JP3089156U - 金属製食品加工容器 - Google Patents

金属製食品加工容器

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JP3089156U JP2002001950U JP2002001950U JP3089156U JP 3089156 U JP3089156 U JP 3089156U JP 2002001950 U JP2002001950 U JP 2002001950U JP 2002001950 U JP2002001950 U JP 2002001950U JP 3089156 U JP3089156 U JP 3089156U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隅に食品やごみが付着しにくい金属製食品加
工容器を提供する。 【解決手段】 容器本体4の内底2Aの縁部6を円弧状
に形成する。内底2Aの角隅部7を略球面形状に形成す
る。球面状の角隅部7は、別体の球面状板材7Aを容器
本体4の隅角に形成された孔11を閉塞するように接続し
て形成する。側面3相互が接続する縦方向の縁部8を円
弧状に形成する。食品やごみが縁部6,8や角隅部7に
付着し難く、内部を洗いやすくなり、したがって容器1
を衛生的に保つことができる。容器本体4,4Aを上下
に積み重ねた際に、容器本体4の支持脚5の段部10が、
下段の容器本体4Aのフランジ9に係止し、上段の容器
本体4を確実に固定することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、漬物を収容したりする金属製食品加工容器に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
従来、この種の金属製食品加工容器では、ステンレス鋼等金属板によってそれ ぞれ矩形の底板部材、四方に配設される側板部材を製作した後に、これらを溶接 によって一体化して上方を開口し底面とその四方に設けられる側面とを備えた略 直方体形状の金属製容器本体を形成し、さらにこの容器本体の下部に支持脚を設 けるものであった。
【0003】 このような金属製食品加工容器においては、平板状の底板部材、側板部材を一 体化するものであるので、その接続部は直角等のように角部が形成される。した がって、この角状の接続部に付着した食品は内部を洗っても落ちにくく、容器の 掃除が煩雑であった。
【0004】 そこで、本考案は、隅に食品やごみが付着しにくい金属製食品加工容器を提供 することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、上方を開口し底面とその四方に設けられる側面とを備えた 略直方体形状の金属製容器本体と、この容器本体の下部に設ける支持脚とを設け た金属製食品加工容器において、前記容器本体の内底の縁部を円弧状に形成する と共に、前記内底の角隅部を略球面形状に形成することを特徴とする金属製食品 加工容器である。
【0006】 この請求項1の構成によれば、内底の縁部を円弧状に形成すると共に、前記内 底の角隅部を球面形状に形成することにより、食品やごみが縁部や角隅部に付着 し難くなる。
【0007】 請求項2の考案は、前記略球面形状は、円球面の全面の略8等分した形状に凹 設しており、前記側面相互が接続する縦方向の縁部を円弧状に形成することを特 徴とする請求項1記載の金属製食品加工容器である。
【0008】 この請求項2の構成によれば、側面相互が接続する縦方向の縁部においても、 食品やごみが縦方向の縁部に付着し難くくなる。
【0009】 請求項3の考案は、前記容器本体の上縁に、外側に張出すフランジを設けると 共に、前記支持脚に、下段に位置する別の前記容器本体の前記フランジに係止可 能な係止部を形成したことを特徴とする請求項2記載の金属製食品加工容器であ る。
【0010】 この請求項3の構成によれば、容器本体を上下に積み重ねた際に、上段の容器 本体の支持脚の係止部が、下段の容器本体のフランジに係止する。
【0011】 請求項4の考案は、前記支持脚は左右一対の前記側面より前記容器本体の外底 の下方にそれぞれ突設して設けられる共に、この支持脚の外側に形成した段部に より前記係止部を設けたことを特徴とする請求項3記載の金属製食品加工容器で ある。
【0012】 この請求項4の構成によれば、容器本体を上下に積み重ねた際に、上段の容器 本体の支持脚の段部が、下段の容器本体のフランジに係止する。
【0013】 請求項5の考案においては、前記球面状の角隅部は、球面状板材を容器本体の 隅角に形成された孔を閉塞するように接続して形成したことを特徴とする請求項 1〜4のいずれか1項に記載の金属製食品加工容器である。
【0014】 この請求項5の構成によれば、球面状板材を容器本体の隅角に形成された孔を 閉塞するように設ける。
【0015】
【考案の実施形態】
以下、本考案の実施形態を添付図を参照して説明する。スレンレス鋼製の食品 加工容器1は、上方を開口し底面2とその四方に設けられる側面3とを備えた略 直方体形状の金属製容器本体4と、この容器本体4の下部に設ける支持脚5とを 設けたものである。そして、容器本体4の内底2Aの縁部6を直角ではなく円弧 状に形成すると共に、前記内底2Aの角隅部7も直角ではなく略球面形状に形成 している。すなわち、角隅部7の前記略球面形状は、丸いボールのような円球面 の全面の略8等分した形状に凹設している。そしてこの角隅部7は、一点鎖線で 示す球面状板材7Aを容器本体4の隅角に形成された孔11を閉塞するように溶接 して接続して形成されている。さらに、前記側面3相互が接続する縦方向の縁部 8も直角ではなく円弧状に形成している。
【0016】 さらに、前記容器本体4の上縁にフランジ9を外側に張出して設ける。また、 前記支持脚5は、左右一対の前記側面3Aより前記容器本体4の外底2Bの下方 にそれぞれ突設して設けられる共に、この支持脚5の外側に形成した段部10によ り、下段に位置する別の前記容器本体4Aのフランジ9に係止可能な係止部を形 成する。
【0017】 したがって、前記実施形態では容器本体4に漬物などの食品を収容して保管を 行なう。そして、下段に位置する容器本体4Aに容器本体4を積み重ねる際は、 容器本体4の支持脚5の段部10を、容器本体4Aのフランジ9に係止して、多段 に積み重ねて保管するものである。
【0018】 以上のように、前記実施形態では請求項1に対応して上方を開口し底面2とそ の四方に設けられる側面3とを備えた略直方体形状の金属製容器本体4と、この 容器本体4の下部に設ける支持脚5とを設けた金属製食品加工容器1において、 前記容器本体4の内底2Aの縁部6を円弧状に形成すると共に、前記内底2Aの 角隅部7を略球面形状に形成することにより、食品やごみが縁部6や角隅部7に 付着し難く、内部を洗いやすくなり、したがって容器1を衛生的に保つことがで きる。
【0019】 また、前記実施形態では請求項2に対応して前記角隅部7における略球面形状 は、円球面の全面の略8等分した形状に凹設しており、前記側面3相互が接続す る縦方向の縁部8を円弧状に形成することで、縦方向の縁部8においても、食品 やごみが縦方向の縁部に付着し難く、内部を洗いやすくなり、したがって容器を 衛生的に保つことができる。
【0020】 さらに、前記実施形態では請求項3に対応して前記容器本体4の上縁に、外側 に張出すフランジ9を設けると共に、前記支持脚5に、下段に位置する別の前記 容器本体4Aの前記フランジ9に係止可能な係止部たる段部10を形成したことに より、容器本体4,4Aを上下に積み重ねた際に、上段の容器本体4の支持脚5 の段部10が、下段の容器本体4Aのフランジ9に係止し、上段の容器本体4を固 定することができる。
【0021】 また、前記実施形態では請求項4に対応して前記支持脚5は左右一対の前記側 面3Aより前記容器本体4の外底2Bの下方にそれぞれ突設して設けられる共に 、この支持脚5の外側に形成した段部10により前記係止部を設けたことにより、 容器本体4,4Aを上下に積み重ねた際に、上段の容器本体4の支持脚5の段部 10が、下段の容器本体4Aのフランジ9に係止し、上段の容器本体4を確実に固 定することができる。
【0022】 しかも、前記実施形態では請求項5に対応して前記球面状の角隅部7は、別体 の球面状板材7Aを容器本体4の隅角に形成された孔11を閉塞するように接続し て形成したので、球面状板材7Aを容器本体4の隅角に形成された孔11を閉塞す るように設けて角隅部を簡単に形成することができる。
【0023】 尚、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内 において、種々の変形実施が可能である。
【0024】
【考案の効果】
請求項1の考案は、上方を開口し底面とその四方に設けられる側面とを備えた 略直方体形状の金属製容器本体と、この容器本体の下部に設ける支持脚とを設け た金属製食品加工容器において、前記容器本体の内底の縁部を円弧状に形成する と共に、前記内底の角隅部を略球面形状に形成することを特徴とする金属製食品 加工容器であり、内部を洗いやすくなり、したがって容器を衛生的に保つことが できる。
【0025】 請求項2の考案は、前記略球面形状は、円球面の全面の略8等分した形状に凹 設しており、前記側面相互が接続する縦方向の縁部を円弧状に形成することを特 徴とする請求項1記載の金属製食品加工容器であり、角隅部に食品などが付着し 難くなり、また側面相互が接続する縦方向の縁部においても、内部を洗いやすく なり、したがって容器を衛生的に保つことができる。
【0026】 請求項3の考案は、前記容器本体の上縁に、外側に張出すフランジを設けると 共に、前記支持脚に、下段に位置する別の前記容器本体の前記フランジに係止可 能な係止部を形成したことを特徴とする請求項2記載の金属製食品加工容器であ り、積み重ねた際に上段の容器本体を固定することができる。
【0027】 請求項4の考案は、前記支持脚は左右一対の前記側面より前記容器本体の外底 の下方にそれぞれ突設して設けられる共に、この支持脚の外側に形成した段部に より前記係止部を設けたことを特徴とする請求項3記載の金属製食品加工容器で あり、積み重ねた際に上段の容器本体を確実に固定することができる。
【0028】 請求項5の考案においては、前記球面状の角隅部は、球面状板材を容器本体の 隅角に形成された孔を閉塞するように接続して形成されたことを特徴とする請求 項1〜4のいずれか1項に記載の金属製食品加工容器であり、角隅部を簡単に形 成することができる。
【提出日】平成14年4月10日(2002.4.10)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 請求項2の考案は、前記略球面形状は凹設しており、前記側面相 互が接続する縦方向の縁部を円弧状に形成することを特徴とする請求項1記載の 金属製食品加工容器である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】 また、前記実施形態では請求項2に対応して前記角隅部7に おける略球面形状は凹設しており、前記側面3相互が接続する縦方向の縁部8を 円弧状に形成することで、縦方向の縁部8においても、食品やごみが縦方向の縁 部に付着し難く、内部を洗いやすくなり、したがって容器を衛生的に保つことが できる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】 請求項2の考案は、前記略球面形状は凹設しており、前記側 面相互が接続する縦方向の縁部を円弧状に形成することを特徴とする請求項1記 載の金属製食品加工容器であり、角隅部に食品などが付着し難くなり、また側面 相互が接続する縦方向の縁部においても、内部を洗いやすくなり、したがって容 器を衛生的に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施形態を示す一部切り欠き正面図
である。
【図3】本考案の一実施形態を示す底面図である。
【図4】本考案の一実施形態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 食品加工容器 2 底面 2A 内底 2B 外底 3 3A 側面 4 容器本体 4A 別の容器本体 5 支持脚 6 縁部 7 角隅部 7A 球面状板材 8 縁部 9 フランジ 10 段部(係止部)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月10日(2002.4.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方を開口し底面とその四方に設けられ
    る側面とを備えた略直方体形状の金属製容器本体と、こ
    の容器本体の下部に設ける支持脚とを設けた金属製食品
    加工容器において、前記容器本体の内底の縁部を円弧状
    に形成すると共に、前記内底の角隅部を略球面形状に形
    成することを特徴とする金属製食品加工容器。
  2. 【請求項2】 前記略球面形状は、円球面の全面の略8
    等分した形状に凹設しており、前記側面相互が接続する
    縦方向の縁部を円弧状に形成することを特徴とする請求
    項1記載の金属製食品加工容器。
  3. 【請求項3】 前記容器本体の上縁に、外側に張出すフ
    ランジを設けると共に、前記支持脚に、下段に位置する
    別の前記容器本体の前記フランジに係止可能な係止部を
    形成したことを特徴とする請求項2記載の金属製食品加
    工容器。
  4. 【請求項4】 前記支持脚は左右一対の前記側面より前
    記容器本体の外底の下方にそれぞれ突設して設けられる
    共に、この支持脚の外側に形成した段部により前記係止
    部を設けたことを特徴とする請求項3記載の金属製食品
    加工容器。
  5. 【請求項5】 前記球面状の角隅部は、球面状板材を容
    器本体の隅角に形成された孔を閉塞するように接続して
    形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項
    に記載の金属製食品加工容器。
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