JP3091353B2 - ドットプリンタの印字制御装置 - Google Patents

ドットプリンタの印字制御装置

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JP3091353B2
JP3091353B2 JP26272293A JP26272293A JP3091353B2 JP 3091353 B2 JP3091353 B2 JP 3091353B2 JP 26272293 A JP26272293 A JP 26272293A JP 26272293 A JP26272293 A JP 26272293A JP 3091353 B2 JP3091353 B2 JP 3091353B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリントワイヤやピン
などの打点装置を有する印字ヘッドを備えたドットプリ
ンタの印字制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリントワイヤ等の打点装置を備
えた印字ヘッドが記録媒体に対して移動しながら、当該
印字ヘッドのインパクト(衝撃)によって記録媒体上に
印字ドットを形成するドットプリンタにおいて、ドット
密度が異なる複数の印字モード、たとえばLQ(レター
クォリティ)モード、NLQ(ニアーレタークォリテ
ィ)モード、DRAFT(ドラフト)モード等を選択し
て設定可能なように構成されているものが多い。使用者
が印字速度より印字品質を重視する場合は、LQモード
を設定し、一方、印字品質より印字速度を重視する場合
は、DRAFTモードを選択することになる。ドット密
度が高い印字モードを選択した場合、単位時間当りのイ
ンパクト回数が多くなるため、騒音レベルが高くなる傾
向にある。
【0003】その対策として、特開平5−38847号
公報において、設定された印字モードに応じて印字ヘッ
ドの駆動コイルの通電時間を制御する手段を設けたドッ
トプリンタヘッドの出力制御装置が開示されており、ド
ット密度の高いモードを選択した場合に、通電時間を短
くして印字エネルギーを小さくすることによって、騒音
レベルの低減化を図っている。
【0004】一方、特開昭62−16161号公報にお
いて、ドットが連続した印字動作時に、プリントワイヤ
を駆動する電磁石への励磁パルス信号のうち、2回目以
降のパルスの発生タイミングやパルス幅を制御するよう
にしたプリントヘッドの駆動方式が開示されており、こ
れによってドット間隔の均一化および印字力の均一化を
図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−38847号公報に開示された従来例は、高密度印
字モードにおいて印字ヘッドの駆動コイルの通電時間を
短くすると、印字のインパクトが弱くなり、全体の印字
ドット濃度が低くなって印字品質の低下を招くという課
題がある。
【0006】一方、特開昭62−16161号公報に開
示された従来例は、印字品質の向上を図るものであり、
騒音レベルについては何ら改善が見られない。
【0007】本発明の目的は、前述した課題を解決する
ため、高密度印字モードが設定されている場合、印字品
質の低下を防ぎつつ、騒音レベルの低減化が可能なドッ
トプリンタの印字制御装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、印字ヘッドが
記録媒体の搬送方向に対して垂直方向に沿って移動しな
がら、当該印字ヘッドのインパクトによって記録媒体上
に印字ドットを形成するドットプリンタの印字制御装置
において、ドット密度が異なる複数の印字モードのう
ち、印字ヘッドの移動方向に沿って連続した2つのドッ
トが部分的に重複して印字される重複ドットが存在する
高密度印字モードが設定されていることを判別するため
の印字モード判別手段と、印字ヘッドの移動方向に沿っ
て連続した少なくとも2ドット分のドット情報を記憶す
るためのドット情報記憶手段と、前記ドット情報に基づ
いて、連続した少なくとも2ドット内の重複ドットの有
無を検出するための重複ドット検出手段と、前記印字モ
ード判別手段が高密度印字モードの設定を判別し、前記
重複ドット検出手段が重複ドットを検出した場合、重複
ドットの印字のインパクトエネルギーを高密度印字モー
ドの設定中に発生する単独ドット印字時より小にするた
めのインパクトエネルギー制御手段とを備えることを特
徴とするドットプリンタの印字制御装置である。また本
発明は、前記インパクトエネルギー制御手段は、前記重
複ドットの印字毎に、重複したドットのうち先頭ドット
だけ単独ドット印字時と同じインパクトエネルギーEa
に制御し、残りのドットについてはインパクトエネルギ
ーEaより小のインパクトエネルギーEbに制御するこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明に従えば、印字モード判別手段が高密度
印字モードの設定を判別して、重複ドット検出手段が重
