JP3092394U - 殺虫装置 - Google Patents

殺虫装置

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JP3092394U JP2002005440U JP2002005440U JP3092394U JP 3092394 U JP3092394 U JP 3092394U JP 2002005440 U JP2002005440 U JP 2002005440U JP 2002005440 U JP2002005440 U JP 2002005440U JP 3092394 U JP3092394 U JP 3092394U
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博司 上野
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株式会社ジェイ クラフト
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配置高さに拘わらず、多くの虫が飛んでいる
高さに照射して虫を集め、殺虫効率を向上させることが
できる殺虫装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 殺虫装置1の表面側、裏面側の各々につ
いて、殺虫装置1の上方に1枚、下方に1枚を設け、こ
れらの蛍光管2Aの後方における端縁部を所定角度をな
して接合し、該殺虫装置1の側面方向から見て該殺虫装
置1の表裏面方向の面が開放された三角状とする。反射
板2aの両端部には、これらを一体とする側板2bを設
ける。これら側板2bにおける蛍光管2Aの支持部位に
は、回転軸2cを設ける。この回転軸2cを回動させる
ことで、反射板2a,2aにより所定角度をなした状態
で、該反射板2a,2aの設けられていない開放面、す
なわち蛍光管2Aの照射角度が変更される。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【考案の属する技術分野】 本考案は、配置高さに拘わらず多くの虫が飛んでいる高さに向けて発光して、 殺虫効率を向上させる殺虫装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】 従来、虫の好む色に照明する補虫灯としての蛍光灯(蛍光管)と、殺虫手段と して前記補虫灯の周囲に張り巡らせた高圧電線とを有し、補虫灯に集まってくる 虫が高圧電線に接触したときに感電させて殺虫する電撃殺虫器が、例えば特開平 6−125688号、特開平8−154556号、特開平8−332015号公 報に開示されている。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、従来の殺虫装置は、補虫灯の照射角度が固定されているから、 虫が飛ぶ平均した最適な高さで固定的に設ける必要があり、室内外において当該 最適な高さに障害物等があって配置できず、例えば電撃殺虫器を高所又は低所に 設けた場合は、殺虫効率が悪くなるといった問題があった。 【0004】 本考案は上記した問題点に鑑みてなされたものであり、配置高さに拘わらず、 常に多くの虫が飛んでいる高さに照射して虫を集め、殺虫効率を向上させること ができる殺虫装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するために、本考案は、補虫灯の照射角度を可変としたので ある。このようにすることで、配置高さに拘わらず、常に多くの虫が飛んでいる 高さに発光して虫を集め、殺虫効率を向上させることができる。 【0006】 【考案の実施の形態】 本考案の殺虫装置は、虫を集める補虫灯と、この補虫灯の周囲に設けられた殺 虫手段とを備えた殺虫装置において、補虫灯の照射角度を変更可能としたもので ある。 【0007】 補虫灯が例えば蛍光管の場合は、蛍光管を固定し、この蛍光管の例えば上下に 水平状の反射板を殺虫装置本体の表裏面側に各々設ける。そして、これら反射板 の互いの角度を調節することで、殺虫装置本体から出射する補虫灯の照射角度を 変更することができる。 【0008】 また、補虫灯が例えば蛍光管の場合、上記した反射板に代えて、殺虫装置本体 の表裏面に集光部材として例えばレンズを設けてもよい。このときは、集光部材 によって蛍光管の光を一旦集光した後、該集光部材の角度を調節することで、殺 虫装置本体から出射する補虫灯の照射角度を変更することができる。 【0009】 一方、補虫灯を発光ダイオードで構成した場合は、虫の好む波長、すなわち紫 外線を発する発光ダイオードを、例えば殺虫装置の表裏面に設けた基板の各々表 面側に複数個列をなして設ける。このとき、複数の発光ダイオードをそれぞれあ る一点を照射するように角度をなして基板上に設けてもよい。そして、この基板 の角度を調節することで、殺虫装置本体から出射する補虫灯の角度を変更するこ とができる。 【0010】 また、発光ダイオードを水平方向の両端に複数設け、両端間に集光部材として 例えばレンズを介して光ファイバーを設け、かつこの光ファイバー内に反射層を 設けた場合、該光ファイバーを軸回転させる。このようにすることで、前記反射 層で光ファイバー内の光が該光ファイバーの回転させた方向に反射され、その結 果、殺虫装置本体から出射する補虫灯の角度を変更することができる。 【0011】 【実施例】 以下に、本考案の殺虫装置の実施例について図1〜図6を参照して説明する。 図1及び図2は、本考案の殺虫装置において補虫灯として蛍光管を用いた構成 を示す。図3〜図6は、本考案の殺虫装置において補虫灯として発光ダイオード を用いた構成を示す。 【0012】 殺虫装置本体は、高所に取り付けられ、本考案の主構成ではないので図示しな いものもあるが、次の構成とされている。すなわち殺虫装置本体は、殺虫手段と してケース外面に水平状に設けた複数の電極1Aと、電極1Aを指示するガラス と、電極1Aに高電圧を付与するための昇圧トランスと、電極1Aの下方に設け られ、電撃殺虫した虫を受ける受皿と、電極1Aの裏面側でケース内部に設けた 補虫灯2(図1及び図2では蛍光管2A、図3〜図6では発光ダイオード2Bを 採用している)とを備えている。 【0013】 電極1Aは、例えば図示表裏面に互いに対向する棒状の金属線が用いられ、上 記ガラスによって絶縁されている。昇圧トランスは商用周波数のAC100Vを 例えばAC3000V〜AC7000Vまで昇圧するもので、二次側は電極1A に接続されている。受皿は、電極1Aから落下した電撃殺虫後の虫を受け、所定 時間経過後に虫を捕集器に移動させる機構を有している。 【0014】 殺虫装置本体は、補虫灯2によって集まる虫が、電極1Aに触れることで、虫 に通電し、電撃的に殺虫し、この殺虫した虫を受皿で受け、所定時間経過後に捕 集器で捕集する。 【0015】 図1及び図2に示す殺虫装置1は、補虫灯2として、例えば殺虫装置1の表面 側用と裏面側用の各々2本の蛍光管2Aを用いており、この蛍光管2Aを覆うよ うに次のように構成した反射板2aを設けている。 【0016】 反射板2aは、例えば図2(b)に示すように、殺虫装置1の表面側、裏面側 の各々について、殺虫装置1の上方に1枚、下方に1枚を設け、これらの蛍光管 2Aの後方における端縁部を所定角度をなして接合し、該殺虫装置1の側面方向 から見て該殺虫装置1の表裏面方向の面が開放された三角状とされている。そし て、反射板2aの両端部には、これらを一体とする側板2bが設けられている。 【0017】 そして、これら反射板2a,2aの、接合部位の内面においては蛍光管2aが 支持され、電気的な接続がなされ、一方、接続部位の外面においては内部を中空 として蛍光管2aの接続線はフリーにし、かつその外部で側板2bを支持した回 転軸2cが設けられている。 【0018】 よって、上記構成において、回転軸2cを回動させることで、反射板2a,2 aにより所定角度をなした状態で、該反射板2a,2aの設けられていない開放 面、すなわち蛍光管2Aの照射角度が変更される。 【0019】 次に、図3及び図4に示す殺虫装置1の構成について説明する。 図3及び図4に示す殺虫装置は、紫外線を発する発行ダイオード2Bを用いて いる。図3及び図4に示す構成では、補虫灯2は、複数の発行ダイオード2Bを 、基板2dに水平方向及び垂直方向に列をなして設けている。 【0020】 この基板2dは、その背面を対向させて殺虫装置1の電極1Aの内側に2枚設 けられる。つまり基板2d,2dは、各々の基板2dに複数の発光ダイオード2 Bが設けられて、該発光ダイオード2Bの発行面が互いに外側を向くように配置 されている。 【0021】 もちろん、発行ダイオード2Bは、従来の蛍光管と同等の光量が得られる程度 の個数を備えればよいが、比較的少ない個数の際は電圧を調整することで光量を 調整するようにしてもよい。 【0022】 つまり、発光ダイオード2Bは、基板2d上において輝度差が生じないように すると共に従来の蛍光管と同等の光量が得られれば、個数や配列、電圧(光量) について特に限定しない。 【0023】 このように、殺虫装置1に発光ダイオード2Bを用いることで、消費電力を抑 えることが可能となり、また、補虫灯2としての発光寿命を長くすることができ る。ここで、補虫灯2自体の寿命については、複数の発光ダイオード2Bのうち 例えば数個の発光ダイオード2Bの寿命を迎えた場合であっても、残りの発光ダ イオード2Bが発光するのであれば補虫灯2としては機能するというメリットも 有する。よって補虫灯2は、総合的に見ても蛍光管2Aを用いた場合と比較して 寿命が長くなる。 