JP3091579U - アジャストパーツ、時計バンド及び腕時計 - Google Patents

アジャストパーツ、時計バンド及び腕時計

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JP3091579U JP2002004523U JP2002004523U JP3091579U JP 3091579 U JP3091579 U JP 3091579U JP 2002004523 U JP2002004523 U JP 2002004523U JP 2002004523 U JP2002004523 U JP 2002004523U JP 3091579 U JP3091579 U JP 3091579U
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band
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直美 焼杉
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株式会社バンビ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 三つ折れ式留具を用いた非金属製バンドのサ
イズ調整を可能とするアジャストパーツの提供にある。 【解決手段】 上箱21と中板30と下板35とを三つ
折りにしてバンドを留める三つ折り式留具20の下板3
5に取り付ける非金属製バンド40用のアジャストパー
ツ10であって、バンド40を挟んで下板35の裏面に
位置する台座部11と、台座部11の両側端12,12
から起立してバンド40上面で下板35の端部を支持す
る軸受部13,13と、台座部11に突起して設けら
れ、バンド40に形成された小穴45へ通すとともに、
下板35と中板30に形成された通し穴36,31を通
り、上箱21の係止孔で係止される係止突起14とを備
える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、三つ折れ式留具を用いた非金属製バンドのアジャスト技術に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
非金属製バンドとは、バンド駒を連結して構成する金属製バンド以外のバンド をいい、例えば、レザー(皮革)バンドやラバー(樹脂)バンドなどがあげられ る。
【0003】 図5は、腕時計用の一般的なレザーバンド50の構成を示した斜視図である。 レザーバンド50の一方端部51には、美錠といわれるバンドを結合させる部品 60が取り付けられている。この美錠60は、U字形のカサ61とI字形のツク 棒65とからなり、いずれも回動自在となっている。また、レザーバンド50の 他方端部52側には、レザーバンド50の長手方向に小穴55,55,…が複数 形成されている。そして、美錠60のツク棒65を通す小穴55の位置によって 、レザーバンド50のサイズを調整する。最も大きなサイズにしたい場合には、 端部52に近い小穴55へツク棒65を通し、最も小さなサイズにしたい場合に は、端部52から遠い小穴55へツク棒65を通せばよい。
【0004】 図6は、金属製の腕時計バンドに広く使用される三つ折れ式留具70である。 この三つ折れ式留具70は、上箱71と、軸を介して上箱71と連なる中板80 と、及び同様に軸を介して中板80と連なる下板85とからなる。図示のように 、これらを開放させることでバンドが広がり、バンドの装着箇所(手首など)へ 取り付け・取り外しが可能となる。また、上箱71と中板80と下板85を三つ 折りにすることで、バンドが狭まり装着箇所(手首など)へ固定できる。
【0005】 この上箱71は、コ字型の枠体72に中留本体75を備えてなる。中留本体7 5には、バネのような弾性力を有する部材で左右に開閉する押圧材を案内する窓 穴76を設けたロック機構を有する。また、枠体72の垂下する側面74にはボ タン穴73が設けられ、中留本体75の突出した押しボタン77がそのボタン穴 73に掛止されている。この押しボタン77を押すことにより、下板85に立設 させた中留突起86が窓穴76の押圧材から解除され、図示するように時計バン ドを開放できる。反対に、中留突起86を中板80の通し穴81を介して中留本 体75の窓穴76に係止させることで三つ折りができるものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、この三つ折れ式留具70を用いる場合の腕時計バンドの調整である が、金属製バンドであればバンドを構成するバンド駒を1又は複数個取り付け或 いは取り外すことで調整可能である。 しかし、レザーバンドやラバーバンドなどの非金属製バンドは、もともとバン ドに形成された小穴でサイズを調整するものであるために、バンド自体の長さを 変えることは難しい。
【0007】 そこで、本考案は三つ折れ式留具を用いた非金属製バンドのサイズ調整を可能 とするアジャストパーツの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第一の考案は、上箱と中板と下板とを三つ折りに してバンドを留める三つ折り式留具の下板に取り付ける非金属製バンド用のアジ ャストパーツであって、 バンドを挟んで下板の裏面に位置する台座部と、 台座部の両側端から起立してバンド上面で下板の端部を支持する軸受部と、 台座部に突起して設けられ、バンドに形成された小穴へ通すとともに、下板と 中板に形成された通し穴を通り、上箱の係止孔で係止される係止突起とを備える ことを特徴とする。
【0009】 第二の考案は、第一の考案のアジャストパーツを備えた時計バンドであって、 第三の考案は、第二の考案の時計バンドを備えた腕時計である。
【0010】
【作用】
