JP3090403B2 - 生ごみ処理装置 - Google Patents

生ごみ処理装置

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    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生ごみの分解処理を行
なうための生ごみ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、微生物を利用して有機物及び
水分を含有する汚泥に影響を与えない程度に分解処理
(醗酵)することが行なわれており、この処理を行なう
生ごみ処理装置が知られている。この生ごみ処理装置
は、処理槽内にホーラー剤と称される微生物が生息する
生ごみ処理材としてのおが屑状の木質細片(例えば特公
平2−10398号公報、特公平2−30760号公
報、実公平6−22385号公報)を充填してある。そ
して、処理槽に設けた投入口から生ごみを処理槽内に投
入し、微生物が生息する生ごみ処理材と生ごみとを混合
すると共に空気を接触させて生ごみを生ごみ処理材に生
息する微生物により分解させ、同時に水分を蒸発させる
ようにしていた。このような生ごみ処理装置として実公
平5−88683号公報が提案されている。
【0003】また、生ごみ処理装置において、処理槽内
に攪拌手段を設けるものも特開平4−4084号公報に
より提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
において、生ごみが生ごみ処理材の中の微生物により分
解されると水分が発生し、生ごみ処理材の水分含水率が
上がりすぎると、生ごみの処理効率が低下してしまうと
いう問題があった。また、処理槽内の生ごみ処理材の温
度は生ごみ処理装置の外気温度に影響され易い。即ち、
外気温度が低い時には、処理槽内の温度も低くなり、こ
のように生ごみ処理材の温度が低くなると、生ごみ処理
材中の微生物が活動しにくくなり、このため生ごみ処理
効率が低下するという問題がある。そこで、従来では例
えば特公平2−10398号公報においては処理槽内の
温度を処理槽上部に設けた温度検知装置で管理してお
り、その検知温度によって生ごみ処理装置に付設してあ
るヒータに通電して処理槽内の温度をコントロールして
いる。しかしながら、このような方法では、生ごみ処理
材の温度を直接管理していないため、処理槽内の空中の
温度は管理できても、生ごみ処理材の温度が低い時があ
り、生ごみの処理効率の低下は避けられないものであ
る。
【0005】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、生ごみ処理材の含
水率を適正な状態にコントロールすると共に、生ごみ処
理材の温度を直接管理して生ごみ処理材の温度を適正な
状態にコントロールすることができ、生ごみ処理効率の
低下を効果的に防止できるようにした生ごみ処理装置を
提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、生ごみを分解処理するための生ごみ処理
材を入れた処理槽3内に、処理槽3内の生ごみ処理材の
水分含水率を検知して生ごみ処理材の含水率を調整する
ための含水率検知センサー13を設け、この含水率検知
センサー13を、センサーを強制的に発熱させるための
発熱手段と、発熱手段により発熱させた際の生ごみ処理
材の水分含水率による温度上昇を検出する温度センサー
13cとで構成すると共に、処理槽3に処理槽3内の生
ごみ処理材を加熱する加熱手段を設け、該温度センサー
13cからの検出信号に基づいて生ごみ処理材の温度が
一定温度以下となったときに加熱手段を作動させて生ご
み処理材の温度が一定以上となるように制御する制御部
6を備えて成ることに特徴を有している。
【0007】
【作用】本発明によれば、生ごみを分解処理するための
生ごみ処理材を入れた処理槽3内に、処理槽3内の生ご
み処理材の水分含水率を検知して生ごみ処理材の含水率
を調整するための含水率検知センサー13を設け、この
含水率検知センサー13を、センサーを強制的に発熱さ
せるための発熱手段と、発熱手段により発熱させた際の
生ごみ処理材の水分含水率による温度上昇を検出する温
度センサー13cとで構成したから、先ず含水率検知セ
ンサー13は発熱手段を発熱させてセンサーの温度を上
昇させる。ここで、生ごみ処理材の含水率が高くなると
センサーからの放熱が大きくなるので、含水率が増加す
るとセンサーの温度上昇は小さくなり、この温度上昇を
温度センサー13cにより検出することで生ごみ処理材
の含水率を検出し、これに基づいて生ごみ処理材の含水
率の調整を行なうことができる。さらに、処理槽3に処
理槽3内の生ごみ処理材を加熱する加熱手段を設けると
共に、該温度センサー13cからの検出信号に基づいて
生ごみ処理材の温度が一定温度以下となったときに加熱
手段を作動させて生ごみ処理材の温度が一定以上となる
ように制御する制御部6を備えているので、含水率を検
知するセンサーで生ごみ処理材の温度を検出して生ごみ
処理材の温度情報を制御部6に入力することで加熱手段
により生ごみ処理材を加熱して生ごみ処理材の温度を上
昇させて生ごみ処理材の温度を一定範囲内に調整するこ
とができる。従って、含水率検知センサー13によって
生ごみ処理材の含水率のみならず、生ごみ処理材の温度
管理が可能となり、生ごみ処理材中の微生物が活性化し
やすい最適な温度状態にコントロールできるものであ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には、生ごみ処理装置Aの全体を示す図面が
示してあり、生ごみ処理装置Aの上方が開口したケース
2内に上方が開口した処理槽3が内装してあり、この処
理槽3内には攪拌羽根4が回転自在に内装してある。攪
拌羽根4はモータ5で回転され、モータ5の回転は制御
部6により制御させるようになっている。
【0009】ケース2の上端開口部には開閉自在に蓋7
が設けてある。ケース2の上端部の開口縁部には送風路
8が設けてあり、送風路8は一端部がケース2の外部に
開口し、他端部が処理槽3の上端開口部に開口してい
る。送風路8内には送気ファン9、温風ヒータ10が内
装してあり、送気ファン9、温風ヒータ10は制御部6
からの信号により制御されるようになっている。本実施
例では、温風ヒータ10は、送気ファン9から送られる
空気を加熱して処理槽3内に温風を供給する役割と、処
理槽3内の生ごみ処理材を加熱する加熱手段としての役
割とを兼ねている。
【0010】ケース2内には排気路11が設けてあり、
この排気路11は一端部が処理槽3の上端開口部に開口
し、他端部がケース2の外部に開口している。排気路1
1内には排気ファン12が内装してあり、排気ファン1
2は制御部6からの信号により制御されるようになって
いる。処理槽3内には、微生物が生息した木質細片のよ
うな生ごみ処理材が入れてある。生ごみを分解処理する
ための生ごみ処理材としては従来から公知の木質細片
(例えば特公平2−10398号公報、特公平2−30
760号公報、実公平6−22385号公報)が使用で
きる。
【0011】処理槽3内の側部には、処理槽3内の生ご
み処理材の水分含水率を検知して生ごみ処理材の含水率
を調整するための含水率検知センサー13が設けてあ
る。本実施例では、含水率検知センサー13は図2に示
すように、ステンレス、銅、アルミニウムなどの良熱伝
導物により形成したケーシング14の背面側に、センサ
ーを強制的に発熱させる発熱手段である発熱抵抗体13
bと、発熱抵抗体13bにより発熱させた際の生ごみ処
理材の水分含水率による温度上昇を検出する温度センサ
ー13cとを夫々固着し、これをエポキシ樹脂などのモ
ールド材15によりモールドして含水率検知センサー1
3を構成してあり、ケーシング14は処理槽3の側面部
乃至下面部にビス16により固着して取付けてある。
尚、図2中のBは生ごみ処理材、70はリード線を示し
ている。
【0012】この含水率検知センサー13は、発熱抵抗
体13bに通電し、生ごみ処理材の含水率に応じた放熱
度を加味した温度上昇度を温度センサー13cで検出
し、その検出信号に基づいて生ごみ処理材の含水率と温
度の両方を検知できるように構成されている。即ち、発
熱抵抗体13bの通電前後の温度上昇の違いを温度セン
サー13cで検知して、温度センサー13cの温度上昇
の違いから含水率を検知することにより、生ごみ処理材
中の微生物を活動し易い環境におき、生ごみの水分が多
い時に、送風路8からの温風の供給を短い時間で間欠的
に繰り返すことで、生ごみの水分が少なくなるように調
整できるものであり、さらに、含水率の検知のみなら
ず、後述のように含水率検知センサー13には常に処理
槽3内の生ごみ処理材の温度管理を行なう機能を付加さ
せてあり、生ごみの温度が低すぎる時に、これを温度セ
ンサー13cで検出して送風路8からの温風の供給を短
時間で間欠的に繰り返すことで、生ごみ処理材の温度を
一定範囲内に調整することが可能となっている。
【0013】ここで含水率検知センサー13の発熱抵抗
体13bとしてはカーボン抵抗体、ニクロム線、カンタ
ル線など種々のものが使用でき、温度センサー13cと
してはサーミスタが使用できる。そして、発熱抵抗体1
3bのオン、オフは制御部6からの信号により行なわ
れ、サーミスタ(温度センサー13c)で検出した温度
情報は制御部6に入力されることで、発熱抵抗体13b
の制御が行なわれ、これにより、サーミスタの特性を利
用して生ごみ処理材の含水率のみならず、生ごみ処理材
の温度を最適な状態に調整できるものである。
【0014】図3(a)には、本実施例のブロック回路
図が示してあり、マイクロコンピューター等によって実
現される制御部6により送風路8内の温風ヒータ10が
制御される。この制御部6は、含水率検知センサー13
の温度センサー13cからの検出信号に基づいて生ごみ
処理材の含水率が一定以上となったときに送風路8内の
温風ヒータ10を作動させて生ごみ処理材の含水率が一
定範囲内となるように温風ヒータ10を作動させること
で、生ごみ処理材の含水率を一定範囲内にコントロール
できるようになっている。
【0015】次に動作を説明する。先ず、含水率検知セ
ンサー13で含水率の調整を行なう場合を説明する。生
ごみ処理装置Aの蓋7を開いて生ごみ処理材を充填した
処理槽3内に生ごみを投入し、攪拌羽根4を一定時間ご
と間欠的に運転すると共に、送気ファン9及び排気ファ
ン12を一定時間ごと間欠的に運転し、微生物が生息す
る生ごみ処理材と生ごみとを攪拌混合させると共に空気
と接触させて、生ごみを生ごみ処理材に生息する微生物
により分解させる。このとき、処理槽3内の温度は温度
センサー13cにより検出される。次に、含水率検知セ
ンサー13は発熱抵抗体13bに電圧を負荷させて含水
率検知センサー13の温度を上昇させる。一方、処理槽
3内において、生ごみが生ごみ処理材中の微生物により
分解され、水が発生し、生ごみ処理材はこの水を吸収
し、含水率が高くなると、水を多く含んだ生ごみ処理材
に含水率検知センサー13が接触して、発熱抵抗体13
bからの放熱が大きくなるので、含水率が増加するとセ
ンサーの温度上昇が小さくなる(図4参照)。この温度
上昇を温度センサー13cにより検出して制御部6に入
力する。制御部6では、生ごみ処理材の現在の温度と温
度センサー13cの温度上昇とから生ごみ処理材の含水
率を求めるのである。そして、求められた含水率が予め
設定した一定の範囲から外れている場合には、制御部6
は送風路8内の温風ヒータ10をオンにすると共に送気
ファン9をオンにして送風路8から温風を供給して処理
槽3を加熱して、生ごみ処理材に含まれている水分を目
的となる含水率となるまで蒸発させ、目的とする含水率
になると制御部6は温風ヒータ10をオフに切り替え
る。従って、生ごみ処理材の含水率を所定の含水率に自
動的に調整可能となる。
【0016】次に、含水率検知センサー13により生ご
み処理材の温度を調整する場合を説明する。処理槽3内
の生ごみ処理材の温度T(℃)は含水率検知センサー1
3の温度センサー13cで検出され、制御部6に入力さ
れる。制御部6では、生ごみ処理材の温度T(℃)が生
ごみを効率良く処理するための必要な温度T0 (例えば
10℃)より高い時(T>T0 )は、そのままの状態に
するが、低い時(T<T0 )には、制御部6から送風路
8に設けられている温風ヒータ10にヒータオンの信号
を伝え、これにより温風ヒータ10はオンとなり、さら
に送気ファン9がオンとなり、T≧T0 になるまで処理
槽3内を加熱し続ける。その後、T≧T0 になれば温度
センサー13cで検出され、制御部6が温風ヒータ10
にヒータオフの信号を伝えることにより、温風ヒータ1
0がオフとなる。このようにして、生ごみ処理材の温度
は常にT≧T0 (例えば10℃以上)となるようにコン
トロールされる。
【0017】即ち、生ごみ処理材が微生物による生ごみ
処理に最も効果的な含水率は40%乃至70%であり、
含水率が高過ぎると空気を取り入れることができなくな
り、好気性処理ができず、腐敗してしまう。また、微生
物が活性化しやすい温度条件は約10℃以上であり、温
度が10℃以下になると、生ごみ処理材中の微生物が活
動しにくくなり、生ごみ処理効率が低下してしまうが、
前記のように含水率検知センサー13により生ごみ処理
材の含水率を適正な状態にコントロールできるのみなら
ず、生ごみ処理材の温度も直接管理することによって、
微生物を一層活動し易い環境におくことができ、微生物
による生ごみの分解処理に最も効果的な温度状態に調整
可能となり、生ごみ処理効率を低下させないようにする
ことができ、また、生ごみの臭気を抑えることができる
という利点がある。
【0018】さらに、上記実施例では生ごみ処理材の加
熱手段として送風路8内の温風ヒータ10を兼用した
が、これに限定されるものではなく、本発明の他の実施
例として、図5に示すように、処理槽3の外壁面に沿っ
て面状ヒータ20aを別途設け、処理槽3内の生ごみ処
理材を温風ヒータ10と面状ヒータ20aの両方で加熱
できるようにしてもよい。他の構成は図1の実施例と同
様である。
【0019】この実施例では、制御部6は、温度センサ
ー13cからの検知信号に基づいて生ごみ処理材の温度
が一定温度以下となったとき、図3(b)に示すよう
に、生ごみ処理装置Aのヒータ部C(送風路8の温風ヒ
ータ10、面状ヒータ20aの両方を含む)を同時に作
動させて生ごみ処理材の温度が一定以上となるように制
御するものであり、ヒータ部Cの加熱によって生ごみ処
理材の温度を適切な範囲内に調整できるようになってい
る。また、図3(c)に示すように、面ヒータ20aの
オン・オフで処理槽3内の温度を調整するようにしても
よい。
【0020】特に寒冷地域、或いは寒冷地域以外であっ
ても冬場においては、生ごみ処理材の温度が低下しすぎ
ることがあり、生ごみ処理材の含水率が適正であって
も、温度が低下しすぎると微生物が活動しにくくなり、
生ごみの処理効率が悪くなるので、これに対応するため
に、含水率検知センサー13により検知した含水率値の
信号に基づいて制御部6により、温風ヒータ10のオン
・オフ、面ヒータ20aのオン・オフ、送気ファン9及
び排気ファン12の風量調整、攪拌羽根4の攪拌頻度の
調整をして生ごみ処理材の含水率に応じた適切な制御を
行なうのが好ましい。
【0021】また、生ごみ処理材の含水率や温度を表示
手段((図示せず)により表示したり、或いは、一定値
以上の含水率の場合や一定値以下の含水率の場合、さら
に一定以下の温度の場合に視覚的表示手段や聴覚的表示
手段により表示し、これに基づいて温風ヒータ10、面
状ヒータ20aをオンにしたり、或いは散水したりする
ようにしてもよい。また、温風ヒータ10、面状ヒータ
20aを手動でオン・オフするようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】上述のように本発明は、生ごみを分解処
理するための生ごみ処理材を入れた処理槽内に、処理槽
内の生ごみ処理材の水分含水率を検知して生ごみ処理材
の含水率を調整するための含水率検知センサーを設け、
この含水率検知センサーを、センサーを強制的に発熱さ
せるための発熱手段と、発熱手段により発熱させた際の
生ごみ処理材の水分含水率による温度上昇を検出する温
度センサーとで構成すると共に、処理槽に処理槽内の生
ごみ処理材を加熱する加熱手段を設け、該温度センサー
からの検出信号に基づいて生ごみ処理材の温度が一定温
度以下となったときに加熱手段を作動させて生ごみ処理
材の温度が一定以上となるように制御する制御部を備え
て成るから、含水率検知センサーは生ごみ処理材の含水
率を検出して生ごみ処理材の含水率の調整を行なうこと
ができ、しかも、含水率を検知するための含水率検知セ
ンサーを用いて生ごみ処理材の温度を一定範囲内に調整
して生ごみ処理材の温度管理を行なうことが可能とな
り、生ごみ処理材中の微生物が活性化しやすい最適な含
水率状態及び温度状態にコントロールすることができ、
その結果、生ごみを一層効率良く処理でき、さらに生ご
みの臭気を一層効果的に抑えることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に用いられる生ごみ処理装置
の一部切欠斜視図である。
【図2】同上の含水率検知センサーを説明する断面図で
ある。
【図3】(a)は同上のブロック図、(b)は他例のブ
ロック図、(c)はさらに他例のブロック図である。
【図4】同上のセンサーの温度上昇と生ごみ処理材の温
度との関係を示すグラフである。
【図5】本発明の他の実施例に用いられる生ごみ処理装
置の一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
3 処理槽 6 制御部 13 含水率検知センサー 13c 温度センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶田 恵津子 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−96262(JP,A) 特開 平5−92146(JP,A) 特開 平7−313957(JP,A) 特開 平7−251146(JP,A) 特開 平7−33572(JP,A) 特開 平8−89930(JP,A) 実開 昭64−33057(JP,U) Soil.Sci.Am.J.57: 930−934(1993) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 C05F 9/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごみを分解処理するための生ごみ処理
    材を入れた処理槽内に、処理槽内の生ごみ処理材の含水
    率を検知して生ごみ処理材の水分含水率を調整するため
    の含水率検知センサーを設け、この含水率検知センサー
    を、センサーを強制的に発熱させるための発熱手段と、
    発熱手段により発熱させた際の生ごみ処理材の水分含水
    率による温度上昇を検出する温度センサーとで構成する
    と共に、処理槽に処理槽内の生ごみ処理材を加熱する加
    熱手段を設け、該温度センサーからの検出信号に基づい
    て生ごみ処理材の温度が一定温度以下となったときに加
    熱手段を作動させて生ごみ処理材の温度が一定以上とな
    るように制御する制御部を備えて成ることを特徴とする
    生ごみ処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0595007U (ja) * 1992-06-01 1993-12-24 株式会社光輪技研 テーピング用コイル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Soil.Sci.Am.J.57:930−934(1993)

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JPH0595007U (ja) * 1992-06-01 1993-12-24 株式会社光輪技研 テーピング用コイル

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