JP3090535B2 - スクリーン印刷用メッシュの製造方法 - Google Patents

スクリーン印刷用メッシュの製造方法

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JP3090535B2 JP04115256A JP11525692A JP3090535B2 JP 3090535 B2 JP3090535 B2 JP 3090535B2 JP 04115256 A JP04115256 A JP 04115256A JP 11525692 A JP11525692 A JP 11525692A JP 3090535 B2 JP3090535 B2 JP 3090535B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリエステル製スクリー
ン印刷用メッシュの性能の向上を図るために、大気圧下
の安定性の高いグロー放電プラズマにより比較的低温で
メッシュ上にプラズマ重合膜を形成させる方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】孔板印刷法に属するスクリーン印刷法
は、枠に張られたメッシュ状織物に感光性樹脂を塗布、
露光、現像し、未感光部分を除去して印刷用パターンを
作り、未感光樹脂が除去されたメッシュ上の孔にウレタ
ンゴム等を用いてインクを通過させ、所定の被印刷物に
印刷する方法である。
【0003】スクリーン印刷用メッシュとしては、従来
シルク、ステンレス等が用いられていたが、シルクは強
度と寸法安定性に、またステンレスは弾性回復性と瞬発
性にそれぞれ問題があり、且ついずれも高価であるた
め、現在はポリエステル及びナイロン製がこれに代わ
り、特に寸法安定性の点でポリエステル製メッシュが多
用されるようになっている。
【0004】しかしながら、これ等については、メッシ
ュと感光性樹脂との接着性及びその耐溶剤性に劣るため
に、耐刷性が悪いという問題があり、従来これ等の問題
を解決すべく、酸、アルカリ等の化学処理、火炎処理、
コロナ処理等が検討されたが、材質の強度低下を招くな
どの不都合を生じ、充分な効果を得ていない。
【0005】また、メッシュや感光性樹脂が絶縁体であ
るために帯電しやすく、塵埃の付着等のために表面が汚
染され、それがメッシュへの感光性樹脂の接着性を阻害
し、またパターン焼き付け時の解像度、印刷時の像の解
像度を低下させ、更には静電気によりインクがメッシュ
上に引き寄せられて滲む等の問題もある。
【0006】またその他、ポリエステルファイバー自体
は白色であり、これを編み上げたクロスは純白であるた
めに、ハレーションが強く、スクリーン上に焼き付けた
パターンにぼけ、かぶり等が生じるという本質的な問題
がある。
【0007】そして、近年スクリーン印刷用メッシュの
製造方法において、低圧域でのプラズマを用いたものが
多数報告されているが、接着性の向上、帯電防止性の付
与及びハレーション防止性の三要素を一度に満たすもの
はないことや、プラズマ処理後に界面活性剤等の塗布が
必要となっているのが現状であり、更に低圧グロー放電
による処理はいずれも装置内を10-5〜10-3〜数Torr
に保つ必要があり、連続処理には著しく高価な装置にな
る。即ち、大気との差圧を密閉するための費用は装置コ
ストの75%を占めるといった大きな問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたものであって、常温で気体のモノ
マーなどを大量のヘリウム等の不活性ガスと混合して大
気圧下でもグロープラズマを発生し、表面処理、膜生成
を行った研究(特願昭63−138630号、特願昭6
3−166599号、特願昭63−202977号)を
本目的に適用し、ポリエステル製メッシュの表面に重合
膜を生成することにより、製造コストが従来のものより
安価であり、しかもプラズマ処理だけで接着性、帯電防
止性及びハレーション防止性の三要素をもつスクリーン
印刷用メッシュを製造することができるようになしたも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】而して、本発明の要旨と
するところは、大気圧プラズマ法を用いてポリエステル
製メッシュの表面に導電性を有する有色系のプラズマ重
合膜を生成することを特徴とするスクリーン印刷用メッ
シュの製造方法にある。
【0010】以下、これについて更に詳しく説明する
と、本発明において用いる大気圧プラズマ処理装置は、
入力側電極及び接地側電極が誘電体で覆われ、また両電
極の温度及びプラズマ反応装置内のガス温度が制御可能
な構造を有していることが必要である。そして本発明の
方法においては、線径10〜400μmのポリエステル
フィラメントを100〜500メッシュに織りあげ、精
練、ヒートセット等の工程を経て仕上げられたものをス
クリーンメッシュとして、これを以下に示す限定された
条件下で大気圧プラズマ処理するものである。
【0011】この場合の処理は、大気圧プラズマ発生装
置内に前記メッシュを保持し、希ガス及びモノマー気体
等を混合して導入しながら、電極間に、例えば1KHz
〜100MHzの高周波電力を印加することによって行
われる。放電周波数帯としては、前記高周波の他に低周
波、マイクロ波なども用いることができる。
【0012】前記大気圧プラズマ発生装置は、内部電極
型が好ましいが、場合によっては特開平2−50968
号のような外部電極型或いはスパイラル型などのいずれ
であってもよい。
【0013】しかし、どのような方法によるとしても、
両電極の温度及びプラズマ反応装置内のガス温度が目的
のプラズマ重合膜毎に最適のある一定範囲に制御されな
ければならない。
【0014】また、本発明で使用される希ガスとして
は、ヘリウム、ネオン、アルゴン等を挙げることがで
き、これらは同時に使用されるモノマー気体の種類によ
り選択される。また、ここでいうモノマー気体とは、プ
ラズマ重合後に導電性をもつと同時に、波長250〜7
50nmの範囲で吸収を示すものをさし、好ましくは波
長280〜600nmの範囲で吸収を示すものが良い。
尚、上記条件を満たすものであれば、電子伝導、イオン
伝導系等何を使用してもよい。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。温
度制御可能な入力側電極及びこれも温度制御可能な接地
側電極は金属製であり、この二つの電極は平行し、向か
い合う面に各々ガラスが設置されている。
【0016】そして、上記電極を有する大気圧プラズマ
処理装置内へメッシュ数150のポリエステル製メッシ
ュ(NBC工業株式会社、TNo150S)を電極上に
セットした後、ヘリウムを4.2l/min、及びピロ
ールをヘリウム0.35l/minでバブリングしたも
のを導入する。
【0017】そしてまた、電極温度を40℃に設定し、
入力側電極に19KHz、1KW/m2 の電力を印加
し、30秒大気圧プラズマ処理を行った。このようにし
て得たメッシュを、常法により紗張りした後、感光性樹
脂(株式会社きもと製・キモスクリーンKS−45)と
はり合わせ、幅1インチにカットしたものを引張試験機
(Instoron Corporation製・Model 420)を使用し、メッ
シュと感光性樹脂との接着力を測定した。
【0018】表1に未処理メッシュと処理メッシュにつ
いて、接着力の比較した結果を示す。
【表1】
【0019】次に、処理した150メッシュのポリエス
テル製メッシュについて、表面抵抗測定器(Hewlett Pa
ckard 社製・4329A High Registance Meter)を使用して
メッシュの表面抵抗を測定し、未処理メッシュとの比較
を行った結果を表2に示す。
【表2】
【0020】次に、処理した150メッシュのポリエス
テル製メッシュについて、分光器(Varian Analytical
Instruments 社製・UV-Visible Spectrophotometer・Ca
ry 1) を使用して着色されたポリエステル製メッシュの
スペクトルを測定すると、290〜500nmの範囲で
光の吸収がみられた。
【0021】このことは、市販されているイエローメッ
シュの光の吸収波長が370〜410nm程度の範囲で
あることから、本実施例で大気圧プラズマ処理されたポ
リエステル製メッシュが、充分にハレーション防止性を
備えていることが分かる。
【0022】以上の如く、ポリエステル製メッシュは、
上記の装置と条件でプラズマ処理をされることにより、
メッシュの表面に導電性を有する有色系のプラズマ重合
膜を持ち、もって帯電防止性及びハレーション防止性に
優れ、且つ感光性樹脂との接着性が良いという高機能性
を示すようになるものである。
【0023】そしてまた、本発明によって得られるスク
リーン印刷用ポリエステルメッシュは、常法に従って印
刷用の枠に張られた後、感光性樹脂の塗布或いは感光性
フィルムの張り合わせが行われ、適当な光源によって露
光、現像され、スクリーン印刷用の版板となるものであ
る。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、製造コストを大幅に低
減することができ、更に帯電防止性に優れ且つ感光性樹
脂との接着性が良く、しかも感光、露光の際のハレーシ
ョン防止性も有するスクリーン印刷用メッシュを製造す
ることができるものである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−241739(JP,A) 特開 昭63−199688(JP,A) 特開 昭63−153195(JP,A) 特開 昭62−109056(JP,A) 特開 昭62−11646(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41N 1/24 B41C 1/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体誘電体で電極の一方又は両方をカバ
    ーした構成をもつプラズマ反応装置に、常温で気体の不
    活性気体と常温で気体又は液体のモノマー蒸気を混合導
    入して大気圧下でプラズマを発生し、電極上に配置した
    ポリエステル製メッシュ表面にプラズマ重合膜を生成せ
    しめることを特徴とするスクリーン印刷用メッシュの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 上記膜合成が両電極の温度及びプラズマ
    反応装置内のガス温度を設定及び制御して実施される請
    求項1記載の薄膜合成法。
  3. 【請求項3】 常温で気体又は液体のモノマーがポリエ
    ステル製メッシュ表面に導電性を有する有色のプラズマ
    重合膜を生成する材料である請求項1記載の製膜法。
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