JP3090826U - ディスプレイモニタ内蔵機器のacパワースイッチ装置と同装置を有したディスプレイモニタ内蔵機器 - Google Patents

ディスプレイモニタ内蔵機器のacパワースイッチ装置と同装置を有したディスプレイモニタ内蔵機器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスプレイモニタ内蔵機器において、パワ
ースイッチの操作ボタンをパーティングライン付近の側
面に配置する必要がある場合に、操作ボタンを押す方向
とスイッチ部をオン/オフする方向とを同一軸線上にす
る。 【解決手段】 操作ボタン4aは、フロントキャビネッ
ト2とリヤキャビネット3とが結合されるパーティング
ラインPLの側面に配置されている。スイッチ部4c
は、電源回路基板6に対して平面視で斜め方向に取付け
られ、押下部4dの押下方向に沿って同一軸線上にシャ
フト4bが延び、そのシャフト4bの先端部に操作ボタ
ン4aが設けられている。操作ボタン4aを押すと、シ
ャフト4bが拗れることなく押下部4dを押下するた
め、操作ボタン4aの操作力が上手く押下部4dに伝達
され、安定した操作力でスイッチ部4dがオン/オフさ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えばテレビジョン受信機のようなディスプレイモニタ内蔵機器に おいて外部からのAC電源の供給を入切するためのディスプレイモニタ内蔵機器 のACパワースイッチ装置と同装置を有したディスプレイモニタ内蔵機器に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばテレビジョン受信機のようなディスプレイモニタ内蔵機器は、フ ロントキャビネットとリヤキャビネットとを結合して機器本体の外装を形成し、 その内部に、ディスプレイモニタや制御部等の各種電子部品を内蔵した構成とな っている。また、ディスプレイモニタ内蔵機器は、外部からのAC電源の供給を 受けてDC電源を生成する電源部を有し、制御部による制御のもと、電源部で生 成したDC電源を各部に供給して機器を動作させている。これら電源部及び制御 部を構成する各種電子部品は、回路基板に実装されて、機器本体の外装内部に配 置されている。
【0003】 このようなディスプレイモニタ内蔵機器には、外部から電源部へのAC電源の 供給を入切する、いわゆる1次切りのためのパワースイッチが設けられている。 このパワースイッチは、その操作ボタンが機器本体の外面に設けられ、この操作 ボタンをユーザが操作することで、スイッチ部がオン/オフし、外部からのAC 電源の供給を入切するようになっている。
【0004】 ところで、このようなディスプレイモニタ内蔵機器は、一般に、機器を操作す るための各種操作ボタン類が機器本体前面に設けられている。しかしながら、パ ワースイッチの操作ボタンについては、構造上及びデザイン上の理由から、機器 本体前面の操作ボタンと並んで設けることが難しい。一方、パワースイッチの操 作ボタンは、製品規格により機器本体前面側から操作できる箇所に設けなければ ならない。
【0005】 そこで、パワースイッチの操作ボタンをフロントキャビネットとリヤキャビネ ットとの結合ライン(パーティングライン)付近の機器本体外面に設けることが 知られている。このような構成を採用する場合、パワースイッチのスイッチ部を 各種電子部品の実装基板とは別基板に実装し、操作ボタンをパーティングライン 部分に配置するものと、スイッチ部を各種電子部品の実装基板と同じ基板に実装 し、パーティングライン部分から離れて配置されるスイッチ部と、パーティング ライン部分に配置する操作ボタンとを、クランク状に折り曲げたシャフトで連結 するものがある。
【0006】 また、テレビジョン受信機において、キャビネット側面に設けた操作扉がキャ ビネットに対して所定角度だけ傾斜して開き、この操作扉の背後にテレビジョン 受信機の各種機能を調整するスイッチやツマミを配置したものが知られている( 例えば、実開平6−54372号公報参照)。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来のディスプレイモニタ内蔵機器においては、パワース イッチのスイッチ部を別基板に実装しパーティングライン部分に操作ボタンを配 置したものでは、操作ボタンは、機器の側面から内側に向けて(すなわち横方向 )に力を加えて操作しなければならず、操作し難いものであった。また、パワー スイッチのスイッチ部を実装する基板が別基板であったため、部品点数及び組立 工数が増加すると共に機器の小型化の妨げになっていた。
【0008】 また、スイッチ部を各種電子部品と同じ基板に実装しクランク状に折り曲げた シャフトで操作ボタンと連結したものでは、シャフトが樹脂成形の場合には、操 作ボタンを操作したときにシャフトが拗れてしまい、操作力がスイッチ部に上手 く伝達されないため、操作し難いものであった。なお、上述した実開平6−54 372号公報に開示の内容を適用したとしても、上述の課題を解決することはで きない。
【0009】 本考案は、上記課題を解決するためになされたものであり、パワースイッチの 操作ボタンをパーティングライン付近の側面に配置した構成にあって、操作ボタ ンを押す方向とスイッチ部をオン/オフする軸とが同じとなり、スイッチ操作性 を良くしたディスプレイモニタ内蔵機器のACパワースイッチ装置と同装置を有 したディスプレイモニタ内蔵機器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の考案は、フロントキャビネットとリヤキ ャビネットとがパーティングラインで結合されることにより機器本体の外装が形 成され、この機器本体前面にディスプレイモニタのディスプレイ面及び操作スイ ッチ類が設けられ、機器本体内にAC電源が供給されると共に機器動作に必要な DC電源を生成する電源回路基板が設けられ、この電源回路基板にAC電源入切 用のパワースイッチが搭載され、その操作ボタンが前記パーティングライン付近 の機器本体外面に配置されているディスプレイモニタ内蔵機器のACパワースイ ッチ装置において、前記パワースイッチは、前記電源回路基板に対して平面視で 斜め方向に取付けられ、該スイッチのスイッチ操作方向に沿って同一軸線上にシ ャフトが延び、そのシャフトの先端部に前記操作ボタンが設けられており、前記 シャフトは、前記リヤキャビネットがフロントキャビネットに結合されていない 状態でフロントキャビネットに支持され、スイッチを動作させることができるよ うになっているものである。
【0011】 この構成においては、操作ボタンを押す方向とパワースイッチがオン/オフ操 作される方向とが同一軸線上となるため、操作ボタンを押したときに、シャフト が拗れることなくパワースイッチがオン/オフ操作される。このため、操作ボタ ンの操作力が上手くパワースイッチに伝達され、安定した操作力でパワースイッ チをオン/オフできる。また、シャフトは、リヤキャビネットがフロントキャビ ネットに結合されていない状態でフロントキャビネットに支持されるので、リヤ キャビネット組み込み前において、パワースイッチを検査のために動作させるこ とができる。また、操作ボタンは、別途部品を必要とせずにキャビネットへ取付 けることができる。リヤキャビネット組み込み後には、リヤキャビネットで操作 ボタンがガイドされる。
【0012】 請求項2の考案は、フロントキャビネットとリヤキャビネットとがパーティン グラインで結合されることにより機器本体の外装が形成され、この機器本体前面 にディスプレイモニタのディスプレイ面及び操作スイッチ類が設けられ、機器本 体内にAC電源が供給されると共に機器動作に必要なDC電源を生成する電源回 路基板が設けられ、この電源回路基板にAC電源入切用のパワースイッチが搭載 され、その操作ボタンが前記パーティングライン付近の機器本体外面に配置され ているディスプレイモニタ内蔵機器のACパワースイッチ装置において、前記パ ワースイッチは、該スイッチのスイッチ操作方向に沿って同一軸線上にシャフト が延び、そのシャフトの先端部に前記操作ボタンが設けられているものである。
【0013】 この構成においては、操作ボタンを押す方向とパワースイッチがオン/オフ操 作される方向とが同一軸線上となるため、操作ボタンを押したときに、シャフト が拗れることなくパワースイッチがオン/オフ操作される。このため、操作ボタ ンの操作力が上手くパワースイッチに伝達され、安定した操作力でパワースイッ チをオン/オフできる。
【0014】 請求項3の考案は、請求項2に記載のディスプレイモニタ内蔵機器のACパワ ースイッチ装置において、シャフトは、リヤキャビネットがフロントキャビネッ トに結合されていない状態でフロントキャビネットに支持され、スイッチを動作 させることができるようになっているものである。
