JP3087868U - 通信用lanケーブルの包装 - Google Patents
通信用lanケーブルの包装Info
- Publication number
- JP3087868U JP3087868U JP2001005342U JP2001005342U JP3087868U JP 3087868 U JP3087868 U JP 3087868U JP 2001005342 U JP2001005342 U JP 2001005342U JP 2001005342 U JP2001005342 U JP 2001005342U JP 3087868 U JP3087868 U JP 3087868U
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- JP
- Japan
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- bundle
- cable
- heat
- shrinkable film
- lan cable
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 通信用LANケーブルの配線施工時、線の曲
がり形状を緩やかにしケーブルの電気特性を維持すると
同時に束巻包装を簡素化する。 【解決手段】 束形状が変形しないように結束バンド4
で二箇所を止め束巻き製品の外周に沿わせて熱収縮フィ
ルムを巻きつけ、束の両側から高温の熱風を加えると側
面の熱収縮フィルムが収縮し束側面に沿って覆われるの
で、その後冷却すると束形状に合った包装体が仕上が
る。束内側は開放した状態に成っているので回転体付き
架台に乗せケーブルを内側から引き出す事に最適な状態
の包装となる。
がり形状を緩やかにしケーブルの電気特性を維持すると
同時に束巻包装を簡素化する。 【解決手段】 束形状が変形しないように結束バンド4
で二箇所を止め束巻き製品の外周に沿わせて熱収縮フィ
ルムを巻きつけ、束の両側から高温の熱風を加えると側
面の熱収縮フィルムが収縮し束側面に沿って覆われるの
で、その後冷却すると束形状に合った包装体が仕上が
る。束内側は開放した状態に成っているので回転体付き
架台に乗せケーブルを内側から引き出す事に最適な状態
の包装となる。
Description
【0001】
本考案は、通信用LANケーブルの束巻品を熱収縮フィルムを使用して包装し 配線施工の引き出し時の屈曲を防ぐ効果を持たせる事ができる電線の包装に関す るものである。
【0002】
通信用LANケーブルの包装方法としては、紙製のボビン(以下ボビンという )にケーブルを巻き付けたうえ段ボールケースに収納するタイプ、または束巻品 を段ボールケースに収納しているタイプがある。 ケーブルを使用する時には、段ボールケースに設けてある取出し口からケーブ ルを引き出して使用する。 その後ケーブルを使い切るまでケースのまま使用出来るようになっている。
【0003】
段ボールケースに収納されたボビンの場合、段ボールケースの大きさの関係で ボビンの内径を小さくせざるを得ず、ケーブルを引き出した場合に図1の様な曲 げの形が残り、急激な曲げ部分が発生し易い。 また束巻品を段ボールケースに入れたものは、取出し口から引き出しそのまま 引き上げると図2の様にケーブルの巻き癖が残り、らせん状になってしまう。 通信用LANケーブルの場合極端な捻れや曲げは電気特性の低下を招くため、 ケーブルの引出し時に捻転したり巻き癖が残らない包装方法が必要となる。
【0004】
通信用LANケーブルを段ボールケースに収納されたボビンから引出した時に 巻き癖を緩やかにするにはボビンの巻径を大きくする必要があるが、段ボールケ ースの容積が大きくなりすぎるため困難である。 また束巻品の場合は、引出した時に機械的曲げ半径を緩やかになるようにする ためには束径を大きく取る事により達成出来るが、上述のボビンと同様に段ボー ルケースの大きさで制限を受けやすくなる。 また束巻品は、捻れの問題があるので回転体付き架台に乗せて引き出せば束内 径に沿って水平に取り出す事が出来るため捻れや巻き癖が発生しない。 よって束径がケーブル性能に応じて任意に取れ、かつ回転体付き架台に乗せら れる包装方法としては収納容積の大きくなる段ボールケースによる包装は不向き になるので、任意の束径に応じて包装が出来かつ小容量に成る熱収縮フィルムを 使用した包装方法をとる。
【0005】
通信用LANケーブルの配線施工の引き出し時に、ケーブルの曲げストレスを 緩やかにすることができる。
【0006】
通信用LANケーブルCAT5を内径250mm、巾100mmにして標準条 長の300mの束巻にすると外径約470mmの束が出来あがる。 その束巻き製品の外周に沿わせて熱収縮フィルムを巻き、熱処理することによ り束形状に合った包装体に仕上げる。 束内側は開放した状態にして回転体付き架台に乗せケーブルを内側から引き出 す。(図3)。
【0007】
通信用LANケーブルの配線施工の引き出し時には、急な曲げ部分や捻れは電 気特性を低下させるので、熱収縮フィルムを使用した束巻品であれば図3にある ように、回転体付き架台に乗せて引き出す事により曲げや捻れが発生しない方法 として選択できる包装方法となる。 従来形のボビン巻入り段ボールケース形や、束巻入りの段ボールケース形に比 べ簡単に内径の設定ができるので、束巻き包装し製品化する事が出来る。 また荷姿が熱収縮フィルムを使用した事で小容積で済ませられることと、熱収 縮フィルムには外的衝撃に対する緩和機能がありケーブルを使い切るまで使用が できる点は段ボールケース形と同等である。
【提出日】平成13年10月30日(2001.10.30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
本考案は、通信用LANケーブルの束巻品をそのまま使用して配線施工を行う と引き出し時に屈曲や捻じれが生じるので回転体付き架台を使用する事で防止す ることができるが、架台に装着するとき包装を解かずに載せる事ができ更に任意 の束巻径に容易に被覆できる熱収縮フィルムを通信用LANケーブルの包装に使 用した電線に関するものである。
【0002】
通信用LANケーブルの梱包としては、紙製のボビン(以下ボビンという)に ケーブルを巻き付けたうえ段ボールケースに収納するタイプ、または束巻品を段 ボールケースに収納しているタイプがある。 ケーブルを使用する時には、段ボールケースに設けてある取出し口からケーブ ルを引き出して使用する。 その後ケーブルを使い切るまでケースのまま使用出来るようになっている。
【0003】
段ボールケースに収納されたボビンの場合、段ボールケースの大きさの関係で ボビンの内径を小さくせざるを得ず、ケーブルを引き出した場合に図1の様な曲 げの形が残り、急激な曲げ部分が発生し易い。 また束巻品を段ボールケースに入れたものは、引き出し口から引き出しそのま ま引き上げると図2の様にケーブルの巻き癖が残り、らせん状になってしまう。 通信用LANケーブルの場合極端な捻れや曲げは電気特性の低下を招くため、 ケーブルの引き出し時に捻転したり巻き癖が残らない梱包が必要となる。
【0004】
通信用LANケーブルを段ボールケースに収納されたボビンから引き出した時 に巻き癖を緩やかにするにはボビンの巻径を大きくする必要があるが、段ボール ケースの容積が大きくなりすぎるため困難である。 また束巻品の場合は、引出した時に機械的曲げ半径を緩やかになるようにする ためには束径を大きく取る事により達成出来るが、上述のボビンと同様に段ボー ルケースの大きさで制限を受けやすくなる。 また束巻品は、図2の様に引き出した時に捻れの問題も生じる。 しかし、回転体付き架台に乗せて引き出せば束内径に沿って水平に取り出す事が 出来るため捻れや巻き癖の発生が無くなる。 よって束径がケーブル性能に応じて任意に取れ、かつ回転体付き架台に乗せら れる梱包としては収納容積の大きくなる段ボールケースによる包装は不向きにな るので、任意の束径に応じて包装が出来かつ小容量に成る熱収縮フィルムを使用 した包装をすると解決出来る。
【0005】
通信用LANケーブルの配線施工の引き出し時に、ケーブルの曲げストレスを 緩やかにすることができる。
【0006】
通信用LANケーブルCAT5を回転体付き架台に乗せやすい形状の内径25 0mm、巾100mmにして標準条長の300mの束巻にすると外径約470m mの束が出来あがる。 図3のように束形状が変形しないように結束バンド4で二箇所を止め束巻き製 品の外周に沿わせて熱収縮フィルムを巻きつけ、束の両側から高温の熱風を加え ると図4のように側面の熱収縮フィルムが収縮し束側面に沿って覆われるので、 その後冷却すると図5の束形状に合った包装体が仕上がる。 束内側は開放した状態に成っているので図6の回転体付き架台に乗せケーブル を内側から引き出す事に最適な状態の包装となる。
【0007】
通信用LANケーブルの配線施工の引き出し時には、急な曲げ部分や捻れは電 気特性を低下させるので、熱収縮フィルムを使用した束巻品であれば図6に示す ように、回転体付き架台に乗せて引き出す事により曲げや捻れが発生しなくなる 。 従来形のボビン巻入り段ボールケース形や、束巻入りの段ボールケース形に比 べ簡単に内径の設定ができるので、束巻き包装し製品化する事が出来る。 また荷姿が熱収縮フィルムを使用した事により小容積で済ませられる事と、熱 収縮フィルムには外的衝撃に対する緩和機能がありケーブルを使い切るまで使用 ができる点は段ボールケース形と同等である。
【図1】通信用LANケーブルボビン巻入りの段ボール
ケース荷姿傾斜図
ケース荷姿傾斜図
【図2】通信用LANケーブル束巻入りの段ボールケー
ス荷姿傾斜図
ス荷姿傾斜図
【図3】通信用LANケーブル熱収縮フィルム包装の使
用例傾斜図
用例傾斜図
1 段ボールケース 2 紙製ボビンの軸受け 3 本考案の通信用LANケーブルの包装形態 4 回転体付き架台
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年10月30日(2001.10.
30)
30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 通信用LANケーブルの包装
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】通信用LANケーブルボビン巻入りの段ボール
ケース荷姿傾斜図
ケース荷姿傾斜図
【図2】通信用LANケーブル束巻入りの段ボールケー
ス荷姿傾斜図
ス荷姿傾斜図
【図3】熱収縮フィルム被覆の傾斜図
【図4】熱収縮フィルム熱処理過程の傾斜図
【図5】熱収縮フィルム被覆後の傾斜図
【図6】通信用LANケーブル使用例の傾斜図
【符号の説明】 1 段ボールケース 2 紙製ボビンの軸受け 3 通信用LANケーブル束巻き品 4 結束バンド 5 熱収縮フィルム 6 通信用LANケーブル製品 7 回転体付き架台
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【手続補正書】
【提出日】平成14年3月12日(2002.3.1
2)
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (1)
- 【請求項1】 通信用LANケーブルの束形状に沿って
熱収縮フィルムを被覆し束内側は開放して包装してあ
る。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005342U JP3087868U (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 通信用lanケーブルの包装 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005342U JP3087868U (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 通信用lanケーブルの包装 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3087868U true JP3087868U (ja) | 2002-08-23 |
Family
ID=43239197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001005342U Expired - Fee Related JP3087868U (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 通信用lanケーブルの包装 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3087868U (ja) |
-
2001
- 2001-07-05 JP JP2001005342U patent/JP3087868U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |