JP3090233U - 鳥類妨害盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】ＣＤ盤の両面鏡面部を使用。自然の光（太陽光
線）等を最大限利用し、乱反射により鳥類に恐怖心を抱
かせ、なおかつ赤色蛍光発色の目玉シールと、強力なネ
オジウム磁石を使用することで鳥類を嫌がらせ、飛来接
近を回避させ、鳥類の地磁気感知能力を狂わせるもので
ある。 【解決手段】自然の光（太陽光線）等で、両面鏡面の図
１の１鳥類妨害盤が乱反射を起こす事で鳥類に恐怖心を
抱かせ、しかも鳥類の嫌う赤色蛍光発色の目玉シールを
図１の１鳥類妨害盤の中心部にある２ヶ所、図１の６と
７と、図１の８と９に両面より貼り、なおかつ各々の赤
色蛍光発色目玉シールの内面に、強力ネオジウム磁石を
内蔵貼りする。戸建の庭、植木に飛来し糞公害に悩み、
田畑に鳥害を被っている農家や、マンションのベランダ
の軒下に吊り下げる事で、一挙解決を計ることと人畜無
害であり決して鳥類に危害を加えることなく飛来回避、
防害するが最大目的である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

両面鏡面ＣＤ盤２枚をずらして貼ることで、中心部に目玉が２ヶ所出来る。 しかも、自然風の当り面積が広くなるので、横ゆれが大きくボールチェーンで吊 り下げられているので不規則回転がしやすく、太陽光線等の乱反射で鳥の目を錯 乱さすことにより効果的に驚かす。 なおかつ、目玉の中心に鳥の嫌がる赤色蛍光発色の、円形シールを両面に貼り付 けて恐怖心を抱かせ、各々目玉になる赤色円形シール内面に、２２００ガウスの 強力ネオジウム磁石をはさみ込み、内蔵させる事で磁力線の発生が、方向感覚と 飛行位置判断力を狂わせ回避行動さす。

【０００２】

【縦来の技術】

１．鳥の嫌がる缶詰された臭いが出るもので回避さす。 ２．磁力により方向感覚を錯乱さす。 ３．細いテグス又はネットを張る。 ４．目玉の形の風船、カラス、フクロウの姿の風船等で驚かす。 ５．爆発的な音響で驚かす。

【０００３】 １．缶詰された臭いの出るものは、空気にふれさすため悪臭をともなう。 しかも屋外に置くので、風雨にさらされ長持ちしない。 ２．磁力を利用する場合、鳥の種類によって感じ方が違い、磁力線の方向が一定 に近い時は飛来回避の傾向に差が生じる。 ３．細テグスを張る方法は物理的に素人には困難でありネットを張る場合も同じ 。 ４．目玉風船、カラス、フクロウの風船の類はマンネリ化すれば効果薄す。 ５．爆発音響は、等間隔で音が出るので一度は驚き逃げるがマンネリ化してくれ ば再度飛来する。都心の様な場所では騒音公害になる。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

鳥類の嫌がる、イ．色彩 ロ．強力な磁石 ハ．不規則回転で乱反射をおこす両面の鏡面盤 以上、イ、ロ、ハ３点を兼ねた妨害円盤を使用する事で飛来回避の決め手とする 。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

飛来回避をさせるため、鳥類妨害盤は赤色蛍光発色する目玉シール、両面鏡面の 乱反射盤と、反射盤の中心部の２ヶ所の赤色蛍光発色目玉シールに内蔵貼りされ た２２００ガウスの強力ネオジウム磁石を使用することで、飛来回避を完成さす 。

【０００６】

【考案の実施形態】

本考案の実施例について説明を行う。

【０００７】 図１について１鳥類妨害盤は、両面鏡面のＣＤ盤を、２反射盤Ａ、４反射盤Ｂを ずらして貼り合わせ、３反射盤Ａ’５反射盤Ｂ’として表裏を反射盤本体とする 。２反射盤Ａと４反射盤Ｂの各々に６目玉シールＡ、７目玉シールＡ’８目玉シ ールＢ、９目玉シールＢ’を各々の中心部に、１０の磁石をはさみ込んで貼り付 ける。

【０００８】 ２反射盤Ａと４反射盤Ｂの中心部にはさみ込み貼りする１０磁石は１０ｍｍ（径 ）×２ｍｍ（高さ）の小型ネオジウム磁石で２２００ガウスの強力なものであり 、各々の中心部に貼り付ける目玉シールは赤色蛍光発色する。

【０００９】 ２反射盤Ａと３反射盤Ａ’４反射盤Ｂと５反射盤Ｂ’は、鏡面ゆえに風に揺れる と太陽光線等でいっそう乱反射を起こす。

【００１０】 ６目玉シールＡと７目玉シールＡ’８目玉シールＢと９目玉シールＢ’は赤色の 蛍光発色シールであり、しかも１鳥類妨害盤が風に揺れると、益々派手に光輝く 。

【００１１】 １鳥類妨害盤の設置は、従来のヒモで吊り下げると、ねじれが原因で切れやすい のでボールチェーンで吊り下げる方法が最適であり、自然風でよりいっそう回転 が安易である。

【００１２】 本考案の鳥類妨害盤は、マンションのベランダ、一戸建の物干し場、庭木の枝等 に結び付けるか、吊り下げる方法で考案されたものである。

【００１３】 以上の説明の通り、本考案はＣＤ盤両面の鏡面部の乱反射を利用して、盤の中心 部に、赤色蛍光発光のシールを両目玉があるように貼り付ける事で鳥類に恐怖心 を生じさせ、しかも強力ネオジウム磁石を２個内蔵する事で、鳥類の方向感覚を 狂わす事が目的とする。

【００１４】

【考案の効果】

本考案の鳥類妨害盤は、太陽光線等の両面から発生する乱反射と鳥の嫌がる赤色 蛍光発色する目玉シールにより、鳥に恐怖心と驚きを生じさせ、なおかつ磁力に より方向感覚を失わせる事により飛来防止、鳥公害を無くすためが狙いである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る鳥類妨害盤の平面図である。

【図２】図１のＡ−Ａ’に沿う断面図である。

【図３】図１のＢ−Ｂ’に沿う断面図である。

【符号の説明】

１ 鳥類妨害盤 ２ 反射盤Ａ ３ 反射盤Ａ’ ４ 反射盤Ｂ ５ 反射盤Ｂ’ ６ 目玉シールＡ ７ 目玉シールＡ’ ８ 目玉シールＢ ９ 目玉シールＢ’ １０ 磁石 １１ ボールチェーン

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】両面鏡面のＣＤ盤２枚をずらして重ね貼り
   し、ＣＤ盤２枚各々の中心部に鳥類の嫌う赤色蛍光発色
   する円形目玉シール２２００ガウスの、強力ネオジウム
   磁石をはさみ込んで両面よりはさみ貼りした鳥類妨害
   盤。
2. 【請求項２】両面鏡面のＣＤ盤２枚をずらして重ね貼り
   し、ボールチェーンで吊り下げる事を特長にした鳥類妨
   害盤。