JP3090038U - 清掃用ブラシ - Google Patents

清掃用ブラシ

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JP3090038U
JP3090038U JP2002002833U JP2002002833U JP3090038U JP 3090038 U JP3090038 U JP 3090038U JP 2002002833 U JP2002002833 U JP 2002002833U JP 2002002833 U JP2002002833 U JP 2002002833U JP 3090038 U JP3090038 U JP 3090038U
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JP
Japan
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brush
cleaning
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brush material
sea
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JP2002002833U
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Inventor
隆志 白神
Original Assignee
株式会社クレトム
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のボディにおける塗装面などの被洗浄
部材を傷つけることなく、それでいながら清掃力に優れ
た清掃用ブラシを提供する。 【解決手段】 ブラシ材の長さ方向一端側をブラシ本体
に多数植毛して成る清掃用ブラシにおいて、ブラシ材に
おけるブラシ本体とは反対側が、複数本に枝分かれして
おり、ブラシ材における枝分かれした枝部分の長さが、
ブラシ材の全長の6分の1から3分の1の範囲とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として自動車のボディの清掃に用いるブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にこの種のブラシは、柄の先端部にプレート状のブラシ本体を組み付けて、 このブラシ本体の一側面に多数のブラシ材を植毛しているのであって、ブラシ材 は、通常、合成樹脂材料から形成したフィラメントから形成されている。 そして以上のブラシは、ブラシ材の先端部を自動車のボディに接触させた状態で 、ブラシを動かして清掃するのであるが、ブラシ材は,ボディを傷付けないで汚 れだけを除去するのが望ましい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで清掃能力を高めるために、例えばブラシ材を太くすると、ブラシの腰が強 くなって、清掃力が高まるにしても、ブラシ材の先端でボディの塗装面を傷つけ 易くなると云う問題がある。 一方、細いブラシ材では、ボディに対する当たりが柔らかくなって、傷が付きに くくなるが、反面、ブラシの腰が弱くなって、清掃力が低下し、必ずしも満足の いく除去効果が得られないという問題がある。。
【0004】 本考案は,以上の実情に鑑みて開発したものであって、例えば自動車のボディ における塗装面などの被洗浄部材を傷つけることなく、それでいながら清掃力に 優れた清掃用ブラシを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するために、請求項1に記載の考案は、ブラシ材の長さ方向一 端側をブラシ本体に多数植毛して成る清掃用ブラシにおいて、ブラシ材における ブラシ本体とは反対側が、複数本に枝分かれしていることを特徴とするものであ る。 請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の清掃用ブラシにおいて、ブラシ材に おける枝分かれした枝部分の長さが、ブラシ材の全長の6分の1から3分の1の 範囲であることを特徴とするものである。 請求項3に記載の考案は、請求項1に記載の清掃用ブラシにおいて、ブラシ材が 海島型複合繊維から構成されると共に、海島型複合繊維から構成されたブラシ材 は、ブラシ本体への植毛基部から一定の長さにわたり島部と海部とが一体となっ た幹部分を有し、それより先は複数の島部が互いに枝分かれした所定長さの枝部 分となっていることを特徴とするものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1に示す清掃用ブラシは、主として自動車のボディ外面を清掃したりボディに 積もった雪を除去するのに用いるためのものであって、 基本的には、柄1と、 この柄1の長さ方向一端に取り付けられるブラシ本体2と、 このブラシ本体2の一端縁に植毛された多数のブラシ材3と、 ブラシ本体2の他端縁に組みつけられた水滴除去用の水切りブレード4と、 柄1の長さ方向他端に組みつけられ、氷や霜を除去するのに用いるスクレーパ5 とを備えている。 柄1は、伸縮自在に連結された複数本の分割ロッド11から構成され、分割ロッ ド11は、アルミ製のパイプ材から形成されている。 ブラシ本体2は、硬質プラスチック材から細幅のプレート状に形成され、その幅 方向一端縁にブラシ材3を多数植毛し、また幅方向他端縁に水切りブレード 5を組み付けている。 水切りブレード5は、合成ゴム材料から形成され、図2にも示すように、先端に 向かうに従って先細状に形成している。 またスクレーパ5は、硬質の合成樹脂材料から略三角形の平板状に形成されてい る。 一方、ブラシ材3は、幹部分31と、この幹部分31の先端から複数本に枝分か れした枝部分32とを備え、図に示す実施形態では、ブラシ材3の全長L1を5 cmとし、枝部分31の全長L2を1cmとしている。
【0007】 以上のブラシ材3は、収束させた複数本のマルチフィラメントを合成樹脂を被 覆してなる素材を用い、この素材を一定の長さに切断して、長さ方向一端側の合 成樹脂被覆を一定長(1cm)ストリップ加工若しくは溶解除去処理して、幹部 分32の長さ方向一端に枝部分32を形成している。 尚、マルチフィラメントはポリアミド,ポリエステル,ポリアクリル等が適し、 また被覆樹脂にはポリオレフィン,ポリウレタン,ポリビニルクロライド等が適 している。 また以上のブラシ材3として、海島状複合繊維を利用し、ブラシ本体2への植毛 基部から一定の長さにわたっては島部3aと海部3bとが一体となった幹部分3 1とし、それより先は複数の島部3aを互いに枝分かれさせて、所定長さの枝部 分32としてもよい。 即ち、海島状複合繊維を利用したブラシ材3にあっては、幹部分31が、離間配 置された複数本の島部3aとこれら島部3aの周囲を取り囲み且つ島部3a相互 間を埋める海部3bとからなる断面構造を有し、島部3aと海部3bとが一体と なっており、枝部分32は、海部3bを除いて島部3aのみを所定長さ露出させ た構成となっているのであって、島部3aはポリアミド樹脂を素材とし、海部3 bはポリエステル樹脂を素材としている。 以上のブラシ材3は、先ず海部3a内に島部3bを散在させた複合繊維を紡糸し た後、この複合繊維を多数本束ねて溶解液中に浸漬し、結束した複合繊維束の長 さ方向一端から一定長さだけ海部3bを溶解させることによって島部3aを露出 させて、枝部分32を形成するのである。
【0008】 斯くして以上の構造からなるブラシにあっては、ブラシ材3の大部分を構成す る幹部分31が、比較的太いモノフィラメント状形態となり、腰があって反発性 を有し,ブラシ材3同士が絡まる不具合はない。
【0009】 これに対し,ブラシ材3の先端部の枝部分32は細く、例えば自動車のボディ の清掃時、塗装面に不用意にを傷つけることがない。
【0010】 かくして出願人は、枝部分32の長さが異なるブラシ材3を複数形成して、清 掃実験を行なった結果、ブラシ材3における枝分かれした枝部分32の長さがブ ラシ材3の全長の6分の1から3分の1の範囲であるのが好ましいことが判明し た。
【0011】 枝部分32の長さが、ブラシ材3の全長の6分の1よりも短くなると、ブラシ の腰が強くなり過ぎて、塗装面に傷つけやすくなり、反面、ブラシ材3の全長の 3分の1よりも長くなると、ブラシの腰が弱くなり過ぎて、清掃力が劣る。
【0012】 また実験の結果、最適なのは、枝部分32の長さがブラシ材の全長の約5分の 1であることが判明した。
【0013】
【考案の効果】
以上のごとく請求項1に記載の考案によれば、ブラシ材の長さ方向一端側をブラ シ本体に多数植毛して成る清掃用ブラシにおいて、ブラシ材におけるブラシ本体 とは反対側が、複数本に枝分かれしていることにより、ブラシ材の幹部分により 所定の腰の強さを確保できて、清掃力を高めることが出来、しかもブラシ材の先 端部が枝分かれして、複数の細い枝部分が形成されているので、例えば自動車の ボディの清掃時、塗装面に不用意に傷つけることがないのである。 請求項2に記載の考案によれば、請求項1に記載の清掃用ブラシにおいて、ブラ シ材における枝分かれした枝部分の長さが、ブラシ材の全長の6分の1から3分 の1の範囲であることにより、より一層、被洗浄部材を傷つけることなく、それ でいながら清掃力に優れた清掃用ブラシを提供することが出来る。 請求項3に記載の考案によれば、請求項1に記載の清掃用ブラシにおいて、ブラ シ材が海島型複合繊維から構成されると共に、海島型複合繊維から構成されたブ ラシ材は、ブラシ本体への植毛基部から一定の長さにわたり島部と海部とが一体 となった幹部分を有し、それより先は複数の島部が互いに枝分かれした所定長さ の枝部分となっていることにより、請求項1または2に記載の発明の効果に加え 、本発明に最適なブラシ材の形成が効率よく行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案にかかる清掃用ブラシの斜視図。
【図2】 同、要部を拡大して示す斜視図。
【図3】 ブラシ材の要部を拡大して示す正面図。
【図4】 ブラシ材の別の実施形態であって、その要部
を拡大して示す正面図。
【符号の説明】
1 柄 2 ブラシ本体 3 ブラシ材 31 幹部分 32 枝部分 3a 島部 3b 海部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラシ材の長さ方向一端側をブラシ本体に
    多数植毛して成る清掃用ブラシにおいて、ブラシ材にお
    けるブラシ本体とは反対側が、複数本に枝分かれしてい
    ることを特徴とする清掃用ブラシ。
  2. 【請求項2】ブラシ材における枝分かれした枝部分の長
    さが、ブラシ材の全長の6分の1から3分の1の範囲で
    あることを特徴とする請求項1に記載の清掃用ブラシ。
  3. 【請求項3】ブラシ材が海島型複合繊維から構成される
    と共に、海島型複合繊維から構成されたブラシ材は、ブ
    ラシ本体への植毛基部から一定の長さにわたり島部と海
    部とが一体となった幹部分を有し、それより先は複数の
    島部が互いに枝分かれした所定長さの枝部分となってい
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の清掃用ブ
    ラシ。
JP2002002833U 2002-05-16 2002-05-16 清掃用ブラシ Expired - Lifetime JP3090038U (ja)

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