JP3087572U - 二層連結施錠具 - Google Patents

二層連結施錠具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上、下施錠体を同時に開錠するには、二組の
施錠具を同時に回転させる必要がある二層連結施錠具を
提供する。 【解決手段】 主にハウジング12、上、下施錠体1
5,16、連接板17、カギ13を含む。該ハウジング
は中央空間において二組の独立した上記施錠体を嵌合設
置し、該二個の施錠体間は連接板により連結し、該ハウ
ジング内部に設置する上施錠体中央にはカギが貫通する
カギ挿入孔33を設置する。これにより、平板カギ23
は該下施錠体のカギ挿入孔中に挿入される。カギの末端
には別に筒型カギ21を設置し、該筒型カギは該施錠具
前端の環状カギ溝中に挿入され、該上、下施錠体を同時
に開錠する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の施錠具に関する。特に一種の上、下施錠体を同時に開錠するに は、二組の施錠具を同時に回転させる必要がある二層を連結した施錠具に係る。
【0002】
【従来の技術】
公知の筒状施錠具は、ハウジング内縁の台面にそれぞれ上、下球台を設置し、 該上、下球台間においてそれぞれ対称的な錠球孔を形成する。該錠球孔は前錠球 、後錠球及びバネを設置し、普段は該錠球孔内のバネを利用し、該ハウジング前 端の定位縁位置において該前錠球の端部を持ち上げ、該前錠球の長短を利用し、 不正なカギによる開錠を防止している。 カギを筒状施錠具に挿入し開錠する時には、該筒状施錠具前端外縁の開錠溝は 該前錠球の前方移動を駆動し、該上球台と該下球台境界面位置の前錠球と後錠球 において、回転開錠可能なスリット面を呈する。さらに、筒型カギ内縁の回転駆 動板を利用し該球台の回転を駆動し、該筒状施錠具は該上球台の伝動軸を利用し 末端駆動アーム板の回転を駆動する。 上記公知の施錠具は、施錠具ハウジング内の錠片或いは錠球構造の差異により 、施錠具を開けるカギの構造が異なり、該構造が異なれば施錠の機能もまた異な る。 該公知の錠片式施錠具構造は、構造及び組合せが単純であって、製造の精密度 が高く、破壊による不正開錠を除外すれば、万能カギでの任意な開錠がなされに くい施錠具である。 しかし、公知の施錠具においては、錠球の構造特性に応じて、各種異なる形態 の施錠具に区分され、各種形態の施錠具はそれぞれその特色を具えるが、その特 性は、商品がある期間販売されると、その施錠原理は瞬く間に見破られ、容易に 不正開錠を許すようになってしまう。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 上記公知構造の欠点を改善するため、本考案は二層連結施錠具の提供を課題と する。 それは、同一のハウジング中央の空間において二組の異なる形態の施錠体を設 置し、該二個の施錠体間は連接板により連結し、カギは二組の異なる形態の施錠 体を同時に開錠するには、内部の錠芯を同時に連動する必要がある。 またそれは、施錠具の端面、円柱面中央において下施錠体にまで貫通するカギ 挿入孔を設置し、該円柱面と該ハウジング端面の円孔間には筒型カギを挿入する 環状カギ溝を設置する。該施錠具を開錠するカギは、筒型カギの中央において平 板カギを設置する。施錠具の開錠時、該平板カギにより施錠具の内層の下施錠体 に挿伸し、同時に該筒型カギは外層の上施錠体に挿入する必要があり、同時に上 、下施錠体の錠球及び錠片を開錠位置まで移動しなければ、内部の錠芯の回転を 連動することはできない。 さらにそれは、施錠具ハウジング内縁の空間前端柱面において、上施錠体の構 成部品を組合せ設置する。後端柱面には下施錠体の構成部品を組合せ、上、下施 錠体間は連接板により一体に連結され、該ハウジング柱面に設置する二個の施錠 体はカギにより同時に開錠される必要があり、さもなくば内部の錠芯の回転を連 動することはできない。 また、その二個の施錠体間に設置する連接板は、中央が上施錠体の可動施錠ア イテムにおいて係接し、該連接板の外縁には制限溝及びガイド溝を設置し、錠ロ ッドの端部は水平に設置される。施錠具にカギを挿入し、同時に開錠する時、該 連接板外縁の制限溝と錠ロッドの連結により制限し、施錠具内部の二個の施錠体 は連結され、同時に開錠しなければ内部の錠芯の回転を連動することはできない 。 さらに、そのハウジング内部に設置する二個の施錠体は、カギの二段設計に対 応し、下施錠体中央に設置するカギ挿入孔は上施錠体のカギ挿入孔よりやや小さ く設置し、カギをハウジング面板方向に挿入する時、阻害が生じることはない。 さらに、そのハウジング内部に設置する二個の施錠体の内、該下施錠体設置の 形態は排列片式錠芯或いは類似の錠芯を採用し設置し、該上施錠体設置の形態は 管状の錠芯形態或いは類似の錠芯を採用し設置する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は下記の二層連結施錠具を提供する。 それは主にハウジング、前施錠体、後施錠体、連接板、カギを含む。 該ハウジングは中央に該二個の前後施錠体を設置する空間を具え、外端面中央 には円孔を設置し、該円孔と該施錠体可動施錠アイテムは環状カギ溝を形成する 。該前施錠体は該ハウジング中央の柱面空間の外端に設置し、該後施錠体は該ハ ウジング中央の柱面空間の内端に設置し、外端には錠芯を連接する。該連接板は 中央を該前施錠体内縁端の短柱面上において嵌接し、外縁には開錠溝及びブラケ ットを設置し、該後施錠体の錠ロッド一端は該溝面において水平に設置される。 該カギは筒型カギと平板カギにより構成し、該平板カギは該前施錠体中央のカギ 挿入孔を貫通し、該後施錠体中央のカギ挿入孔中に至る。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1、2、3が示すように、本考案施錠具11はハウジング12中央において 、施錠体15、16を具える柱面53を設置し、該ハウジング12前端板面中央 には円孔25を設置する。該施錠体15、16は該ハウジング12の柱面53中 において設置し、該施錠具11の中央において、カギ挿入孔54及び環状カギ溝 55を形成する。該カギ挿入孔54より、長めの平板カギ23を内部の施錠体1 6のカギ挿入孔49に挿入し、施錠具を開錠する。該環状カギ溝55はカギ溝2 4より挿入し、該上施錠体15を押し上げ開錠する。該二個の施錠体15、16 間には連接板17を設置し、該二個の施錠体15、16を連結する。これにより 、カギ13は該上、下施錠体15、16のカギ溝に挿入され、末端の錠芯50の 回転を同時に連動する。
【0006】 次に図1、2、3、4が示すように、該施錠具11のハウジング12は、その 外柱面において該施錠具11に対応した位置形態で、一種の外ネジ刻み形態を呈 する。 該ハウジング12は中央の一端において開放状の柱面53を設置し、該柱面5 3の底縁中央には貫通状の円孔25及びカギを挿入するガイド溝を形成する。 該円孔25は該施錠体15において該ハウジング12の上端柱面53に設置さ れる時、該ハウジング12側縁は短挿入ピン51により該円孔25を貫通し、該 施錠体15は固定施錠アイテム28の固定孔37と結合し、該施錠体15は該ハ ウジング12の柱面53前端において固定される。該ハウジング12端面の円孔 25と該施錠体15の前端円柱29間には環状カギ溝55を形成し、該筒型カギ 21の挿入及び開錠に用いる。 該施錠具11のハウジング12は、該柱面53の底縁面上において対称する係 合溝26を設置する。該係合溝26は該施錠体15に対応し管状の錠芯形態によ り設置され、該施錠体15を該ハウジング12の柱面53において設置する時、 該施錠体15の複数の上錠球38端部は上方に移動し圧力を加える。該施錠体1 5は、該下錠球39の可動施錠アイテム27と固定施錠アイテム28間において 生じる嵌合固定、及び該上錠球38の該可動施錠アイテム27と該ハウジング1 2の柱面53内端面係合溝26において生じる嵌合固定を利用し、不正開錠防止 機能を強化する。
