JP3087541B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3087541B2
JP3087541B2 JP05283162A JP28316293A JP3087541B2 JP 3087541 B2 JP3087541 B2 JP 3087541B2 JP 05283162 A JP05283162 A JP 05283162A JP 28316293 A JP28316293 A JP 28316293A JP 3087541 B2 JP3087541 B2 JP 3087541B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリなどの電子写真装置の潜像担持体に現像ロー
ル上のトナーを移動させて付着させる現像装置に関し、
特に、トナーと磁性キャリアとを有する二成分現像剤を
用い、現像ロール上の現像剤層が潜像担持体に非接触の
ままトナーを移動させる現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の現像装置として、従来、下記
(J01)の技術が知られている。 (J01)(特開昭60−176069号公報記載の技
術)この公報には、二成分現像剤の薄層を潜像担持体と
非接触となるように磁石を内包した現像ロール上に形成
し、直流電界に交流電界を重畳した現像電界を、潜像担
持体と現像ロール間に印加し、現像を行う方法が記載さ
れている。
【0003】前記従来の技術(J01)は下記の問題点が
ある。前の工程で現像されたトナーを乱さないようにす
るため、現像剤を潜像担持体に十分接触させない設定に
なっている。そのため、現像効率を十分確保する事は困
難である。これを回避するには、トナー濃度をあげて、
非接触時の現像効率を上げる方策もあるが、この場合か
ぶりを抑えるために、トナー濃度を極めて精度よく制御
しなければならない。
【0004】(J02)(特開平3−113474号公報
記載の技術)この公報には、磁気ロールを用いて二成分
現像剤をドナーロールに進ませ、前記ドナーロール上に
トナーを転移させてトナー層を形成し、前記ドナーロー
ル上に形成したトナー層に接触または近傍に配置された
電極部材ワイヤにより、トナー雲を形成して、潜像を現
像する方法が記載されている。この方法によれば、前記
ドナーロール上に形成したトナー層に接触または近傍に
配置された電極部材ワイヤに交流電圧を印加するなどの
方法により、電極部材ワイヤ近傍にトナー雲が形成さ
れ、高効率の現像が達成される。
【0005】前記従来の技術(J02)は下記の問題点が
ある。副次的な問題点として、前記電極部材ワイヤに、
粗大トナー粒子、トナーの凝集体、空中を漂う埃の繊
維、転写紙を形成する紙の繊維などの所謂異物が現像動
作中に引っ掛かり、電極部材ワイヤ部に局部的に蓄積さ
れて、前記ドナーロール上に形成したトナー層に筋を作
ったり、電極部材ワイヤに印加するバイアス電圧により
形成される、電界の均一性を局部的に乱す原因となる
為、様々な画像欠陥をもたらすという現象がある。
【0006】(J03)(特開昭57−207266号公
報記載の技術)この公報には、ブラシ状ローラでクラウ
ドを作りワイヤ電極部材に交流電界と直流電界を与えて
トナーに泳動を与える方法が記載されている。
【0007】前記従来の技術(J03)は下記の問題点が
ある。この方法の欠点は、ブラシ状ローラによるトナー
帯電の安定性が低いこととワイアー部へのトナーの塊や
繊維状の異物の引っ掛かりである。
【0008】(J04)(電子写真学会誌第28巻第3
号、第40頁、山本肇他著(編)、「色がさね現象によ
るカラー電子写真プロセス」)この刊行物には、一成分
現像によりドナーロール上にトナー層を形成し、ドナー
ロールと潜像担持体間距離を150ミクロン程に非常に
近接させて、直流電界を印加し、既に潜像担持体上に現
像されている現像トナー像を乱すことなく色がさね現像
を可能とする装置の記載がある。
【0009】前記従来の技術(J04)は下記の問題点が
ある。この装置においては一成分トナーの帯電を帯電ブ
レードに頼っており、トナーの帯電量が不安定なこと
や、ドナーロールとトナーの接触力がかなり強くトナー
が選択的に現像されるため、現像されにくいトナーが徐
々に現像装置内に残留し、画像濃度が比較的短期に低下
する欠点がある。
【0010】(J05)(特開平4−70874号公報記
載の技術)この公報には、現像ロールの周速を略1と
し、励起電極を設け、トナーを現像剤表面に引き上げる
方法が提案されている。
【0011】前記従来の技術(J05)は下記の問題点が
ある。潜像担持体と現像剤が接触状態である事から、前
段階で現像したトナー像を乱すことは避けられない。ま
た現像ロール上の現像剤は現像ロール磁極部でトナー密
度の高い表層が反転し底層に移動するため、磁極と電極
部材の位置によっては高効率の現像が実現できないとい
う欠点を有している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記従来技術
に鑑み、下記の記載内容を課題とする。 (O01)十分な現像効率を有し、トナーの帯電量が安定
で、色重ね現像が可能な非接触型の現像装置を提供する
こと。
【0013】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。ま
た、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0014】(本発明) 前記課題を解決するために、本発明の現像装置は、現像
領域(R)において潜像担持体(S)に対向して配置さ
れるとともに表面に付着したトナー及び磁性キャリアか
らなる現像剤を前記現像領域(R)に搬送する現像ロー
ル(3)と、前記現像ロール(3)内側に配置された磁
石(8,9,10)と、前記磁石(8,9,10)を固
定状態で支持するとともに前記現像ロール(3)を回転
可能に支持する現像装置ケース(1)と、前記現像領域
(R)において現像ロール(3)表面及び潜像担持体
(S)表面間に電界を形成して前記現像ロール(3)表
面のトナーを前記潜像担持体(S)に移動させるバイア
ス電源とを備えた現像装置において、下記の要件を備え
たことを特徴とする、 (Y01) 前記現像領域(R)において現像ロール
(3)表面に沿う磁力線が形成されるように前記現像ロ
ール(3)内側の磁石(8,9)の磁極が前記現像領域
(R)の現像剤搬送方向の両外側に配置されたこと、 (Y02) 前記磁極間でかつ前記現像領域(R)の前記
現像剤搬送方向上流側の現像ロール(3)表面から所定
距離離れた位置に電極部材(11)を配置したこと、 (Y03) 前記電極部材(11)は前記現像ロール
(3)に対して前記現像ロール(3)表面の現像剤層中
のトナーを現像剤表層側に引き寄せる直流電圧のみが印
加されていること。
【0015】前記本発明の構成要件(Y03)中の「前記
現像ロール(3)表面の現像剤層中のトナーを現像剤表
層側に引き寄せる直流電圧のみが印加されている」の意
味は、接地されている場合(0ボルトの直流電圧が印加
されている場合)を含むものとする。 (本発明の実施態様1) 本発明の実施態様1の現像装置は、前記本発明の現像装
置において下記の要件を備えたことを特徴とする、 (Y04) 前記電極部材(11)は接地電極部材とした
こと。
【0016】(本発明の実施態様2)本発明の現像装置
の実施態様2は、前記本発明または本発明の実施態様1
の現像装置において、下記の要件を備えたことを特徴と
する、(Y05) 前記電極部材(11)を現像ロール
(3)表面の現像剤に接触するように配置したこと。
【0017】(本発明の実施態様3)本発明の現像装置
の実施態様3は前記本発明の実施態様2の現像装置にお
いて、下記の要件を備えたことを特徴とする、(Y06)
前記電極部材(11)を現像ロール(3)表面の現像
剤の層厚規制部材として用いたこと。
【0018】(本発明の実施態様4)本発明の現像装置
の実施態様4は前記本発明または本発明の実施態様1〜
3のいずれかの現像装置において下記の要件を備えたこ
とを特徴とする、(Y06) 前記現像ロール(3)表面
及び潜像担持体(S)表面間に印加される電界は、直流
電界に交流電界を重畳した電界であること。
【0019】
【作用】
(本発明の作用)次に、前述の特徴を備えた本発明の作
用を説明する。前述の特徴を備えた本出願の第1発明の
現像装置では、現像装置ケース(1)により現像ロール
(3)が回転可能に支持され、その現像ロール(3)内
側に配置された磁石(8,9,10)は固定状態で支持
されている。前記現像ロール(3)はその表面に付着し
たトナー及び磁性キャリアからなる現像剤を前記現像領
域(R)に搬送する。前記現像ロール(3)内側の磁石
(8,9)の磁極は現像領域(R)の上流側および下流
側に配置されており、前記現像領域(R)においては磁
力線が現像ロール(3)表面に沿って形成されている。
このため、前記現像領域(R)においては、現像ロール
(3)表面の現像剤は磁力線に沿って配置されるため、
現像剤の層厚が薄くなる。このため、現像領域(R)で
の現像剤の層厚は潜像担持体(S)に接触しないよう規
制される。
【0020】前記磁極間でかつ前記現像領域(R)の前
記現像剤搬送方向上流側の現像ロール(3)表面から所
定距離離れた位置に配置された電極部材(11)は現像
ロール(3)との間の直流電位差により、現像ロール
(3)表面の現像剤中のトナーを現像ロール(3)表面
から外方(現像剤表層側)に引き寄せる。すなわち、現
像ロール(3)上の現像剤層中のトナーは電極部材(1
1)近傍で潜像担持体(S)に近づく側(現像剤表層
側)に引き寄せられる。前記現像領域(R)に対応した
現像ロール(3)内部には磁極が存在しないため、現像
剤表層側に引き寄せられたトナーはそのままの状態で現
像領域(R)に進行するため、非接触で高効率の現像が
実現できる。
【0021】(本発明の実施態様1の作用)前記本発明
の実施態様1の現像装置は前記電極部材(11)を接地
電極部材としたので、電源を用いる必要がない。
【0022】(本発明の実施態様2の作用)前記本発明
の実施態様2の現像装置では、前記電極部材(11)を
現像ロール(3)表面の現像剤に接触するように配置し
ているので、現像剤が常に電極部材(11)をこすりな
がら移動する。このため、電極部材(11)上にトナー
が付着してそれが固まるというような事態の発生が防止
される。前記電極部材(11)を現像ロール(3)表面
上の現像剤から離れて配置した場合には、電極部材(1
1)上にトナーが溜まって固まり、そのトナーの固まり
が落ちたときに、画質が悪くなるという事態が発生し得
るが、本発明の実施態様の2ではそれを防止することが
できる。
【0023】(本発明の実施態様3の作用)前記本発明
の実施態様3の現像装置では、前記電極部材(11)を
現像ロール(3)表面の現像剤の層厚規制部材として用
いたので、従来用いていた層厚規制部材は省略すること
ができる。
【0024】(本発明の実施態様4の作用)前記本発明
の実施態様4の現像装置では、前記現像ロール(3)表
面及び潜像担持体(S)表面間に印加される電界が、直
流電界に交流電界を重畳した電界であるので、現像効率
を上げることができる。
【0025】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施例を
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。 (実施例1)図1は本発明の現像装置の実施例1の縦断
面図である。図2は図1の現像領域R部分の拡大図で同
実施例1の作用説明図である。図1および図2におい
て、潜像担持体Sに隣接して図中右側に現像装置Gが配
置されている。現像装置Gの現像装置ケース1は図1
中、前記潜像担持体Sに対向する左側面に開口部2が形
成されている。現像装置ケース1の内部には前記開口部
の右側に現像ロール3が回転可能に支持されている。こ
の現像ロール3は反時計周りに回転駆動されるようにな
っている。この現像ロール3と前記潜像担持体Sとが対
向する部分の狭い空間により現像領域Rが形成されてい
る。
【0026】この現像ロール3の右側には現像装置ケー
ス1内部のトナーおよび磁性キャリアから構成される現
像剤を撹拌し且つ現像ロール3に供給する第1オーガー
4が配置されている。この第1オーガー4の右側には前
記現像剤を撹拌する第2オーガー6が配置されている。
前記現像装置ケース1には、現像剤層厚規制部材7が支
持されている。この現像剤層厚規制部材7は、その先端
部が前記現像ロール3表面に隣接して配置されており、
現像ロール3表面に付着して搬送される現像剤の層厚を
規制する機能を有している。
【0027】前記現像ロール3の内側には、3個の磁石
8,9,10が配置されている。磁石8は反時計周りに
回転駆動される現像ロール3内部において、前記現像領
域Rの上流側の位置に対応して配置され、磁石9は下流
側の位置に対応して配置されている。また、磁石10は
前記第1オーガー4に対向する位置の少し上方に配置さ
れている。前記現像装置ケース1により支持された電極
部材11は、前記現像領域Rの上流側で且つ、前記磁石
8の下流側に配置されている。この電極部材11は前記
現像ロール3表面に付着した現像剤層が接触するよう
に、現像ロール3表面から所定の距離だけ離れた位置に
配置されている。この電極部材11は接地されており、
前記現像ロール3に対して相対的にプラスのバイアス電
位が付与されている。なお、前記潜像担持体Sも現像ロ
ール3に対して相対的にプラスのバイアス電位が付与さ
れている。
【0028】(実施例1の作用) 次に前述の構成を備えた本発明の実施例1の作用を説明
する。現像剤は前記第1、第2オーガー4,6で攪拌/
搬送され、現像ロール3にピックアップされる。現像ロ
ール3付着した現像剤は現像剤層厚規制部材7にて搬送
量を規制される。現像剤層厚規制部材7を通過した現像
剤は現像ロール3の表面に付着して搬送され、前記電極
部材11を接触通過した後、現像領域Rに進入する。こ
の時、潜像担持体Sは、前工程で−500〜−800V
程度に一様に帯電され、その後、画像部を露光され、画
像部の電位は−100〜−200V程度に低下する。こ
の状態で潜像担持体Sは矢印A方向に沿って移動してく
る。ここでトナーは負帯電トナーのため、露光部は現像
が行われ、残った現像剤は現像装置ケース1内部に回収
される。
【0029】次に図2により、現像領域R近傍の現像剤
の挙動を説明する。現像ロール3に付着した現像剤は、
磁力線に沿ってほぼ図2に示すのような形態で搬送され
る。図中で白丸はキャリア、黒丸はトナーを示す。従来
の現像方式では、磁極上に付着した現像剤を使い、磁極
上の現像剤ブラシで現像するのが一般的であるが、トナ
ー像を重ねて現像を行う方式の場合、この方式だと、前
工程で現像されたトナーを、前記の現像剤ブラシがこす
ってしまい、画像を著しく乱してしまう。そこで、本発
明では磁石を現像領域Rの両側に配置している。それに
より現像領域Rでは磁力線が潜像担持体Sに沿って存在
し、かつ非接触に設定されているため、現像剤は前のト
ナー像を乱す事はない。
【0030】しかしながらこの状態では現像効率が著し
く低下するため、何らかの手段によって現像効率を確保
する必要がある。特開昭60−176069において
は、直流電界に交流電界を重畳した現像電界を現像ロー
ルに印加し、現像効率を上げる方策が考案されている。
しかしながら、先に述べたように十分な現像効率を確保
する事は困難である。そこで、本発明では、現像領域R
の上流側で、かつ前記の磁石の下流側に電極部材11を
設けている。この電極部材11は現像ロール3に対して
電位差を設けるように設定される。すなわち、現像ロー
ル3上のトナーが電極部材11側に引き寄せられるよう
設定されており、そのためのバイアス電位は、電極部材
11を接地させることで形成している。
【0031】これによりトナーは、現像ロール3の搬送
に伴い、電極部材11近傍で現像剤の表層側に引き寄せ
られる。これにより現像領域R近傍でトナーは現像剤の
表層側に多く存在するので、潜像担持体S上に移動し易
くなり、非接触状態のまま現像効率を上げる事が可能に
なる。また、電極部材11近傍では現像剤が非接触であ
る必然性はないため、電極部材11と現像剤を接触させ
ることで、トナーを効率良く現像剤の表層側に引き寄せ
る事が可能になる。さらに本実施例1では現像ロール3
に直流電界に交流電界を重畳した電界(たとえばDC−
400V、ACPeak to Peak1.5KV
(周波数1.5KHz))を印加する事で、現像効率を
さらに上げている。
【0032】(実施例2)次に、図3,4により本発明
の現像装置の実施例2について説明する。図3は本発明
の現像装置の実施例2の縦断面図である。図4は同実施
例2で使用される電極部材11の詳細説明図である。な
お、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成
要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その
詳細な説明を省略する。この実施例2は、下記の点(S
01),(S02)で前記実施例1と相違しているが、他の
点では前記実施例1と同様に構成されている。 (S01) 前記実施例1の現像剤層厚規制部材7を省略
して、電極部材11を現像ロール3表面の現像剤の層厚
を規制する部材(現像剤層厚規制部材)として用いた
点。 (S02) この実施例2の電極部材11は、図3,4に
示すように、現像装置ケース1に支持された板バネ11
a、この板バネ11aの先端に固着された弾性部材11
b、および電極11cから構成されている。
【0033】(実施例2の作用)前記板バネ11a先端
に固着された電極11cを現像剤と接触させることで、
現像剤の層厚を規制すると共に、電極部材11としての
効果(現像剤層の中のトナーを現像剤表層側に引き寄せ
る効果)を得ることができる。なおこの実施例2は、表
現を変えると、前記図1に示す実施例1の現像剤層厚規
制部材7を前記磁石8,9間の上流側に設け、その現像
剤層厚規制部材7先端に電極を形成したものであるとも
言える。
【0034】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。
【0035】(H01) 現像ロール3と第1オーガー4
との間に、現像剤を現像ロール3に搬送するパドルホイ
ールを配置することも可能である。
【0036】
【発明の効果】前述の本発明の現像装置は、下記の効果
を奏することができる。 (E01) 非接触現像を達成した上で、十分な現像効率
を低コストで実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の現像装置の実施例1の縦断面
図である。
【図2】 図2は前記図1の現像領域R部分の拡大図で
同実施例1の作用を説明ための図である。
【図3】 図3は本発明の現像装置の実施例2の縦断面
図である。
【図4】 図4は同実施例2で使用される電極部材11
の詳細説明図である。
【符号の説明】
R…現像領域、S…潜像担持体、1…現像装置ケース、
3…現像ロール、8…磁石、9…磁石、10…磁石、1
1…電極部材、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢加部 豊 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 桶川 長和 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−118799(JP,A) 特開 平3−145664(JP,A) 特開 平4−70874(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 - 15/095 G03G 15/06 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像領域において潜像担持体に対向して
    配置されるとともに表面に付着したトナー及び磁性キャ
    リアからなる現像剤を前記現像領域に搬送する現像ロー
    ルと、前記現像ロール内側に配置された磁石と、前記磁
    石を固定状態で支持するとともに前記現像ロールを回転
    可能に支持する現像装置ケースと、前記現像領域におい
    て現像ロール表面及び潜像担持体表面間に電界を形成し
    て前記現像ロール表面のトナーを前記潜像担持体に移動
    させるバイアス電源とを備えた現像装置において、下記
    の要件を備えたことを特徴とする現像装置、 (Y01) 前記現像領域において現像ロール表面に沿う
    磁力線が形成されるように前記現像ロール内側の磁石の
    磁極が前記現像領域の現像剤搬送方向の両外側に配置さ
    れたこと、 (Y02) 前記磁極間でかつ前記現像領域の前記現像剤
    搬送方向上流側の現像ロール表面から所定距離離れた位
    置に電極部材を配置したこと、 (Y03) 前記電極部材は前記現像ロールに対して前記
    現像ロール表面の現像剤層中のトナーを現像剤表層側に
    引き寄せる直流電圧のみが印加されていること。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9098011B2 (en) 2011-01-26 2015-08-04 Canon Kabushiki Kaisha Development device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9098011B2 (en) 2011-01-26 2015-08-04 Canon Kabushiki Kaisha Development device

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JPH07134500A (ja) 1995-05-23

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