JP3088242U - 作業用保護ヘルメットにおけるヘッドベルト - Google Patents
作業用保護ヘルメットにおけるヘッドベルトInfo
- Publication number
- JP3088242U JP3088242U JP2002000306U JP2002000306U JP3088242U JP 3088242 U JP3088242 U JP 3088242U JP 2002000306 U JP2002000306 U JP 2002000306U JP 2002000306 U JP2002000306 U JP 2002000306U JP 3088242 U JP3088242 U JP 3088242U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head belt
- ratchet
- elastic tongue
- head
- ratchet tooth
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】作業用保護ヘルメット着装者の頭部に対して簡
便、迅速に且つ調節自在に締め付け得て帽体をぐらつき
なく着装できる新規構造の作業用保護ヘルメッにおける
ヘッドベルトを提供する。 【解決手段】帽体に係止内装するヘッドベルト1の一方
端2側の所定側面に断面連続ノコギリ歯状のラチェット
歯形9を隆起形成し、他方端4側の所定側面には、前記
一方端2側を挿通可能とする貫通路13を形成し、該貫
通路13の天井面にスリット14を入れて形成した可動
弾性舌片15の下面に前記ラチェット歯形9に一方向的
に噛み合う爪形16を形成すると共に該可動弾性舌片1
5を強制的に昇動させ得る噛合解除レバー18、18を
付設してなるラチェットホルダー10を嵌合一体化し、
各々を合成樹脂にて成形してなる。
便、迅速に且つ調節自在に締め付け得て帽体をぐらつき
なく着装できる新規構造の作業用保護ヘルメッにおける
ヘッドベルトを提供する。 【解決手段】帽体に係止内装するヘッドベルト1の一方
端2側の所定側面に断面連続ノコギリ歯状のラチェット
歯形9を隆起形成し、他方端4側の所定側面には、前記
一方端2側を挿通可能とする貫通路13を形成し、該貫
通路13の天井面にスリット14を入れて形成した可動
弾性舌片15の下面に前記ラチェット歯形9に一方向的
に噛み合う爪形16を形成すると共に該可動弾性舌片1
5を強制的に昇動させ得る噛合解除レバー18、18を
付設してなるラチェットホルダー10を嵌合一体化し、
各々を合成樹脂にて成形してなる。
Description
【0001】
本考案は、作業用保護ヘルメットにおけるヘッドベルトに関するものである。
【0002】
本考案は、作業用保護ヘルメットの帽体に掛止内装するヘッドベルトを、ヘル メット着装者の頭部に対して簡便、迅速に且つ調節自在に締め付け得て帽体をぐ らつきなく着装できる新規構造の作業用保護ヘルメッにおけるヘッドベルトを提 供することを目的とするものである。
【0003】
上記目的を達成するための本考案の構成を実施の形態を用いて説明すると、本 考案の作業用保護ヘルメットにおけるヘッドベルトは、帽体に係止内装するヘッ ドベルト1の一方端2側の所定側面に断面連続ノコギリ歯状のラチェット歯形9 を隆起形成し、他方端4側の所定側面には、前記一方端2側を挿通可能とする貫 通路13を形成し、該貫通路13の天井面にスリット14を入れて形成した可動 弾性舌片15の下面に前記ラチェット歯形9に一方向的に噛み合う爪形16を形 成すると共に該可動弾性舌片15を強制的に昇動させ得る噛合解除レバー18、 18を付設してなるラチェットホルダー10を嵌合一体化し、各々を合成樹脂に て成形してなることを特徴とするものである。
【0004】
以下に、本考案の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
【0005】
図1はラチェットホルダーを嵌合一体化した状態のヘッドベルトの展開状態の 正面図、図2はラチェットホルダーの平面図、図3はラチェットホルダーの背面 図、図4はラチェットホルダーの貫通路挿入口側正面図、、図5はラチェットホ ルダーの噛合状態を示す拡大中央縦断面図、図6はヘッドベルトの一方端と他方 端の係合状態を示す拡大中央縦断面図である。
【0006】 ヘッドベルト1は、作業用保護ヘルメットにおける帽体の内部に適宜な合成樹 脂製等の連結金具を介して係止内装するものであって、その全体をポリエチレン 樹脂で略3〜5cm幅の帯状に一体成形してなるものであり、展開状態において 図1に示すように若干弓なりに曲成しており、その両端部を係合して鉢巻状に連 結形成できるように構成している。該ヘッドベルト1の内側面側には、必要に応 じてクッション性ある吸水材シートを係止装着して汗とりを図ることもできる。
【0007】 ヘッドベルト1における一方端2側に所定の等間隔をもって複数の係止孔3を 穿設している。そして、その他方端4側の所定面に所定間隔をもって係止ピン5 、5を一体に突設すると共に前記一方端側2を挿通し得る挿通バンド6をも一体 に設けており、該挿通バンド6内に一方端2側を挿通すると共に任意に選択した 係止孔2を係止ピン5、5に係合させることによってヘッドベルト本体1の両端 部を係合連結することができるよう構成している。
【0008】 ヘッドベルト1における上記の一方端2側及び他方端4側には、各々斜め下方 に分岐させた分岐端7、8を併設しており、一方端2側の分岐端7の所定側面に 断面連続ノコギリ歯状のラチェット歯形9を隆起形成している。
【0009】 他方端側4の分岐端8には、後述するブロック状のラチェットホルダー10を 嵌合一体化するための取付バンド11及びその先方に挿通バンド12を一体に突 出状形成している。
【0010】 前記ブロック状のラチェットホルダー10は、ポリアセタール樹脂で一体成形 したものであって、前記一方端2の分岐端7を挿通可能とする貫通路13を有し ており、その天井面にはコ字状のスリット14を設けることによってそのコ字状 内部を可動弾性舌片15として形成している。
【0011】 該可動弾性舌片15は、その下面に前記ラチェット歯形9に一方向的にに噛み 合う爪形16を一体に突出状に凹凸形成していると共に該ラチェットホルダー9 の前記コ字状のスリット14の両外側に位置するスリット17、17を介設して 一対の噛合解除レバー18、18を一体に付設しており、該一対の噛合解除レバ ー18、18を指先で挟圧して各々を内方向に押動させると、該噛合解除レバー 18、18の内方向に各々突設した作動片19、19が、図000に示すように 可動弾性舌片15下面のラチェット歯形9の両側縁に形成したテーパー面20、 20に圧接し、可動弾性舌片15を昇動して爪形16をラチェット歯形9との噛 み合いから離脱解放させ、ラチェットホルダー9から一方端2側の分岐端7を後 退方向に抜き出すことができるよう構成している。
【0012】 上記ラチェットホルダー9は、所定位置に係合爪21、21を有し、取付バン ド11の適応する係合小孔22、22に係入させて嵌合一体化するよう構成して いる。
【0013】 上記の本実施例においては、ヘッドベルト本体1における一方端2側及び他方 端4側には、各々斜め下方に分岐させた分岐端7、8を併設して、その一方端2 側の分岐端7の所定側面に断面連続ノコギリ歯状のラチェット歯形9を隆起形成 し、他方端側4の分岐端8に、ラチェットホルダー10を嵌合一体化した構成と なしたが、分岐端7、8を設けることなく、直接に一方端2にラチェット歯形9 を、他方端8にラチェットホルダー10を嵌合一体化する構成となすことも可能 である。
【0014】 本考案は、上記の構成になるので、ヘッドベルトを、簡便、迅速に且つ調節自 在にヘルメット着装者の頭部に締め付けて、帽体をぐらつきなく最適に着装でき ると共に全体の各部を合成樹脂にて成形し得て、大量生産に適し、製造コストの 低減化を図ることができる優れた実用的効果を有する。
【図1】ラチェットホルダーを嵌合一体化した状態のヘ
ッドベルトの展開状態の正面図である。
ッドベルトの展開状態の正面図である。
【図2】ラチェットホルダーの平面図である。
【図3】ラチェットホルダーの背面図である。
【図4】ラチェットホルダーの貫通路挿入口側正面図で
ある。
ある。
【図5】ラチェットホルダーの噛合状態を示す拡大中央
縦断面図である。
縦断面図である。
【図6】ヘッドベルトの一方端と他方端の係合状態を示
す拡大中央縦断面図である。
す拡大中央縦断面図である。
1 ヘッドベルト 2 一方端 3 係止孔 4 他方端 5 係止ピン 6 挿通バンド 7 分岐端 8 分岐端 9 ラチェット歯形 10 ラチェットホルダー 11 取付バンド 12 挿通孔 13 貫通路 14 スリット 15 可動弾性舌片 16 爪形 17 スリット 18 噛合解除レバー 19 作動片 20 テーパー面 21 係合爪 22 係合小孔
Claims (1)
- 【請求項1】 帽体に係止内装するヘッドベルト1の一
方端2側の所定側面に断面連続ノコギリ歯状のラチェッ
ト歯形9を隆起形成し、他方端4側の所定側面には、前
記一方端2側を挿通可能とする貫通路13を形成し、該
貫通路13の天井面にスリット14を入れて形成した可
動弾性舌片15の下面に前記ラチェット歯形9に一方向
的に噛み合う爪形16を形成すると共に該可動弾性舌片
15を強制的に昇動させ得る噛合解除レバー18、18
を付設してなるラチェットホルダー10を嵌合一体化
し、各々を合成樹脂にて成形してなることを特徴とする
作業用保護ヘルメットにおけるヘッドベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002000306U JP3088242U (ja) | 2002-01-25 | 2002-01-25 | 作業用保護ヘルメットにおけるヘッドベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002000306U JP3088242U (ja) | 2002-01-25 | 2002-01-25 | 作業用保護ヘルメットにおけるヘッドベルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3088242U true JP3088242U (ja) | 2002-09-06 |
Family
ID=43239560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002000306U Expired - Lifetime JP3088242U (ja) | 2002-01-25 | 2002-01-25 | 作業用保護ヘルメットにおけるヘッドベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3088242U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019218638A (ja) * | 2018-06-15 | 2019-12-26 | Dicプラスチック株式会社 | ヘッドバンド |
-
2002
- 2002-01-25 JP JP2002000306U patent/JP3088242U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019218638A (ja) * | 2018-06-15 | 2019-12-26 | Dicプラスチック株式会社 | ヘッドバンド |
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