複ドットを検出した場合、重複ドットの印字のインパク
トエネルギーを高密度印字モードでの単独ドット印字時
より弱く制御することによって、重複ドット印字時の衝
撃を単独ドット印字時より低減化できる。たとえば重複
したドットのうち先頭ドットだけ通常のインパクトエネ
ルギーEaに制御し、残りのドットについてはインパク
トエネルギーEaより小さいインパクトエネルギーEb
(<Ea)に制御することによって、印字輪郭部の濃度
が維持されるため印字品質の低下はあまり感じられず、
しかも全体のインパクト回数のうち弱いインパクトの割
合が増えるため、全体の騒音レベルが低くなる。さら
に、消費電力やインク消費量の低減化も可能となる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の概略的構成を示
すブロック図である。ドットプリンタの印字制御装置
は、CPU(中央処理装置)等を有し全体を制御するた
めのコントロール部1と、コントロール部1の動作に必
要なプログラムやデータが記憶されたROM(リードオ
ンリメモリ)5と、書き替え可能なデータを記憶するた
めのRAM(ランダムアクセスメモリ)6と、コンピュ
ータ等の外部装置(図示せず)から送られる印字データ
を受け取ってコントロール部1へ出力するインタフェイ
ス2と、プリントワイヤなど複数の打点装置を有する印
字ヘッド10と、コントロール部1からの駆動信号に基
づいて印字ヘッド10を駆動するための印字ヘッド駆動
回路9とを備えており、さらに、ドット密度が異なる複
数の印字モード、たとえばLQモード、NLQモード、
DRAFTモードのうち、隣接する2つのドットが部分
的に重複して印字される高密度印字モード、たとえばL
Qモードが設定されていることを判別するための印字モ
ード判別手段3と、印字ヘッド10の移動方向に沿った
2ドット分のドット情報を記憶するためのドット情報記
憶手段7と、ドット情報記憶手段7に記憶された2ドッ
ト分のドット情報を比較して重複ドットの有無を検出す
るためのドット情報比較手段4と、ドット情報比較手段
4が重複ドットを検出した場合、印字のインパクトエネ
ルギーを制御するためのインパクトエネルギー制御手段
8とを備えている。
【0011】次に動作について説明する。外部装置から
印字データが送られてくると、コントロール部1はイン
タフェイス2を介して受信して、RAM6に印字データ
を格納する。一連の印字データがRAM6に格納された
後、コントロール部1は格納された印字データに対応す
るフォントをROM5の中から検索して、そのドットイ
メージをRAM6の中に展開する。次に、印字ヘッド1
0が1回の走査で印字する領域、たとえば1行分のドッ
トイメージの展開が完了すると、コントロール部1は印
字ヘッド駆動回路9に対して印字開始信号や展開ドット
などの駆動信号を出力する。印字ヘッド駆動回路9は駆
動信号に基づいて、印字ヘッド10を駆動する。印字ヘ
ッド10は、カットシートや連続用紙などの記録媒体に
対してたとえば幅方向に移動しながら、内蔵した打点装
置のインパクトによって、インクリボンに保持されたイ
ンクを展開ドットに対応して記録媒体上に付着させる。
印字ヘッド10が1行分の印字を終えると、記録媒体が
搬送装置(図示せず)によって所定量搬送されて、次行
の印字を待機する。
【0012】このような印字動作において、コントロー
ル部1は外部装置からのコマンドに基づいて、複数の印
字モードのなかから1つの印字モードを設定して、対応
する印字モードフラグをRAM6に記憶する。なお、電
源投入時においては、ROM5内のデータに基づいて所
定の印字モードが初期設定される。コントロール部1か
ら印字モードフラグに対応する印字モードデータが印字
モード判別手段3へ送られて、高密度印字モードが設定
されていれば、この印字モードに対応する印字モード信
号がドット情報比較手段4に送られる。
【0013】一方、ドット情報記憶手段7は、コントロ
ール部1から出力される、たとえば1行分のドット情報
の中から連続した2ドット分のドット情報を記憶して、
2ビット情報としてドット情報比較手段4へ出力する。
ドット情報比較手段4は、印字モード判別手段3からの
印字モード信号が高密度印字モードである場合に、前述
の2ビット情報を比較することによって、重複ドットの
有無を検出する。重複ドットの存在が検出されると、イ
ンパクトエネルギー制御手段8が印字ヘッド10のイン
パクトエネルギーを制御するための制御信号を印字ヘッ
ド駆動回路9へ出力する。
【0014】インパクトエネルギーを制御する方法の一
例として、たとえば重複したドットのうち先頭ドットだ
け通常のインパクトエネルギーに制御し、残りのドット
については弱いインパクトエネルギーに制御する方法が
考えられる。この方法によれば、全体のインパクト回数
のうち弱いインパクトの割合が増えるため、全体の騒音
レベルが低くなる。しかも、弱いインパクトの部分では
印字濃度が低下するが、印字輪郭部の濃度が維持される
ため、印字品質の低下はあまり感じられない。
【0015】図2は、本発明の一実施例の具体的構成を
示す回路図である。マイクロプロセッサ11は、全体の
制御を行なうコントロール部であり、マイクロプロセッ
サ11の動作に必要なプログラムやデータが記憶された
ROM(リードオンリメモリ)13と、書き替え可能な
データを記憶するためのRAM(ランダムアクセスメモ
リ)14と、コンピュータ等のホスト装置20から送ら
れる印字データを受け取ってマイクロプロセッサ11へ
出力するインタフェイス12とが接続されている。
【0016】シフトレジスタ18は、印字ヘッド10の
ピン数、たとえば24個分のピンに対応するフリップフ
ロップを備え、ドットデータaがマイクロプロセッサ1
1からシリアルデータとして送られてくると、順次転送
して格納する。ラッチ回路19は、同様に24個分のピ
ンに対応するフリップフロップを備え、マイクロプロセ
ッサ11からロード信号bが送られてくると、シフトレ
ジスタ18で転送されたドットデータがラッチ回路19
に格納される。ラッチ回路19で格納されたドットデー
タは、24個のアンドゲートGF1〜GF24にそれぞ
れ入力される。
【0017】アンドゲートGF1〜GF24は、他の入
力レベルがハイレベルであれば、ラッチ回路19からの
ドットデータをそのままトランジスタ等のスイッチング
素子T1〜T24に出力し、一方、残りの入力レベルが
ローレベルであれば、常にローレベルを出力する。
【0018】印字ヘッド10は、たとえば24個分のピ
ンを駆動するための駆動コイルL1〜L24を備え、駆
動コイルL1〜L24の一端はスイッチング素子T1〜
T24にそれぞれ接続され、他端は奇数番ピンに対応す
る駆動コイルL1、L3、…、L23と偶数番ピンに対
応する駆動コイルL2、L4、…、L24のグループ別
に共通接続され、スイッチング素子TR3、TR4を介
して電源電圧VCが供給される。スイッチング素子TR
3は、タイマAに接続されたスイッチング素子TR1に
よって制御され、タイマAの出力がハイレベルのときス
イッチング素子TR3は導通する。同様に、スイッチン
グ素子TR4は、タイマDに接続されたスイッチング素
子TR2によって制御され、タイマDの出力がハイレベ
ルのときスイッチング素子TR4は導通する。
【0019】図4(a)は印字ヘッド10のピン配列の
一例を示すピン配置図であり、図4(b)はその印字結
果の一例を示す。図4(a)に示した印字ヘッド10
は、奇数番ピンの列と偶数番ピンの列からなる2列が、
互いにピンピッチの半分だけ平行にシフトしており、さ
らに2列の間隔はたとえば1ドットの印字周期Tの半分
T/2の間に進む距離に設定されている。印字ヘッド1
0がピン配列方向に対して垂直に移動しながら、ある時
点で奇数番ピンの列が打点を行った後、印字ヘッド10
が2列の間隔分だけ移動した時点で偶数番ピンの列が打
点を行なった場合、図4(b)に示すように、奇数番ピ
ンの打点位置と偶数番ピンの打点位置とが一致する。さ
らに印字ドットの直径がピンピッチの半分より大きいた
め、隣接する印字ドットが部分的に重複するため、ドッ
ト密度が高くなり印字品質が向上する。こうして1列当
り縦24個のドット印刷を実現している。
【0020】図2に戻って2点鎖線で囲まれた部分は、
図1に示すインパクトエネルギー制御手段8に対応す
る。シフトレジスタ16は、印字ヘッド10のピン数、
たとえば24個分のピンに対応するフリップフロップを
備え、印字のインパクトエネルギーの強弱を決める比較
データdがマイクロプロセッサ11からシリアルデータ
として送られてくると、順次転送して格納する。ラッチ
回路17は、同様に24個分のピンに対応するフリップ
フロップを備え、マイクロプロセッサ11からロード信
号eが送られてくると、シフトレジスタ16で転送され
た比較データがラッチ回路17に格納される。ラッチ回
路17で格納された比較データは、24個のアンドゲー
トGA1〜GA24にそれぞれ入力される。
【0021】一方、マイクロプロセッサ11から出力さ
れる奇数ピンストローブ信号gはアンドゲートGA1、
GA3、…、GA23に入力され、偶数ピンストローブ
信号hはアンドゲートGA2、GA4、…、GA24に
入力される。したがって、奇数ピンストローブ信号gが
ハイレベルのとき、ラッチ回路17で格納された比較デ
ータのうち奇数番ピンのものが出力され、また偶数ピン
ストローブ信号hがハイレベルのとき、ラッチ回路17
で格納された比較データのうち偶数番ピンのものが出力
される。
【0022】まず奇数番ピンについて説明すると、アン
ドゲートGA1、GA3、…、GA23の出力は、反転
ゲートGC1、GC3、…、GC23およびタイマCと
接続されたアンドゲートGB1、GB3、…、GB23
にそれぞれ入力される。さらに、アンドゲートGB1、
GB3、…、GB23の出力は、オアゲートGE1、G
E3、…、GE23にそれぞれ入力される。したがっ
て、タイマCの出力がハイレベルとなる期間であって、
かつアンドゲートGA1、GA3、…、GA23のうち
