JP3091779U - 玩具用積木 - Google Patents

玩具用積木

Info

Publication number
JP3091779U
JP3091779U JP2002004741U JP2002004741U JP3091779U JP 3091779 U JP3091779 U JP 3091779U JP 2002004741 U JP2002004741 U JP 2002004741U JP 2002004741 U JP2002004741 U JP 2002004741U JP 3091779 U JP3091779 U JP 3091779U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building block
internal space
sound
outer shape
blocks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002004741U
Other languages
English (en)
Inventor
麻人 布勢
Original Assignee
株式会社河田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社河田 filed Critical 株式会社河田
Priority to JP2002004741U priority Critical patent/JP3091779U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3091779U publication Critical patent/JP3091779U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量化、低価格化並びに幼児に興味をもたせ
ることができる玩具用積木の提供。 【解決手段】 ゴムの木を原材料として例えば長方立方
体の外形状に切断した積木本体10aと、内部をくり貫
いた内部空間10cと、該内部空間10c内に封入さ
れ、積木が振られたときに音を発する球体70と、この
球体70を封入する蓋部材10bとにより積木10を構
成するもの。またゴムの木を三角立方体形状に切断した
積木本体50aと、この本体50aに開口された内部空
間50cと、該内部空間50c内に封入され、積木が振
られたときに音を発生する鈴80と、この鈴80を格納
した状態で封入し、外部と貫通する貫通孔50eが開口
された蓋部材50bとを備える積木50を構成するも
の。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、幼児の遊具に好適な玩具用積木に係り、特に幼児にとって取り扱い が容易且つ興味をひくことができる玩具用積木に関する。
【0002】
【従来の技術】
幼児用の積木は、(社)日本玩具協会により定められた玩具安全基準が定めら れ、構造上の不備や使用方法の誤りなどによって幼児の生命身体に悪影響を及ぼ さない配慮がなされている。この安全基準とは、例えば、幼児が口にくわえた際 にも無害な塗料等を使用すること、幼児の口に誤って入らない大きさとすること 他が挙げられ、この積木の材質としては、木材、プラスチック、ウレタンのもの が市販されており、最近では木材又はコルク材のものが消費者に好まれる傾向に ある。
【0003】
【従来技術による問題点】
前述の従来技術による木製品の積木は、近年の自然回帰嗜好やコストダウンの 関係から材木の製材により発生する破材を使用する傾向にあるため、ブナの木や 樫の木等の硬質の木材を使用して作られることが多く、大人にとっては高級感が あるものの、筋肉が未発達の特に3歳未満の幼児が取り扱うには重量が大きいと 言う不具合があった。
【0004】 また、積木の軽量化のためにコルク材料を使用した積木も市販され、軽量化が 図られているが、コルクはコルクガシと呼ばれる樹皮を破砕したものを接着剤に より固める作業が必要になり、木材のものに比べて市販価格が2〜3倍と高価に なると言う不具合があった。
【0005】 更に従来の積木は、複数の積木を積層して幼児の玩具として使用されているも のの、積木の積層及び破壊にしか供することができず、特に3歳未満の幼児にと って興味を充分にひけるとは言い難いと言う不都合があった。
【0006】 本考案の目的は、前記従来技術による不具合を除去することであり、軽量化、 低価格化並びに幼児に興味をもたせることができる玩具用積木を提供することで ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本考案は、ゴムの木を原材料として所定の外形状に 切断した玩具用積木において、該積木が、内部をくり貫いた内部空間と、該内部 空間内に封入され、積木が振られたときに前記内部空間内の側壁と接触すること によりに音を発生する音部材と、該音部材を内部空間に格納した状態で封入する 蓋部材とを備えることを第1の特徴とし、更に、前記積木が、内部をくり貫いた 内部空間と、該内部空間内に封入され、積木が振られたときに前記内部空間内の 側壁と接触することによりに音を発生する音部材と、該音部材を内部空間に格納 した状態で封入し、前記音部材の外形より小径且つ外部と貫通する貫通孔が開口 された蓋部材とを備えることを第2の特徴とする。
