JP6381558B2 - 防虫灯 - Google Patents

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本発明は、害虫が忌避する波長の光(以下、忌避光と称することがある。)を照射する防虫灯に関する。
特定の波長の光を照射すると害虫を防除する効果が得られることが既に知られている。
例えば、特許文献1には、緑色に発光するLED光源を1.5ルクス以上の照度で照射して夜蛾の活動を停止させて作物の被害を軽減することが記載されている。図1には照明板を約70度程度傾けて支柱に固定した照明灯が記載されている。
特許文献2には、ピーク波長370nm〜480nmの青色光を放射する発光素子と、ピーク波長560〜580nmの黄色光を放射する蛍光体とを組み合わせてなる害虫防除装置用のLEDランプが記載されている。
特許文献3には、黄色LEDを直列で接続するように裏面で配線した基板からなる角状の菅体と、管体を収納する透明パイプとからなる棒状の防虫灯が記載されている。
特開2013−179937号公報 特開2008−154541号公報 特開2003−284482号公報
特許文献1の照明灯は、照明板を70度程度傾けて支柱に固定しているものの、支柱の足元付近を照らすことができない。特許文献2の害虫防除装置は、ハウスの天井や支柱にLEDランプを固定して、底面側に向けて光を照射する。このため、害虫防除装置の側面側を照らすことができない。特許文献3の棒状の防虫灯は、防虫灯の側面は照らすことができるが、底面側を照らすことができない。このように、従来の防虫灯では、防虫灯の底面側と側面側との両方に忌避光を照射することができなかった。
忌避光を照射すると、夜蛾などの害虫は光が照射されていない領域に逃げる。このため、果樹や野菜などに忌避光を照射している領域では害虫の数が減少する。ところが、防虫灯の足元に忌避光が照射されないと、防虫灯の足元付近に害虫が卵を産み付けるなどして繁殖する場所となってしまう。このため、圃場から害虫を完全に締め出すことが難しい。圃場の隅など忌避光が届きにくい領域があると、防虫灯の足元の住処から害虫が移動して果樹や野菜などの作物に害が及ぶことがある。
本発明は、単体で防虫灯の側面側と底面側との両方に忌避光を照射することができる防虫灯を提供することを目的とする。
害虫が忌避する波長の光を照射する防虫灯であって、防虫灯は、忌避光の照射部と、照射部を内蔵する筐体とからなり、筐体の側面及び底面の両方に照射部を配置することにより、筐体の側面側と底面側の両方に忌避光を照射可能に構成した防虫灯によって、上記の課題を解決する。当該防虫灯によって、筐体の側面側と底面側との両方に忌避光を照射することが可能になり、防虫灯の足元も含めて圃場から害虫を駆除することが可能になる。
筐体の側面及び底面に透明板が配されており、側面及び底面の両透明板の内側に照射部を配置することにより、筐体の側面と底面との両方に忌避光を照射可能に構成することが好ましい。これによって、側面側及び底面側に配した照射部が汚れたり損傷することを防止することが可能である。
側面側の透明板及び底面側の透明板は、側面側の透明な面と底面側の透明な面が連続する面として構成することが好ましい。これによって、部品点数を減らして容易に防虫灯を組み立てたり分解したりすることが可能になる。
透明板は、ポリカーボネート板から構成することが好ましい。これにより、透明板の紫外線透過率を低減して、防虫灯が紫外線によって経年劣化することを防止することが可能である。また、ポリカーボネートは割れにくいため、透明板に外力が加えられた際に割れにくくすることが可能である。
忌避光の照射部は、複数のLED素子から構成することが好ましい。LED素子は、寿命が長く、低温でも発光効率が変わらない。これにより、長期間にわたって安定した忌避光を照射することが可能になる。
側面側及び底面側の忌避光の照射部は、忌避光の配向角が90度よりも大きいLED素子を含むことが好ましい。これにより、底面側の忌避光と側面側の忌避光とを交わらせて、底面と側面との間の領域も含めて漏れなく忌避光を照射することが可能になる。
忌避光の照射部の背面には、放熱フィンを配することが好ましい。これにより、側面側及び背面側に設けた照射部から発生する熱を効率的に排熱することが可能になる。
筐体は、支柱に対する固定部と、一端側が固定部に接続され、他端側が透明板及び照射部を支持するブラケットとを含むものであって、ブラケットの底面側に、底面側の照射部の忌避光を照射可能にするための小窓を設けることが好ましい。照射部を支持するブラケットを利用して小窓を形成することで、LED素子の位置を容易に決めることが可能になる。
本発明の防虫灯によれば、単体で防虫灯の側面と底面との両方に忌避光を照射することができる防虫灯を提供することが可能になる。これにより、防虫灯の足元も含めて圃場から害虫を駆除することが可能になる。
防虫灯の一実施形態を示す正面図である。 図1の防虫灯の背面図である。 図1の防虫灯の右側面図である。 図1の防虫灯の左側面図である。 図1の防虫灯の平面図である。 図1の防虫灯の底面図である。 図1ないし図4のAA部分の断面図である。 図1及び図2のBB部分の断面図である。 図8の一点鎖線で示した円部の拡大図である。 一実施形態に係る防虫灯の忌避光の照射領域を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の防虫灯の一実施形態について説明する。図1ないし図9に本発明の防虫灯の一実施形態を示す。
本実施形態の防虫灯1は、害虫が忌避する波長の光を照射するものであり、複数の忌避光の照射部11からピーク波長が470nm以上、かつ550nm未満の緑色光を照射する。忌避光の波長及び色彩は防除する害虫に応じて変更することができる。例えば、ピーク波長が550nm以上、かつ580nm未満の黄色光を発するものを使用してもよい。緑色光と黄色光とを混用してもよい。夜間に害虫が生息する領域に忌避光を照射すると、夜行性の害虫は活動を停止する。
夜行性の虫は、日光のある昼間は活動を停止し、夜間になると活動する。忌避光が夜間において害虫の活動を停止させる詳細な機構は不明であるが、忌避光を照射することで夜行性の害虫が明適応して活動を停止すると推測される。忌避光を照射することで、例えば、果樹や野菜などに寄ってくる夜蛾、ヨトウガ、一部のカメムシなどの夜行性の害虫を防除することができる。本実施形態の防虫灯1は、図1及び図5に示したように、忌避光の照射部10、11と、照射部10、11を内蔵する筐体12とを有する。以下、各部について説明する。
本実施形態の防虫灯1は、側面側と底面側との両方に照射部10、11を備える。防虫灯1の側面側とは、防虫灯1の正面と背面と右側面と左側面である。換言すると、防虫灯1の底面から立ち上がる円柱を想定したときに、当該円柱の側面側と当該円柱の底面側との両方に照射部10、11が設けられるという意味である。本実施形態の防虫灯1では、右側面、左側面、正面、及び背面を側面側と呼ぶ。防虫灯1は、側面側の照光部として、右側面、左側面、正面、及び背面に、計四組の照射部10を備える。さらに、防虫灯1は、底面側の照光部として、右側面の底面、左側面の底面、正面の底面、及び背面の底面に、計四組の照射部11を備える。
側面側の照射部10は、所定の大きさの電子基板30に複数のLED発光素子31を固定してなり、電子基板1枚当たり計32個のLED発光素子を備える。底面側の照射部11は、電子基板30に比べて面積の小さい電子基板32に複数のLED発光素子33を固定してなり、電子基板1枚当たり計4個のLED発光素子32を備える。側面側及び底面側の照射部10、11は、放熱フィン38の基部側に接面した状態で固定して放熱する。底面側の照射部11は、図8及び図9に示したように、放熱フィン38の基部側に、固定ブロック34を設けて、この固定ブロック34に照射部11の電子基板32が接面するように固定されている。固定ブロック34は、熱伝導率の高いアルミニウムから構成されている。側面側及び底面側の照射部10、11は、螺子35、36によって放熱フィン38に対して固定されている。
筐体12は、図1ないし図7に示したように、支柱に対する固定部13と、複数の透明板14と、一端が固定部13に連結され、他端が透明板14及び照射部11を支持する複数のブラケット15、16と、透明板14を固定する複数のアングル17とを備える。固定部13は、平面側のフランジ18と底面側のフランジ19とを備えた円筒部材から構成される。図10に示したように、下端側から支柱45を円筒内に嵌め込んで支柱45に対して固定部13を固定する。支柱45は、圃場の地面46に差し込むなど適宜の手段によって地面46に固定する。フランジ18、19は、板状の部材であり、円筒に対して略垂直に交差する。平面側のフランジ18及び底面側のフランジ19の外縁部には、複数の折曲部20、21がそれぞれ設けられる。同様に、平面側のブラケット15及び底面側のブラケット16の外延部には、折曲部22、23がそれぞれ設けられる。底面側フランジ19の折曲部21は、図7に示したように、底面側ブラケット16の一端に配される折曲部23と当接した状態で螺子止めによって相互に連結する。同様に、平面側フランジ18の折曲部20は、平面側ブラケット15の一端に配される折曲部22と当接した状態で螺子止めによって相互に連結する。平面側の折曲部20、22は、底面側に折れ曲がっている。図5では、破線で折曲部20、22を示す。
平面側のブラケット15は、一端側に配される折曲部22と、他端側に配される支持部24と、折曲部22と支持部24とを連結するアーム26とからなる。同様に、底面側のブラケット16は、一端側に配される折曲部23と、他端側に配される支持部25と、折曲部23と支持部25とを連結するアーム27とからなる。支持部24、25はアーム26、27に対して幅広な形状である。ブラケット15、16は、板状の部材である。上述の通り、ブラケットの一端側の折曲部22、23は、フランジ18、19の折曲部20、21にそれぞれ固定される。ブラケット15、16は、固定部13に対して組み付けた状態で、平面側及び底面側のフランジ18、19と同一面上に位置する。底面側のブラケット16の支持部25は、長方形に切り欠かれており、これにより小窓28を構成している。平面側のブラケット15には、切欠は設けられていない。
アングル17は、固定部13の延在方向に沿って透明板14の両端部に配される部材であり、略直角の角を有するL字状の板状部材である。放熱フィン38に対して側面側及び底面側の照射部10、11を固定した状態で、透明板14を放熱フィン38の基部側に被せる。透明板14の左右の端部にアングル17を被せた状態で、アングル17と放熱フィン38とを複数の螺子37で止める。
放熱フィン38は、図7に示したように、ブロック状の基部39と、基部39から突出する複数のフィン40を備える。放熱フィン38の基端側の左右の端部にはネジ穴を設けたブロック48を固定してある。ブロック48のネジ穴に螺子37を螺合して、上述のアングル17を固定する。放熱フィン38の基端部の上端面は、平面側のブラケット15の支持部24に接面した状態で螺子42で止めて、平面側のブラケット15に対して固定される。放熱フィン38の基端部の下端面は、底面側のブラケット16の支持部25に接面した状態で螺子42で止めて、底面側のブラケット16に対して固定される。このため、放熱フィン38は、平面側及び底面側のブラケット15、16によって挟まれた状態で固定部13に固定される。図7及び図8に示したように、照射部11とブラケット16の支持部25との間には、底面側の透明板14が介装された状態で、底面側のブラケット16と放熱フィン39の下端面とが螺子42で止められる。底面側の透明板14は、底面側の支持部25と底面視において同じ幅であり、螺子止めした際に透明板14がたつかないようになっている。放熱フィン38は、熱伝導率が高いアルミニウムから構成されている。
側面側の照射部10と底面側の照射部11との間の空間43には、照射部10、11の制御装置(図示略)が格納されている。制御装置によって、点滅、連続発光、発光強度などの発パターン又は消灯若しくは点灯などのタイマー制御を行う。空間43も透明板14で覆われているため、シール44で覆うことで、制御装置が外部から視認されないようにしてある。
側面側の透明板14及び底面側の透明板14は、図8及び図9に示したように、連続する面として構成されている。換言すると、側面側の透明板14と底面側の透明板14とは一部材から構成される。これにより、部材の数を減じて防虫灯の組み立てを容易にすることができる。例えば、防虫灯1を組み立てる際には、まず、放熱フィン38と、照射部10、11と透明板14とを一体にして、これを底面側のブラケット16と平面側のブラケット15との間に挟んだ状態で螺子42で固定する。このとき、底面側の透明板14と側面側の透明板14とが連続する面として構成されているので、組み立てる際に側面側の透明板14が倒れることを防止することができる。さらに、側面側の透明板14と底面側の透明板14とを連続する面として構成することによって、両者の隙間をなくすことができる。これによって、隙間から塵や水滴が筐体内に侵入することを防止することが可能である。側面側の透明板14と底面側の透明板14とは、一体に成形してもよいし、別々に成形して両者を接着剤等によって接合してもよい。
本実施形態の防虫灯1では、筐体の側面側及び底面側に透明板が配されており、側面及び底面の両透明板14の内側に照射部10、11が配置されている。このため、鳥の糞、風雨、物が衝突する等して照射部10、11が汚れたり、損傷することを防ぐことができる。透明板10、11が汚れた場合は、表面を拭うなどすることによって、容易に汚れを除去することができる。仮に側面側及び底面側の透明板14に傷が入るなどして忌避光の透過が妨げられるようなことがあったとしても、新しい透明板14に容易に交換することが可能である。本実施形態の防虫灯1では、側面側及び底面側の透明板14が連続しているため、ふき取り作業を容易に行うことができるし、傷が入った透明板14を容易に取り換えることができる。
底面側及び側面側の透明板14は共にポリカーボネート板から構成されている。このため、支柱に取り付ける際に防虫灯を落下させるなどして透明板14に大きな力が作用した場合に、透明板14が割れることを防ぐことが可能である。また、ポリカーボネートは紫外線をほぼ100%カットすることから、照射部10、11を構成する電子基板、LED素子、接着剤などが紫外線で劣化することを防ぐことが可能である。これによって、防虫灯の耐用期間を長くすることが可能である。
側面側及び底面側の照射部10、11は、忌避光の配光角が90度よりも大きいLED素子を使用することが好ましい。本実施形態の防虫灯1では、底面側及び側面側のLED素子の配向角は、全て120度のものを使用した。図12において、配向角が90度のLED素子の忌避光の広がりを破線で示し、配向角が120度のLED素子の忌避光の広がりを実線で示す。図12においては、便宜上、側面側の一番下のLED素子と底面側のLED素子のみが発光している状態を示す。破線で示したように配向角が90度のときは、側面側と底面側との中間あたりに忌避光が照射されていない領域が生じてしまう。一方、実線で示したように配向角が120度の時は、側面側と底面側の中間あたりで側面側と底面側との忌避光が重なって、側面側と底面側との中間あたりにおいて忌避光の照射強度を上げることができる。これによって、防虫灯1の足元から斜め上方向にかけてもれなく忌避光を照射して、害虫を防除することが可能である。
側面側の照射部10及び底面側の照射部11と、放熱フィン38と、側面側の透明板14及び底面側の透明板14とを照光単位としたときに、照光単位の数は3以上であることが好ましい。これによって、側面側に漏れなく忌避光を照射することが可能になる。本実施形態の防虫灯の照光単位の数は4である。照光単位を平面視において円形にしてもよい。すなわち、平面側の透明板と、LED素子と電子基板とからなる側面側の照射部とを平面視において円形に構成してもよい。
固定部13と照射部10、11とは、アーム26、27を介して互いに接続される。図5ないし図7に示したように、平面視又は底面視において、アーム26、27の突出量をフィン40の突出量よりも大きくすることで、フィン40と固定部13との間に通気口47を設けることができる。通気口47は筐体の外部と連通しており、外気が通り抜ける。これにより、放熱フィン38の放熱効率を上昇させることができる。
放熱フィン38は、固定部13に向かって突出する状態でブラケット15、16に固定される。このため、ブラケット15、16を固定部13に組み付けた状態で、筐体の側面方向から放熱フィン38は視認されない。これによって、防虫灯1は箱のような外観に見える。外部にフィン40が露出しないため、放熱フィン39が汚れたり、破損し難く好ましい。汚れた場合でも、箱のようになっているため、汚れを拭うなどして汚れを容易に除去することが可能である。
上述のように、底面側のブラケット16の支持部25を切り欠いて小窓28としている。そして、側面側と底面側の透明板14は連続する面として構成される。底面側のブラケット16と、放熱フィン38と、側面側及び底面側の照射部10、11と、連続する透明板14とを組み付けると、小窓からLED素子が見える位置にLED素子を容易に位置決めすることが可能である。すなわち、組み立てる際に小窓からLED素子が見える位置にLED素子を固定する際に格別困難な作業を行う必要がない。
本実施形態の防虫灯1によれば、図10に示したように、防虫灯の斜め上方から防虫灯の直下までの広い範囲に忌避光を照射することが可能である。従来の防虫灯では、防虫灯の直下など忌避光が届かない場所が害虫の住処となり、害虫が繁殖する原因となっていた。本実施形態の防虫灯1を使用すれば、防虫灯の直下からも害虫を排除することが可能になる。忌避光自体に害虫の卵を殺卵する効果はない。しかし、継続的に本実施形態の防虫灯1を使用すれば、孵化した虫を圃場から締め出すことが可能である。例えば、夜蛾の場合は、卵、幼虫、蛹、成虫、卵を一ライフサイクルとする。2から3ライフサイクルの期間にわたって継続的に防虫灯を使用すれば、圃場に生息する夜蛾の数を大きく減らすことが可能である。

Claims (7)

  1. 地面に対して固定された支柱に取り付けて使用する、害虫が忌避する波長の光を照射する防虫灯であって、
    防虫灯は、側面側に忌避光を照射する照射部と、
    底面側に忌避光を照射する照射部と、
    側面側に忌避光を照射する照射部と底面側に忌避光を照射する照射部とを固定する放熱フィンと、
    前記支柱に対して防虫灯を固定するための固定部と、
    固定部に対して交差する位置関係で配置され、一端側が固定部に接続され、他端側が底面側に忌避光を照射する照射部と側面側に忌避光を照射する照射部とを固定した放熱フィンを支持する板状のブラケットと、を有しており、
    ブラケットの底面側に、底面側に配される照射部の忌避光を照射可能にするための切欠から構成される小窓を設け、
    防虫灯の側面側と底面側との両方に忌避光を照射可能に構成した防虫灯。
  2. 防虫灯の側面側及び底面側に透明板が配されており、側面側及び底面側の両透明板の内側に照射部を配置することにより、防虫灯の側面側と底面側との両方に忌避光を照射可能に構成した請求項1に記載の防虫灯。
  3. 側面側の透明板及び底面側の透明板は、連続する面として構成される請求項2に記載の防虫灯。
  4. 透明板は、ポリカーボネート板から構成される請求項2又は3に記載の防虫灯。
  5. 忌避光の照射部は、複数のLED素子から構成される請求項1ないし4のいずれかに記載の防虫灯。
  6. 側面側及び底面側の忌避光の照射部は、忌避光の配光角が90度よりも大きいLED素子を含むものである請求項1ないし5のいずれかに記載の防虫灯。
  7. 放熱フィンと固定部との間には通気口が設けられている請求項1ないし6のいずれかに記載の防虫灯。
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