【0024】 また、発光ダイオード2Bを用いることで、殺虫装置1は、上記の他に副次的 な作用効果として、補虫灯2の長寿命化が図れることで、補虫灯2を取り替える ためのメンテナンスの頻度を低減することが可能となる。 【0025】 そして、本考案の図3及び図4に示す殺虫装置1は、上記した基板2dに回転 可能な軸部2eが設けられ、この軸部2eを図4に示すように回転させることで 、基板2dの角度が変更され、この結果、基板2d上に配設された複数の発光ダ イオード2Bによる照射角度が変更されることとなる。 【0026】 次に、図5及び図6に示す殺虫装置1の構成について説明する。 図5及び図6における殺虫装置1は、例えば発光ダイオード2Bを、水平方向 の両端位置のそれぞれに設けた基板2f,2fの各々に面状でかつ発光面が対向 するように設けている。そして、この基板2f,2fの対向側の前面(発光ダイ オード2Bの発光側の前面)に、各々集光部材として本実施例では例えば集光レ ンズ3を設けている。 【0027】 殺虫装置1は、これら集光レンズ3間に例えば光ファイバーでなる透明管3A を設けており、この透明管3A内を集光レンズ3,3で集光された光が入射され ることで、透明管3Aの全域が発光する構成となっている。 【0028】 このようにすることで、図3及び図4に示したように2枚の基板2d,2dの 各々に複数の発光ダイオード2Bを設けた構成に較べて、上記と同じ規格の発光 ダイオード2Bを用いた場合、ほぼ半分の個数で上記と同等の光量を得ることが できる。従って、補虫灯2を、図5及び図6のように構成することで、発光ダイ オード2Bの個数を大幅に少なくすることができ、これにより消費電力も抑制さ れる。 【0029】 そして、図5及び図6に示す殺虫装置1は、上記透明管3Aの内部に、例えば 該透明管3Aの直径位置に反射板2gを埋設している。この反射板2gは、本実 施例の場合、表裏共に光を反射するようにされている。 【0030】 また、透明管3Aの両端部位には、その外周に該透明管3Aを回転可能に支持 する回転軸部2hが設けられている。殺虫装置1は、この回転軸部2hを回転さ せることで、表裏で点対称の角度で照射範囲を変更することができる。 【0031】 なお、本考案は、上記実施例に限らず、他の構成とすることも可能であり、例 えば、図3及び図4において、上記実施例では基板2dは、単純に発光ダイオー ド2Bを接続するためのものとして説明していたが、これに加えて、その表面部 位が発光ダイオード2Bの光を反射する機能を持たせるようにすることで、上記 に較べてより一層、光の乱反射を抑制して効率よく照射することができるように なる。 【0032】 【考案の効果】 以上のように、本考案の殺虫装置は、虫を集める補虫灯の照射角度を変更する ことができるように構成したので、常に多くの虫が飛んでいる高さに補虫灯の光 を照射することが可能となり、従って虫を効率よく集めることができ、殺虫効率 が向上する。また、そのように補虫灯の照射角度を変更して殺虫効率を向上させ ることができるから、殺虫装置の配置高さ等の制約を受けることがなくなる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案の殺虫装置において補虫灯に蛍光管を採
用した構成を示す図である。 【図2】図1の殺虫装置における補虫灯周辺を示し、
(a)は全体斜視図、(b)は(a)の側面方向から見
た図、である。 【図3】本考案の殺虫装置において補虫灯に発光ダイオ
ードを採用した構成を示す図である。 【図4】(a)(b)(c)は、図3の殺虫装置におけ
る補虫灯の照射角度変更状態を示す図である。 【図5】本考案の殺虫装置において補虫灯に発光ダイオ
ードを採用した他の構成ついて補虫灯周辺のみを示す図
である。 【図6】(a)(b)(c)は、図5の殺虫装置におけ
る補虫灯の照射角度変更状態を示す図である。 【符号の説明】 1 殺虫装置 2 補虫灯 2A 蛍光管 2B 発光ダイオード 2a 反射板 2c 回転軸 2e 軸部 2g 反射板 2h 回転支持部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 虫を集める補虫灯と、この補虫灯の周囲
    に設けられた殺虫手段とを備えた殺虫装置において、補
    虫灯の照射角度を変更可能としたことを特徴とする殺虫
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012110265A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Panasonic Corp 害虫防除システム

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