【0015】 この構成においては、シャフトは、リヤキャビネットがフロントキャビネット に結合されていない状態でフロントキャビネットに支持されるので、リヤキャビ ネット組み込み前において、パワースイッチを検査のために動作させることがで きる。また、操作ボタンは、別途部品を必要とせずにキャビネットへ取付けるこ とができる。リヤキャビネット組み込み後には、リヤキャビネットで操作ボタン がガイドされる。
【0016】 請求項4の考案は、フロントキャビネットとリヤキャビネットとがパーティン グラインで結合されることにより機器本体の外装が形成され、この機器本体前面 にディスプレイモニタのディスプレイ面及び操作スイッチ類が設けられ、機器本 体内にAC電源が供給されると共に機器動作に必要なDC電源を生成する電源回 路基板が設けられ、この電源回路基板にAC電源入切用のパワースイッチが搭載 され、その操作ボタンが前記パーティングライン付近の機器本体外面に配置され ているディスプレイモニタ内蔵機器において、前記パワースイッチは、前記電源 回路基板に対して平面視で斜め方向に取付けられ、該スイッチのスイッチ操作方 向に沿って同一軸線上にシャフトが延び、そのシャフトの先端部に前記操作ボタ ンが設けられており、前記シャフトは、前記リヤキャビネットがフロントキャビ ネットに結合されていない状態でフロントキャビネットに支持され、スイッチを 動作させることができるようになっているものである。
【0017】 この構成においては、操作ボタンを押す方向とパワースイッチがオン/オフ操 作される方向とが同一軸線上となるため、操作ボタンを押したときに、シャフト が拗れることなくパワースイッチがオン/オフ操作される。このため、操作ボタ ンの操作力が上手くパワースイッチに伝達され、安定した操作力でパワースイッ チをオン/オフできる。また、シャフトは、リヤキャビネットがフロントキャビ ネットに結合されていない状態でフロントキャビネットに支持されるので、リヤ キャビネット組み込み前において、パワースイッチを検査のために動作させるこ とができる。また、操作ボタンは、別途部品を必要とせずにキャビネットへ取付 けることができる。リヤキャビネット組み込み後には、リヤキャビネットで操作 ボタンがガイドされる。
【0018】
【考案の実施の形態】 以下、本考案を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。まず、 本考案の一実施形態に係るビデオ付きテレビジョン受信機(ACパワースイッチ 装置を有したディスプレイモニタ内蔵機器)の構成を図1に示す。ビデオ付きテ レビジョン受信機1は、フロントキャビネット2とリヤキャビネット3とが、前 後方向に結合されて本体の外装が形成され、その内部に映像を表示するためのデ ィスプレイモニタ10が内蔵されている。
【0019】 ビデオ付きテレビジョン受信機1は、その前面に、ディスプレイモニタのディ スプレイ面10a、ビデオ付きテレビジョン受信機1を各種操作するための前面 操作部5、及びビデオカセットを装着するためのカセット挿入口20が設けられ ている。前面操作部5は、各種操作スイッチ類及びリモコン受信部から成ってい る。また、ビデオ付きテレビジョン受信機1は、フロントキャビネット2とリヤ キャビネット3との結合ライン(パーティングライン)PLの付近の側面に、外 部からのAC電源の供給を入切操作するための1次切りスイッチであるパワース イッチの操作ボタン4aが設けられている。
【0020】 ビデオ付きテレビジョン受信機1は、操作ボタン4aを押下操作することによ り外部からのAC電源の供給が入切され、外部からのAC電源の供給を受けて各 種動作に必要なDC電源を生成する。そして、ビデオ付きテレビジョン受信機1 は、AC電源が供給されている状態で、前面操作部5の各種スイッチ類が操作さ れることにより、テレビ放送の受信やビデオの録画/再生等の各種動作を行う。 また、AC電源が供給されている状態で、リモコン(不図示)が操作されること によっても、同様にテレビ放送の受信やビデオの録画/再生等の各種動作を行う 。
【0021】 次に、上記ビデオ付きテレビジョン受信機1内部の構成を図2、図3、及び図 4に示す。なお、フロントキャビネット2、リヤキャビネット3、及びディスプ レイモニタ10を鎖線で図示している。ビデオ付きテレビジョン受信機1の内部 には、パワースイッチ4が、シャーシ7に保持される電源回路基板6上に実装さ れて設けられ、ビデオデッキ9が、メイン回路基板8上に配置されて設けられて いる。
【0022】 パワースイッチ4は、外部からのAC電源の供給を入切するためのものであり 、上述の操作ボタン4aに加え、シャフト4b及びスイッチ部4cから構成され ている。シャフト4bは、直線状に形成されており、図4中の矢印Aで示す方向 に沿って、斜め後方に水平に延びている。このシャフト4bは、操作ボタン4a と一体となっており、操作ボタン4aと共に樹脂により成形されている。
