JP3091945U - 長 靴 - Google Patents
長 靴Info
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- JP3091945U JP3091945U JP2002004925U JP2002004925U JP3091945U JP 3091945 U JP3091945 U JP 3091945U JP 2002004925 U JP2002004925 U JP 2002004925U JP 2002004925 U JP2002004925 U JP 2002004925U JP 3091945 U JP3091945 U JP 3091945U
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- JP
- Japan
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- boots
- mudguard
- mud
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 泥土などの粘性の高い場所での歩行に用いら
れる長靴を提供すること。 【解決手段】 上部構造体2および下部構造体3からな
る長靴であって、該上部構造体の後部に垂直方向に延設
された通気部4と、該下部構造体の後部に該通気部とほ
ぼ直線状に並ぶように設けられた泥除けバンパー5とを
備えてなることを特徴としている。
れる長靴を提供すること。 【解決手段】 上部構造体2および下部構造体3からな
る長靴であって、該上部構造体の後部に垂直方向に延設
された通気部4と、該下部構造体の後部に該通気部とほ
ぼ直線状に並ぶように設けられた泥除けバンパー5とを
備えてなることを特徴としている。
Description
【0001】
本考案は、長靴に関する。さらに詳しくは、泥土などがある湿地や沼などでの
歩行を容易にする長靴に関する。
【0002】
長靴を履いて歩行するときには、雨の中や水溜りの中を歩くのは困難がない。
しかし、図6に示されるような従来の長靴の場合は、泥土などの粘性の高い場所
を歩くときには、泥Mに長靴1を履いた足が取られて、歩き続けるには非常に多
くの労力を要するか、あるいは泥の中に長靴がはまり込んだまま足が抜けてしま
うこともある。これは、泥のような粘性物と長靴の間に粘性抵抗が生じ、強く抜
こうとすればするほど抵抗が大きくなる。こういったことは、実際に泥土などが
ある場所で作業をする労働者、とくに農業者や土木業者がしばしば直面するもの
である。
【0003】
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので、泥土などの粘性の高い場所で
の歩行に用いられる長靴を提供することを目的とする。
【0004】
本考案の長靴は、上部構造体および下部構造体からなる長靴であって、該上部
構造体の後部に垂直方向に延設された通気部と、該下部構造体の後部に該通気部
とほぼ直線状に並ぶように設けられた泥除けバンパーとを備えてなることを特徴
としている。
【0005】
また、前記通気部が1または2以上のダクトと通気路からなることが好ましい
。
【0006】
また、前記泥除けバンパーが1または2以上設けられてなることが好ましい。
【0007】
また、前記上部構造体および下部構造体が一体的に形成されてなることが好ま
しい。
【0008】
以下、添付図面に基づいて本考案の長靴を説明する。
【0009】
図1は本考案の一実施の形態にかかわる長靴を示す斜視図、図2は、図1の線
A−Aについての断面図、図3は本考案の長靴が泥土中に入っている状態を示す
説明図、図4は本考案の長靴が泥土から抜ける状態を示す説明図、図5は複数の
ダクトを設けた本考案の長靴の要部説明図である。
【0010】
図1および2に示されるように、本考案の長靴1は、上部構造体2、下部構造
体3、通気部4、および泥除けバンパー5から構成されている。なお、上部構造
体2および下部構造体3が一体的に構成されたものも本考案に含まれる。
【0011】
長靴1において、上部構造体2と下部構造体3は、たとえば接着剤により固着
されている。さらに長靴の後部(かかとに相当する部位)垂直方向の表面に沿っ
て、中空のパイプ状通気部4が、長靴に設けられている。通気部4は1本のゴム
または合成樹脂製のチューブ状断面形状を有するダクト4aと泥除けバンパー5
とからなるものである。ゴムまたは合成樹脂製のダクトの代わりに金属製のパイ
プを採用することも可能である。図2に示されるように、泥除けバンパー5の断
面積が通気部4(ダクト4aの断面積より大きいため、泥除けバンパー5は、長
靴が泥土中にあるときに、ある程度の量の泥が通気路に侵入してくるのを防ぐ役
割を果たしている。この泥除けバンパー5は、長靴の下部構造体2と一体的に構
成することができる。この場合、泥除けバンパー5は天然または合成ゴムが採用
される。しかしながら、泥除けバンパー5は長靴の下部構造体2と別体とするこ
ともできる。この場合、泥除けバンパー5の材質としては特定のものに限られる
ことはなく、合成樹脂、金属、木またはこれらの2種以上の組み合わせでもよい
。泥除けバンパー5は、下部構造体3の後部に前述のダクト4aとほぼ直線状に
たとえば、熱融着、接着剤により固着されている。
【0012】
なお、図1においてダクト4aは1本設けられているように示されているが、
1本に限られることはない。たとえば、2本ないし3本あるいはそれ以上設ける
こともできる。また、泥除けバンパー5については、複数のダクトを設けたとき
には、1つの泥除けパンパーを複数のダクト4aに共有することもできる(図5
参照)が、個々のダクト4aにそれぞれ設けてもよい。
【0013】
本考案の長靴によれば、長靴の後部に通気部を設けて空気の流路を確保したの
で、長靴を履いた歩行者が泥土の中を歩くときに、泥土と長靴の間には粘性抵抗
が働いても、通気路から空気が下方向に流れて、泥と長靴の間に通気されうる(
図3および4参照)ために歩行が容易になる。
【0014】
また、本考案の長靴によれば、従来の長靴用の金型を切削加工をするだけで対
処できるので、製造コストを低減させることができる。
【0015】
さらに、本考案の長靴によれば、通気部はチューブ状断面形状を有する部材を
貼りつけるだけで得られるので、コストを低減させることができる。
【図1】本考案の一実施の形態にかかわる長靴を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】図1の線A−Aについての断面図である。
【図3】本考案の長靴が泥土中に入っている状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図4】本考案の長靴が泥土から抜ける状態を示す説明
図である。
図である。
【図5】複数のダクトを設けた本考案の長靴の要部説明
図である。
図である。
【図6】泥土の中での従来の長靴を表わした側面図であ
る。
る。
1 長靴
2 上部構造体
3 下部構造体
4 通気部
4a ダクト
5 泥除けバンパー
M 泥
Claims (4)
- 【請求項1】 上部構造体および下部構造体からなる長
靴であって、該上部構造体の後部に垂直方向に延設され
た通気部と、該下部構造体の後部に該通気部とほぼ直線
状に並ぶように設けられた泥除けバンパーとを備えてな
る長靴。 - 【請求項2】 前記通気部が1または2以上のダクトと
通気路からなる請求項1記載の長靴。 - 【請求項3】 前記泥除けバンパーが1または2以上設
けられてなる請求項1または2記載の長靴。 - 【請求項4】 前記上部構造体および下部構造体が一体
的に形成されてなる請求項1、2または3記載の長靴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002004925U JP3091945U (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | 長 靴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002004925U JP3091945U (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | 長 靴 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3091945U true JP3091945U (ja) | 2003-02-21 |
Family
ID=43246026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002004925U Expired - Fee Related JP3091945U (ja) | 2002-08-06 | 2002-08-06 | 長 靴 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3091945U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102144225B1 (ko) * | 2019-06-20 | 2020-08-12 | 이수용 | 갯벌용 장화 |
-
2002
- 2002-08-06 JP JP2002004925U patent/JP3091945U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102144225B1 (ko) * | 2019-06-20 | 2020-08-12 | 이수용 | 갯벌용 장화 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |