JP3088925B2 - 板状物の包装装置 - Google Patents

板状物の包装装置

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JP3088925B2 JP07080324A JP8032495A JP3088925B2 JP 3088925 B2 JP3088925 B2 JP 3088925B2 JP 07080324 A JP07080324 A JP 07080324A JP 8032495 A JP8032495 A JP 8032495A JP 3088925 B2 JP3088925 B2 JP 3088925B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板状物の包装装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の雑誌等には、CD(コンパクトデ
ィスク)を、平たい紙袋状の包装材に装入した状態で綴
じ込んだようなものがある。このようなCDの綴じ込み
をするうえでは、雑誌等の製本を行う前に、CDを包装
材中に装入しておく作業が必要である。従来、この種作
業は、既に製袋された包装材へ作業者がCDを手作業で
装入するというものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】言うまでもなく、CD
を包装材へ装入する作業を手作業で行っていたのでは、
作業能率が低く、高コストを招来し、またCDに傷等を
生じさせる危険性(不良品の発生率)を高くしていた。
また、雑誌等の見栄えをよくするため、包装材に対する
CDの向きを所定向きにすることが要求されていたた
め、このことが作業能率を一層低下させる原因となって
いた。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、CD等の板状物を包装材に装入する作業(板状
物が装入された包装材を得ること)が高能率・低コスト
で行え、しかも板状物の向きを所定方向へ揃えることも
簡単且つ確実に行えるようにした板状物の包装装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係る板状物の包装装置では、重ね合わせ状とされた
帯状の形成素材をその搬送方向と直交する方向へ横切る
加熱押切り体により所定寸法おきに切断することで作成
された包装材と、該包装材を搬送する包装材コンベア
と、積み重ねられた板状物を搬送する板状物コンベア
と、該板状物コンベア上の最上部の板状物を取り出し、
前記包装材に装入する移送手段とを備えることを特徴と
するものである(請求項1)。
【0006】また、本発明に係る板状物の包装装置で
は、請求項1に加えて前記移送手段が、同移送手段の取
り出し作動前又は取り出し作動中に板状物を画像処理し
て向きのズレを判断する向き検出手段と、該向き検出手
段の指示に基いて上記移送手段の作動中に板状物の向き
を所定方向に矯正する向き補正手段とを有しているもの
である(請求項2)。更に、本発明に係る板状物の包装
装置では、請求項1に加えて包装材の包装材コンベア
は、包装材を支承しつつ、その開口部の一辺側を外側へ
曲成することで当該包装材に開口状態を保型させる開口
手段を有しているものである(請求項3)。
【0007】また、本発明に係る板状物の包装装置で
は、重ね合せ状とされた帯状の形成素材はその下側の素
材が上側の素材より張り出し耳部が形成されているもの
であり(請求項4)、更に、請求項3又は4において帯
状の形成素材の耳部を挟持しつつ包装材を搬送させて該
包装材が開口されるようになっているものである(請求
項5)。
【0008】
【作用】請求項1に係る包装装置では、形成素材から個
々の包装材を形成することができ、積み重ねられた板状
物をひとつづつ取出してこれを包装材に自動的かつ能率
よく収納することができる。また、請求項2に係る包装
装置では、まず、移送手段が板状物供給部から板状物を
取り出す前、又は取出作動中に、向き検出手段が板状物
を画像処理する。そして、板状物が所定方向へ正しく向
いているか、又はズレているかを判断する。もし、これ