【0023】 スイッチ部4cは、押下式になっており、押下部4dを一度押下すると、押下 状態にロックされてオン状態になり、もう一度押下すると、ロックが解除されて 元に戻ってオフ状態になる。このスイッチ部4cは、操作ボタン4aよりも後方 位置に配置され、押下部4dの押下方向がシャフト4bの軸と同一軸線上となる ように、押下部4dの押下方向が電源回路基板6に対して平面視で斜めにして実 装されている。
【0024】 パワースイッチ4は、操作ボタン4aを、図4中の矢印Aで示す方向に沿って 斜め後方に押下操作すると、スイッチ部4cの押下部4dがシャフト4bに押下 され、これにより、スイッチ部4cがオン/オフして外部からのAC電源の供給 を入切する。
【0025】 電源回路基板6には、上述のパワースイッチ4のスイッチ部4cに加え、外部 から供給されるAC電源から機器動作に必要なDC電源を生成する電源部(電源 部を構成する各種電子部品)等(不図示)が実装される。電源部には、スイッチ 部4cを介してAC電源が供給される。電源回路基板6は、支持部材(不図示) により支持されているシャーシ7上に保持され、メイン回路基板8の上方、ディ スプレイ面10aの後方に配置されている。シャーシ7には、パワースイッチ4 のシャフト4bをその軸に沿って移動させるためのガイド部7a、7bが設けら れている。ガイド部7aは、シャフト4bが上下方向及びキャビネット外側方向 へずれないように規制し、ガイド部7bは、シャフト4bがキャビネット内側方 向へずれないように規制している。
【0026】 メイン回路基板8には、ビデオデッキ9に加え、前面操作部5の各種スイッチ 類やテレビ放送を受信する受信回路部、及び各種動作を制御する制御部(制御部 を構成する各種電子部品)等(何れも不図示)が実装される。制御部は、電源部 で生成されたDC電源が供給されて動作し、電源部で生成されたDC電源を各部 へ供給すると共に各部の動作を制御する。メイン回路基板8は、ディスプレイモ ニタ10の下方、キャビネット2、3の底部に配置されている。
【0027】 上記パワースイッチ4の操作ボタン4aは、図5に示すように、フロントキャ ビネット2とリヤキャビネット3とのパーティングラインPL付近の側面におい て、図中矢印Aの方向にスライド自在に取付けられている。フロントキャビネッ ト2には、大小2つのリブ11a及び11bが形成されている。一方、操作ボタ ン4aには、支持部4eが設けられており、この支持部4eには、図6に示すよ うに、空間部4fが形成されていると共に、空間部4fの内側面に沿って延びる 足部4g、4hが形成されている。操作ボタン4aは、支持部4eの足部4g、 4hの間、及び空間部4fにフロントキャビネット2の2つのリブ11a、11 bが嵌合され、これにより、フロントキャビネット2にスライド自在に支持され 、図中矢印Aの方向に沿って押下操作できるようになっている。
【0028】 操作ボタン4aの取付けは以下の手順で行われる。まず、リヤキャビネット3 がフロントキャビネット2に結合されていない状態で、支持部4eの足部4g、 4hの間、及び空間部4fにリブ11a、11bを嵌合させる。これにより、操 作ボタン4a及び操作ボタン4aと一体になっているシャフト4bは、図中矢印 Aの方向への動作が自在に、フロントキャビネット2に取付け支持された状態に なる。
【0029】 このとき、操作ボタン4a及びシャフト4bは、足部4g、4hの間、及び空 間部4fへのリブ11a、11bの嵌合により支持されるため、別途部品を用い ることなく、フロントキャビネット2に取付け支持することができる。また、パ ーティングラインPL部分に操作ボタン4aを位置させているので、操作ボタン 4aは、リヤキャビネット3を結合する前の状態で、容易にフロントキャビネッ ト2へ取付けることができる。また、操作ボタン4aは、リヤキャビネット3を 結合する前の状態で取付け支持されるため、リヤキャビネット3を結合する前の 状態で、操作ボタン4aの動作を検査することができる。
【0030】 一方、リヤキャビネット3内には、ディスプレイモニタ5、電源回路基板6、 シャーシ7、メイン回路基板8を配置する。このとき、既に、電源回路基板6に は、パワースイッチ4のスイッチ部4c及び電源部を構成する各種電子部品等が 実装され、メイン回路基板8には、ビデオデッキ9、前面操作部5の各種スイッ チ類、及び制御部を構成する各種電子部品等が実装されている。
【0031】 次に、操作ボタン4aの動作を検査した後、操作ボタン4a及びシャフト4b がフロントキャビネット2に支持されている状態で、シャフト4bがシャーシ7 のガイド部7a、7bの間へ位置するようにリヤキャビネット3をフロントキャ ビネット2に合せる。これにより、シャフト4bの先端が、電源回路基板6に実 装されたスイッチ部4cの押下部4dと突き合された状態となり、また、リヤキ ャビネット3の端部3aが、操作ボタン4aをガイドした状態となる。そして、 リヤキャビネット3をビス(不図示)によりフロントキャビネット2に結合する 。
【0032】 上記構成のビデオ付きテレビジョン受信機1によれば、操作ボタン4aは、斜 め後方に向けて押下される。操作ボタン4aが押下されると、シャフト4bが、 ガイド部7a、7bに規制されながら、その軸に沿って斜め後方に移動する。そ して、シャフト4bがスイッチ部4cの押下部4dを押下し、スイッチ部4cは 、押下部4dが一度押下されると、押下状態がロックされてオン状態になり、も う一度押下されると、ロックが解除されて元に戻ってオフ状態になる。このとき 、操作ボタン4aの押下方向とシャフト4bの軸とが同軸上にあるため、シャフ ト4bが拗れることなく押下部4dが押下される。これにより、操作ボタン4a の押下力が上手く押下部4dに伝達され、操作ボタン4aの安定した押下力でス イッチ部4cがオン/オフされる。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように請求項1の考案によれば、シャフトが拗れることなくパワ ースイッチがオン/オフされるため、操作ボタンの操作力が上手くパワースイッ チに伝達され、安定した操作力でパワースイッチをオン/オフでき、これにより 、操作ボタンが操作し易く、確実にAC電源の供給を入切操作できる。また、操 作ボタンは、リヤキャビネットがフロントキャビネットに組み込まれる前の状態 で支持され、検査のために動作させることができるため、検査後にリヤキャビネ ットを組み込むことで作業性が向上する。また、操作ボタンは、リヤキャビネッ トがフロントキャビネットに組み込まれる前の状態で支持されることにより、別 途部品を必要とせずにキャビネットに取付けることができ、これにより、部品点 数が少なくなると共に操作ボタンのキャビネットへの取付けが容易に行える。
【0034】 請求項2の考案によれば、シャフトが拗れることなくパワースイッチがオン/ オフされるため、操作ボタンの操作力が上手くパワースイッチに伝達され、安定 した操作力でパワースイッチをオン/オフでき、これにより、操作ボタンが操作 し易く、確実にAC電源の供給を入切操作できる。
【0035】 請求項3の考案によれば、操作ボタンは、リヤキャビネットがフロントキャビ ネットに組み込まれる前の状態で支持され、検査のために動作させることができ るため、検査後にリヤキャビネットを組み込むことで作業性が向上する。また、 操作ボタンは、リヤキャビネットがフロントキャビネットに組み込まれる前の状 態で支持されることにより、別途部品を必要とせずにキャビネットに取付けるこ とができ、これにより、部品点数が少なくなり、操作ボタンのキャビネットへの 取付けが容易に行える。
【0036】 請求項4の考案によれば、シャフトが拗れることなくパワースイッチがオン/ オフされるため、操作ボタンの操作力が上手くパワースイッチに伝達され、安定 した操作力でパワースイッチをオン/オフでき、これにより、操作ボタンが操作 し易く、確実にAC電源の供給を入切操作できる。また、操作ボタンは、リヤキ ャビネットがフロントキャビネットに組み込まれる前の状態で支持され、検査の ために動作させることができるため、検査後にリヤキャビネットを組み込むこと で作業性が向上する。また、操作ボタンは、リヤキャビネットがフロントキャビ ネットに組み込まれる前の状態で支持されることにより、別途部品を必要とせず にキャビネットに取付けることができ、これにより、部品点数が少なくなり、操 作ボタンのキャビネットへの取付け及び機器の組立が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施形態に係るビデオ付きテレビ
ジョン受信機の構成を示す斜視図。
【図2】 同機の内部構成を示す正面側から見た透視
図。
【図3】 同機の内部構成を示す側面側から見た透視
図。
【図4】 同機の内部構成を示す上面側から見た透視
図。
【図5】 同機のパワースイッチの構成を示す平面断面
図。
【図6】 図5のA矢視図。
【符号の説明】
1 ビデオ付きテレビジョン受信機(ACパワースイッ
チ装置を有したディスプレイモニタ内蔵機器) 2 フロントキャビネット 3 リヤキャビネット 4 パワースイッチ 4a 操作ボタン 4b シャフト 4c スイッチ部 5 前面操作部 6 電源回路基板 8 メイン回路基板 10 ディスプレイモニタ 10a ディスプレイ面 PL 結合ライン(パーティングライン)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントキャビネットとリヤキャビネッ
    トとがパーティングラインで結合されることにより機器
    本体の外装が形成され、この機器本体前面にディスプレ
    イモニタのディスプレイ面及び操作スイッチ類が設けら
    れ、機器本体内にAC電源が供給されると共に機器動作
    に必要なDC電源を生成する電源回路基板が設けられ、
    この電源回路基板にAC電源入切用のパワースイッチが
    搭載され、その操作ボタンが前記パーティングライン付
    近の機器本体外面に配置されているディスプレイモニタ
    内蔵機器のACパワースイッチ装置において、 前記パワースイッチは、前記電源回路基板に対して平面
    視で斜め方向に取付けられ、該スイッチのスイッチ操作
    方向に沿って同一軸線上にシャフトが延び、そのシャフ
    トの先端部に前記操作ボタンが設けられており、 前記シャフトは、前記リヤキャビネットがフロントキャ
    ビネットに結合されていない状態でフロントキャビネッ
    トに支持され、スイッチを動作させることができるよう
    になっていることを特徴とするディスプレイモニタ内蔵
    機器のACパワースイッチ装置。
  2. 【請求項2】 フロントキャビネットとリヤキャビネッ
    トとがパーティングラインで結合されることにより機器
    本体の外装が形成され、この機器本体前面にディスプレ
    イモニタのディスプレイ面及び操作スイッチ類が設けら
    れ、機器本体内にAC電源が供給されると共に機器動作
    に必要なDC電源を生成する電源回路基板が設けられ、
    この電源回路基板にAC電源入切用のパワースイッチが
    搭載され、その操作ボタンが前記パーティングライン付
    近の機器本体外面に配置されているディスプレイモニタ
    内蔵機器のACパワースイッチ装置において、 前記パワースイッチは、該スイッチのスイッチ操作方向
    に沿って同一軸線上にシャフトが延び、そのシャフトの
    先端部に前記操作ボタンが設けられていることを特徴と
    するディスプレイモニタ内蔵機器のACパワースイッチ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記シャフトは、前記リヤキャビネット
    がフロントキャビネットに結合されていない状態でフロ
    ントキャビネットに支持され、スイッチを動作させるこ
    とができるようになっていることを特徴とする請求項2
    に記載のディスプレイモニタ内蔵機器のACパワースイ
    ッチ装置。
  4. 【請求項4】 フロントキャビネットとリヤキャビネッ
    トとがパーティングラインで結合されることにより機器
    本体の外装が形成され、この機器本体前面にディスプレ
    イモニタのディスプレイ面及び操作スイッチ類が設けら
    れ、機器本体内にAC電源が供給されると共に機器動作
    に必要なDC電源を生成する電源回路基板が設けられ、
    この電源回路基板にAC電源入切用のパワースイッチが
    搭載され、その操作ボタンが前記パーティングライン付
    近の機器本体外面に配置されているディスプレイモニタ
    内蔵機器において、 前記パワースイッチは、前記電源回路基板に対して平面
    視で斜め方向に取付けられ、該スイッチのスイッチ操作
    方向に沿って同一軸線上にシャフトが延び、そのシャフ
    トの先端部に前記操作ボタンが設けられており、 前記シャフトは、前記リヤキャビネットがフロントキャ
    ビネットに結合されていない状態でフロントキャビネッ
    トに支持され、スイッチを動作させることができるよう
    になっていることを特徴とするディスプレイモニタ内蔵
    機器。
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