【0007】 該ハウジング12前端の施錠体15は公知の管状錠芯を採用し、後端の施錠体 16は配列片式錠芯或いは類似の錠芯を採用し設置する。該二個の施錠体15、 16は同一中心線上に配列し、カギ13の開錠に供する。 該二個の施錠体15、16の構造設置に対応し、該施錠体15の可動施錠アイ テム27中央において反対端にまで貫通するカギ挿入孔33を設置し、該カギ1 3の平板カギ23は該カギ挿入孔33を貫通する。 該カギ13は該二個の施錠体15、16を同時に開錠可能である。該カギ13 は筒型カギ21及び平板カギ23により構成し、該筒型カギ21中央において、 該平板カギ23端部を挿接、結合する挿入溝(図示なし)を設置する。該カギ1 3の外縁には円孔18を設置する。該平板カギ23一端が該筒型カギ21中央の 挿入溝に挿接される時、連通する円孔18においてピン19により挿接し、一体 に結合する。該平板カギ23と該筒型カギ21中心には予め中心線を設置する。 該筒型カギ21の端部には該施錠体15に対応し移動、開錠するカギ溝22を 設置する。該カギ溝22は様々な数、様々な高さに設置可能で、こうして該施錠 体15の番号を様々に設定する。
【0008】 該筒型カギ21中央に挿接する平板カギ23は、その両側に対称のカギ溝24 を設置し、該カギ溝24は該施錠体16の各一枚の錠片45の円弧溝48位置に 対応し変化させて設置する。 該施錠具11を錠芯に挿入し該二個の施錠体15、16を開錠する時、該カギ 13前端の平板カギ23は先ず該施錠体15のカギ挿入孔33を貫通し、該施錠 体16のカギ挿入孔49中まで至る。該平板カギ23に設置する各一個のカギ溝 24と該施錠体16の各一枚の錠片45は相互に対応する。 該筒型カギ21端面に設置するカギ溝22と該施錠体15の各一個の上錠球3 8も相対し、以って予め設置するカギ溝22の高さにより、各一組の上、下錠球 38、39の隣接する接触面に至るまで、該上錠球38は上方(奥方向)に押さ れ、内に向かって移動する。同時に、該可動施錠アイテム27、該固定施錠アイ テム28の相互に隣接する回転スリット面上の境界面にまで至り、該可動施錠ア イテム27は開放されて該カギ13の筒型カギ21は該可動施錠アイテム27の 回転を連動する。 内縁に設置する施錠体16の各一枚の錠片45は先ず、該平板カギ23の各一 個のカギ溝24により開錠への符合を行なう。符合回転の前に、該施錠体15は 先ず開錠され、それから回転する。 該施錠体16の各一枚の錠片45の符合完了時において、該平板カギ23は各 一枚の錠片45の円弧溝48を連動し、錠芯筒44の溝46位置まで移動させる 。錠ロッド47が元の係合位置より出て来ると、該カギ13は錠芯50の回転を 連動することができる。 もし、該施錠体16各一枚の錠片45の内の一枚が完全に符合しない時には、 該錠ロッド47は開錠位置まで移動することはなく、該錠芯50も回転、開錠す ることは有り得ない。
【0009】 該ハウジング12柱面53前端に設置する施錠体15は、公知の管状錠の錠芯 構造を採用する。該構造は可動施錠アイテム27、固定施錠アイテム28、複数 の上、下錠球38、39、バネ40等の構成部品を含む。 該固定施錠アイテム28中央に円柱孔35を設置し、該可動施錠アイテム27 一端の円柱31を嵌合嵌置する。該円柱31の端部は該固定施錠アイテム28の 外縁を貫通し、短柱面58を保留する。該短柱面58上には左右対称のスリット 平面32を設置する。該短柱面58及び該スリット平面32は連接板17により 嵌接し、該施錠体15と該施錠体16を一体に連結する。 該施錠体15の可動施錠アイテム27、固定施錠アイテム28の隣り合って接 合する平面間には連通した球孔34、36を設置し、該球孔34、36において バネ40、下錠球39、上錠球38を順番に設置する。該施錠体15の施錠状態 時には、該バネ40の弾力により該下錠球39及び該上錠球38を外縁端面に向 かって押して移動させ、複数の上錠球38の円柱端部の柱面は、前端の係合溝2 6内に導入される。該上錠球38の反対端は該可動施錠アイテム27の上球孔3 4内に入り、該下錠球39は該可動施錠アイテム27、該固定施錠アイテム28 間の回転境界面を跨いで横方向の回転を阻止する。 該施錠体15の開放は、該筒型カギ21前端にこれと対応して設けられたカギ 溝22により、該施錠体15の複数の該上、下錠球38、39間の接触する相互 隣接端面を該可動施錠アイテム27、該固定施錠アイテム28の回転境界面位置 まで移動させる。こうして、該筒型カギ21は初めて回転し錠芯を開錠すること ができる。
【0010】 次に図2、3、5、8、10が示すように、該ハウジング12柱面53後端に 設置する施錠体16は、配列片式錠芯或いは類似の錠芯を採用し設置する。該施 錠体16は錠芯筒44、複数の錠片45、錠ロッド47等の部品を含む。 該錠芯筒44はその中央において、複数の錠片45を設置する柱型溝を設置す る。該錠芯筒44の筒体中央には溝46を設置し、該錠芯筒44の反対端には錠 芯50を設置する。 該錠芯筒44柱型溝中に設置する各錠片45外縁にはそれぞれ異なる番号の円 弧溝48を設置する。 該施錠体16は該ハウジング12外縁柱面53上に設置し、該柱面53は該錠 芯筒44の筒体溝46位置に対応し、半円形の錠ロッド溝60を設置する。該錠 ロッド溝60は該施錠体16において組み立て設置する時、該錠ロッド47の一 部分は該錠ロッド溝60中に導入され、一部分は該錠芯筒44の溝46中に導入 される。こうして、該錠ロッド47は該ハウジング12と該錠芯筒44間に嵌合 し、該錠芯筒44の開錠を制限する。該平板カギ23を該施錠体16のカギ挿入 孔49中に挿入する以外は、該平板カギ23の各カギ溝24は、各錠片45の番 号に対応し設置され、そうして初めて各錠片45の回転、移動を連動する。また 同時に、該錠片45側縁の円弧溝48を該錠芯筒44の溝46内縁まで移動させ 、該錠ロッド47が移動可能な空間を増し、該平板カギ23は回転を継続する。 該錠ロッド47は移動空間の増加により、各一枚の錠片45の円弧溝48が該錠 芯筒44の溝46内側に移動する時、該錠芯筒44の溝46及び該複数の錠片4 5は同一直線を呈する円弧溝48中に導入される。こうして、該平板カギ23は 該施錠体16全体及び該錠芯50を回転させ、開錠動作を完成する。
【0011】 該施錠具11のハウジング12中央柱面53には二個の異なる形態の施錠体1 5、16を設置し、該ハウジング12柱面53後端に設置する施錠体16に対し て、該施錠体15中央において平板カギ23を挿通して後端の施錠体16の通道 まで貫通する。該通道は該施錠体15可動施錠アイテム27中央に設置するカギ 挿入孔33で、カギ13の平板カギ23は該カギ挿入孔33を貫通し、該施錠体 16の中央まで延伸し、施錠具を開錠する。 該ハウジング12中央柱面53に設置する二個の施錠体15、16は、連結作 用を達成するために、カギは二個の異なる形態の施錠体を同時に開錠できなけれ ばならない。さもなくば、錠芯50の回転を連動することはできない。該柱面5 3前端に設置する施錠体15は、その構成部品である可動施錠アイテム27内縁 端の円柱31において、短柱面58を増設する。該短柱面58両側において左右 対称のスリット平面32を設置する。該スリット平面32は該固定施錠アイテム 28の外側平面に位置し、嵌接溝43を具える連接板17を嵌合設置する。該連 接板17の端面は該可動施錠アイテム27短柱面58の高さよりやや高いか或い は同等である。 該嵌接溝43の外平面において施錠体16を嵌接する時には、該施錠体16の 錠芯筒44端面及び内縁の錠片45は平坦に接合する。また、該施錠体16の端 面において、嵌合リング57(図3)を該ハウジング12内柱面53の嵌合リン グ溝に嵌接する時、該施錠体15、該連接板17、該施錠体16を該ハウジング 12内柱面53中に緊密に嵌合する。
【0012】 続いて、図2、3、6、7が示すように、該施錠体15可動施錠アイテム27 内縁の短柱面58上において設置する連接板17は、その外環状面上において、 該柱面53に密着する環状面59、及び窪んだ開錠溝41、ブラケット42を設 置する。該ハウジング12の柱面53は該連接板17、開錠溝41の相対する位 置において錠ロッド溝60を設ける。該錠ロッド47は錠ロッド溝60中に設置 され、該連接板17に設置するブラケット42の深度と該錠ロッド溝60におい て該錠ロッド47が突出する高さは同等である。同時に、該ブラケット42の幅 は、該施錠体16の複数の錠片45が開錠するために必要とする最大移動距離に 対応し設置される。 該ブラケット42片側に設置する開錠溝41の溝面の幅は、該錠芯筒44溝の 46幅に対応し設置される。その深度は該錠片45の円弧溝48の深度に対応し 設置され、該施錠体16と該連接板17間の錠ロッド47を水平に設置する。該 施錠具11の未開錠時、該錠ロッド47を設置し、該ハウジング12柱面53に 位置する錠ロッド溝60は、該施錠体16の錠芯筒44の溝46、該連接板17 ブラケット42間の回転スリット面上において、該施錠体16の錠芯筒44の回 転を制限し、該錠芯の回転を連動することはできない。
【0013】 該施錠具11の二個の連結施錠体15、16がカギ13により開錠される時、 該カギ13の筒型カギ21は、カギ溝22により該施錠体15の上錠球38を押 し、可動施錠アイテム27、固定施錠アイテム28間の回転境界スリット面上に おいて移動する。さらに、該平板カギ23は該カギ溝24により該施錠体15の カギ挿入孔33を貫通し、内層の該施錠体16のカギ挿入孔49に至る。該カギ 13は先ず該施錠体15を回転させ開錠し、該可動施錠アイテム27短柱面58 上に設置する連接板17において、それに随い回転する。この時、該ハウジング 12柱面53錠ロッド溝60に嵌合する錠ロッド47は該連接板17の回転を阻 害することはできず、該ブラケット42の溝面と接触、移動する(図6参照)。 該施錠体16錠芯筒44中に設置する各錠片45は、対応するカギ溝24によ りそれぞれ回転され移動し、同時に各錠片45の円弧溝48は錠芯筒44溝46 の相対位置まで回転する。これにより、該錠ロッド47は該錠ロッド溝60より 離脱する空間を具える。 こうして、該カギ13は開錠動作、回転を継続し、該錠ロッド47は該錠芯筒 44の溝46、該ハウジング12の錠ロッド溝60空間により、該錠芯筒44の 溝46、各錠片45の円弧溝48空間まで移動する。これにより、該カギ13は 該施錠体16の錠芯50の回転を連動することが可能となる。
【0014】 上記に続き、該二個の施錠体15、16を連結する連接板17は、該カギ13 の平板カギ23において各錠片45のカギ挿入孔49中に挿入され、該平板カギ 23のカギ溝24は符合のための移動を行なう。この時、番号の錯誤が一組でも あれば、該平板カギ23は最後の回転時において、該錯誤錠片45の円弧溝48 は錠芯筒44溝46の相対位置まで回転しない。即ち、該錠ロッド47は元の位 置に残留し、該錠芯50は開錠されない。
【0015】 該カギ13の筒型カギ21及び平板カギ23が同時に二個の施錠体15、16 を開錠する時、該筒型カギ21は、先ず該可動施錠アイテム27末端の連接板1 7の回転を連動し、該施錠体16の各錠片45は符合を行なう。該施錠体16の 各錠片45の円弧溝48が回転し、該錠芯筒44溝46の内側相対位置に至る時 、該連接板17ブラケット42に沿って接触移動する錠ロッド47は、同時に開 錠溝41位置まで移動し、該施錠体16錠芯筒44溝46と該連接板17間の錠 ロッド47において水平に設置される。こうして、該錠ロッド溝60、該錠芯筒 44の溝46、該連接板17のブラケット42空間により、各錠片45円弧溝4 8、該連接板17開錠溝41の空間は増加し、該錠ロッド47が嵌合位置を離脱 するために必要とする空間を提供する。さらに、該カギ13は開錠符合後の回転 を継続し、該錠芯50の回転を連動し、予期の開錠目的を達成する。 上記のように本考案は、該ハウジング12の内柱面53空間に二組の異なる形 態の施錠体15、16を設置し、該施錠体15、16の開錠方式の差異を利用し 、異なる筒型カギ21、平板カギ23を用い、予め設置した空間に同時に挿入し 、それぞれ開錠のための符合及び回転を行い、該二組の施錠体15、16を開錠 するものである。
【0016】 単独板カギが施錠体15のカギ挿入孔33を貫通し、施錠体16のカギ挿入孔 49に直接伸入し、力ずくの回転方式により、施錠具11を破壊し開錠すること を防止するため、本考案は下記の方式を採用する。 即ち、該二個の施錠体15、16間を連結する連接板17は、該錠ロッド47 の長さの延長及び設置空間(即ち、錠ロッド溝60)の設置により、該単独板カ ギが該施錠体16の符合を完成後も、該錠ロッド47は該施錠体15の未開錠で あるため制限を受け、該連接板17のブラケット42は該錠ロッド47の移動を 阻害する。これにより、該錠ロッド47は該ハウジング12と該錠芯筒44の回 転スリット境界面上において係合され、該施錠体16が開錠されても、該錠ロッ ド47の回転を連動することはできず、該錠芯筒44内縁端の錠芯50は施錠状 態を維持する。
【0017】 さらに、ハウジング12前端の施錠体15が破壊され、連接板17のガードが 破壊により取り除かれる可能性も考えられる。 このような場合に備え、該ハウジング12柱面53の底縁面上には左右対称の 係合溝26を形成する。該施錠体15の各上錠球38は、筒型カギ21カギ溝2 2の推移により開放する他は、該施錠体15の施錠時には該各上錠球38は常に バネ40の推力を受け、該係合溝26の空間へと押される。即ち、力ずくで破壊 される時も、先ず該施錠体15の各上錠球38を推移させる必要があり、さもな くば、未移動の各上錠球38は可動施錠アイテム27と係合溝26間において水 平に阻害し、該可動施錠アイテム27を無理矢理回転させ破壊しようとしても、 それは非常に困難である。 しかも、施錠体15カギ挿入孔33を貫通する平板カギ23は内部の施錠体1 6にまで至る必要があり、さもなくば該施錠体16を破壊することはできない。
【0018】
【考案の効果】
上記のように、本考案は二組の異なる形態の施錠体を設置し、該施錠体は連接 板により連結され、前部に位置する施錠体とハウジング間には係合溝を増設し、 堅固な安全性を提供することができる。本考案施錠具の開錠時には、対応するカ ギを用いなければ、錠芯の回転を連動し開錠することはできない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案施錠具とカギとの関係を示す立体図であ
る。
【図2】本考案施錠具ハウジング内部部品と伝動部品と
の関係を示す分解図である。
【図3】本考案ハウジング内部部品構造を示す断面図で
ある。
【図4】図3の4−4線位置における断面図である。
【図5】本考案ハウジング内の外縁施錠具をカギを挿入
し開ける状況を示す断面図である。
【図6】図3の6−6線位置における断面図である。
【図7】図5の7−7線位置における断面図である。
【図8】図3の8−8線位置における断面図である。
【図9】図5の9−9線位置における断面図である。
【図10】図9に続いて回転を継続する構造の断面図で
ある。
【符号の説明】
11 施錠具 12 ハウジング 13 カギ 15 施錠体 16 施錠体 17 連接板 18 円孔 19 ピン 21 筒型カギ 22 カギ溝 23 平板カギ 24 カギ溝 25 円孔 26 係合溝 27 可動施錠アイテム 28 固定施錠アイテム 29 円柱 31 円柱 32 スリット平面 33 カギ挿入孔 34 上球孔 35 円柱孔 36 下球孔 37 固定孔 38 上錠球 39 下錠球 40 バネ 41 開錠溝 42 ブラケット 43 嵌接溝 44 錠芯筒 45 錠片 46 溝 47 錠ロッド 48 円弧溝 49 カギ挿入孔 50 錠芯 51 短挿入ピン 52 円孔 53 柱面 54 カギ挿入孔 55 環状カギ溝 57 嵌合リング 58 短柱面 59 環状面 60 錠ロッド溝

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主にハウジング、前施錠体、後施錠体、連
    接板、カギを含み、 該ハウジングは中央に該二個の前後施錠体を設置する空
    間を具え、外端面中央には円孔を設置し、該円孔と該施
    錠体可動施錠アイテムは環状カギ溝を形成し、 該前施錠体は該ハウジング中央の柱面空間の外端に設置
    し、 該後施錠体は該ハウジング中央の柱面空間の内端に設置
    し、外端には錠芯を連接し、 該連接板は中央を該前施錠体内縁端の短柱面上において
