JP3091874B2 - 等速自在継手介在軸型ブラシロール機 - Google Patents
等速自在継手介在軸型ブラシロール機Info
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- JP3091874B2 JP3091874B2 JP1788992A JP1788992A JP3091874B2 JP 3091874 B2 JP3091874 B2 JP 3091874B2 JP 1788992 A JP1788992 A JP 1788992A JP 1788992 A JP1788992 A JP 1788992A JP 3091874 B2 JP3091874 B2 JP 3091874B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- spline
- brush roll
- universal joint
- constant velocity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Description
インのためのブラシロール機に関する。
シロールに大きなトルクを必要とする関係上、ブラシロ
ールの原動軸と従動軸との結合には、スプライン結合が
採られている。
ロール機では、ストリップの板幅変更などに応じて、ブ
ラシロールを交換する際、これを迅速に行うことが強く
望まれ、それを満足するには、ブラシロールの従動軸と
の結合を切り離した原動軸に新たなブラシロールの従動
軸を手際よく結合しなければならない。
した原動軸に手際よく新たなブラシロールの従動軸を結
合することを保証する方策は、開発されていない。
に揃えて、従動軸と原動軸の間の相対的な前進で以て、
原動軸軸端のスプライン軸と従動軸軸端のスプラインソ
ケットの嵌合を図っているが、その際、スプライン軸及
びスプラインソケットのスプライン歯と溝とが正対して
いることは極めてまれであり、両軸のスプラインの嵌合
が達成されることは殆んどない。
は、ブラシロール機におけるブラシロールの原動、従動
両軸のスプライン軸及びスプラインソケットのスプライ
ン歯と溝とが正対しなくとも、それら両軸を一線に揃え
た状態の下、両軸間の相対的な前進で以て、スプライン
軸とスプラインソケットを旨く嵌合させるにある。
或いは原動軸に介在される自在継手に等速自在継手を充
てることを有意義ならしめるのを課題解決事項としてい
る。
スプライン型軸継手を介して回転される従動軸を有する
ブラシロールが備えられ、前記原動軸或いは従動軸に等
速自在継手が介在されたブラシロール機において、前記
スプライン型軸継手の原動軸或いは従動軸の何れか一者
の軸端に設けられたスプライン軸の先端の面取り部に斜
め或いはヘリカルスプラインが形成され、他者の軸端に
設けられたスプラインソケットの入口に外方へ広がった
テーパスプラインが形成されていることを特徴としてい
る。
るように、所期の課題解決の達成がもたらされる。
発明を説明する。
ール機は金属ストリップパスライン(図示せず)を研磨
等ブラッシングするブラシロール11を備えている。ブ
ラシロール11は従動軸2としてのロールシャフトを有
する。ブラシロール11は、該シャフトのロールチョッ
ク21を含めた形で移動されるようになっている。従動
軸2は、原動軸3により、スプライン型軸継手4を介し
て回転されるようになっている。原動軸3はモータ5に
より回転される。
在継手6が介在されている。等速自在継手6の介在が原
動軸3になされた形式が図4、5に示され、従動軸2に
なされた形式が図6、7に示されている。原動軸3とモ
ータ軸51の間にも等速自在継手6′が介在されてい
る。等速自在継手6、6′には、等速ボールジョイント
を充てることができる。
(図4、5の形式、図6、7の形式では軸3が兼ねる)
或いは従動軸42の何れか一者の軸端にスプライン軸
7、他者の軸端にスプラインソケット8が設けられてい
る。スプライン軸7が原動軸側に設けられた形式が図
4、6に示され、従動軸側に設けられた形式が図5、7
に示されている。
或いはヘリカルスプライン9が形成され、スプラインソ
ケット8の入口に外方へ広がったテーパスプライン10
が形成されている。
と原動軸3とが一線に揃うよう、ブラシロール11が所
要個所まで図の竪方向に移動される。
シロール11が或いは、モータ5、軸3、51の系が後
退される。こうして、スプラインソケット8或いはスプ
ライン軸7からスプライン軸7或いはスプラインソケッ
ト8が抜ける、即ち従動軸2と原動軸3が切り離される
と、次いでブラシロール11がブラシロール機1外へ撤
去され、その跡に新たなブラシロールが搬入される。
軸2と原動軸3とを一線に揃えた状態で、ブラシロール
11を或いは軸3、51及びモータ5の系を前進つまり
軸3或いは軸2の側へ移動させる。すると、スプライン
軸7とスプラインソケット8が相互に嵌り合う。
め或いはヘリカルスプライン9が形成され、スプライン
ソケット8の入口には外方へ広がったテーパスプライン
10が形成されている。このため、スプライン軸7とス
プラインソケット8のスプライン歯と溝とが正対してい
なくとも、斜め或いはヘリカルスプライン9及びテーパ
スプライン10が、スプライン軸7及びスプラインソケ
ット8の嵌合初期に先導作用をして、これを旨く行わせ
る。
機能を有することは、更に次の意義もある。
動軸及び従動軸間に等速回転運動を伝達できるため、ブ
ラシロールの伝動軸として好ましい。例えば、ブラシロ
ールの稼働中、金属ストリップパスラインの走行に伴
い、板に対するブラシロールの圧接度が変動したとき、
これを所定圧接度に規制するのに好都合である。この規
制には、ブラシロールの圧接度合いの変動を検出するこ
とが必要で、従来からその変動はブラシロールの回転抵
抗をとらえることにより検出され、それにはブラシロー
ルの稼働中、ブラシロール駆動モータの電源回路に流れ
ている電流の変化を検出する方策が充てられている。こ
の方策は、ブラシロールの回転が一定であってこそ、的
確である。この点、等速自在継手によるブラシロールの
原動軸及び従動軸間の伝動は、相交わるそれら二軸間の
回転運動伝達が常に等速であるから、前示方策の的確性
が確保される。
される自在継手に等速自在継手を充てた場合、これら両
軸のスプライン型軸継手の嵌合が手際よく旨く行われな
いと、等速自在継手利用の有利さは十分に生かされな
い。これと異なり、本発明ではブラシロールのスプライ
ン型軸継手のスプライン軸及びスプラインソケットの嵌
合が、それらのスプライン歯と溝とが正対していなくと
も旨く行われるので、等速自在継手の前示特性に基づく
有利さを十分に活用できる。
本発明によればブラシロール機におけるブラシロールの
原動軸及び従動軸のスプライン軸及びスプラインソケッ
トのスプライン歯と溝とが正対しなくとも、それら両軸
を一線に揃えた状態の下、両軸間の相対的な前進で以
て、スプライン軸とスプラインソケットを旨く嵌合せし
めることができ、またブラシロールの従動軸或いは原動
軸に介在される自在継手に等速自在継手を充てることを
有意義ならしめ得る効果がもたらされる。
部の一例を示す側面図、図1(B)は本発明に係るスプ
ラインソケット先端部の一例を示す縦断面図である。
ある。
に示す側面図である。
的に示す側面図である。
の概略的側面図を示す。
を示す概略的側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 原動軸によりスプライン型軸継手を介し
て回転される従動軸を有するブラシロールが備えられ、
前記原動軸或いは従動軸に等速自在継手が介在されたブ
ラシロール機において、前記スプライン型軸継手の原動
軸或いは従動軸の何れか一者の軸端に設けられたスプラ
イン軸の先端の面取り部に斜め或いはヘリカルスプライ
ンが形成され、他者の軸端に設けられたスプラインソケ
ットの入口に外方へ広がったテーパスプラインが形成さ
れていることを特徴とする等速自在継手介在軸型ブラシ
ロール機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1788992A JP3091874B2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 等速自在継手介在軸型ブラシロール機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1788992A JP3091874B2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 等速自在継手介在軸型ブラシロール機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05212666A JPH05212666A (ja) | 1993-08-24 |
JP3091874B2 true JP3091874B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=11956283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1788992A Expired - Lifetime JP3091874B2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 等速自在継手介在軸型ブラシロール機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3091874B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013171876A1 (ja) * | 2012-05-17 | 2013-11-21 | 三菱電機株式会社 | エンジン始動装置 |
-
1992
- 1992-02-03 JP JP1788992A patent/JP3091874B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05212666A (ja) | 1993-08-24 |
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