第一の考案によれば、上箱と中板と下板とを三つ折りにしてバンドを留める三 つ折り式留具の下板に取り付ける非金属製バンド用のアジャストパーツにあって 、バンドを挟んで下板の裏面に位置する台座部と、台座部の両側端から起立して バンド上面で下板の端部を支持する軸受部と、台座部に突起して設けられ、バン ドに形成された小穴へ通すとともに、下板と中板に形成された通し穴を通り、上 箱の係止孔で係止される係止突起とを備えることで、非金属製バンドの一方の端 部が、三つ折れ式留具の下板とアジャストパーツの台座部との間に挟まれる形で 挿入される。そして、アジャストパーツの係止突起が非金属製バンドの小穴を通 すことで、その非金属製バンドの端部が固定される。このとき、係止突起を通す 小穴の位置によって、非金属製バンドが三つ折れ式留具の下板とアジャストパー ツの台座部11との間に挿入される長さが変わるので、バンドサイズの調整が可 能となる。
【0011】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態について図面を使用して説明する。 図1は、本考案の実施形態を示す斜視図であり、図2は、本考案の実施形態を 示す側面図である。本考案のアジャストパーツ10は、三つ折れ式留具20に取 り付けて用いられる。三つ折れ式留具20は、上箱21と中板30と下板35と からなり、アジャストパーツ10は、その下板35の反中板側に取り付けられる 。
【0012】 アジャストパーツ10は、下板35の裏面に位置する台座部11と、台座部1 1の両側端12,12から起立して下板35の端部を支持する軸受部13,13 と、台座部11に突起して設けられた係止突起14とを備える。
【0013】 こうしたアジャストパーツ10を取り付けた三つ折れ式留具20に対して、腕 時計用のレザーバンド40の一方端部41は、三つ折れ式留具20の上箱21に 取り付けられている。また、レザーバンド40のもう一方の端部42は、三つ折 れ式留具20の下板35とアジャストパーツ10の台座部11との間に挟まれる 形で挿入されている。そして、アジャストパーツ10の係止突起14がレザーバ ンド40の小穴45を通すことで、レザーバンド40のもう一方の端部42が固 定される。
【0014】 このとき、係止突起14を通す小穴45の位置によって、レザーバンド40が 三つ折れ式留具20の下板35とアジャストパーツ10の台座部11との間に挿 入される長さが変わるので、バンドサイズの調整が可能となる。最も大きなサイ ズにしたい場合には、端部42に近い小穴45へ係止突起14を通し、最も小さ なサイズにしたい場合には、端部42から遠い小穴45へ係止突起14を通せば よい。
【0015】 三つ折れ式留具20の中板30と下板35には、通し穴31,36がそれぞれ 形成されている。係止突起14がこの通し穴31,36を通ることで、三つ折れ 式留具20の三つ折りが可能となる。
【0016】 図3は、三つ折れ式留具20の下板35にアジャストパーツ10を取り付ける 方法を示したものである。下板35の反中板側端部に形成されたピン穴37へバ ネ棒ピン39を挿入する。そして、その挿入されたバネ棒ピン39をアジャスト パーツ10の軸受部13,13に差し込むと、バネ棒ピン39が軸受部13,1 3のピン穴131,131に嵌合する。こうしてアジャストパーツ10が三つ折 れ式留具20に取り付けられる。
【0017】 図4は、三つ折れ式留具20を折り畳んだ状態を示したものである。アジャス トパーツ10の軸受部13,13に対応する切れ込み23を、上箱21の側面2 2に設けることで、三つ折りの際に軸受部13,13が邪魔にならず、スムーズ に三つに折り畳むことができる。また、デザイン的にもスマートなものとなる。
【0018】 なお、三つ折れ式留具20のその他の構造や作用・効果については、従来技術 に記載した三つ折れ式留具70と同様であるから、その記載を省略する。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、三つ折れ式留具を用いた非金属製バンドにあっても、非金属 製バンドの小穴を用いてそのサイズ調整が簡単に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施形態を示す斜視図。
【図2】 本考案の実施形態を示す側面図。
【図3】 三つ折れ式留具の下板に本考案のアジャスト
パーツを取り付ける方法を示した説明図。
【図4】 三つ折れ式留具を折り畳んだ状態を示した側
面図。
【図5】 腕時計用の一般的なレザーバンドの構成を示
した斜視図。
【図6】 三つ折れ式留具を示した斜視図。
【符号の説明】
10 アジャストパーツ 11 台座部 12 側端 13 軸受部 20 三つ折り式留具 21 上箱 30 中板 31 通し穴 35 下板 36 通し穴 40 非金属製バンド 45 小穴

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上箱と中板と下板とを三つ折りにしてバ
    ンドを留める三つ折り式留具の下板に取り付ける非金属
    製バンド用のアジャストパーツであって、 バンドを挟んで下板の裏面に位置する台座部と、 台座部の両側端から起立してバンド上面で下板の端部を
    支持する軸受部と、 台座部に突起して設けられ、バンドに形成された小穴へ
    通すとともに、下板と中板に形成された通し穴を通り、
    上箱の係止孔で係止される係止突起とを備えたアジャス
    トパーツ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアジャストパーツを備え
    た時計バンド。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の時計バンドを備えた腕時
    計。
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