JP3092007U - 殺虫装置 - Google Patents

殺虫装置

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JP3092007U
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博司 上野
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株式会社ジェイ クラフト
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力を低減する共に長寿命化が図れ、補
虫灯の取り替えメンテナンス頻度を低減することができ
る殺虫装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 虫を集める補虫灯2として、従来の蛍光
管に代えて発光ダイオード2aを複数設けた。このよう
にすることで、複数の発光ダイオード2aを用いても、
従来の蛍光管よりもトータル的な消費電力を抑えること
が可能となり、また、寿命が長く、仮に数個の発光ダイ
オード2aが寿命を迎えても、その他の発光ダイオード
2aによって補虫灯2として機能するので、結果として
蛍光管に較べて遥かに長寿命となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、消費電力を低減させることができると共に長寿命化が図れ、補虫灯 の取り替えメンテナンス頻度を低減することができる殺虫装置に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、虫の好む色に照明する補虫灯としての蛍光灯(蛍光管)と、殺虫手段と して前記補虫灯の周囲に張り巡らせた高圧電線とを有し、補虫灯に集まってくる 虫が高圧電線に接触したときに感電させて殺虫する電撃殺虫器が、例えば特開平 6−125688号、特開平8−154556号、特開平8−332015号公 報に開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電撃殺虫器は、上記したように補虫灯が蛍光管であった ため、発光させるために高電圧を要し、消費電力が高いといった問題があると共 に、昇圧用の回路が必要になりコストが高くなるといった問題があった。また、 従来の電撃殺虫器は、蛍光管であったために、家庭用の蛍光灯と同じ程度の寿命 であり、比較的頻繁に交換しなければならないといった問題があった。
【0004】 蛍光管の寿命が短く、頻繁に交換することは、すなわち電撃殺虫器が取り付け られた高所に登って交換作業を行うこととなり危険であり、また、特に上記した 電撃殺虫器の場合は動作状態にある高圧電線に近付いての取り替え作業であるた め、感電の危険性がある。
【0005】 本考案は上記した問題点に鑑みてなされたものであり、消費電力を抑え、かつ 長寿命で、補虫灯の取り替えメンテナンス頻度を低減することができる殺虫装置 を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、補虫灯として発光ダイオードを複数 設けたのである。このようにすることで、発光ダイオードが低電圧で発光するの で、複数個用いたとしてもトータル的な消費電力を低減させることができ、また 、長寿命化が図れ、さらに長寿命であるために補虫灯の取り替えメンテナンス頻 度を低減させることができる。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の殺虫装置は、虫を集める補虫灯と、この補虫灯の周囲に設けられた殺 虫手段とを備えた殺虫装置において、補虫灯として発光ダイオードを複数設けた ものである。
【0008】 発光ダイオードは、虫の好む波長、すなわち紫外線を発するものを採用し、例 えば殺虫装置の表裏面にそれぞれ設けた基板の各々の外面側に、複数列をなして 設ける。そして、基板は、発光ダイオードの発光面を、各々殺虫装置の外側に向 けて設ける。
【0009】 このようにすることで、複数の発光ダイオードを用いても、発光ダイオード自 体が従来の蛍光管よりも極めて低電圧で発光するから、トータル的な消費電力を 抑えることが可能となり、また、長寿命であるから、補虫灯を取り替える頻度は 極めて少なくなる。仮に数個の発光ダイオードの寿命を迎えても、その他の発光 ダイオードによって補虫灯として機能するので、結果として蛍光管に較べて遥か に長寿命となる。
【0010】 また、本考案は、上記構成に加えて、複数の発光ダイオードの光を集める集光 部材を備えたものである。集光部材は、発光ダイオードの光を集光し、拡散して 発光ダイオードの個数を減らすことができる部材、例えばレンズを用いたり、光 ファイバーを用いたり、ガラスやアクリル素材の内外部を加工したものを用いれ ばよい。
【0011】 例えば上記したように複数の発光ダイオードを基板上で面状に設ける場合、基 板の前面に集光レンズを設けて光を増幅すれば、上記した構成よりも少ない発光 ダイオードの個数で同等の光量により補虫灯として機能させることができる。
【0012】
【実施例】
以下に、本考案の殺虫装置の実施例について図1〜図3を参照して説明する。 図1は、本考案の殺虫装置の構成を示す。図2は、本考案の殺虫装置における 補虫灯構成を示す。図3は、本考案の殺虫装置の他の補虫灯構成を示す。
【0013】 殺虫装置1は、高所に取り付けられ、本考案の主構成ではないので図示しない ものもあるが、次の構成とされている。すなわち、殺虫装置1は、殺虫手段とし てケース外面に水平状に設けた複数の電極1Aと、電極1Aを支持するガラスと 、電極1Aに高電圧を付与するための昇圧トランスと、電極1Aの下方に設けら れ、電撃殺虫した虫を受ける受皿と、電極1Aの裏面側でケース内部に設けた補 虫灯2(詳細は図2及び図3参照)とを備えている。
【0014】 電極1Aは、例えば図示表裏面に互いに対向する棒状の金属線が用いられ、上 記ガラスによって絶縁されている。昇圧トランスは商用周波数のAC100Vを 例えばAC3000V〜AC7000Vまで昇圧するもので、二次側は電極1A に接続されている。受皿は、電極1Aから落下した電撃殺虫後の虫を受け、所定 時間経過後に虫を捕集器に移動させる機構を有している。
【0015】 殺虫装置1は、補虫灯2によって集まる虫が、電極1Aに触れることで、虫に 通電し、電撃的に殺虫し、この殺虫した虫を受皿で受け、所定時間経過後に捕集 器で捕集する。
【0016】 本考案の殺虫装置1は、補虫灯2として図2及び図3に示すように紫外線を発 する発光ダイオード2aを用いたことに特徴を有する。図2に示す構成では、補 虫灯2は、複数の発光ダイオード2aを、従来蛍光管を配していた位置に設けた 基板2bに水平方向及び垂直方向に列をなして設けている。
【0017】 この基板2bは、その背面を対向させて電極1Aの内側に2枚設けられる。つ まり基板2b,2bは、各々の基板2bに複数の発光ダイオード2aが設けられ て、該発光ダイオード2aの発光面が互いに外側を向くように配置されている。
【0018】 もちろん、発光ダイオード2aは、従来の蛍光管と同等の光量が得られる程度 の個数を備えればよいが、比較的少ない個数の際は電圧を調整することで光量を 調整するようにしてもよい。
【0019】 つまり、発光ダイオード2aは、基板2b上において輝度差が生じないように すると共に従来の蛍光管と同等の光量が得られれば、個数や配列、電圧(光量) について特に限定しない。
【0020】 このようにすることによって、殺虫装置1は、消費電力を抑えることが可能と なり、また、補虫灯2としての発光寿命を長くすることができる。ここで、補虫 灯2自体の寿命については、複数の発光ダイオード2aを用いることで、例えば 数個の発光ダイオード2aが寿命を迎えた場合であっても、残りの発光ダイオー ド2aが発光するのであれば補虫灯2としては機能するという点である。よって 補虫灯2は、総合的に見ても従来の蛍光管を用いた場合と比較して遙かに寿命が 長くなる。
【0021】 また、本考案の殺虫装置1は、上記の他に副次的な作用効果として、補虫灯2 の長寿命化が図れることで、補虫灯2を取り替えるためのメンテナンスの頻度を 低減することが可能である。
【0022】 図3には本考案の殺虫装置1における他の実施例を示している。図3に示す構 成では、例えば発光ダイオード2aは、水平方向の両端位置のそれぞれに設けた 基板2b,2bの各々に面状でかつ発光面が対向するように設けている。そして 、この基板2b,2bの対向側の前面(発光ダイオード2aの発光側の前面)に は、各々集光部材として、集光レンズ3が設けられている。
【0023】 さらに、図3に示す殺虫装置1は、これら集光レンズ3間に透明管3Aが設け られ、この透明管3A内を集光レンズ3,3で集光された光が入射され、透明管 3Aの全域が発光する構成となっている。
【0024】 このようにすることで、図2に示したように2枚の基板2b,2bの各々に複 数の発光ダイオード2aを設けた構成に較べて、図2と同じ規格の発光ダイオー ド2aを用いた場合、ほぼ半分の個数で図2と同等の光量を得ることができる。
【0025】 従って、補虫灯2を、図3のように構成することで、発光ダイオード2aの個 数を大幅に少なくすることができ、これにより消費電力がさらに抑制される。
【0026】 なお、集光レンズ3を用いた構成としては、図3に示したものに限らず、例え ば図2に示した構成において基板2b,2bの各々の中央に複数設けた発光ダイ オード2aの光を集光し増幅して出射する例えば凹面レンズを、該基板2b,2 bの発光側の前面に設けた構成としてもよい。
【0027】 さらに、上記実施例では集光部材として集光レンズ3を採用したが、これに限 らず、発光ダイオード2aの光を集光し、拡散して発光ダイオード2aの個数を 減らすことができる部材、例えば光ファイバーを用いたり、ガラスやアクリル素 材の内外部を加工したものとしても上記と同等の作用効果を得ることができる。
【0028】
【考案の効果】
以上のように、本考案の殺虫装置は、虫を集める補虫灯として発光ダイオード を複数設けたので、従来の蛍光管よりもトータル的な消費電力を抑えることが可 能となり、また、寿命が長く、仮に数個の発光ダイオードの寿命を迎えても、そ の他の発光ダイオードによって補虫灯として機能するので、結果として蛍光管に 較べて遥かに長寿命となる。
【0029】 また、本考案の殺虫装置は、補虫灯としての寿命が長くなるので、殺虫装置本 体を設けた高所に登ったり、また、殺虫装置が電撃式の場合では動作状態にある 高圧電線に近付いたりして、補虫灯の取り替えメンテナンスを行う頻度を少なく することができるという副次的効果も有する。
【0030】 また、本考案は、上記構成に加えて、複数の発光ダイオードの光を集める集光 部材を備えたので、上記構成に較べて少ない個数の発光ダイオードで上記構成と 同等の光量を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の殺虫装置の構成を示す図である。
【図2】本考案の殺虫装置における補虫灯構成であり、
(a)は基板を上方から見た図、(b)は(a)の斜視
図である。
【図3】本考案の殺虫装置における補虫灯の他の構成を
示す図である。
【符号の説明】
1 殺虫装置 2 補虫灯 2a 発光ダイオード 2b 基板 3 集光レンズ(集光部材) 3A 透明管

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 虫を集める補虫灯と、この補虫灯の周囲
    に設けられた殺虫手段とを備えた殺虫装置において、補
    虫灯として発光ダイオードを複数設けたことを特徴とす
    る殺虫装置。
  2. 【請求項2】 複数の発光ダイオードの光を集める集光
    部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の殺虫装
    置。
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