JP3091644U - 簡易開封ラベル - Google Patents

簡易開封ラベル

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JP3091644U
JP3091644U JP2002004598U JP2002004598U JP3091644U JP 3091644 U JP3091644 U JP 3091644U JP 2002004598 U JP2002004598 U JP 2002004598U JP 2002004598 U JP2002004598 U JP 2002004598U JP 3091644 U JP3091644 U JP 3091644U
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JP
Japan
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label
zipper
hook
cut
shaped
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Application number
JP2002004598U
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義晴 荒井
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Takara Co Ltd
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Takara Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 封緘性を備えたラベルであって、双方向から
開封可能なジッパーを形成した簡易開封ラベルを提供す
る。 【解決手段】 ラベル１の一側端１ａ側に突出した摘み
片２の基端部の切り込み線４、４からラベル１の他端１
ｂに向けてラベル１を横断し分断する複数の不連続の鉤
型切込線６、６からなる第１のジッパー５を形成し、該
第一のジッパー５の鉤型切込線６，６間の領域を第１の
剥離片７とし、該第１の剥離片７部に、ラベル１の他側
端部１ｂに突出した摘み片３の基端部の切込線１０から
ラベル１の一側端１ａに向けてラベルを横断し分断する
複数の不連続の鉤型切込線９、９を形成した第２のジッ
パー８、８を形成し、該第２のジッパー８、８の鉤型切
込線９、９間の領域を第２の剥離片１１部とし、前記第
１のジッパー５にて形成される第１の剥離片７の裏面側
の領域を非粘着部とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
この考案は包装体の封緘用のラベルであって、双方向からの開封を容易としたラ ベルに関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に紙箱の開封の為に、ジッパーと称されるカット線を形成したジッパーカー トンは良く知られている。
【０００３】 又、包装体の封緘ラベルであって開封を容易とする為、１組のジッパーを形成し た剥離片を有するラベルとして実開平６−３３１７２号が提案されている。この 例では、ジッパーを構成する１単位の切込線は直線部の切込線と、斜線部の切込 線が連接し、鉤型切込線となり、斜線部の切込線は分断開始部側に向かって斜め に形成され、この１単位の鉤型切込線が複数の不連続の２条の分断線として形成 されている。この２条の分断線間が剥離片として形成されており、従って、剥離 片は分断開始端部の切込線より一方向にのみ切離される。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記した例のように、剥離片の開封方向が一方向のみであると、高齢者 や目の不自由な人には不便で、開封部の確認や開封に手間取ることが多く、双方 向から任意に開封できるラベルが望ましい。
【０００５】 そこで本考案は、このような問題点を解決するもので、ラベルの両側端より左右 双方向から任意に開封できるラベルを提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、ラベル１の両側端に突出した夫々の摘み片の基端部より、夫々 反対方向にラベルを横断してラベルを分断する不連続の鉤型切込線からなる２組 のジッパーを設け、夫々のジッパーを形成した裏面側の領域を非粘着部とする簡 易開封ラベルとした。
【０００７】 又、より具体的には、ラベル１の一側端側に突出した摘み片の基端部の切り込み 線からラベルの他端に向けてラベルを横断し分断する複数の不連続の鉤型切込線 からなる第１のジッパーを形成し、該第一のジッパーの鉤型切込線間の領域を第 １の剥離片とし、該第１の剥離片部に、ラベルの他側端部に突出した摘み片の基 端部の切込線からラベルの一側端に向けてラベルを横断し分断する複数の不連続 の鉤型切込線を形成した第２のジッパーを形成し、該第２のジッパーの鉤型切込 線間の領域を第２の剥離片部とし、前記第１のジッパーにて形成される第１の剥 離片の裏面側の領域を非粘着部とする簡易開封ラベルとした。
【０００８】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を実施例に従って説明する。 図１は本考案の正面図、図３は同要部で、ラベル１の一側端１ａ側には剥離用の 摘み片２が突出して形成され、ラベル１の他側端１ｂ側には前記摘み片２より小 さ目の摘み片３が同様に突出して形成されている。
【０００９】 ４，４は前記摘み片２の基端に形成された切込線で、ラベル１の他側端１ｂに向 かってラベル１の側縁１ｃ 、１ｄに平行に形成されている。
【００１０】 ５は前記切込線４，４からラベル１の他側端１ｂにかけてラベル１を横断し、分 断するように形成された複数の不連続の鉤型切込線６からなる第１のジッパーで 、前記切込線４の延長線上に形成された直線部６ａに連接し、ラベル１の一側端 １ａに向かって内向き斜めに形成された斜線部６ｂとで一単位の鉤型切込線６を 形成している。
【００１１】 又、複数の不連続の鉤型切込線６からなる第１のジッパー５は、摘み片２の中心 線ｅに対し対称に形成され、２条のジッパー５、５間の領域をラベル１の第１の 剥離片７として形成している。
【００１２】 更に、２条の第１のジッパー５、５間の領域で構成する第１の剥離片７の領域に は、更に２条の第２のジッパー８、８が形成されている。この第２のジッパー８ 、８は第１のジッパー５、５とは逆方向に、ラベル１の一側端１ａにかけてラベ ル１を横断し、分断するように複数の不連続の鉤型切込線９、９から構成され、 しかも、ラベル１の一方の摘み片３の基部に形成した切込線１０、１０の延長線 上に形成された直線部９ａと、該直線部９ａに連接しラベル１の他側端１ｂに向 かって内向き斜めに形成された斜線部９ｂとで一単位の鉤型切込線９を形成する 。
【００１３】 更に、複数の不連続の鉤型切込線９からなるジッパー８、８は摘み片３の中心線 ｅに対し対称に形成され、この第２のジッパー８、８間の領域をラベル１の第２ の剥離片１１としている。
【００１４】 図２は本考案の背面図で、ラベル１はその裏面において、前記第１のジッパー５ 、５間の領域を除いて粘着剤１２が塗布され、図示しないが離型処理された台紙 上に載置され、提供される。
【００１５】 更に、前記２条の第１のジッパー５、５の内側は、複数の不連続の鉤型切込線６ 、６を介して分離される第１の剥離片７として、また、その外側は分離後に包装 体に残る残存部１３、１４として形成される。
【００１６】 尚、第１のジッパー５，５により区画された領域の背面側は、一般にのり殺しと 呼ばれる方法により非粘着部１５として形成される。本実施例では印刷により非 粘着部１５を形成したが、のり殺しの手段が限定されることはない。
【００１７】 又、摘み片２、３は幅広に形成することで摘み易い耳片となり、その形状はラベ ルのデザインに合わせ任意である。
【００１８】
【作用】
次の本考案の作用を説明すると次の通りである。 包装用箱の上蓋や被せ蓋の開封部分に、本考案のラベルは貼着され、封緘するが 、開封時に容易に開封できるように、図４及び図５に示すように、上蓋や被せ蓋 の境界部分１６に跨るようラベル１は貼着される。その場合、ラベル１の裏面の 非粘着部１５を蓋の境部分に位置させる。
【００１９】 かくして、ラベル１が貼着された包装箱を開封する場合には、ラベル１の両側に 突出する摘み片２，３の何れかを把持し剥がすように引っ張ると、ジッパー５、 ５或いはジッパー８、８を介してラベル１は分断し、剥離片７、或いは剥離片１ １が除去され、上下の残存部１３、１４のみが包装箱上に残存する。これにより 、上蓋と箱本体との封緘が解除され包装箱を開けることが可能となる。
【００２０】
【考案の効果】
本考案は上記のように構成されることで、ラベルの摘み片はラベルの両側に突出 して形成されるため、いずれを把持しても剥離片が容易に除去されるので、開封 の方向性にとらわれない双方向の開封が出来、高齢者や目の不自由な人には好都 合となる。
【００２１】 又、ラベルの封緘を分断するジッパーは直線部と斜線部とからなる複数の不連続 の鉤型切込線により構成されているので、摘み片を把持したとき、先ず、ラベル に形成された切込線から分断が開始され、剥離方向に引っ張ることにより順次、 不連続の鉤型切込線に伝播し、容易且つ綺麗にラベルから剥離片を除去すること が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本考案の実施例の正面図
【図２】 同背面図
【図３】 図１の要部を拡大した正面図
【図４】 ケーキの紙箱の上蓋に使用した状態の斜視図
【図５】 トレーの被せ蓋に使用した状態の斜視図
【符号の説明】
ラベル １ａ ラベルの一側端 １ｂ ラベルの他側端 ２、３ 摘み片 ４、１０ 切込線 ５ 第１のジッパー ６、９ 鉤型切込線 ７ 第１の剥離片 ８ 第２のジッパー １１ 第２の剥離片 １５ 非粘着部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ラベル１の両側端に突出した夫々の摘み
    片２、３の基端部より、夫々反対方向にラベルを横断し
    てラベルを分断する不連続の鉤型切込線６、９からなる
    ２組のジッパー５、８を設け、夫々のジッパー５、８を
    形成した裏面側の領域を非粘着部としたことを特徴とす
    る簡易開封ラベル。
  2. 【請求項２】 ラベル１の一側端１ａ側に突出した摘み
    片２の基端部の切り込み線４、４からラベル１の他端１
    ｂに向けてラベル１を横断し分断する複数の不連続の鉤
    型切込線６、６からなる第１のジッパー５を形成し、該
    第一のジッパー５の鉤型切込線６，６間の領域を第１の
    剥離片７とし、該第１の剥離片７部に、ラベル１の他側
    端部１ｂに突出した摘み片３の基端部の切込線１０から
    ラベル１の一側端１ａに向けてラベルを横断し分断する
    複数の不連続の鉤型切込線９、９を形成した第２のジッ
    パー８、８を形成し、該第２のジッパー８、８の鉤型切
    込線９、９間の領域を第２の剥離片１１部とし、前記第
    １のジッパー５にて形成される第１の剥離片７の裏面側
    の領域を非粘着部としたことを特徴とする簡易開封ラベ
    ル。
JP2002004598U 2002-07-25 2002-07-25 簡易開封ラベル Expired - Lifetime JP3091644U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011170222A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Toppan Forms Co Ltd 封止用シール

Cited By (1)

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