JP3090145U - おたまや菜箸をいれたままきれいに蓋がしまる蓋付きの鍋。 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】おたまや菜箸をいれたまま蓋を閉めても鍋と蓋
の間に隙間が出きることなくきれいに閉める事が出来
る。隙間が出来ない様にしたため鍋の中にほこりや虫を
入りにくくし、中の食材も乾燥しにくくした。又おたま
や菜箸を入れたまま蓋を閉めた状態も見た目が良いもの
となった蓋付きの鍋。 【解決する手段】鍋のふちにおたまや菜箸が入るきり込
み３をあけ、蓋１の袴の部分にも同じ大きさのきり込み
をあけた蓋付きの鍋２。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この実用新案は、鍋と蓋におたまや菜箸がはいる切込みをあけた蓋付きの鍋に 関するものです。

【０００２】

【従来の技術】

従来、蓋付きの鍋はたくさんあったが、おたまや菜箸を入れたまま蓋を閉めた 場合、鍋と蓋の間に隙間ができ、図４の様にきれいにしまらなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の蓋付き鍋は、おたまや菜箸を入れたまま蓋をすると、図４の様に鍋と蓋 の間に隙間がでた。そのためこの隙間から鍋の中にほこりや虫が入りやすく衛生 上好ましく、中の食材も乾燥しやすかった。又見た目にも悪かった。 本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

いまこれを、図面について説明すれば、 （イ） 図１の様に蓋の袴の部分に符号３の切り込みをあける。 （ロ） 図１の様に鍋のふちにも符号３の切り込みをあける。 （イ）と（ロ）をセットにした構成の鍋。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以上の構成であるから、おたまや菜箸を鍋にあけた符号３の切り込みの部分に 入れ、蓋と鍋にあけた符号３の切り込み部分を合わせて閉めれば、おたまや菜箸 をいれたままでも鍋と蓋の間に図４の様に隙間が出きることなく図３の様にきれ いにしまる。 この様にすれば、見た目にも良く、鍋の中にほこりや虫が入りにくくなり衛生 的にも好ましく、中の食材も乾燥し難くなる。 この蓋付き鍋で煮炊きをする際は、蓋を回転させることによって、蓋と鍋にあ けた符号３の切り込み部分で出きる穴図２の大きさを調節することができ、鍋の 中の蒸気の量を調節する蒸気抜きとしても利用できる。又おたまや菜箸をいれた ままにしない場合は、蓋を回転させて鍋にあけた符号３の切り込みの穴図２をふ さぐことも出来る。 鍋のゆで汁をきる際も、蓋と鍋にあけた符号３の切り込みで出来る穴図２を利 用し、蓋を閉めたまま中の食材が飛び出ることなくゆで汁だけを出すことも出き る。

【０００６】

【考案の効果】

本考案の蓋付きの鍋は、おたまや菜箸で鍋から料理をつぎわけした後、残った 料理を時間を空けて再度つぎわけするまでの間、図３の様におたまや菜箸を鍋の 中に入れたままでも鍋と蓋の間に隙間ができることなく蓋がきれいにしまるので 鍋の中にほこりや虫が入る心配もなく、鍋の中の料理も乾燥することがない為、 おたまや菜箸を鍋の中にいれたままにしておけ、料理をつぎ分けした後、おたま や菜箸を何度も洗わずにすみ手間が省ける。 業務用等で不特定な間隔で何度も料理をつぎわける場合、ばらばらに食事をす る家族の場合、翌日もこの鍋の料理を食する場合、キャンプ等のアウトドアでの 料理で、ほこりや虫に注意を払い又洗い水を節約したい場合に本考案の蓋付きの 鍋は最適である。 本考案は、蓋付きの鍋であれば片手鍋、両手鍋等、又いかなるサイズの鍋にで も応用して利用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の蓋と鍋の斜視図である。

【図２】 本考案の鍋の蓋を閉めた斜視図である。

【図３】 本考案の鍋におたまを入れたまま蓋を閉めた
斜視図である。

【図４】 従来の蓋付きの鍋におたまをいれたまま蓋を
閉めた斜視図である。

【符号の説明】

１は蓋、 ２は鍋、 ３はきり込み、 ４はおたま

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】鍋のふちの部分におたまや菜箸がはいる符
   号３の切り込みをあけ、蓋の袴の部分にも同じ大きさの
   符号３の切り込みをあけた蓋付きの鍋。