によって板状物の向きにズレが検出された場合には、向
き補正手段が、上記移送手段によって移送されつつある
(移送開始時及び移送終了時を含む)板状物の向きを所
定方向へ矯正するようになっている。そのため、包装材
へ装入される板状物の向きが所定方向に揃えられる。
【0009】請求項3に係る本発明の包装装置では、ま
ず、開口手段が輪状又は袋状をした包装材に対し、その
開口部の一辺側を外側へ曲成する。従って、包装材は容
易且つ確実に、開口状態を維持すべく保形されるように
なる。そして、このように包装材が開口状態にされた
後、装入手段により包装材の中へ板状物が装入されるよ
うになっている。なお、この場合、包装材において外側
へ曲成された開口部分を、板状物の装入用ガイドとして
活用することも可能であり、このようにすれば板状物の
装入が一層容易となる。
【0010】また、本発明では、請求項1において、重
ね合せ状とされた帯状の形成素材はその下側の素材が上
側の素材より張り出し耳部が形成されていることが望ま
しく(請求項4)、更に、請求項3又は4において、帯
状の形成素材の耳部を挟持しつつ包装材を搬送させて該
包装材が開口されるようになっていることが推奨される
(請求項5)。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本発明に係る板状物Wの包装装置1を示して
おり、この包装装置1は、包装材Pの製袋作業と、この
包装材Pに対する板状物W(CDを例示した)の袋詰め
作業とを並行して行うように構成されている。なお以下
では、説明の便宜上、図1下側を「前」、同上側を
「後」と言い、また同図左側を「左」又は「包装材Pの
搬送方向上流側」、同右側を「右」又は「包装材Pの搬
送方向下流側」と言うものとする。
【0012】この包装装置1は、包装材用形成素材S,
Fの供給、乃至包装材Pの搬送方向を左右へ向けて行う
包装材コンベヤ3と、この包装材コンベヤ3の前側で、
搬送方向を左右へ向けつつUターンさせるようになった
板状物コンベヤ4と、この板状物コンベヤ4のUターン
部6から包装材コンベヤ3へ向けて板状物Wの受け渡し
を行う移送手段7とを有している。まず、包装材コンベ
ヤ3について説明する。包装材コンベヤ3は、その上流
側から下流側へ向けて順番に、素材巻出部10,11、
幅詰め部12、定寸溶断部13、包装材供給部14、終
段仕上げ部15が設けられている。
【0013】図2に示すように上記素材巻出部10,1
1は、帯状に長い包装材用形成素材S(例えば不織布)
やF(例えば透明樹脂フィルム)をロール状に巻回した
もので、必要に応じて繰り出しが行われつつ、張力調整
手段18によって一定張力が保たれるようになってい
る。そして、これら素材巻出部10,11から繰り出さ
れた形成素材S,Fは互いに重ね合わせ状とされる。上
記幅詰め部12では、互いに重ね合わせ状とされた形成
素材S,Fに対し、その搬送方向に沿った端縁部へ切断
具19を押し付けつつ、これによって発生した切断滓K
を巻取部20においてロール状に回収するようになって
いる。切断具19には、固定又は直線移動可能なカッタ
ー刃や転動方向へ回転可能な回転刃等が用いられてい
る。また、溶断方式のカッターを用いることもできる。
【0014】上記定寸溶断部13は、包装材コンベヤ3
の上部に、その搬送方向と直交する方向へ横切る加熱押
切り体23が設けられ、この加熱押切り体23が上下動
可能とされたものである。従って、幅詰めされた後の形
成素材S,Fを、その搬送方向に沿って所定寸法おきに
切断すると同時に、その切断部を溶着させるようになっ
ている。このことから明らかなように、包装材コンベヤ
3において、定寸溶断部13よりも下流側(上記包装材
供給部14や終段仕上げ部15等)では、搬送方向の上
下両側が溶着された輪状の包装材Pが所定ピッチおきに
搬送されるようになっている。また、各包装材Pは間欠
的に搬送されるようになっている。
【0015】なお、包装材コンベヤ3の包装材供給部1
4及び終段仕上げ部15については後述する。次に、板
状物コンベヤ4(図1参照)について説明する。板状物
コンベヤ4は、並行するうちの前方側(包装材コンベヤ
3から遠い方)の搬送路においてはその左側を上流側と
し、また後方側(包装材コンベヤ3に近い方)の搬送路
においてはその右側を上流側としており、従ってこれら
両搬送路間を接続する上記Uターン部6では、その前部
側から後部側へ向けて板状物Wが送られる。
【0016】そして、このUターン部6には、板状物W
の送りを強制的に行うことができるプッシャー27が設
けられている。このUターン部6において、プッシャー
27により板状物Wが押し込まれる先の部位(後方側の
搬送路寄り)が、板状物供給部28とされている。この
板状物コンベヤ4において、板状物Wは図4に示すよう
なマガジン30により多数枚が積層された状態で搬送さ
れる。このマガジン30は、正方形盤体状をしたキャリ
ー部31に板状物Wの荷崩れ防止及び位置決めのための
刺し軸33が立設され、板状物Wを浮き上がらせた状態
で保持できる支承台32を刺し軸33に案内されて上下
に摺動可能に備えたものである。
【0017】次に、移送手段7(図1参照)について説
明する。移送手段7は、取出手段36と装入手段37と
を有している。取出手段36は、図3及び図4に示すよ
うに板状物コンベヤ4の板状物供給部28(図1参照)
に設けられたリフト部39と、このリフト部39の右方
に設けられた中継台40と、これらリフト部39及び中
継台40の上方に設けられた吊り上げ部41と、この吊
り上げ部41に設けられた一対の向き補正手段42と、
上記リフト部39の上方であって、且つ吊り上げ部41
とは干渉しない高さに設けられた向き検出手段43とを
有している。
【0018】吊り上げ部41は、180°ごとの水平回
動、及び各回動停止位置での上下動が可能になされた旋
回アーム45を有したもので、この旋回アーム45の両
端部には、上記した向き補正手段42を介して吸着部4
6が吊設されている。吸着部46は、適宜バキューム装
置(図示略)とエア接続されている。このような吊り上
げ部41による水平回動と上下動、及び吸着部46の吸
引作用との組み合わせ動作によって、板状物供給部28
へ搬入されたマガジン30から、その最上部の板状物W
を中継台40へと移載することができることは言うまで
もない。
【0019】上記向き補正手段42は、パルスモータ等
の角度調整具49により、吸着部46の吊設軸48を所
望に応じた角度だけ回動可能にしたもので、微小角度だ
けの回動でも対応できるようになっている。この向き補
正手段42は、前記した向き検出手段43が作動の必要
性を判断してこれを指示した場合であって、且つ上記吊
り上げ部41の吸着部46が板状物Wを吸引保持してい
る間に限り、作動するものである。向き検出手段43
は、板状物供給部28へ搬入されたマガジン30上の板
状物Wに対し、その表面の模様や印刷、又は位置決めの
ポイントとなる凹凸や符号等を検出して、これが予め設
定された所定向きと一致しているか否かを判断すると共
に、所定向きからズレを生じていた場合にはそのズレ量
を検出できるようになったものである。
【0020】本実施例では、CCD撮像素子等を用いて
板状物Wの表面印刷部を画像処理する方法を採用した。
この向き検出手段43は、上記した吊り上げ部41が旋
回アーム45を水平回動させている間(即ち、板状物供
給部28へセットされた板状物Wの上方が開放状態とな
っている間)に、板状物Wの画像取り込みを行うように
なっている。上記リフト部39は、板状物コンベヤ4の
板状物供給部28(図1参照)へ搬入されたマガジン3
0に対して、その支承台32の下部の左右両側を挟むよ
うに差し込まれる二股状のフォーク体53を有してい
る。このフォーク体53は、支承台32を支承した状態
で、板状物Wの厚さに相当するピッチで上昇可能とされ
ている。またこのフォーク体53は、最上位置に達した
時点で刺し軸33に沿って一気に下降可能となってい
る。
【0021】なお、図示は省略するが、このリフト部3
9には、マガジン30への差込又は脱出が円滑にできる
ようにするため、フォーク体53を全体として前後動さ
せたり、又は股間を左右方向へ拡縮させたりする構造に
しておくのが好適である。このようなリフト部39を具
備しているため、板状物供給部28では、マガジン30
上の最上位置へ位置付けられる板状物Wが、吊り上げ部
41による取出作業が続けられる過程において常に同一
高さを保持できるようになっている。上記中継台40
は、台座自体は固定されているが、その台座中心部に板
状物Wの位置決めをするための差しピン54が突設され
ており、この差しピン54が上下動可能となっている。
この差しピン54は、後述する装入手段37の作動時
(板状物Wの引取時)に合わせて下降するようになさ
れ、それ以外では突出状態を保持するようになってい
る。
【0022】前記装入手段37は、中継台40の更に右
側であり、且つ包装材コンベヤ3における包装材供給部
14(図1参照)の正面部に対応するように設けられて
いる。この装入手段37は、旋回部58と押出駆動部5
9とを有している。旋回部58は、図3及び図5に示す
ように水平回動可能なターン軸60と、このターン軸6
0上に設けられた軸受部61と、この軸受部61の上部
及び下部で互いに直交して保持された二組の差込ハンド
体62,63とを有している。各差込ハンド体62,6
3は、それぞれ、軸受部61に対して水平摺動自在に保
持されたスライド軸65と、このスライド軸65の両端
部に設けられたハンド部66とを有している。スライド
軸65にはスプライン軸が用いられており、軸まわりの
回転は阻止されている。また、各ハンド部66は、流体
圧シリンダ、ソレノイド、モータ駆動機構等により上下
方向の挟持・解放動作ができるようになっている。
【0023】なお、上部側の差込ハンド体62におい
て、ハンド部66はブラケット67によりスライド軸6
5から吊り下げ状に設けられ、また下部側の差込ハンド
体63において、ハンド部66はブラケット68により
スライド軸65から立ち上げ状に設けられている。その
ため、上下いずれの差込ハンド体62,63において
も、ハンド部66の挟持レベルは同一水平面に位置付け
られるようになっている。このハンド部66の挟持レベ
ルは、前記した中継台40(図3参照)上に載せられる
板状物Wと一致すべく設定されている。
【0024】ターン軸60は、各ハンド部66が中継台
40及び包装材コンベヤ3の包装材供給部14に逐一、
対応するように、一方向へ向けて90°ごとの水平回動
が可能になっている。上記押出駆動部59は、図1に示
すように旋回部58の前側(包装材コンベヤ3の包装材
供給部14とは反対側)に設けられたもので、流体圧シ
リンダ等の進退具により構成されている。なお、本実施
例では、図5に示すように各差込ハンド体62,63に
各別に対応する上下の押出駆動部59を設けてある。そ
して、これら押出駆動部59は、上記ターン軸60の水
平回動に応じて正対されるようになる差込ハンド体6
2,63のブラケット67,68を、各々、交替状にそ
の後方へ向けて突き出すことができるようになってい
る。
【0025】このような押出駆動部59の突き出し作動
により、包装材コンベヤ3の包装材供給部14側へ向く
ハンド部66が保持している板状物Wを、該包装材供給
部14へと差し出すことができる。なお押出駆動部59
は、差込ハンド体62,63に対して、そのいずれのブ
ラケット67,68をも突き出し可能な共通のものを1
個だけ設けておくようにしてもよい。このように構成さ
れた移送手段7では、板状物コンベヤ4によって板状物
供給部28へマガジン30が搬入された後、取出手段3
6においてリフト部39のピッチ上昇、吊り上げ部41
による板状物Wの取出作業、向き補正手段42及び向き
検出手段43による板状物Wの向きの矯正を経て、中継
台40へ板状物Wが載せられるようになる。また、続い
て装入手段37においてハンド部66による板状物Wの
受け取り、中継台40での差しピン54の下降、ターン
軸60の90°ターン、押出駆動部59の突き押し作動
が行われて板状物Wが包装材コンベヤ3の包装材供給部
14へと差し出されるものである。
【0026】前記した包装材コンベヤ3において、包装
材供給部14には、図6及び図7に示すように開口手段
70が設けられている。この開口手段70は、その上流
側の定寸溶断部13(図1参照)で輪状に形成された包
装材Pを、包装材コンベヤ3上に支承されたままの状態
で板状物Wの装入に好都合とすべく開口させるためのも
ので、曲成誘導体72と開口辺挟持手段73とを有して
いる。上記開口辺挟持手段73は、送り面を縦方向にし
た一対のベルト駆動体75,76が相互平行・近接した
状態で組み合わされて成る。後方側(図6上側)へ配さ
れるベルト駆動体76は、包装材供給部14よりも包装
材コンベヤ3の上流側へ向けて延出されている。そし
て、両ベルト駆動体75,76は、互いに対向する送り
面同士を包装材コンベヤ3と同速・同方向へ走行させる
ようになっている。
【0027】上記曲成誘導体72は、開口辺挟持手段7
3において後方側ベルト駆動体76が上流側へ延出する
部分(包装材供給部14の上流部)の上方に設けられた
板状のものであって、搬送されつつある包装材Pの前縁
部に対し、これを押し下げる作用が徐々に増してゆくよ
うな下向きの曲がり形状を有している。ところで、この
包装材供給部14へ搬入される包装材Pは、前記したよ
うに形成素材S(例えば不織布)とF(例えば透明樹脂
フィルム)とが重ね合わされたものであるが、このうち
下側となる形成素材Sには、上側となる形成素材Fより
も前方(図7右斜め下方)へ張り出した耳部Eが形成さ
れている。これは、形成素材S,Fがロール状態で準備
された最初の時点(図2参照)から、そのような寸法関
係におかれていることによる。
【0028】そこで上記曲成誘導体72では、上記のよ
うな包装材Pの耳部Eを水平状態から垂下状態にすべく
(包装材Pとしての開口形状に対する外側へ)徐々に曲
成させて、開口辺挟持手段73における後方側ベルト駆
動体76の送り面に沿わせるようにする。また、上記開
口辺挟持手段73では、曲成された耳部Eを、ベルト駆
動体75,76において互いに対向する送り面間で挟持
しつつ、包装材Pを搬送させるようにするものである。
このように耳部Eを曲成させることにより、図8に示す
ように包装材Pは、下側の形成素材Sが前方(同図の右
方)斜め下へと引っ張り付勢され、これに伴って下側の
形成素材Sと上側の形成素材Fとの間に歪が生じ、そし
て上側の形成素材Fに対して斜め上方へ押し上げるよう
な作用が生じる。従って結果的に、包装材Pが開口され
るようになる。
【0029】なお、ベルトには、包装材P(特に形成素
材S)に対して滑りを生じ難い材質又は構造(例えば歯
付きベルト構造等)のものを用いるのが好ましい。包装
材コンベヤ3において、包装材供給部14よりも更に下
流側に設けられた終段仕上げ部15は、図1に示すよう
に熱回避手段80と加熱処理手段81と位置回復手段8
2とを有している。加熱処理手段81は、包装材Pの外
周部適所に対して加熱処理(例えば溶着、溶断、ホット
メルト付着等)を施すものであり、熱回避手段80は、
この加熱処理に起因した熱影響を防止するうえで包装材
P中の板状物Wを予め、上記加熱処理部分から遠ざけて
おくためのものであり、位置回復手段82は、加熱処理
が終わった後に、熱回避手段80によって移動させられ
た板状物Wを再び包装材P中の正位置へ戻すためのもの
である。
【0030】本実施例において加熱処理手段81は、包
装材Pの耳部Eを切り落とし、且つ該当部分の開口部を
閉鎖して袋底を形成させるものとした。そのため、この
加熱処理手段81には、図2に示したように包装材コン
ベヤ3の側縁部上方(包装材Pにおける耳部E寄りの開
口部上方)でその搬送方向と平行するように設けた加熱
押切り体を用いた。勿論、この加熱押切り体は上下動可
能になっている。切り落とされた耳部E及び開口部の端
縁屑は、図1及び図6に示すように包装材コンベヤ3か
らその前方等へ向けて延設された排出コンベヤ85によ
り、適宜排出される。
【0031】なお、加熱処理手段81へ搬入される包装
材Pは、前記した包装材供給部14において、開口手段
70(図6参照)により耳部Eを下方へ曲成されたこと
に伴い、この耳部Eが十分に水平状態まで復帰していな
いことが考えられる。このままであると、上記加熱処理
(特に耳部Eの切り落とし)が確実に行えないおそれが
ある。そこで本実施例では、加熱処理手段81のすぐ上
流部に、包装材コンベヤ3に沿って耳部Eを持ち上げる
ことができる耳上げ誘導体86(図7参照)を設けてあ
る。
【0032】上記熱回避手段80は、図6に示すように
包装材コンベヤ3の前部で、薄板状の押込み片88が包
装材コンベヤ3へ向けて前後動可能に設けられたもので
ある。押込み片88の先端面には、板状物Wの外形と略
同じ凹状円弧が形成されている。従って、この押込み片
88は、包装材コンベヤ3上の包装材Pに対してその開
口部内へ出入可能となっており、包装材P内の板状物W
を開口部の奥方へ押し込み移動させることができる。な
お、押込み片88の前後動は、流体圧シリンダ、ソレノ
イド、モータ駆動機構(いずれも図示略)等、適宜構造
を採用可能である。
【0033】上記位置回復手段82は、薄板状の押込み
片89が包装材コンベヤ3の後部に位置付けられ、この
包装材コンベヤ3へ向けて前後動可能となっている点を
除き、上記熱回避手段80と同じ構成を有している。以
上の説明から本発明に係る包装装置1の作動状況は明ら
かであるが、その全体流れにつき、図1及び図2に基づ
いて、再度、概説する。まず、素材巻出部10,11か
ら形成素材F,Sがそれぞれ繰り出され、互いに重ね合
わされると、包装材コンベヤ3によって搬送されてゆく
過程でそれらの一方端縁が幅詰め部12によって切断さ
れ、揃えられる。そして、定寸溶断部13によって所定
寸法ごとに分断される。この段階で、搬送方向の上下両
側が溶着された輪状の包装材Pが形成される。
【0034】この包装材Pは、包装材供給部14へ搬入
される際に、開口手段70の作動を受けて開口状態に保
形されるようになっている。そして、この状態で停止し
て、待機する。一方、板状物コンベヤ4において、マガ
ジン30上に積層状態にされた板状物Wが板状物供給部
28へ搬入されると、マガジン30が停止保持され、取
出手段36の作動によってマガジン30の最上部から板
状物Wが1枚づつ取り出される。取り出された板状物W
は、装入手段37の旋回部58へと受け渡しされ、この
旋回部58から押出駆動部59の作動を受けて、上記包
装材コンベヤ3の包装材供給部14へと差し出される。
【0035】このことにより、上記のように包装材コン
ベヤ3の包装材供給部14で停止し、待機している包装
材Pに対してその開口内部へ1枚の板状物Wが装入され
ることとなる。そして、この後、包装材コンベヤ3が作
動を再開して、板状物Wを内装した包装材Pが終段仕上
げ部15へと搬入される。この終段仕上げ部15では、
包装材Pが熱回避手段80を通過する時点で板状物Wの
退避移動が行われ、加熱処理手段81を通過する時点で
耳落とし等の適宜加熱処理が施され、位置回復手段82
を通過する時点で板状物Wが元の位置へ戻されるといっ
た仕上げ処理が行われる。
【0036】ところで、本発明は上記実施例に限定され
るものではない。例えば、板状物コンベヤ4について
は、図9に示すようにコンベヤ自体がカーブしてUター
ンするようにしたものを用いることができる。この場
合、Uターン部分の内側へ取出手段36のリフト部39
を配置することができ、設置面積のコンパクト化が図れ
る利点がある。なお、コンベヤ構造自体は、ベルト式は
もとより、複数本のロープ架設式、エプロン式、駆動コ
ロ式、フリーコロ式又はこれらの複合形式等とすること
が可能である。
【0037】また、板状物Wをマガジン30(図4参
照)に積層させたうえで搬送させるという点について
も、何ら限定されるものではない。図10及び図11
は、板状物コンベヤ4及び移送手段7の別実施例を示し
ている。この実施例の板状物コンベヤ4は、エンドレス
のベルト駆動体92に対して、その外周部に沿って互い
に所定間隔で複数の板状物マガジン93が設けられ、各
マガジン93ごとに多数枚の板状物Wが保持されるよう
になっている。
【0038】また、この実施例の移送手段7は、受け渡
し手段96と旋回作業手段97とを有している。受け渡
し手段96は、前記実施例の吊り上げ部41(図4参
照)と同様に180°ごとの水平回動、及び各回動停止
位置での上下動が可能になされた旋回アーム45を有し
たものである。ただ、この旋回アーム45の両端部には
吸着部46が直接的に吊設されている。旋回作業手段9
7は、外周部の四等配位置に板状物Wの保持部99を具
備したターンテーブル100と、このターンテーブル1
00の中心部上方で、ターンテーブル100の回転を受
けない状態で設けられた押出駆動部102とを有してい
る。
【0039】ターンテーブル100は、回転型流体圧シ
リンダやモータ等により、一方向へ向けて90°ごとの
水平回動が可能になっている。回動停止位置は、各保持
部99が包装材コンベヤ3の包装材供給部14に逐一、
対応するような位置付けとなっている。上記保持部99
は、図11に示すように板状物Wをその外周部両側から
挟むようになる一対の開閉体103を有して成る。これ
ら開閉体103は、流体圧シリンダやソレノイドをはじ
め、ベルト伝動手段、ボールネジ機構、カム機構等を用
いたモータ駆動機構により相互近接・離反方向へ移動可
能になっている。
【0040】そして、これら開閉体103には、それぞ
れ板状物Wの外周縁部に当接するローラ104が設けら
れており、このうち少なくとも1個のローラ104は、
パルスモータ等の角度調整具(図示略)によって回動可
能になっている。この角度調整具は、ローラ104を所
望に応じて微小角度だけでも回動できるようになってい
る。なお、ローラ104は、ゴムや樹脂等によって形成
しておくのが好ましい。すなわち、対を成す開閉体10
3を相互近接状態にすることによって全てのローラ10
4を板状物Wの外周縁部に押し付けた後、上記角度調整
具(図示略)を駆動させれば、ローラ104を介して板
状物Wを所望角度だけ水平回動させることができる。こ
のように保持部99は、板状物Wに対する向き補正手段
42を構成している。
【0041】従って、ターンテーブル100に対して各
保持部99に対応するように複数の向き検出手段(図
3,図4の符号43参照)を設けるか、又はターンテー
ブル100の上方であって、保持部99が通過する適宜
部位(例えば図10中に白抜き矢符で示した位置等)に
相当して1つの向き検出手段を設けるかしておけば、タ
ーンテーブル100上へ移載された板状物Wにつき、こ
の向き検出手段によって向きのズレを検出し、上記向き
補正手段42に、所定向きへの矯正動作を指示させるこ
とができるものである。
【0042】上記押出駆動部102は、包装材コンベヤ
3の包装材供給部14へ正対して停止した保持部99
が、開閉体103を相互離反させたときに、板状物Wを
後方へ向けて押し出すようになったものである。この押
出駆動部102は、流体圧シリンダ、ソレノイド、モー
タ駆動機構等によって構成されている。この他にも、本
発明は各種構成の変更が可能である。例えば、板状物W
は、CD(コンパクトディスク)に限定されるものでは
なく、フロッピィディスク、アナログレコード盤、テレ
フォンカード、各種磁気カード類、写真、ネガ等、板状
(シート状乃至フィルム状のものでもよい)のものであ
れば何でも対象とできる。
【0043】勿論、包装材Pの形成素材F,Sについて
も何ら限定されるものではなく、両者が不織布である場
合や両者が樹脂フィルムである場合をはじめ、織布、
紙、樹脂シート等を用いたものとすることも可能であ
る。なお、織布や紙の場合には、前記した定寸溶断部1
3や加熱処理手段81等での溶断が不可能であるため、
カッター切断や剪断、押し切り等による切断方法を採用
すればよい。図1及び図5に示した装入手段37におい
て、旋回部58自体(軸受部61等)にスライド軸65
を進退させるための駆動機構(押出駆動部59に相当す
るもの)が内蔵された構成とすることも可能である。
【0044】図6及び図7に示した開口手段70におい
て、曲成誘導体72は、包装材Pが包装材供給部14へ
搬入された時点で包装材Pへの挿入及び下降を行い、包
装材Pの耳部Eが開口辺挟持手段73で挟持された後に
退避動を行うような構成にすることができる。前記実施
例において、包装材Pに耳部Eを設けてあるのは、曲成
誘導体72による曲成を容易且つ確実にするための措置
であり、必ずしも包装材Pとして、下側の形成素材Sに
よる耳部Eを具備していることが限定されるものではな
い。包装材Pが耳部Eを具備しない場合であれば、その
開口部の一辺側を直接的に曲成させればよいものであ
る。
【0045】包装材Pを輪状又は袋状にする製袋ライン
と、この包装材Pに対して板状物Wを装入する袋詰めラ
インとを別工程として構成配置することも可能である。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、形成素材から個々の包
装材を形成する製袋作業とこの製袋された包装材に板状
物を包装材に装入する袋詰め作業とを並行して行うこと
が可能となるため、高能率化・低コスト化が図れ、しか
も板状物に傷等を生じさせる危険性(不良品の発生率)
も殆ど無くすことができる。なお、このようなことは、
板状物の大きさに対して包装材の大きさを無闇に大きく
する必要がなくなる(即ち、包装材のコンパクト化が可
能となる)という利点を招来する。すなわち、その後の
板状物の向きズレを防止することができると共に、製造
コストの低廉化を一層推進することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る包装装置を示す一部省略平面図で
ある。
【図2】包装材コンベヤを示す一部省略斜視図である。
【図3】移送手段を示す拡大正面図である。
【図4】取出手段を示す拡大斜視図である。
【図5】装入手段を示す拡大斜視図である。
【図6】包装材コンベヤの包装材供給部、乃至終段仕上
げ部を示す拡大平面図である。
【図7】包装材供給部に設けられた開口手段を示す拡大
斜視図である。
【図8】開口手段による動作を説明する拡大側断面図で
ある。
【図9】板状物コンベヤの別実施例を示す平面図であ
る。
【図10】板状物コンベヤ及び移送手段の更に別実施例
を示す平面図である。
【図11】図10に示した移送手段における板状物の支
持構造を示す拡大平面図である。
【符号の説明】
1 包装装置 3 包装材コンベヤ 4 板状物コンベヤ 7 移送手段 14 包装材供給部 28 板状物供給部 37 装入手段 42 向き補正手段 43 向き検出手段 70 開口手段 80 熱回避手段 81 加熱処理手段 W 板状物 P 包装材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 英樹 滋賀県守山市森川原町163 グンゼ株式 会社 滋賀研究所内 (56)参考文献 特開 昭57−46709(JP,A) 特開 平5−51001(JP,A) 実開 昭61−123082(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 5/04 B65B 25/00 B65B 35/56

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重ね合わせ状とされた帯状の形成素材
    (S)、(F)をその搬送方向と直交する方向へ横切る
    加熱押切り体(23)により所定寸法おきに切断する
    とで作成された包装材(P)と、該包装材(P)を搬送
    する包装材コンベア(3)と、積み重ねられた板状物
    (W)を搬送する板状物コンベア(4)と、該板状物コ
    ンベア(4)上の最上部の板状物(W)を取り出し、前
    記包装材(P)に装入する移送手段(7)とを備えるこ
    とを特徴とする板状物の包装装置。
  2. 【請求項2】 移送手段(7)が、同移送手段(7)の
    取り出し作動前又は取り出し作動中に板状物(W)を画
    像処理して向きのズレを判断する向き検出手段(43)
    と、該向き検出手段(43)の指示に基いて上記移送手
    段(7)の作動中に板状物(W)の向きを所定方向に矯
    正する向き補正手段(42)とを有している請求項1に
    記載の板状物の包装装置。
  3. 【請求項3】 包装材(P)の包装材コンベア(3)
    は、包装材(P)を支承しつつ、その開口部の一辺側を
    外側へ曲成することで当該包装材(P)に開口状態を保
    型させる開口手段(70)を有している請求項1に記載
    の板状物の包装装置。
  4. 【請求項4】 重ね合せ状とされた帯状の形成素材
    (S)(F)はその下側の素材(S)が上側の素材
    (F)より張り出し耳部(E)が形成されている請求項
    1に記載の板状物の包装装置。
  5. 【請求項5】 帯状の形成素材(S)の耳部(E)を挟
    持しつつ包装材(P)を搬送させて該包装材(P)が開
    口されるようになっている請求項3又は4に記載の板状
    物の包装装置。
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