ハイレベルを出力しているピンに関して、アンドゲート
GF1、GF3、…、GF23にハイレベルが入力され
る。
【0023】一方、反転ゲートGC1、GC3、…、G
C23の出力とタイマBの出力は、アンドゲートGD
1、GD3、…、GD23にそれぞれ入力されて論理積
がとられ、さらにオアゲートGE1、GE3、…、GE
23にそれぞれ入力される。したがって、タイマBの出
力がハイレベルとなる期間であって、かつアンドゲート
GA1、GA3、…、GA23のうちローレベルを出力
しているピンに関して、アンドゲートGF1、GF3、
…、GF23にハイレベルが入力される。
【0024】結局、ラッチ回路17に格納された比較デ
ータのうちハイレベルが設定されたピンについては、タ
イマCのパルス幅に応じた通電期間で駆動コイルL1、
L3、…、L23に駆動電流が流れることになり、一
方、比較データのうちローレベルが設定されたピンにつ
いては、タイマBのパルス幅に応じた通電期間で駆動コ
イルL1、L3、…、L23に駆動電流が流れることに
なる。
【0025】次に偶数番ピンについて説明すると、アン
ドゲートGA2、GA4、…、GA24の出力は、反転
ゲートGC2、GC4、…、GC24およびタイマFと
接続されたアンドゲートGB2、GB4、…、GB24
にそれぞれ入力される。さらに、アンドゲートGB2、
GB4、…、GB24の出力は、オアゲートGE2、G
E4、…、GE24にそれぞれ入力される。したがっ
て、タイマFの出力がハイレベルとなる期間であって、
かつアンドゲートGA2、GA4、…、GA24のうち
ハイレベルを出力しているピンに関して、アンドゲート
GF2、GF4、…、GF24にハイレベルが入力され
る。
【0026】一方、反転ゲートGC2、GC4、…、G
C24の出力とタイマEの出力は、アンドゲートGD
2、GD4、…、GD24にそれぞれ入力されて論理積
がとられ、さらにオアゲートGE2、GE4、…、GE
24にそれぞれ入力される。したがって、タイマEの出
力がハイレベルとなる期間であって、かつアンドゲート
GA2、GA4、…、GA24のうちローレベルを出力
しているピンに関して、アンドゲートGF2、GF4、
…、GF24にハイレベルが入力される。
【0027】結局、ラッチ回路17に格納された比較デ
ータのうちハイレベルが設定されたピンについては、タ
イマFのパルス幅に応じた通電期間で駆動コイルL2、
L4、…、L24に駆動電流が流れることになり、一
方、比較データのうちローレベルが設定されたピンにつ
いては、タイマEのパルス幅に応じた通電期間で駆動コ
イルL2、L4、…、L24に駆動電流が流れることに
なる。
【0028】なお、以上の説明において、各ゲートの符
号は総称的にGA、GB、…、GFを使用し、個々のゲ
ートについては印字ヘッドのピン番号に対応して、たと
えばGA1、GF24のように番号を付加して使用して
いる。また、中間のピン番号に対応する構成部品は、理
解容易のために図示を省略している。
【0029】図5(a)は通常のインパクトエネルギー
で印字する場合に駆動コイルに流れる電流の時間変化を
示すグラフであり、図5(b)は弱いインパクトエネル
ギーで印字する場合に駆動コイルに流れる電流の時間変
化を示すグラフであり、図5(c)は駆動コイル周辺の
回路図である。1番ピンを例にとると、図5(c)にお
いて、駆動コイルL1とスイッチング素子TR3との直
列回路に対して並列にダイオードDA1が接続され、駆
動コイルL1とスイッチング素子T1との直列回路に対
して並列にダイオードDB1が接続されている。
【0030】各タイマの時間長をタイマA>タイマB>
タイマCの順で設定した場合、図5(a)において、ラ
ッチ回路17にローレベルが設定されると、タイマBの
パルス幅に応じた通電時間で駆動コイルL1に電源電圧
VCが印加される。コイル電流が、時刻t0から増え始
め、駆動コイルL1のインダクタンスと直列抵抗成分で
定まる時定数で増加し、時刻tbでスイッチング素子T
1が遮断して印加電圧が0になると、コイル電流はダイ
オードDA1を通る循環電流となって減少する。さら
に、時刻taでタイマAの出力がローレベルになってス
イッチング素子TR3が遮断すると、コイル電流がダイ
オードDB1を通る循環電流となって急速に減少する。
【0031】次に、図5(b)において、ラッチ回路1
7にローレベルが設定されると、タイマCのパルス幅に
応じた通電時間で駆動コイルL1に電源電圧VCが印加
される。コイル電流が、時刻t0から増え始め、駆動コ
イルL1のインダクタンスと直列抵抗成分で定まる時定
数で増加し、時刻tbより早い時刻tcでスイッチング
素子T1が遮断して印加電圧が0になると、コイル電流
はダイオードDA1を通る循環電流となって減少する。
さらに、時刻taでタイマAの出力がローレベルになっ
てスイッチング素子TR3が遮断すると、コイル電流が
ダイオードDB1を通る循環電流となって急速に減少す
る。
【0032】したがって、タイマBで制御される図5
(a)と比べて、タイマCで制御される図5(b)のほ
うが、駆動コイルL1に通電される電力が少なくなるた
め、印字のインパクトエネルギーが小さくなる。
【0033】以上、奇数番ピンのうち1番ピンを例にと
って説明したが、他の奇数番ピンについても同様な制御
が行なわれる。また、偶数番ピンについても、各タイマ
の時間長をタイマD>タイマE>タイマFの順で設定す
ることによって、同様な制御が行なわれる。
【0034】図3は、図2の回路の動作を示すタイミン
グチャートである。
【0035】最初に、通常のインパクトエネルギーで印
字する場合を説明する。まず図3(1)に示すように、
時刻t1でマイクロプロセッサ11が印字ヘッド10の
24個分のピンに対応するドットデータaをシフトレジ
スタ18へ出力してシリアル転送を行なう。次に図3
(2)に示すように、時刻t2でマイクロプロセッサ1
1がラッチ回路19にロード信号bを出力すると、シフ
トレジスタ18に格納されたドットデータがラッチ回路
19に記憶される。さらに1番ピンに注目すると、1番
ピンのドットデータが「1」(ハイレベル)である場
合、図3(3)に示すように、アンドゲートGF1にド
ット信号cとして「1」が入力される。
【0036】一方、マイクロプロセッサ11は、図3
(4)に示すように、時刻t1で印字のインパクトエネ
ルギーの強弱を決める比較データdをシフトレジスタ1
6へ出力してシリアル転送を行なう。ここでは、比較デ
ータdが「1」のとき弱いインパクトになり、比較デー
タdが「0」のとき通常のインパクトになるものとす
る。次に図3(5)に示すように、時刻t2でマイクロ
プロセッサ11がラッチ回路16にロード信号eを出力
すると、シフトレジスタ16に格納された比較データが
ラッチ回路17に記憶される。さらに1番ピンに注目す
ると、1番ピンの比較データが「0」(ローレベル)で
ある場合、図3(6)に示すように、アンドゲートGA
1に比較信号fとして「0」が入力される。
【0037】次に図3(7)、(8)に示すように、時
刻t2でマイクロプロセッサ11が奇数ピンストローブ
信号gとして「1」を出力し、偶数ピンストローブ信号
hとして「0」を出力する。奇数ピンストローブ信号g
は、タイマA、タイマB、タイマCに入力され、所定の
各パルス幅を発生するためのトリガー信号となるととも
に、アンドゲートGA1、GA3、…、GA23に入力
される。1番ピンの比較データが「0」である場合、図
3(9)に示すように、アンドゲートGA1の出力iは
「0」になる。
【0038】次に図3(10)に示すように、タイマC
の出力jは時刻t2〜時刻t3で「1」となるが、アン
ドゲートGA1の出力iは「0」であるため、アンドゲ
ートGB1の出力は「0」となり、反転ゲートGC1の
出力は「1」となる。
【0039】次に図3(11)に示すように、タイマB
の出力kは時刻t2〜時刻t4で「1」となるため、そ
の期間、アンドゲートGD1の出力は「1」となり、オ
アゲートGE1の出力mも図3(12)に示すように
「1」となり、アンドゲートGF1の出力nも図3(1
3)に示すように「1」となり、スイッチング素子T1
が導通する。
【0040】次に図3(14)に示すように、タイマA
の出力pは時刻t2〜時刻t5で「1」となるため、そ
の期間だけスイッチング素子TR3が導通する。したが
って、図3(15)に示すように、時刻t2〜時刻t4
でスイッチング素子T1が導通して、駆動コイルL1の
コイル電流qが増加した後、時刻t4〜時刻t5でスイ
ッチング素子T1の遮断によってコイル電流qが減少
し、時刻t5直後はスイッチング素子TR3の遮断によ
ってコイル電流qが急激に減少する。こうして1番ピン
の比較データが「0」である場合、通常のインパクトエ
ネルギーで印字が行なわれる。
【0041】その後、時刻t6で奇数ピンストローブ信
号gが「0」に反転し、偶数ピンストローブ信号hが
「1」に反転する。偶数ピンストローブ信号hは、タイ
マD、タイマE、タイマFに入力され、所定の各パルス
幅を発生するためのトリガー信号となるとともに、アン
ドゲートGA2、GA4、…、GA24に入力される。
以下タイミングチャートでは示していないが、たとえば
2番ピンの比較データが「0」である場合、アンドゲー
トGA2の出力は「0」になる。なお、タイマD、タイ
マE、タイマFの時間長は、タイマA、タイマB、タイ
マCの時間長とそれぞれ一致するように設定される。
【0042】次にタイマFの出力は、時刻t6からタイ
マCの時間長と同じ期間、「1」になるが、アンドゲー
トGA2の出力は「0」であるため、アンドゲートGB
2の出力は「0」となり、反転ゲートGC2の出力は
「1」となる。
【0043】次にタイマEの出力は、時刻t6からタイ
マBの時間長と同じ期間、「1」となるため、その期
間、アンドゲートGD2の出力は「1」となり、オアゲ
ートGE2の出力も「1」となり、アンドゲートGF2
の出力も「1」となる。
【0044】次にタイマDの出力は、時刻t6からタイ
マAの時間長と同じ期間、「1」となるため、その期間
だけスイッチング素子TR4が導通する。したがって、
タイマEの出力が「1」である期間、スイッチング素子
T2が導通して、駆動コイルL2のコイル電流が増加し
た後、タイマEの出力が「0」に反転した時点からタイ
マDの出力が「1」であるまでの期間、スイッチング素
子T2の遮断によってコイル電流が減少し、タイマDの
出力が「0」に反転した直後はスイッチング素子TR4
の遮断によってコイル電流が急激に減少する。こうして
2番ピンの比較データが「0」である場合、通常のイン
パクトエネルギーで印字が行なわれる。
【0045】次に、弱いインパクトエネルギーで印字す
る場合を説明する。まず図3(1)に示すように、時刻
t7でマイクロプロセッサ11が24ピン分のドットデ
ータaをシフトレジスタ18へ出力してシリアル転送を
行なう。次に図3(2)に示すように、時刻t8でマイ
クロプロセッサ11がラッチ回路19にロード信号bを
出力すると、シフトレジスタ18に格納されたドットデ
ータがラッチ回路19に記憶される。1番ピンに注目す
ると、1番ピンのドットデータが「1」である場合、図
3(3)に示すように、アンドゲートGF1にドット信
号cとして「1」が入力される。
【0046】一方、マイクロプロセッサ11は、図3
(4)に示すように、時刻t7で印字のインパクトエネ
ルギーの強弱を決める比較データdをシフトレジスタ1
6へ出力してシリアル転送を行なう。次に図3(5)に
示すように、時刻t8でマイクロプロセッサ11がラッ
チ回路16にロード信号eを出力すると、シフトレジス
タ16に格納された比較データがラッチ回路17に記憶
される。さらに1番ピンに注目すると、1番ピンの比較
データが「1」である場合、図3(6)に示すように、
アンドゲートGA1に比較信号fとして「1」が入力さ
れる。
【0047】次に図3(7)、(8)に示すように、時
刻t8でマイクロプロセッサ11が奇数ピンストローブ
信号gとして「1」を出力し、偶数ピンストローブ信号
hとして「0」を出力する。奇数ピンストローブ信号g
は、タイマA、タイマB、タイマCに入力されるととも
に、アンドゲートGA1、GA3、…、GA23に入力
される。1番ピンの比較データが「1」である場合、図
3(9)に示すように、アンドゲートGA1の出力iは
「1」になる。
【0048】次に図3(10)に示すように、タイマC
の出力jは時刻t8〜時刻t9で「1」となり、アンド
ゲートGA1の出力iは「1」であるため、その期間、
アンドゲートGB1の出力は「1」となり、オアゲート
GE1の出力mも図3(12)に示すように「1」とな
り、アンドゲートGF1の出力nも図3(13)に示す
ように「1」となり、スイッチング素子T1が導通す
る。
【0049】一方、反転ゲートGC1の出力は時刻t8
〜時刻t12で「0」となるため、図3(11)に示す
ようにタイマBの出力kは時刻t8〜時刻t10で
「1」となっても、アンドゲートGD1の出力は「0」
となる。
【0050】次に図3(14)に示すように、タイマA
の出力pは時刻t8〜時刻t11で「1」となるため、
その期間だけスイッチング素子TR3が導通する。した
がって、図3(15)に示すように、時刻t8〜時刻t
9でスイッチング素子T1が導通して、駆動コイルL1
のコイル電流qが増加した後、時刻t9〜時刻t11で
スイッチング素子T1の遮断によってコイル電流qが減
少し、時刻t11直後はスイッチング素子TR3の遮断
によってコイル電流qが急激に減少する。こうして1番
ピンの比較データが「1」である場合、タイマBの時間
長より短いタイマCによってコイル電流qの通電時間が
規制されるため、弱いインパクトエネルギーで印字が行
なわれる。
【0051】その後、時刻t12で奇数ピンストローブ
信号gが「0」に反転し、偶数ピンストローブ信号hが
「1」に反転する。偶数ピンストローブ信号hは、タイ
マD、タイマE、タイマFに入力されるとともに、アン
ドゲートGA2、GA4、…、GA24に入力される。
以下タイミングチャートでは示していないが、たとえば
2番ピンのの比較データが「1」である場合、アンドゲ
ートGA2の出力は「1」になる。
【0052】次にタイマFの出力は、時刻t12からタ
イマCの時間長と同じ期間、「1」になり、アンドゲー
トGA2の出力も「1」であるため、アンドゲートGB
2の出力は「1」となり、オアゲートGE2の出力も
「1」となり、アンドゲートGF2の出力も「1」とな
り、スイッチング素子T2が導通する。
【0053】次にタイマEの出力は、時刻t12からタ
イマBの時間長と同じ期間、「1」となるが、反転ゲー
トGC2の出力が「0」であるため、その期間、アンド
ゲートGD2の出力は「0」となる。
【0054】次にタイマDの出力は、時刻t12からタ
イマAの時間長と同じ期間、「1」となるため、その期
間だけスイッチング素子TR4が導通する。したがっ
て、タイマFの出力が「1」である期間、スイッチング
素子T2が導通して、駆動コイルL2のコイル電流が増
加した後、タイマFの出力が「0」に反転した時点から
タイマDの出力が「1」であるまでの期間、スイッチン
グ素子T2の遮断によってコイル電流が減少し、タイマ
Dの出力が「0」に反転した直後はスイッチング素子T
R4の遮断によってコイル電流が急激に減少する。こう
して2番ピンの比較データが「1」である場合、弱いイ
ンパクトエネルギーで印字が行なわれる。
【0055】図6は、図2に示したマイクロプロセッサ
11の動作を示すフローチャートである。まずステップ
s1からスタートして、現在設定されている印字モード
が、LQモードなどの高密度モードか、またはNLQモ
ードやDRAFTモードなどの普通モードかを判断す
る。高密度モードであればステップs2へ移行して、印
字ヘッド10が印字しようとする1列分の印字データの
うち1つのドット情報をRAM14からマイクロプロセ
ッサ11内のメモリに読み込んで、次のステップs3に
おいて、読み込んだドット情報が印字ドット(たとえば
黒ドット)であるか、非印字ドット(たとえば白ドッ
ト)であるかを判断する。当該ドットが印字ドットであ
ればステップs4へ移行して、ステップs2で読み込ん
だ当該ドット列より1つ前の列のドット情報をRAM1
4から読み込んで、次のステップs5において、前列の
ドット情報が印字ドットであるか否かを判断する。前列
のドット情報も印字ドットであれば印字ドットが連続す
ることになり、ステップs6へ移行して、当該ドットの
比較データを「1」に設定する。ステップs5におい
て、前列のドット情報が非印字ドットと判断されると印
字ドットが不連続となるため、ステップs7へ移行し
て、当該ドットの比較データを「0」に設定する。
【0056】一方、ステップs3において、当該ドット
が非印字ドットであると判断されると、前列のドット情
報がどちらであっても印字ドットが不連続となるため、
ステップs8へ移行して、当該ドットの比較データを
「0」に設定する。
【0057】こうして、印字ヘッド10がこれから印字
しようとする1列分のドット情報についてステップs2
〜ステップs8を繰り返すとともに、ステップs9にお
いて、24個分のドットに関する比較データの作成が終
了したか否かを判断する。
【0058】一方、ステップs1において、現在設定さ
れている印字モードが普通モードであると判断される
と、ドット連続性によってドット毎に印字インパクトエ
ネルギーを制御する必要が無くなり、ステップs10へ
移行して、24ピン分の比較データを所定の印刷条件に
基づいて各ピン毎に「1」または「0」に設定する。次
のステップs9において、24個分のドットに関する比
較データの作成が終了したか否かを判断する。なお、印
字モードが普通モードである場合、24ピン分の比較デ
ータを全て「1」または「0」に固定しても構わない。
【0059】以上のようにして24ピン分の比較データ
が作成されると、印字ヘッド10の印字タイミングに同
期して、図2に示したシフトレジスタ16に比較データ
dとしてシリアル転送され、各ピン毎に印字のインパク
トエネルギーが設定されることになる。
【0060】なお以上の実施例において、印字モードの
判別、ドット情報の読み込み、ドット情報の比較、比較
データの作成等をソフトウェアで実現する例を説明した
が、回路素子等からなるハードウェアで構成することも
可能である。
【0061】図7は高密度モードにおける印字結果の一
例を示す拡大図であり、図7(a)は全て通常のインパ
クトで印字した例であり、図7(b)は本発明に基づい
て印字した例であり、図7(c)は全て弱いインパクト
で印字した例である。なお各拡大図は、縦3つのドット
が分離し横6列に渡って印字された例を示す。
【0062】図7(a)を見ると、各ドットは通常のイ
ンパクトで印字されて濃度が高くなり、特に隣接するド
ットの重複部分は濃度が最も高い。したがって、無地部
分とのコントラストが大きく印字品質は良くなるが、印
字動作時の騒音レベルも高くなる。
【0063】図7(b)を見ると、連続して部分重複し
たドットのうち先頭ドットだけが通常のインパクトで印
字されて濃度が高くなり、残りのドットは弱いインパク
トで印字されて濃度が通常より少し低くなっている。弱
いインパクトで印字されたドットの重複部分は濃度が高
くなる。また、1つのドットが独立して印字された場合
も濃度が高い。したがって、無地部分とのコントラスト
があまり低下しないため印字品質は良好であり、しかも
印字動作時の騒音レベルは低くなる。
【0064】図7(c)を見ると、各ドットは弱いイン
パクトで印字されて濃度が通常より少し低くなってお
り、隣接するドットの重複部分は濃度がそれより少し高
くなっている。したがって、印字動作時の騒音レベルは
低くなるが、無地部分とのコントラストも小さくなるた
め印字品質は大きく低下する。
【0065】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、印
字ドットの連続性に基づいて印字のインパクトエネルギ
ーを制御しているため、無地部分とのコントラストが維
持されるため印字品質の低下はあまり感じられず、しか
