JP3089187B2 - 大波の造波方法及び装置 - Google Patents

大波の造波方法及び装置

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JP3089187B2
JP3089187B2 JP14260095A JP14260095A JP3089187B2 JP 3089187 B2 JP3089187 B2 JP 3089187B2 JP 14260095 A JP14260095 A JP 14260095A JP 14260095 A JP14260095 A JP 14260095A JP 3089187 B2 JP3089187 B2 JP 3089187B2
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chamber
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water chamber
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    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H4/00Swimming or splash baths or pools
    • E04H4/0006Devices for producing waves in swimming pools

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  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レジャー施設,試験水
槽等において大波高の生成に好適な大波の造波方法及び
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大波高の波を発生させる手段としては、
従来、下記のような数種の造波方式が知られている。ま
ず、図5縦断面図に示すフラップ方式では、水中に垂直
に立てられた造波板07を倒立振子のように、矢印の前
後方向に振動的に回動することにより波を起こす。次
に、図6に示すプランジャー方式は昇降板08が水面付
近で上下運動することにより波を起こすのである。ま
た、図7のダムブレーク方式は造波用水槽09へ水ポン
プ010で揚水したのち、水槽下部ゲート011を開い
て水槽内に波を起こし、さらに、図8のニューマチック
方式は、水の表面の一部に圧力室012を設けて、この
圧力室の空気圧を変動させて波を起こすのである。とこ
ろで、図5に示すフラップ方式,図6に示すプランジャ
ー方式では、例えば波高5mの大波高の造波を行うため
には設備投資,ランニングコストとも膨大となるだけで
なく、水中に可動部分があるのでメンテナンス上の問題
があり、現実的には実施が難しい。これに対して、ダム
ブレーク方式(図7)は、例えば波高2mの大波高造波
方式としては優れているが、波高5mの大波高造波を行
うためには、水槽09が巨大となり、建設コストが膨大
となる。また、造波間隔が非常に長くなるだけでなく、
ランニングコストも膨大となり非現実的である。ニュー
マチック方式(図8)は、比較的大波高の造波に適用す
る場合、揚水タンク013の水位を上昇させるために大
気圧以下の圧力を利用する必要があり、この圧力は飽和
蒸気圧以下にすることができない。また、現実的には機
器のエネルギー損失等により水柱の高さは8.0〜8.
5mが限度であり、大量の水を貯えるためには平面的に
も大きなチャンバーが必要となる。よって、2mを越え
るような超大波高の造波には建設コストが膨大となり実
際的でない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レジャー施
設等における演出用の大波造波装置としては以下の要件
を充たすことが重要である。 (1)従来のものより大きな波高、例えば5m程度のも
のを発生できること。ただし、遊泳用でないので造波間
隔は比較的長くてもよい。 (2)従来規模を下回る動力設備及びランニングコスト
で発生可能であること及び機器等が水面レベルの上方に
配置され、そのメンテナンスが容易であることである。 しかしながら、前記した従来のフラップ,プランジャー
等の方式は2〜10秒程度の造波間隔で連続的に造波可
能であるが、機構上、現規模では波高1m程度が限界で
あるために、前記要件(1)を満たすことはできない。
また、ダムブレーク方式は5m程度の大波高を造波する
には巨大な設備が必要となり前記要件(2)を満足する
ことができない。ニューマチック方式では、原理的に大
波造波には不向きである。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、波高約5m以上の波をも発生することが可能
であって、メンテナンス容易で建造コスト及びランニン
グコストが廉価で経済的な大波の造波方法及びその装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の方法発明は、前後方向に長い長方
形の造波プールの底面の後端部に前後1対的に並立され
た等高かつ同一断面を有する上端閉塞の竪長タンクの下
端同士を同一断面の水平連通水室で連通してなり同造波
プールの水面よりも上方へ突出する両上端にそれぞれ大
気弁が付設され、かなりの量の空気を存して同造波プー
ルの水面と同一水位に張水された大型U字状水タンクに
おいて、後部竪長タンクの上部である後部空気室の上端
に付設された後部大気弁を閉じ、同後部空気室にブロワ
の吐出空気を供給するとともに、前部竪長タンクの上部
である前部空気室の上端に付設された前部大気弁を開い
て同後部水室の水面を押し下げるとともに前部水室の水
面を上げたのち同後部空気室の加圧を停止し、同後部大
気弁を開き前部大気弁を閉め、同前部空気室を加圧して
その水面を押し下げるとともに、同後部水室の水面を上
げる作用を同U字状水タンクの固有周期で交互に数回行
うタンク水面水位の振幅増幅工程と、同後部水室の水面
が所定の高水位に達したとき同後部大気弁を閉め、同後
部空気室を加圧するとともに同前部大気弁を開いて同後
部水室の水面を押し下げると同時に同前部水室の前壁下
部の大排水口を開いて同後部水室の水を同造波プールに
一挙に排出して同造波プールに大波を生起するタンク水
排出工程を行うことを特徴とする。
【0006】また、請求項2の方法発明は、前後方向に
長い長方形の造波プールの底面の後端部に前後1対的に
並立された等高かつ同一断面を有する上端閉塞の竪長タ
ンクの下端同士を同一断面の水平連通水室で連通してな
り同造波プールの水面よりも上方へ突出する両上端にそ
れぞれ大気弁が付設され、かなりの量の空気を存して同
造波プールの水面と同一水位に張水された大型U字状水
タンクにおいて、前部竪長タンクの上部である前部空気
室の上端に付設された前部大気弁を閉じ、同前部空気室
にブロワの吐出空気を供給するとともに、後部竪長タン
クの上部である後部空気室の上端に付設された後部大気
弁を開いて同前部水室の水面を押し下げるとともに同後
部水室の水面を上げたのち、同前部空気室の加圧を停止
し、同前部大気弁を開き同後部大気弁を閉め、同後部空
気室を加圧してその水面を押し下げるとともに、同前部
水室の水面を上げる作用を同U字状水タンクの固有周期
で交互に数回行うタンク水面水位の振幅増幅工程と、同
前部水室の水面が所定の高水位に達したとき同前部大気
弁を閉め、同前部空気室を加圧するとともに同後部大気
弁を開いて同前部水室の水面を押し下げると同時に同前
部水室の前壁下部の大排水口を開いて同前部水室の水を
同造波プールに一挙に排出して同造波プールに大波を生
起するタンク水排出工程を行うことを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1のU字状水タ
ンクにおいて、その前部水室の下端湾曲部の前壁に形成
されたほぼ長方形の下部大排水口の上端に横軸ヒンジピ
ンで上端が枢支され下端が同水室内を上方,下方へ移動
することで同大排水口の全開,全閉を行う下部ゲート
と、その後部水室の水面が所定の高水位に達したとき手
動操作もしくは自動操作により、コントローラを介して
同ゲートを全開する手段とを具えたことを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項2のU字状水タ
ンクにおいて、その前部水室の下端湾曲部の前壁に形成
されたほぼ長方形の大排水口の下端に横軸ヒンジピンで
下端が枢支され上端が同水室内を後方,前方へ移動する
ことで同大排水口の全開,全閉を行うゲートと、前部水
室の水面が所定の高水位に達したとき手動操作もしくは
自動操作により、コントローラを介して同ゲートを全開
する手段とを具えたことを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、請求項3において、そ
のゲートであって下端の上方への移動によってその大排
水口を全開するとき同時に前部水室下端をその大排水口
の上端の線にてその連通水室前端に対して遮断し、同下
端の下方への移動によって同大排水口を全閉するとき同
時に同前部水室下端を同連通水室の前端に連通するゲー
トを具えたことを特徴とする。
【0010】請求項6の発明は、請求項4において、そ
のゲートであって上端の後方への移動によってその大排
水口を全開するとき同時に前部水室下端と連通水室前端
との連通を遮断し、同上端の前方への移動によって同大
排水口を全閉するとき同時に同前部水室下端を同連通水
室前端と連通するゲートを具えたことを特徴とする。
【0011】請求項7の発明は、請求項1と請求項2と
を組合わせてなる造波装置において、請求項3の下部大
排水口及び下部ゲート,上記下部大排水口の上端に隣接
して形成されたほぼ同一サイズの上部大排水口及び同上
部大排水口の下端上に下端が横軸ヒンジピンで枢支さ
れ、上端が後方へ移動して同上部大排水口を全開すると
ともに前部水室の下端部と連通する連通水室前端部との
連通を遮断する上部ゲートとを具え、その前部水室の高
水位のタンク水を排水するときは、上記上部ゲートのみ
を全開して同上部大排水口から同前部水室のタンク水の
みを一挙にその造波プールに排出し、その後部水室の高
水位のタンク水を排水するときは、上記下部ゲートのみ
を全開して同下部大排水口から後部水室のタンク水のみ
を一挙に排水することを特徴とする。
【0012】請求項8の発明は、請求項3,4,5,6
もしくは7において、その造波プールの底面上であって
それぞれU字状水タンクの大排水口の前方に突設され同
大排水口から前方へ流出する水塊を斜め上前方へ導く上
り勾配で前方へ延びる傾斜面を有するランプを具えたこ
とを特徴とする。
【0013】
【作用】このような構成によれば、共振状態のU字型水
タンクのタンク水に、同U字型水タンクの固有周期で、
両空気室を交互にブロワの吐出圧力空気により繰り返し
加圧を行って水室内の水面の昇降運動を大きな昇降振幅
での共振状態にするのである。ちなみに、従来のダムブ
レーク方式などは、ポンプ動力を用いて作った水の位置
エネルギーを波のエネルギーに変換するのであるが、本
発明では共振した水柱の振動運動エネルギーを位置エネ
ルギーに変換し、その水塊を造波プールに一挙に放出し
て波の運動エネルギーを作り出すことで効果的に大波を
造波することが可能となる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図面について説明すると、
図1はその第1実施例を示す縦断面図、図2は図1にお
ける造波要領を示す説明図、図3はその第2実施例を示
す縦断面図、図4はその第3実施例を示す縦断面図であ
る。
【0015】まず、図1に示す第1実施例において、1
は前後方向に長い縦長長方形の造波プール6のプール底
の後端部に前後1対的に立設された等高かつ同一断面を
有する上端閉塞の竪長タンクの下端同士を前後方向の短
い連通水室4Cで連通してなる大型U字状水タンク4の
前後の空気室10F,10Aの上端にそれぞれ接続され
た前部ブロワ1F,後部ブロワ1Aからなる1対のブロ
ワ,2は前部ブロワ1F,後部ブロワ1Aをそれぞれ制
御するとともに、大気吸排のための前部大気弁3F,後
部大気弁3A等を制御するコントローラ,3はU字状水
タンク4の前部空気室10F,後部空気室10Aの上端
にそれぞれ配設された前部大気弁3F,後部大気弁3A
からなる1対の大気弁,5aはU字状水タンク4の前部
水室4Fの下端隅角部の前壁に形成されたほぼ長方形の
大排水口(以下排水口ともいう)、5bは排水口5aの
上端に上端が枢着され自由端が同ヒンジピンの周りに上
動,下動する方向に回動したときに排水口5aを全開,
全閉するゲート,6は前後方向に長い造波プールで、そ
の後端に接して造波プールの底面上に大型U字状水タン
ク4が樹立されている。7は造波プール6に生起された
大波である。ここで、排水口5aを設けた前部水室4F
は、排水口5a及びゲート5bが長方形である関係で、
長方形断面の竪筒体を採用することが望ましい。また、
U字状水タンク4の全高は造波プール6の水深の約2倍
以上であるが、非使用時の両水室の水面は造波プール6
の静水面と同一である。
【0016】このような造波装置において、初めゲート
5bは排水口5aを閉じており、前部空気室10F,後
部空気室10Aはブロワの吐出空気で前部水室4F,後
部水室4Aの各水面をそれぞれ交互に加圧するときは、
一方の水室の水面は下がり、他方の水面は上がるように
前部ブロワ1F,後部ブロワ1Aをコントローラ2で制
御して各大気弁3F,3Aが交互に開閉するようにす
る。例えば、後部水室の水面を下げ、前部水室の水面を
上げるには後部空気室10Aの後部大気弁3Aを閉じ、
前部空気室10Fの前部大気弁3Fを開くとともに後部
空気室10Aにブロワの吐出空気を供給する。このよう
にして、前後の水室の水面は、図2(A)に示すように、固
有振動数に対応する周波数で同期して交互にブロワの吐
出空気により加圧されることになる。
【0017】この数回のブロワの吐出空気の給排の繰り
返しにより、前後の水室の水面は図2(B)に示すよう
に、大きな振幅で共振周波数に対応する周期で交互に上
下に振動するに至る。このようにして後部水室の水位が
高位の大振幅での共振状態になったとき、例えば、手動
でコントローラ2を介して、後部空気室10Aの加圧と
同時にゲート5bで排水口5aを破線位置に全開する。
そうすると、後部水室4Aの水は圧力空気及び重力によ
り下方へ付勢されて、図2(C)の白抜き矢印に示すよ
うに、排水口5aから一挙に造波プール内に流入する。
その際、流入水塊は、同図(C)に示すように、プール
底に突設された上り勾配のランプ11(図1)に沿って
上昇しながら前方へ流れるので、プールの水面には破線
で示す大波7が発生する。このような構造によれば、後
部水室の水面が高水位になったときのみ、後部水室のタ
ンク水を排水口から排出することで、大波を造波プール
に生起する。
【0018】なお、手動でコントローラを介してゲート
を開く代わりに、後部水室4Aの内壁に図示省略の水位
センサー12を付設し、水面が上昇して、同水面センサ
のレベルに達したときのその出力により、自動的にコン
トローラ2を介して後部大気弁3Aを閉じるとともに後
部ブロワ1Aによる吐出空気を後部空気室10Aに供給
すると同時に前部空気室10Fの前部大気弁3Fを開く
とともに、排水口5aを開くことで自動的に大波を発生
するようにすることもできる。
【0019】しかしながら、このような第1実施例によ
れば、大波を生起することができるのは、後部水室の水
面が高水位になったときだけであって、前部水室が高水
位になったときにこの高水位の前部水室のタンク水を直
接に排水口5aから排出して大波を生起することはでき
ないから不便である。
【0020】そこで、この点を改善するために、図3に
示すような第2実施例が考えられる。すなわち、第2実
施例では、図1に示した第1実施例におけるゲート5b
をその上端で排水口5aの上端に枢着する代わりに、図
3に示すように、ゲート5b1をその下端で排水口5a
1の下端に横軸ヒンジピンで枢着するのである。このよ
うな第2実施例の構造において、水室水面の振幅増幅工
程中は、ゲート5b1で排水口5a1を全閉し、前部水
室の水面が高水位になったとき、ゲート5b1で排水口
5a1を全開して前部水室のタンク水の排出工程を行う
ことで、大波を造波プールに生起することができる。こ
のような構造によれば、U字状水タンクの前部水室の水
位を上げたときにのみ、大波高の大波を作ることができ
る。その際、連通水室4Cの前端と前部水室4Fの下端
との連通は破線位置にあるゲート5b1により遮断され
ているので、後部水室の水は造波プールに流入すること
はない。
【0021】ところで、図1に示した第1実施例におい
ては、さきに述べたとおり、後部水室4Aが高水位にな
ったとき、ゲート5bを開いて後部水室中のタンク水を
造波プールに一挙に大速度で排出することにより、高波
を発生する。その際、前部水室4F中のタンク水は、下
端がゲート5bにより全閉されているので排水口から造
波プールへ排出されることはない。これに対して、図3
に示した第2実施例では、第1実施例とは逆に、前部水
室4Fの水位が高水位になったとき、これを排水口5a
1から一挙に造波プールに排出させることにより高波を
発生する。その際、後部水室4Aのタンク水はゲート5
b1により遮断されるので、排水口5a1から造波プー
ルに流入することはない。
【0022】このように、図1,図3に示した各U字状
水タンクでは、一方の水室のタンク水を利用する構造で
は、他方の水室水面が高位になっても、これを直接に造
波プールに排出して大波を作ることはできない。そこ
で、この点を改善するために、同一U字状水タンクにて
前部水室,後部水室のいずれでも任意の一方の水室の高
水位のタンク水を利用して高波を作ることができるよう
にすれば便利である。そこで、図4に示す第3実施例の
U字型連通タンクはこのような目的を達成することがで
きる。すなわち、同図4は図1に示した第1実施例にお
いて、その排水口5a及びそのゲート5bの上方に隣接
して同排水口5a及びそのゲート5bを上下逆にした形
で、つまり上下対称的に配設するのである。
【0023】このような第3実施例によれば、図4に示
すように、排水口5a´及びそのゲート5b´からなる
下部開閉口は後部水室の高水位時のタンク水排出を可能
