JP3092087B2 - サスペンション装置 - Google Patents

サスペンション装置

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JP3092087B2
JP3092087B2 JP03254418A JP25441891A JP3092087B2 JP 3092087 B2 JP3092087 B2 JP 3092087B2 JP 03254418 A JP03254418 A JP 03254418A JP 25441891 A JP25441891 A JP 25441891A JP 3092087 B2 JP3092087 B2 JP 3092087B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車輛の懸架系として
のセミアクティブサスペンション等への利用に最適とな
るサスペンション装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】車輛の懸架系としてのセミアクティブサ
スペンション等に利用されるサスペンション装置につい
ては、従来から種々の提案があるが、例えば、図3に示
すサスペンション装置にあっては、車輛の四輪各部(図
中には一輪部のみ示す)における車軸Aと車体Bとの間
に懸架ばねCsを配設すると共に、該懸架ばねCsに並
列するように上下のゴムブッシュRsの介在下に減衰力
調整式のショックアブソーバSaを配設してなり、該シ
ョックアブソーバSaの減衰力を制御して車輛の乗り心
地制御をなし得るとしている。
【0003】即ち、上記ショックアブソーバSaは、図
4に示すように、その伸縮作動時にはシリンダ1内にピ
ストン2で区画形成される伸側油室R1からの作動油を
シリンダ1の外部に配設の電磁比例リリーフ弁Veを介
してリザーバ室R3にあるいは該リザーバ室R3に連通
するようにシリンダ1内にピストン2で区画形成される
圧側油室R2に流入させるとし、上記電磁比例リリーフ
弁Veを作動油が通過する際の流路抵抗を高低制御する
ことで、該ショックアブソーバSaの減衰力を制御する
ように構成されてなる。
【0004】因に、上記ショックアブソーバSaは、上
端が車体B側に連結され下端にピストン2を連設するピ
ストンロッド3の上端側がベアリング部材4による軸封
構造下にシリンダ1の上端側から出没自在に突出される
と共に、シリンダ1の外部に外筒5が配設されてシリン
ダ1との間にリザーバ室R3が形成される複筒型に形成
され、かつ、シリンダ1の外周にパイプ6が連設されて
該パイプ6とシリンダ1との間に筒状油路L1を有する
ように形成されてなる。
【0005】そして、該筒状油路L1は、一方でシリン
ダ1の上端側に開穿の連通孔1aを介してロッド側油室
R1に連通すると共に、他方でパイプ3に連設の電磁比
例リリーフ弁Veに連通するように設定されている。
【0006】尚、該電磁比例リリーフ弁Veからの作動
油は、リザーバ室R3に流出されるように設定され、ピ
ストン2にはチェック弁2aが配設されて、ピストン側
油室R2からの作動油がロッド側油室R1に流入するこ
とを許容するように設定されている。
【0007】また、上記ショックアブソーバSaは、シ
リンダ1の下端をベースバルブ部7で閉塞すると共に、
外筒5の下端をボトム部材8で閉塞するように形成され
てなり、ベースバルブ部7には連通孔7aとチェック弁
7bを有してリザーバ室R3からの作動油のピストン側
油室R2への流入を許容している。
【0008】尚、ボトム部材8の下端にはアイ8aが連
設されていて、該アイ8aを介してショックアブソーバ
Saの下端を車軸Aに連結することを可能にしている。
【0009】一方、電磁比例リリーフ弁Veは、前記パ
イプ6及び前記外筒5に連設されるハウジング10と、
該ハウジング10に連設されるケーシング11と、を有
してなり、ハウジング10に開穿され前記筒状油路L1
に連通する流入ポート10aの開口端にポペット12の
先端を対向させると共に、該ポペット12の後端をケー
シング11内に収装のソレノイド13の中心に摺動自在
に配在されているプランジャ14に連設させ、かつ、ハ
ウジング10に開穿され前記リザーバ室R3に連通する
流出ポート10bにポペット12の先端の背後側を連通
させている。
【0010】そして、該電磁比例リリーフ弁Veは、ソ
レノイド13への供給信号の制御によってポペット12
の推力を選択し、流入ポート10aを介して該電磁比例
リリーフ弁Ve内に流入する作動油の圧力を制御し、シ
ョックアブソーバSaの減衰力を制御するように設定さ
れている。
【0011】ところで、上記のように構成されているシ
ョックアブソーバSaを有するサスペンション装置は、
図3に示すように、車軸Aと車体Bとの間に車高センサ
C1を有すると共に、車体Bに加速度センサC2を有し
てなり、該各センサC1,C2からの信号がそれぞれコ
ントローラCに入力されるとしている。
【0012】一方、コントローラCは、車高センサC1
からの検出値を微分処理する微分器20と、加速度セン
サC2からの検出値を積分処理する積分器21と、微分
器20及び積分器21からの各出力信号を入力させる制
御部22と、該制御部22からの出力信号を増幅する増
幅器23と、を有してなり、制御部22で微分器出力と
積分器出力の符号の組み合わせに応じた出力信号に制御
され、これが増幅器23から前記ショックアブソーバS
aにおける電磁比例リリーフ弁Veに入力されるように
設定されている。
【0013】尚、図3中で、Tは、タイヤを表す。
【0014】それ故、上記した従来のサスペンション装
置によれば、路面走行中に車体Bに招来される振動の状
況が車高センサC1及び加速度センサC2で検出される
と共に該各センサC1,C2からの検出信号がそれぞれ
コントローラCに入力され、かつ、該コントローラCに
おいて予め設定されているところに基づいて処理された
信号としてショックアブソーバSaにおける電磁比例リ
リーフ弁Veに出力され、該ショックアブソーバSaの
減衰力を制御することが可能になる。
【0015】その結果、走行路面の状況に応じて車輛の
四輪各部における減衰力を高低制御して、車輛における
乗り心地を改善し得ることになる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来構造のサスペンション装置にあっては、車輛の走
行路面の状況に応じた適確な制御を必ずしも実現できな
い不都合がある。
【0017】即ち、上記従来のサスペンション装置にあ
っては、車体Bの絶対速度とショックアブソーバSaの
伸縮速度の符号の組み合わせによって減衰力を制御する
ように、コントローラCでは加速度センサC2からの検
出値を積分すると共に車高センサC1からの検出値を微
分するとしている。
【0018】一方、この種のサスペンション装置にあっ
ては、ショックアブソーバSaを車軸Aと車体Bとの間
に配設するに際し、ショックアブソーバSaの上下端に
一種のバネとして作用するゴムブッシュRsを介在させ
てなるのを原則とする。
【0019】そして、該ゴムブッシュRsは、ショック
アブソーバSaにおける振動周波数が低周波数領域にあ
るときに、該低周波数領域の振動を効果的に制御するよ
うに設定されている。
【0020】それ故、上記従来のサスペンション装置に
あっては、このゴムブッシュRsを所定位置に有するシ
ョックアブソーバSaにおける振動周波数が高周波数領
域に移行されると、上記ゴムブッシュRsの介在が故
に、車高センサC1からの検出値の微分値、即ち、車体
Bの絶対速度と、加速度センサC2からの検出値の積分
値、即ち、ショックアブソーバSaの相対速度と、の間
に位相が生じ、所定の制振効果が期待できなくなる。
【0021】従って、車体Bに設けられた加速度センサ
C2からの検出値と対峙する車高センサC1からの検出
値、即ち、上記ショックアブソーバSaと同様に車体B
と車軸Aとの間に配設された車高センサC1からの検出
値が、ショックアブソーバSaにおける振動周波数が低