【0008】 また本考案は、前記何れかの特徴の積木において、積木の外形状が円柱状又は 長方状立方体の場合、円柱又は長方の長手方向に沿って前記内部空間を備えるこ とを第3の特徴とし、更に前記積木の外形状が三角状立方体の場合、前記三角状 の長辺の一辺と平行に刻設された内部空間を設けたこと、又は前記三角状の三辺 に囲まれる面と垂直に刻設された内部空間を備えることを第4の特徴とする。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施形態による玩具用積木を図面を参照して詳細に説明する 。図1は本考案の一実施形態による各種積木を示す図、図2及び図3はこれら積 木の内部構造を説明するための図である。
【0010】 本考案の一実施形態による積木は、その外形状が、図1に示す如く、長方状立 方体形状の積木10と、正立方体形状の積木20と、縦長の円柱形状の積木30 と、該円柱形状の積木30よりも円柱方向が短い短円柱形状の積木40と、正三 角立方体形状の積木50と、二等辺三角形立方体形状の積木60であり、これら 外形状は一般の積木と同様なものであり、これら積木10〜60を幼児が任意に 選択して積み上げることにより、何等かの形状、例えば、家等の建築物や自動車 に見立てた形状に積み上げることによって幼児の玩具として供されるものである 。
【0011】 本実施形態による前述の積木は、前記積み上げることによる遊戯具としてだけ ではなく、幼児が手に持って振ることにより、内部から音を発生することができ 、この構造を図2及び図3を参照して説明する。
【0012】 図2は、前記長方状立方体形状の積木10の内部構造を説明するための図であ り、図2(a)は斜視的な透視状態を示し、図2(b)は縦断面形状を示す図で ある。
【0013】 この長方状立方体形状の積木10は、ゴムの木を原材料とし、内部がくり抜か れた内部空間10cを持つ積木本体10aと、前記内部空間10c内に入れられ るプラスチック材の球体70と、該球体70を内部空間10c内に入れた状態で 封止するための蓋部10bとから構成される。
【0014】 前記内部空間10cは、積木本体10aの立方体長手方向に沿ってドリル等の 工具により刻設して形成される。この内部空間部10cの上部には蓋部10bの テーパ部と同傾斜のテーパ部10dが設けられ、前記テーパ部10dと接着剤を 用いて接着することにより、内部空間10c内に2つの球体70を封止又は収納 する。この球体70を封止後に、全体外面を紙ヤスリ等を用いて研磨し、特に立 方体の角部を削る面取りを行うことにより、積木の製造を行うことができる。尚 、本実施形態による積木10のサイズは、縦が約7cm程度、正方形部が約4c m角程度が好ましく、円柱の場合も同様である。
【0015】 この様に構成した積木10は、まず原料としてゴムの木を用いているために無 垢の状態でもブナの木や樫の木に比べて重量が約2/3分と軽量であり、更に内 部をくり抜いていることにより更に軽量化され、ブナの木等に比べて重量を約1 /3に軽量化することができる。
【0016】 更に本実施形態による長方状立方体形状の積木10は、内部空間10cにプラ スチック材等の球体70を収納していることによって、幼児が手に持って振った 場合、球体70が内部空間10cの内壁と当たって音を出すことができ、幼児の 興味を強くひくことができる。更に本積木10は、原材料としてゴムの木を使用 しており、このゴムの木は、そもそもゴム樹液を採取する目的で栽培され、この ゴム樹液の採取が植林後、約6年で勢いが衰えることにより伐採して廃棄又は焼 却対象となっていたものを再利用するため、コストダウンを図ることができる。
【0017】 次に本実施形態による正三角立方体形状の積木50と二等辺三角形立方体形状 の積木60について、図3(a)及び(b)を参照して説明する。まず、正三角 立方体形状の積木50は、図3(a)に示す如く、ゴムの木を原材料として外形 状を正三角立方体形状に切断して積木本体50cを形成し、この積木本体50c の正三角辺に囲まれた面から垂直にドリル等の工具により刻設して内部空間50 cを形成し、この内部空間部50cに鈴80を入れ、前記内部空間50cの上部 のテーパ部と同傾斜のテーパ部を持ち、且つ貫通孔50eが開口された蓋部50 bによって封止される様に構成されている。尚、本実施形態による積木50のサ イズは、正三角径部の一辺が約5cm、厚さが4cm程度が好ましい。
【0018】 また、二等辺三角形立方体形状の積木60は、図3(b)に示す如く、ゴムの 木を原材料として外形状を二等辺三角形立方体形状に切断して積木本体60aを 形成し、この積木本体60aの長2等辺の一辺に沿う側面に、該一辺と平行にド リル等の工具により刻設を施して内部空間60cを作成し、この内部空間部60 cに鈴80を入れ、前記内部空間60cの上部のテーパ部と同傾斜のテーパ部を 持ち、且つ貫通孔60eが開口された蓋部60bによって封止される様に構成さ れている。本積木50及び60においても、前記鈴80を封止後に、全体外面を 紙ヤスリ等を用いて研磨し、特に立方体の角部を削る面取りを行うことにより、 積木の製造を行うことができる。尚、本実施形態による積木60のサイズは、二 等辺三角形の一辺が約8cm、他辺が約11.5cm、厚さが約4cm程度が好 ましい。
【0019】 この様に構成された積木50及び60は、前述の実施形態同様に原料としてゴ ムの木を用い且つ内部をくり抜いていることによりブナの木等に比べて重量を約 1/3に軽量化することができ、更に幼児が手に持って振った場合、鈴80が内 部空間の内壁と当たって音を出すことができ、幼児の興味を強くひくことができ る。特に本実施形態による積木50及び60は、内部空間内に鈴80を封入し、 この鈴80が発生する音が一般に周波数が高く、密閉した状態では幼児に聞き難 いため、前記蓋部50b及び60bに貫通孔50e及び60eを設けたものであ る。
【0020】 尚、前記実施形態においては積木の形状を円柱形状及び三角形状立方体として 説明したが、本考案はこれに限られるものではなく、例えば正立方体や菱形立方 体等の他の形状であっても良く、更に内部空間の刻設方向も外形状から見て内部 空間の容積を強度の許す範囲内で大きくできる方向で有れば実施形態のものに限 られるものではない。また前記実施形態では製造した積木の外形を研磨する例を 説明したが、幼児の趣向にあわせて無害な染料による着色を行い、更にキャラク ターを描いても良い。
【0021】
【考案の効果】
以上述べた如く本考案による玩具用積木は、ゴムの木を原材料とし、内部をく り貫いて内部空間を形成し、この内部空間内に積木が振られたときに音を発生す る音部材(球体又は鈴)を蓋部によって封入することにより、軽量化、低価格化 並びに幼児に興味をもたせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態による各種積木を示す図。
【図2】本考案の一実施形態による積木の内部構造を説
明するための図。
【図3】本考案の一実施形態による積木の内部構造を説
明するための図。
【符号の説明】
10:長方形状の積木、20:立方体形状の積木、3
0:円柱形状の積木、40:短円柱形状の積木、50:
正三角立方体形状の積木、60:二等辺三角形状の積
木、10a:長方形状の積木本体、10b:蓋部、10
c:内部空間、50a:正三角立方体形状の積木本体、
50b:蓋部、50c:内部空間、50e:貫通孔、6
0a:二等辺三角形状の積木本体、60b:蓋部、60
c:内部空間、60e:貫通孔、70:球体、80:
鈴。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴムの木を原材料として所定の外形状に
    切断した玩具用積木であって、該積木が、内部をくり貫
    いた内部空間と、該内部空間内に封入され、積木が振ら
    れたときに前記内部空間内の側壁と接触することにより
    に音を発生する音部材と、該音部材を内部空間に格納し
    た状態で封入する蓋部材とを備えることを特徴とする玩
    具用積木。
  2. 【請求項2】 ゴムの木を原材料として所定の外形状に
    切断した玩具用積木であって、該積木が、内部をくり貫
    いた内部空間と、該内部空間内に封入され、積木が振ら
    れたときに前記内部空間内の側壁と接触することにより
    に音を発生する音部材と、該音部材を内部空間に格納し
    た状態で封入し、前記音部材の外形より小径且つ外部と
    貫通する貫通孔が開口された蓋部材とを備えることを特
    徴とする玩具用積木。
  3. 【請求項3】 前記積木の外形状が円柱形状又は長方立
    方体形状の場合、前記円柱又は長方の長手方向に沿って
    前記内部空間を備えることを特徴とする請求項1又は2
    記載の玩具用積木。
  4. 【請求項4】 前記積木の外形状が三角状立方体形状の
    場合、前記三角状の長辺の一辺と平行に刻設された内部
    空間を設けたこと、又は前記三角状の三辺に囲まれる面
    と垂直に刻設された内部空間を備えることを特徴とする
    請求項1又は2記載の玩具用積木。
JP2002004741U 2002-07-30 2002-07-30 玩具用積木 Expired - Lifetime JP3091779U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002004741U JP3091779U (ja) 2002-07-30 2002-07-30 玩具用積木

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002004741U JP3091779U (ja) 2002-07-30 2002-07-30 玩具用積木

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3091779U true JP3091779U (ja) 2003-02-14

Family

ID=43245874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002004741U Expired - Lifetime JP3091779U (ja) 2002-07-30 2002-07-30 玩具用積木

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3091779U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016049386A (ja) * 2014-09-02 2016-04-11 ブルネエズ株式会社 発音玩具
JP2019216945A (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 株式会社ベネッセコーポレーション 組立玩具ピース及び組立玩具セット
JP2021122510A (ja) * 2020-02-05 2021-08-30 株式会社環境デザイン研究所 遊具および遊具セット

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016049386A (ja) * 2014-09-02 2016-04-11 ブルネエズ株式会社 発音玩具
JP2019216945A (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 株式会社ベネッセコーポレーション 組立玩具ピース及び組立玩具セット
JP7092568B2 (ja) 2018-06-19 2022-06-28 株式会社ベネッセコーポレーション 組立玩具ピース及び組立玩具セット
JP2021122510A (ja) * 2020-02-05 2021-08-30 株式会社環境デザイン研究所 遊具および遊具セット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5020808A (en) Tossing ring
JP3091779U (ja) 玩具用積木
US3157000A (en) Noise-making paddle
JPH096227A (ja) 幼児用教材
JPH0219840Y2 (ja)
JP3335745B2 (ja) メガホン
JP3090456U (ja) スタンプ付スライム時計
CN207266768U (zh) 一种带有rfid标签的儿童玩具
JPS6341191Y2 (ja)
JPS6135055Y2 (ja)
JPH0245920Y2 (ja)
CN201905121U (zh) 一种毛绒外表宠物玩具
KR0145962B1 (ko) 소아용 공작놀이 교재
JP2017144077A (ja) 知育玩具キット、および知育玩具の製造方法
JP3104212U (ja) 縫いぐるみ玩具
JP2005185495A (ja) ブロック玩具及びその製造方法
JP3058929U (ja) 子供用簡易砂場
US20040021268A1 (en) Swiss cheese and mouse
KR200240861Y1 (ko) 윷놀이 기구
KR200252349Y1 (ko) 사탕 막대 손잡이
JP3016224U (ja) 笛ガム手作りセット
JPH0112859Y2 (ja)
JP3093784U (ja) 工作用教材
JP3116434U (ja) エアパッキン人形
KR200291610Y1 (ko) 유아용 매트

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081120

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081120

Year of fee payment: 6