とし、排水口5a″及びそのゲート5b″からなる上部
開閉口は前部水室の高水位時のタンク水排出を可能とす
る。
【0024】このような第3実施例によれば、初め、上
部排水口5a″及び下部排水口5a´を閉じておき、後
部水室の水位が高位になったとき下部ゲート5b´を、
矢印に示す破線位置に全開すれば、後部水室のタンク水
は全開された排水口5a´から造波プールへ一挙に排出
されて、造波プールに大波を生起する。その際、全開さ
れた下部ゲート5b´は連通水室4Cと前部水室4Fと
の連通を遮断することにより、前部空気室10Fの空気
の混入を防止することができる。また、前部水室の水位
が高位になったとき、上部ゲート5b″を、矢印に示す
ように破線位置に全開すれば、前部水室のタンク水は全
開された上部排水口5a″から造波プールへ一挙に排出
されて大波を生起するのである。その際、連通水室4C
と前部水室4Fとの連通を遮断することにより、後部空
気室10Aの空気の混合を防止することができる。
【0025】上記各実施例においては、上部,下部の各
ゲート及び排水口は造波プールの幅が比較的大幅である
場合は、横長長方形とすることが望ましい。このように
横長長方形とすることは、特に、第4図に示した第3実
施例では、その横方向長さがほぼ造波プールの全幅にほ
ぼ等しい位の長さにすることで、大波を平行波的に生起
することを可能とする。いずれにしても、ゲートが長方
形である関係上、水室の断面も長方形であることが望ま
しい。また、図4に示したように、大排水口及びそのゲ
ートを上下1対的に並設する場合は、前部水室の下端の
コーナ部の湾曲下半部に下部排水口を、その直上の湾曲
上半部に上部排水口を隣接するように配設し、両排水口
の隣接部が湾曲部のほぼ中央に来るようにすることが望
ましい。さらに、造波プールの前端壁に平行的に全幅全
高にわたる大波反射板を前後方向に移動かつセット可能
に付設してU字状水タンクから繰り返して排出される水
塊による大波が同反射板により反射することで、造波プ
ールに定在波を形成するようにすることができる。
【0026】
【発明の効果】このような発明によれば、下記の効果が
奏せられる。 (1)従来、造波に用いたことのない共振した水のエネ
ルギーを利用することにより、従来になかった大波高の
造波を実現することができる。 (2)水の共振現象を応用する方法を採用したことによ
り、従来の手段では大規模になる駆動装置,ポンプ等の
設備を、従来規模を下回る小規模のものを使用して造波
可能とし、設備コストを低減することができる。 (3)従来規模の設備で済むので、低廉なランニングコ
ストで大波高の造波が可能となる。
【0027】要するに請求項1の発明によれば、前後方
向に長い長方形の造波プールの底面の後端部に前後1対
的に並立された等高かつ同一断面を有する上端閉塞の竪
長タンクの下端同士を同一断面の水平連通水室で連通し
てなり同造波プールの水面よりも上方へ突出する両上端
にそれぞれ大気弁が付設され、かなりの量の空気を存し
て同造波プールの水面と同一水位に張水された大型U字
状水タンクにおいて、後部竪長タンクの上部である後部
空気室の上端に付設された後部大気弁を閉じ、同後部空
気室にブロワの吐出空気を供給するとともに、前部竪長
タンクの上部である前部空気室の上端に付設された前部
大気弁を開いて同後部水室の水面を押し下げるとともに
前部水室の水面を上げたのち同後部空気室の加圧を停止
し、同後部大気弁を開き前部大気弁を閉め、同前部空気
室を加圧してその水面を押し下げるとともに、同後部水
室の水面を上げる作用を同U字状水タンクの固有周期で
交互に数回行うタンク水面水位の振幅増幅工程と、同後
部水室の水面が所定の高水位に達したとき同後部大気弁
を閉め、同後部空気室を加圧するとともに同前部大気弁
を開いて同後部水室の水面を押し下げると同時に同前部
水室の前壁下部の大排水口を開いて同後部水室の水を同
造波プールに一挙に排出して同造波プールに大波を生起
するタンク水排出工程を行うことにより、波高約5mの
波を発生することが可能であって、メンテナンス容易で
建造コスト及びランニングコストが廉価で経済的な大波
の造波方法を得るから、本発明は産業上極めて有益なも
のである。
【0028】請求項2の発明によれば、前後方向に長い
長方形の造波プールの底面の後端部に前後1対的に並立
された等高かつ同一断面を有する上端閉塞の竪長タンク
の下端同士を同一断面の水平連通水室で連通してなり同
造波プールの水面よりも上方へ突出する両上端にそれぞ
れ大気弁が付設され、かなりの量の空気を存して同造波
プールの水面と同一水位に張水された大型U字状水タン
クにおいて、前部竪長タンクの上部である前部空気室の
上端に付設された前部大気弁を閉じ、同前部空気室にブ
ロワの吐出空気を供給するとともに、後部竪長タンクの
上部である後部空気室の上端に付設された後部大気弁を
開いて同前部水室の水面を押し下げるとともに同後部水
室の水面を上げたのち、同前部空気室の加圧を停止し、
同前部大気弁を開き同後部大気弁を閉め、同後部空気室
を加圧してその水面を押し下げるとともに、同前部水室
の水面を上げる作用を同U字状水タンクの固有周期で交
互に数回行うタンク水面水位の振幅増幅工程と、同前部
水室の水面が所定の高水位に達したとき同前部大気弁を
閉め、同前部空気室を加圧するとともに同後部大気弁を
開いて同前部水室の水面を押し下げると同時に同前部水
室の前壁下部の大排水口を開いて同前部水室の水を同造
波プールに一挙に排出して同造波プールに大波を生起す
るタンク水排出工程を行うことにより、波高約5m以上
の波をも発生することが可能であって、メンテナンス容
易で建造コスト及びランニングコストが廉価で経済的な
大波の造波方法を得るから、本発明は産業上極めて有益
なものである。
【0029】請求項3の発明によれば、請求項1のU字
状水タンクにおいて、その前部水室の下端湾曲部の前壁
に形成されたほぼ長方形の下部大排水口の上端に横軸ヒ
ンジピンで上端が枢支され下端が同水室内を上方,下方
へ移動することで同大排水口の全開,全閉を行う下部ゲ
ートと、その後部水室の水面が所定の高水位に達したと
き手動操作もしくは自動操作により、コントローラを介
して同ゲートを全開する手段とを具えたことにより、請
求項1による効果のほか、手動操作もしくは自動操作に
より後部水室のタンク水を排水して波高5m以上の波を
も比較的低コストで造波する構造簡単かつ低コストの造
波装置を得るから、本発明は産業上極めて有益なもので
ある。
【0030】請求項4の発明によれば、請求項2のU字
状水タンクにおいて、その前部水室の下端湾曲部の前壁
に形成されたほぼ長方形の大排水口の下端に横軸ヒンジ
ピンで下端が枢支され上端が同水室内を後方,前方へ移
動することで同大排水口の全開,全閉を行うゲートと、
前部水室の水面が所定の高水位に達したとき手動操作も
しくは自動操作により、コントローラを介して同ゲート
を全開する手段とを具えたことにより、請求項2の発明
による効果のほか手動操作もしくは自動操作により前部
水室のタンク水を排出して波高5m以上の波をも比較的
低コストで造波する構造簡単かつ低コストの造波装置を
得るから、本発明は産業上極めて有益なものである。
【0031】請求項5の発明によれば、請求項3におい
て、そのゲートであって下端の上方への移動によってそ
の大排水口を全開するとき同時に前部水室下端をその大
排水口の上端の線にてその連通水室前端に対して遮断
し、同下端の下方への移動によって同大排水口を全閉す
るとき同時に同前部水室下端を同連通水室の前端に連通
するゲートを具えたことにより、波高約5m以上の波を
も発生することが可能であって、後部水室のタンク水を
効率的に排出して大波を生起するメンテナンス容易で建
造コスト及びランニングコストが廉価で経済的な大波の
造波装置を得る効果のほか、前部水室,後部水室のいず
れの水室のタンク水でも造波することができる便利かつ
経済的な造波装置を得るから、本発明は産業上極めて有
益なものである。
【0032】請求項6の発明によれば、請求項4におい
て、そのゲートであって上端の後方への移動によってそ
の大排水口を全開するとき同時に前部水室下端と連通水
室前端との連通を遮断し、同上端の前方への移動によっ
て同大排水口を全閉するとき同時に同前部水室下端を同
連通水室前端と連通するゲートを具えたことにより、波
高約5m以上の波をも発生することが可能であって、前
部水室のタンク水を効率的に排出して大波を生起するメ
ンテナンス容易で建造コスト及びランニングコストが廉
価で経済的な大波の造波装置を得る効果のほか、前部水
室,後部水室のいずれの水室でも造波することができる
便利かつ経済的な造波装置を得るから、本発明は産業上
極めて有益なものである。
【0033】請求項7の発明によれば、請求項1と請求
項2とを組合わせてなる造波装置において、請求項3の
下部大排水口及び下部ゲート,上記下部大排水口の上端
に隣接して形成されたほぼ同一サイズの上部大排水口及
び同上部大排水口の下端上に下端が横軸ヒンジピンで枢
支され、上端が後方へ移動して同上部大排水口を全開す
るとともに前部水室の下端部と連通する連通水室前端部
との連通を遮断する上部ゲートとを具え、その前部水室
の高水位のタンク水を排水するときは、上記上部ゲート
のみを全開して同上部大排水口から同前部水室のタンク
水のみを一挙にその造波プールに排出し、その後部水室
の高水位のタンク水を排水するときは、上記下部ゲート
のみを全開して同下部大排水口から後部水室のタンク水
のみを一挙に排水することにより、前部水室,後部水室
のいずれのタンク水でも任意に排出することができる便
利なレゾナンス方式の大波造波装置を得るから、本発明
は産業上極めて有益なものである。
【0034】請求項8の発明によれば、請求項3,4,
5,6もしくは7において、その造波プールの底面上で
あってそれぞれU字状水タンクの大排水口の前方に突設
され同大排水口から前方へ流出する水塊を斜め上前方へ
導く上り勾配で前方へ延びる傾斜面を有するランプを具
えたことにより、請求項1,2,3,4,5,6,7も
しくは8の効果を一段と高めることができる高性能のレ
ゾナンス方式の大波造波装置を得るから、本発明は産業
上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の造波装置を示す縦断面図
である。
【図2】図1の造波要領を示す経時的作用説明図であ
る。
【図3】本発明の第2実施例の造波装置を示す縦断面図
である。
【図4】本発明の第3実施例を示す縦断面図である。
【図5】従来のフラップ方式の造波装置を示す縦断面図
である。
【図6】従来のプランジャ方式の造波装置を示す縦断面
図である。
【図7】従来のダムブレーク方式の造波装置を示す縦断
面図である。
【図8】従来のニューマチック方式の造波装置を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
1 ブロワ 1A 後部空気室加圧用ブロワ(後部ブロワ) 1F 前部空気室加圧用ブロワ(前部ブロワ) 2 コントローラ 3 大気開閉弁(大気弁) 3A 後部大気開閉弁(後部大気弁) 3F 前部大気開閉弁(前部大気弁) 4 U字状水タンク 4A 後部水室 4F 前部水室 4C 連通水室 5a 大排水口(排水口) 5b ゲート 5a1 排水口 5b1 ゲート 5a´ 下部排水口 5b´ 下部ゲート 5a″ 上部排水口 5b″ 上部ゲート 6 造波プール 7 大波 10 空気室 10A 後部空気室 10F 前部空気室 11 ランプ 12,12A,12F 水位センサー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−268772(JP,A) 特開 昭63−252182(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 3/18 G01M 10/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向に長い長方形の造波プールの底
    面の後端部に前後1対的に並立された等高かつ同一断面
    を有する上端閉塞の竪長タンクの下端同士を同一断面の
    水平連通水室で連通してなり同造波プールの水面よりも
    上方へ突出する両上端にそれぞれ大気弁が付設され、か
    なりの量の空気を存して同造波プールの水面と同一水位
    に張水された大型U字状水タンクにおいて、後部竪長タ
    ンクの上部である後部空気室の上端に付設された後部大
    気弁を閉じ、同後部空気室にブロワの吐出空気を供給す
    るとともに、前部竪長タンクの上部である前部空気室の
    上端に付設された前部大気弁を開いて同後部水室の水面
    を押し下げるとともに前部水室の水面を上げたのち同後
    部空気室の加圧を停止し、同後部大気弁を開き前部大気
    弁を閉め、同前部空気室を加圧してその水面を押し下げ
    るとともに、同後部水室の水面を上げる作用を同U字状
    水タンクの固有周期で交互に数回行うタンク水面水位の
    振幅増幅工程と、同後部水室の水面が所定の高水位に達
    したとき同後部大気弁を閉め、同後部空気室を加圧する
    とともに同前部大気弁を開いて同後部水室の水面を押し
    下げると同時に同前部水室の前壁下部の大排水口を開い
    て同後部水室の水を同造波プールに一挙に排出して同造
    波プールに大波を生起するタンク水排出工程を行うこと
    を特徴とする大波の造波方法。
  2. 【請求項2】 前後方向に長い長方形の造波プールの底
    面の後端部に前後1対的に並立された等高かつ同一断面
    を有する上端閉塞の竪長タンクの下端同士を同一断面の
    水平連通水室で連通してなり同造波プールの水面よりも
    上方へ突出する両上端にそれぞれ大気弁が付設され、か
    なりの量の空気を存して同造波プールの水面と同一水位