も全体のインパクト回数のうち弱いインパクトの割合が
増えるため、全体の騒音レベルが低くなる。さらに、印
字ヘッドを駆動するためのエネルギーも全体として少な
くなり、消費電力の低減化が可能である。また、インク
リボンのインク消費量も少なくなり、再利用回数を増や
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略的構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明の一実施例の具体的構成を示す回路図で
ある。
【図3】図2の回路の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図4】図4(a)は印字ヘッド10のピン配列の一例
を示すピン配置図であり、図4(b)はその印字結果の
一例を示す。
【図5】図5(a)は通常のインパクトエネルギーで印
字する場合に駆動コイルに流れる電流の時間変化を示す
グラフであり、図5(b)は弱いインパクトエネルギー
で印字する場合に駆動コイルに流れる電流の時間変化を
示すグラフであり、図5(c)は駆動コイル周辺の回路
図である。
【図6】図2に示したマイクロプロセッサ11の動作を
示すフローチャートである。
【図7】高密度モードにおける印字結果の一例を示す拡
大図であり、図7(a)は全て通常のインパクトで印字
した例であり、図7(b)は本発明に基づいて印字した
例であり、図7(c)は全て弱いインパクトで印字した
例である。
【符号の説明】
1 コントロール部 2、12 インタフェイス 3 印字モード判別手段 4 ドット情報比較手段 5、13 ROM 6、14 RAM 7 ドット情報記憶手段 8 インパクトエネルギー制御手段 9 印字ヘッド駆動回路 10 印字ヘッド 11 マイクロプロセッサ 16、18 シフトレジスタ 17、19 ラッチ回路 20 ホスト装置 GA1〜GA24 アンドゲート GB1〜GB24 アンドゲート GC1〜GC24 反転ゲート GD1〜GD24 アンドゲート GE1〜GE24 オアゲート GF1〜GF24 アンドゲート T1〜T24、TR1〜TR4 スイッチング素子 L1〜L24 駆動コイル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−64570(JP,A) 特開 昭60−85967(JP,A) 特開 平5−84934(JP,A) 特開 平5−318830(JP,A) 特開 平5−318831(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/30 B41J 2/51

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドが記録媒体の搬送方向に対し
    て垂直方向に沿って移動しながら、当該印字ヘッドのイ
    ンパクトによって記録媒体上に印字ドットを形成するド
    ットプリンタの印字制御装置において、 ドット密度が異なる複数の印字モードのうち、印字ヘッ
    ドの移動方向に沿って連続した2つのドットが部分的に
    重複して印字される重複ドットが存在する高密度印字モ
    ードが設定されていることを判別するための印字モード
    判別手段と、 印字ヘッドの移動方向に沿って連続した少なくとも2ド
    ット分のドット情報を記憶するためのドット情報記憶手
    段と、 前記ドット情報に基づいて、連続した少なくとも2ドッ
    ト内の重複ドットの有無を検出するための重複ドット検
    出手段と、 前記印字モード判別手段が高密度印字モードの設定を判
    別し、前記重複ドット検出手段が重複ドットを検出した
    場合、重複ドットの印字のインパクトエネルギーを高密
    度印字モードの設定中に発生する単独ドット印字時より
    小にするためのインパクトエネルギー制御手段とを備え
    ることを特徴とするドットプリンタの印字制御装置。
  2. 【請求項2】 前記インパクトエネルギー制御手段は、
    前記重複ドットの印字毎に、重複したドットのうち先頭
    ドットだけ単独ドット印字時と同じインパクトエネルギ
    ーEaに制御し、残りのドットについてはインパクトエ
    ネルギーEaより小のインパクトエネルギーEbに制御
    することを特徴とする請求項1記載のドットプリンタの
    印字制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05237188A (ja) * 1991-10-22 1993-09-17 Erwin Wimmer 使い捨て注射器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05237188A (ja) * 1991-10-22 1993-09-17 Erwin Wimmer 使い捨て注射器

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