JP3090506B2 - 印刷図柄を有する発泡シート成形品の製造方法 - Google Patents
印刷図柄を有する発泡シート成形品の製造方法Info
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- JP3090506B2 JP3090506B2 JP21916991A JP21916991A JP3090506B2 JP 3090506 B2 JP3090506 B2 JP 3090506B2 JP 21916991 A JP21916991 A JP 21916991A JP 21916991 A JP21916991 A JP 21916991A JP 3090506 B2 JP3090506 B2 JP 3090506B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱炉内での積層シー
トの収縮を抑え、これによって成形品中の図柄ずれの発
生を防止する発泡シート成形品の製造方法に関する。
トの収縮を抑え、これによって成形品中の図柄ずれの発
生を防止する発泡シート成形品の製造方法に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】従来、ポリスチレン系樹脂
押出し発泡シートの片面又は両面に、印刷図柄を有する
ポリスチレン系樹脂フィルムを積層接着させて形成した
原反シート成形材料として用い、これを真空成形や、圧
空成形によって凹部を有する成形品を連続的に得ること
は広く行われている(例えば、特公平1−32056
号)。ところで、前記のようにして成形品を得る場合、
成形に際しての加熱により、発泡シートに収縮が起るた
め、得られる成形品においては、その図柄の位置が所定
位置からずれるという問題がある。このような問題を回
避するために、従来は、加熱による図柄位置のずれをあ
らかじめ予測し、図柄フィルムとしてこの予測した位置
ずれに応じて位置ずれさせた図柄を印刷したものを用
い、これを発泡シートと貼合せて積層シートを作り、こ
れを成形する方法が行われている。しかし、このような
方法では、図柄フィルムと貼合せる原反発泡シートは、
その原反ごとに収縮率が異なったり、同じ原反において
も、その特定個所によっても収縮率が異なるため、実際
上は、位置ずれの生じた成形品の発生を余儀なくされて
いる。
押出し発泡シートの片面又は両面に、印刷図柄を有する
ポリスチレン系樹脂フィルムを積層接着させて形成した
原反シート成形材料として用い、これを真空成形や、圧
空成形によって凹部を有する成形品を連続的に得ること
は広く行われている(例えば、特公平1−32056
号)。ところで、前記のようにして成形品を得る場合、
成形に際しての加熱により、発泡シートに収縮が起るた
め、得られる成形品においては、その図柄の位置が所定
位置からずれるという問題がある。このような問題を回
避するために、従来は、加熱による図柄位置のずれをあ
らかじめ予測し、図柄フィルムとしてこの予測した位置
ずれに応じて位置ずれさせた図柄を印刷したものを用
い、これを発泡シートと貼合せて積層シートを作り、こ
れを成形する方法が行われている。しかし、このような
方法では、図柄フィルムと貼合せる原反発泡シートは、
その原反ごとに収縮率が異なったり、同じ原反において
も、その特定個所によっても収縮率が異なるため、実際
上は、位置ずれの生じた成形品の発生を余儀なくされて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術に
見られる前記問題点を解決し、位置ずれのない図柄を有
する成形品を得るための方法を提供することをその課題
とする。
見られる前記問題点を解決し、位置ずれのない図柄を有
する成形品を得るための方法を提供することをその課題
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、ポリスチレン系樹脂
押出し発泡シートの両面を加熱ロールにより熱処理した
後、その直後にこの発泡シートと印刷図柄を有するポリ
スチレン系樹脂フィルムとを別のロール間に導くと共に
図柄フィルム側に接触するロールを加熱することにより
両者が接着した積層シートを得、次いでこの積層シート
を加熱炉に通すことにより加熱した後成形することを特
徴とする印刷図柄を有する発泡シート成形品の製造方法
が提供される。
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、ポリスチレン系樹脂
押出し発泡シートの両面を加熱ロールにより熱処理した
後、その直後にこの発泡シートと印刷図柄を有するポリ
スチレン系樹脂フィルムとを別のロール間に導くと共に
図柄フィルム側に接触するロールを加熱することにより
両者が接着した積層シートを得、次いでこの積層シート
を加熱炉に通すことにより加熱した後成形することを特
徴とする印刷図柄を有する発泡シート成形品の製造方法
が提供される。
【0005】本発明においては、ポリスチレン系樹脂押
出し発泡シートからなる原反シートを、先ず、その熱処
理用の加熱ロール間に通しその両面を加熱処理する。こ
の際のロール温度は、通常、150〜250℃、好まし
くは160〜190℃であり、ロール間のクリアランス
は、通常発泡シートの厚み以下、好ましくは、発泡シー
トの厚みの75〜90%とする。また、この際のシート
の移送速度は、通常1分間当り1〜50m、好ましくは
3〜30mである。このロール温度、ロール間クリアラ
ンス、及びシートの移送速度は、例えば一般ポリスチレ
ン(GPPS)からなる押出発泡シートの場合、その表
面が120℃を越えないような温度(ただし、95℃以
上)を目安として設定される。前記のようにしてあらか
じめ加熱処理した発泡シートは、これに印刷図柄を有す
るポリスチレン系樹脂フィルムを重ね、ロール間におい
て、図柄フィルムと接触する側のロールを加熱すること
により両者を貼合せて積層シートを得る。本発明におい
ては、発泡シートを加熱処理し、その直後に貼合せロー
ルに導き、図柄フィルムを積層することが重要である。
これは、加熱処理後時間の経過と共に加熱処理の効果が
薄れ、後工程である成形に先立って行なわれ加熱時にシ
ートが大きく収縮すると共にその収縮率が各箇所によっ
て大きく変動してしまい、このような状況下で成形を行
なうと、図柄ずれの大きな成形品しか得られない結果と
なるからである。本発明者等の研究によれば、成形まで
の収縮に関する上記加熱処理の効果は、処理後3時間以
内、好ましくは1時間以内で有効と判明した。従って、
上記「その直後」とは、上記時間内に成形を終了できる
ような時間を意味する。尚、貼合せロール間クリアラン
スは、通常、発泡シートの厚みとフィルム厚みの総和の
50〜95%、好ましくは70〜85%であり、図柄フ
ィルムに接触する側のロール温度は、一般には、100
〜200℃、好ましくは130〜180℃である。ま
た、この際のシートの移送速度は、通常、1分当たり1
〜50m、好ましくは3〜30mである。このロール温
度、ロール間クリアランス、及びシートの移送速度は、
例えばGPPSからなる押出発泡シートの場合、その表
面が90℃以上かつ130℃を越えないような温度を目
安として設定される。
出し発泡シートからなる原反シートを、先ず、その熱処
理用の加熱ロール間に通しその両面を加熱処理する。こ
の際のロール温度は、通常、150〜250℃、好まし
くは160〜190℃であり、ロール間のクリアランス
は、通常発泡シートの厚み以下、好ましくは、発泡シー
トの厚みの75〜90%とする。また、この際のシート
の移送速度は、通常1分間当り1〜50m、好ましくは
3〜30mである。このロール温度、ロール間クリアラ
ンス、及びシートの移送速度は、例えば一般ポリスチレ
ン(GPPS)からなる押出発泡シートの場合、その表
面が120℃を越えないような温度(ただし、95℃以
上)を目安として設定される。前記のようにしてあらか
じめ加熱処理した発泡シートは、これに印刷図柄を有す
るポリスチレン系樹脂フィルムを重ね、ロール間におい
て、図柄フィルムと接触する側のロールを加熱すること
により両者を貼合せて積層シートを得る。本発明におい
ては、発泡シートを加熱処理し、その直後に貼合せロー
ルに導き、図柄フィルムを積層することが重要である。
これは、加熱処理後時間の経過と共に加熱処理の効果が
薄れ、後工程である成形に先立って行なわれ加熱時にシ
ートが大きく収縮すると共にその収縮率が各箇所によっ
て大きく変動してしまい、このような状況下で成形を行
なうと、図柄ずれの大きな成形品しか得られない結果と
なるからである。本発明者等の研究によれば、成形まで
の収縮に関する上記加熱処理の効果は、処理後3時間以
内、好ましくは1時間以内で有効と判明した。従って、
上記「その直後」とは、上記時間内に成形を終了できる
ような時間を意味する。尚、貼合せロール間クリアラン
スは、通常、発泡シートの厚みとフィルム厚みの総和の
50〜95%、好ましくは70〜85%であり、図柄フ
ィルムに接触する側のロール温度は、一般には、100
〜200℃、好ましくは130〜180℃である。ま
た、この際のシートの移送速度は、通常、1分当たり1
〜50m、好ましくは3〜30mである。このロール温
度、ロール間クリアランス、及びシートの移送速度は、
例えばGPPSからなる押出発泡シートの場合、その表
面が90℃以上かつ130℃を越えないような温度を目
安として設定される。
【0006】本発明においては、前記のようにして得ら
れた積層シートは、これを次の成形工程に導き、ここで
加熱炉を通して成形温度まで加熱した後、成形機により
所定形状に成形する。貼合せロールから得られる積層シ
ートは、通常、冷却ロール間を通してその図柄フィルム
の軟化温度より低い温度まで冷却するが、この冷却は空
冷あるいは自然冷却によって行うこともできる。また、
本発明においては、この冷却された積層シートは次の成
形工程に直ちに導入するのが好ましいが、場合によって
は、いったん巻取りロールに巻取った後、成形工程へ導
入することもできる。要は、前述した通り、発泡シート
の加熱処理後3時間以内、好ましくは1時間以内に成形
を完了させればよいのでである。積層シートの加熱炉に
おける加熱温度は、積層シートが軟化する温度以上の温
度であり、通常、シート表面の温度が90〜150℃、
好ましくは100〜130℃となるように設定される。
また、成形方法としては、真空成形や、圧空成形、マッ
チモールド成形等が用いられる。
れた積層シートは、これを次の成形工程に導き、ここで
加熱炉を通して成形温度まで加熱した後、成形機により
所定形状に成形する。貼合せロールから得られる積層シ
ートは、通常、冷却ロール間を通してその図柄フィルム
の軟化温度より低い温度まで冷却するが、この冷却は空
冷あるいは自然冷却によって行うこともできる。また、
本発明においては、この冷却された積層シートは次の成
形工程に直ちに導入するのが好ましいが、場合によって
は、いったん巻取りロールに巻取った後、成形工程へ導
入することもできる。要は、前述した通り、発泡シート
の加熱処理後3時間以内、好ましくは1時間以内に成形
を完了させればよいのでである。積層シートの加熱炉に
おける加熱温度は、積層シートが軟化する温度以上の温
度であり、通常、シート表面の温度が90〜150℃、
好ましくは100〜130℃となるように設定される。
また、成形方法としては、真空成形や、圧空成形、マッ
チモールド成形等が用いられる。
【0007】本発明における最も好ましい態様は、発泡
シートの熱処理、フィルムの貼合せ、及び成形を途中で
発泡シート又は積層シートを巻き取ることなく一連の流
れで連続的に行なうことである。これは、途中で一旦巻
き取りを行なうと、最終的に得られる成形品の図柄ずれ
の発生率が若干高くなる場合があるからである。尚、本
発明でいうポリスチレン系樹脂押出し発泡シートは、当
業界で称するPSP(ポリスチレンペーパー)を意味
し、通常、その発泡倍率が3〜20倍、厚みが0.5〜
5.0mm程度のものである。また、その基材樹脂は、
スチレンの単独重合体のみならず、スチレンを主成分と
する共重合体、あるいはスチレンの単独重合体又はスチ
レン系共重合体に30重量%以内の範囲で他の成分を混
合したものであってもかまわない。また、本発明でいう
印刷図柄を有するポリスチレン系樹脂フィルムとは、通
常その厚みが5〜200μ程度の任意の印刷図柄を有す
るフィルムを意味する。また、その基材樹脂は、上記発
泡シートの基材樹脂で例示したものが同様に例示され
る。尚、このフィルムは、無延伸のものであっても、少
なくともいずれかの方向に延伸されたものであってもか
まわない。
シートの熱処理、フィルムの貼合せ、及び成形を途中で
発泡シート又は積層シートを巻き取ることなく一連の流
れで連続的に行なうことである。これは、途中で一旦巻
き取りを行なうと、最終的に得られる成形品の図柄ずれ
の発生率が若干高くなる場合があるからである。尚、本
発明でいうポリスチレン系樹脂押出し発泡シートは、当
業界で称するPSP(ポリスチレンペーパー)を意味
し、通常、その発泡倍率が3〜20倍、厚みが0.5〜
5.0mm程度のものである。また、その基材樹脂は、
スチレンの単独重合体のみならず、スチレンを主成分と
する共重合体、あるいはスチレンの単独重合体又はスチ
レン系共重合体に30重量%以内の範囲で他の成分を混
合したものであってもかまわない。また、本発明でいう
印刷図柄を有するポリスチレン系樹脂フィルムとは、通
常その厚みが5〜200μ程度の任意の印刷図柄を有す
るフィルムを意味する。また、その基材樹脂は、上記発
泡シートの基材樹脂で例示したものが同様に例示され
る。尚、このフィルムは、無延伸のものであっても、少
なくともいずれかの方向に延伸されたものであってもか
まわない。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、原反発泡シートをあら
かじめ熱処理した後、貼合せ工程へ直ちに導入して貼合
せを行うことから、発泡シートは、その熱処理によって
均一化された収縮率で図柄フィルムと貼合せられること
となる。従って、貼合せ工程で得られた積層シートの収
縮率も均一化され、成形工程においてこの積層シートを
成形しても、全体の収縮率が均一化されているため、図
柄の位置ずれの問題が解決される。また、本発明では、
貼合せ工程から得られる積層シートも短時間で成形工程
に導かれ、加熱成形されるので、積層シートの収縮率の
不均化も回避される。
かじめ熱処理した後、貼合せ工程へ直ちに導入して貼合
せを行うことから、発泡シートは、その熱処理によって
均一化された収縮率で図柄フィルムと貼合せられること
となる。従って、貼合せ工程で得られた積層シートの収
縮率も均一化され、成形工程においてこの積層シートを
成形しても、全体の収縮率が均一化されているため、図
柄の位置ずれの問題が解決される。また、本発明では、
貼合せ工程から得られる積層シートも短時間で成形工程
に導かれ、加熱成形されるので、積層シートの収縮率の
不均化も回避される。
【0009】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明する。 〔発泡シートの製造〕ポリスチレン100重量部に、タ
ルク1重量部及びブタン4.3重量部の割合で押出機に
供給して溶融混練した後、押出機先端に位置するサーキ
ュラーダイスよりバルーン状に押出発泡させ(吐出量2
80kg/hr)、次いで押出方向の一端より切り開
き、発泡倍率13.5倍、厚み2.3mm、幅1045
mmの発泡シートとし、続いてこれをロール状に巻き取
り、1ロール当たりの巻き径が830mmのロールを5
ロール得た。その後、これらロールを常温、常圧で3週
間養生し、以下の実施例及び比較例における試験用の発
泡シートとして用いた。
明する。 〔発泡シートの製造〕ポリスチレン100重量部に、タ
ルク1重量部及びブタン4.3重量部の割合で押出機に
供給して溶融混練した後、押出機先端に位置するサーキ
ュラーダイスよりバルーン状に押出発泡させ(吐出量2
80kg/hr)、次いで押出方向の一端より切り開
き、発泡倍率13.5倍、厚み2.3mm、幅1045
mmの発泡シートとし、続いてこれをロール状に巻き取
り、1ロール当たりの巻き径が830mmのロールを5
ロール得た。その後、これらロールを常温、常圧で3週
間養生し、以下の実施例及び比較例における試験用の発
泡シートとして用いた。
【0010】実施例1 発泡シートを一対の熱処理ロール(各ロール径:200
mm)、一対のフィルム貼合せロール(各ロール径:2
00mm)、一対の引取ロール(冷却を兼ねている、各
ロール径:150mm)、加熱炉及び成形機をこの順に
備えた装置に設置し、表1に示す条件で熱処理、フィル
ム貼合せ(片面のみ)、加熱及び成形を連続的に行ない
成形品を得た。表1には、熱処理後から成形までの時間
及び成形品の柄ずれによる不良品発生率を併せて示し
た。尚、貼合せフィルムは、厚み25μmのポリスチレ
ンフィルムを使用し、このフィルムには、得られる成形
品の内側底面の中心に現出させることを目的として幅方
向に15cm間隔で、また、長手方向に16.5cm間
隔で十字マークを印刷しておいた。また、成形品は、開
口部の外形状が14cm(縦)×12cm(横)の長方
形、底部の外形状が12cm(縦)×10cm(横)の
長方形、及び高さが3.5cmのトレーであり、1ショ
ットの成形で24個得られるものである。
mm)、一対のフィルム貼合せロール(各ロール径:2
00mm)、一対の引取ロール(冷却を兼ねている、各
ロール径:150mm)、加熱炉及び成形機をこの順に
備えた装置に設置し、表1に示す条件で熱処理、フィル
ム貼合せ(片面のみ)、加熱及び成形を連続的に行ない
成形品を得た。表1には、熱処理後から成形までの時間
及び成形品の柄ずれによる不良品発生率を併せて示し
た。尚、貼合せフィルムは、厚み25μmのポリスチレ
ンフィルムを使用し、このフィルムには、得られる成形
品の内側底面の中心に現出させることを目的として幅方
向に15cm間隔で、また、長手方向に16.5cm間
隔で十字マークを印刷しておいた。また、成形品は、開
口部の外形状が14cm(縦)×12cm(横)の長方
形、底部の外形状が12cm(縦)×10cm(横)の
長方形、及び高さが3.5cmのトレーであり、1ショ
ットの成形で24個得られるものである。
【0011】実施例2 発泡シートを熱処理した後、一旦ロールに巻き取り、こ
れを常温常圧下で放置した後、フィルム貼合せ、加熱及
び成形を連続的に行なった以外は実施例1に準じて実験
を行なった。この結果も表1に併せて示した。
れを常温常圧下で放置した後、フィルム貼合せ、加熱及
び成形を連続的に行なった以外は実施例1に準じて実験
を行なった。この結果も表1に併せて示した。
【0012】実施例3 発泡シートの熱処理及びフィルムの貼合せを連続的に行
なった後、一旦ロールに巻き取り、これを常温常圧下で
放置した後、加熱及び成形を連続的に行なった以外は実