    に張水された大型U字状水タンクにおいて、前部竪長タ
    ンクの上部である前部空気室の上端に付設された前部大
    気弁を閉じ、同前部空気室にブロワの吐出空気を供給す
    るとともに、後部竪長タンクの上部である後部空気室の
    上端に付設された後部大気弁を開いて同前部水室の水面
    を押し下げるとともに同後部水室の水面を上げたのち、
    同前部空気室の加圧を停止し、同前部大気弁を開き同後
    部大気弁を閉め、同後部空気室を加圧してその水面を押
    し下げるとともに、同前部水室の水面を上げる作用を同
    U字状水タンクの固有周期で交互に数回行うタンク水面
    水位の振幅増幅工程と、同前部水室の水面が所定の高水
    位に達したとき同前部大気弁を閉め、同前部空気室を加
    圧するとともに同後部大気弁を開いて同前部水室の水面
    を押し下げると同時に同前部水室の前壁下部の大排水口
    を開いて同前部水室の水を同造波プールに一挙に排出し
    て同造波プールに大波を生起するタンク水排出工程を行
    うことを特徴とする大波の造波方法。
  3. 【請求項3】 請求項1のU字状水タンクにおいて、そ
    の前部水室の下端湾曲部の前壁に形成されたほぼ長方形
    の下部大排水口の上端に横軸ヒンジピンで上端が枢支さ
    れ下端が同水室内を上方,下方へ移動することで同大排
    水口の全開,全閉を行う下部ゲートと、その後部水室の
    水面が所定の高水位に達したとき手動操作もしくは自動
    操作により、コントローラを介して同ゲートを全開する
    手段とを具えたことを特徴とする大波の造波装置。
  4. 【請求項4】 請求項2のU字状水タンクにおいて、そ
    の前部水室の下端湾曲部の前壁に形成されたほぼ長方形
    の大排水口の下端に横軸ヒンジピンで下端が枢支され上
    端が同水室内を後方,前方へ移動することで同大排水口
    の全開,全閉を行うゲートと、前部水室の水面が所定の
    高水位に達したとき手動操作もしくは自動操作により、
    コントローラを介して同ゲートを全開する手段とを具え
    たことを特徴とする大波の造波装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、そのゲートであって
    下端の上方への移動によってその大排水口を全開すると
    き同時に前部水室下端をその大排水口の上端の線にてそ
    の連通水室前端に対して遮断し、同下端の下方への移動
    によって同大排水口を全閉するとき同時に同前部水室下
    端を同連通水室の前端に連通するゲートを具えたことを
    特徴とする大波の造波装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、そのゲートであって
    上端の後方への移動によってその大排水口を全開すると
    き同時に前部水室下端と連通水室前端との連通を遮断
    し、同上端の前方への移動によって同大排水口を全閉す
    るとき同時に同前部水室下端を同連通水室前端と連通す
    るゲートを具えたことを特徴とする大波の造波装置。
  7. 【請求項7】 請求項1と請求項2とを組合わせてなる
    造波装置において、請求項3の下部大排水口及び下部ゲ
    ート,上記下部大排水口の上端に隣接して形成されたほ
    ぼ同一サイズの上部大排水口及び同上部大排水口の下端
    上に下端が横軸ヒンジピンで枢支され、上端が後方へ移
    動して同上部大排水口を全開するとともに前部水室の下
    端部と連通する連通水室前端部との連通を遮断する上部
    ゲートとを具え、その前部水室の高水位のタンク水を排
    水するときは、上記上部ゲートのみを全開して同上部大
    排水口から同前部水室のタンク水のみを一挙にその造波
    プールに排出し、その後部水室の高水位のタンク水を排
    水するときは、上記下部ゲートのみを全開して同下部大
    排水口から後部水室のタンク水のみを一挙に排水するこ
    とを特徴とする大波の造波装置。
  8. 【請求項8】 請求項3,4,5,6もしくは7におい
    て、その造波プールの底面上であってそれぞれU字状水
    タンクの大排水口の前方に突設され同大排水口から前方
    へ流出する水塊を斜め上前方へ導く上り勾配で前方へ延
    びる傾斜面を有するランプを具えたことを特徴とする大
    波の造波装置。
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