JP3087560B2 - 熱転写用インクシートカセット - Google Patents

熱転写用インクシートカセット

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JP3087560B2
JP3087560B2 JP06058752A JP5875294A JP3087560B2 JP 3087560 B2 JP3087560 B2 JP 3087560B2 JP 06058752 A JP06058752 A JP 06058752A JP 5875294 A JP5875294 A JP 5875294A JP 3087560 B2 JP3087560 B2 JP 3087560B2
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和宏 西川
敬之 河村
哲也 外村
貴之 小池
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Panasonic Holdings Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写記録装置等に用
いる熱転写用インクシートカセットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばカラーテレビ等の画像を紙
面にプリントアウトするための熱転写プリンタ等では、
熱転写用インクシートを収納したインクシートカセット
を使用しているものがあり、実開昭61ー10854号
公報に開示されたものがある。その構成について、以
下、図7を用いて説明する。
【0003】図7において、1は上ケース、2は下ケー
ス、3は上ケース1に設けられた開口部、4は下ケース
2に設けられた開口部、5は上ケース1と下ケース2の
内部に収納されるインクシート、6はインクシート5を
供給する供給リール、7はインクシート5を巻取る巻取
リールである。
【0004】以下その動作について説明する。図7にお
いて、インクシートカセットは上ケース1及び下ケース
2とからなるインクシートカセット筐体の中央部に、転
写のための開口部3、4を設け、この開口部3、4にイ
ンクシート5が臨むことができるように供給リール6及
び巻取リール7を収納し、上ケース1と下ケース2から
なる筐体を熱溶着等により固着し一体化した構造となっ
ている。
【0005】また、インクシート5は熱硬化性プラスチ
ックのPETを基材に上面に熱昇華性染料が塗布された
ものであり、一方、上ケース1と下ケース2からなる筐
体はABS樹脂等に代表される熱溶融性プラスチック材
料で成形された構造となっており、それぞれ相反する特
性の材料で構成されている。しかも、インクシート5は
消耗品であり、記録に伴いインクシートが消費され、指
定された枚数の転写が終了すると、例えば熱転写記録装
置等においてはユーザー側で交換し、使用済みのインク
シートカセットは廃棄処分しなくてはならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、プラスチック材料を再利用、再資源化、
あるいは廃棄処分する場合においては、特性の異なる物
質の材料を分別して廃棄することが必要であり、上記の
インクシートカセットの構造のように、熱溶着等で完全
に固着され一体化された構造においては分解が困難なた
め、インクシートと上ケース及び下ケースとを分別して
廃棄することが困難である。
【0007】本発明は上記のような問題点を解決するも
ので、分別廃棄処分が容易に行える熱転写用インクシー
トカセットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するために本発明は、基材上に熱転写用インクを塗布し
幅広のインクシートと、インクシートを巻回した供給
リールと、インクシートを張架し巻取る巻取リールと、
張架した前記インクシートのインク面を露出する開口孔
を有し供給リール及び巻取リールを収納せしめるインク
シートカセット筐体を構成する上ケース及び下ケース
と、インクシートカセット筐体は各リールの周囲に円筒
状に設けた筐体であり且つ各リールの両端部を連結した
形状であり、上ケースと下ケースの合わせ面は溶着され
且つ少なくとも1個の切欠部を形成したものである。
【0009】
【作用】上記構成により、切欠部にマイナスドライバー
等を差し込んでこじることにより上ケースと下ケースと
を分解することができるため、中のインクシートを取り
出すことができ、インクシートと筐体とを分別して廃棄
することができる。
【0010】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の一実施例について図面を用
いて説明する。
【0011】図1は本実施例の熱転写用インクシートカ
セットの斜視図、図2は要部斜視図、図3〜図6は要部
断面図である。図において、101は上ケース、102
は下ケース、103はインクシート、104は上ケース
101と下ケース102の接合部分に設けられた切欠部
である。
【0012】以上のような熱転写用インクシートカセッ
トについて、以下その分解方法について説明する。
【0013】図3に示すように、本体側面に設けられた
切欠部104にマイナスドライバーを矢印方向に挿入
し、挿入後、マイナスドライバーを回転あるいは上下に
動かすなどすると、上ケース101と下ケース102の
係合が外れ、分解されるものである。また、図4に示す
ように、先端がくさび形状の分解用工具を矢印方向に挿
入して、上ケース101と下ケース102の係合を外
し、分解することもできる。
【0014】上記のような方法により分解した熱転写用
インクシートカセットは、プラスチックよりなる上ケー
ス101及び下ケース102と、インクシート103と
を分別して廃棄できるというものである。
【0015】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図面を用いて説明する。
【0016】図5は本実施例の要部断面図である。図5
において、本体側面に設けられた切欠部104に、内側
に行くほど狭くなるようなテーパ105を設け、この切
欠部104にマイナスドライバーや分解用工具などを挿
入し、上ケース101と下ケース102の係合を外し、
分解するものである。そして、プラスチックよりなる上
ケース101及び下ケース102と、インクシート10
3とを分別して廃棄する。
【0017】以上のように本実施例によれば、切欠部1
04にテーパ105を設けたので、マイナスドライバー
や分解用工具を挿入しやすく、分解しやすいようにした
ものである。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、本体側面
の上ケースと下ケースの係合部分に切欠部を設けたの
で、マイナスドライバーなどによって容易に分解可能と
なり、本体内部に収納されている消耗したインクシート
と、上ケースおよび下ケースとを分別して廃棄ができる
という優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の熱転写用インクシートカセ
ットの斜視図
【図2】同実施例における要部斜視図
【図3】同実施例における要部断面図
【図4】同実施例における要部断面図
【図5】同実施例における要部断面図
【図6】同実施例における要部断面図
【図7】従来の熱転写インクシートカセットの斜視図
【符号の説明】
101 上ケース 102 下ケース 103 インクシート 104 切欠部
フロントページの続き (72)発明者 外村 哲也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 小池 貴之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−177893(JP,A) 特開 平7−76158(JP,A) 特開 昭63−197679(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 17/32 B41J 17/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に熱転写用インクを塗布した幅広
    インクシートと、前記インクシートを巻回した供給リ
    ールと、前記インクシートを張架し巻取る巻取リール
    と、張架した前記インクシートのインク面を露出する開
    口孔を有し前記供給リール及び巻取リールを収納せしめ
    るインクシートカセット筐体を構成する上ケース及び下
    ケースと、前記インクカセット筐体は前記各リールの周
    囲に円筒状に設けた筐体であり且つ前記各リールの両端
    部を連結した形状であり、前記上ケースと前記下ケース
    の合わせ面は溶着され且つ少なくとも1個の切欠部を形
    成したことを特徴とする熱転写用インクシートカセッ
    ト。
  2. 【請求項2】 切欠部はインクシートカセット筐体の内
    部まで貫通するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の熱転写用インクシートカセット。
  3. 【請求項3】 切欠部は、その上下幅寸法内部方向に
    向かって狭くなる傾斜部を持つことを特徴とする請求項
    1記載の熱転写用インクシートカセット。
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