施例1に準じて実験を行なった。この結果を併せて表1
に示す。
なった後、一旦ロールに巻き取り、これを常温常圧下で
放置した後、加熱及び成形を連続的に行なった以外は実
施例1に準じて実験を行なった。この結果を併せて表1
に示す。
【0013】比較例1及び2 放置時間を変更した以外は実施例2及び実施例3に準じ
てそれぞれ実験を行なった。この結果も併せて表1に示
す。
てそれぞれ実験を行なった。この結果も併せて表1に示
す。
【0014】
【表1】
【0015】なお、表1に示した成形品の柄ずれによる
不良発生率の内容は次下の通りであった。 (不良品発生率)得られた成形品100個に対する柄ず
れによる不良品発生割合(%)であり、十字マークの交
点のずれが成形品(トレー)の内部底面の中心より1.
5mm以内のものを良品とし、1.5mmを超えるもの
を不良品とした。
不良発生率の内容は次下の通りであった。 (不良品発生率)得られた成形品100個に対する柄ず
れによる不良品発生割合(%)であり、十字マークの交
点のずれが成形品(トレー)の内部底面の中心より1.
5mm以内のものを良品とし、1.5mmを超えるもの
を不良品とした。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 雅美 栃木県宇都宮市西ノ宮町3990−160 (56)参考文献 特開 平1−171838(JP,A) 特開 平2−252525(JP,A) 特開 昭63−28624(JP,A) 特開 昭60−56529(JP,A) 特開 昭59−70525(JP,A) 特公 平1−32056(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 51/00 - 51/46 B32B 5/18 B32B 27/30
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリスチレン系樹脂押出し発泡シートの
両面を加熱ロールにより熱処理した後、その直後にこの
発泡シートと印刷図柄を有するポリスチレン系樹脂フィ
ルムとを別のロール間に導くと共に図柄フィルム側に接
触するロールを加熱することにより両者が接着した積層
シートを得、次いでこの積層シートを加熱炉に通すこと
により加熱した後成形することを特徴とする印刷図柄を
有する発泡シート成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21916991A JP3090506B2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 印刷図柄を有する発泡シート成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21916991A JP3090506B2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 印刷図柄を有する発泡シート成形品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0538752A JPH0538752A (ja) | 1993-02-19 |
JP3090506B2 true JP3090506B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=16731287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21916991A Expired - Fee Related JP3090506B2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 印刷図柄を有する発泡シート成形品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3090506B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101904954B1 (ko) | 2006-09-01 | 2018-10-08 | 가부시키가이샤 니콘 | 방전램프, 광원장치, 노광장치 및 노광장치의 제조방법 |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP21916991A patent/JP3090506B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0538752A (ja) | 1993-02-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |