JP3088151U - 多積層状シート - Google Patents

多積層状シート

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】主に汚れ防止用シートにおいて、透明シート多
数枚積層し、消費者が、汚れた透明シートを簡単に1層
ずつめくり取れる多積層状シートを提供する。 【解決手段】透明シート裏面の一部に無地層を残してエ
チレン酢酸ビニル共重合体5を塗工し、該透明シート3
を少なくとも2層以上積層して全体に疑似接着させ、最
下部透明シートの裏面全域に感圧性接着剤層4を設け、
該層を剥離紙2にて保護し、各層の無地層部に各積層の
順番を表示する表示片7を介在させた多積層状シート。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、汚れた際簡単に1層ずつめくり取れる多積層状シートに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来の汚れ防止用多層形状の壁紙の多くは、シート裏面に微弱接着剤を塗工し 多積層状にして加圧密着せしめる構造、もしくはシートの裏面とオレフィン系の 薄膜等をアンカーコート剤などにより接着せしめ、その上で多積層状にして加圧 密着せしめる加圧密着する積層構造が公知のものである。前者は、微弱の接着剤 を塗工する際、極度に薄い塗工を要求されるため、接着全域に対し塗工ムラが発 生しやすく管理面で課題が多い。後者は、各シートをオレフィン系の薄膜の吸着 性質のみで加圧密着させているため、積層された各シートごとの充分な接着力保 持に難がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 、透明シート裏面にエチレン−酢酸ビニル共重合体を塗工することで、必要充分 な疑似接着力を保持し、特に極度に薄い塗工を必要とせず、尚且つ、最下部透明 シート以外の透明シート裏面にエチレン酢酸ビニル共重合体を塗工しない無地層 を設け、加えて各層の無地層部に各積層の順番を表示する表示片を介在させるこ とで、消費者が、汚れた透明シートを簡単に1層ずつめくり取れる多積層状シー ト提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記考案の請求範囲に記載のとおり、下記の項からなる。
【0005】 (1)透明シート裏面の一部に無地層を残してエチレン−酢酸ビニル共重合体 を塗工し、該透明シートを少なくとも2層以上積層して全体に疑似接着させ、最 下部透明シートの裏面全域に感圧性接着剤層を設け、該層を剥離紙にて保護した 多積層状シート (2)各層の無地層部に各積層の順番を表示する表示片を介在させた請求項1 記載の多積層状シート。 (3)透明シート裏面にコロナ放電処理を設けた、請求項1、請求項2、記載 の多積層状シートからなる。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案は、以下図面によって、実施例の実施形態を詳細に説明する。 図1、図2は、多積層状シート1正面図である。表示片7は、各層シート裏面 に挿入され、表示片7についている粘着剤等で固定される。
【0007】 図3、図4は、多積層状シート1側面図である。透明シート3−1、3−2、 3−3は、熱可塑性合成樹脂製であれば特に限定はしないが、代表的にはポリエ チレンテレフタレートが耐熱性、耐油性に優れているため好適な素材となるが、 その他にも、ポリプロピレン、ポリプロピレン共重合体、ナイロン、スチレン、 アクリル共重合体、スチレン−ブチレン共重合体、ポリエチレン等が考えられる 。
【0008】 エチレン−酢酸ビニル共重合体5は、充分な接着力を確保しつつ疑似接着状態 を再現できる接着材料である。
【0009】 無地層6は、多積層状シート1の四方のいずれかの端部付近に設ける。表示片 7を挿入作業の際、各層に対しての確認と作業の効率化を図ることができ、加え て消費者が、1層分をめくり取る場合にも疑似接着を剥離する補助エリアとして も役立つ。図1、図3では、該無地層6は、製品下端部の最先端部の位置に設け ている実施例である。図2、図4では、製品下端部付近ではあるが、製品最先端 には、エチレン−酢酸共重合体5の疑似接着面を小面積残す実施例である。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の多積層状シート平面図であ
る。
【図2】他の実施例平面図の断面図である。
【図3】図1の断面図である。
【図4】図2の断面図である。
【符号の説明】
1多積層状シート 2剥離紙 3−1透明シート(最上部) 3−2透明シート(中間部) 3−3透明シート(最下部) 4感圧性接着剤層 5エチレン−酢酸ビニル共重合体 6無地層 7表示片

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明シート裏面の一部に無地層を残してエ
    チレン−酢酸ビニル共重合体を塗工し、該透明シートを
    少なくとも2層以上積層して全体に疑似接着させ、最下
    部透明シートの裏面全域に感圧性接着剤層を設け、該層
    を剥離紙にて保護した多積層状シート。
  2. 【請求項2】各層の無地層部に各積層の順番を表示する
    表示片を介在させた請求項1記載の多積層状シート。
  3. 【請求項3】透明シート裏面にコロナ放電処理を設け
    た、請求項1、請求項2、記載の多積層状シート。
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