JP3088322U - 装飾体付き電報用台紙 - Google Patents

装飾体付き電報用台紙

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JP3088322U
JP3088322U JP2002001054U JP2002001054U JP3088322U JP 3088322 U JP3088322 U JP 3088322U JP 2002001054 U JP2002001054 U JP 2002001054U JP 2002001054 U JP2002001054 U JP 2002001054U JP 3088322 U JP3088322 U JP 3088322U
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Inventor
弘 中澤
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株式会社盛美堂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造を単純化し簡単に作製できるようにしな
がら、従来より豪華な装飾体付き電報用台紙を提供する
こと。 【解決手段】装飾体Bを表紙1の外面に貼着した装飾体
付き電報用台紙。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、装飾体付き電報用台紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
刺繍体等の装飾体によって表紙に装飾を施した電報用台紙としては、特開20 01−293980号公報や特開2001−171268号公報に開示されたも のが公知となっている。
【0003】 前者の表紙aは、図7に示すように、上面シートbと、それに貼合された基シ ートcを主体としてなり、その上面シートbに窓孔dを明けるとともに、基シー トcには窓孔dより十分に大きい窓孔eを明けている。 そして、その窓孔eの側から、刺繍によって模様を表し上記窓孔dよりも大き く形成した刺繍体fを、表紙aの外面すなわち上面シートbの側を向くように配 置して、その周縁を上面シートbの裏側に貼着し、その後、基シートcの窓孔e を蓋部材gを嵌合させて塞ぐことにより刺繍体fを挟持させてなる。
【0004】 一方、後者の表紙hは、図8に示すように、上面シートb’とそれに貼合され た基シートc’を主体としてなる。上面シートb’には、中央部位の窓孔d’の 周縁に、基シートc’との間に装飾体f’の外周部f”を挿入する間隙を形成し た押え縁部iを設けるとともに、その押え縁部iの外側を囲む輪郭jを打ち抜き 、これによって押え縁部iを離脱可能としている。 そして、その押え縁部iをいったん離脱させ、装飾体f’を挿入した後に、そ の上から該押え縁部iを、輪郭jに嵌合させることによって、装飾体f’を基シ ートc’との間に挟持するものである。
【0005】 すなわち、これら両公報に開示されている電報用台紙の表紙a,hは、上面シ ートb,b’と基シートc,c’の少なくとも二層構造からなり、その表紙a, hの外面となる上面シートb,b’に窓孔d,d’を設けるとともに、その層構 造中に装飾体f,f’を挿入挟持させ、前記窓孔d,d’を通して装飾体f,f ’が見えるようにしているものであって、豪華な電報用台紙を提供することがで きるものの、その装飾体f,f’を挿入できるようにするために、必然的に構造 を複雑にせざるを得ず、したがってまた、それらの作製にあたっては煩雑な工程 を経る必要があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来のように表紙に窓孔を設けて、それを通して表紙の層構造中に 配置した装飾体が見えるようにするのではなく、表紙の外面に、装飾体を貼着す るだけのものとすることにより構造を単純化し、簡単に作製できるようにしなが ら、より豪華な装飾体付き電報用台紙を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本考案装飾体付き電報用台紙は、装飾体Bを表紙1の外面に貼 着してなるものである。
【0008】 請求項2記載の本考案は、装飾体Bを、額縁10に所要の模様17を表した装 飾布11を張架してなるものとした請求項1記載の装飾体付き電報用台紙である 。
【0009】 請求項3記載の本考案は、装飾布11の模様17が、生地に刺繍糸により、も しくは刺繍糸に加え印刷により、または印刷のみにより表された請求項2記載の 装飾体付き電報用台紙である。
【0010】 請求項4記載の本考案は、装飾布11が、上記額縁10の裏面に窓孔13を覆 うように、かつ、上記模様17が表面から看取できるように張架されている請求 項2または3記載の装飾体付き電報用台紙である。
【0011】 請求項5記載の本考案は、額縁表面14に、装飾模様が表されている請求項2 ,3または4記載の装飾体付き電報用台紙である。
【0012】 請求項6記載の本考案は、額縁10が、色違い層12を挟み込んだ層構造の台 紙に窓孔13を開設してなり、その内周縁を、角を落として面取りされた状態に 成形することにより、台紙の層構造を看取できるようにした所定の幅の内周縁斜 面15に形成するとともに、その内周縁斜面15中には上記色違い層12が形成 する枠線12’を表出させている請求項2,3,4または5記載の装飾体付き電 報用台紙である。
【0013】 請求項7記載の本考案は、額縁10の外周縁が、角を残したままの状態とされ ていて、その側面に上記色違い層12が形成する線模様が表出している請求項2 ,3,4,5または6記載の装飾体付き電報用台紙である。
【0014】 請求項8記載の本考案は、額縁10を、上記電報用台紙Aの表紙1よりもひと 回り小さく形成することにより、それを表紙1に取り付けたときに、表紙1の外 周縁部に、上記額縁10を囲繞する縦長方形の外周縁マージン16が形成される 請求項2,3,4,5,6または7記載の装飾体付き電報用台紙である。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図示の一実施形態について詳しく説明する。
【0016】 Aは、表紙1と裏表紙2とを蝶着部3を介して二つ折りできるようにした電報 用台紙であり、それは、外面に貼着される表紙生地4と内面に貼着される見返し 紙5とでそれぞれの芯材となるボール紙6,7を蝶着連結してなる。8……は、 上記表紙生地4と見返し紙5とをボール紙6,7の外面および内面に貼着してい る接着剤である。また、9は、裏表紙2の内面の小口側に備えられた電報を差込 み保持する電報用ホルダーである。
【0017】 Bは、表紙1の外面に、接着剤8’……によって貼着された装飾体であって、 それは額縁10に装飾布11を張架してなる。 その額縁10は、色違い層12を挟み込んだ層構造の厚紙を裁断加工した台紙 の中央部に縦長方形の窓孔13を開設してなる。なお、この窓孔13は、楕円形 等の他の形状とすることもできる。額縁表面14にはしぼ状の模様や木目模様等 の装飾模様(図示しない)が表されている。
【0018】 上記額縁10の内周縁は、角を落として面取りされた状態に成形され、これに より台紙の層構造を看取できるようにした所定の幅の内周縁斜面15を形成し、 その内周縁斜面15中には上記色違い層12が形成する枠線12’を表出させて いる(図6)。また、図示しないが、額縁10の外周縁は角を残したままの状態 とされていて、その側面には上記色違い層12が形成する線模様が表出している 。 額縁10の大きさは、上記電報用台紙Aの表紙1よりもひと回り小さく形成さ れている。したがって、それを表紙1に取り付けたときには、表紙1の外周縁部 に、額縁10を囲繞する縦長方形の外周縁マージン16が形成される。
【0019】 装飾布11は、生地に刺繍糸により所要の模様17を表したものであって、そ れは上記額縁10の大きさよりひと回り小さく、かつ、その窓孔13よりも大き く形成してあり、上記額縁10の裏面に窓孔13を覆うように、かつ、模様17 が表面から看取できるように張架され、所要箇所に塗布した接着剤18……によ って貼着されている(図4)。なお、装飾布11の模様17は、刺繍糸による刺 繍模様に加え、印刷により生地に直接模様を表すようにしてもよい。また、刺繍 を省略し、印刷による模様のみを表すようにすることもできる。
【0020】 本実施形態の装飾体付き電報用台紙は、上記装飾体Bを上記電報用台紙Aの表 紙1の外面の中央に、接着剤8’……によって貼着するだけで簡単に作製するこ とができるので、従来のように煩雑な作製工程が不要となる。しかも、装飾体を 囲繞する額縁のデザインによって高級感、豪華さを表現することができる。
【0021】
【考案の効果】
以上述べたところから明らかなように、本考案電報用台紙によれば次の効果を 奏する。 装飾体を、表紙の外面に貼着するようにしたので、装飾を施した電報用台紙を 簡単に作製することができる。また、その装飾体によって、慶弔用電報にふさわ しい豪華さ、高級感を出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態に係る装飾体付き電報用台
紙の斜視図である。
【図2】同上の一部を省略した、要部拡大横断面図であ
る。
【図3】同上の開いた状態を示した内面図である。
【図4】装飾体の裏面図である。
【図5】同上のX−X線拡大横断面図である。
【図6】同上の要部拡大図である。
【図7】従来公知の電報用台紙の表紙の拡大断面図であ
る。
【図8】従来公知の他の電報用台紙の表紙の拡大断面図
である。
【符号の説明】
A 電報用台紙 B 装飾体 1 表紙 2 裏表紙 10 額縁 11 装飾布 12 色違い層 12’ 枠線 13 窓孔 14 額縁表面 15 内周縁斜面 16 外周縁マージン 17 模様

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装飾体を表紙の外面に貼着してなることを
    特徴とする装飾体付き電報用台紙。
  2. 【請求項2】装飾体が、額縁に所要の模様を表した装飾
    布を張架してなるものであることを特徴とする請求項1
    記載の装飾体付き電報用台紙。
  3. 【請求項3】装飾布の模様が、生地に刺繍糸により、も
    しくは刺繍糸に加え印刷により、または印刷のみにより
    表されたものであることを特徴とする請求項2記載の装
    飾体付き電報用台紙。
  4. 【請求項4】装飾布が、上記額縁の裏面に窓孔を覆うよ
    うに、かつ、上記模様が表面から看取できるように張架
    されていることを特徴とする請求項2または3記載の装
    飾体付き電報用台紙。
  5. 【請求項5】額縁表面に、装飾模様が表されていること
    を特徴とする請求項2,3または4記載の装飾体付き電
    報用台紙。
  6. 【請求項6】額縁が、色違い層を挟み込んだ層構造の台
    紙に窓孔を開設してなり、その内周縁を、角を落として
    面取りされた状態に成形することにより、台紙の層構造
    を看取できるようにした所定の幅の内周縁斜面に形成す
    るとともに、その内周縁斜面中には上記色違い層が形成
    する枠線を表出させていることを特徴とする請求項2,
    3,4または5記載の装飾体付き電報用台紙。
  7. 【請求項7】額縁の外周縁が、角を残したままの状態と
    されていて、その側面に上記色違い層が形成する線模様
    が表出していることを特徴とする請求項2,3,4,5
    または6記載の装飾体付き電報用台紙。
  8. 【請求項8】額縁を、上記電報用台紙の表紙よりもひと
    回り小さく形成することにより、それを表紙に取り付け
    たときに、表紙の外周縁部に、上記額縁を囲繞する縦長
    方形の外周縁マージンが形成されることを特徴とする請
    求項2,3,4,5,6または7記載の装飾体付き電報
    用台紙。
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