    嵌合し、外縁には開錠溝及びブラケットを設置し、該後
    施錠体の錠ロッド一端は該溝面において水平に設置さ
    れ、 該カギは筒型カギと平板カギにより構成し、該平板カギ
    は該前施錠体中央のカギ挿入孔を貫通し、該後施錠体中
    央のカギ挿入孔中に至ることを特徴とする二層連結施錠
    具。
  2. 【請求項2】前記施錠具の前施錠体は管状錠芯形態或い
    は類似の錠芯により設置されることを特徴とする請求項
    1記載の二層連結施錠具。
  3. 【請求項3】前記施錠具の後施錠体は配列片式錠芯形態
    或いは類似の錠芯により設置されることを特徴とする請
    求項1記載の二層連結施錠具。
  4. 【請求項4】前記施錠具は管状錠芯形態により設置され
    る可動施錠アイテムで、その中心には平板カギを挿入
    し、内縁の前記後施錠体中央のカギ挿入孔まで貫通する
    カギ挿入孔を設置することを特徴とする請求項1記載の
    二層連結施錠具。
  5. 【請求項5】前記施錠具は管状錠芯形態により設置され
    る可動施錠アイテムで、その後端の円柱末端には前記短
    柱面を延伸し、前記短柱面上において左右対称のスリッ
    ト面を設置し、前記短柱面は前記連接板の中央の嵌接溝
    において嵌接結合され、前記連接板と前記前施錠体は一
    体に連結されることを特徴とする請求項1記載の二層連
    結施錠具。
  6. 【請求項6】前記連接板外柱面上にはブラケットを設置
    し、該ブラケットの深度は前記錠ロッドが錠ロッド溝に
    おいて突出する高さと同等に設置し、該ブラケットの幅
    は、前記施錠体の複数の錠片が開錠するために必要とす
    る最大移動距離に対応し設置されることを特徴とする請
    求項1記載の二層連結施錠具。
  7. 【請求項7】前記連接板外柱面上には開錠溝を設置し、
    該溝面の幅は前記錠芯筒溝の幅と同等で、その深度は前
    記錠片円弧溝の深度に対応し設置されることを特徴とす
    る請求項1記載の二層連結施錠具。
  8. 【請求項8】前記排列片式錠芯形態或いは類似の錠芯に
    より前記ハウジング柱面空間に設置され、前記ハウジン
    グ柱面上において錠ロッドを設置する錠ロッド溝は、前
    記連接板の溝面空間において水平に設置され、該錠ロッ
    ド溝中に設置する錠ロッドは前記連接板のブラケット位
    置に水平に設置されることを特徴とする請求項1記載の
    二層連結施錠具。
  9. 【請求項9】前記ハウジング中央柱面の底縁面上に左右
    対称の係合溝を設置し、該係合溝の幅は前記前施錠体を
    管状錠芯形態に設置する時、前記前施錠体の複数の上錠
    球端部分端面は該係合空間に導入され、前記ハウジング
    と係合、結合することを特徴とする請求項1記載の二層
    連結施錠具。
  10. 【請求項10】主にハウジング中央空間に二個の前後施
    錠体を設置し、該前施錠体は管状錠芯により設置され、
    該後施錠体は配列片式錠芯形態或いは類似の錠芯により
    設置され、該二個の前後施錠体は同一中心線上に配列さ
    れ、該二個の前後施錠体の開錠には二種の異なる形態の
    カギを挿入する必要があり、 該カギは筒型カギ、平板カギを含み、 該筒型カギは中央において該平板カギを挿入、結合する
    挿入溝を設置し、側縁には水平方向の円孔を設置し、該
    挿入溝は該平板カギにより挿入、結合され、該側縁はピ
    ンにより挿入、結合され、該筒型カギ端面において複数
    のカギ溝を設置し、各カギ溝の設置位置は該管状錠の錠
    球位置と相互に対応し、 該平板カギの一端は該筒型カギ中央の挿入溝に挿置さ
    れ、該平板カギの外縁には複数のカギ溝を設置し、各カ
    ギ溝と排列片式錠芯の各錠片は対応し設置されることを
    特徴とする二層連結施錠具。
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