42を持つ。
【0009】 滑り台50はナイフ40のすぐ上に設置され、L字型にしてナイフ40を移動 させる作用を持ち、ナイフ40の定位孔41と相応する位置にスロット状の二つ の滑り孔51を形成し、二本のボルト52がこれらの二つの滑り孔を通り抜けて ねじ孔23と固くねじ合い、ボルト52のボルト頭521の底面522は滑り台 50の上面を固く押えていない様にしている。これにより、ナイフ40と滑り台 50とを組み合せて定位し、ナイフ40を前後にだけ滑り移動させる。滑り台5 0は更に、低い直立壁501を持ち、この直立壁501の内側面に横向きの突き 出し柱53を設けている。更にスプリング54が設けられ、その一端は突き出し 柱53を包囲して直立壁501によりかかり、別端はナイフ枠20の固定具21 の受け溝24の中に入り込む。滑り台50はその下底面に下に突出する二つの定 位柱55を持ち、これらの定位柱55はナイフ40の二つの定位孔42を通り抜 けてナイフ枠20の固定具21の二つの滑り溝25の中に伸びる。 おし板60は直立部62と、傾斜部64と、直立部と傾斜部との間の支え部6 1とを形成し、直立部62は滑り台50の直立壁501を支え、支え部61は側 面板30の支え桿31のカーブ面部311と接触する。
【0010】 次に、滑り台50の直立壁501とおし板60の直立部62との間に限位装置 が設けられ、この限位装置は滑り台50の直立壁501の突き出し柱53の左右 両側に各々限位孔56を持ち、おし板60の直立部62の内側面には限位孔56 と相応する位置に横向きの二つのさしこみ突起63を形成して、これらのさしこ み突起63が限位孔56の中にはまりこむ。これにより、おし板60と滑り台5 0とは共に左右に滑り移動できず、その位置が制限される。更に滑り台50の限 位孔56の直径をより大きくすると、さしこみ突起63が限位孔56の中で適当 に移動できる。
【0011】 次にこのテープ切断装置を組み合せる時は、先にナイフ40および滑り台50 を順にナイフ枠20の上に組み付け、ナイフ40および滑り台50の滑り孔41 、51に一緒に固定柱22にさしこませ、次にボルト52を固定柱22のねじ孔 23にねじ合わせると、ナイフ40および滑り台50がナイフ枠20と組み付け られる。但しボルト52の頭底面522は滑り台50の上表面を押さえていない ので、滑り孔41、51は固定柱22に対してすこし前後に滑り動くことができ 、ナイフ40および滑り台50は一緒に前後に移動できる。
【0012】 ナイフ40および滑り台50がナイフ枠20に組み付けられると、定位柱55 は定位孔52を貫通して滑り溝25の中に伸び入っているので、滑り台50はナ イフ40を前後に動かすことができる。すなわちナイフ40は滑り台50に従っ て移動し、スプリング54の両端は各々突き出し柱53と受け溝24とにつきか かっているので、滑り台50を元の位置から指で動かした後に指をはなせば、ス プリングの弾力で元の位置へ戻る。
【0013】 おし板60はその支え部61を滑り台50と支え桿31のカーブ面部311と の中にさしこみ、支え部61をカーブ面部311としっかりよりかからせ、直立 部62のさしこみ突起63を滑り台50の限位孔56の中にさしこませる。これ により、おし板60および滑り台50ともに限位されて左右に滑り移動できなく なる。
【0014】 次に図5を参照する。本実施例によるテープ切断装置を使用する時にはテープ 台12のテープをローラー33を経由しておし板60の上に引いて、握り11を 手で握れば使用できる。すなわち、まずテープを対象物の上に置き、ローラー3 3を回転させてテープを引き出し、同時におし板60の下末端でテープを押さえ て対象物の上に貼り付ける。その後、テープを切る時は、握り11で力を入れて 対象物を押さえれば、おし板60の頂端は作用力Aを発生して、おし板60の支 え部61が支え桿31によりかかり、直立部62は反作用力Bを発生して、滑り 台50を前に押す。この押す力がスプリング54の弾力より大きければ滑り台は 前に移動し、同時にナイフ40も前に移動してテープを切りとる。
【0015】 テープを切ったら握り11を押える力をゆるめれば、スプリング54の弾力で 滑り台50は元の位置へ戻る。同時に定位柱55が定位孔42の中にはまってい るのでナイフ40も滑り台50に引かれて元の位置に戻る。ゆえに、使用者の手 がナイフ40によって不注意のために傷害を受けないので安全である。
【0016】 更に図6を参照する。図6に示すのは、本考案の別の実施例であって、この実 施例では限位装置は滑り台50の直立壁501に二本の横向きさしこみ柱57を 加設し、おし板60の直立部62にはそれらのさしこみ柱57に相応する位置に 二つの限位孔65を形成する。その限位孔65ににさしこみ柱57をさしこめば 限位作用を発生して、おし板60および滑り台50は共に左右に滑り移動できな くなる。
【0017】 図7は、本考案のさらに別の実施例を示し、この実施例ではおし板60の両側 に各々ピボット部を加設して右側面板30とホルダーの一側板とに各々ピボット 孔36を設ける。そのピボット孔36にピボット部65をはめれば、そのピボッ ト部65がピボット孔36の中で回転できるため、おし板60の直立部62は同 様に滑り台50を前に押してテープを切ることができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案のテープ切断装置のナイフは、おし板が押されてから滑り台を前方に押 して移動させ、滑り台と一緒に前に移動してテープを自動的に切るので、使用す るのに簡単且つ安全で又正確である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のテープホルダーを示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例によるテープ切断装置を持つ
