JP3091446U - バンド構造、時計バンド及び腕時計 - Google Patents

バンド構造、時計バンド及び腕時計

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JP3091446U
JP3091446U JP2002004371U JP2002004371U JP3091446U JP 3091446 U JP3091446 U JP 3091446U JP 2002004371 U JP2002004371 U JP 2002004371U JP 2002004371 U JP2002004371 U JP 2002004371U JP 3091446 U JP3091446 U JP 3091446U
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band
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JP2002004371U
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昭雄 佐久間
圭 大滝
Original Assignee
株式会社バンビ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンド駒の表面に傷をつけずに、回動が規制
されるバンド構造の提供にある。 【解決手段】 バンド駒10の有する凸部11と凹部1
6とを組み合わせ、その組み合わせ部分に連結ピンを通
し、バンド駒10どうしを回動自在に連結するバンド構
造であって、凸部11と凹部16とが連結方向に湾曲状
に接する接触面のうち、凸部11の先端面12には連結
方向へ向かって水平に突起体13と、凸部11の先端面
12と接する凹部16の内端面17には突起体13を嵌
合し、バンド駒10の回動により移動する突起体13の
移動を規制する規制溝18とを備えることを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、バンド駒を連結して構成されるバンド、とくに時計バンドやブレス レットなどの装身具のバンド構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図7に示すような、バンド駒50の有する凸部と凹部とを組み合わせ、 その組み合わせ部分に連結ピンを通し、バンド駒50どうしを回動自在に連結す るバンド構造は、図8に示すように、一方のバンド駒50の隅部分がもう一方の バンド駒50の表面に当たることで、その回動が止められていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、これであると、バンド駒50の表面51に当接跡の傷がついてしまう という問題があった。 そこで、本考案は、表面に傷をつけずに、バンド駒の回動が規制されるバンド 構造の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第一の考案は、バンド駒の有する凸部と凹部とを 組み合わせ、その組み合わせ部分に連結ピンを通し、バンド駒どうしを回動自在 に連結するバンド構造であって、 凸部と凹部との接する接触面の一方には、突起した突起体と、 接触面の他方には、その突起体が差し込まれ、バンド駒の回動により移動する 突起体の可動範囲を規制する規制溝とを備えることを特徴とする。
【0005】 第二の考案は、凸部と凹部との接する接触面が、連結方向に向かって湾曲状と なっていることを特徴とする。
【0006】 第三の考案は、凸部の先端面に突起体と、 凸部の先端面と接する凹部の内端面に規制溝とを備えることを特徴とし、 第四の考案は、凸部の先端面と接する凹部の内端面に突起体と、 凸部の先端面に規制溝とを備えることを特徴とし、 第五の考案は、突起体が連結方向へ向かって水平に突起し、 規制溝が連結方向へ向かって水平に窪んだことを特徴とする。
【0007】 第六の考案は、凸部の側面に突起体と、 凸部の側面と接する凹部の内側面に規制溝とを備えることを特徴とし、 第七の考案は、凸部の側面と接する凹部の内側面に突起体と、 凸部の側面に規制溝とを備えることを特徴とする。
【0008】 第八の考案は、第一から第七の考案であるバンド構造を備えた時計バンドであ り、 第九の考案は、第八の考案である時計バンドを備えた腕時計である。
【0009】
【作用】
第一の考案によれば、バンド駒の有する凸部と凹部とを組み合わせ、その組み 合わせ部分に連結ピンを通し、バンド駒どうしを回動自在に連結するバンド構造 にあって、凸部と凹部との接する接触面の一方には、突起した突起体と、接触面 の他方には、その突起体が差し込まれ、バンド駒の回動により移動する突起体の 可動範囲を規制する規制溝とを備えることで、規制溝に差し込まれた突起体の移 動が規制溝によってその可動範囲を規制され、その結果としてその突起体を備え たバンド駒の回動も規制されることになる。
【0010】 第二の考案によれば、凸部と凹部との接する接触面が、連結方向に向かって湾 曲状となっていることで、接触面が摺動してバンド駒どうしが回動する。
【0011】 第三の考案によれば、凸部の先端面に突起体と、凸部の先端面と接する凹部の 内端面に規制溝とを備えることで、凹部の内端面の規制溝へ凸部の先端面の突起 体が差し込まれ、その移動が規制される。 また、第四の考案によれば、凸部の先端面と接する凹部の内端面に突起体と、 凸部の先端面に規制溝とを備えることで、凸部の先端面の規制溝へ凹部の内端面 の突起体が差し込まれ、その移動が規制される。 さらに、第五の考案によれば、突起体が連結方向へ向かって水平に突起し、規 制溝が連結方向へ向かって水平に窪んだことで、突起体が規制溝へ差し込まれ、 その移動が確実に規制される。
【0012】 第六の考案によれば、凸部の側面に突起体と、凸部の側面と接する凹部の内側 面に規制溝とを備えることで、凹部の内側面の規制溝へ凸部の側面の突起体が差 し込まれ、その移動が規制される。 第七の考案によれば、凸部の側面と接する凹部の内側面に突起体と、凸部の側 面に規制溝とを備えることで、凸部の側面の規制溝へ凹部の内側面の突起体が差 し込まれ、その移動が規制される。
【0013】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態について図面を使用して説明する。図1は、本考案の第一 の実施形態を示す説明図である。腕時計1に取り付けられている時計バンド2は 、バンド駒10の有する凸部と凹部とを組み合わせ、その組み合わせ部分に連結 ピンを通し、バンド駒どうしを回動自在に連結するバンド構造となっている。ま た、凸部と凹部との接する接触面は、連結方向に向かって湾曲状となっている。
【0014】 図2は、図1のA−A線破断図である。バンド駒10の凸部11の先端面12 には、連結方向へ向かって水平に突起する突起体13を備えている。一方、隣り 合うバンド駒10の凸部11と組み合わされる凹部16は、凸部11の先端面1 2と接する内端面17に連結方向へ向かって水平に窪んだ規制溝18を備えてい る。なお、凸部11にある符号14は、バンド駒10どうしを連結する連結ピン を通す通し穴である。
【0015】 図3は、バンド駒10を連結させた場合における凸部11と凹部16の組み合 わせ部分の破断図である。凸部11の先端面12と凹部16の内端面17とは湾 曲状となって接する接触面を形成しており、この先端面12と内端面17とが摺 動するようにしてバンド駒10どうしが回動される。
【0016】 このとき、凸部11の突起体13は、隣り合うバンド駒10の規制溝18に差 し込まれる。そして、バンド駒10の回動に従って突起体13も移動するが、あ る一定の範囲を移動すると突起体13は規制溝18の縁に当接し、突起体13の 可動範囲が規制される。これにより、突起体13を備えるバンド駒10の回動も 規制されることになる。その結果、バンド駒10の回動によってバンド駒10の 表面に当たり傷が生じてしまうことを防止できる。また、一方のバンド駒10の 突起体13が、隣り合うバンド駒10の規制溝18に差し込まれることで、バン ド駒10とバンド駒10との隙間を隠すことが可能となる。
【0017】 なお、バンド駒10の回動の規制範囲(a)は、突起体13と規制溝18との 寸法によってその範囲を調整することができる。また、図示省略するが、図1〜 3の実施形態とは別に、凸部11の先端面12に規制溝を、凹部16の内端面1 7に突起体を備えたものであってもよい。
【0018】 図4は、バンド駒10を連結した時計バンド2の側面図である。これは、図1 に示すバンド駒10の側端の凸部20と凹部21とには突起体及び規制溝を設け ず、中側の凸部11と凹部16にのみ突起体13及び規制溝18を設けたもので ある。これによると、バンド両側端の凸部20と凹部21とは単に湾曲状に接し ているだけであるが、バンド中側で突起体13が規制溝18に規制されるため、 バンド駒10の回動は規制される。
【0019】 図5は、本考案の第二の実施形態を示した説明図である。腕時計1に取り付け られている時計バンド3は、バンド駒30の有する凸部と凹部とを組み合わせ、 その組み合わせ部分に連結ピンを通し、バンド駒どうしを回動自在に連結するバ ンド構造となっている。また、凸部と凹部との接する接触面は、連結方向に向か って湾曲状となっている。
【0020】 図6は、図5のB−B線断面図である。バンド駒30の凸部31の側面32, 32には、突起する突起体33,33を備えている。一方、隣り合うバンド駒3 0の凸部31と組み合わされる凹部36は、凸部31の側面32と接する内側面 37,37に窪んだ規制溝38,38を備えている。なお、符号34は、バンド 駒30どうしを連結する連結ピンを通す通し穴である。
【0021】 そして、凸部31の突起体33は、隣り合うバンド駒30の規制溝38に差し 込まれる。バンド駒30の回動に従って突起体33も移動するが、ある一定の範 囲を移動すると突起体33は規制溝38の縁に当接し、突起体33の可動範囲が 規制される。これにより、突起体33を備えるバンド駒30の回動も規制される ことになる。その結果、バンド駒30の回動によってバンド駒30の表面に当た り傷が生じてしまうことを防止できる。
【0022】 なお、バンド駒30の回動の規制は、突起体33と規制溝38との寸法によっ てその範囲を調整することができる。また、図示省略するが、図5及び図6の実 施形態とは別に、凸部31の側面32に規制溝を、凹部36の内側面37に突起 体を備えたものであってもよい。
【0023】
【考案の効果】
本考案によれば、以下のような効果を有する。 バンド駒に備えられた突起体と規制溝によってバンド駒の回動が規制され、 バンド駒の表面に当たり傷が生じてしまうことを防止できる。 一方のバンド駒の突起体が、隣り合うバンド駒の規制溝に差し込まれている ことで、バンド駒とバンド駒との隙間を隠すことが可能となる。 バンド駒の側端の凸部と凹部とには突起体及び規制溝を設けず、中側の凸部 と凹部にのみ突起体及び規制溝を設けることで、外観上バンド側面の凸部と凹部 とは単に湾曲状に接し回動しているだけであるが、バンド中側で突起体が規制溝 に規制されるため、バンド駒の回動が規制されたものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第一の実施形態を示す説明図。
【図2】 図1のA−A線破断図。
【図3】 バンド駒を連結させた場合における凸部と凹
部の組み合わせ部分の破断図。
【図4】 バンド駒を連結した時計バンドの側面図。
【図5】 本考案の第二の実施形態を示した説明図。
【図6】 図5のB−B線断面図。
【図7】 従来の技術を示す説明図。
【図8】 従来の技術を示す説明図。
【符号の説明】
10 バンド駒 11 凸部 12 先端面 13 突起体 16 凹部 17 内端面 18 規制溝

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンド駒の有する凸部と凹部とを組み合
    わせ、その組み合わせ部分に連結ピンを通し、バンド駒
    どうしを回動自在に連結するバンド構造であって、 凸部と凹部との接する接触面の一方には、突起した突起
    体と、 接触面の他方には、その突起体が差し込まれ、バンド駒
    の回動により移動する突起体の可動範囲を規制する規制
    溝とを備えたバンド構造。
  2. 【請求項2】 凸部と凹部との接する接触面が、連結方
    向に向かって湾曲状となっている請求項1記載のバンド
    構造。
  3. 【請求項3】 凸部の先端面に突起体と、 凸部の先端面と接する凹部の内端面に規制溝とを備えた
    請求項1又は2記載のバンド構造。
  4. 【請求項4】 凸部の先端面と接する凹部の内端面に突
    起体と、 凸部の先端面に規制溝とを備えた請求項1又は2記載の
    バンド構造。
  5. 【請求項5】 突起体が連結方向へ向かって水平に突起
    し、 規制溝が連結方向へ向かって水平に窪んだ請求項3又は
    4記載のバンド構造。
  6. 【請求項6】 凸部の側面に突起体と、 凸部の側面と接する凹部の内側面に規制溝とを備えた請
    求項1又は2記載のバンド構造。
  7. 【請求項7】 凸部の側面と接する凹部の内側面に突起
    体と、 凸部の側面に規制溝とを備えた請求項1又は2記載のバ
    ンド構造。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれかに記載のバン
    ド構造を備えた時計バンド。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の時計バンドを備えた腕時
    計。
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