周波数領域にある場合と高周波数領域にある場合とで
は、条件的に異なることになる。
【0022】その結果、上記した従来のサスペンション
装置にあっては、ショックアブソーバSaにおける振動
周波数の状況、即ち、路面走行中の車輛の状況に応じた
適確な制御を必ずしも実現できないことになる。
【0023】この発明は、前記した事情に鑑みて創案さ
れたものであって、その目的とするところは、路面走行
中の車輛の状況に応じた適確な制御を実現でき、車輛の
懸架系たるセミアクティブサスペンション等への利用に
最適となるサスペンション装置を提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の手段は、車両の車体と車軸との間に配設し
たショックアブソーバと、車体に設けた加速度センサ
と、ショックアブソーバに設けた電磁比例リリーフ弁
と、加速度センサからの検出信号を入力させて予め設定
された基準に基づいて処理された信号を上記電磁比例リ
リーフ弁に出力するコントローラとを有し、ショックア
ブソーバはシリンダと、シリンダ内にピストンを介して
区画されたロッド側油室及びピストン側油室と、シリン
ダの外側に設けたリザーバ室と、ピストンに設けられて
ピストン側油室からロッド側油室へのみ油の流れを許容
するチェック弁と、シリンダ下部のベースバルブ部に設
けられてリザーバ室からピストン側油室へのみ油の流れ
を許容するチェック弁と、ロッド側油室とリザーバ室と
を連通すると共に途中に上記電磁比例リリーフ弁を開閉
自在に配設させた油路とを備えているサスペンション装
置において、上記ショックアブソーバにピストン側油室
の油圧を検出する圧力センサと、リザーバ室の油圧を検
出する圧力センサとを設け、上記加速度センサからの検
出信号と上記各圧力センサからの検出信号をそれぞれ上
記コントローラに入力し、当該コントローラが予め設定
された基準に基づいて処理した信号を電磁比例リリーフ
弁に出力することによりこの電磁比例リリーフ弁を車両
の走行路面状況に応じて制御することを特徴とするもの
である。
【0025】
【作用】それ故、路面走行中の車輛における振動でショ
ックアブソーバが伸縮する際には、シリンダ内でピスト
ンが摺動してシリンダ内からの作動油が電磁比例リリー
フ弁を介してリザーバ室側に流入することになる。
【0026】その際、ショックアブソーバにおいては、
シリンダ内における油圧とリザーバ室における油圧がそ
れぞれ圧力センサで検出されると共に、該各圧力センサ
からの検出信号が車体に配設の加速度センサからの検出
信号と共にそれぞれコントローラに入力される。
【0027】尚、ショックアブソーバの伸行程時には、
ロッド側油室の圧力が電磁比例リリーフ弁の配在によっ
てリザーバ室の圧力より高くなるが、ピストン側油室の
圧力はリザーバ室の圧力より低くなる。
【0028】それ故、各センサで検出されるピストン側
油室における油圧をP3と設定し、リザーバ室における
油圧をP4と設定すると、該伸行程時には、P3−P4
<0となる。
【0029】逆に、ショックアブソーバの圧行程時に
は、ロッド側油室とピストン側油室は同圧になり、しか
も電磁比例リリーフ弁の配在によってリザーバ室の圧力
より高くなり、従って、該圧行程時には、P3−P4>
0となる。
【0030】一方、コントローラでは、ピストン側油室
の圧力からリザーバ室の圧力を差し引いた値、即ち、P
3−P4と、加速度センサからの検出信号を積分した出
力の符号の組み合わせにより所定の信号にして電磁比例
リリーフ弁に出力する。
【0031】電磁比例リリーフ弁においては、コントロ
ーラから入力される信号に基づいて所定の作動をして該
電磁比例リリーフ弁における上流側と下流側との間に差
圧を生じさせ、シリンダ内における油圧を制御する。
【0032】その結果、車輛の四輪各部に配設のショッ
クアブソーバにおける減衰力が車輛の走行路面の状況に
応じて制御され、車輛の四輪各部における減衰力を高低
制御することによる車輛の乗り心地を的確に制御するこ
とを可能にする。
【0033】
【実施例】以下、図示したところに基づいてこの発明を
説明するが、図1及び図2に示すように、この発明の一
実施例に係るサスペンション装置は、前記従来例に係る
サスペンション装置(図3及び図4参照)に比較して、
コントローラCの構成とショックアブソーバSaの構成
が若干異なるのみで、その基本的な構成を同一にしてい
る。
【0034】即ち、本発明のサスペンション装置は図
1,図2示すように、車両の車体Bと車軸Aとの間に配
設したショックアブソーバSaと、車体Bに設けた加速
度センサC2と、ショックアブソーバSaに設けた電磁
比例リリーフ弁Veと、加速度センサC2からの検出信
号を入力させて予め設定された基準に基づいて処理され
た信号を上記電磁比例リリーフ弁Veに出力するコント
ローラCとを有するものである。そしてショックアブソ
ーバSaはシリンダ1と、シリンダ1内にピストン2を
介して区画されたロッド側油室R1及びピストン側油室
R2と、シリンダ1の外側に設けたリザーバ室R3と、
ピストンに設けられてピストン側油室R2からロッド側
油室R1へのみ油の流れを許容するチェック弁2aと、
シリンダ下部のベースバルブ部7に設けられてリザーバ
室R3からピストン側油室R2へのみ油の流れを許容す
るチェック弁7bと、ロッド側油室R1とリザーバ室R
3とを連通すると共に途中に上記電磁比例リリーフ弁V
eを開閉自在に配設させた油路L1とを備えているもの
である。これらのサスペンション装置の構造は図3,図
4の従来構造と同じであるが、本発明では更に次の構造
を備えている。即ち、本発明では上記ショックアブソー
バSaにピストン側油室R2の油圧を検出する圧力セン
サC3と、リザーバ室R3の油圧を検出する圧力センサ
C4とを設け、上記加速度センサC2からの検出信号と
上記各圧力センサC3,C4からの検出信号をそれぞれ
上記コントローラCに入力し、当該コントローラCが予
め設定された基準に基づいて処理した信号を電磁比例リ
リーフ弁Veに出力することによりこの電磁比例リリー
フ弁Veを車両の走行路面状況に応じて制御するように
したことを特徴とするものである。以下更に詳しく述べ
る。
【0035】即ち、この発明において、ショックアブソ
ーバSaは、図2に示すように、ピストンロッド3の軸
芯部に透孔3aを有してなり、該透孔3aが一方でピス
トン側油室R2に開口し他方でピストンロッド3の上端
近傍部で径方向に屈曲されて該ピストンロッド3の外周
に開口するとしている。
【0036】そして、該透孔3aの上端側開口、即ち、
ピストンロッド3の上端近傍部の外周に開口する開口に
はこれを閉塞するように圧力センサC3が隣設されてい
て、該圧力センサC3で透孔3aにおける油圧、即ち、
ピストン側油室R2における油圧を検出し得るように設
定されている。
【0037】一方、リザーバ室R3を形成する外筒5に
は外部との連通孔5aが開穿されてなると共に、該連通
孔5aの外部側の開口にはこれを閉塞するように圧力セ
ンサC4が隣設されていて、該圧力センサC4でリザー
バ室R3における油圧を検出し得るように設定されてい
る。
【0038】即ち、この発明にあっては、ショックアブ
ソーバSaにおいて、電磁比例リリーフ弁Veの上流側
となるピストン側油室R2たるシリンダ1内と、電磁比
例リリーフ弁Veの下流側となるリザーバ室R3たるシ
リンダ1外と、における油圧をそれぞれ検出し得るよう
に設定されている。
【0039】そして、図2に示すように、上記各圧力セ
ンサC3,C4の検出値は車体Bに配設されている加速
度センサC2からの検出値と共にコントローラCにそれ
ぞれ入力されるとしている。
【0040】また、コントローラCは、上記各センサC
2,C3,C4から入力された信号を予め設定された基
準に基づいて処理し、所定の信号にして電磁比例リリー
フ弁Veに出力する。
【0041】該電磁比例リリーフ弁Veは、コントロー
ラCから入力される信号に基づいて所定の作動をして該
電磁比例リリーフ弁Veにおける上流側、即ち、シリン
ダ1内と、該電磁比例リリーフ弁Veにおける下流側、
即ち、リザーバ室R3と、の間に差圧を生じさせ、シリ
ンダ1内における油圧を制御する。
【0042】それ故、車輛の四輪各部に配設されている
各ショックアブソーバSaの減衰力を車輛の走行路面の
状況に応じてそれぞれ制御することが可能になり、その
結果、車輛の四輪各部における減衰力をそれぞれ高低制
御することで車輛の乗り心地を制御することが可能にな
る。
【0043】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、車両が
走行する路面の状況に応じてショックアブソーバの減衰
力を制御するについて、車体に配設されている加速度セ
ンサで車体の状況を検出する一方で、ショックアブソー
バにおけるピストン側油室の油圧とリザーバ室の油圧を
それぞれ検出し、これ等の各検出信号をコントローラに
入力すると共に、該コントローラからの指令信号でシリ
ンダ内に所定の差圧を生じさせてショックアブソーバの
減衰力を制御する電磁比例リリーフ弁に所定の制御を実
行させるようにしたのでショックアブソーバの伸行程と
圧行程を確実に判定できる。その結果ショックアブソー
バにおける振動周波数の領域の如何によってショックア
ブソーバの上下端に配設されているゴムプッシュの作用
でショックアブソーバの相対速度と、車体と車軸との間
の相対速度に位相差が生じる状況になっても、路面走行
中の車両の状況に応じたショックアブソーバにおける好
ましい減衰力を的確に制御することが可能になり、車両
の乗り心地を改善するに最適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るサスペンション装置
を示す回路図である。
【図2】図1に示すショックアブソーバの一実施例を示
す縦断面図である。
【図3】従来例に係るサスペンション装置を示す回路図
である。
【図4】図3に示す従来のショックアブソーバを示す縦
断面図である。
【符号の説明】 1 シリンダ 2 ピストン 5 外筒 A 車軸 B 車体 C コントローラ C2 加速度センサ C3,C4 圧力センサ R1 ロッド側油室 R2 ピストン側油室 R3 リザーバ室 Sa ショックアブソーバ Ve 電磁比例リリーフ弁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の車体と車軸との間に配設したショ
    ックアブソーバと、車体に設けた加速度センサと、ショ
    ックアブソーバに設けた電磁比例リリーフ弁と、加速度
    センサからの検出信号を入力させて予め設定された基準
    に基づいて処理された信号を上記電磁比例リリーフ弁に
    出力するコントローラとを有し、ショックアブソーバは
    シリンダと、シリンダ内にピストンを介して区画された
    ロッド側油室及びピストン側油室と、シリンダの外側に
    設けたリザーバ室と、ピストンに設けられてピストン側
    油室からロッド側油室へのみ油の流れを許容するチェッ
    ク弁と、シリンダ下部のベースバルブ部に設けられてリ
    ザーバ室からピストン側油室へのみ油の流れを許容する
    チェック弁と、ロッド側油室とリザーバ室とを連通する
    と共に途中に上記電磁比例リリーフ弁を開閉自在に配設
    させた油路とを備えているサスペンション装置におい
    て、上記ショックアブソーバにピストン側油室の油圧を
    検出する圧力センサと、リザーバ室の油圧を検出する圧
    力センサとを設け、上記加速度センサからの検出信号と
    上記各圧力センサからの検出信号をそれぞれ上記コント
    ローラに入力し、当該コントローラが予め設定された基
    準に基づいて処理した信号を電磁比例リリーフ弁に出力
    することによりこの電磁比例リリーフ弁を車両の走行路
    面状況に応じて制御することを特徴とするサスペンショ
    ン装置。
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