JP3087862B2 - ガイドワイヤー - Google Patents

ガイドワイヤー

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JP3087862B2
JP3087862B2 JP03278468A JP27846891A JP3087862B2 JP 3087862 B2 JP3087862 B2 JP 3087862B2 JP 03278468 A JP03278468 A JP 03278468A JP 27846891 A JP27846891 A JP 27846891A JP 3087862 B2 JP3087862 B2 JP 3087862B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガイドワイヤーにかか
り、詳しくはカテーテルの交換などの場合に、延長する
ことができるガイドワイヤーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、血管形成術、血管造影
術、弁膜成形術などの心血管処理を行なう際、心血管内
へのカテーテルの配置を容易にするために、ガイドワイ
ヤーが用いられている。
【0003】一方、上記のような心血管処理を行なう
際、数種のカテーテルを使用して、治療しなければなら
ないことがあり、そのような場合には、一旦挿入されて
いるカテーテルを抜去しなければならない。この時、先
に挿入されていたガイドワイヤーがカテーテルとともに
抜け出ないようにするために、前記先に挿入されている
ガイドワイヤーの基端部に、さらにワイヤーを接続し、
相対的にガイドワイヤーからカテーテルを後退させ、カ
テーテルを抜き去る。
【0004】このように、カテーテルを交換する際に使
用される延長用のワイヤーの接続部分の構造は、特開昭
62−68465号および特開平2−4390号の各公
報に記載されている。
【0005】前記特開昭62−68465号に記載され
ている構造では、延長用のワイヤーを接続する際に、ク
リンプ装置といった特別の接続装置が必要であるといっ
た欠点があり、また、クリンプすることによって接続部
に段差が生じ、カテーテルが交換の際に引っ掛かって、
作業がやりりにくくなる。さらに交換後に離脱する場合
には、切断しなければならず、繰り返し使用することが
できないといった欠点がある。
【0006】また特開平2−4390号公報に記載され
ている構造では、管状部材に、波型に成形された小直径
部を挿脱する構造であり、繰り返し使用できる利点はあ
るが、挿脱を繰り返すうちに、小直径部の波型形状がへ
たって、接合強度が低下するといった欠点がある。ま
た、第2の実施例に示されているような小直径部の外周
面に、複数の突起を設けた場合でも、繰り返し使用によ
って突起が摩耗するため、同様の問題が生ずる。さら
に、小直径部の挿脱の際や、挿入連結時に、小直径部の
基端に曲げ荷重が集中しやすく、該小直径部の基端部で
折れやすいといった欠点がある。ガイドワイヤーの径
は、通常0.5mm程度の小径であり、管状部材も同様に
外径は細く形成されているので、使用中に潰れて開口部
が変形し、小径部が挿入できなくなるといったトラブル
が生じやすい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、長期
に渡り、繰り返し使用が可能で、延長用ワイヤーの着脱
が容易にできるガイドワイヤーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的は、以下
の本発明により達成される。即ち、
【0009】(1)基端を接続端とし、先端から人体の
管腔内に挿入される主ワイヤーと、先端を接続端とし、
前記主ワイヤーの接続端に先端が接続される延長ワイヤ
ーと、前記主ワイヤーまたは延長ワイヤーのいずれか一
方の接続端を構成する管状接合部と、他方の接続端を構
成し、前記管状接合部内に着脱自在に嵌入される棒状接
合部とから構成されるガイドワイヤーであって、前記棒
状接合部は径が先端へ向けて細くなるテーパー面を有
し、前記管状接合部は、内周壁に突出し、前記棒状接合
部の周面に接触する複数の凸部を有し、該複数の凸部の
各高さは、前記棒状接合部のテーパー面に合わせて、管
状接合部の先端開口部側の凸部より、棒状接合部の嵌入
方向側の凸部が高くなっていることを特徴とするガイド
ワイヤー。
【0010】(2)前記凸部は、前記管状接合部の内周
壁の周方向に連続的に形成されて小径部を構成し、前記
管状接合部の軸方向に複数配設されている上記(1)に
記載のガイドワイヤー。
【0011】(3)前記凸部は、前記管状接合部の内周
壁に散点状に配置されている上記(1)に記載のガイド
ワイヤー。
【0012】(4)前記棒状接合部のテーパー面のテー
パー角は、0.2°〜1.5°の範囲である上記(1)
〜(3)のいずれかに記載のガイドワイヤー。
【0013】(5)前記管状接合部および/または棒状
接合部は超弾性合金を構成要素とする上記(1)〜
(4)のいずれかに記載のガイドワイヤー。
【0014】(6)前記管状接合部と前記棒状接合部と
が嵌合している時の引っ張り方向の接合強度は、0.2
〜1.5kg程度である上記(1)〜(5)のいずれかに
記載のガイドワイヤー。
【0015】
【作用】人体の管腔に挿入された主ワイヤーを交換する
ことなく、例えば、主ワイヤーに沿って挿入されている
カテーテル等を交換するためには、主ワイヤーを延長す
る必要があり、ここで延長ワイヤーが接続される。主ワ
イヤーの基端と延長ワイヤーの先端に設けられた管状接
合部と棒状接合部を接続して、主ワイヤーに延長ワイヤ
ーを接続する。
【0016】棒状接合部はテーパー面が、管状接合部内
に挿入され、この時管状接合部内に形成されている複数
の凸部が前記テーパー面と接触して、接合状態を維持す
る。このような、接続構造とすることによって、延長ワ
イヤーの接続、離脱が容易で、繰り返し使用が長期的に
可能なガイドワイヤーが提供される。
【0017】
【具体的構成】以下、添付図面に基づいて、本発明の好
適実施例について詳述する。
【0018】図1は、主ワイヤー1と延長ワイヤー2と
が接続されている状態を示す、接続部分3の側面断面図
である。
【0019】主ワイヤー1は、経皮的挿入法によって大
腿部の大動脈より人体に挿入され、例えば心臓の冠状動
脈内の目的部位まで挿入し、留置される。主ワイヤー1
は、細長い軸部10と、他の部分に比較して特に柔軟に
構成されている先端部111(図4)と、基端部12と
から構成されている。
【0020】前記基端部12の先端には、細径部121
が形成され、該細径部121には管体40が嵌合され、
前記接続部分3を構成する管状接合部4が設けられてい
る。そして、管体40と主ワイヤー1の細径部121と
の嵌合部分は、端部においてろう付され、固定されてい
る。
【0021】この管状接合部4は、前記主ワイヤー1の
細径部121との嵌合端41の反対側が開放され、該開
放端42に後述する棒状接合部5が挿入される。管状接
合部4の内周壁43には、図1または図2に示されてい
るように、前記挿入された棒状接合部5の外周面に接触
する凸部44が形成されている。図1および図2に示さ
れている実施例においては、前記凸部44は、管状接合
部4の外周面を外側から絞り込んで、内周壁43を内側
に突出させることによって形成される。従って、凸部4
4は、内周壁43上に連続し、管状接合部4の内径を極
部的に小さくする小径部440を形成する。この小径部
440は、一定間隔で複数個形成されている。各小径部
440の内径は、開放端42から嵌合端41へ向けて、
漸減している。このような小径部440の数は、2つ以
上であることが好ましい。
【0022】一方、延長ワイヤー2の先端には棒状接合
部5が設けられている。該棒状接合部5は、先端へ向け
て径が漸減するテーパー面51を有している。該テーパ
ー面51の基端側は、図1および図3に示されているよ
うに、延長ワイヤー2の外周面に連続しているため、テ
ーパー面51によって構成される棒状接合部5は、管状
接合部4への挿脱の際に、折れにくいといった利点があ
る。
【0023】管状接合部4と棒状接合部5の接続状態
で、このテーパー面51に、前記小径部440が全て接
触するように、前記小径部440の内径の漸減率が決め
られている。即ち、各小径部440の内側端辺を、軸方
向に結んだ直線は、前記テーパー面に合致するように構
成されている。
【0024】上記テーパー面と、棒状接合部5の軸線と
のなす角であるテーパー角θは0.2〜1.5°程度、
好ましくは0.2〜0.8°程度であるとよい。1.5
°程度より大きくなると、接続部分3の結合強度が弱く
なり、0.2°程度より小さくなると、やはり結合強度
が弱くなり接続しにくくなる。
【0025】上記棒状接合部5のテーパー面の具体的寸
法は、例えば、テーパー面の長さは1〜5mm程度でよ
い。延長ワイヤー2の構成材料としては、ステンレス鋼
(好ましくは、バネ用高張力ステンレス鋼)、ピアノ線
(好ましくは、ニッケルメッキあるいはクロムメッキが
施されたピアノ線)、または超弾性合金などが挙げられ
る。
【0026】超弾性合金としては、49〜58原子%N
iのTi−Ni合金、38.5〜41.5重量%Znの
Cu−Zn合金、1〜10重量%XのCu−Zn−X合
金(X=Be、Si、Sn、Al、Ga)、36〜38
原子%AlのNi−Al合金等の超弾性金属体が好適に
使用される。このうちでも、特に好ましくは、上記のT
i−Ni合金である。なお、このような材料は、前記管
状接合部4についても同様ように使用することが好まし
い。
【0027】棒状接合部5は、既述のとおり、滑らかな
テーパー面51を有し、応力が集中する部分が生じにく
い形状であるため、棒状接合部5を管状接合部4に挿脱
する際に折れにくく、特に前記超弾性合金により構成す
れば、さらに強度が強くなり、長期間にわたって繰り返
し使用が可能となる。
【0028】また、管状接合部4の周面に形成された前
記凹部45、および内周壁43の周方向に連続して形成
された凸部44によって、管状接合部4の径方向に加わ
る圧力に対する強度が向上する。このため、管体40が
径方向に潰れて、接続ができなくなるといったトラブル
が防がれる。
【0029】上記管状接合部4の内周壁43に形成され
た凸部44や、外周面に形成された凹部45は、管状接
合部4を構成する管体40に対し、外側から凹部形成部
分を絞めつけて塑性変形させることによって形成するこ
とができ、小径の管体でも、加工が簡単で、かつ一回の
工程で、凸部44と凹部45を同時に形成することがで
きるといった利点がある。
【0030】さらに、管状接合部4と棒状接合部5とが
接合されている時の引っ張り力に対する接合強度は、
0.2〜1.5kg程度であることが好ましい。接合強度
が0.2kgより小さいと、カテーテルの交換作業中に、
延長ワイヤー2が離脱してしまうことがあり、1.5kg
より大きいと、素手による離脱が困難となって、取扱が
かえって面倒となるからであり、上記範囲内であれば、
カテーテルの交換作業中に延長ワイヤー2が離脱するこ
となく、安全に作業が遂行でき、かつ離脱時には容易に
延長ワイヤー2を取り外すことができる。
【0031】このような、接合強度の調節は、テーパー
面同士の面接触によらず、テーパー面51に対して、上
記のように管状接合部4内に複数の凸部44を設けて、
線または、後述するような点接触する構造とすることに
より調節することができる。
【0032】上記テーパー形状による嵌合構造とするこ
とによって、挿脱時の凸部44とテーパー面51との摺
接が少なくなり、凸部44やテーパー面51における接
触部分での摩耗が少なく、繰り返し使用によるガタも生
じにくいといった効果が有る。
【0033】主ワイヤー1および/または延長ワイヤー
2の外周面に、ポリテトラフルオロエチレン等の低摩擦
材料を被覆するなど潤滑化処理をして、カテーテルの交
換を容易とするようにすることもできる。
【0034】次に、以上のように構成されたガイドワイ
ヤーの作用を説明すると、カテーテル6を使用する際
に、ガイドカテーテルおよびイントロジューサ(図示せ
ず)を通して、図4に示されているように、拡張体付カ
テーテルと共に主ワイヤー1を大動脈7を介して、患者
の心血管の中に導入する。このとき、主ワイヤー1は、
拡張体付カテーテルのガイドワイヤー挿通用ルーメン内
に留置されている。冠状動脈血管形成術を実施する際
に、ガイドカテーテルの先端を心臓8の冠状動脈口の中
に配置し、拡張体付カテーテルがガイドカテーテルの先
端に近接するまで前進させる。
【0035】拡張体付カテーテル6を保持している間
に、主ワイヤー1の先端を拡張体付カテーテル6の先端
から突出させて、さらに前進させる。主ワイヤー1を、
回転させながら前進させ、特定の動脈中に挿入する。主
ワイヤー1の先端を、目的部位を通過して前進させ、次
に拡張体付カテーテル6を前進させて、その拡張体部分
を前記目的部位に位置させる。
【0036】この時、主ワイヤー1の基端部12は、患
者の身体の外部に残っており、さらに、拡張体付カテー
テル6の基端に設けられているその他のアダプターの外
側まで延出されている。
【0037】拡張体付カテーテル6を交換する場合に
は、主ワイヤー1の基端部12に設けられている管状接
合部4に、延長ワイヤー2の先端に設けられている棒状
接合部5を挿入して、延長ワイヤー2を接続し、主ワイ
ヤー1の長さを延長する。
【0038】そして、延長された部分を保持しながら、
拡張体付カテーテル6を抜去する。このような方法によ
り主ワイヤー1の挿入位置を維持しつつ、拡張体付カテ
ーテル6のみを抜き去るためには、延長ワイヤー2を接
続した後のガイドワイヤーの体外に出ている部分の長さ
が、交換するカテーテル6の長さより長くなければなら
ない。
【0039】挿入されていたカテーテル6を抜き去った
後に、交換するカテーテルを、延長されたガイドワイヤ
ーに沿って挿入する。このとき、挿入するカテーテルの
ガイドワイヤー挿通用ルーメン内に、前記延長したガイ
ドワイヤーを挿入し、ガイドワイヤーに対して、相対的
にカテーテルを前進させることにより、カテーテルを目
的部位まで到達させることができる。そして、そのカテ
ーテルの基端部が接合部分3を通過した時に、前記管状
接合部4から棒状接合部5を抜き取る。以上の操作にお
いて、主ワイヤー1の体内における位置は変更されな
い。
【0040】以上説明した、ガイドワイヤーの軸部10
の径d1 は、0.2〜0.5mm程度、また棒状接合部5
先端の径d2 は、0.08〜0.2mm程度、管状接合部
4の外径は、前記軸部10に合わせて、0.2〜0.5
mm程度、内径d3 は、0.1〜0.4mm程度、接続部分
の長さLは10〜30mm程度であるとよい。
【0041】図5は他の実施例を示す一部断面側面図で
ある。この実施例においては、管状接合部4の内周壁4
3に形成される凸部44は、山形に突出し、該凸部44
に対応する管状接合部4の外周面には、ディンプル状の
凹部45が形成されている。
【0042】本実施例の凸部44は、例えば千鳥状など
散点状に配置されている。この凸部44も、開放端42
側が低くなるように形成され、前記実施例と同様に、棒
状接合部5が接続している状態で、このテーパー面51
に、前記凸部44が全て接触するように、前記凸部44
の突出量の漸減率が決められている。即ち、各凸部44
の頂点を、軸方向に結んだ直線は、前記テーパー面に合
致するように構成されている。
【0043】上記凸部44の数は、3〜15個程度ある
とよい。この数を増減することによって管状接合部4と
棒状接合部5の接合強度を調節することができるといっ
た利点がある。
【0044】なお、以上説明した2つの実施例において
は、管状接合部4の外径と、主ワイヤー1および延長ワ
イヤー2の外径は、ほぼ同一である。このため、主ワイ
ヤー1と延長ワイヤー2とを接続した状態でのカテーテ
ルの交換作業は、接続部分3に段部が形成されていない
ので、接続部分3にカテーテルを引っ掛けることなく、
迅速に進めることができる。
【0045】さらに、管状接合部4の周面には、凹部4
5が形成されているため、接続された管状接合部4と棒
状接合部5を離脱させるときの、手の滑りを抑制し、離
脱操作を容易するといった利点がある。
【0046】上記管状接合部4と棒状接合部5は、主ワ
イヤー1と延長ワイヤー2の接続端部のいずれの側に取
り付けられていても良い。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガイドワ
イヤーによれば、延長ワイヤーの接続、離脱作業を容易
迅速にすることができ、かつ従来のガイドワイヤーより
も長期間に渡って使用することが可能であるといった効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】主ワイヤーと延長ワイヤーとが接続されている
状態を示す、接続部分の側面断面図である。
【図2】管状接合部の断面側面図である。
【図3】棒状接合部の側面図である。
【図4】人体内に主ワイヤーとカテーテルを挿入してい
る状態を示す模式図である。
【図5】他の実施例を示す接続部分の部分断面側面図で
ある。
【符号の説明】
1 主ワイヤー 10 軸部 11 先端部 12 基端部 121 細径部 2 延長ワイヤー 3 接続部分 4 管状接合部 40 管体 41 嵌合端 42 開放端 43 内周壁 44 凸部 440 小径部 45 凹部 5 棒状接合部 51 テーパー 6 カテーテル 7 大動脈 8 心臓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 25/01

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端を接続端とし、先端から人体の管腔
    内に挿入される主ワイヤーと、 先端を接続端とし、前記主ワイヤーの接続端に先端が接
    続される延長ワイヤーと、 前記主ワイヤーまたは延長ワイヤーのいずれか一方の接
    続端を構成する管状接合部と、 他方の接続端を構成し、前記管状接合部内に着脱自在に
    嵌入される棒状接合部とから構成されるガイドワイヤー
    であって、 前記棒状接合部は径が先端へ向けて細くなるテーパー面
    を有し、 前記管状接合部は、内周壁に突出し、前記棒状接合部の
    周面に接触する複数の凸部を有し、 該複数の凸部の各高さは、前記棒状接合部のテーパー面
    に合わせて、管状接合部の先端開口部側の凸部より、棒
    状接合部の嵌入方向側の凸部が高くなっていることを特
    徴とするガイドワイヤー。
  2. 【請求項2】 前記凸部は、前記管状接合部の内周壁の
    周方向に連続的に形成されて小径部を構成し、前記管状
    接合部の軸方向に複数配設されている請求項1に記載の
    ガイドワイヤー。
  3. 【請求項3】 前記凸部は、前記管状接合部の内周壁に
    散点状に配置されている請求項1に記載のガイドワイヤ
    ー。
  4. 【請求項4】 前記棒状接合部のテーパー面のテーパー
    角は、0.2°〜1.5°の範囲である請求項1〜3の
    いずれかに記載のガイドワイヤー。
  5. 【請求項5】 前記管状接合部および/または棒状接合
    部は超弾性合金を構成要素とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載のガイドワイヤー。
  6. 【請求項6】 前記管状接合部と前記棒状接合部とが嵌
    合している時の引っ張り方向の接合強度は、0.2〜
    1.5kg程度である請求項1〜5のいずれかに記載のガ
    イドワイヤー。
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