テープホルダーを示す斜視図である。
【図3】本考案の一実施例によるテープ切断装置を示す
分解斜視図である。
【図4】本考案の一実施例によるテープ切断装置を示す
断面図である。
【図5】本考案の一実施例によるテープ切断装置のテー
プを切る動作を示す断面図である。
【図6】本考案の別の実施例によるテープ切断装置を示
す断面図である。
【図7】本考案のさらに別の実施例によるテープ切断装
置を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ホルダー本体 11 握り 12 テープ台 20 ナイフ枠 21 固定具 22 固定柱 23 ねじ孔 24 受け溝 25 滑り溝 30 右側面板 31 支え桿 32 ピボット部 33 ローラー 40 ナイフ 41 滑り孔 42 定位孔 50 滑り台 51 滑り孔 52 ボルト 53 突き出し柱 54 スプリング 55 定位柱 56 限位孔 57 さしこみ柱 60 おし板 61 支え部 62 直立部 63 さしこみ突起 501 直立壁 521 ボルト頭 522 底面

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダー本体と、前記ホルダー本体の下
    に設けられる握りと、前記ホルダー本体の側面板に横向
    きに固設されるテープ台とを備えるテープホルダーに設
    けられ、前記ホルダー本体の前記側面板に左側が固定さ
    れるテープ切断装置であって、 右側面板と、 前記右側面板の内側の後上部に固設される水平の支え桿
    と、 前記ホルダー本体の上に設置され、上表面にねじ孔を有
    する二本の固定柱、ならびに所定の位置のスロット状の
    受け溝を有するナイフ枠と、 前記ナイフ枠の上に置かれ、前記ナイフ枠の前記二本の
    固定柱と相応する位置に前記固定柱がつきこまれる二つ
    の滑り孔を有するナイフと、 前記ナイフの上に直接置かれ、前記ナイフを前後に移動
    させ、水平部、ならびに低い直立部を有し、前記水平部
    において前記ナイフの二つの滑り孔と相応する位置に設
    けられる二つの滑り孔、ならびに前記直立部の内側面の
    中央に設けられる横向きの突き出し柱を有する滑り台
    と、 一端が前記滑り台の前記突き出し柱を包囲し前記直立部
    の内側面によりかかり、別端が前記ナイフ枠の前記受け
    溝の中にはめられるスプリングと、 傾斜部、ならびに前記傾斜部の下方に伸びる直立部を有
    し、その直立部は前記滑り台および前記ナイフを前に押
    す作用を有するおし板と、 を備えることを特徴とするテープホルダーのテープ切断
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ナイフ枠は前記受け溝の左右に設け
    られる二つの滑り溝を有し、前記ナイフはその二つの滑
    り溝と相応する位置に設けられる二つの定位孔を有し、
    前記滑り台は前記滑り台の水平部の下底面に設けられる
    二本の定位柱を有し、その二本の定位柱は前記ナイフの
    二つの定位孔を貫通して前記ナイフ枠の二つの滑り溝の
    中に伸び入る様に構成されていることを特徴とする請求
    項1記載のテープホルダーのテープ切断装置。
  3. 【請求項3】 前記おし板は、両側面に各々ピボット部
    を有することを特徴とする請求項1記載のテープホルダ
    ーのテープ切断装置。
  4. 【請求項4】 前記おし板には前記傾斜部と前記おし板
    の直立部との間の連結箇所にカーブ面を有する支え部が
    形成され、前記支え部は前記右側面板の前記支え桿のカ
    ーブ面によりかかる様に構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載のテープホルダーのテープ切断装置。
  5. 【請求項5】 前記滑り台の直立部と前記おし板の直立
    部との間に限位装置が形成され、前記滑り台を制限して
    左右に滑り移動しない様に構成されていることを特徴と
    する請求項1記載のテープホルダーのテープ切断装置。
  6. 【請求項6】 前記限位装置は前記滑り台の直立部に二
    つの限位孔を有し、前記おし板の直立部に二つのさしこ
    み突起を有し、前記さしこみ突起は前記限位孔の中には
    められる様に構成されていることを特徴とする請求項5
    記載のテープホルダーのテープ切断装置。
  7. 【請求項7】 前記限位装置は前記滑り台の直立部に二
    つのさしこみ柱を有し、前記おし板の直立部は二つの限
    位孔を有し、前記さしこみ柱は前記限位孔にさしこまれ
    る様に構成されていることを特徴とする請求項5記載の
    テープホルダーのテープ切断装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115583075A (zh) * 2022-10-28 2023-01-10 武汉交通职业学院 一种局部裁切装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115583075A (zh) * 2022-10-28 2023-01-10 武汉交通职业学院 一种局部裁切装置
CN115583075B (zh) * 2022-10-28 2023-05-19 武汉交通职业学院 一种局部裁切装置

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